JPH11108133A - 車両用5速自動変速機のパワートレーン - Google Patents

車両用5速自動変速機のパワートレーン

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JPH11108133A
JPH11108133A JP10114004A JP11400498A JPH11108133A JP H11108133 A JPH11108133 A JP H11108133A JP 10114004 A JP10114004 A JP 10114004A JP 11400498 A JP11400498 A JP 11400498A JP H11108133 A JPH11108133 A JP H11108133A
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JP
Japan
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planetary gear
gear set
simple planetary
sets
planet carrier
Prior art date
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Pending
Application number
JP10114004A
Other languages
English (en)
Inventor
Shojutsu Boku
鍾 述 朴
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Hyundai Motor Co
Original Assignee
Hyundai Motor Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Hyundai Motor Co filed Critical Hyundai Motor Co
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H3/00Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
    • F16H3/44Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion
    • F16H3/62Gearings having three or more central gears
    • F16H3/66Gearings having three or more central gears composed of a number of gear trains without drive passing from one train to another
    • F16H3/666Gearings having three or more central gears composed of a number of gear trains without drive passing from one train to another with compound planetary gear units, e.g. two intermeshing orbital gears
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H3/00Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
    • F16H3/44Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H2200/003Transmissions for multiple ratios characterised by the number of forward speeds
    • F16H2200/0047Transmissions for multiple ratios characterised by the number of forward speeds the gear ratios comprising five forward speeds
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H2200/2002Transmissions using gears with orbital motion characterised by the number of sets of orbital gears
    • F16H2200/2012Transmissions using gears with orbital motion characterised by the number of sets of orbital gears with four sets of orbital gears

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Structure Of Transmissions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オバードライブ時、出力要素より早く回転す
る作動要素を除去して動力の損失を最小化して、小型で
軽量化に寄与できる車両の5速自動変速機のパワートレ
ーンを提供する。 【解決手段】 2つの単純遊星ギヤセットの組合により
4つの作動要素を保有し、これら作動要素中ある1つの
作動要素が常に入力要素として作動する第1遊星ギヤセ
ットと、2つの単純遊星ギヤセットの組合により4つの
作動要素を保有し、その中である1つの作動要素が前記
第1遊星ギヤセットのある1つの作動要素と固定連結さ
れ、他のある1つの作動要素が第1遊星ギヤセットのあ
る2つの作動要素と各々可変的に連結され、また他のあ
る1つの作動要素が常に出力要素として作用する第2遊
星ギヤセットと、前記第1、2遊星ギヤセットの可変連
結部位に選択的に動力伝達を取り締まるクラッチ手段
と、前記第1、2遊星ギヤセットの作動要素の中で各々
ある1つの作動要素が反力要素として作用できるように
するブレーキ手段と、を含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用5速自動変速
機のパワートレーンに関するもので、より詳しく説明す
ると、4つの遊星ギヤセットと4つの摩擦要素として前
進5速および後進1速の変速段を実現することである。
【0002】
【従来の技術】一般的に車両用自動変速機は車両の走行
速度と負荷の変動により変速比を自動制御するトランス
ミッション制御ユニットを備えている。前記トラスミッ
ション制御ユニットはパワートレーンに設置された多数
の摩擦要素を作動または非作動状態に制御して遊星ギヤ
セットの3要素(太陽ギヤ、リングギヤ、遊星キャリ
ア)の中でいずれの要素を入力要素とし、他の要素を反
力要素として選択して出力段回転数を調節する。
【0003】実際に前進4速と後進1速の変速比が出力
できるパワートレーンを設計するためには2つの単純遊
星ギヤセットを組合した複合遊星ギヤセットと、最小5
つの摩擦要素とを使用しなければならない。そして前記
複合遊星ギヤセットは少なくとも相違な二つの要素が相
互共用されるように遊星キャリアが相互直結したり、太
陽ギヤを共用して遊星キャリアとリングギヤを直結させ
たり、遊星キャリアとリングギヤが相互直結して4つの
独立作動要素を保有するようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記のようなパ
ワートレーンの場合には前進4速と後進1速の変速段が
得られるため、最近高出力化されたエンジンの性能を充
分利用し得ないと言う問題点が発生する。
【0005】言い換えると、車両用自動変速機は高出力
エンジンとしてエンジンの性能を充分活用できない場
合、燃費、動力性能及び駆動性能が悪くなる。
【0006】かかる原因によって最近高出力エンジンで
エンジン性能を充分活用するために変速比を一層多段化
する前進5速、後進1速の変速段を保有するパワートレ
ーンが提案されている。
【0007】前記のように前進5速、後進1速の変速段
のために提案されている従来のパワートレーンは3つの
単純遊星ギヤセットと6つの摩擦要素を必要としたり、
3つの単純遊星ギヤセットと7つの摩擦要素を必要とす
るパワートレーンが提供されている。
【0008】しかし、前記のような前進5速、後進1速
の変速段のための従来のパワートレーンは前記3つの単
純遊星ギヤセットと7つの摩擦要素を必要とするが、そ
の構成が複雑だけでなく制御し難い問題点を含んでい
る。
【0009】そして製造コストの上昇はユーザーの負担
に跳ね返って販売競争力でも劣る結果を生む。
【0010】また前記のようなパワートレーンに於いて
は、オバードライブ時出力要素より早く回転する作動要
素があるので動力損失が大きく、多数の摩擦要素により
大きくてまた重いので軽量化に逆行する。
【0011】したがって、本発明は前記のような問題点
を解決するために発明されたもので、本発明の目的はオ
バードライブ時、出力要素より早く回転する作動要素を
除去して動力の損失を最小化して、小型で軽量化に寄与
できる車両の5速自動変速機のパワートレーンを提供す
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】これを実現するために本
発明は4つの単純遊星ギヤを4つの摩擦要素で組合して
前進5速、後進1速の変速比を持たせたことに特徴があ
る。
【0013】具体的には2つの単純遊星ギヤセットの組
合により4つの作動要素を保有し、これら作動要素の中
でいずれか1つの作動要素が常に入力要素として作動す
る第1遊星ギヤセットと、2つの単純遊星ギヤセットの
組合によって4つの作動要素を保有し、その中である1
つの作動要素が前記第1遊星ギヤセットのある1つの作
動要素と固定連結され、他のある1つの作動要素が第1
遊星ギヤセットのある2つの作動要素と各々可変的に連
結され、また他のある1つの作動要素が常に出力要素と
して作用する第2遊星ギヤセットと、前記第1、2遊星
ギヤセットの可変連結部位に選択的に動力伝達を制御す
るクラッチ手段と、前記第1、2遊星ギヤセットの作動
要素の中で少なくともある1つの作動要素を反力要素と
して作用させるブレーキ手段と、を含むことを特徴とす
る。
【0014】また、2つの単純遊星ギヤセットの組合に
より4つの作動要素を保有しながら第1作動要素が常に
入力要素として作用する第1遊星ギヤセットと、2つの
単純遊星ギヤセットの組合より4つの作動要素を保有し
ながら第1作動要素が常に出力要素として作用し、第2
作動要素が前記第1遊星ギヤセットの第2、3作動要素
と各々可変的連結が行われ、第3作動要素が前記第1遊
星ギヤセットの第4作動要素と常に固定的に連結される
第2遊星ギヤセットと、前記第1遊星ギヤセットと第2
作動要素の可変連結部位に各々介在されて動力伝達を制
御するクラッチ手段と、前記第1、2遊星ギヤセットの
作動要素の中で各々ある一つの作動要素を反力要素とし
て作用させるブレーキ手段と、を含むことを特徴とす
る。
【0015】また、ダブルピニオン遊星ギヤセットでる
第1、2単純遊星ギヤセットを組合する時、第1単純遊
星ギヤセットの太陽ギヤとリングギヤが第2単純遊星ギ
ヤセットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定連結さ
れて4つの作動要素を保有し、これらの中でいずれか1
つの作動要素が入力される第1遊星ギヤセットと、ダブ
ルピニオン遊星ギヤセットである第3、4単純遊星ギヤ
セットを組合する時、第3単純遊星ギヤセットの太陽ギ
ヤとリングギヤが第4単純遊星ギヤセットの遊星キャリ
アとリングギヤに各々固定連結されて4つの作動要素を
保有し、ある1つの作動要素が前記第1遊星ギヤセット
のある1つの作動要素に固定連結され、他の1つの作動
要素が前記第1遊星ギヤセットのある2つの作動要素と
可変的に連結され、他のある1つの作動要素が出力要素
となる第2遊星ギヤセットと、前記第1、2遊星ギヤセ
ットの可変連結部位に介在されて選択的に動力伝達を制
御するクラッチ手段と、前記第1、2遊星ギヤセットの
作動要素の中で各々ある1つの作動要素を選択的な反力
要素として作用させるブレーキ手段と、を含むことを特
徴とする。
【0016】また、ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
る第1、2単純遊星ギヤセットを組合する時、第1単純
遊星ギヤセットの太陽ギヤとリングギヤが第2単純遊星
ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定連結
されて4つの作動要素を保有し、これらの中である1つ
の作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセットと、ダ
ブルピニオン遊星ギヤセットである第3、4単純遊星ギ
ヤセットを組合する時、第3単純遊星ギヤセットの太陽
ギヤと遊星キャリアが第4単純遊星ギヤセットの太陽ギ
ヤと遊星キャリアに各々固定連結されて4つの作動要素
を保有し、ある1つの作動要素が前記第1遊星ギヤセッ
トのある1つの作動要素に固定連結され、他の1つの作
動要素が前記第1遊星ギヤセットのある2つの作動要素
と可変連結され、他のある1つの作動要素が出力要素と
なる第2遊星ギヤセットと、前記第1、2遊星ギヤセッ
トの可変連結部位に介在されて選択的に動力伝達を制御
するクラッチ手段と、前記第1、2遊星ギヤセットの作
動要素の中で各々ある一つの作動要素が選択的な反力要
素として作用させるブレーキ手段と、を含むことを特徴
とする。
【0017】また、ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
る第1、2単純遊星ギヤセットを組合する時、第1単純
遊星ギヤセットの太陽ギヤとリングギヤが第2単純遊星
ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定連結
されて4つの作動要素を保有し、これらの中である1つ
の作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセットと、ダ
ブルピニオン遊星ギヤセットである第3、4単純遊星ギ
ヤセットを組合する時、第3単純遊星ギヤセットの遊星
キャリアとリングギヤが第4単純遊星ギヤセットのリン
グギヤと遊星キャリアに各々固定連結されて4つの作動
要素を保有し、ある1つの作動要素が前記第1遊星ギヤ
セットのある1つの作動要素に固定連結され、他の1つ
の作動要素が前記第1遊星ギヤセットのある2つの作動
要素と可変連結され、他のある一つの作動要素が出力要
素となる第2遊星ギヤセットと、前記第1、2遊星ギヤ
セットの可変連結部位に介在されて選択的に動力伝達を
制御するクラッチ手段と、前記第1、2遊星ギヤセット
の作動要素の中で各々ある1つの作動要素を選択的な反
力要素として作用させるブレーキ手段と、を含むことを
特徴とする。
【0018】また、ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
る第1、2単純遊星ギヤセットを組合する時、第1単純
遊星ギヤセットの太陽ギヤとリングギヤが第2単純遊星
ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定連結
されて4つの作動要素を保有し、これらの中である一つ
の作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセットと、ダ
ブルピニオン遊星ギヤセットである第3単純遊星ギヤセ
ットとシングルピニオン遊星ギヤセットである第4単純
遊星ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギヤセット
の遊星キャリアとリングギヤが第4単純遊星ギヤセット
のリングギヤと遊星キャリアに各々固定連結されて4つ
の作動要素を保有し、ある1つの作動要素が前記第1遊
星ギヤセットのある1つの作動要素に固定連結され、他
の1つの作動要素が前記第1遊星ギヤセットのある2つ
の作動要素と可変的に連結され、他のある1つの作動要
素が出力要素となる第2遊星ギヤセットと、前記第1、
2遊星ギヤセットの可変連結部位に介在されて選択的に
動力伝達を制御するクラッチ手段と、前記第1、2遊星
ギヤセットの作動要素の中で各々ある一つの作動要素を
選択的な反力要素として作用させるブレーキ手段と、を
含むことを特徴とする。
【0019】また、ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
る第1、2単純遊星ギヤセットを組合する時、第1単純
遊星ギヤセットの太陽ギヤとリングギヤが第2単純遊星
ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定連結
されて4つの作動要素を保有し、これらの中である1つ
の作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセットと、ダ
ブルピニオン遊星ギヤセットである第3単純遊星ギヤセ
ットとシングルピニオン遊星ギヤセットである第4単純
遊星ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギヤセット
の遊星キャリアとリングギヤが第4単純遊星ギヤセット
の遊星キャリアとリングギヤに各々固定連結されて4つ
の作動要素を保有し、ある1つの作動要素が前記第1遊
星ギヤセットのある1つの作動要素に固定連結され、他
の1つの作動要素が前記第1遊星ギヤセットのある2つ
の作動要素と可変連結され、他のある1つの作動要素が
出力要素となる第2遊星ギヤセットと、前記第1、2遊
星ギヤセットの可変連結部位に介在されて選択的に動力
伝達を制御するクラッチ手段と、前記第1、2遊星ギヤ
セットの作動要素の中で各々ある1つの作動要素を選択
的な反力要素として作用させるブレーキ手段と、を含む
ことを特徴とする。
【0020】また、ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
る第1、2単純遊星ギヤセットを組合する時、第1単純
遊星ギヤセットの太陽ギヤとリングギヤが第2単純遊星
ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定連結
されて4つの作動要素を保有し、これらの中である1つ
の作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセットと、ダ
ブルピニオン遊星ギヤセットである第3単純遊星ギヤセ
ットとシングルピニオン遊星ギヤセットである第4単純
遊星ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギヤセット
の太陽ギヤと遊星キャリアが第4単純遊星ギヤセットの
遊星ギヤセットの太陽ギヤと遊星キャリアに各々固定連
結されて4つの作動要素を保有し、ある1つの作動要素
が前記第1遊星ギヤセットのある1つの作動要素に固定
連結され、他の1つの作動要素が前記第1遊星ギヤセッ
トのある2つの作動要素と可変的に連結され、他のある
1つの作動要素が出力要素となる第2遊星ギヤセット
と、前記第1、2遊星ギヤセットの可変連結部位に介在
されて選択的に動力伝達を制御するクラッチ手段と、前
記第1、2遊星ギヤセットの作動要素の中である一つの
作動要素を選択的な反力要素として作用させるブレーキ
手段と、を含むことを特徴とする。
【0021】また、ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
る第1、2単純遊星ギヤセットを組合する時、第1単純
遊星ギヤセットの太陽ギヤとリングギヤが第2単純遊星
ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定連結
されて4つの作動要素を保有し、これらの中である一つ
の作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセットと、シ
ングルピニオン遊星ギヤセットである第3単純遊星ギヤ
セットとダブルピニオン遊星ギヤセットである第4単純
遊星ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギヤセット
の太陽ギヤとリングギヤが第4単純遊星ギヤセットの太
陽ギヤとリングギヤに各々固定連結されて4つの作動要
素を保有し、ある1つの作動要素が前記第1遊星ギヤセ
ットのある1つの作動要素に固定連結され、他の1つの
作動要素が前記第1遊星ギヤセットのある2つの作動要
素と可変的に連結され、他のある1つの作動要素が出力
要素となる第2遊星ギヤセットと、前記第1、2遊星ギ
ヤセットの可変連結部位に介在されて選択的に動力伝達
を制御するクラッチ手段と、前記第1、2遊星ギヤセッ
トの作動要素の中で各々ある1つの作動要素を選択的な
反力要素として作用させるブレーキ手段と、を含むこと
を特徴とする。
【0022】また、ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
る第1、2単純遊星ギヤセットを組合する時、第1単純
遊星ギヤセットの太陽ギヤとリングギヤが第2単純遊星
ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定連結
されて4つの作動要素を保有し、これらの中である1つ
の作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセットと、シ
ングルピニオン遊星ギヤセットである第3単純遊星ギヤ
セットとダブルピニオン遊星ギヤセットである第4単純
遊星ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギヤセット
の遊星キャリアとリングギヤが第4単純遊星ギヤセット
のリングギヤと太陽ギヤに各々固定連結されて4つの作
動要素を保有し、ある1つの作動要素が前記第1遊星ギ
ヤセットのある1つの作動要素に固定連結され、他の1
つの作動要素が前記第1遊星ギヤセットのある2つの作
動要素と可変的に連結され、他のある1つの作動要素が
出力要素となる第2遊星ギヤセットと、前記第1、2遊
星ギヤセットの可変連結部位に介在されて選択的に動力
伝達を制御するクラッチ手段と、前記第1、2遊星ギヤ
セットの作動要素の中で各々ある一つの作動要素を選択
的な反力要素として作用させるブレーキ手段と、を含む
ことを特徴とする。
【0023】また、ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
る第1、2単純遊星ギヤセットを組合する時、第1単純
遊星ギヤセットの太陽ギヤとリングギヤが第2単純遊星
ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定連結
されて4つの作動要素を保有し、これらの中である一つ
の作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセットと、シ
ングルピニオン遊星ギヤセットである第3単純遊星ギヤ
セットとダブルピニオン遊星ギヤセットである第4単純
遊星ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギヤセット
の太陽ギヤと遊星キャリアが第4単純遊星ギヤセットの
遊星キャリアとリングギヤに各々固定連結されて4つの
作動要素を保有し、ある一つの作動要素が前記第1遊星
ギヤセットのある一つの作動要素に固定連結され、他の
一つの作動要素が前記第1遊星ギヤセットのある二つの
作動要素と可変的に連結され、他のある一つの作動要素
が出力要素となる第2遊星ギヤセットと、前記第1、2
遊星ギヤセットの可変連結部位に介在されて選択的に動
力伝達を制御するクラッチ手段と、前記第1、2遊星ギ
ヤセットの作動要素の中で各々ある1つの作動要素を選
択的な反力要素として作用させるブレーキ手段と、を含
むことを特徴とする。
【0024】また、ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
る第1、2単純遊星ギヤセットを組合する時、第1単純
遊星ギヤセットの太陽ギヤとリングギヤが第2単純遊星
ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定連結
されて4つの作動要素を保有し、これらの中である一つ
の作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセットと、シ
ングルピニオン遊星ギヤセットである第3、4単純遊星
ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギヤセットの太
陽ギヤと遊星キャリアが第4単純遊星ギヤセットのリン
グギヤと遊星キャリアに各々固定連結されて4つの作動
要素を保有し、ある1つの作動要素が前記第1遊星ギヤ
セットのある1つの作動要素に固定連結され、他の1つ
の作動要素が前記第1遊星ギヤセットのある2つの作動
要素と可変的に連結され、他のある1つの作動要素が出
力要素となる第2遊星ギヤセットと、前記第1、2遊星
ギヤセットの可変連結部位に介在されて選択的に動力伝
達を制御するクラッチ手段と、前記第1、2遊星ギヤセ
ットの作動要素の中で各々ある1つの作動要素を選択的
な反力要素として作用させるブレーキ手段と、を含むこ
とを特徴とする。
【0025】また、ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
る第1、2単純遊星ギヤセットを組合する時、第1単純
遊星ギヤセットの太陽ギヤとリングギヤが第2単純遊星
ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定連結
されて4つの作動要素を保有し、これらの中である1つ
の作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセットと、シ
ングルピニオン遊星ギヤセットである第3、4単純遊星
ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギヤセットの遊
星キャリアとリングギヤが第4単純遊星ギヤセットのリ
ングギヤと遊星キャリアに各々固定連結されて4つの作
動要素を保有し、ある1つの作動要素が前記第1遊星ギ
ヤセットのある1つの作動要素に固定連結され、他の1
つの作動要素が前記第1遊星ギヤセットのある2つの作
動要素と可変的に連結され、他のある1つの作動要素が
出力要素となる第2遊星ギヤセットと、前記第1、2遊
星ギヤセットの可変連結部位に介在されて選択的に動力
伝達を制御するクラッチ手段と、前記第1、2遊星ギヤ
セットの作動要素の中で各々ある1つの作動要素を選択
的な反力要素として作用させるブレーキ手段と、を含む
ことを特徴とする。
【0026】また、ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
る第1単純遊星ギヤセットとシングルピニオン遊星ギヤ
セットである第2単純遊星ギヤセットを組合する時、第
1単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤが第
2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと太陽ギヤに各々
固定連結されて4つの作動要素を保有し、これらの中で
ある1つの作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセッ
トと、シングルピニオン遊星ギヤセットである第3、4
単純遊星ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギヤセ
ットの太陽ギヤと遊星キャリアが第4単純遊星ギヤセッ
トのリングギヤと遊星キャリアに各々固定連結されて4
つの作動要素を保有し、ある1つの作動要素が前記第1
遊星ギヤセットのある1つの作動要素に固定連結され、
他の1つの作動要素が前記第1遊星ギヤセットのある2
つの作動要素と可変的に連結され、他のある1つの作動
要素が出力要素となる第2遊星ギヤセットと、前記第
1、2遊星ギヤセットの可変連結部位に介在されて選択
的に動力伝達を制御するクラッチ手段と、前記第1、2
遊星ギヤセットの作動要素の中で各々ある1つの作動要
素を選択的な反力要素として作用させるブレーキ手段
と、を含むことを特徴とする。
【0027】また、ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
る第1単純遊星ギヤセットとシングルピニオン遊星ギヤ
セットである第2単純遊星ギヤセットを組合する時、第
1単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤが第
2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと太陽ギヤに各々
固定連結されて4つの作動要素を保有し、これらの中で
ある1つの作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセッ
トと、シングルピニオン遊星ギヤセットである第3、4
単純遊星ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギヤセ
ットの遊星キャリアとリングギヤが第4単純遊星ギヤセ
ットのリングギヤと遊星キャリアに各々固定連結されて
4つの作動要素を保有し、ある1つの作動要素が前記第
1遊星ギヤセットのある1つの作動要素に固定連結さ
れ、他の1つの作動要素が前記第1遊星ギヤセットのあ
る2つの作動要素と可変的に連結され、他のある1つの
作動要素が出力要素となる第2遊星ギヤセットと、前記
第1、2遊星ギヤセットの可変連結部位に介在されて選
択的に動力伝達を制御するクラッチ手段と、前記第1、
2遊星ギヤセットの作動要素の中で各々ある一つの作動
要素を選択的な反力要素として作用させるブレーキ手段
と、を含むことを特徴とする。
【0028】また、ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
る第1単純遊星ギヤセットとシングルピニオン遊星ギヤ
セットである第2単純遊星ギヤセットを組合する時、第
1単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤが第
2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤに各
々固定連結されて4つの作動要素を保有し、これらの中
である1つの作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセ
ットと、シングルピニオン遊星ギヤセットである第3単
純遊星ギヤセットとダブルピニオン遊星ギヤセットであ
る第4単純遊星ギヤセットを組合する時、第3単純遊星
ギヤセットの太陽ギヤとリングギヤが第4単純遊星ギヤ
セットの太陽ギヤとリングギヤに各々固定連結されて4
つの作動要素を保有し、ある1つの作動要素が前記第1
遊星ギヤセットのある1つの作動要素に固定連結され、
他の1つの作動要素が前記第1遊星ギヤセットのある2
つの作動要素と可変的に連結され、他のある1つの作動
要素が出力要素となる第2遊星ギヤセットと、前記第
1、2遊星ギヤセットの可変連結部位に介在されて選択
的に動力伝達を制御するクラッチ手段と、前記第1、2
遊星ギヤセットの作動要素の中で各々ある一つの作動要
素を選択的な反力要素として作用させるブレーキ手段
と、を含むことを特徴とする。
【0029】また、ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
る第1単純遊星ギヤセットとシングルピニオン遊星ギヤ
セットである第2単純遊星ギヤセットを組合する時、第
1単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤが第
2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと太陽ギヤに各々
固定連結されて4つの作動要素を保有し、これらの中で
ある一つの作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセッ
トと、シングルピニオン遊星ギヤセットである第3単純
遊星ギヤセットとダブルピニオン遊星ギヤセットである
第4単純遊星ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギ
ヤセットの太陽ギヤとリングギヤが第4単純遊星ギヤセ
ットの太陽ギヤとリングギヤに各々固定連結されて4つ
の作動要素を保有し、ある1つの作動要素が前記第1遊
星ギヤセットのある1つの作動要素に固定連結され、他
の1つの作動要素が前記第1遊星ギヤセットのある2つ
の作動要素と可変的に連結され、他のある一つの作動要
素が出力要素となる第2遊星ギヤセットと、前記第1、
2遊星ギヤセットの可変連結部位に介在されて選択的に
動力伝達を制御するクラッチ手段と、前記第1、2遊星
ギヤセットの作動要素の中で各々ある1つの作動要素を
選択的な反力要素として作用させるブレーキ手段と、を
含むことを特徴とする。
【0030】また、ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
る第1単純遊星ギヤセットとシングルピニオン遊星ギヤ
セットである第2単純遊星ギヤセットを組合する時、第
1単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤが第
2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと太陽ギヤに各々
固定連結されて4つの作動要素を保有し、これらの中で
ある1つの作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセッ
トと、シングルピニオン遊星ギヤセットである第3単純
遊星ギヤセットとダブルピニオン遊星ギヤセットである
第4単純遊星ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギ
ヤセットの太陽ギヤと遊星キャリアが第4単純遊星ギヤ
セットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定連結され
て4つの作動要素を保有し、ある1つの作動要素が前記
第1遊星ギヤセットのある1つの作動要素に固定連結さ
れ、他の1つの作動要素が前記第1遊星ギヤセットのあ
る2つの作動要素と可変的に連結され、他のある1つの
作動要素が出力要素となる第2遊星ギヤセットと、前記
第1、2遊星ギヤセットの可変連結部位に介在されて選
択的に動力伝達を制御するクラッチ手段と、前記第1、
2遊星ギヤセットの作動要素の中で各々ある1つの作動
要素を選択的な反力要素として作用させるブレーキ手段
と、を含むことを特徴とする。
【0031】また、ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
る第1単純遊星ギヤセットとシングルピニオン遊星ギヤ
セットである第2単純遊星ギヤセットを組合する時、第
1単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤが第
2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと太陽ギヤに各々
固定連結されて4つの作動要素を保有し、これらの中で
ある1つの作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセッ
トと、ダブルピニオン遊星ギヤセットである第3単純遊
星ギヤセットとシングルピニオン遊星ギヤセットである
第4単純遊星ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギ
ヤセットの遊星キャリアとリングギヤが第4単純遊星ギ
ヤセットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定連結さ
れて4つの作動要素を保有し、ある1つの作動要素が前
記第1遊星ギヤセットのある1つの作動要素に固定連結
され、他の1つの作動要素が前記第1遊星ギヤセットの
ある2つの作動要素と可変的に連結され、他のある1つ
の作動要素が出力要素となる第2遊星ギヤセットと、前
記第1、2遊星ギヤセットの可変連結部位に介在されて
選択的に動力伝達を制御するクラッチ手段と、前記第
1、2遊星ギヤセットの作動要素の中で各々ある1つの
作動要素を選択的な反力要素として作用させるブレーキ
手段と、を含むことを特徴とする。
【0032】また、ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
る第1単純遊星ギヤセットとシングルピニオン遊星ギヤ
セットである第2単純遊星ギヤセットを組合する時、第
1単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤが第
2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと太陽ギヤに各々
固定連結されて4つの作動要素を保有し、これらの中で
ある1つの作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセッ
トと、ダブルピニオン遊星ギヤセットである第3単純遊
星ギヤセットとシングルピニオン遊星ギヤセットである
第4単純遊星ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギ
ヤセットの太陽ギヤと遊星キャリアが第4単純遊星ギヤ
セットの太陽ギヤと遊星キャリアに各々固定連結されて
4つの作動要素を保有し、ある1つの作動要素が前記第
1遊星ギヤセットのある1つの作動要素に固定連結さ
れ、他の1つの作動要素が前記第1遊星ギヤセットのあ
る2つの作動要素と可変的に連結され、他のある1つの
作動要素が出力要素となる第2遊星ギヤセットと、前記
第1、2遊星ギヤセットの可変連結部位に介在されて選
択的に動力伝達を制御するクラッチ手段と、前記第1、
2遊星ギヤセットの作動要素の中で各々ある1つの作動
要素を選択的な反力要素として作用させるブレーキ手段
と、を含むことを特徴とする。
【0033】また、ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
る第1単純遊星ギヤセットとシングルピニオン遊星ギヤ
セットである第2単純遊星ギヤセットを組合する時、第
1単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤが第
2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと太陽ギヤに各々
固定連結されて4つの作動要素を保有し、これらの中で
ある1つの作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセッ
トと、ダブルピニオン遊星ギヤセットである第3、4単
純遊星ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギヤセッ
トの太陽ギヤとリングギヤが第4単純遊星ギヤセットの
遊星キャリアとリングギヤに各々固定連結されて4つの
作動要素を保有し、ある1つの作動要素が前記第1遊星
ギヤセットのある1つの作動要素に固定連結され、他の
1つの作動要素が前記第1遊星ギヤセットのある2つの
作動要素と可変的に連結され、他のある1つの作動要素
が出力要素となる第2遊星ギヤセットと、前記第1、2
遊星ギヤセットの可変連結部位に介在されて選択的に動
力伝達を制御するクラッチ手段と、前記第1、2遊星ギ
ヤセットの作動要素の中で各々ある1つの作動要素を選
択的な反力要素として作用させるブレーキ手段と、を含
むことを特徴とする。
【0034】また、ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
る第1単純遊星ギヤセットとシングルピニオン遊星ギヤ
セットである第2単純遊星ギヤセットを組合する時、第
1単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤが第
2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと太陽ギヤに各々
固定連結されて4つの作動要素を保有し、これらの中で
ある1つの作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセッ
トと、ダブルピニオン遊星ギヤセットである第3、4単
純遊星ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギヤセッ
トの太陽ギヤと遊星キャリアがが第4単純遊星ギヤセッ
トの太陽ギヤとリングギヤに各々固定連結されて4つの
作動要素を保有し、ある1つの作動要素が前記第1遊星
ギヤセットのある1つの作動要素に固定連結され、他の
1つの作動要素が前記第1遊星ギヤセットのある2つの
作動要素と可変的に連結され、他のある1つの作動要素
が出力要素となる第2遊星ギヤセットと、前記第1、2
遊星ギヤセットの可変連結部位に介在されて選択的に動
力伝達を制御するクラッチ手段と、前記第1、2遊星ギ
ヤセットの作動要素の中で各々ある1つの作動要素を選
択的な反力要素として作用させるブレーキ手段と、を含
むことを特徴とする。
【0035】さらに、ダブルピニオン遊星ギヤセットで
ある第1単純遊星ギヤセットとシングルピニオン遊星ギ
ヤセットである第2単純遊星ギヤセットを組合する時、
第1単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤが
第2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと太陽ギヤに各
々固定連結されて4つの作動要素を保有し、これらの中
である1つの作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセ
ットと、ダブルピニオン遊星ギヤセットである第3、4
単純遊星ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギヤセ
ットの遊星キャリアとリングギヤが第4単純遊星ギヤセ
ットのリングギヤと遊星キャリアに各々固定連結されて
4つの作動要素を保有し、ある1つの作動要素が前記第
1遊星ギヤセットのある1つの作動要素に固定連結さ
れ、他の1つの作動要素が前記第1遊星ギヤセットのあ
る2つの作動要素と可変的に連結され、他のある1つの
作動要素が出力要素となる第2遊星ギヤセットと、前記
第1、2遊星ギヤセットの可変連結部位に介在されて選
択的に動力伝達を制御するクラッチ手段と、前記第1、
2遊星ギヤセットの作動要素の中で各々ある1つの作動
要素を選択的な反力要素として作用させるブレーキ手段
と、を含むことを特徴とする。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面を参照に
してより詳しく説明する。図1は本発明による変速原理
を図示したもので、本発明は複合遊星ギヤセットよりな
る第1、2遊星ギヤセット2、4の組合によって前進5
速及び後進1速を実現するためのものである。
【0037】このために第1、2遊星ギヤセット2、6
を各々2つの単純遊星ギヤセットの組合で形成し、各々
2つの作動要素を固定的に連結して4つずつの作動要素
ABCD,GHIJを保有するようにした。
【0038】また、前記第1、2遊星ギヤセット2、4
を組合することに於いては第1、2遊星ギヤセット2、
4のある1つの作動要素を固定的に連結し、固定的に連
結された作動要素以外の作動要素の中で2つの作動要素
を各々クラッチ手段を介在して可変的に連結するように
組合した。
【0039】前記のように作動要素を選択して固定と可
変的に連結することに於いて、本発明では第1遊星ギヤ
セット2の第1作動要素Aを常に入力要素で作用させ、
第2作動要素Bと前記第1作動要素Aを各々第2遊星ギ
ヤセット4の第1、2作動要素G、Hと第1、2クラッ
チ6、8を介在して可変的に連結構成し、第2遊星ギヤ
セット4の第2作動要素Gが常に出力要素として作用す
るようにした。
【0040】また、第1遊星ギヤセット2の第4作動要
素Dと第2遊星ギヤセット4の第2作動要素Iを固定的
に連結し、第1遊星ギヤセット2の第3作動要素Cと第
2遊星ギヤセット4の第4作動要素Jが第1、2ブレー
キ10、12の作動によって選択的に反力要素として作
用させた。これに基づいて第1クラッチ6が作動する前
進1、2、3速では図2のようにレバー上に5つの作動
ノードN1、N2、N3、N4、N5で設定される。
【0041】すなわち、第1作動ノードN1は第1遊星
ギヤセット2の第1作動要素A、第2作動ノードN2は
第1遊星ギヤセット2の第2作動要素Bと第2遊星ギヤ
セット4の第1作動要素G、第3作動ノードN3は第1
遊星ギヤセット2の第3作動要素Cと、第2遊星ギヤセ
ット4の第2作動要素H、第4作動ノードN4は第1遊
星ギヤセット2の第4作動要素Dと第2遊星ギヤセット
4の第3作動要素I、第5作動ノードN5は第2遊星ギ
ヤセット4の第4作動要素Jとなる。
【0042】かかる状態で前進1速では図5のように第
1クラッチ6と第1ブレーキ10が作動されるが、この
時には第1作動ノードN1を通じて入力されている状態
で第1クラッチ6の作動によって相互連結されている第
4作動ノードN4が第1ブレーキ10の作動によって反
力要素として作用する。
【0043】そうすると図2のように出力される回転数
を“1”と見なした時、反力要素である第4作動ノード
N4と出力要素である第2作動ノードN2を連結する線
が第1速速度線S1になり、これの第1速速度線を見る
時、入力要素である第1作動ノードN1を通じて入力さ
れる回転数は出力回転数よりかなり大きいことがわか
る。そしてかかる1速の状態では第4作動ノードN4と
第5作動ノードN5を形成する作動要素は逆回転するよ
うになる。
【0044】また、前進2速では前記第1速の状態で第
1ブレーキ10の作動を停止させ、第1ブレーキ12を
作動制御するようになるが、この時には第1作動ノード
N1を通じて入力されている状態で第2ブレーキ12の
作動で第5作動ノードN5が反力要素として作用する。
【0045】そうすると出力回転数を“1”と見なした
時、反力要素である第5作動ノードN5と出力要素であ
る第2作動ノードN2を連結する線が第2速速度線S2
になり、第1速速度線S1と比較して見る時、入力要素
である第1作動ノードN1を通じて入力される回転数が
第1速より小さいことがわかる。そしてかかる2速の状
態では第3、4作動ノードN3は入力方向と同一方向に
空回転され、出力よりは小さい数で回転するようにな
る。前進3速では前記第2速の状態で第2ブレーキ12
の作動を解除し、第2クラッチ8を作動制御して第1、
2クラッチ6、8を同時に作動させる。
【0046】そうすると第1作動ノードN1に入力され
る状態で第1、2遊星ギヤセット2、4がロッキング直
結されて入力されたまま出力されるので出力線が第3速
速度線S3になる。すなわち、これの3速では減速また
は増速が全然ない直結の状態を意味する。
【0047】前進4、5速では前記前進1、2、3速で
とは違って第2クラッチ8が作動し、第1、2ブレーキ
10、12が作動するようになるが、この時には図3で
のように第1遊星ギヤセット2の第2作動要素Bと第2
遊星ギヤセット4の第2作動要素Hが一体になる。
【0048】従って、図3のように第1作動ノードN1
は第2遊星ギヤセット4の第1作動要素G、第2作動ノ
ードN2は第1遊星ギヤセットの第1作動要素A、第3
作動ノードN3は第1遊星ギヤセット2の第2作動要素
Bと第2遊星ギヤセット4の第2作動要素H、第4作動
ノードN4は第1遊星ギヤセット2の第3作動要素C、
第5作動ノードN5は第1遊星ギヤセット2の第4作動
要素Dと第2遊星ギヤセット4の第3作動要素Iとな
り、新しく第6作動ノードN6が第2遊星ギヤセット4
の第4作動要素Jで設定される。
【0049】従って、第2作動ノードN1を通じて入力
されている状態で出力される回転数を“1”に見た時、
4速では第2ブレーキ12の作動によって反力要素であ
る第5作動ノードN5と出力要素である第1作動ノード
N1を連結する線が第4速速度線S4となり、これの第
4速速度線を見るとき、入力要素である第2作動ノード
N2を通じて入力される回転数が出力回転数よりかなり
小さいことが解る。即ち、オーバードライブ状態となる
ことによって4速になる。
【0050】そしてかかる4速の状態では第3、4、5
作動ノードN3、N4、N5は出力よりは小さく空回転
することによって従来のようにオーバードライブー時出
力回転数より高い回転数で空回転する作動要素がなくな
るので不必要な動力損失が防止される。
【0051】また、前進4速では前記前進4速状態で第
2ブレーキ12の作動が解除され、第1ブレーキ10の
作動が行われる。これによって第2作動ノードN1を通
じて入力されている状態で出力される回転数を“1”と
見た時、5速では第1ブレーキ10の作動によって反力
要素であるまだ射4作動ノードN4と出力要素である第
1作動ノードN1を連結する線が第5速速度線S5とな
り、タップ変速段になる。この時にももちろん前進4速
と同様にオーバードライブー状態となる。
【0052】そして後進では図4のように第1、2クラ
ッチ6、8の作動が解除され、第1、2ブレーキ10、
12だけが同時に作用するようになるが、図4のように
第1遊星ギヤセット2の第3作動要素Cと第2遊星ギヤ
セット4の第4作動要素Jが反力要素として作用するこ
とによってレバー上の第1遊星ギヤセット4の第1作動
要素Aが前進とは反対側に位置するようになる。
【0053】これによって第1作動ノードN1は第2遊
星ギヤセット4の第1作動要素G、第2作動ノードN2
は第2遊星ギヤセット4の第2作動要素H、第3作動ノ
ードN3は第1遊星ギヤセット2の第4作動要素Dと第
2遊星ギヤセット4の第3作動要素I、第4作動ノード
N4は第1遊星ギヤセット2の第3作動要素Cと第2遊
星ギヤセット4の第4作動要素J、第5作動ノードN5
は第1遊星ギヤセット2の第2作動要素B、第6作動ノ
ードN6は第1遊星ギヤセット2の第1作動要素Aに偏
光される。
【0054】かかる状態で後進の変速過程を察すると、
第6作動ノードN6を通じて入力されている状態で第
1、2ブレーキ10、12の作動によって第4作動ノー
ドN4が反力要素として作用するが、出力回転数を
“1”と見た時、反力要素である第4作動ノードN4と
出力要素である第1作動ノードN1を連結する線が後進
速度線S6となる。
【0055】図面で入力が“0”以下で入力されるもの
と表示されたのは入力が逆回転状態で入力されるもので
はなく、図表の表記上出力を“1”に設定したためであ
る。
【0056】以上のように本発明の第1実施の形態によ
ると、4つの単純遊星ギヤセットと四つの摩擦要素で前
進5速及び後進1速の変速段を有するパワートレーンを
組合することによってオーバードライブ時の出力要素よ
り速やかに回転する作動要素をなくして動力損失を最小
化し、大きさが小さく軽量化に寄与できる。
【0057】前記のように構成動作される本発明の実施
の形態を説明すると次の通りである。
【0058】(第1実施の形態)図1は本発明による自
動変速機のパワートレーンの第1実施の形態を現した図
面で、エンジンEの回転動力がトルクコンバータTでト
ルク変換されて入力軸14を通じて第1、2遊星ギヤセ
ット2、4に伝達して変速が行われる。前記第1遊星ギ
ヤセット2は第1単純遊星ギヤセット16と第2単純遊
星ギヤセット18の組合で行われるが、本実施の形態で
は前記第1、2単純遊星ギヤセット16、18がダブル
ピニオン遊星ギヤセットよりなることを例示している。
前記第1単純遊星ギヤセット16を組合することに於い
ては第1単純遊星ギヤセット16の太陽ギヤ20とリン
グギヤ22を第2単純遊星ギヤセット18の遊星キャリ
ア24とリングギヤ26に各々固定的に連結することに
より、この二つの作動要素と、第1単純遊星ギヤセット
16の遊星キャリア28と、そして第2単純遊星ギヤセ
ット4の太陽ギヤ30を含む4つの作動要素を保有する
ようになる。
【0059】そして前記第2遊星ギヤセット4は前記第
1遊星ギヤセット2のようにダブルピニオン遊星ギヤセ
ットである第3、4単純遊星ギヤセット32、34の組
合よりなる。前記第3、4単純遊星ギヤセット32、3
4を組合する時には第3単純遊星ギヤセット32の太陽
ギヤ36とリングギヤ38を第4単純遊星ギヤセット3
4の遊星キャリア40とリングギヤ42に各々固定的に
連結することにより、この二つの作動要素と第3遊星ギ
ヤセット32の遊星キャリア44、そして第4単純遊星
ギヤセット34の太陽ギヤ46を含む4つの作動要素を
保有する。
【0060】かかるように行われる第1、2遊星ギヤセ
ット2、4の組合に於いては第1、2単純遊星ギヤセッ
ト16、18の太陽ギヤ20と遊星キャリア24を第3
単純遊星ギヤセット32の遊星キャリア44に固定的に
連結し、第1単純遊星ギヤセット16の遊星キャリア2
8を第3、4単純遊星ギヤセット32、34のリングギ
ヤ38、40に可変的に連結し、第1、2単純遊星ギヤ
セット16、18のリングギヤ22、26を第3、4単
純遊星ギヤセット32、34のリングギヤ38、40に
可変的に連結した。
【0061】これによって第1、2単純遊星ギヤセット
16、18の太陽ギヤ20と遊星キャリア24が常に入
力要素として作用し、相互固定的に連結される第3単純
遊星ギヤセット32の太陽ギヤ36と、第4遊星ギヤセ
ット34の遊星キャリア40に出力ギヤ48を一体に形
成して出力要素として作用させた。図6では前記出力ギ
ヤ48が最終減速ギヤを通じて差動装置で動力を伝達す
る構造を省略しているが、かかる構造は公知のものが使
えられ、またそれはいずれの構造のものが使われても本
発明が意図する目的が実現可能なのでここでは説明を省
略する。
【0062】また、前記で可変連結部位に介在されるク
ラッチ手段は前記第1単純遊星ギヤセット16の遊星キ
ャリア28を第3、4遊星ギヤセット32、36のリン
グギヤ38、40に前進1、2、3速で連結する第1ク
ラッチ6と、前記第1、2単純遊星ギヤセット16のリ
ングギヤ22、26を前進3、4、5速で第3、4単純
遊星ギヤセット32、34のリングギヤ38、40に連
結する第2クラッチ8よりなる。
【0063】そして前記第1、2遊星ギヤセット2、4
を形成する作動要素の中で各々ある一つの作動要素を選
択的に反力要素として作用させるブレーキ手段は、第1
単純遊星ギヤセット16の遊星キャリア28を変速機ハ
ウジング50と前進1、5速および後進で連結する第1
ブレーキ10と、第4単純遊星ギヤセット34の太陽ギ
ヤ46を変速機ハウジング50と前進2、4速および後
進で連結する第2ブレーキ12よりなる。前記のような
パワートレーンの組合関係を図に表すと、前記構成によ
って図1のような第1遊星ギヤセット2はレバー上の第
1作動要素Aが第1、2単純遊星ギヤセット16、18
の太陽ギヤ20と遊星キャリア24、第2作動要素Bが
第1、2単純遊星ギヤセット16、18のリングギヤ2
2、26、第3作動要素Cが第1単純遊星ギヤセット1
6の遊星キャリア28、第4作動要素Dが第2単純遊星
ギヤセット18の太陽ギヤ30で設定される。
【0064】また、第2遊星ギヤセット4は第1作動要
素Gが第3、4単純遊星ギヤセット32、34の太陽ギ
ヤ36とリングギヤ40、第2作動要素Hが第3、4単
純遊星ギヤセット32、34のリングギヤ38、40、
第3作動要素Iが第3単純遊星ギヤセット32の遊星キ
ャリア44、第4作動要素Jが第4単純遊星ギヤセット
34の太陽ギヤ46で設定される。前記での各作動要素
の設定は遊星ギヤ装置の種類とその連結関係によって決
定されるもので、前記で第1、2遊星ギヤセット2、4
の第1作動要素ないし第4作動要素の構成要素はこれら
を形成する第1、2単純遊星ギヤセット16、18の組
合と、第3、4単純遊星ギヤセット32、34の組合構
成によって設定される公知のものなので詳しい説明は省
略する。
【0065】前記のように各々4つの作動要素を有する
第1、2遊星ギヤセット2、4はクラッチ手段を利用し
て図1のように組合されるが、前進1、2、3速では前
記クラッチの中で第1クラッチ6が作動連結されること
によって、図2でのようにレバー上に五つの作動ノード
N1、N2、N3、N4、N5が設定される。すなわ
ち、第1作動ノードN1は第1遊星ギヤセット2の第1
作動要素A、第2作動ノードN2は第1遊星ギヤセット
2の第2作動要素Bと第2遊星ギヤセット4の第1作動
要素G、第3作動ノードN3は第1遊星ギヤセット2の
第3作動要素Cと、第2遊星ギヤセット4の第2作動要
素H、第4作動ノードN4は第1遊星ギヤセット2の第
4作動要素Dと第2遊星ギヤセット4の第3作動要素
I、第5作動ノードN5は第2遊星ギヤセット4の第4
座道要素Jで設定され、かかる状態で前進1、2、3速
の変速状態を可視的に察すると次の通りである。
【0066】前進1速 前進1速では第1クラッチ6と第1ブレーキ10が作動
されるが、この時には第1作動ノードN1である第1、
2単純遊星ギヤセット16、18の太陽ギヤ20と遊星
キャリア24を通じて入力が行われている状態で第1ク
ラッチ6の作動によって相互連結されている第3作動ノ
ードN3である第1単純遊星ギヤセット16の遊星キャ
リア28と第3、4単純遊星ギヤセット132、34の
リングギヤ28、40が第1ブレーキ10の作動によっ
て反力要素として作用するようになる。そうすると図2
のように出力される回転数を“1”に見なした時、反力
要素である第3作動ノードN3と出力要素である第2作
動ノードN2を連結する線が第1速速度線S1となり、
これの第1速速度線を見る時入力要素である第1作動ノ
ードN1を通じて入力される回転数が出力回転数よりか
なり大きいことがわかる。そしてかかる1速の状態では
第4作動ノードN4と第5作動ノードN5を形成する作
動要素は逆回転するようになる。
【0067】前進2速 前進2速では前記第1速の状態で第1ブレーキ10の作
動を停止させ、第2ブレーキ12を作動制御するように
なるが、この時には第1作動ノードN1を通じて入力が
行われている状態で第2ブレーキ12の作動で第5作動
ノードN5である第4単純遊星ギヤセット34の太陽ギ
ヤ46が反力要素として作用する。そうすると図2のよ
うに出力される回転数を“1”に見なした時、反力要素
である第5作動ノードN5と出力要素である第2作動ノ
ードN2を連結する線が第2速速度線S2となり、第1
速速度線S1に比べると、入力要素である第1作動ノー
ドN1を通じて入力される回転数が第1速より小さいこ
とがわかる。そしてかかる2速の状態では第3、4作動
ノードN3、N4は入力方向と同一方向に空回転し、出
力よりは小さい回転数で回転する。
【0068】前進3速 前進3速では前記第2速の状態で第2ブレーキ12の作
動を解除し、第2クラッチ8を作動制御して第1、2ク
ラッチ6、8を同時に作動させる。そうすると第1作動
ノードN1に入力される状態で第1、2遊星ギヤセット
2、4がロッキング直結されるので入力されたまま出力
されるので出力線が第3速速度線S3になる。すなわ
ち、これの3速では減速または増速がない直結の状態を
意味する。
【0069】前進4速 前進4、5速では前記前進1、2、3速とは違って第2
クラッチ8が作動し、第1、2ブレーキ10、12が選
択的に作動するようになるが、この時には図3のように
第1遊星ギヤセット2の第2作動要素Bと第2遊星ギヤ
セット4の第2作動要素Hが一体になる。したがって図
3のように第1作動ノードN1は第2遊星ギヤセット4
の第1作動要素G、第2作動ノードN2は第1遊星ギヤ
セット2の第1作動要素A、第3作動ノードN3は第1
遊星ギヤセット2の第2作動要素Bと第2遊星ギヤセッ
ト4の第2作動要素H、第4作動ノードN4は第1遊星
ギヤセット4の第3作動要素C、第5作動ノードN5は
第1遊星ギヤセット2の第4作動要素Dと第2遊星ギヤ
セット4の第3作動要素I、第6作動ノードN6が第2
遊星ギヤセット4の第4作動要素Jに変更される。
【0070】したがって第2作動ノードN2を通じて入
力されている状態で出力される回転数を“1”に見なし
た時、4速では第2ブレーキ12の作動によって反力要
素である第6作動ノードN6と出力要素である第1作動
ノードN1を連結する線が第4速速度線S4となり、こ
れの第4速速度線を見る時、入力要素である第2作動ノ
ードN2を通じて入力される回転数が出力回転数よりか
なり小さいことがわかる。すなわち、オーバードライブ
状態になりながら4速が行われるようになる。そしてか
かる4速の状態では第3、4、5作動ノードN3、N
4、N5は出力よりは少なく空回転することにより、従
来のようにオーバードライブ時出力回転数より高い回転
数で空回転する作動要素がなくなるので不必要な動力損
失が防止される。
【0071】前進5速 前進5速では前記前進4速の状態で第2ブレーキ12の
作動が解除され、第1ブレーキ10の作動が行われる。
したがって第2作動ノードN2を通じて入力されている
状態で出力される回転数を“1”に見なした時、5速で
は第1ブレーキ10の作動によって反力要素である第4
作動ノードN4と出力要素である第1作動ノードN1を
連結する線が第5速速度線S5となり、タップ変速段に
なる。この時にも前進4速と同様にオーバードライブ状
態になる。
【0072】後進 後進では図5のように第1、2クラッチ6、8の作動が
解除され、第1、2ブレーキ10、12だけが同時に作
用されるが、図4のように第1遊星ギヤセット2の第3
作動要素Cと第2遊星ギヤセット4の第4作動要素Jが
反力要素で作用することにより、レバー上の第1遊星ギ
ヤセット2の第1作動要素Aが前進とは反対側に位置す
る。これによって第1作動ノードN1は第2遊星ギヤセ
ット4の第1作動要素G、第2作動ノードN2は第2遊
星ギヤセット4の第2作動要素H、第3作動ノードN3
は第1遊星ギヤセット2の第4作動要素Dと第2遊星ギ
ヤセット4の第3作動要素I、第4作動ノードN4は第
1遊星ギヤセット2の第3作動要素Cと第2遊星ギヤセ
ット4の第4作動要素J、第5作動ノードN5は第1遊
星ギヤセット2の第2作動要素B、第6作動ノードN6
は第1遊星ギヤセットの第1作動要素Aに変更される。
【0073】かかる状態で後進の変速過程を察すると、
第6作動ノードN6を通じて入力されている状態で第
1、2ブレーキ10、12の作動によって第4作動ノー
ドN4が反力要素として作用するようになるが、図4の
ように出力される回転数を“1”に見なした時、反力要
素である第4作動ノードN4と出力要素である第1作動
ノードN1を連結する線が後進速度線S6となる。図面
で入力が“0”以下で入力されるものと表示されたのは
入力が逆回転状態で入力されるものではなく、図表の表
記上出力を“1”に設定したためである。以上のように
本発明の第1実施の形態によると、4つの単純遊星ギヤ
セットと4つの摩擦要素で前進5速および後進1速の変
速段を有するパワートレーンを組合することによってオ
バードライブ時出力要素より速やかに回転する作動要素
をなくして動力の損失を最小化し、小さくて軽量化を図
ることができる。
【0074】(第2実施の形態)図7は本発明による第
2実施の形態を図示したもので、これは前記第1実施の
形態に於いて、第2遊星ギヤセット6を組合する時、第
3単純遊星ギヤセット32の太陽ギヤ36と遊星キャリ
ア44を第4単純遊星ギヤセット34の太陽ギヤ46と
リングギヤ42に各々固定連結して組合した。そして、
前記第3単純遊星ギヤセット32のリングギヤ38を第
2単純遊星ギヤセット18の太陽ギヤ30に固定連結
し、第3、4単純遊星ギヤセット32、34の遊星キャ
リア44とリングギヤ42を第1単純遊星ギヤセット1
6の遊星キャリア28、そして第1、2単純遊星ギヤセ
ット16、18のリングギヤ22、26に各々に第1、
2クラッチ6、8を介在して可変的に連結した。
【0075】また、第3、4単純遊星ギヤセット32、
34の太陽ギヤ36、46を変速機ハウジング50との
間に第2ブレーキ12に介在、連結して選択的な反力要
素として作用させ、第4単純遊星ギヤセット34の遊星
キャリア40を出力要素として作用させた。前記のよう
な構成によって第2遊星ギヤセット4は第1作動要素G
が第4単純遊星ギヤセット34の遊星キャリア40、第
2作動要素Hが第3、4単純遊星ギヤセット32、34
の遊星キャリア44とリングギヤ42、第3作動要素I
が第3単純遊星ギヤセット32のリングギヤ38、第4
作動要素Jが第3、4単純遊星ギヤセット32、34の
太陽ギヤ36、46で設定される4つの作動要素を保有
するようになる。
【0076】かかる構成の第2遊星ギヤセット4の各作
動要素は第1実施の形態と同様に第2遊星ギヤセット4
の第3作動要素Iが第1遊星ギヤセット2の第4作動要
素Dと固定的に一体になり、第2遊星ギヤセット4の第
2作動要素Hが第1遊星ギヤセット2の第3作動要素C
と第2作動要素Bと選択的に可変連結されるよう組合さ
れる。これによって第1遊星ギヤセット2の第1作動要
素Aに入力され、第1遊星ギヤセット2の第3作動要素
Cと第2遊星ギヤセット4の第4作動要素Jが選択的な
反力要素で作用し、第2遊星ギヤセット4の第1作動要
素Gを通じて出力が行われるようになる。そしてこれら
作動は第2遊星ギヤセット4の各作動要素を構成する部
品だけ第1実施の形態とことなるだけで各変速段で同一
な作動要素の作動で変速が行われるようになるが、その
詳しい説明は省略する。
【0077】(第3実施の形態)図8は本発明による第
3実施の形態を図示したもので、これは前記第1実施の
形態に置いて、第2遊星ギヤセット4を組合する時、第
3単純遊星ギヤセット32の遊星キャリア44とリング
ギヤ42を第4単純遊星ギヤセット34のリングギヤ3
8と遊星キャリア40に各々固定連結して組合した。そ
して第3、4単純遊星ギヤセット32、34の遊星キャ
リア44とリングギヤ42を第2単純遊星ギヤセット1
8の太陽ギヤ30に固定連結し、第3、4単純遊星ギヤ
セット32、34のリングギヤ38と遊星キャリア40
を第1単純遊星ギヤセット16の遊星キャリア28、そ
して第1、2単純遊星ギヤセット16、18のリングギ
ヤ22、26各々に第1、2クラッチ6、8を介在して
可変的に連結した。
【0078】また、第4単純遊星ギヤセット34の太陽
ギヤ46を変速機ハウジング50との間に第2ブレーキ
12に介在連結して選択的な反力要素として作用させ、
第3単純遊星ギヤセット32の太陽ギヤ36を出力要素
として作用させた。前記構成により第2遊星ギヤセット
4は第1作動要素Gが第3単純遊星ギヤセット32の太
陽ギヤ36、第2作動要素Hが第3、4単純遊星ギヤセ
ット32、34のリングギヤ38と遊星キャリア40、
第3作動要素Iが第3、4単純遊星ギヤセット32、3
4の遊星キャリア44とリングギヤ42、第4作動要素
Jが第4単純遊星ギヤセット34の太陽ギヤ46で設定
される4つの作動要素を保有する。
【0079】このように構成される第2遊星ギヤセット
4の各作動要素は第1実施の形態と同様に第2遊星ギヤ
セット4の第3作動要素Iが第1遊星ギヤセット2の第
4作動要素Dと固定的に一体になり、第2遊星ギヤセッ
ト4の第2作動要素Hが第1遊星ギヤセット2の第3作
動要素Cと第2作動要素Bと選択的な可変連結がなされ
るよう組合される。これにより第1遊星ギヤセット2の
第1作動要素Aに入力され、第1遊星ギヤセット2の第
3作動要素Cと第2遊星ギヤセット4の第4作動要素J
が選択的な反力要素で作用し、第2遊星ギヤセット4の
第1作動要素Gを通じて出力が行われる。そしてこれら
作動は第2遊星ギヤセット4の各作動要素を構成する部
品が第1実施の形態と異なるだけで、各変速段で同一な
作動要素の作動で変速が行われるようになるが、その詳
しい説明は省略する。
【0080】(第4実施の形態)図9は本発明による第
4実施の形態を図示したもので、これは前記第1実施の
形態に於いて、第2遊星ギヤセット4をダブルピニオン
遊星ギヤセットである第3単純遊星ギヤセット32とシ
ングルピニオン遊星ギヤセットである第4単純遊星ギヤ
セット34の組合で形成し、第3単純遊星ギヤセット3
2の遊星キャリア44とリングギヤ38を第4単純遊星
ギヤセット34の遊星キャリア40とリングギヤ42に
各々固定連結して組合した。そして前記第3、4単純遊
星ギヤセット32、34のリングギヤ38、42を第2
単純遊星ギヤセット18の太陽ギヤ30に固定連結し、
第3、4単純遊星ギヤセット32、34の遊星キャリア
44、40を第1単純遊星ギヤセット16の遊星キャリ
ア28、そして第1、2単純遊星ギヤセット16、18
のリングギヤ22、26各々に第1、2クラッチ6、8
を介在して可変的に連結した。また、第4単純遊星ギヤ
セット34の太陽ギヤ46を変速機ハウジング50との
間に第2ブレーキ12に介在させて連結して選択的な反
力要素として作用させ、第3単純遊星ギヤセット32の
太陽ギヤ36を出力要素として作用させた。
【0081】前記のような構成により第2遊星ギヤセッ
ト4は第1作動要素Gが第3単純遊星ギヤセット32の
太陽ギヤ36、第2作動要素Hが第3、4単純遊星ギヤ
セット32、34の遊星キャリア44、40、第3作動
要素Iが第3、4単純遊星ギヤセット32、34のリン
グギヤ38、42、第4作動要素Jが第4単純遊星ギヤ
セット34の太陽ギヤ46で設定される4つの作動要素
を保有する。このような構成の第2遊星ギヤセット4の
各作動要素は第1実施の形態と同様に第2遊星ギヤセッ
ト4の第3作動要素Iが第1遊星ギヤセット2の第4作
動要素Dと固定的に一体になり、第2遊星ギヤセット4
の第2作動要素Hが第1遊星ギヤセット2の第3作動要
素Cと第2作動要素Bと選択的に可変連結されるように
組合される。
【0082】これにより第1遊星ギヤセット2の第1作
動要素Aに入力され、第1遊星ギヤセット2の第3作動
要素Cと第2遊星ギヤセット4の第4作動要素Jが選択
的な反力要素で作用し、第2遊星ギヤセット4の第1作
動要素Gを通じて出力が行われる。そして、これら作動
は第2遊星ギヤセット4の各作動要素を構成する部品だ
け第1実施の形態と異なるだけで各変速段で同一作動要
素の作動により変速が行われるようが、その詳しい説明
は省略する。
【0083】(第5実施の形態)図10は本発明による
第5実施の形態を図示したもので、これは前記第1実施
の形態に於いて、第2遊星ギヤセット4を組合する時、
第3単純遊星ギヤセット32の遊星キャリア44とリン
グギヤ38を第4単純遊星ギヤセット34の遊星キャリ
ア40とリングギヤ42に各々固定連結して組合した。
そして、前記第3、4単純遊星ギヤセット32、34の
遊星キャリア44、40を第2単純遊星ギヤセット18
の太陽ギヤに固定連結し、第3、4単純遊星ギヤセット
32、34のリングギヤ38、42を第1単純遊星ギヤ
セット16の遊星キャリア28、そして第1、2単純遊
星ギヤセット16、18のリングギヤ22、26に各々
第1、2クラッチ6、8を介在して可変的に連結した。
【0084】また、第3単純遊星ギヤセット32の太陽
ギヤ36を変速機ハウジング50との間に第2ブレーキ
12に介在させて連結して選択的な反力要素として作用
させ、第4単純遊星ギヤセット34の太陽ギヤ46が出
力要素として作用できるようにした。前記のような構成
により第2遊星ギヤセット4は第1作動要素Gが第4単
純遊星ギヤセット34の太陽ギヤ46、第2作動要素H
が第3、4単純遊星ギヤセット32、34のリングギヤ
38、42、第3作動要素Iが第3、4単純遊星ギヤセ
ット32、34の遊星キャリア44、40、第4作動要
素Jが第3単純遊星ギヤセット32の太陽ギヤ36で設
定される4つの作動要素を保有する。このような構成の
第2遊星ギヤセット4の各作動要素は第1実施の形態と
同様に第2遊星ギヤセット4の第3作動要素Iが第1遊
星ギヤセット2の第4作動要素Dと固定的に一体にな
り、第2遊星ギヤセット4の第2作動要素Hが第1遊星
ギヤセット2の第3作動要素Cと第2作動要素Bと選択
的な可変連結が行われるように組合される。
【0085】これにより第1遊星ギヤセット2の第1作
動要素Aで入力が行われ、第1遊星ギヤセット2の第3
作動要素Cと第2遊星ギヤセット4の第4作動要素Jが
選択的な反力要素で作用し、第2遊星ギヤセット4の第
1作動要素Gを通じて出力が行われる。そしてこれら作
動は第2遊星ギヤセット4の各作動要素を構成する部品
だけ第1実施の形態と異なるだけで各変速段で同一作動
要素の作動により変速が行われるようが、その詳しい説
明は省略する。
【0086】(第6実施の形態)図11は本発明による
第6実施の形態を図示したもので、これは前記第4実施
の形態に於いて、第2遊星ギヤセット4を組合する時、
第3単純遊星ギヤセット32の太陽ギヤ36と遊星キャ
リア44を第4単純遊星ギヤセット34の太陽ギヤ46
と遊星キャリア40に各々固定連結して組合した。そし
て、前記第3、4単純遊星ギヤセット32、34の遊星
キャリア44、40を第2単純遊星ギヤセット18の太
陽ギヤ30に固定連結し、第3単純遊星ギヤセット32
のリングギヤ38を第1単純遊星ギヤセット16の遊星
キャリア28、および第1、2単純遊星ギヤセット1
6、18のリングギヤ22、26に各々第1、2クラッ
チ6、8を介在して可変的に連結した。
【0087】また、第4単純遊星ギヤセット34のリン
グギヤ42を変速機ハウジング50との間に第2ブレー
キ12に介在、連結して選択的な反力要素として作用す
るようにし、第3、4単純遊星ギヤセット32、34の
太陽ギヤ36、46が出力要素として作用するようにし
た。前記のような構成により第2遊星ギヤセット4は第
1作動要素Gが第3、4単純遊星ギヤセット32、34
の太陽ギヤ36、46、第2作動要素Hが第3単純遊星
ギヤセット32のリングギヤ38、第3作動要素Iが第
3、4単純遊星ギヤセット32、34の遊星キャリア4
4、40、第4作動要素Jが第4単純遊星ギヤセット3
4のリングギヤ42に設定される4つの作動要素を保有
する。
【0088】このような構成の第2遊星ギヤセット4の
各作動要素は第1実施の形態と同様に第2遊星ギヤセッ
ト4の第3作動要素Iが第1遊星ギヤセット2の第4作
動要素Dと固定的に一体になり、第2遊星ギヤセット4
の第2作動要素Hが第1遊星ギヤセット2の第3作動要
素Cと第2作動要素Bと選択的な可変連結になるように
組合される。これにより第1遊星ギヤセット2の第1作
動要素Aで入力が行われ、第1遊星ギヤセット2の第3
作動要素Cと第2遊星ギヤセット4の第4作動要素Jが
選択的な反力要素で作用し、第2遊星ギヤセット4の第
1作動要素Gを通じて出力が行われる。
【0089】そして、これら作動は第2遊星ギヤセット
4の各作動要素を構成する部品だけ第1実施の形態と異
なるだけで各変速段で同一作動要素の作動により変速が
行われるようが、その詳しい説明は省略する。
【0090】(第7実施の形態)図12は本発明による
第7実施の形態を図示したもので、これは前記第1実施
の形態に於いて、第2遊星ギヤセット4をシングルピニ
オン遊星ギヤセットである第3単純遊星ギヤセット32
とダブルピニオン遊星ギヤセットである第4単純遊星ギ
ヤセット34の組合で形成し、第3単純遊星ギヤセット
32の太陽ギヤ36とリングギヤ38を第4単純遊星ギ
ヤセット34の太陽ギヤ46と遊星キャリア40に各々
固定連結して組合した。そして、第3単純遊星ギヤセッ
ト32の遊星キャリア44を第2単純遊星ギヤセット1
8の太陽ギヤ30に固定連結し、第3、4単純遊星ギヤ
セット32、34のリングギヤ38、42を第1単純遊
星ギヤセット16の遊星キャリア28、そして第1、2
単純遊星ギヤセット16、18のリングギヤ22、26
に各々第1、2クラッチ6、8を介在させて可変的に連
結した。
【0091】また、前記第3、4単純遊星ギヤセット3
2、34の太陽ギヤ36、46を変速機ハウジング50
との間に第2ブレーキ12に介在、連結して選択的な反
力要素として作用させ、第4単純遊星ギヤセット34の
遊星キャリア40が出力要素として作用するようにし
た。前記のような構成により第2遊星ギヤセット4は第
1作動要素Gが第4単純遊星ギヤセット34の遊星キャ
リア40、第2作動要素Hが第3、4単純遊星ギヤセッ
ト32、34のリングギヤ38、42、第3作動要素I
が第3単純遊星ギヤセット32の遊星キャリア44、第
4作動要素Jが第3、4単純遊星ギヤセット32、34
の太陽ギヤ36も46に設定される4つの作動要素を保
有する。このような構成の第1、2遊星ギヤセット4の
各作動要素は第1実施の形態と同様に第2遊星ギヤセッ
ト4の第3作動要素Iが第1遊星ギヤセット2の第4作
動要素Dと固定的に一体になり、第2遊星ギヤセット4
の第2作動要素Hが第1遊星ギヤセット2の第3作動要
素Cと第2作動要素Bと選択的な可変連結になるように
組合される。
【0092】これにより第1遊星ギヤセット2の第1作
動要素Aに入力が行われ、第1遊星ギヤセット2の第3
作動要素Cと第2遊星ギヤセット4の第4作動要素Jが
選択的な反力要素で作用し、第2遊星ギヤセット4の第
1作動要素Gを通じて出力が行われる。そして、これら
作動は第2遊星ギヤセット4の各作動要素を構成する部
品だけ第1実施の形態と異なるだけで各変速段で同一作
動要素の作動により変速が行われるようが、その詳しい
説明は省略する。
【0093】(第8実施の形態)図13は本発明による
第8実施の形態を図示したもので、これは前記第7実施
の形態に於いて、第2遊星ギヤセット4を組合する時、
第3単純遊星ギヤセット32の遊星キャリア44とリン
グギヤ38を第4単純遊星ギヤセット34の太陽ギヤ4
6とリングギヤ42に各々固定連結して組合した。そし
て前記第3、4単純遊星ギヤセット32、34の遊星キ
ャリア44とリングギヤ42を第2単純遊星ギヤセット
18の太陽ギヤ30に固定連結し、第4単純遊星ギヤセ
ット34の遊星キャリア40を第1単純遊星ギヤセット
16の遊星キャリア28、そして第1、2単純遊星ギヤ
セット16、18のリングギヤ22、26に各々第1、
2クラッチ6、8を介在して連結した。
【0094】また、前記第3、4単純遊星ギヤセット3
2、34の遊星キャリア44とリングギヤ42を第2単
純遊星ギヤセット18の太陽ギヤ30に固定連結し、第
4単純遊星ギヤセット34の遊星キャリア40を第1単
純遊星ギヤセット16の遊星キャリア28、そして第
1、2単純遊星ギヤセット16、18のリングギヤ2
2、26に各々第1、2クラッチ6、8を介在して可変
連結した。また、第3、4単純遊星ギヤセット32、3
4のリングギヤ38と太陽ギヤ46を変速機ハウジング
50との間に第2ブレーキ12に介在して連結して選択
的な反力要素として作用させ、第3単純遊星ギヤセット
32の太陽ギヤ36が出力要素として作用させた。
【0095】前記構成によって第2遊星ギヤセット4は
第1作動要素Gが第3単純遊星ギヤセット32の太陽ギ
ヤ36、第2作動要素Hが第4単純遊星ギヤセット34
の遊星キャリア40、第3作動要素Iが第3、4単純遊
星ギヤセット32、34の遊星キャリア44とリングギ
ヤ42、第4作動要素Jが第3、4単純遊星ギヤセット
32、34のリングギヤ38と太陽ギヤ46で設定され
る4つの作動要素を保有するようになる。かかる構成の
第2遊星ギヤセット4の各作動要素は第1実施の形態と
同一に第2遊星ギヤセット4の第3作動要素Iが第1遊
星ギヤセット2の第4作動要素Dと固定的な一体にな
り、第2遊星ギヤセット4の第2作動要素Hが第1遊星
ギヤセット2の第3作動要素Cと第2作動要素Bと選択
的に可変連結されるように組合される。
【0096】これによって第1遊星ギヤセット2の第1
作動要素Aに入力され、第1遊星ギヤセット2の第3作
動要素Cと第2遊星ギヤセット4の第4作動要素Jが選
択的な反力要素として作用し、第2遊星ギヤセット4の
第1作動要素Gを通じて出力される。そして、これら作
動第2遊星ギヤセット4の各作動要素を構成する部品だ
け第1実施の形態と異なるだけで各変速段で同一な作動
要素の作動で変速が行われるようになるが、その詳しい
説明は省略する。
【0097】(第9実施の形態)図14は本発明による
第9実施の形態を図示したもので、これは前記第7実施
の形態に於いて、第2遊星ギヤセット4を組合する時、
第3単純遊星ギヤセット32の遊星キャリア44と太陽
ギヤ46を第4単純遊星ギヤセット34のリングギヤ4
2と遊星キャリア40に各々固定連結して組合した。そ
して、前記第3単純遊星ギヤセット32のリングギヤ3
8を第2単純遊星ギヤセット18の太陽ギヤ30に固定
連結し、第3、4単純遊星ギヤセット32、34の遊星
キャリア44とリングギヤ42を第1単純遊星ギヤセッ
ト16の遊星キャリア28、および第1、2単純遊星ギ
ヤセット16、18のリングギヤ22、26に各々第
1、2クラッチ6、8を介在して可変的に連結した。ま
た、前記第4単純遊星ギヤセット34の太陽ギヤ46を
変速機ハウジング50との間に第2ブレーキ12に介
在、連結して選択的な反力要素で作用させ、第3、4単
純遊星ギヤセット32、34の太陽ギヤ36と遊星キャ
リア40が出力要素で作用するようにした。
【0098】前記のような構成により第2遊星ギヤセッ
ト4は第1作動要素Gが第3、4単純遊星ギヤセット3
2、34の太陽ギヤ36と遊星キャリア40、第2作動
要素Hが第3、4単純遊星ギヤセット32、34の遊星
キャリア44とリングギヤ42、第3作動要素Iが第3
単純遊星ギヤセット32のリングギヤ38、第4作動要
素Jが第4単純遊星ギヤセット34の太陽ギヤ46に設
定される4つの作動要素を保有する。このような構成の
第2遊星ギヤセット4の各作動要素は第1実施の形態と
同様に第2遊星ギヤセット4の第3作動要素Iが第1遊
星ギヤセット2の第4作動要素Dと固定的に一体にな
り、第2遊星ギヤセット4の第2作動要素Hが第1遊星
ギヤセット2の第3作動要素Cと第2作動要素Bと選択
的に可変連結されるように組合される。
【0099】これにより第1遊星ギヤセット2の第1作
動要素Aに入力され、第1遊星ギヤセット2の第3作動
要素Cと第2遊星ギヤセット4の第4作動要素Jが選択
的な反力要素で作用し、第2遊星ギヤセット4の第1作
動要素Gを通じて出力が行われる。そして、これら作動
は第2遊星ギヤセット4の各作動要素を構成する部品だ
け第1実施の形態と異なるだけで各変速段で同一作動要
素の作動により変速が行われるようが、その詳しい説明
は省略する。
【0100】(第10実施の形態)図15は本発明によ
る第10実施の形態を図示したもので、これは前記第1
実施の形態に於いて、第2遊星ギヤセット4をシングル
ピニオン遊星ギヤセットである第3、4単純遊星ギヤセ
ット32、34の組合で形成し、第3単純遊星ギヤセッ
ト32の太陽ギヤ36と遊星キャリア44を第4単純遊
星ギヤセット34のリングギヤ38と遊星キャリア40
に各々固定連結して組合した。そして、第3、4単純遊
星ギヤセット32、34の遊星キャリア44、40を第
2単純遊星ギヤセット18の太陽ギヤ30に固定連結
し、第3単純遊星ギヤセット32のリングギヤ38を第
1単純遊星ギヤセット16の遊星キャリア28、および
第1、2単純遊星ギヤセット16、18のリングギヤ2
2、26に各々第1、2クラッチ6、8を介在して可変
的に連結した。
【0101】また、第3、4単純遊星ギヤセット32、
34の太陽ギヤ36とリングギヤ42を変速機ハウジン
グ50との間に第2ブレーキ12に介在、連結して選択
的な反力要素として作用させ、第4単純遊星ギヤセット
34の太陽ギヤ46を出力要素として作用させた。前記
のような構成により第2遊星ギヤセット4は第1作動要
素Gが第4単純遊星ギヤセット34の太陽ギヤ46、第
2作動要素Hが第3単純遊星ギヤセット32のリングギ
ヤ38、第3作動要素Iが第3、4単純遊星ギヤセット
32、34の遊星キャリア44、40、第4作動要素J
が第3、4単純遊星ギヤセット32、34の太陽ギヤ3
6とリングギヤ42に設定される4つの作動要素を保有
する。このような構成の第2遊星ギヤセット4の各作動
要素は第1実施の形態と同様に第2遊星ギヤセット4の
第3作動要素Iが第1遊星ギヤセット2の第4作動要素
Dと固定的に一体になり、第2遊星ギヤセット4の第2
作動要素Hが第1遊星ギヤセット2の第3作動要素Cと
第2作動要素Bと選択的な可変連結されるように組合さ
れる。
【0102】これによって第1遊星ギヤセット2の第1
作動要素Aに入力され、第1遊星ギヤセット2の第3作
動要素Cと第2遊星ギヤセット4の第4作動要素Jが選
択的な反力要素として作用し、第2遊星ギヤセット4の
第1作動要素Gを通じて出力される。そして、これら作
動は第2遊星ギヤセット4の各作動要素を構成する部品
だけ第1実施の形態と異なるだけで各変速段で同一作動
要素の作動により変速が行われるようが、その詳しい説
明は省略する。
【0103】(第11実施の形態)図16は本発明によ
る第11実施の形態を図示したもので、これは前記第1
0実施の形態に於いて、第2遊星ギヤセット4を組合す
る時、第3単純遊星ギヤセット32の遊星キャリア44
とリングギヤ38を第4単純遊星ギヤセット34のリン
グギヤ42とリングギヤ42に各々固定連結して組合し
た。そして、第3、4単純遊星ギヤセット32、34の
遊星キャリア44とリングギヤ42を第2単純遊星ギヤ
セット18の太陽ギヤ30に固定連結し、第3、4単純
遊星ギヤセット32、34のリングギヤ38と遊星キャ
リア40を第1単純遊星ギヤセット16の遊星キャリア
28、および第1、2単純遊星ギヤセット16、18の
リングギヤ22、26に各々第1、2クラッチ6、8を
介在して可変的に連結した。また、第3単純遊星ギヤセ
ット32の太陽ギヤ36を変速機ハウジング50との間
に第2ブレーキ12に介在、連結して選択的な反力要素
として作用させ、第4単純遊星ギヤセット34の太陽ギ
ヤ46が出力要素として作用させた。
【0104】前記構成によって第2遊星ギヤセット4は
第1作動要素Gが第4単純遊星ギヤセット34の太陽ギ
ヤ46、第2作動要素Hが第3、4単純遊星ギヤセット
32、34のリングギヤ38と遊星キャリア40、第3
作動要素Iが第3、4単純遊星ギヤセット32、34の
遊星キャリア44とリングギヤ42、第4作動要素Jが
第3単純遊星ギヤセット32の太陽ギヤ36で設定され
る4つの作動要素を保有する。このように構成される第
2遊星ギヤセット4の各作動要素は第1実施の形態と同
様に第2遊星ギヤセット4の第3作動要素Iが第1遊星
ギヤセット2の第4作動要素Dと固定的に一体になり、
第2遊星ギヤセット4の第2作動要素Hが第1遊星ギヤ
セット2の第3作動要素Cと第2作動要素Bと選択的に
可変連結されるよう組合される。
【0105】従って第1遊星ギヤセット2の第1作動要
素Aに入力され、第1遊星ギヤセット2の第3作動要素
Cと第2遊星ギヤセット4の第4作動要素Jが選択的な
反力要素で作用し、第2遊星ギヤセット4の第1作動要
素Gを通じて出力が行われる。そして、これら作動は第
2遊星ギヤセット4の各作動要素を構成する部品だけ第
1実施の形態と異なるだけで各変速段で同一作動要素の
作動により変速が行われるようが、その詳しい説明は省
略する。
【0106】(第12実施の形態)図17は本発明によ
る第12実施の形態を図示したもので、これは前記第1
実施の形態に於いて第1遊星ギヤセット2はダブルピニ
オン遊星ギヤセットである第1単純遊星ギヤセット16
とシングルピニオン遊星ギヤセットである第2単純遊星
ギヤセット18の組合で形成し、第2遊星ギヤセット4
はシングルピニオン遊星ギヤセットである第3、4単純
遊星ギヤセット32、34の組合で形成した。前記で第
1遊星ギヤセット2は第1単純遊星ギヤセット16の遊
星キャリア28とリングギヤ22を第2単純遊星ギヤセ
ット18の遊星キャリア24と太陽ギヤ30に各々固定
連結して組合した。そして、第2単純遊星ギヤセット4
は第3単純遊星ギヤセット32の太陽ギヤ36と遊星キ
ャリア44を第4単純遊星ギヤセット34のリングギヤ
38と遊星キャリア40に各々固定連結して組合した。
【0107】前記のような第1、2遊星ギヤセット2、
4を組合することに於いては、第3、4単純遊星ギヤセ
ット32、34の遊星キャリア44、40を第2単純遊
星ギヤセット18のリングギヤ26に固定連結し、第3
単純遊星ギヤセット32のリングギヤ38を第1、2単
純遊星ギヤセット16、18の遊星キャリア28、2
4、そして第1、2単純遊星ギヤセット16、18のリ
ングギヤ22と太陽ギヤ30に各々第1、2クラッチ
6、8を介在して可変的に連結した。また、前記第1、
2単純遊星ギヤセット16、18の遊星キャリア28、
24を変速機ハウジング50との間に第1ブレーキ10
を介在して連結し、第3、4単純遊星ギヤセット32、
34の太陽ギヤ36とリングギヤ42を変速機ハウジン
グ50との間に第2ブレーキ12を介在して連結して選
択的な反力要素として作用させ、第1単純遊星ギヤセッ
ト16の太陽ギヤ20が入力要素となり、第4単純遊星
ギヤセット34の太陽ギヤ46が出力要素として作用さ
せた。
【0108】前記構成によって第1遊星ギヤセット2は
第1作動要素Aが第1単純遊星ギヤセット16の太陽ギ
ヤ20、第2作動要素Bが第1、2単純遊星ギヤセット
16、18のリングギヤ22と太陽ギヤ30、第3作動
要素Cが第1、2単純遊星ギヤセット16、18の遊星
キャリア28、24、第4作動要素Dが第2単純遊星ギ
ヤセット18のリングギヤ26に設定される4つの作動
要素を保有する。そして、第2遊星ギヤセット4は第1
作動要素Gが第4単純遊星ギヤセット34の太陽ギヤ4
6、第2作動要素Hが第3単純遊星ギヤセット32のリ
ングギヤ38、第3作動要素Iが第3、4単純遊星ギヤ
セット32、34の遊星キャリア44、40、第4作動
要素Jが第3、4単純遊星ギヤセット32、34の太陽
ギヤ36とリングギヤ42で設定される4つの作動要素
を保有するようになる。
【0109】このように構成される第1、2遊星ギヤセ
ット2、4の各作動要素は第1実施の形態と同様に第2
遊星ギヤセット4の第3作動要素Iが第1遊星ギヤセッ
ト2の第4作動要素Dと固定的に一体になり、第2遊星
ギヤセット4の第2作動要素Hが第1遊星ギヤセット2
の第3作動要素Cと第2作動要素Bと選択的な可変連結
が行われるように組合される。従って第1遊星ギヤセッ
ト2の第1作動要素Aに入力され、第1遊星ギヤセット
2の第3作動要素Cと第2遊星ギヤセット4の第4作動
要素Jが選択的な反力要素で作用し、第2遊星ギヤセッ
ト4の第1作動要素Gを通じて出力が行われる。そして
これら作動は第2遊星ギヤセット4の各作動要素を構成
する部品だけ第1実施の形態と異なるだけで各変速段で
同一作動要素の作動により変速が行われるようが、その
詳しい説明は省略する。
【0110】(第13実施の形態)図18は本発明によ
る第13実施の形態を図示したもので、これは前記第1
2実施の形態に於いて、第2遊星ギヤセット4を組合す
る時、第3単純遊星ギヤセット32の遊星キャリア44
とリングギヤ38を第4単純遊星ギヤセット34のリン
グギヤ42とリングギヤ42に各々固定連結して組合し
た。そして、前記第3、4単純遊星ギヤセット32、3
4の遊星キャリア44とリングギヤ42を第2単純遊星
ギヤセット18のリングギヤ26に固定連結し、第3、
4単純遊星ギヤセット32、34のリングギヤ38と遊
星キャリア40を第1、2単純遊星ギヤセット16、1
8の遊星キャリア28、24、および第1、2単純遊星
ギヤセット16、18のリングギヤ22と太陽ギヤ30
に各々第1、2クラッチ6、8を介在して可変的に連結
した。また、第3単純遊星ギヤセット32の太陽ギヤ3
6を変速機ハウジング50との間に第2ブレーキ12を
介在、連結して選択的な反力要素として作用させ、第4
単純遊星ギヤセット34の太陽ギヤ46が出力要素とし
て作用するようにした。
【0111】前記構成によって第2遊星ギヤセット4は
第1作動要素Gが第4単純遊星ギヤセット34の太陽ギ
ヤ46、第2作動要素Hが第3、4単純遊星ギヤセット
32、34のリングギヤ38と遊星キャリア40、第3
作動要素Iが第3、4単純遊星ギヤセット32、34の
遊星キャリア44とリングギヤ42、第4作動要素Jが
第3単純遊星ギヤセット32の太陽ギヤ36に設定され
る4つの作動要素を保有する。このように構成される第
2遊星ギヤセット4の各作動要素は第1実施の形態と同
様に第2遊星ギヤセット4の第3作動要素Iが第1遊星
ギヤセット2の第4作動要素Dと固定的に一体になり、
第2遊星ギヤセット4の第2作動要素Hが第1遊星ギヤ
セット2の第3作動要素Cと第2作動要素Bと選択的な
可変連結が行われるように組合される。従って、第1遊
星ギヤセット2の第1作動要素Aに入力され、第1遊星
ギヤセット2の第3作動要素Cと第2遊星ギヤセット4
の第4作動要素Jが選択的な反力要素で作用し、第2遊
星ギヤセット4の第1作動要素Gを通じて出力が行われ
る。そして、これら作動は第2遊星ギヤセット4の各作
動要素を構成する部品だけ第1実施の形態と異なるだけ
で各変速段で同一作動要素の作動により変速が行われる
ようが、その詳しい説明は省略する。
【0112】(第14実施の形態)図19は本発明によ
る第14実施の形態を図示したもので、これは前記第1
3実施の形態に於いて、第2遊星ギヤセット4をシング
ルピニオン遊星ギヤセットである第3単純遊星ギヤセッ
ト32とダブルピニオン遊星ギヤセットである第4単純
遊星ギヤセット34の組合で形成し、第3単純遊星ギヤ
セット32の太陽ギヤ36とリングギヤ38を第4単純
遊星ギヤセット34の太陽ギヤ46と遊星キャリア40
に各々固定連結して組合した。そして、前記第3単純遊
星ギヤセット32の遊星キャリア44を第2単純遊星ギ
ヤセット18のリングギヤ26に固定連結し、第3、4
単純遊星ギヤセット32、34のリングギヤ38、42
を第1、2単純遊星ギヤ節と16、18の遊星キャリア
28、24、および第1、2単純遊星ギヤセット16、
18のリングギヤ22と太陽ギヤ30に各々第1、2ク
ラッチ6、8を介在して可変的に連結した。
【0113】また、第3、4単純遊星ギヤセット32、
34の太陽ギヤ36、46を変速機ハウジング50との
間に第2ブレーキ12に介在、連結して選択的な反力要
素として作用させ、第4単純遊星ギヤセット34の遊星
キャリア40が出力要素として作用するようにした。前
記構成によって第2遊星ギヤセット4は第1作動要素G
が第4単純遊星ギヤセット34の遊星キャリア40、第
2作動要素Hが第3、4単純遊星ギヤセット32、34
のリングギヤ38、42、第3作動要素Iが第3単純遊
星ギヤセット32の遊星キャリア44、第4作動要素J
が第3、4単純遊星ギヤセット32、34の太陽ギヤ3
6、46で設定される4つの作動要素を保有する。この
ように構成される第2遊星ギヤセット4の各作動要素は
第1実施の形態と同様に第2遊星ギヤセット4の第3作
動要素Iが第1遊星ギヤセット2の第4作動要素Dと固
定的に一体になり、第2遊星ギヤセット4の第2作動要
素Hが第1遊星ギヤセット2の第3作動要素Cと第2作
動要素Bと選択的な可変連結が行われるように組合され
る。
【0114】従って、第1遊星ギヤセット2の第1作動
要素Aに入力され、第1遊星ギヤセット2の第3作動要
素Cと第2遊星ギヤセット4の第4作動要素Jが選択的
な反力要素で作用し、第2遊星ギヤセット4の第1作動
要素Gを通じて出力が行われる。そして、これら作動は
第2遊星ギヤセット4の各作動要素を構成する部品だけ
第1実施の形態と異なるだけで各変速段で同一作動要素
の作動により変速が行われるようが、その詳しい説明は
省略する。
【0115】(第15実施の形態)図20は本発明によ
る第15実施の形態を図示したもので、これは前記第1
4実施の形態に於いて、第2遊星ギヤセット4を組合す
る時、第3単純遊星ギヤセット32の遊星キャリア44
とリングギヤ38を第4単純遊星ギヤセット34の太陽
ギヤ46とリングギヤ42に各々固定連結して組合し
た。そして、第3、4単純遊星ギヤセット32、34の
遊星キャリア44とリングギヤ42を第2単純遊星ギヤ
セット18のリングギヤ26に固定連結し、第4単純遊
星ギヤセット34の遊星キャリア40を第1、2単純遊
星ギヤセット16、18の遊星キャリア28、24、お
よび第1、2単純遊星ギヤセット16、18のリングギ
ヤ22と太陽ギヤ30に各々第1、2クラッチ6、8を
介在して可変的に連結した。また、第3、4単純遊星ギ
ヤセット32、34のリングギヤ38と太陽ギヤ46を
変速機ハウジング50との間に第2ブレーキ12に介在
して連結して選択的な反力要素で作用させ、第3単純遊
星ギヤセット32の太陽ギヤ36が出力要素として作用
させた。
【0116】前記構成によって第2遊星ギヤセット4は
第1作動要素Gが第3単純遊星ギヤセット32の太陽ギ
ヤ36、第2作動要素Hが第4単純遊星ギヤセット34
の遊星キャリア40、第3作動要素Iが第3、4単純遊
星ギヤセット32、34の遊星キャリア44とリングギ
ヤ42、第4作動要素Jが第3、4単純遊星ギヤセット
32、34の遊星キャリア44とリングギヤ42、第4
作動要素Jが第3、4単純遊星ギヤセット32、34の
リングギヤ38と太陽ギヤ46で設定される4つの作動
要素を保有する。このように構成される第2遊星ギヤセ
ット4の各作動要素は第1実施の形態と同様に第2遊星
ギヤセット4の第3作動要素Iが第1遊星ギヤセット2
の第4作動要素Dと固定的に一体になり、第2遊星ギヤ
セット4の第2作動要素Hが第1遊星ギヤセット2の第
3作動要素Cと第2作動要素Bと選択的な可変連結が行
われるように組合される。従って、第1遊星ギヤセット
2の第1作動要素Aに入力され、第1遊星ギヤセット2
の第3作動要素Cと第2遊星ギヤセット4の第4作動要
素Jが選択的な反力要素で作用し、第2遊星ギヤセット
4の第1作動要素Gを通じて出力が行われる。
【0117】そして、これら作動は第2遊星ギヤセット
4の各作動要素を構成する部品だけ第1実施の形態と異
なるだけで各変速段で同一作動要素の作動により変速が
行われるようが、その詳しい説明は省略する。
【0118】(第16実施の形態)図21は本発明によ
る第16実施の形態を図示したもので、これは前記第1
4実施の形態に於いて、第2遊星ギヤセット4を組合す
る時、第3単純遊星ギヤセット32の遊星キャリア44
と太陽ギヤ46を第4単純遊星ギヤセット34のリング
ギヤ42と遊星キャリア40に各々固定連結して組合し
た。そして、前記第3単純遊星ギヤセット32のリング
ギヤ38を第2単純遊星ギヤセット18のリングギヤ2
6に固定連結し、第3、4単純遊星ギヤセット32、3
4の遊星キャリア44とリングギヤ42を第1、2単純
遊星ギヤセット16、18の遊星キャリア28、24、
および第1、2単純遊星ギヤセット16、18のリング
ギヤ22と太陽ギヤ30に各々第1、2クラッチ6、8
を介在して可変的に連結した。また、第4単純遊星ギヤ
セット34の太陽ギヤ46を変速機ハウジング50との
間に第2ブレーキ12に介在、連結して選択的な反力要
素として作用させ、第3、4単純遊星ギヤセット32、
34の太陽ギヤ36と遊星キャリア40が出力要素とし
て作用するようにした。
【0119】前記構成によって第2遊星ギヤセット4は
第1作動要素Gが第3、4単純遊星ギヤセット32、3
4の太陽ギヤ36と遊星キャリア40、第2作動要素H
が第3、4単純遊星ギヤセット32、34の遊星キャリ
ア44とリングギヤ42、第3作動要素Iが第3単純遊
星ギヤセット32のリングギヤ38、第4作動要素Jが
第4単純遊星ギヤセット34の太陽ギヤ46に設定され
る4つの作動要素を保有する。このように構成される第
2遊星ギヤセット4の各作動要素は第1実施の形態と同
様に第2遊星ギヤセット4の第3作動要素Iが第1遊星
ギヤセット2の第4作動要素Dと固定的に一体になり、
第2遊星ギヤセット4の第2作動要素Hが第1遊星ギヤ
セット2の第3作動要素Cと第2作動要素Bと選択的な
可変連結が行われるように組合される。
【0120】従って、第1遊星ギヤセット2の第1作動
要素Aに入力され、第1遊星ギヤセット2の第3作動要
素Cと第2遊星ギヤセット4の第4作動要素Jが選択的
な反力要素で作用し、第2遊星ギヤセット4の第1作動
要素Gを通じて出力が行われる。そしてこれら作動は第
2遊星ギヤセット4の各作動要素を構成する部品だけ第
1実施の形態と異なるだけで各変速段で同一作動要素の
作動により変速が行われるようが、その詳しい説明は省
略する。
【0121】(第17実施の形態)図22は本発明によ
る第17実施の形態を図示したもので、これは前記第1
2実施の形態に於いて、第2遊星ギヤセット4をダブル
ピニオン遊星ギヤセットである第3単純遊星ギヤセット
32とシングルピニオン遊星ギヤセットである第4単純
遊星ギヤセット34の組合で形成し、第3単純遊星ギヤ
セット32の遊星キャリア44とリングギヤ38を第4
単純遊星ギヤセット34の遊星キャリア40とリングギ
ヤ42に各々固定連結して組合した。そして、第3、4
単純遊星ギヤセット32、34のリングギヤ38、42
を第2単純遊星ギヤセット18のリングギヤ26に固定
連結し、第3、4単純遊星ギヤセット32、34の遊星
キャリア44、40を第1、2単純遊星ギヤセット1
6、18の遊星キャリア28、24、および第1、2単
純遊星ギヤセット16、18のリングギヤ22と太陽ギ
ヤ30に各々第1、2クラッチ6、8を介在して可変的
に連結した。また、第4単純遊星ギヤセット34の太陽
ギヤ46を変速機ハウジング50との間に第2ブレーキ
12に介在、連結して選択的な反力要素として作用さ
せ、第3単純遊星ギヤセット32の太陽ギヤ36を出力
要素として作用させた。
【0122】前記構成によって第2遊星ギヤセット4は
第1作動要素Gが第3単純遊星ギヤセット32の太陽ギ
ヤ36、第2作動要素Hが第3、4単純遊星ギヤセット
32、34の遊星キャリア44、40、第3作動要素I
が第3、4単純遊星ギヤセット32、34のリングギヤ
38、42、第4作動要素Jが第4単純遊星ギヤセット
34の太陽ギヤ46に設定される4つの作動要素を保有
する。このように構成される第2遊星ギヤセット4の各
作動要素は第1実施の形態と同様に第2遊星ギヤセット
4の第3作動要素Iが第1遊星ギヤセット2の第4作動
要素Dと固定的に一体になり、第2遊星ギヤセット4の
第2作動要素Hが第1遊星ギヤセット2の第3作動要素
Cと第2作動要素Bと選択的な可変連結されるように組
合される。従って、第1遊星ギヤセット2の第1作動要
素Aに入力され、第1遊星ギヤセット2の第3作動要素
Cと第2遊星ギヤセット4の第4作動要素Jが選択的な
反力要素で作用し、第2遊星ギヤセット4の第1作動要
素Gを通じて出力が行われる。そして、これら作動は第
2遊星ギヤセット4の各作動要素を構成する部品だけ第
1実施の形態と異なるだけで各変速段で同一作動要素の
作動により変速が行われるようが、その詳しい説明は省
略する。
【0123】(第18実施の形態)図23は本発明によ
る第18実施の形態を図示したもので、これは前記第1
7実施の形態に於いて、第2遊星ギヤセット4を組合す
る時、第3単純遊星ギヤセット32の遊星キャリア44
とリングギヤ38を第4単純遊星ギヤセット34の遊星
キャリア40とリングギヤ42に各々固定連結して組合
した。そして、第3、4単純遊星ギヤセット32、34
の遊星キャリア44、40を第2単純遊星ギヤセット1
8のリングギヤに固定連結し、第3、4単純遊星ギヤセ
ット32、34のリングギヤ38、42を第1、2単純
遊星ギヤセット16、18の遊星キャリア28、24、
および第1、2単純遊星ギヤセット16、18のリング
ギヤ22と太陽ギヤ30に各々第1、2クラッチ6、8
を介在して可変的に連結した。また、第3単純遊星ギヤ
セット32の太陽ギヤ36を変速機ハウジング50との
間に第2ブレーキ12に介在、連結して選択的な反力要
素として作用させ、第4単純遊星ギヤセット34の太陽
ギヤ46を出力要素として作用させた。
【0124】前記構成によって第2遊星ギヤセット4は
第1作動要素Gが第4単純遊星ギヤセット34の太陽ギ
ヤ46、第2作動要素Hが第3、4単純遊星ギヤセット
32、34のリングギヤ38、42、第3作動要素Iが
第3、4単純遊星ギヤセット32、34の遊星キャリア
44、40、第4作動要素Jが第3単純遊星ギヤセット
32の太陽ギヤ36で設定される4つの作動要素を保有
する。このように構成される第2遊星ギヤセット4の各
作動要素は第1実施の形態と同様に第2遊星ギヤセット
4の第3作動要素Iが第1遊星ギヤセット2の第4作動
要素Dと固定的に一体になり、第2遊星ギヤセット4の
第2作動要素Hが第1遊星ギヤセット2の第3作動要素
Cと第2作動要素Bと選択的な可変連結されるように組
合される。従って、第1遊星ギヤセット2の第1作動要
素Aに入力され、第1遊星ギヤセット2の第3作動要素
Cと第2遊星ギヤセット4の第4作動要素Jが選択的な
反力要素で作用し、第2遊星ギヤセット4の第1作動要
素Gを通じて出力が行われる。そして、これら作動は第
2遊星ギヤセット4の各作動要素を構成する部品だけ第
1実施の形態と異なるだけで各変速段で同一作動要素の
作動により変速が行われるようが、その詳しい説明は省
略する。
【0125】(第19実施の形態)図24は本発明によ
る第19実施の形態を図示したもので、これは前記第1
7実施の形態に於いて、第2遊星ギヤセット4を組合す
る時、第3単純遊星ギヤセット32の太陽ギヤ36と遊
星キャリア44を第4単純遊星ギヤセット34の太陽ギ
ヤ46と遊星キャリア40に各々固定連結して組合し
た。そして、前記第3、4単純遊星ギヤセット32、3
4の遊星キャリア44、40を第2単純遊星ギヤセット
18のリングギヤ26に固定連結し、第3単純遊星ギヤ
セット32のリングギヤ38を第1、2単純遊星ギヤセ
ット16、18の遊星キャリア28、24、および第
1、2単純遊星ギヤセット16、18のリングギヤ22
と太陽ギヤ30に各々第1、2クラッチ6、8を介在し
て可変的に連結した。
【0126】また、第4単純遊星ギヤセット34のリン
グギヤ42を変速機ハウジング50との間に第2ブレー
キ12を介在、連結して選択的な反力要素として作用さ
せ、第3、4単純遊星ギヤセット32、34の太陽ギヤ
36、46が出力要素として作用するようにした。前記
構成によって第2遊星ギヤセット4は第1作動要素Gが
第3、4単純遊星ギヤセット32、34の太陽ギヤ3
6、46、第2作動要素Hが第3単純遊星ギヤセット3
2のリングギヤ38、第3作動要素Iが第3、4単純遊
星ギヤセット32、34の遊星キャリア44、40、第
4作動要素Jが第4単純遊星ギヤセット34のリングギ
ヤ42に設定される4つの作動要素を保有する。このよ
うに構成される第2遊星ギヤセット4の各作動要素は第
1実施の形態と同様に第2遊星ギヤセット4の第3作動
要素Iが第1遊星ギヤセット2の第4作動要素Dと固定
的に一体になり、第2遊星ギヤセット4の第2作動要素
Hが第1遊星ギヤセット2の第3作動要素Cと第2作動
要素B選択的に可変連結されるように組合される。
【0127】従って、第1遊星ギヤセット2の第1作動
要素Aに入力され、第1遊星ギヤセット2の第3作動要
素Cと第2遊星ギヤセット4の第4作動要素Jが選択的
な反力要素で作用し、第2遊星ギヤセット4の第1作動
要素Gを通じて出力が行われる。そして、これら作動は
第2遊星ギヤセット4の各作動要素を構成する部品だけ
第1実施の形態と異なるだけで各変速段で同一作動要素
の作動により変速が行われるようが、その詳しい説明は
省略する。
【0128】(第20実施の形態)図25は本発明によ
る第20実施の形態を図示したもので、これは前記第1
2実施の形態に於いて第2遊星ギヤセット4をダブルピ
ニオン遊星ギヤセットよりなる第3、4単純遊星ギヤセ
ット32、34の組合で形成し、第3単純遊星ギヤセッ
ト32の太陽ギヤ36とリングギヤ38を第4単純遊星
ギヤセット34の遊星キャリア40とリングギヤ42に
各々固定連結して組合した。そして、第3単純遊星ギヤ
セット32の遊星キャリア44を第2単純星ギヤセット
18のリングギヤ26に固定連結し、第3、4単純遊星
ギヤセット32、34のリングギヤ38、42を第1、
2単純遊星ギヤセット16、18の遊星キャリア28、
24、および第1、2単純遊星ギヤセット16、18の
リングギヤ22と太陽ギヤ30に各々第1、2クラッチ
6、8を介在して可変的に連結した。また第4単純遊星
ギヤセット34の太陽ギヤ46を変速機ハウジング50
との間に第2ブレーキ12に介在、連結して選択的な反
力要素として作用させ、第3、4単純遊星ギヤセット3
2、34の太陽ギヤ36と遊星キャリア40を出力要素
として作用させた。遊星ギヤセット34の太陽ギヤ46
に設定される4つの作動要素を保有する。このように構
成される第2遊星ギヤセット4の各作動要素は第1実施
の形態と同様に第2遊星ギヤセット4の第3作動要素I
が第1遊星ギヤセット2の第4作動要素Dと固定的に一
体になり、第2遊星ギヤセット4の第2作動要素Hが第
1遊星ギヤセット2の第3作動要素Cと第2作動要素B
と選択的な可変連結されるように組合される。
【0129】従って、第1遊星ギヤセット2の第1作動
要素Aに入力され、第1遊星ギヤセット2の第3作動要
素Cと第2遊星ギヤセット4の第4作動要素Jが選択的
な反力要素で作用し、第2遊星ギヤセット4の第1作動
要素Gを通じて出力が行われる。そして、これら作動は
第2遊星ギヤセット4の各作動要素を構成する部品だけ
第1実施の形態と異なるだけで各変速段で同一作動要素
の作動により変速が行われるようが、その詳しい説明は
省略する。
【0130】(第21実施の形態)図26は本発明によ
る第21実施の形態を図示したもので、これは前記第2
0実施の形態に於いて、第2遊星ギヤセット4を組合す
る時、第3単純遊星ギヤセット32の太陽ギヤ36と遊
星キャリア44を第4単純遊星ギヤセット34の太陽ギ
ヤ46とリングギヤ42に各々固定連結して組合した。
そして、第3単純遊星ギヤセット32のリングギヤ38
を第2単純遊星ギヤセット18のリングギヤ26に固定
連結し、第3、4単純遊星ギヤセット32、34の遊星
キャリア44とリングギヤ42を第1、2単純遊星ギヤ
セット16、18の遊星キャリア28、24、および第
1、2単純遊星ギヤセット16、18のリングギヤ22
と太陽ギヤ30に各々第1、2クラッチ6、8を介在し
て可変的に連結した。また、第3、4単純遊星ギヤセッ
ト32、34の太陽ギヤ36、46を変速機ハウジング
50との間に第2ブレーキ12に介在、連結して選択的
な反力要素として作用させ、第4単純遊星ギヤセット3
4の遊星キャリア40を出力要素として作用させた。
【0131】前記構成によって第2遊星ギヤセット4は
第1作動要素Gが第4単純遊星ギヤセット34の遊星キ
ャリア40、第2作動要素Hが第3、4単純遊星ギヤセ
ット32、34の遊星キャリア44とリングギヤ42、
第3作動要素Iが第3単純遊星ギヤセット32のリング
ギヤ38、第4作動要素Jが第3、4単純遊星ギヤセッ
ト32、34の太陽ギヤ36、46で設定される4つの
作動要素を保有する。このように構成される第2遊星ギ
ヤセット4の各作動要素は第1実施の形態と同様に第2
遊星ギヤセット4の第3作動要素Iが第1遊星ギヤセッ
ト2の第4作動要素Dと固定的に一体になり、第2遊星
ギヤセット4の第2作動要素Hが第1遊星ギヤセット2
の第3作動要素Cと第2作動要素Bと選択的な可変連結
されるように組合される。
【0132】従って、第1遊星ギヤセット2の第1作動
要素Aに入力され、第1遊星ギヤセット2の第3作動要
素Cと第2遊星ギヤセット4の第4作動要素Jが選択的
な反力要素で作用し、第2遊星ギヤセット4の第1作動
要素Gを通じて出力が行われる。そして、これら作動は
第2遊星ギヤセット4の各作動要素を構成する部品だけ
第1実施の形態と異なるだけで各変速段で同一作動要素
の作動により変速が行われるようが、その詳しい説明は
省略する。
【0133】(第22実施の形態)図27は本発明によ
る第22実施の形態を図示したもので、これは前記第1
実施の形態に於いて、第2遊星ギヤセット4を組合する
時、第3単純遊星ギヤセット32の遊星キャリア44と
リングギヤ42を第4単純遊星ギヤセット34のリング
ギヤ38と遊星キャリア40に各々固定連結して組合し
た。そして、前記第3、4単純遊星ギヤセット32、3
4の遊星キャリア44とリングギヤ42を第2単純遊星
ギヤセット18のリングギヤ26に固定連結し、第3、
4単純遊星ギヤセット32、34のリングギヤ38と遊
星キャリア40を第1、2単純遊星ギヤセット16、1
8の遊星キャリア28、24、および第1、2単純遊星
ギヤセット16、18のリングギヤ22と太陽ギヤ30
に各々第1、2クラッチ6、8を介在して可変的に連結
した。
【0134】また、第4単純遊星ギヤセット34の太陽
ギヤ46を変速機ハウジング50との間に第2ブレーキ
12に介在、連結して選択的な反力要素として作用さ
せ、第3単純遊星ギヤセット32の太陽ギヤ36が出力
要素として作用するようにした。前記構成によって第2
遊星ギヤセット4は第1作動要素Gが第3単純遊星ギヤ
セット32の太陽ギヤ36、第2作動要素Hが第3、4
単純遊星ギヤセット32、34のリングギヤ38と遊星
キャリア40、第3作動要素Iが第3、4単純遊星ギヤ
セット32、34の遊星キャリア44とリングギヤ4
2、第4作動要素Jが第4単純遊星ギヤセット34の太
陽ギヤ46に設定される4つの作動要素を保有する。
【0135】このように構成される第2遊星ギヤセット
4の各作動要素は第1実施の形態と同様に第2遊星ギヤ
セット4の第3作動要素Iが第1遊星ギヤセット2の第
4作動要素Dと固定的に一体になり、第2遊星ギヤセッ
ト4の第2作動要素Hが第1遊星ギヤセット2の第3作
動要素Cと第2作動要素B選択的に可変連結されるよう
に組合される。従って、第1遊星ギヤセット2の第1作
動要素Aに入力され、第1遊星ギヤセット2の第3作動
要素Cと第2遊星ギヤセット4の第4作動要素Jが選択
的な反力要素で作用し、第2遊星ギヤセット4の第1作
動要素Gを通じて出力が行われる。そして、これら作動
は第2遊星ギヤセット4の各作動要素を構成する部品だ
け第1実施の形態と異なるだけで各変速段で同一作動要
素の作動により変速が行われるようが、その詳しい説明
は省略する。
【0136】
【発明の効果】以上のように本発明によると、4つの単
純遊星ギヤセットを4つの摩擦要素を利用して組合する
ことにより、前進5速及び後進1速の変速比を実現し、
オーバードライブ時出力要素より速く回転する作動要素
をなくして動力損失を最小化することができる。また、
摩擦要素の適用数字が小さいため、軽くて小さい利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパワートレインの基本構成図であ
る。
【図2】図2を参照して本発明による実施の形態の前進
1、2、3速の速度線図である。
【図3】図2を参照して本発明による実施の形態の前進
4、5速の速度線図である。
【図4】図2を参照して本発明による実施の形態の後進
速度線図である。
【図5】本発明によるパワートレインを運用するための
摩擦要素の作動表である。
【図6】本発明による第1実施の形態のパワートレイン
構成図である。
【図7】本発明による第2実施の形態のパワートレイン
構成図である。
【図8】本発明による第3実施の形態のパワートレイン
構成図である。
【図9】本発明による第4実施の形態のパワートレイン
構成図である。
【図10】本発明による第5実施の形態のパワートレイ
ン構成図である。
【図11】本発明による第6実施の形態のパワートレイ
ン構成図である。
【図12】本発明による第7実施の形態のパワートレイ
ン構成図である。
【図13】本発明による第8実施の形態のパワートレイ
ン構成図である。
【図14】本発明による第9実施の形態のパワートレイ
ン構成図である。
【図15】本発明による第10実施の形態のパワートレ
イン構成図である。
【図16】本発明による第11実施の形態のパワートレ
イン構成図である。
【図17】本発明による第12実施の形態のパワートレ
イン構成図である。
【図18】本発明による第13実施の形態のパワートレ
イン構成図である。
【図19】本発明による第14実施の形態のパワートレ
イン構成図である。
【図20】本発明による第15実施の形態のパワートレ
イン構成図である。
【図21】本発明による第16実施の形態のパワートレ
イン構成図である。
【図22】本発明による第17実施の形態のパワートレ
イン構成図である。
【図23】本発明による第18実施の形態のパワートレ
イン構成図である。
【図24】本発明による第19実施の形態のパワートレ
イン構成図である。
【図25】本発明による第20実施の形態のパワートレ
イン構成図である。
【図26】本発明による第21実施の形態のパワートレ
イン構成図である。
【図27】本発明による第22実施の形態のパワートレ
イン構成図である。
【符号の説明】
A 第1遊星ギヤセットの第1作動要素 B 第1遊星ギヤセットの第2作動要素 C 第1遊星ギヤセットの第3作動要素 D 第1遊星ギヤセットの第4作動要素 G 第2遊星ギヤセットの第1作動要素 H 第2遊星ギヤセットの第2作動要素 I 第2遊星ギヤセットの第3作動要素 J 第2遊星ギヤセットの第4作動要素 E エンジン T トルクコンバータ N1〜N5 作動ノード S1〜S3 速度線 2 第1遊星ギヤセット 4 第2遊星ギヤセット 6、8 クラッチ 10、12 ブレーキ 14 入力軸 16 第1単純遊星ギヤセット 18 第2単純遊星ギヤセット 32 第3単純遊星ギヤセット 34 第4単純遊星ギヤセット 20、30、36、46 太陽ギヤ 22、26、38、42 リングギヤ 24、28、40、44 遊星キャリア

Claims (216)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの単純遊星ギヤセットの組合により
    4つの作動要素を保有し、これら作動要素中ある一つの
    作動要素が常に入力要素として作動する第1遊星ギヤセ
    ットと、 2つの単純遊星ギヤセットの組合により4つの作動要素
    を保有し、その中である一つの作動要素が前記第1遊星
    ギヤセットのある1つの作動要素と固定連結され、他の
    ある1つの作動要素が第1遊星ギヤセットのある2つの
    作動要素と各々可変的に連結され、また他のある1つの
    作動要素が常に出力要素として作用する第2遊星ギヤセ
    ットと、 前記第1、2遊星ギヤセットの可変連結部位に選択的に
    動力伝達を制御するクラッチ手段と、 前記第1、2遊星ギヤセットの作動要素の中で各々ある
    1つの作動要素が反力要素として作用できるようにする
    ブレーキ手段と、 を含む車両用5速自動変速機のパワートレーン。
  2. 【請求項2】 第1遊星ギヤセットはダブルピニオン遊
    星ギヤセットである第1、2単純遊星ギヤセットの組合
    よりなり、第2遊星ギヤセットはダブルピニオン遊星ギ
    ヤセットである第3、4単純遊星ギヤセットの組合より
    なることを特徴とする請求項1に記載の車両用5速自動
    変速機のパワートレーン。
  3. 【請求項3】 第1遊星ギヤセットは第1単純遊星ギヤ
    セットの太陽ギヤとリングギヤが第2単純遊星ギヤセッ
    トの遊星キャリアとリングギヤに各々固定的に連結され
    ることを特徴とする請求項2に記載の車両用5速自動変
    速機のパワートレーン。
  4. 【請求項4】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星ギヤ
    セットの太陽ギヤとリングギヤが第4単純遊星ギヤセッ
    トの遊星キャリアとリングギヤに各々固定的に連結され
    ることを特徴とする請求項2に記載の車両用5速自動変
    速機のパワートレーン。
  5. 【請求項5】 第1、2遊星ギヤセットは第2単純遊星
    ギヤセットの太陽ギヤが第3単純遊星ギヤセットの遊星
    キャリアに固定的に連結され、第3、4単純遊星ギヤセ
    ットのリングギヤが第1単純遊星ギヤセットの遊星キャ
    リア、および第1、2単純遊星ギヤセットのリングギヤ
    に可変的に連結されることを特徴とする請求項2、3、
    4の中のいずれかに記載の車両用5速自動変速機のパワ
    ートレーン。
  6. 【請求項6】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星ギヤ
    セットの太陽ギヤと遊星キャリアが第2単純遊星ギヤセ
    ットの太陽ギヤとリングギヤに各々固定的に連結される
    ことを特徴とする請求項2に記載の車両用5速自動変速
    機のパワートレーン。
  7. 【請求項7】 第1、2遊星ギヤセットは第2単純遊星
    ギヤセットの太陽ギヤが第3単純遊星ギヤセットのリン
    グギヤに固定的に連結され、第3、4単純遊星ギヤセッ
    トの遊星キャリアとリングギヤが第1単純遊星ギヤセッ
    トの遊星キャリア、および第1、2単純遊星ギヤセット
    のリングギヤに可変的に連結されることを特徴とする請
    求項2、4、6の中のいずれかに記載の車両用5速自動
    変速機のパワートレーン。
  8. 【請求項8】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星ギヤ
    セットの遊星キャリアとリングギヤが第2単純遊星ギヤ
    セットのリングギヤと遊星キャリアに各々固定的に連結
    されることを特徴とする請求項2に記載の車両用5速自
    動変速機のパワートレーン。
  9. 【請求項9】 第1、2遊星ギヤセットは第2単純遊星
    ギヤセットの太陽ギヤが第3、4単純遊星ギヤセットの
    遊星キャリアとリングギヤに固定的に連結され、第3、
    4単純遊星ギヤセットのリングギヤと遊星キャリアが第
    1単純遊星ギヤセットの遊星キャリア、および第1、2
    単純遊星ギヤセットのリングギヤに可変的に連結される
    ことを特徴とする請求項2、4、8の中のいずれかに記
    載の車両用5速自動変速機のパワートレーン。
  10. 【請求項10】 第1遊星ギヤセットはダブルピニオン
    遊星ギヤセットである第1、2単純遊星ギヤセットの組
    合よりなり、第2遊星ギヤセットはダブルピニオン遊星
    ギヤセットである第3単純遊星ギヤセットとシングルピ
    ニオン遊星ギヤセットである第4単純遊星ギヤセットの
    組合よりなることを特徴とする請求項1に記載の車両用
    5速自動変速機のパワートレーン。
  11. 【請求項11】 第1遊星ギヤセットは第1単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤとリングギヤが第2単純遊星ギヤセ
    ットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定的に連結さ
    れることを特徴とする請求項10に記載の車両用5速自
    動変速機のパワートレーン。
  12. 【請求項12】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアとリングギヤが第4単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定的に連
    結されることを特徴とする請求項10に記載の車両用5
    速自動変速機のパワートレーン。
  13. 【請求項13】 第1、2遊星ギヤセットは第2単純遊
    星ギヤセットの太陽ギヤが第3、4単純遊星ギヤセット
    のリングギヤに固定的に連結され、第3、4単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアが第1単純遊星ギヤセットの遊
    星キャリア、および第1、2単純遊星ギヤセットのリン
    グギヤに可変的に連結されることを特徴とする請求項1
    0、11、12の中のいずれかに記載の車両用5速自動
    変速機のパワートレーン。
  14. 【請求項14】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアとリングギヤが第2単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定的に連
    結されることを特徴とする請求項10に記載の車両用5
    速自動変速機のパワートレーン。
  15. 【請求項15】 第1、2遊星ギヤセットは第2単純遊
    星ギヤセットの太陽ギヤが第3単純遊星ギヤセットの遊
    星キャリアに固定的に連結され、第3、4単純遊星ギヤ
    セットのリングギヤが第1単純遊星ギヤセットの遊星キ
    ャリア、および第1、2単純遊星ギヤセットのリングギ
    ヤに可変的に連結されることを特徴とする請求項10、
    11、14の中のいずれかに記載の車両用5速自動変速
    機のパワートレーン。
  16. 【請求項16】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤと遊星キャリアが第2単純遊星ギヤ
    セットの太陽ギヤと遊星キャリアに各々固定的に連結さ
    れることを特徴とする請求項10に記載の車両用5速自
    動変速機のパワートレーン。
  17. 【請求項17】 第1、2遊星ギヤセットは第2単純遊
    星ギヤセットの太陽ギヤと第3、4単純遊星ギヤセット
    の遊星キャリアに固定的に連結され、第3、4単純遊星
    ギヤセットのリングギヤが第1単純遊星ギヤセットの遊
    星キャリア、および第1、2単純遊星ギヤセットのリン
    グギヤに可変的に連結されることを特徴とする請求項1
    0、11、16の中のいずれかに記載の車両用5速自動
    変速機のパワートレーン。
  18. 【請求項18】 第1遊星ギヤセットはダブルピニオン
    遊星ギヤセットである第1、2単純遊星ギヤセットの組
    合よりなり、第2遊星ギヤセットはシングルピニオン遊
    星ギヤセットである第3単純遊星ギヤセットとダブルピ
    ニオン遊星ギヤセットである第4単純遊星ギヤセットの
    組合よりなることを特徴とする請求項1に記載の車両用
    5速自動変速機のパワートレーン。
  19. 【請求項19】 第1遊星ギヤセットは第1単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤとリングギヤが第2単純遊星ギヤセ
    ットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定的に連結さ
    れることを特徴とする請求項18に記載の車両用5速自
    動変速機のパワートレーン。
  20. 【請求項20】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤとリングギヤが第4単純遊星ギヤセ
    ットの太陽ギヤとリングギヤに各々固定的に連結される
    ことを特徴とする請求項18に記載の車両用5速自動変
    速機のパワートレーン。
  21. 【請求項21】 第1、2遊星ギヤセットは第2単純遊
    星ギヤセットの太陽ギヤが第3単純遊星ギヤセットの遊
    星キャリアに固定的に連結され、第3、4単純遊星ギヤ
    セットのリングギヤが第1単純遊星ギヤセットの遊星キ
    ャリア、および第1、2単純遊星ギヤセットのリングギ
    ヤに各々可変的に連結されることを特徴とする請求項1
    9または20項に記載の車両用5速自動変速機のパワー
    トレーン。
  22. 【請求項22】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアとリングギヤが第2単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤとリングギヤに各々固定的に連結さ
    れることを特徴とする請求項18に記載の車両用5速自
    動変速機のパワートレーン。
  23. 【請求項23】 第1、2遊星ギヤセットは第2単純遊
    星ギヤセットの太陽ギヤが第3、4単純遊星ギヤセット
    の遊星キャリアとリングギヤに各々固定的に連結され、
    第4単純遊星ギヤセットの遊星キャリアが第1単純遊星
    ギヤセットの遊星キャリア、および第1、2単純遊星ギ
    ヤセットのリングギヤに可変的に連結されることを特徴
    とする請求項18、19、22の中のいずれかに記載の
    車両用5速自動変速機のパワートレーン。
  24. 【請求項24】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤと遊星キャリアが第4単純遊星ギヤ
    セットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定的に連結
    されることを特徴とする請求項2に記載の車両用5速自
    動変速機のパワートレーン。
  25. 【請求項25】 第1、2遊星ギヤセットは第2単純遊
    星ギヤセットの太陽ギヤが第4単純遊星ギヤセットのリ
    ングギヤに固定的に連結され、第3、4単純遊星ギヤセ
    ットの遊星キャリアとリングギヤが第1単純遊星ギヤセ
    ットの遊星キャリア、および第1、2単純遊星ギヤセッ
    トのリングギヤに可変的に連結されることを特徴とする
    請求項18、19、24の中のいずれかに記載の車両用
    5速自動変速機のパワートレーン。
  26. 【請求項26】 第1遊星ギヤセットはダブルピニオン
    遊星ギヤセットである第1、2単純遊星ギヤセットの組
    合よりなり、第2遊星ギヤセットはシングルピニオン遊
    星ギヤセットである第3、4単純遊星ギヤセットの組合
    よりなることを特徴とする請求項1に記載の車両用5速
    自動変速機のパワートレーン。
  27. 【請求項27】 第1遊星ギヤセットは第1単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤとリングギヤが第2単純遊星ギヤセ
    ットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定的に連結さ
    れることを特徴とする請求項26に記載の車両用5速自
    動変速機のパワートレーン。
  28. 【請求項28】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤと遊星キャリアが第4単純遊星ギヤ
    セットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定的に連結
    されることを特徴とする請求項26に記載の車両用5速
    自動変速機のパワートレーン。
  29. 【請求項29】 第1、2遊星ギヤセットは第2単純遊
    星ギヤセットの太陽ギヤが第3、4単純遊星ギヤセット
    の遊星キャリアに固定的に連結され、第3単純遊星ギヤ
    セットのリングギヤが第1単純遊星ギヤセットの遊星キ
    ャリア、および第1、2単純遊星ギヤセットのリングギ
    ヤに可変的に連結されることを特徴とする請求項26、
    27、28の中のいずれかに記載の車両用5速自動変速
    機のパワートレーン。
  30. 【請求項30】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアとリングギヤが第4単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定的に連
    結されることを特徴とする請求項2に記載の車両用5速
    自動変速機のパワートレーン。
  31. 【請求項31】 第1、2遊星ギヤセットは第2単純遊
    星ギヤセットの太陽ギヤが第3、4単純遊星ギヤセット
    の遊星キャリアとリングギヤに固定的に連結され、第
    3、4単純遊星ギヤセットのリングギヤと遊星キャリア
    が第1単純遊星ギヤセットの遊星キャリア、および第
    1、2単純遊星ギヤセットのリングギヤに可変的に連結
    されることを特徴とする請求項26、27、30の中の
    いずれかに記載の車両用5速自動変速機のパワートレー
    ン。
  32. 【請求項32】 第1遊星ギヤセットはダブルピニオン
    遊星ギヤセットである第1単純遊星ギヤセットとシング
    ルピニオンである第2単純遊星ギヤセットの組合よりな
    り、第2遊星ギヤセットはシングルピニオン遊星ギヤセ
    ットである第3、4単純遊星ギヤセットの組合よりなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用5速自動変速
    機のパワートレーン。
  33. 【請求項33】 第1遊星ギヤセットは第1単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアとリングギヤが第2単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアと太陽ギヤに各々固定的に連結
    されることを特徴とする請求項32に記載の車両用5速
    自動変速機のパワートレーン。
  34. 【請求項34】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤと遊星キャリアが第4単純遊星ギヤ
    セットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定的に連結
    されることを特徴とする請求項32に記載の車両用5速
    自動変速機のパワートレーン。
  35. 【請求項35】 第1、2遊星ギヤセットは第2単純遊
    星ギヤセットのリングギヤが第3、4単純遊星ギヤセッ
    トの遊星キャリアに固定的に連結され、第3単純遊星ギ
    ヤセットのリングギヤが第1、2単純遊星ギヤセットの
    遊星キャリア、および第1、2単純遊星ギヤセットのリ
    ングギヤと太陽ギヤに可変的に連結されることを特徴と
    する請求項32、33、34の中のいずれかに記載の車
    両用5速自動変速機のパワートレーン。
  36. 【請求項36】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアとリングギヤが第4単純遊星ギ
    ヤセットのリングギヤと遊星キャリアに各々固定的に連
    結されることを特徴とする請求項32に記載の車両用5
    速自動変速機のパワートレーン。
  37. 【請求項37】 第1、2遊星ギヤセットは第2単純遊
    星ギヤセットのリングギヤが第3、4単純遊星ギヤセッ
    トの遊星キャリアとリングギヤに固定的に連結され、第
    3、4単純遊星ギヤセットのリングギヤと遊星キャリア
    が第1、2単純遊星ギヤセットの遊星キャリア、および
    第1、2単純遊星ギヤセットのリングギヤと太陽ギヤに
    可変的に連結されることを特徴とする請求項32、3
    3、36の中のいずれかに記載の車両用5速自動変速機
    のパワートレーン。
  38. 【請求項38】 第1遊星ギヤセットはダブルピニオン
    遊星ギヤセットである第1単純遊星ギヤセットとシング
    ルピニオン遊星ギヤセットである第2単純遊星ギヤセッ
    トの組合よりなり、第2遊星ギヤセットはシングルピニ
    オン遊星ギヤセットである第3単純遊星ギヤセットとダ
    ブルピニオン遊星ギヤセットである第4単純遊星ギヤセ
    ットの組合よりなることを特徴とする請求項1に記載の
    車両用5速自動変速機のパワートレーン。
  39. 【請求項39】 第1遊星ギヤセットは第1単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアとリングギヤが第2単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤと遊星キャリアに各々固定的に連結
    されることを特徴とする請求項38に記載の車両用5速
    自動変速機のパワートレーン。
  40. 【請求項40】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤとリングギヤが第4単純遊星ギヤセ
    ットの太陽ギヤとリングギヤに各々固定的に連結される
    ことを特徴とする請求項38に記載の車両用5速自動変
    速機のパワートレーン。
  41. 【請求項41】 第1、2遊星ギヤセットは第2単純遊
    星ギヤセットのリングギヤが第3単純遊星ギヤセットの
    遊星キャリアに固定的に連結され、第3、4単純遊星ギ
    ヤセットのリングギヤが第1、2単純遊星ギヤセットの
    遊星キャリア、および第1、2単純遊星ギヤセットのリ
    ングギヤと太陽ギヤに可変的に連結されることを特徴と
    する請求項38、39、40の中のいずれかに記載の車
    両用5速自動変速機のパワートレーン。
  42. 【請求項42】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアとリングギヤが第2単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤとリングギヤに各々固定的に連結さ
    れることを特徴とする請求項38に記載の車両用5速自
    動変速機のパワートレーン。
  43. 【請求項43】 第1、2遊星ギヤセットは第2単純遊
    星ギヤセットのリングギヤが第3、4単純遊星ギヤセッ
    トの遊星キャリアとリングギヤに固定的に連結され、第
    4単純遊星ギヤセットの遊星キャリアが第1、2単純遊
    星ギヤセットの遊星キャリア、および第1、2単純遊星
    ギヤセットのリングギヤと太陽ギヤに可変的に連結され
    ることを特徴とする請求項38、40、42の中のいず
    れかに記載の車両用5速自動変速機のパワートレーン。
  44. 【請求項44】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤと遊星キャリアが第4単純遊星ギヤ
    セットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定的に連結
    されることを特徴とする請求項38に記載の車両用5速
    自動変速機のパワートレーン。
  45. 【請求項45】 第1、2遊星ギヤセットは第2単純遊
    星ギヤセットのリングギヤが第4単純遊星ギヤセットの
    リングギヤに固定的に連結され、第3、4単純遊星ギヤ
    セットの遊星キャリアとリングギヤが第1、2単純遊星
    ギヤセットの遊星キャリア、および第1、2単純遊星ギ
    ヤセットのリングギヤと太陽ギヤに可変的に連結される
    ことを特徴とする請求項38、39、44の中のいずれ
    かに記載の車両用5速自動変速機のパワートレーン。
  46. 【請求項46】 第1遊星ギヤセットはダブルピニオン
    遊星ギヤセットである第1単純遊星ギヤセットとシング
    ルピニオン遊星ギヤセットである第2単純遊星ギヤセッ
    トの組合よりなり、第2遊星ギヤセットはダブルピニオ
    ン遊星ギヤセットである第3単純遊星ギヤセットとシン
    グルピニオン遊星ギヤセットである第4単純遊星ギヤセ
    ットの組合よりなることを特徴とする請求項1に記載の
    車両用5速自動変速機のパワートレーン。
  47. 【請求項47】 第1遊星ギヤセットは第1単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアとリングギヤが第2単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤと遊星キャリアに各々固定的に連結
    されることを特徴とする請求項46に記載の車両用5速
    自動変速機のパワートレーン。
  48. 【請求項48】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアとリングギヤが第4単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定的に連
    結されることを特徴とする請求項46に記載の車両用5
    速自動変速機のパワートレーン。
  49. 【請求項49】 第1、2遊星ギヤセットは第2単純遊
    星ギヤセットのリングギヤが第3、4単純遊星ギヤセッ
    トのリングギヤに固定的に連結され、第3、4単純遊星
    ギヤセットの遊星キャリアが第1、2単純遊星ギヤセッ
    トの遊星キャリア、および第1、2単純遊星ギヤセット
    のリングギヤと太陽ギヤに可変的に連結されることを特
    徴とする請求項46、47、48の中のいずれかに記載
    の車両用5速自動変速機のパワートレーン。
  50. 【請求項50】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアとリングギヤが第2単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定的に連
    結されることを特徴とする請求項46に記載の車両用5
    速自動変速機のパワートレーン。
  51. 【請求項51】 第1、2遊星ギヤセットは第2単純遊
    星ギヤセットのリングギヤが第3単純遊星ギヤセットの
    遊星キャリアに固定的に連結され、第3、4単純遊星ギ
    ヤセットのリングギヤが第1、2単純遊星ギヤセットの
    遊星キャリア、および第1、2単純遊星ギヤセットのリ
    ングギヤと太陽ギヤに可変的に連結されることを特徴と
    する請求項46、47、50の中のいずれかに記載の車
    両用5速自動変速機のパワートレーン。
  52. 【請求項52】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤと遊星キャリアが第2単純遊星ギヤ
    セットの太陽ギヤと遊星キャリアに各々固定的に連結さ
    れることを特徴とする請求項46に記載の車両用5速自
    動変速機のパワートレーン。
  53. 【請求項53】 第1、2遊星ギヤセットは第2単純遊
    星ギヤセットのリングギヤが第3、4単純遊星ギヤセッ
    トの遊星キャリアに固定的に連結され、第3、4単純遊
    星ギヤセットのリングギヤが第1、2単純遊星ギヤセッ
    トの遊星キャリア、および第1、2単純遊星ギヤセット
    のリングギヤと太陽ギヤに可変的に連結されることを特
    徴とする請求項46、47、52の中のいずれかに記載
    の車両用5速自動変速機のパワートレーン。
  54. 【請求項54】 第1遊星ギヤセットはダブルピニオン
    遊星ギヤセットである第1単純遊星ギヤセットとシング
    ルピニオン遊星ギヤセットである第2単純遊星ギヤセッ
    トの組合よりなり、第2遊星ギアセットはダブルピニオ
    ン遊星ギヤセットである第3、4単純遊星ギヤセットの
    組合よりなることを特徴とする請求項1に記載の車両用
    5速自動変速機のパワートレーン。
  55. 【請求項55】 第1遊星ギヤセットは第1単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアとリングギヤが第2単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアと太陽ギヤに各々固定的に連結
    されることを特徴とする請求項54に記載の車両用5速
    自動変速機のパワートレーン。
  56. 【請求項56】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤとリングギヤが第4単純遊星ギヤセ
    ットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定的に連結さ
    れることを特徴とする請求項54に記載の車両用5速自
    動変速機のパワートレーン。
  57. 【請求項57】 第1、2遊星ギヤセットは第2単純遊
    星ギヤセットのリングギヤが第3単純遊星ギヤセットの
    遊星キャリアに固定的に連結され、第3、4単純遊星ギ
    ヤセットのリングギアが第1、2単純遊星ギヤセットの
    遊星キャリア、および第1、2単純遊星ギヤセットのリ
    ングギアと太陽ギヤに可変的に連結されることを特徴と
    する請求項54、55、56の中のいずれかに記載の車
    両用5速自動変速機のパワートレーン。
  58. 【請求項58】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤと遊星キャリアが第2単純遊星ギヤ
    セットの線ギアとリングギヤに各々固定的に連結される
    ことを特徴とする請求項54に記載の車両用5速自動変
    速機のパワートレーン。
  59. 【請求項59】 第1、2遊星ギヤセットは第2単純遊
    星ギヤセットのリングギヤが第3単純遊星ギヤセットの
    リングギヤに固定的に連結され、第3、4単純遊星ギヤ
    セットの遊星キャリアとリングギヤが第1、2単純遊星
    ギヤセットの遊星キャリア、および第1、2単純遊星ギ
    ヤセットのリングギヤと太陽ギヤに可変的に連結される
    ことを特徴とする請求項54、55、58の中のいずれ
    かに記載の車両用5速自動変速機のパワートレーン。
  60. 【請求項60】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアとリングギヤが第2単純遊星ギ
    ヤセットのリングギヤと遊星キャリアに各々固定的に連
    結されることを特徴とする請求項54に記載の車両用5
    速自動変速機のパワートレーン。
  61. 【請求項61】 第1、2遊星ギヤセットは第2単純遊
    星ギヤセットのリングギヤが第3、4単純遊星ギヤセッ
    トの遊星キャリアとリングギヤに固定的に連結され、第
    3、4単純遊星ギヤセットのリングギヤと遊星キャリア
    が第1、2単純遊星ギヤセットの遊星キャリア、および
    第1、2単純遊星ギヤセットのリングギヤと太陽ギヤに
    各々可変的に連結されることを特徴とする請求項54、
    55、60の中のいずれかに記載の車両用5速自動変速
    機のパワートレーン。
  62. 【請求項62】 2つの単純遊星ギヤセットの組合によ
    り4つの作動要素を保有しながら第1作動用素が常に入
    力要素として作用する第1遊星ギヤセットと、 2つの単純遊星ギヤセットの組合により4つの作動要素
    を保有しながら第1作動要素が常に出力要素として作用
    し、第2作動要素が前記第1遊星ギヤセットの第2、3
    作動要素と各々可変的に連結され、第3作動要素が前記
    第1遊星ギヤセットの第4作動要素と常に固定的に連結
    される第2遊星ギヤセットと、 前記第1遊星ギヤセットの第2遊星ギヤセットの可変連
    結部位に介在されて選択的に動力伝達を制御するクラッ
    チ手段と、 前記第1遊星ギヤセットの第3作動要素と、第2遊星ギ
    ヤセットの第4作動要素が選択的に反力要素で作用でき
    るようにするブレーキ手段と、を含む車両用5速自動変
    速機のパワートレーン。
  63. 【請求項63】 第1遊星ギヤセットはダブルピニオン
    遊星ギヤセットである第1、2単純遊星ギヤセットの組
    合よりなり、第2遊星ギヤセットはダブルピニオン遊星
    ギヤセットである第3、4単純遊星ギヤセットよりなる
    ことを特徴とする請求項62に記載の車両用5速自動変
    速機のパワートレーン。
  64. 【請求項64】 第1遊星ギヤセットは第1単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤとリングギヤが遊星キャリアとリン
    グギヤに固定的に組合されてよりなることを特徴とする
    請求項63に記載の車両用5速自動変速機のパワートレ
    ーン。
  65. 【請求項65】 第1遊星ギヤセットは第1作動要素が
    第1、2単純遊星ギヤセットの太陽ギヤと遊星キャリ
    ア、第2作動要素が第1、2単純遊星ギヤセットのリン
    グギヤ、第3作動要素が第1単純遊星ギヤセットの遊星
    キャリア、第4作動要素が第2単純遊星ギヤセットの太
    陽ギヤよりなることを特徴とする請求項63または64
    に記載の車両用5速自動変速機のパワートレーン。
  66. 【請求項66】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤと遊星キャリアを第2単純遊星ギヤ
    セットの太陽ギヤとリングギヤに固定的に連結してから
    なることを特徴とする請求項63に記載の車両用5速自
    動変速機のパワートレーン。
  67. 【請求項67】 第2単純遊星ギヤセットは第1作動要
    素が第3、4単純遊星ギヤセットの太陽ギヤと遊星キャ
    リア、第2作動要素が第3、4単純遊星ギヤセットのリ
    ングギヤ、第3作動要素が第3単純遊星ギヤセットの遊
    星キャリア、第4作動要素が第4単純遊星ギヤセットの
    太陽ギヤよりなることを特徴とする請求項63または6
    6に記載の車両用5速自動変速機のパワートレーン。
  68. 【請求項68】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤと遊星キャリアを第4単純遊星ギヤ
    セットの太陽ギヤとリングギヤに各々固定、連結してか
    らなることを特徴とする請求項63に記載の車両用5速
    自動変速機のパワートレーン。
  69. 【請求項69】 第2単純遊星ギヤセットは第1作動要
    素が第4単純遊星ギヤセットの遊星キャリア、第2作動
    要素が第3、4単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとリ
    ングギヤ、第3作動要素が第3単純遊星ギヤセットのリ
    ングギヤ、第4作動要素が第3、4単純遊星ギヤセット
    の太陽ギヤよりなることを特徴とする請求項63または
    68に記載の車両用5速自動変速機のパワートレーン。
  70. 【請求項70】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアとリングギヤを第4単純遊星ギ
    ヤセットのリングギヤと遊星キャリアに各々固定、連結
    してからなることを特徴とする請求項63に記載の車両
    用5速自動変速機のパワートレーン。
  71. 【請求項71】 第2単純遊星ギヤセットは第1作動要
    素が第3単純遊星ギヤセットの太陽ギヤ、第2作動要素
    が第3、4単純遊星ギヤセットのリングギヤと遊星キャ
    リア、第3作動要素が第3、4単純遊星ギヤセットの遊
    星キャリアとリングギヤ、第4作動要素が第4単純遊星
    ギヤセットの太陽ギヤよりなることを特徴とする請求項
    63または70に記載の車両用5速自動変速機のパワー
    トレーン。
  72. 【請求項72】 第1遊星ギヤセットはダブルピニオン
    遊星ギヤセットである第1、2単純遊星ギヤセットの組
    合よりなり、第2遊星ギヤセットはダブルピニオン遊星
    ギヤセットである第3単純遊星ギヤセットとシングルピ
    ニオン遊星ギヤセットである第4単純遊星ギヤセットの
    組合よりなることを特徴とする請求項62に記載の車両
    用5速自動変速機のパワートレーン。
  73. 【請求項73】 第1遊星ギヤセットは第1単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤとリングギヤが遊星キャリアとリン
    グギヤに固定的に組合されてからなることを特徴とする
    請求項72に記載の車両用5速自動変速機のパワートレ
    ーン。
  74. 【請求項74】 第1遊星ギヤセットは第1作動要素が
    第1、2単純遊星ギヤセットの太陽ギヤと遊星キャリ
    ア、第2作動要素が第1、2単純遊星ギヤセットのリン
    グギヤ、第3作動要素が第1単純遊星ギヤセットの遊星
    キャリア、第4作動要素が第2単純遊星ギヤセットの太
    陽ギヤよりなることを特徴とする請求項72または73
    に記載の車両用5速自動変速機のパワートレーン。
  75. 【請求項75】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアとリングギヤを第4単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定、連結
    してからなることを特徴とする請求項72に記載の車両
    用5速自動変速機のパワートレーン。
  76. 【請求項76】 第2遊星ギヤセットは第1作動要素が
    第3単純遊星ギヤセットの太陽ギヤ、第2作動要素が第
    3、4単純遊星ギヤセットの遊星キャリア、第3作動要
    素が第3、4単純遊星ギヤセットのリングギヤ、第4作
    動要素が第4単純遊星ギヤセットの太陽ギヤよりなるこ
    とを特徴とする請求項72または75に記載の車両用5
    速自動変速機のパワートレーン。
  77. 【請求項77】 第2遊星ギヤセットは第1作動要素が
    第4単純遊星ギヤセットの太陽ギヤ、第2作動要素が第
    3、4単純遊星ギヤセットのリングギヤ、第3作動要素
    が第3、4単純遊星ギヤセットの遊星キャリア、第4作
    動要素が第3単純遊星ギヤセットの太陽ギヤよりなるこ
    とを特徴とする請求項72または75に記載の車両用5
    速自動変速機のパワートレーン。
  78. 【請求項78】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤと遊星キャリアを第4単純遊星ギヤ
    セットの太陽ギヤと遊星キャリアに各々固定、連結して
    からなることを特徴とする請求項72に記載の車両用5
    速自動変速機のパワートレーン。
  79. 【請求項79】 第2遊星ギヤセットは第1作動要素が
    第3、4単純遊星ギヤセットの太陽ギヤ、第2作動要素
    が第3単純遊星ギヤセットのリングギヤ、第3作動要素
    が第3、4単純遊星ギヤセットの遊星キャリア、第4作
    動要素が第4単純遊星ギヤセットのリングギヤよりなる
    ことを特徴とする請求項72または78に記載の車両用
    5速自動変速機のパワートレーン。
  80. 【請求項80】 第1遊星ギヤセットはダブルピニオン
    遊星ギヤセットである第1、2単純遊星ギヤセットの組
    合よりなり、第2遊星ギヤセットはシングルピニオン遊
    星ギヤセットである第3単純遊星ギヤセットとダブルピ
    ニオン遊星ギヤセットである第4単純遊星ギヤセットの
    組合よりなることを特徴とする請求項62に記載の車両
    用5速自動変速機のパワートレーン。
  81. 【請求項81】 第1遊星ギヤセットは第1単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤとリングギヤが遊星キャリアとリン
    グギヤに固定的に組合されてからなること特徴とする請
    求項80に記載の車両用5速自動変速機のパワートレー
    ン。
  82. 【請求項82】 第1遊星ギヤセットは第1作動要素が
    第1、2単純遊星ギヤセットの太陽ギヤと遊星キャリ
    ア、第2作動要素が第1、2単純遊星ギヤセットのリン
    グギヤ、第3作動要素が第1単純遊星ギヤセットの遊星
    キャリア、第4作動要素が第2単純遊星ギヤセットの太
    陽ギヤよりなることを特徴とする請求項80または81
    に記載の車両用5速自動変速機のパワートレーン。
  83. 【請求項83】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤとリングギヤを第4単純遊星ギヤセ
    ットの太陽ギヤと遊星キャリアに各々固定、連結してか
    らなることを特徴とする請求項80に記載の車両用5速
    自動変速機のパワートレーン。
  84. 【請求項84】 第2遊星ギヤセットは第1作動要素が
    第4単純遊星ギヤセットの遊星キャリア、第2作動要素
    が第3、4単純遊星ギヤセットのリングギヤ、第3作動
    要素が第3単純遊星ギヤセットの遊星キャリア、第4作
    動要素が第3、4単純遊星ギヤセットの太陽ギヤよりな
    ることを特徴とする請求項80または83に記載の車両
    用5速自動変速機のパワートレーン。
  85. 【請求項85】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアとリングギヤを第4単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤとリングギヤに各々固定、連結して
    からなることを特徴とする請求項80に記載の車両用5
    速自動変速機のパワートレーン。
  86. 【請求項86】 第2遊星ギヤセットは第1作動要素が
    第3単純遊星ギヤセットの太陽ギヤ、第2作動要素が第
    4単純遊星ギヤセットの遊星キャリア、第3作動要素が
    第3、4単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとリングギ
    ヤ、第4作動要素が第3、4単純遊星ギヤセットのリン
    グギヤと太陽ギヤよりなることを特徴とする請求項80
    または85に記載の車両用5速自動変速機のパワートレ
    ーン。
  87. 【請求項87】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアと太陽ギヤを第4単純遊星ギヤ
    セットのリングギヤと遊星キャリアに各々固定、連結し
    てからなることを特徴とする請求項80に記載の車両用
    5速自動変速機のパワートレーン。
  88. 【請求項88】 第2遊星ギヤセットは第1作動要素が
    第3、4単純遊星ギヤセットの太陽ギヤと遊星キャリ
    ア、第2作動要素が第3、4単純遊星ギヤセットの遊星
    キャリアとリングギヤ、第3作動要素が第3単純遊星ギ
    ヤセットのリングギヤ、第4作動要素が第4単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤよりなることを特徴とする請求項8
    0または87に記載の車両用5速自動変速機のパワート
    レーン。
  89. 【請求項89】 第1遊星ギヤセットはダブルピニオン
    遊星ギヤセットである第1、2単純遊星ギヤセットの組
    合よりなり、第2遊星ギヤセットはシングルピニオン遊
    星ギヤセットである第3、4単純遊星ギヤセットの組合
    よりなることを特徴とする請求項1に記載の車両用5速
    自動変速機のパワートレーン。
  90. 【請求項90】 第1遊星ギヤセットは第1単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤとリングギヤが遊星キャリアとリン
    グギヤに固定的に組合されてからなることを特徴とする
    請求項89に記載の車両用5速自動変速機のパワートレ
    ーン。
  91. 【請求項91】 第1遊星ギヤセットは第1作動要素が
    第1、2単純遊星ギヤセットの太陽ギヤと遊星キャリ
    ア、第2作動要素が第1、2単純遊星ギヤセットのリン
    グギヤ、第3作動要素が第1単純遊星ギヤセットの遊星
    キャリア、第4作動要素が第2単純遊星ギヤセットの太
    陽ギヤよりなることを特徴とする請求項89または90
    に記載の車両用5速自動変速機のパワートレーン。
  92. 【請求項92】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤと遊星キャリアを第4単純遊星ギヤ
    セットのリングギヤと遊星キャリアに各々固定、連結し
    てからなることを特徴とする請求項89に記載の車両用
    5速自動変速機のパワートレーン。
  93. 【請求項93】 第2遊星ギヤセットは第1作動要素が
    第4単純遊星ギヤセットの太陽ギヤ、第2作動要素が第
    3単純遊星ギヤセットのリングギヤ、第3作動要素が第
    3、4単純遊星ギヤセットの遊星キャリア、第4作動要
    素が第3、4単純遊星ギヤセットの太陽ギヤとリングギ
    ヤよりなることを特徴とする請求項89または92に記
    載の車両用5速自動変速機のパワートレーン。
  94. 【請求項94】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアとリングギヤを第4単純遊星ギ
    ヤセットのリングギヤと遊星キャリアに各々固定、連結
    してからなることを特徴とする請求項89に記載の車両
    用5速自動変速機のパワートレーン。
  95. 【請求項95】 第2遊星ギヤセットは第1作動要素が
    第4単純遊星ギヤセットの太陽ギヤ、第2作動要素が第
    3、4単純遊星ギヤセットのリングギヤと遊星キャリ
    ア、第3作動要素が第3、4単純遊星ギヤセットの遊星
    キャリアとリングギヤ、第4作動要素が第3単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤよりなることを特徴とする請求項8
    9または94に記載の車両用5速自動変速機のパワート
    レーン。
  96. 【請求項96】 第1遊星ギヤセットはダブルピニオン
    遊星ギヤセットである第1単純遊星ギヤセットとシング
    ルピニオン遊星ギヤセットである第2単純遊星ギヤセッ
    トの組合よりなり、第2遊星ギヤセットはシングルピニ
    オン遊星ギヤセットである第3、4単純遊星ギヤセット
    の組合よりなることを特徴とする請求項1に記載の車両
    用5速自動変速機のパワートレーン。
  97. 【請求項97】 第1遊星ギヤセットは第1単純遊星ギ
    ヤセットのリングギヤと遊星キャリアが第2単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤと遊星キャリアに各々固定的に組合
    されてからなることを特徴とする請求項96に記載の車
    両用5速自動変速機のパワートレーン。
  98. 【請求項98】 第1遊星ギヤセットは第1作動要素が
    第1単純遊星ギヤセットの太陽ギヤ、第2作動要素が第
    1、2単純遊星ギヤセットのリングギヤと太陽ギヤ、第
    3作動要素が第1、2単純遊星ギヤセットの遊星キャリ
    ア、第4作動要素が第2単純遊星ギヤセットのリングギ
    ヤよりなることを特徴とする請求項96または97に記
    載の車両用5速自動変速機のパワートレーン。
  99. 【請求項99】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤと遊星キャリアが第4単純遊星ギヤ
    セットのリングギヤと遊星キャリアに各々固定してから
    なることを特徴とする請求項96に記載の車両用5速自
    動変速機のパワートレーン。
  100. 【請求項100】 第2遊星ギヤセットは第1作動要素
    が第4単純遊星ギヤセットの太陽ギヤ、第2作動要素が
    第3単純遊星ギヤセットのリングギヤ、第3作動要素が
    第3、4単純遊星ギヤセットの遊星キャリア、第4作動
    要素が第3、4単純遊星ギヤセットの太陽ギヤとリング
    ギヤよりなることを特徴とする請求項96または99に
    記載の車両用5速自動変速機のパワートレーン。
  101. 【請求項101】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星
    ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤを第4単純遊星
    ギヤセットのリングギヤとリングギヤに各々固定連結し
    てからなることを特徴とする請求項96に記載の車両用
    5速自動変速機のパワートレーン。
  102. 【請求項102】 第2遊星ギヤセットは第1作動要素
    が第4単純遊星ギヤセットの太陽ギヤ、第2作動要素が
    第3、4単純遊星ギヤセットのリングギヤと遊星キャリ
    ア、第3作動要素が第3、4単純遊星ギヤセットの遊星
    キャリアとリングギヤ、第4作動要素が第3単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤよりなることを特徴とする請求項9
    6または101に記載の車両用5速自動変速機のパワー
    トレーン。
  103. 【請求項103】 第1遊星ギヤセットはダブルピニオ
    ン遊星ギヤセットである第1単純遊星ギヤセットとシン
    グルピニオン遊星ギヤセットである第2単純遊星ギヤセ
    ットの組合よりなり、第2遊星ギヤセットはシングルピ
    ニオン遊星ギヤセットである第3、4単純遊星ギヤセッ
    トの組合よりなることを特徴とする請求項1に記載の車
    両用5速自動変速機のパワートレーン。
  104. 【請求項104】 第1遊星ギヤセットは第1単純遊星
    ギヤセットのリングギヤと遊星キャリアが第2単純遊星
    ギヤセットの太陽ギヤと遊星キャリアに固定的に組合さ
    れてからなることを特徴とする請求項103に記載の車
    両用5速自動変速機のパワートレーン。
  105. 【請求項105】 第1遊星ギヤセットは第1作動要素
    が第1単純遊星ギヤセットの太陽ギヤ、第2作動要素が
    第1、2単純遊星ギヤセットのリングギヤと太陽ギヤ、
    第3作動要素が第1、2単純遊星ギヤセットの遊星キャ
    リア、第4作動要素が第2単純遊星ギヤセットのリング
    ギヤよりなることを特徴とする請求項103または10
    4に記載の車両用5速自動変速機のパワートレーン。
  106. 【請求項106】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星
    ギヤセットの太陽ギヤとリングギヤを第4単純遊星ギヤ
    セットの太陽ギヤと遊星キャリアに各々固定連結してか
    らなることを特徴とする請求項103に記載の車両用5
    速自動変速機のパワートレーン。
  107. 【請求項107】 第2遊星ギヤセットは第1作動要素
    が第4単純遊星ギヤセットの遊星キャリア、第2作動要
    素が第3、4単純遊星ギヤセットのリングギヤ、第3作
    動要素が第3単純遊星ギヤセットの遊星キャリア、第4
    作動要素が第3、4単純遊星ギヤセットの太陽ギヤより
    なることを特徴とする請求項103または106に記載
    の車両用5速自動変速機のパワートレーン。
  108. 【請求項108】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星
    ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤを第4単純遊星
    ギヤセットの太陽ギヤとリングギヤに各々固定連結して
    からなることを特徴とする請求項106に記載の車両用
    5速自動変速機のパワートレーン。
  109. 【請求項109】 第2遊星ギヤセットは第1作動要素
    が第3単純遊星ギヤセットの太陽ギヤ、第2作動要素が
    第4単純遊星ギヤセットの遊星キャリア、第3作動要素
    が第3、4単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとリング
    ギヤ、第4作動要素が第3、4単純遊星ギヤセットのリ
    ングギヤと太陽ギヤよりなることを特徴とする請求項1
    06または108に記載の車両用5速自動変速機のパワ
    ートレーン。
  110. 【請求項110】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星
    ギヤセットの遊星キャリアと太陽ギヤを第4単純遊星ギ
    ヤセットのリングギヤと遊星キャリアに各々固定連結さ
    れてからなることを特徴とする請求項106に記載の車
    両用5速自動変速機のパワートレーン。
  111. 【請求項111】 第2遊星ギヤセットは第1作動要素
    が第3、4単純遊星ギヤセットの太陽ギヤと遊星キャリ
    ア、第2作動要素が第3、4単純遊星ギヤセットの遊星
    キャリアとリングギヤ、第3作動要素が第3単純遊星ギ
    ヤセットのリングギヤ、第4作動要素が第4単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤよりなることを特徴とする請求項1
    06または110に記載の車両用5速自動変速機のパワ
    ートレーン。
  112. 【請求項112】 第1遊星ギヤセットはダブルピニオ
    ン遊星ギヤセットである第1単純遊星ギヤセットとシン
    グルピニオン遊星ギヤセットである第2単純遊星ギヤセ
    ットの組合よりなり、第2遊星ギヤセットはダブルピニ
    オン遊星ギヤセットである第3単純遊星ギヤセットとシ
    ングルピニオン遊星ギヤセットである第4単純遊星ギヤ
    セットの組合よりなることを特徴とする請求項1に記載
    の車両用5速自動変速機のパワートレーン。
  113. 【請求項113】 第1遊星ギヤセットは第1単純遊星
    ギヤセットのリングギヤと遊星キャリアが第2単純遊星
    ギヤセットの太陽ギヤと遊星キャリアに固定的に組合さ
    れてからなることを特徴とする請求項112に記載の車
    両用5速自動変速機のパワートレーン。
  114. 【請求項114】 第1遊星ギヤセットは第1作動要素
    が第1単純遊星ギヤセットの太陽ギヤ、第2作動要素が
    第1、2単純遊星ギヤセットのリングギヤと太陽ギヤ、
    第3作動要素が第1、2単純遊星ギヤセットの遊星キャ
    リア、第4作動要素が第2単純遊星ギヤセットのリング
    ギヤよりなることを特徴とする請求項112または11
    3に記載の車両用5速自動変速機のパワートレーン。
  115. 【請求項115】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星
    ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤを第4単純遊星
    ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定連結
    してからなることを特徴とする請求項112に記載の車
    両用5速自動変速機のパワートレーン。
  116. 【請求項116】 第2遊星ギヤセットは第1作動要素
    が第3単純遊星ギヤセットの太陽ギヤ、第2作動要素が
    第3、4単純遊星ギヤセットの遊星キャリア、第3作動
    要素が第3、4単純遊星ギヤセットのリングギヤ、第4
    作動要素が第4単純遊星ギヤセットの太陽ギヤよりなる
    ことを特徴とする請求項112または115に記載の車
    両用5速自動変速機のパワートレーン。
  117. 【請求項117】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星
    ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤを第4単純遊星
    ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定連結
    してからなることを特徴とする請求項112に記載の車
    両用5速自動変速機のパワートレーン。
  118. 【請求項118】 第2遊星ギヤセットは第1作動要素
    が第4単純遊星ギヤセットの太陽ギヤ、第2作動要素が
    第3、4単純遊星ギヤセットのリングギヤ、第3作動要
    素が第3、4単純遊星ギヤセットの遊星キャリア、第4
    作動要素が第3単純遊星ギヤセットの太陽ギヤよりなる
    ことを特徴とする請求項112または117に記載の車
    両用5速自動変速機のパワートレーン。
  119. 【請求項119】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星
    ギヤセットの太陽ギヤと遊星キャリアを第4単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤと遊星キャリアに各々固定連結して
    からなることを特徴とする請求項112に記載の車両用
    5速自動変速機のパワートレーン。
  120. 【請求項120】 第2遊星ギヤセットは第1作動要素
    が第3、4単純遊星ギヤセットの太陽ギヤ、第2作動要
    素が第3単純遊星ギヤセットのリングギヤ、第3作動要
    素が第3、4単純遊星ギヤセットの遊星キャリア、第4
    作動要素が第4単純遊星ギヤセットのリングギヤよりな
    ることを特徴とする請求項112または119に記載の
    車両用5速自動変速機のパワートレーン。
  121. 【請求項121】 第1遊星ギヤセットはダブルピニオ
    ン遊星ギヤセットである第1単純遊星ギヤセットとシン
    グルピニオン遊星ギヤセットである第2単純遊星ギヤセ
    ットの組合よりなり、第2遊星ギヤセットはダブルピニ
    オン遊星ギヤセットである第3、4単純遊星ギヤセット
    の組合よりなることを特徴とする請求項1に記載の車両
    用5速自動変速機のパワートレーン。
  122. 【請求項122】 第1遊星ギヤセットは第1単純遊星
    ギヤセットのリングギヤと遊星キャリアが第2単純遊星
    ギヤセットの太陽ギヤと遊星キャリアに固定的に組合さ
    れてからなることを特徴とする請求項121に記載の車
    両用5速自動変速機のパワートレーン。
  123. 【請求項123】 第1遊星ギヤセットは第1作動要素
    が第1単純遊星ギヤセットの太陽ギヤ、第2作動要素が
    第1、2単純遊星ギヤセットのリングギヤと太陽ギヤ、
    第3作動要素が第1、2単純遊星ギヤセットの遊星キャ
    リア、第4作動要素が第2単純遊星ギヤセットのリング
    ギヤよりなることを特徴とする請求項121または12
    2に記載の車両用5速自動変速機のパワートレーン。
  124. 【請求項124】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星
    ギヤセットの太陽ギヤと遊星キャリアを第2単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤとリングギヤに固定的に連結してか
    らなることを特徴とする請求項121に記載の車両用5
    速自動変速機のパワートレーン。
  125. 【請求項125】 第2遊星ギヤセットは第1作動要素
    が第3、4単純遊星ギヤセットの太陽ギヤと遊星キャリ
    ア、第2作動要素が第3、4単純遊星ギヤセットのリン
    グギヤ、第3作動要素が第3単純遊星ギヤセットの遊星
    キャリア、第4作動要素が第4単純遊星ギヤセットの太
    陽ギヤよりなることを特徴とする請求項121または1
    24に記載の車両用5速自動変速機のパワートレーン。
  126. 【請求項126】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星
    ギヤセットの太陽ギヤと遊星キャリアを第4単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤとリングギヤに各々固定連結してか
    らなることを請求項121に記載の車両用5速自動変速
    機のパワートレーン。
  127. 【請求項127】 第2遊星ギヤセットは第1作動要素
    が第4単純遊星ギヤセットの遊星キャリア、第2作動要
    素が第3、4単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとリン
    グギヤ、第3作動要素が第3単純遊星ギヤセットのリン
    グギヤ、第4作動要素が第3、4単純遊星ギヤセットの
    太陽ギヤよりなることを特徴とする請求項121または
    126に記載の車両用5速自動変速機のパワートレー
    ン。
  128. 【請求項128】 第2遊星ギヤセットは第3単純遊星
    ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤを第4単純遊星
    ギヤセットのリングギヤと遊星キャリアに各々固定連結
    してからなることを特徴とする請求項121に記載の車
    両用5速自動変速機のパワートレーン。
  129. 【請求項129】 第2遊星ギヤセットは第1作動要素
    が第3単純遊星ギヤセットの線ギア、第2作動要素が第
    3、4単純遊星ギヤセットのリングギヤと遊星キャリ
    ア、第3作動要素が第3、4単純遊星ギヤセットの遊星
    キャリアとリングギヤ、第4作動要素が第4単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤよりなることを特徴とする請求項1
    21または128に記載の車両用5速自動変速機のパワ
    ートレーン。
  130. 【請求項130】 ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
    る第1、2単純遊星ギヤセットを組合する時、第1単純
    遊星ギヤセットの太陽ギヤとリングギヤが第2単純遊星
    ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定連結
    されて4つの作動要素を保有し、これらの中でいずれか
    一つの作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセット
    と、 ダブルピニオン遊星ギヤセットである第3、4単純遊星
    ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギヤセットの太
    陽ギヤとリングギヤが第4単純遊星ギヤセットの遊星キ
    ャリアとリングギヤに各々固定連結されて4つの作動要
    素を保有し、いずれか一つの作動要素が前記第1遊星ギ
    ヤセットのある1つの作動要素に固定連結され、他の1
    つの作動要素が前記第1遊星ギヤセットのある2つの作
    動要素と可変的に連結され、他のある1つの作動要素が
    出力要素になる第2遊星ギヤセットと、 前記第1、2遊星ギヤセットの可変連結部位に介在され
    て選択的に動力伝達を制御するクラッチ手段と、 前記第1、2遊星ギヤセットの作動要素中各々ある1つ
    の作動要素を選択的な反力要素として作用させるブレー
    キ手段と、を含む車両用5速自動変速機のパワートレー
    ン。
  131. 【請求項131】 第1遊星ギヤセットと第2遊星ギヤ
    セットは第2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアが第3
    単純遊星ギヤセットの太陽ギヤに固定連結され、第3、
    4単純遊星ギヤセットのリングギヤが第1単純遊星ギヤ
    セットの遊星キャリアと第1、2単純遊星ギヤセットの
    リングギヤに可変連結されて第1、2単純遊星ギヤセッ
    トの太陽ギヤと遊星キャリアが入力要素となり、第3、
    4単純遊星ギヤセットの太陽ギヤと遊星キャリアが出力
    要素となる請求項130に記載の車両用5速自動変速機
    のパワートレーン。
  132. 【請求項132】 クラッチ手段は第3、4単純遊星ギ
    ヤセットのリングギヤを第1単純遊星ギヤセットの遊星
    キャリアと、第1、2単純遊星ギヤセットのリングギヤ
    に可変連結させる第1、2クラッチよりなることを特徴
    とする請求項131に記載の車両用5速自動変速機のパ
    ワートレーン。
  133. 【請求項133】 ブレーキ手段は第1単純遊星ギヤセ
    ットの遊星キャリアを変速機ハウジングに連結する第1
    ブレーキと、第4単純遊星ギヤセットの太陽ギヤを変速
    機ハウジングに連結する第2ブレーキよりなることを特
    徴とする請求項130に記載の車両用5速自動変速機の
    パワートレーン。
  134. 【請求項134】 ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
    る第1、2単純遊星ギヤセットを組合するとき、第1単
    純遊星ギヤセットの太陽ギヤとリングギヤが第2単純遊
    星ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定連
    結されて4つの作動要素を保有し、これらの中である1
    つの作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセットと、 ダブルピニオン遊星ギヤセットである第3、4単純遊星
    ギヤセットを組合するとき、第3単純遊星ギヤセットの
    太陽ギヤと遊星キャリアが第4単純遊星ギヤセットの太
    陽ギヤと遊星キャリアに各々固定連結されて4つの作動
    要素を保有し、ある1つの作動要素が前記第1遊星ギヤ
    セットのある1つの作動要素に固定連結され、他の1つ
    の作動要素が前記第1遊星ギヤセットのある2つの作動
    要素と可変的に連結され、他のある1つの作動要素が出
    力要素となる第2遊星ギヤセットと、 前記第1、2遊星ギヤセットの可変連結部位に介在され
    て選択的に動力伝達を制御するクラッチ手段と、 前記第1、2遊星ギヤセットの作動要素の中で各々ある
    1つの作動要素を選択的な反力要素として作用させるブ
    レーキ手段と、を含む車両用5速自動変速機のパワート
    レーン。
  135. 【請求項135】 第1遊星ギヤセットと第2遊星ギヤ
    セットは第2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアが第3
    単純遊星ギヤセットのリングギヤに固定的に連結され、
    第3、4単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとリングギ
    ヤが第1単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと第1、2
    単純遊星ギヤセットのリングギヤに可変的に連結されて
    第1、2単純遊星ギヤセットの太陽ギヤと遊星キャリア
    が入力要素となり、第4単純遊星ギヤセットの遊星キャ
    リアが出力要素となる請求項134に記載の車両用5速
    自動変速機のパワートレーン。
  136. 【請求項136】 クラッチ手段は第3、4単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアとリングギヤを第1単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアと、第1、2単純遊星ギヤセッ
    トのリングギヤに可変的に連結させる第1、2クラッチ
    よりなることを特徴とする請求項134に記載の車両用
    5速自動変速機のパワートレーン。
  137. 【請求項137】 ブレーキ手段は第1単純遊星ギヤセ
    ットの遊星キャリアを変速機ハウジングに連結する第1
    ブレーキと、第3、4単純遊星ギヤセットの太陽ギヤを
    変速機ハウジングに連結する第2ブレーキよりなること
    を特徴とする請求項134に記載の車両用5速自動変速
    機のパワートレーン。
  138. 【請求項138】 ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
    る第1、2単純遊星ギヤセットを組合する時、第1単純
    遊星ギヤセットの太陽ギヤとリングギヤが第2単純遊星
    ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定連結
    されて4つの作動要素を保有し、これらの中である1つ
    の作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセットと、 ダブルピニオン遊星ギヤセットである第3、4単純遊星
    ギヤセットを組合するとき、第3単純遊星ギヤセットの
    遊星キャリアとリングギヤが第4単純遊星ギヤセットの
    リングギヤと遊星キャリアに各々固定連結されて4つの
    作動要素を保有し、ある1つの作動要素が前記第1遊星
    ギヤセットのある1つの作動要素に固定連結され、他の
    ある1つの作動要素が前記第1遊星ギヤセットのある2
    つの作動要素と可変的に連結され、他のある1つの作動
    要素が出力要素となる第2遊星ギヤセットと、 前記第1、2遊星ギヤセットの可変連結部位に介在され
    て選択的に動力伝達を制御するクラッチ手段と、 前記第1、2遊星ギヤセットの作動要素の中で各々ある
    1つの作動要素を選択的な反力要素として作用させるブ
    レーキ手段と、を含む車両用5速自動変速機のパワート
    レーン。
  139. 【請求項139】 第1遊星ギヤセットと第2遊星ギヤ
    セットは第2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアが第
    3、4単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤ
    に固定的に連結され、第3、4単純遊星ギヤセットのリ
    ングギヤと遊星キャリアが第1単純遊星ギヤセットの遊
    星キャリアと第1、2単純遊星ギヤセットのリングギヤ
    に可変的に連結されて第1、2単純遊星ギヤセットの太
    陽ギヤと遊星キャリアが入力要素となり、第3単純遊星
    ギヤセットの太陽ギヤが出力要素となる請求項138に
    記載の車両用5速自動変速機のパワートレーン。
  140. 【請求項140】 クラッチ手段は第3、4単純遊星ギ
    ヤセットのリングギヤと遊星キャリアを第1単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアと、第1、2単純遊星ギヤセッ
    トのリングギヤに可変的に連結させる第1、2クラッチ
    よりなることを特徴とする請求項138に記載の車両用
    5速自動変速機のパワートレーン。
  141. 【請求項141】 ブレーキ手段は第1単純遊星ギヤセ
    ットの遊星キャリアを変速機ハウジングに連結する第1
    ブレーキと、第4単純遊星ギヤセットの太陽ギヤを変速
    機ハウジングに連結する第2ブレーキよりなることを特
    徴とする請求項138に記載の車両用5速自動変速機の
    パワートレーン。
  142. 【請求項142】 ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
    る第1、2単純遊星ギヤセットを組合する時、第1単純
    遊星ギヤセットの太陽ギヤとリングギヤが第2単純遊星
    ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定連結
    されて4つの作動要素を保有し、これらの中である1つ
    の作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセットと、 ダブルピニオン遊星ギヤセットである第3単純遊星ギヤ
    セットとシングルピニオン遊星ギヤセットである台4単
    純遊星ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギヤセッ
    トの遊星キャリアとリングギヤが第4単純遊星ギヤセッ
    トのリングギヤと遊星キャリアに各々固定連結されて4
    つの作動要素を保有し、ある1つの作動要素が前記第1
    遊星ギヤセットのある1つの作動要素に固定連結され、
    他の1つの作動要素が前記第1遊星ギヤセットのある2
    つの作動要素と可変的に連結され、他のある1つの作動
    要素が出力要素となる第2遊星ギヤセットと、 前記第1、2遊星ギヤセットの可変連結部位に介在され
    て選択的に動力伝達を制御するクラッチ手段と、 前記第1、2遊星ギヤセットの作動要素の中で各々ある
    1つの作動要素を選択的な反力要素として作用させるブ
    レーキ手段と、を含む車両用5速自動変速機のパワート
    レーン。
  143. 【請求項143】 第1遊星ギヤセットと第2遊星ギヤ
    セットは第2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアが第
    3、4単純遊星ギヤセットのリングギヤに固定的に連結
    され、第3、4単純遊星ギヤセットの遊星キャリアが第
    1単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと第1、2単純遊
    星ギヤセットのリングギヤに可変的に連結されて第1、
    2単純遊星ギヤセットの太陽ギヤと遊星キャリアが入力
    要素となり、第3単純遊星ギヤセットの太陽ギヤが出力
    要素となる請求項142に記載の車両用5速自動変速機
    のパワートレーン。
  144. 【請求項144】 クラッチ手段は第3、4単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアを第1単純遊星ギヤセットの遊
    星キャリアと、第1、2単純遊星ギヤセットのリングギ
    ヤに可変的に連結させる第1、2クラッチよりなること
    を特徴とする請求項142に記載の車両用5速自動変速
    機のパワートレーン。
  145. 【請求項145】 ブレーキ手段は第1単純遊星ギヤセ
    ットの遊星キャリアを変速機ハウジングに連結する第1
    ブレーキと、第4単純遊星ギヤセット太陽ギヤを変速機
    ハウジングに連結する第2ブレーキよりなることを特徴
    とする請求項142に記載の車両用5速自動変速機のパ
    ワートレーン。
  146. 【請求項146】 ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
    る第1、2単純遊星ギヤセットを組合する時、第1単純
    遊星ギヤセットの太陽ギヤとリングギヤが第2単純遊星
    ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定連結
    されて4つの作動要素を保有し、これらの中である1つ
    の作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセットと、 ダブルピニオン遊星ギヤセットである第3単純遊星ギヤ
    セットとシングルピニオン遊星ギヤセットである第4単
    純遊星ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギヤセッ
    トの遊星キャリアとリングギヤが第4単純遊星ギヤセッ
    トの遊星キャリアとリングギヤに各々固定連結されて4
    つの作動要素を保有し、ある1つの作動要素が前記第1
    遊星ギヤセットのある1つの作動要素に固定連結され、
    他の1つの作動要素が前記第1遊星ギヤセットのある2
    つの作動要素と可変的に連結され、他のある1つの作動
    要素が出力要素となる第2遊星ギヤセットと、 前記第1、2遊星ギヤセットの可変連結部位に介在され
    て選択的に動力伝達を制御するクラッチ手段と、 前記第1、2遊星ギヤセットの作動要素の中で各々ある
    1つの作動要素を選択的な反力要素として作用させるブ
    レーキ手段と、を含む車両用5速自動変速機のパワート
    レーン。
  147. 【請求項147】 第1遊星ギヤセットと第2遊星ギヤ
    セットは第2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアが第
    3、4単純遊星ギヤセットの遊星キャリアに固定的に連
    結され、第3、4単純遊星ギヤセットのリングギヤが第
    1単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと第1、2単純遊
    星ギヤセットのリングギヤに可変的に連結されて第1、
    2単純遊星ギヤセットの太陽ギヤと遊星キャリアが入力
    要素となり、第3単純遊星ギヤセットの太陽ギヤが出力
    要素となる請求項146に記載の車両用5速自動変速機
    のパワートレーン。
  148. 【請求項148】 クラッチ手段は第3、4単純遊星ギ
    ヤセットのリングギヤを第1単純遊星ギヤセットの遊星
    キャリアと、第1、2単純遊星ギヤセットのリングギヤ
    に可変連結させる第1、2クラッチよりなることを特徴
    とする請求項146に記載の車両用5速自動変速機のパ
    ワートレーン。
  149. 【請求項149】 ブレーキ手段は第1単純遊星ギヤセ
    ットの遊星キャリアを変速機ハウジングに連結する第1
    ブレーキと、第3単純遊星ギヤセットの太陽ギヤを変速
    機ハウジングに連結する第2ブレーキよりなることを特
    徴とする請求項146に記載の車両用5速自動変速機の
    パワートレーン。
  150. 【請求項150】 ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
    る第1、2単純遊星ギヤセットを組合する時、第1単純
    遊星ギヤセットの太陽ギヤとリングギヤが第2単純遊星
    ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定連結
    されて4つの作動要素を保有し、これらの中である1つ
    の作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセットと、 ダブルピニオン遊星ギヤセットである第3単純遊星ギヤ
    セットとシングルピニオン遊星ギヤセットである第4単
    純遊星ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギヤセッ
    トの太陽ギヤと遊星キャリアが第4単純遊星ギヤセット
    の太陽ギヤと遊星キャリアに各々固定連結されて4つの
    作動要素を保有し、ある1つの作動要素が前記第1遊星
    ギヤセットのある1つの作動要素に固定連結され、他の
    1つの作動要素が前記第1遊星ギヤセットのある2つの
    作動要素と可変的に連結され、他のある1つの作動要素
    が出力要素となる第2遊星ギヤセットと、 前記第1、2遊星ギヤセットの可変連結部位に介在され
    て選択的に動力伝達を制御するクラッチ手段と、 前記第1、2遊星ギヤセットの作動要素の中で各々ある
    1つの作動要素を選択的な反力要素として作用させるブ
    レーキ手段と、を含む車両用5速自動変速機のパワート
    レーン。
  151. 【請求項151】 第1遊星ギヤセットと第2遊星ギヤ
    セットは第2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアが第
    3、4単純遊星ギヤセットの遊星キャリアに固定的に連
    結され、第3単純遊星ギヤセットのリングギヤが第1単
    純遊星ギヤセットの遊星キャリアと第1、2単純遊星ギ
    ヤセットのリングギヤに可変的に連結されて第1、2単
    純遊星ギヤセットの太陽ギヤと遊星キャリアが入力要素
    となり、第3単純遊星ギヤセットの太陽ギヤが出力要素
    となる請求項150に記載の車両用5速自動変速機のパ
    ワートレーン。
  152. 【請求項152】 クラッチ手段は第3単純遊星ギヤセ
    ットのリングギヤを第1単純遊星ギヤセットの遊星キャ
    リアと、第1、2単純遊星ギヤセットのリングギヤに可
    変的に連結させる第1、2クラッチよりなることを特徴
    とする請求項150に記載の車両用5速自動変速機のパ
    ワートレーン。
  153. 【請求項153】 ブレーキ手段は第1単純遊星ギヤセ
    ットの遊星キャリアを変速機ハウジングに連結する第1
    ブレーキと、第4単純遊星ギヤセットリングギヤを変速
    機ハウジングに連結する第2ブレーキよりなることを特
    徴とする請求項150に記載の車両用5速自動変速機の
    パワートレーン。
  154. 【請求項154】 ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
    る第1、2単純遊星ギヤセットを組合する時、第1単純
    遊星ギヤセットの太陽ギヤとリングギヤが第2単純遊星
    ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定連結
    されて4つの作動要素を保有し、これらの中である1つ
    の作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセットと、 シングルピニオン遊星ギヤセットである第3単純遊星ギ
    ヤセットとダブルピニオン遊星ギヤセットである第4単
    純遊星ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギヤセッ
    トの太陽ギヤとリングギヤが第4単純遊星ギヤセットの
    太陽ギヤとリングギヤに各々固定連結されて4つの作動
    要素を保有し、ある1つの作動要素が前記第1遊星ギヤ
    セットのある1つの作動要素に固定連結され、他の1つ
    の作動要素が前記第1遊星ギヤセットのある2つの作動
    要素と可変的に連結され、他のある1つの作動要素が出
    力要素となる第2遊星ギヤセットと、 前記第1、2遊星ギヤセットの可変連結部位に介在され
    て選択的に動力伝達を制御するクラッチ手段と、 前記第1、2遊星ギヤセットの作動要素の中で各々ある
    1つの作動要素を選択的な反力要素として作用させるブ
    レーキ手段と、を含む車両用5速自動変速機のパワート
    レーン。
  155. 【請求項155】 第1遊星ギヤセットと第2遊星ギヤ
    セットは第2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアが第3
    単純遊星ギヤセットの遊星キャリアに固定的に連結さ
    れ、第3、4単純遊星ギヤセットのリングギヤが第1単
    純遊星ギヤセットの遊星キャリアと第1、2単純遊星ギ
    ヤセットのリングギヤに可変的に連結されて第1、2単
    純遊星ギヤセットの太陽ギヤと遊星キャリアが入力要素
    となり、第3単純遊星ギヤセットの太陽ギヤが出力要素
    となる請求項154に記載の車両用5速自動変速機のパ
    ワートレーン。
  156. 【請求項156】 クラッチ手段は第3、4単純遊星ギ
    ヤセットのリングギヤを第1単純遊星ギヤセットの遊星
    キャリアと、第1、2単純遊星ギヤセットのリングギヤ
    に可変的に連結させる第1、2クラッチよりなることを
    特徴とする請求項154に記載の車両用5速自動変速機
    のパワートレーン。
  157. 【請求項157】 ブレーキ手段は第1単純遊星ギヤセ
    ットの遊星キャリアを変速機ハウジングに連結する第1
    ブレーキと、第3、4単純遊星ギヤセット太陽ギヤを変
    速機ハウジングに連結する第2ブレーキよりなることを
    特徴とする請求項142に記載の車両用5速自動変速機
    のパワートレーン。
  158. 【請求項158】 ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
    る第1、2単純遊星ギヤセットを組合する時、第1単純
    遊星ギヤセットの太陽ギヤとリングギヤが第2単純遊星
    ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定連結
    されて4つの作動要素を保有し、これらの中である1つ
    の作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセットと、 シングルピニオン遊星ギヤセットである第3単純遊星ギ
    ヤセットとダブルピニオン遊星ギヤセットである第4単
    純遊星ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギヤセッ
    トの遊星キャリアとリングギヤが第4単純遊星ギヤセッ
    トのリングギヤと太陽ギヤに各々固定連結されて4つの
    作動要素を保有し、ある1つの作動要素が前記第1遊星
    ギヤセットのある1つの作動要素に固定連結され、他の
    1つの作動要素が前記第1遊星ギヤセットのある2つの
    作動要素と可変的に連結され、他のある1つの作動要素
    が出力要素となる第2遊星ギヤセットと、 前記第1、2遊星ギヤセットの可変連結部位に介在され
    て選択的に動力伝達を制御するクラッチ手段と、 前記第1、2遊星ギヤセットの作動要素の中で各々ある
    一つの作動要素を選択的な反力要素として作用させるブ
    レーキ手段と、を含む車両用5速自動変速機のパワート
    レーン。
  159. 【請求項159】 第1遊星ギヤセットと第2遊星ギヤ
    セットは第2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアが第
    3、4単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤ
    に固定的に連結され、第4単純遊星ギヤセットの遊星キ
    ャリアが第1単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと第
    1、2単純遊星ギヤセットのリングギヤに可変的に連結
    されて第1、2単純遊星ギヤセットの太陽ギヤと遊星キ
    ャリアが入力要素となり、第3単純遊星ギヤセットの太
    陽ギヤが出力要素となる請求項158に記載の車両用5
    速自動変速機のパワートレーン。
  160. 【請求項160】 クラッチ手段は第3、4単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアを第1単純遊星ギヤセットの遊
    星キャリアと、第1、2単純遊星ギヤセットのリングギ
    ヤに可変的に連結させる第1、2クラッチよりなること
    を特徴とする請求項158に記載の車両用5速自動変速
    機のパワートレーン。
  161. 【請求項161】 ブレーキ手段は第1単純遊星ギヤセ
    ットの遊星キャリアを変速機ハウジングに連結する第1
    ブレーキと、第3、4単純遊星ギヤセットのリングギヤ
    と太陽ギヤを変速機ハウジングに連結する第2ブレーキ
    よりなることを特徴とする請求項158に記載の車両用
    5速自動変速機のパワートレーン。
  162. 【請求項162】 ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
    る第1、2単純遊星ギヤセットを組合する時、第1単純
    遊星ギヤセットの太陽ギヤとリングギヤが第2単純遊星
    ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定連結
    されて4つの作動要素を保有し、これらの中である1つ
    の作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセットと、 シングルピニオン遊星ギヤセットである第3単純遊星ギ
    ヤセットとダブルピニオン遊星ギヤセットである第4単
    純遊星ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギヤセッ
    トの太陽ギヤと遊星キャリアが第4単純遊星ギヤセット
    の遊星ギャリアとリングギヤに各々固定連結されて4つ
    の作動要素を保有し、ある1つの作動要素が前記第1遊
    星ギヤセットのある1つの作動要素に固定連結され、他
    の1つの作動要素が前記第1遊星ギヤセットのある2つ
    の作動要素と可変的に連結され、他のある1つの作動要
    素が出力要素となる第2遊星ギヤセットと、 前記第1、2遊星ギヤセットの可変連結部位に介在され
    て選択的に動力伝達を制御するクラッチ手段と、 前記第1、2遊星ギヤセットの作動要素の中で各々ある
    1つの作動要素を選択的な反力要素として作用させるブ
    レーキ手段と、を含む車両用5速自動変速機のパワート
    レーン。
  163. 【請求項163】 第1遊星ギヤセットと第2遊星ギヤ
    セットは第2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアが第3
    単純遊星ギヤセットのリングギヤに固定的に連結され、
    第3、4単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとリングギ
    ヤが第1単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと第1、2
    単純遊星ギヤセットのリングギヤに可変的に連結されて
    第1、2単純遊星ギヤセットの太陽ギヤと遊星キャリア
    が入力要素となり、第3単純遊星ギヤセットの太陽ギヤ
    が出力要素となる請求項162に記載の車両用5速自動
    変速機のパワートレーン。
  164. 【請求項164】 クラッチ手段は第3、4単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアとリングギヤを第1単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアと、前記第1、2単純遊星ギヤ
    セットのリングギヤに可変的に連結させる第1、2クラ
    ッチよりなることを特徴とする請求項162に記載の車
    両用5速自動変速機のパワートレーン。
  165. 【請求項165】 ブレーキ手段は第1単純遊星ギヤセ
    ットの遊星キャリアを変速機ハウジングに連結する第1
    ブレーキと、第4単純遊星ギヤセット太陽ギヤを変速機
    ハウジングに連結する第2ブレーキよりなることを特徴
    とする請求項162に記載の車両用5速自動変速機のパ
    ワートレーン。
  166. 【請求項166】 ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
    る第1、2単純遊星ギヤセットを組合する時、第1単純
    遊星ギヤセットの太陽ギヤとリングギヤが第2単純遊星
    ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定連結
    されて4つの作動要素を保有し、これらの中である1つ
    の作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセットと、 シングルピニオン遊星ギヤセットである第3、4単純遊
    星ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギヤセットの
    太陽ギヤと遊星キャリアが第4単純遊星ギヤセットのリ
    ングギヤと遊星キャリアに各々固定連結されて4つの作
    動要素を保有し、ある1つの作動要素が前記第1遊星ギ
    ヤセットのある1つの作動要素に固定連結され、他の1
    つの作動要素が前記第1遊星ギヤセットのある2つの作
    動要素と可変的に連結され、他のある1つの作動要素が
    出力要素となる第2遊星ギヤセットと、 前記第1、2遊星ギヤセットの可変連結部位に介在され
    て選択的に動力伝達を制御するクラッチ手段と、 前記第1、2遊星ギヤセットの作動要素の中で各々或一
    つの作動要素を選択的な反力要素として作用させるブレ
    ーキ手段と、を含む車両用5速自動変速機のパワートレ
    ーン。
  167. 【請求項167】 第1遊星ギヤセットと第2遊星ギヤ
    セットは第2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアが第
    3、4単純遊星ギヤセットの遊星キャリアに固定的に連
    結され、第3単純遊星ギヤセットのリングギヤが第1単
    純遊星ギヤセットの遊星キャリアと第1、2単純遊星ギ
    ヤセットのリングギヤに可変的に連結されて第1、2単
    純遊星ギヤセットの太陽ギヤと遊星キャリアが入力要素
    となり、第3単純遊星ギヤセットの太陽ギヤが出力要素
    となる請求項166に記載の車両用5速自動変速機のパ
    ワートレーン。
  168. 【請求項168】 クラッチ手段は第3単純遊星ギヤセ
    ットのリングギヤを第1単純遊星ギヤセットの遊星キャ
    リアと、第1、2単純遊星ギヤセットのリングギヤに可
    変的に連結させる第1、2クラッチよりなることを特徴
    とする請求項166に記載の車両用5速自動変速機のパ
    ワートレーン。
  169. 【請求項169】 ブレーキ手段は第1単純遊星ギヤセ
    ットの遊星キャリアを変速機ハウジングに連結する第1
    ブレーキと、第3、4単純遊星ギヤセットの太陽ギヤと
    リングギヤを変速機ハウジングに連結する第2ブレーキ
    よりなることを特徴とする請求項166に記載の車両用
    5速自動変速機のパワートレーン。
  170. 【請求項170】 ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
    る第1、2単純遊星ギヤセットを組合する時、第1単純
    遊星ギヤセットの太陽ギヤとリングギヤが第2単純遊星
    ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定連結
    されて4つの作動要素を保有し、これらの中である1つ
    の作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセットと、 シングルピニオン遊星ギヤセットである第3、4単純遊
    星ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギヤセットの
    遊星キャリアとリングギヤが第4単純遊星ギヤセットの
    リングギヤと遊星キャリアに各々固定連結されて4つの
    作動要素を保有し、ある1つの作動要素が前記第1遊星
    ギヤセットのある1つの作動要素に固定連結され、他の
    1つの作動要素が前記第1遊星ギヤセットのある2つの
    作動要素と可変的に連結され、他のある一つの作動要素
    が出力要素となる第2遊星ギヤセットと、 前記第1、2遊星ギヤセットの可変連結部位に介在され
    て選択的に動力伝達を制御するクラッチ手段と、 前記第1、2遊星ギヤセットの作動要素の中で各々ある
    1つの作動要素を選択的な反力要素として作用させるブ
    レーキ手段と、を含む車両用5速自動変速機のパワート
    レーン。
  171. 【請求項171】 第1遊星ギヤセットと第2遊星ギヤ
    セットは第2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアが第
    3、4単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤ
    に固定的に連結され、第3、4単純遊星ギヤセットのリ
    ングギヤと遊星キャリアが第1単純遊星ギヤセットの遊
    星キャリアと第1、2単純遊星ギヤセットのリングギヤ
    に可変的に連結されて第1、2単純遊星ギヤセットの太
    陽ギヤと遊星キャリアが入力要素となり、第4単純遊星
    ギヤセットの太陽ギヤが出力要素となる請求項170に
    記載の車両用5速自動変速機のパワートレーン。
  172. 【請求項172】 クラッチ手段は第3、4単純遊星ギ
    ヤセットのリングギヤと遊星キャリアを第1単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアと、第1、2単純遊星ギヤセッ
    トのリングギヤに可変的に連結させる第1、2クラッチ
    よりなることを特徴とする請求項170に記載の車両用
    5速自動変速機のパワートレーン。
  173. 【請求項173】 ブレーキ手段は第1単純遊星ギヤセ
    ットの遊星キャリアを変速機ハウジングに連結する第1
    ブレーキと、第3単純遊星ギヤセットの太陽ギヤを変速
    機ハウジングに連結する第2ブレーキよりなることを特
    徴とする請求項170に記載の車両用5速自動変速機の
    パワートレーン。
  174. 【請求項174】 ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
    る第1単純遊星ギヤセットとシングルピニオン遊星ギヤ
    セットである第2単純遊星ギヤセットを組合する時、第
    1単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤが第
    2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと太陽ギヤに各々
    固定連結されて4つの作動要素を保有し、これらの中で
    ある1つの作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセッ
    トと、 シングルピニオン遊星ギヤセットである第3、4単純遊
    星ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギヤセットの
    太陽ギヤと遊星キャリアが第4単純遊星ギヤセットのリ
    ングギヤと遊星キャリアに各々固定連結されて4つの作
    動要素を保有し、ある1つの作動要素が前記第1遊星ギ
    ヤセットのある1つの作動要素に固定連結され、他の1
    つの作動要素が前記第1遊星ギヤセットのある2つの作
    動要素と可変的に連結され、他のある1つの作動要素が
    出力要素となる第2遊星ギヤセットと、 前記第1、2遊星ギヤセットの可変連結部位に介在され
    て選択的に動力伝達を制御するクラッチ手段と、 前記第1、2遊星ギヤセットの作動要素の中で各々ある
    一つの作動要素を選択的な反力要素として作用させるブ
    レーキ手段と、を含む車両用5速自動変速機のパワート
    レーン。
  175. 【請求項175】 第1遊星ギヤセットと第2遊星ギヤ
    セットは第2単純遊星ギヤセットのリングギヤが第3、
    4単純遊星ギヤセットの遊星キャリアに固定的に連結さ
    れ、第3単純遊星ギヤセットのリングギヤが第1、2単
    純遊星ギヤセットの遊星キャリアと第1、2単純遊星ギ
    ヤセットのリングギヤと太陽ギヤに可変的に連結されて
    第1単純遊星ギヤセットの太陽ギヤが入力要素となり、
    第4単純遊星ギヤセットの太陽ギヤが出力要素となる請
    求項174に記載の車両用5速自動変速機のパワートレ
    ーン。
  176. 【請求項176】 クラッチ手段は第3単純遊星ギヤセ
    ットのリングギヤを第1、2単純遊星ギヤセットの遊星
    キャリアと、第1、2単純遊星ギヤセットのリングギヤ
    と太陽ギヤに可変的に連結させる第1、2クラッチより
    なることを特徴とする請求項174に記載の車両用5速
    自動変速機のパワートレーン。
  177. 【請求項177】 ブレーキ手段は第1、2単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアを変速機ハウジングに連結する
    第1ブレーキと、第3、4単純遊星ギヤセットの太陽ギ
    ヤとリングギヤを変速機ハウジングに連結する第2ブレ
    ーキよりなることを特徴とする請求項174に記載の車
    両用5速自動変速機のパワートレーン。
  178. 【請求項178】 ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
    る第1単純遊星ギヤセットとシングルピニオン遊星ギヤ
    セットである第2単純遊星ギヤセットを組合する時、第
    1単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤが第
    2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと太陽ギヤに各々
    固定連結されて4つの作動要素を保有し、これらの中で
    ある1つの作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセッ
    トと、 シングルピニオン遊星ギヤセットである第3、4単純遊
    星ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギヤセットの
    遊星キャリアとリングギヤが第4単純遊星ギヤセットの
    リングギヤと遊星キャリアに各々固定連結されて4つの
    作動要素を保有し、ある1つの作動要素が前記第1遊星
    ギヤセットのある1つの作動要素に固定連結され、他の
    1つの作動要素が前記第1遊星ギヤセットのある2つの
    作動要素と可変連結され、他のある1つの作動要素が出
    力要素となる第2遊星ギヤセットと、 前記第1、2遊星ギヤセットの可変連結部位に介在され
    て選択的に動力伝達を制御するクラッチ手段と、 前記第1、2遊星ギヤセットの作動要素の中で各々ある
    1つの作動要素を選択的な反力要素として作用させるブ
    レーキ手段と、を含む車両用5速自動変速機のパワート
    レーン。
  179. 【請求項179】 第1遊星ギヤセットと第2遊星ギヤ
    セットは第2単純遊星ギヤセットのリングギヤが第3、
    4単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤに固
    定的に連結され、第3、4単純遊星ギヤセットのリング
    ギヤと遊星キャリアが第1、2単純遊星ギヤセットの遊
    星キャリアと第1、2単純遊星ギヤセットのリングギヤ
    と太陽ギヤに可変的に連結され、第1単純遊星ギヤセッ
    トの太陽ギヤが入力要素となり、第4単純遊星ギヤセッ
    トの太陽ギヤが出力要素となる請求項178に記載の車
    両用5速自動変速機のパワートレーン。
  180. 【請求項180】 クラッチ手段は第3、4単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアとリングギヤを第1、2単純遊
    星ギヤセットの遊星キャリアと、前記第1、2単純遊星
    ギヤセットのリングギヤと太陽ギヤに可変的に連結させ
    る第1、2クラッチよりなることを特徴とする請求項1
    78に記載の車両用5速自動変速機のパワートレーン。
  181. 【請求項181】 ブレーキ手段は第1、2単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアを変速機ハウジングに連結する
    第1ブレーキと、第3単純遊星ギヤセットの太陽ギヤを
    変速機ハウジングに連結する第2ブレーキよりなること
    を特徴とする請求項178に記載の車両用5速自動変速
    機のパワートレーン。
  182. 【請求項182】 ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
    る第1単純遊星ギヤセットとシングルピニオン遊星ギヤ
    セットである第2単純遊星ギヤセットを組合する時、第
    1単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤが第
    2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤに各
    々固定連結されて4つの作動要素を保有し、これらの中
    である1つの作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセ
    ットと、 シングルピニオン遊星ギヤセットである第3単純遊星ギ
    ヤセットとダブルピニオン遊星ギヤセットである第4単
    純遊星ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギヤセッ
    トの太陽ギヤとリングギヤが第4単純遊星ギヤセットの
    太陽ギヤとリングギヤに各々固定連結されて4つの作動
    要素を保有し、ある1つの作動要素が前記第1遊星ギヤ
    セットのある1つの作動要素に固定連結され、他の1つ
    の作動要素が前記第1遊星ギヤセットのある2つの作動
    要素と可変的に連結され、他のある1つの作動要素が出
    力要素となる第2遊星ギヤセットと、 前記第1、2遊星ギヤセットの可変連結部位に介在され
    て選択的に動力伝達を制御するクラッチ手段と、 前記第1、2遊星ギヤセットの作動要素の中で各々ある
    一つの作動要素を選択的な反力要素として作用させるブ
    レーキ手段と、を含む車両用5速自動変速機のパワート
    レーン。
  183. 【請求項183】 第1遊星ギヤセットと第2遊星ギヤ
    セットは第2単純遊星ギヤセットのリングギヤが第3単
    純遊星ギヤセットの遊星キャリアに固定的に連結され、
    第3、4単純遊星ギヤセットのリングギヤが第1、2単
    純遊星ギヤセットの遊星キャリアと、第1、2単純遊星
    ギヤセットのリングギヤと太陽ギヤに可変的に連結され
    て第1単純遊星ギヤセットの太陽ギヤが入力要素とな
    り、第3単純遊星ギヤセットの遊星キャリアが出力要素
    となる請求項182に記載の車両用5速自動変速機のパ
    ワートレーン。
  184. 【請求項184】 クラッチ手段は第3、4単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアを第1、2単純遊星ギヤセット
    の遊星キャリアと、前記第1、2単純遊星ギヤセットの
    リングギヤと太陽ギヤに可変的に連結させる第1、2ク
    ラッチよりなることを特徴とする請求項182に記載の
    車両用5速自動変速機のパワートレーン。
  185. 【請求項185】 ブレーキ手段は第1、2単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアを変速機ハウジングに連結する
    第1ブレーキと、第3、4単純遊星ギヤセットの太陽ギ
    ヤを変速機ハウジングに連結する第2ブレーキよりなる
    ことを特徴とする請求項182に記載の車両用5速自動
    変速機のパワートレーン。
  186. 【請求項186】 ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
    る第1単純遊星ギヤセットとシングルピニオン遊星ギヤ
    セットである第2単純遊星ギヤセットを組合する時、第
    1単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤが第
    2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと太陽ギヤに各々
    固定連結されて4つの作動要素を保有し、これらの中で
    ある1つの作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセッ
    トと、 シングルピニオン遊星ギヤセットである第3単純遊星ギ
    ヤセットとダブルピニオン遊星ギヤセットである第4単
    純遊星ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギヤセッ
    トの太陽ギヤとリングギヤが第4単純遊星ギヤセットの
    太陽ギヤとリングギヤに各々固定連結されて4つの作動
    要素を保有し、ある1つの作動要素が前記第1遊星ギヤ
    セットのある1つの作動要素に固定連結され、他の1つ
    の作動要素が前記第1遊星ギヤセットのある2つの作動
    要素と可変的に連結され、他のある1つの作動要素が出
    力要素となる第2遊星ギヤセットと、 前記第1、2遊星ギヤセットの可変連結部位に介在され
    て選択的に動力伝達を制御するクラッチ手段と、 前記第1、2遊星ギヤセットの作動要素の中で各々ある
    1つの作動要素を選択的な反力要素として作用させるブ
    レーキ手段と、を含む車両用5速自動変速機のパワート
    レーン。
  187. 【請求項187】 第1遊星ギヤセットと第2遊星ギヤ
    セットは第2単純遊星ギヤセットのリングギヤが第3、
    4単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤに固
    定的に連結され、第4単純遊星ギヤセットの遊星キャリ
    アが第1、2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと第
    1、2単純遊星ギヤセットのリングギヤと太陽ギヤに可
    変的に連結されて第1単純遊星ギヤセットの太陽ギヤが
    入力要素となり、第3単純遊星ギヤセットの太陽ギヤが
    出力要素となる請求項186に記載の車両用5速自動変
    速機のパワートレーン。
  188. 【請求項188】 クラッチ手段は第3、4単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアを第1、2単純遊星ギヤセット
    の遊星キャリアと、第1、2単純遊星ギヤセットのリン
    グギヤと太陽ギヤに可変的に連結させる第1、2クラッ
    チよりなることを特徴とする請求項186に記載の車両
    用5速自動変速機のパワートレーン。
  189. 【請求項189】 ブレーキ手段は第1、2単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアを変速機ハウジングに連結する
    第1ブレーキと、第3、4単純遊星ギヤセットのリング
    ギヤと太陽ギヤを変速機ハウジングに連結する第2ブレ
    ーキよりなることを特徴とする請求項186に記載の車
    両用5速自動変速機のパワートレーン。
  190. 【請求項190】 ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
    る第1単純遊星ギヤセットとシングルピニオン遊星ギヤ
    セットである第2単純遊星ギヤセットを組合する時、第
    1単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤが第
    2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと太陽ギヤに各々
    固定連結されて4つの作動要素を保有し、これらの中で
    ある1つの作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセッ
    トと、シングルピニオン遊星ギヤセットである第3単純
    遊星ギヤセットとダブルピニオン遊星ギヤセットである
    第4単純遊星ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギ
    ヤセットの太陽ギヤと遊星キャリアが第4単純遊星ギヤ
    セットの遊星キャリアとリングギヤに各々固定連結され
    て4つの作動要素を保有し、ある1つの作動要素が前記
    第1遊星ギヤセットのある1つの作動要素に固定連結さ
    れ、他の一つの作動要素が前記第1遊星ギヤセットのあ
    る2つの作動要素と可変的に連結され、他のある1つの
    作動要素が出力要素となる第2遊星ギヤセットと、 前記第1、2遊星ギヤセットの可変連結部位に介在され
    て選択的に動力伝達を制御するクラッチ手段と、 前記第1、2遊星ギヤセットの作動要素の中で各々ある
    一つの作動要素を選択的な反力要素として作用させるブ
    レーキ手段と、を含む車両用5速自動変速機のパワート
    レーン。
  191. 【請求項191】 第1遊星ギヤセットと第2遊星ギヤ
    セットは第2単純遊星ギヤセットのリングギヤが第3単
    純遊星ギヤセットのリングギヤに固定的に連結され、第
    3、4単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤ
    が第1、2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと、第
    1、2単純遊星ギヤセットのリングギヤと太陽ギヤに可
    変的に連結されて第1単純遊星ギヤセットの太陽ギヤが
    入力要素となり、第3、4単純遊星ギヤセットの太陽ギ
    ヤと遊星キャリアが出力要素となる請求項190に記載
    の車両用5速自動変速機のパワートレーン。
  192. 【請求項192】 クラッチ手段は第3、4単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアとリングギヤを第1、2単純遊
    星ギヤセットの遊星キャリアと、第1、2単純遊星ギヤ
    セットのリングギヤと太陽ギヤに可変的に連結させる第
    1、2クラッチよりなることを特徴とする請求項190
    に記載の車両用5速自動変速機のパワートレーン。
  193. 【請求項193】 ブレーキ手段は第1、2単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアを変速機ハウジングに連結する
    第1ブレーキと、第4単純遊星ギヤセットの太陽ギヤを
    変速機ハウジングに連結する第2ブレーキよりなること
    を特徴とする請求項190に記載の車両用5速自動変速
    機のパワートレーン。
  194. 【請求項194】 ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
    る第1単純遊星ギヤセットとシングルピニオン遊星ギヤ
    セットである第2単純遊星ギヤセットを組合する時、第
    1単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤが第
    2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと太陽ギヤに各々
    固定連結されて4つの作動要素を保有し、これらの中で
    ある1つの作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセッ
    トと、 ダブルピニオン遊星ギヤセットである第3単純遊星ギヤ
    セットとシングルピニオン遊星ギヤセットである第4単
    純遊星ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギヤセッ
    トの遊星キャリアとリングギヤが第4単純遊星ギヤセッ
    トの遊星キャリアとリングギヤに各々固定連結されて4
    つの作動要素を保有し、ある1つの作動要素が前記第1
    遊星ギヤセットのある1つの作動要素に固定連結され、
    他の1つの作動要素が前記第1遊星ギヤセットのある2
    つの作動要素と可変的に連結されて、他のある1つの作
    動要素が出力要素となる第2遊星ギヤセットと、 前記第1、2遊星ギヤセットの可変連結部位に介在され
    て選択的に動力伝達を制御するクラッチ手段と、 前記第1、2遊星ギヤセットの作動要素の中で各々ある
    1つの作動要素を選択的な反力要素として作用させるブ
    レーキ手段と、を含む車両用5速自動変速機のパワート
    レーン。
  195. 【請求項195】 第1遊星ギヤセットと第2遊星ギヤ
    セットは第2単純遊星ギヤセットのリングギヤが第3、
    4単純遊星ギヤセットのリングギヤに固定的に連結さ
    れ、第3、4単純遊星ギヤセットの遊星キャリアが第
    1、2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと、第1、2
    単純遊星ギヤセットのリングギヤと太陽ギヤに可変的に
    連結されて第1単純遊星ギヤセットの太陽ギヤが入力要
    素となり、第3単純遊星ギヤセットの太陽ギヤが出力要
    素となる請求項194に記載の車両用5速自動変速機の
    パワートレーン。
  196. 【請求項196】 クラッチ手段は第3、4単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアを第1、2単純遊星ギヤセット
    の遊星キャリアと、第1、2単純遊星ギヤセットのリン
    グギヤと太陽ギヤに可変的に連結させる第1、2クラッ
    チよりなることを特徴とする請求項194に記載の車両
    用5速自動変速機のパワートレーン。
  197. 【請求項197】 ブレーキ手段は第1、2単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアを変速機ハウジングに連結する
    第1ブレーキと、第4単純遊星ギヤセットの太陽ギヤを
    変速機ハウジングに連結する第2ブレーキよりなること
    を特徴とする請求項194に記載の車両用5速自動変速
    機のパワートレーン。
  198. 【請求項198】 第1遊星ギヤセットと第2遊星ギヤ
    セットは第2単純遊星ギヤセットのリングギヤが第3、
    4単純遊星ギヤセットの遊星キャリアに固定的に連結さ
    れ、第3、4単純遊星ギヤセットのリングギヤが第1、
    2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと、第1、2単純
    遊星ギヤセットのリングギヤと太陽ギヤに可変的に連結
    されて第1単純遊星ギヤセットの太陽ギヤが入力要素と
    なり、第4単純遊星ギヤセットの太陽ギヤが出力要素と
    なる請求項194に記載の車両用5速自動変速機のパワ
    ートレーン。
  199. 【請求項199】 クラッチ手段は第3、4単純遊星ギ
    ヤセットのリングギヤを第1、2単純遊星ギヤセットの
    遊星キャリアと、第1、2単純遊星ギヤセットのリング
    ギヤと太陽ギヤに可変的に連結させる第1、2クラッチ
    よりなることを特徴とする請求項198に記載の車両用
    5速自動変速機のパワートレーン。
  200. 【請求項200】 ブレーキ手段は第1、2単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアを変速機ハウジングに連結する
    第1ブレーキと、第3単純遊星ギヤセットの太陽ギヤを
    変速機ハウジングに連結する第2ブレーキよりなること
    を特徴とする請求項198に記載の車両用5速自動変速
    機のパワートレーン。
  201. 【請求項201】 ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
    る第1単純遊星ギヤセットとシングルピニオン遊星ギヤ
    セットである第2単純遊星ギヤセットを組合する時、第
    1単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤが第
    2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと太陽ギヤに各々
    固定連結されて4つの作動要素を保有し、これらの中で
    ある1つの作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセッ
    トと、 ダブルピニオン遊星ギヤセットである第3単純遊星ギヤ
    セットとシングルピニオン遊星ギヤセットである第4単
    純遊星ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギヤセッ
    トの太陽ギヤと遊星キャリアが第4単純遊星ギヤセット
    の太陽ギヤと遊星キャリアに各々固定連結されて4つの
    作動要素を保有し、ある1つの作動要素が前記第1遊星
    ギヤセットのある1つの作動要素に固定連結され、他の
    1つの作動要素が前記第1遊星ギヤセットのある2つの
    作動要素と可変的に連結され、他のある1つの作動要素
    が出力要素となる第2遊星ギヤセットと、 前記第1、2遊星ギヤセットの可変連結部位に介在され
    て選択的に動力伝達を制御するクラッチ手段と、 前記第1、2遊星ギヤセットの作動要素の中で各々ある
    一つの作動要素を選択的な反力要素として作用させるブ
    レーキ手段と、を含む車両用5速自動変速機のパワート
    レーン。
  202. 【請求項202】 第1遊星ギヤセットと第2遊星ギヤ
    セットは第2単純遊星ギヤセットのリングギヤが第3、
    4単純遊星ギヤセットの遊星キャリアに固定的に連結さ
    れ、第3単純遊星ギヤセットのリングギヤが第1、2単
    純遊星ギヤセットの遊星キャリアと、第1、2単純遊星
    ギヤセットのリングギヤと太陽ギヤに可変的に連結され
    て第1単純遊星ギヤセットの太陽ギヤが入力要素とな
    り、第3、4単純遊星ギヤセットの太陽ギヤが出力要素
    となる請求項201に記載の車両用5速自動変速機のパ
    ワートレーン。
  203. 【請求項203】 クラッチ手段は第3単純遊星ギヤセ
    ットのリングギヤを第1、2単純遊星ギヤセットの遊星
    キャリアと、第1、2単純遊星ギヤセットのリングギヤ
    と太陽ギヤに可変的に連結させる第1、2クラッチより
    なることを特徴とする請求項201に記載の車両用5速
    自動変速機のパワートレーン。
  204. 【請求項204】 ブレーキ手段は第1、2単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアを変速機ハウジングに連結する
    第1ブレーキと、第4単純遊星ギヤセットのリングギヤ
    を変速機ハウジングに連結する第2ブレーキよりなるこ
    とを特徴とする請求項201に記載の車両用5速自動変
    速機のパワートレーン。
  205. 【請求項205】 ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
    る第1単純遊星ギヤセットとシングルピニオン遊星ギヤ
    セットである第2単純遊星ギヤセットを組合する時、第
    1単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤが第
    2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと太陽ギヤに各々
    固定連結されて4つの作動要素を保有し、これらの中で
    ある1つの作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセッ
    トと、 ダブルピニオン遊星ギヤセットである第3、4単純遊星
    ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギヤセットの太
    陽ギヤとリングギヤが第4単純遊星ギヤセットの遊星キ
    ャリアとリングギヤに各々固定連結されて4つの作動要
    素を保有し、ある1つの作動要素が前記第1遊星ギヤセ
    ットのある1つの作動要素に固定連結され、他の1つの
    作動要素が前記第1遊星ギヤセットのある2つの作動要
    素と可変的に連結され、他のある1つの作動要素が出力
    要素となる第2遊星ギヤセットと、 前記第1、2遊星ギヤセットの可変連結部位に介在され
    て選択的に動力伝達を制御するクラッチ手段と、 前記第1、2遊星ギヤセットの作動要素の中で各々ある
    1つの作動要素を選択的な反力要素として作用させるブ
    レーキ手段と、を含む車両用5速自動変速機のパワート
    レーン。
  206. 【請求項206】 第1遊星ギヤセットと第2遊星ギヤ
    セットは第2単純遊星ギヤセットのリングギヤが第3単
    純遊星ギヤセットの遊星キャリアに固定的に連結され、
    第3、4単純遊星ギヤセットのリングギヤが第1、2単
    純遊星ギヤセットの遊星キャリアと、第1、2単純遊星
    ギヤセットのリングギヤと太陽ギヤに可変的に連結され
    て第1単純遊星ギヤセットの太陽ギヤが入力要素とな
    り、第3、4単純遊星ギヤセットの太陽ギヤと遊星キャ
    リアが出力要素となる請求項205に記載の車両用5速
    自動変速機のパワートレーン。
  207. 【請求項207】 クラッチ手段は第3、4単純遊星ギ
    ヤセットのリングギヤを第1、2単純遊星ギヤセットの
    遊星キャリアと、第1、2単純遊星ギヤセットのリング
    ギヤと太陽ギヤに可変的に連結させる第1、2クラッチ
    よりなることを特徴とする請求項205に記載の車両用
    5速自動変速機のパワートレーン。
  208. 【請求項208】 ブレーキ手段は第1、2単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアを変速機ハウジングに連結する
    第1ブレーキと、第4単純遊星ギヤセットの太陽ギヤを
    変速機ハウジングに連結する第2ブレーキよりなること
    を特徴とする請求項205に記載の車両用5速自動変速
    機のパワートレーン。
  209. 【請求項209】 ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
    る第1単純遊星ギヤセットとシングルピニオン遊星ギヤ
    セットである第2単純遊星ギヤセットを組合する時、第
    1単純遊星ギヤセットの太陽ギヤと遊星キャリアとリン
    グギヤが第2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと太陽
    ギヤに各々固定連結されて4つの作動要素を保有し、こ
    れらの中である1つの作動要素が入力要素となる第1遊
    星ギヤセットと、 ダブルピニオン遊星ギヤセットである第3、4単純遊星
    ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギヤセットの太
    陽ギヤと遊星キャリアが第4単純遊星ギヤセットの太陽
    ギヤとリングギヤに各々固定連結されて4つの作動要素
    を保有し、ある1つの作動要素が前記第1遊星ギヤセッ
    トのある1つの作動要素に固定連結され、他の1つの作
    動要素が前記第1遊星ギヤセットのある2つの作動要素
    と可変的に連結され、他のある1つの作動要素が出力要
    素となる第2遊星ギヤセットと、前記第1、2遊星ギヤ
    セットの可変連結部位に介在されて選択的に動力伝達を
    制御するクラッチ手段と、 前記第1、2遊星ギヤセットの作動要素の中で各々或一
    つの作動要素を選択的な反力要素として作用させるブレ
    ーキ手段と、を含む車両用5速自動変速機のパワートレ
    ーン。
  210. 【請求項210】 第1遊星ギヤセットと第2遊星ギヤ
    セットは第2単純遊星ギヤセットのリングギヤが第3単
    純遊星ギヤセットのリングギヤに固定的に連結され、第
    3、4単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤ
    が第1、2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと、第
    1、2単純遊星ギヤセットのリングギヤと太陽ギヤに可
    変的に連結されて第1単純遊星ギヤセットの太陽ギヤが
    入力要素となり、第4単純遊星ギヤセットの遊星キャリ
    アが出力要素となる請求項209に記載の車両用5速自
    動変速機のパワートレーン。
  211. 【請求項211】 クラッチ手段は第3、4単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアとリングギヤを第1、2単純遊
    星ギヤセットの遊星キャリアと、第1、2単純遊星ギヤ
    セットのリングギヤと太陽ギヤに可変的に連結させる第
    1、2クラッチよりなることを特徴とする請求項209
    に記載の車両用5速自動変速機のパワートレーン。
  212. 【請求項212】 ブレーキ手段は第1、2単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアを変速機ハウジングに連結する
    第1ブレーキと、第3、4単純遊星ギヤセットの太陽ギ
    ヤを変速機ハウジングに連結する第2ブレーキよりなる
    ことを特徴とする請求項209に記載の車両用5速自動
    変速機のパワートレーン。
  213. 【請求項213】 ダブルピニオン遊星ギヤセットであ
    る第1単純遊星ギヤセットとシングルピニオン遊星ギヤ
    セットである第2単純遊星ギヤセットを組合する時、第
    1単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤが第
    2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと太陽ギヤに各々
    固定連結されて4つの作動要素を保有し、これらの中で
    ある1つの作動要素が入力要素となる第1遊星ギヤセッ
    トと、 ダブルピニオン遊星ギヤセットである第3、4単純遊星
    ギヤセットを組合する時、第3単純遊星ギヤセットの遊
    星キャリアとリングギヤが第4単純遊星ギヤセットのリ
    ングギヤと遊星キャリアに各々固定連結されて4つの作
    動要素を保有し、ある1つの作動要素が前記第1遊星ギ
    ヤセットのある1つの作動要素に固定連結され、他の1
    つの作動要素が前記第1遊星ギヤセットのある2つの作
    動要素と可変的に連結され、他のある1つの作動要素が
    出力要素となる第2遊星ギヤセットと、 前記第1、2遊星ギヤセットの可変連結部位に介在され
    て選択的に動力伝達を制御するクラッチ手段と、 前記第1、2遊星ギヤセットの作動要素の中で各々ある
    1つの作動要素を選択的な反力要素として作用させるブ
    レーキ手段と、を含む車両用5速自動変速機のパワート
    レーン。
  214. 【請求項214】 第1遊星ギヤセットと第2遊星ギヤ
    セットは第2単純遊星ギヤセットのリングギヤが第3、
    4単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとリングギヤに固
    定的に連結され、第3、4単純遊星ギヤセットのリング
    ギヤと遊星キャリアが第1、2単純遊星ギヤセットの遊
    星キャリアと、第1、2単純遊星ギヤセットのリングギ
    ヤと太陽ギヤに可変的に連結されて第1単純遊星ギヤセ
    ットの太陽ギヤが入力要素となり、第3単純遊星ギヤセ
    ットの太陽ギヤが出力要素となる請求項213に記載の
    車両用5速自動変速機のパワートレーン。
  215. 【請求項215】 クラッチ手段は第3、4単純遊星ギ
    ヤセットのリングギヤと遊星キャリアを第1、2単純遊
    星ギヤセットの遊星キャリアと、第1、2単純遊星ギヤ
    セットのリングギヤと太陽ギヤに可変的に連結させる第
    1、2クラッチよりなることを特徴とする請求項213
    に記載の車両用5速自動変速機のパワートレーン。
  216. 【請求項216】 ブレーキ手段は第1、2単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアを変速機ハウジングに連結する
    第1ブレーキと、第4単純遊星ギヤセットの太陽ギヤを
    変速機ハウジングに連結する第2ブレーキよりなること
    を特徴とする請求項213に記載の車両用5速自動変速
    機のパワートレーン。
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