JPH11166599A - ５速自動変速機用ギヤトレーン - Google Patents
５速自動変速機用ギヤトレーンInfo
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- JPH11166599A JPH11166599A JP10148164A JP14816498A JPH11166599A JP H11166599 A JPH11166599 A JP H11166599A JP 10148164 A JP10148164 A JP 10148164A JP 14816498 A JP14816498 A JP 14816498A JP H11166599 A JPH11166599 A JP H11166599A
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H3/00—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
- F16H3/44—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
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- F16H3/44—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion
- F16H3/62—Gearings having three or more central gears
- F16H3/66—Gearings having three or more central gears composed of a number of gear trains without drive passing from one train to another
- F16H3/666—Gearings having three or more central gears composed of a number of gear trains without drive passing from one train to another with compound planetary gear units, e.g. two intermeshing orbital gears
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H—GEARING
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- F16H2200/003—Transmissions for multiple ratios characterised by the number of forward speeds
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H2200/00—Transmissions for multiple ratios
- F16H2200/20—Transmissions using gears with orbital motion
- F16H2200/2002—Transmissions using gears with orbital motion characterised by the number of sets of orbital gears
- F16H2200/2012—Transmissions using gears with orbital motion characterised by the number of sets of orbital gears with four sets of orbital gears
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 オーバドライブ時に最終出力要素より高速で
回転する要素を除去して動力損実を最少化し、摩擦要素
の個数を減少させて小形軽量に設計できる５速自動変速
機用ギヤトレーンを提供する。 【解決手段】 第１，第２，第３，第４作動要素を有す
る第１，第２単純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２からな
り、第１作動要素は入力要素として作用する第１遊星ギ
ヤセット１と第５，第６，第７，第８作動要素を有する
第３，第４単純遊星ギヤセットＰＧ３，ＰＧ４からな
り、第５作動要素は出力要素として作用し、第６，第８
作動要素は第１，第４作動要素とそれぞれ可変的に連結
され、第７作動要素は第３作動要素と固定的に連結され
る第２遊星ギヤセット３と、第６，第８作動要素を第
１，第４作動要素にそれぞれ可変的に連結するためのク
ラッチ手段と、第２，第８作動要素を変速機ハウジング
と選択的に連結するためのブレーキ手段とを備える。
回転する要素を除去して動力損実を最少化し、摩擦要素
の個数を減少させて小形軽量に設計できる５速自動変速
機用ギヤトレーンを提供する。 【解決手段】 第１，第２，第３，第４作動要素を有す
る第１，第２単純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２からな
り、第１作動要素は入力要素として作用する第１遊星ギ
ヤセット１と第５，第６，第７，第８作動要素を有する
第３，第４単純遊星ギヤセットＰＧ３，ＰＧ４からな
り、第５作動要素は出力要素として作用し、第６，第８
作動要素は第１，第４作動要素とそれぞれ可変的に連結
され、第７作動要素は第３作動要素と固定的に連結され
る第２遊星ギヤセット３と、第６，第８作動要素を第
１，第４作動要素にそれぞれ可変的に連結するためのク
ラッチ手段と、第２，第８作動要素を変速機ハウジング
と選択的に連結するためのブレーキ手段とを備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はギヤトレーンに係
り、より詳しくは、摩擦要素と遊星ギヤセットの個数を
減少させることにより、サイズ及び重量において小さく
設計できる車両用５速自動変速機のギヤトレーンに関す
る。
り、より詳しくは、摩擦要素と遊星ギヤセットの個数を
減少させることにより、サイズ及び重量において小さく
設計できる車両用５速自動変速機のギヤトレーンに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】一般に、車両用自動変速機は、車両運行
状況の変化に応じて変速比を自動に制御するトランスミ
ッション制御ユニットＴＣＵを備えている。このような
トランスミッション制御ユニットＴＣＵは、ギヤトレー
ンに設置された多数個の摩擦要素を作動又は非作動状態
に制御して遊星ギヤセットの３要素（太陽ギヤ，リング
ギヤ，遊星キャリア）の中のいずれか一つの要素を入力
要素にし、他の要素を反力要素にし、また、その他の要
素を出力要素にして、出力段回転数を制御する。
状況の変化に応じて変速比を自動に制御するトランスミ
ッション制御ユニットＴＣＵを備えている。このような
トランスミッション制御ユニットＴＣＵは、ギヤトレー
ンに設置された多数個の摩擦要素を作動又は非作動状態
に制御して遊星ギヤセットの３要素（太陽ギヤ，リング
ギヤ，遊星キャリア）の中のいずれか一つの要素を入力
要素にし、他の要素を反力要素にし、また、その他の要
素を出力要素にして、出力段回転数を制御する。
【０００３】前記のようなトランスミッション制御ユニ
ットＴＣＵによって制御されるギヤトレーンは、一般
に、前進４速と後進１速を実現するように設計される
が、最近は高出力エンジンの性能を充分に活用するため
に変速比をより多段化して前進５速後進１速を実現する
ものが提案されている。このように前進５速と後進１速
の変速段を実現するギヤトレーンは３つの単純遊星ギヤ
セットと少なくとも６つの摩擦要素を含んで構成され
る。
ットＴＣＵによって制御されるギヤトレーンは、一般
に、前進４速と後進１速を実現するように設計される
が、最近は高出力エンジンの性能を充分に活用するため
に変速比をより多段化して前進５速後進１速を実現する
ものが提案されている。このように前進５速と後進１速
の変速段を実現するギヤトレーンは３つの単純遊星ギヤ
セットと少なくとも６つの摩擦要素を含んで構成され
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のような
５速自動変速機用ギヤトレーンは、オーバドライブ領域
である前進４，５速で車両を運行する際に最終出力要素
より高速で回転する要素を必要とするようになり、これ
によって動力損失が発生する。さらに、多数個の摩擦要
素によりサイズ及び重量が大きくなる短所がある。
５速自動変速機用ギヤトレーンは、オーバドライブ領域
である前進４，５速で車両を運行する際に最終出力要素
より高速で回転する要素を必要とするようになり、これ
によって動力損失が発生する。さらに、多数個の摩擦要
素によりサイズ及び重量が大きくなる短所がある。
【０００５】従って、本発明は前記のような短所を解決
するためのものであって、本発明の目的は、オーバドラ
イブ時に最終出力要素より高速で回転する要素を除去し
て動力損失を最少化し、摩擦要素の個数を減少させるこ
とによりサイズ及び重量において小さく設計することが
できる５速自動変速機用ギヤトレーンを提供することに
ある。
するためのものであって、本発明の目的は、オーバドラ
イブ時に最終出力要素より高速で回転する要素を除去し
て動力損失を最少化し、摩擦要素の個数を減少させるこ
とによりサイズ及び重量において小さく設計することが
できる５速自動変速機用ギヤトレーンを提供することに
ある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を実現するため
に本発明による５速自動変速機用ギヤトレーンは、第
１，第２，第３，第４作動要素を有する第１，第２単純
遊星ギヤセットからなり、前記第１作動要素は、入力要
素として作用する第１遊星ギヤセットと、第５，第６，
第７，第８作動要素を有する第３，第４単純遊星ギヤセ
ットからなり、前記第５作動要素は出力要素として作用
し、前記第６，第８作動要素は前記第１，第４作動要素
とそれぞれ可変的に連結され、前記第７作動要素は前記
第３作動要素と固定的に連結される第２遊星ギヤセット
と、前記第６，第８作動要素を前記第１，第４作動要素
にそれぞれ可変的に連結するためのクラッチ手段と、前
記第２，第８作動要素を変速機ハウジングと選択的に連
結するためのブレーキ手段とを含む。前記第１，第２単
純遊星ギヤセットはそれぞれシングルピニオン遊星ギヤ
セットからなる。
に本発明による５速自動変速機用ギヤトレーンは、第
１，第２，第３，第４作動要素を有する第１，第２単純
遊星ギヤセットからなり、前記第１作動要素は、入力要
素として作用する第１遊星ギヤセットと、第５，第６，
第７，第８作動要素を有する第３，第４単純遊星ギヤセ
ットからなり、前記第５作動要素は出力要素として作用
し、前記第６，第８作動要素は前記第１，第４作動要素
とそれぞれ可変的に連結され、前記第７作動要素は前記
第３作動要素と固定的に連結される第２遊星ギヤセット
と、前記第６，第８作動要素を前記第１，第４作動要素
にそれぞれ可変的に連結するためのクラッチ手段と、前
記第２，第８作動要素を変速機ハウジングと選択的に連
結するためのブレーキ手段とを含む。前記第１，第２単
純遊星ギヤセットはそれぞれシングルピニオン遊星ギヤ
セットからなる。
【０００７】本発明の第１の実施の形態によると、前記
第１作動要素は、前記第１単純遊星ギヤセットの太陽ギ
ヤと前記第２単純遊星ギヤセットの太陽ギヤとの組合せ
からなり、前記第２作動要素は前記第１単純遊星ギヤセ
ットの遊星キャリアからなり、前記第３作動要素は前記
第２単純遊星ギヤセットの遊星キャリアからなり、前記
第４作動要素は前記第１単純遊星ギヤセットのリングギ
ヤと前記第２単純遊星ギヤセットのリングギヤとの組合
せからなる。この第１の実施の形態において、前記第
３，第４単純遊星ギヤセットはそれぞれシングルピニオ
ン遊星ギヤセットからなる。この第１の実施の形態にお
いて、前記第５作動要素は、前記第３単純遊星ギヤセッ
トの太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセットのリングギ
ヤとの組合せからなり、前記第６作動要素は前記第４単
純遊星ギヤセットの遊星キャリアからなり、前記第７作
動要素は前記第３単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと
前記第４単純遊星ギヤセットの太陽ギヤとの組合せから
なり、前記第８作動要素は前記第３単純遊星ギヤセット
のリングギヤからなる。この第１の実施の形態におい
て、前記クラッチ手段は、前記第１，第２単純遊星ギヤ
セットのリングギヤの組合せと前記第３単純遊星ギヤセ
ットのリングギヤとの間に設置される第１クラッチを含
む。この第１の実施の形態において、前記ブレーキ手段
は、前記第１単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと変速
機ハウジングとの間に設置される第１ブレーキと、前記
第３単純遊星ギヤセットのリングギヤと変速機ハウジン
グとの間に設置される第２ブレーキを含む。
第１作動要素は、前記第１単純遊星ギヤセットの太陽ギ
ヤと前記第２単純遊星ギヤセットの太陽ギヤとの組合せ
からなり、前記第２作動要素は前記第１単純遊星ギヤセ
ットの遊星キャリアからなり、前記第３作動要素は前記
第２単純遊星ギヤセットの遊星キャリアからなり、前記
第４作動要素は前記第１単純遊星ギヤセットのリングギ
ヤと前記第２単純遊星ギヤセットのリングギヤとの組合
せからなる。この第１の実施の形態において、前記第
３，第４単純遊星ギヤセットはそれぞれシングルピニオ
ン遊星ギヤセットからなる。この第１の実施の形態にお
いて、前記第５作動要素は、前記第３単純遊星ギヤセッ
トの太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセットのリングギ
ヤとの組合せからなり、前記第６作動要素は前記第４単
純遊星ギヤセットの遊星キャリアからなり、前記第７作
動要素は前記第３単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと
前記第４単純遊星ギヤセットの太陽ギヤとの組合せから
なり、前記第８作動要素は前記第３単純遊星ギヤセット
のリングギヤからなる。この第１の実施の形態におい
て、前記クラッチ手段は、前記第１，第２単純遊星ギヤ
セットのリングギヤの組合せと前記第３単純遊星ギヤセ
ットのリングギヤとの間に設置される第１クラッチを含
む。この第１の実施の形態において、前記ブレーキ手段
は、前記第１単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと変速
機ハウジングとの間に設置される第１ブレーキと、前記
第３単純遊星ギヤセットのリングギヤと変速機ハウジン
グとの間に設置される第２ブレーキを含む。
【０００８】本発明の第２の実施の形態によると、前記
第１作動要素は、前記第１単純遊星ギヤセットの太陽ギ
ヤからなり、前記第２作動要素は前記第１単純遊星ギヤ
セットの遊星キャリアからなり、前記第３作動要素は前
記第２単純遊星ギヤセットの遊星キャリアからなり、前
記第４作動要素は前記第１単純遊星ギヤセットのリング
ギヤと前記第２単純遊星ギヤセットのリングギヤ及び太
陽ギヤとの組合せからなる。この第２の実施の形態にお
いて、前記第３，第４単純遊星ギヤセットはそれぞれシ
ングルピニオン遊星ギヤセットからなる。この第２の実
施の形態において、前記第５作動要素は、前記第３単純
遊星ギヤセットの太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセッ
トのリングギヤとの組合せからなり、前記第６作動要素
は前記第４単純遊星ギヤセットの遊星キャリアからな
り、前記第７作動要素は前記第３単純遊星ギヤセットの
遊星キャリアと前記第４単純遊星ギヤセットの太陽ギヤ
との組合せからなり、前記第８作動要素は前記第３単純
遊星ギヤセットのリングギヤからなる。この第２の実施
の形態において、前記クラッチ手段は、前記第１単純遊
星ギヤセットの太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセット
の遊星キャリアとの間に設置される第１クラッチと、前
記第１単純遊星ギヤセットのリングギヤと前記第２単純
遊星ギヤセットのリングギヤ及び太陽ギヤとの組合せ
と、前記第３単純遊星ギヤセットのリングギヤとの間に
設置される第２クラッチを含む。この第２の実施の形態
において、前記ブレーキ手段は、前記第１単純遊星ギヤ
セットの遊星キャリアと変速機ハウジングとの間に設置
される第１ブレーキと、前記第３単純遊星ギヤセットの
リングギヤと変速機ハウジングとの間に設置される第２
ブレーキを含む。
第１作動要素は、前記第１単純遊星ギヤセットの太陽ギ
ヤからなり、前記第２作動要素は前記第１単純遊星ギヤ
セットの遊星キャリアからなり、前記第３作動要素は前
記第２単純遊星ギヤセットの遊星キャリアからなり、前
記第４作動要素は前記第１単純遊星ギヤセットのリング
ギヤと前記第２単純遊星ギヤセットのリングギヤ及び太
陽ギヤとの組合せからなる。この第２の実施の形態にお
いて、前記第３，第４単純遊星ギヤセットはそれぞれシ
ングルピニオン遊星ギヤセットからなる。この第２の実
施の形態において、前記第５作動要素は、前記第３単純
遊星ギヤセットの太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセッ
トのリングギヤとの組合せからなり、前記第６作動要素
は前記第４単純遊星ギヤセットの遊星キャリアからな
り、前記第７作動要素は前記第３単純遊星ギヤセットの
遊星キャリアと前記第４単純遊星ギヤセットの太陽ギヤ
との組合せからなり、前記第８作動要素は前記第３単純
遊星ギヤセットのリングギヤからなる。この第２の実施
の形態において、前記クラッチ手段は、前記第１単純遊
星ギヤセットの太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセット
の遊星キャリアとの間に設置される第１クラッチと、前
記第１単純遊星ギヤセットのリングギヤと前記第２単純
遊星ギヤセットのリングギヤ及び太陽ギヤとの組合せ
と、前記第３単純遊星ギヤセットのリングギヤとの間に
設置される第２クラッチを含む。この第２の実施の形態
において、前記ブレーキ手段は、前記第１単純遊星ギヤ
セットの遊星キャリアと変速機ハウジングとの間に設置
される第１ブレーキと、前記第３単純遊星ギヤセットの
リングギヤと変速機ハウジングとの間に設置される第２
ブレーキを含む。
【０００９】本発明の第３の実施の形態によると、前記
第１作動要素は、前記第１単純遊星ギヤセットの太陽ギ
ヤからなり、前記第２作動要素は前記第１単純遊星ギヤ
セットの遊星キャリアと前記第２単純遊星ギヤセットの
リングギヤとの組合せからなり、前記第３作動要素は前
記第２単純遊星ギヤセットの遊星キャリアからなり、前
記第４作動要素は前記第１単純遊星ギヤセットのリング
ギヤと前記第２単純遊星ギヤセットの太陽ギヤとの組合
せからなる。この第３の実施の形態において、前記第
３，第４単純遊星ギヤセットはそれぞれシングルピニオ
ン遊星ギヤセットからなる。この第３の実施の形態にお
いて、前記第５作動要素は、前記第３単純遊星ギヤセッ
トの太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセットのリングギ
ヤとの組合せからなり、前記第６作動要素は前記第４単
純遊星ギヤセットの遊星キャリアからなり、前記第７作
動要素は前記第３単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと
前記第４単純遊星ギヤセットの太陽ギヤとの組合せから
なり、前記第８作動要素は前記第３単純遊星ギヤセット
のリングギヤからなる。この第３の実施の形態におい
て、前記クラッチ手段は、前記第１単純遊星ギヤセット
の太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセットの遊星キャリ
アとの間に設置される第１クラッチと、前記第１単純遊
星ギヤセットのリングギヤと前記第２単純遊星ギヤセッ
トの太陽ギヤの組合せと、前記第３単純遊星ギヤセット
のリングギヤとの間に設置される第２クラッチを含む。
この第３の実施の形態において、前記ブレーキ手段は、
前記第１単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと前記第２
単純遊星ギヤセットのリングギヤの組合せと変速機ハウ
ジングとの間に設置される第１ブレーキと、前記第３単
純遊星ギヤセットのリングギヤと変速機ハウジングとの
間に設置される第２ブレーキを含む。
第１作動要素は、前記第１単純遊星ギヤセットの太陽ギ
ヤからなり、前記第２作動要素は前記第１単純遊星ギヤ
セットの遊星キャリアと前記第２単純遊星ギヤセットの
リングギヤとの組合せからなり、前記第３作動要素は前
記第２単純遊星ギヤセットの遊星キャリアからなり、前
記第４作動要素は前記第１単純遊星ギヤセットのリング
ギヤと前記第２単純遊星ギヤセットの太陽ギヤとの組合
せからなる。この第３の実施の形態において、前記第
３，第４単純遊星ギヤセットはそれぞれシングルピニオ
ン遊星ギヤセットからなる。この第３の実施の形態にお
いて、前記第５作動要素は、前記第３単純遊星ギヤセッ
トの太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセットのリングギ
ヤとの組合せからなり、前記第６作動要素は前記第４単
純遊星ギヤセットの遊星キャリアからなり、前記第７作
動要素は前記第３単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと
前記第４単純遊星ギヤセットの太陽ギヤとの組合せから
なり、前記第８作動要素は前記第３単純遊星ギヤセット
のリングギヤからなる。この第３の実施の形態におい
て、前記クラッチ手段は、前記第１単純遊星ギヤセット
の太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセットの遊星キャリ
アとの間に設置される第１クラッチと、前記第１単純遊
星ギヤセットのリングギヤと前記第２単純遊星ギヤセッ
トの太陽ギヤの組合せと、前記第３単純遊星ギヤセット
のリングギヤとの間に設置される第２クラッチを含む。
この第３の実施の形態において、前記ブレーキ手段は、
前記第１単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと前記第２
単純遊星ギヤセットのリングギヤの組合せと変速機ハウ
ジングとの間に設置される第１ブレーキと、前記第３単
純遊星ギヤセットのリングギヤと変速機ハウジングとの
間に設置される第２ブレーキを含む。
【００１０】本発明の第４の実施の形態によると、前記
第１作動要素は、前記第２単純遊星ギヤセットの太陽ギ
ヤからなり、前記第２作動要素は前記第１単純遊星ギヤ
セットのリングギヤからなり、前記第３作動要素は前記
第１単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと前記第２単純
遊星ギヤセットの遊星キャリアとの組合せからなり、前
記第４作動要素は前記第１単純遊星ギヤセットの太陽ギ
ヤと前記第２単純遊星ギヤセットのリングギヤとの組合
せからなる。この第４の実施の形態において、前記第
３，第４単純遊星ギヤセットはそれぞれシングルピニオ
ン遊星ギヤセットからなる。この第４の実施の形態にお
いて、前記第５作動要素は、前記第３単純遊星ギヤセッ
トの太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセットのリングギ
ヤとの組合せからなり、前記第６作動要素は前記第４単
純遊星ギヤセットの遊星キャリアからなり、前記第７作
動要素は前記第３単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと
前記第４単純遊星ギヤセットの太陽ギヤとの組合せから
なり、前記第８作動要素は前記第３単純遊星ギヤセット
のリングギヤからなる。この第４の実施の形態におい
て、前記クラッチ手段は、前記第２単純遊星ギヤセット
の太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセットの遊星キャリ
アとの間に設置される第１クラッチと、前記第１単純遊
星ギヤセットの太陽ギヤと前記第２単純遊星ギヤセット
のリングギヤの組合せと、前記第３単純遊星ギヤセット
のリングギヤとの間に設置される第２クラッチを含む。
この第４の実施の形態において、前記ブレーキ手段は、
前記第１単純遊星ギヤセットのリングギヤと変速機ハウ
ジングとの間に設置される第１ブレーキと、前記第３単
純遊星ギヤセットのリングギヤと変速機ハウジングとの
間に設置される第２ブレーキを含む。
第１作動要素は、前記第２単純遊星ギヤセットの太陽ギ
ヤからなり、前記第２作動要素は前記第１単純遊星ギヤ
セットのリングギヤからなり、前記第３作動要素は前記
第１単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと前記第２単純
遊星ギヤセットの遊星キャリアとの組合せからなり、前
記第４作動要素は前記第１単純遊星ギヤセットの太陽ギ
ヤと前記第２単純遊星ギヤセットのリングギヤとの組合
せからなる。この第４の実施の形態において、前記第
３，第４単純遊星ギヤセットはそれぞれシングルピニオ
ン遊星ギヤセットからなる。この第４の実施の形態にお
いて、前記第５作動要素は、前記第３単純遊星ギヤセッ
トの太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセットのリングギ
ヤとの組合せからなり、前記第６作動要素は前記第４単
純遊星ギヤセットの遊星キャリアからなり、前記第７作
動要素は前記第３単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと
前記第４単純遊星ギヤセットの太陽ギヤとの組合せから
なり、前記第８作動要素は前記第３単純遊星ギヤセット
のリングギヤからなる。この第４の実施の形態におい
て、前記クラッチ手段は、前記第２単純遊星ギヤセット
の太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセットの遊星キャリ
アとの間に設置される第１クラッチと、前記第１単純遊
星ギヤセットの太陽ギヤと前記第２単純遊星ギヤセット
のリングギヤの組合せと、前記第３単純遊星ギヤセット
のリングギヤとの間に設置される第２クラッチを含む。
この第４の実施の形態において、前記ブレーキ手段は、
前記第１単純遊星ギヤセットのリングギヤと変速機ハウ
ジングとの間に設置される第１ブレーキと、前記第３単
純遊星ギヤセットのリングギヤと変速機ハウジングとの
間に設置される第２ブレーキを含む。
【００１１】本発明の第５の実施の形態によると、前記
第１単純遊星ギヤセットはシングルピニオン遊星ギヤセ
ットからなり、前記第２単純遊星ギヤセットはダブルピ
ニオン遊星ギヤセットからなる。この第５の実施の形態
において、前記第１作動要素は前記第１単純遊星ギヤセ
ットの太陽ギヤからなり、前記第２作動要素は前記第１
単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと前記第２単純遊星
ギヤセットの遊星キャリアとの組合せからなり、前記第
３作動要素は前記第２単純遊星ギヤセットのリングギヤ
からなり、前記第４作動要素は前記第１単純遊星ギヤセ
ットのリングギヤと前記第２単純遊星ギヤセットの太陽
ギヤとの組合せからなる。この第５の実施の形態におい
て、前記第３，第４単純遊星ギヤセットはシングルピニ
オン遊星ギヤセットからなる。この第５の実施の形態に
おいて、前記第５作動要素は、前記第３単純遊星ギヤセ
ットの太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセットのリング
ギヤとの組合せからなり、前記第６作動要素は前記第４
単純遊星ギヤセットの遊星キャリアからなり、前記第７
作動要素は前記第３単純遊星ギヤセットの遊星キャリア
と前記第４単純遊星ギヤセットの太陽ギヤとの組合せか
らなり、前記第８作動要素は前記第３単純遊星ギヤセッ
トのリングギヤからなる。この第５の実施の形態におい
て、前記クラッチ手段は、前記第１単純遊星ギヤセット
の太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセットの遊星キャリ
アとの間に設置される第１クラッチと、前記第１単純遊
星ギヤセットのリングギヤと前記第２単純遊星ギヤセッ
トの太陽ギヤの組合せと、前記第３単純遊星ギヤセット
のリングギヤとの間に設置される第２クラッチを含む。
この第５の実施の形態において、前記ブレーキ手段は、
前記第１単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと前記第２
単純遊星ギヤセットの遊星キャリアの組合せと変速機ハ
ウジングとの間に設置される第１ブレーキと、前記第３
単純遊星ギヤセットのリングギヤと変速機ハウジングと
の間に設置される第２ブレーキを含む。
第１単純遊星ギヤセットはシングルピニオン遊星ギヤセ
ットからなり、前記第２単純遊星ギヤセットはダブルピ
ニオン遊星ギヤセットからなる。この第５の実施の形態
において、前記第１作動要素は前記第１単純遊星ギヤセ
ットの太陽ギヤからなり、前記第２作動要素は前記第１
単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと前記第２単純遊星
ギヤセットの遊星キャリアとの組合せからなり、前記第
３作動要素は前記第２単純遊星ギヤセットのリングギヤ
からなり、前記第４作動要素は前記第１単純遊星ギヤセ
ットのリングギヤと前記第２単純遊星ギヤセットの太陽
ギヤとの組合せからなる。この第５の実施の形態におい
て、前記第３，第４単純遊星ギヤセットはシングルピニ
オン遊星ギヤセットからなる。この第５の実施の形態に
おいて、前記第５作動要素は、前記第３単純遊星ギヤセ
ットの太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセットのリング
ギヤとの組合せからなり、前記第６作動要素は前記第４
単純遊星ギヤセットの遊星キャリアからなり、前記第７
作動要素は前記第３単純遊星ギヤセットの遊星キャリア
と前記第４単純遊星ギヤセットの太陽ギヤとの組合せか
らなり、前記第８作動要素は前記第３単純遊星ギヤセッ
トのリングギヤからなる。この第５の実施の形態におい
て、前記クラッチ手段は、前記第１単純遊星ギヤセット
の太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセットの遊星キャリ
アとの間に設置される第１クラッチと、前記第１単純遊
星ギヤセットのリングギヤと前記第２単純遊星ギヤセッ
トの太陽ギヤの組合せと、前記第３単純遊星ギヤセット
のリングギヤとの間に設置される第２クラッチを含む。
この第５の実施の形態において、前記ブレーキ手段は、
前記第１単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと前記第２
単純遊星ギヤセットの遊星キャリアの組合せと変速機ハ
ウジングとの間に設置される第１ブレーキと、前記第３
単純遊星ギヤセットのリングギヤと変速機ハウジングと
の間に設置される第２ブレーキを含む。
【００１２】本発明の第６の実施の形態によると、前記
第１作動要素は、前記第１単純遊星ギヤセットの太陽ギ
ヤからなり、前記第２作動要素は前記第２単純遊星ギヤ
セットの遊星キャリアからなり、前記第３作動要素は前
記第１単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと前記第２単
純遊星ギヤセットのリングギヤとの組合せからなり、前
記第４作動要素は前記第１単純遊星ギヤセットのリング
ギヤと前記第２単純遊星ギヤセットの太陽ギヤとの組合
せからなる。この第６の実施の形態において、前記第
３，第４単純遊星ギヤセットはそれぞれシングルピニオ
ン遊星ギヤセットからなる。この第６の実施の形態にお
いて、前記第５作動要素は、前記第３単純遊星ギヤセッ
トの太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセットのリングギ
ヤとの組合せからなり、前記第６作動要素は前記第４単
純遊星ギヤセットの遊星キャリアからなり、前記第７作
動要素は前記第３単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと
前記第４単純遊星ギヤセットの太陽ギヤとの組合せから
なり、前記第８作動要素は前記第３単純遊星ギヤセット
のリングギヤからなる。この第６の実施の形態におい
て、前記クラッチ手段は、前記第１単純遊星ギヤセット
の太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセットの遊星キャリ
アとの間に設置される第１クラッチと、前記第１単純遊
星ギヤセットのリングギヤと前記第２単純遊星ギヤセッ
トの太陽ギヤの組合せと、前記第３単純遊星ギヤセット
のリングギヤとの間に設置される第２クラッチを含む。
この第６の実施の形態において、前記ブレーキ手段は、
前記第２単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと変速機ハ
ウジングとの間に設置される第１ブレーキと、前記第３
単純遊星ギヤセットのリングギヤと変速機ハウジングと
の間に設置される第２ブレーキを含む。
第１作動要素は、前記第１単純遊星ギヤセットの太陽ギ
ヤからなり、前記第２作動要素は前記第２単純遊星ギヤ
セットの遊星キャリアからなり、前記第３作動要素は前
記第１単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと前記第２単
純遊星ギヤセットのリングギヤとの組合せからなり、前
記第４作動要素は前記第１単純遊星ギヤセットのリング
ギヤと前記第２単純遊星ギヤセットの太陽ギヤとの組合
せからなる。この第６の実施の形態において、前記第
３，第４単純遊星ギヤセットはそれぞれシングルピニオ
ン遊星ギヤセットからなる。この第６の実施の形態にお
いて、前記第５作動要素は、前記第３単純遊星ギヤセッ
トの太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセットのリングギ
ヤとの組合せからなり、前記第６作動要素は前記第４単
純遊星ギヤセットの遊星キャリアからなり、前記第７作
動要素は前記第３単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと
前記第４単純遊星ギヤセットの太陽ギヤとの組合せから
なり、前記第８作動要素は前記第３単純遊星ギヤセット
のリングギヤからなる。この第６の実施の形態におい
て、前記クラッチ手段は、前記第１単純遊星ギヤセット
の太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセットの遊星キャリ
アとの間に設置される第１クラッチと、前記第１単純遊
星ギヤセットのリングギヤと前記第２単純遊星ギヤセッ
トの太陽ギヤの組合せと、前記第３単純遊星ギヤセット
のリングギヤとの間に設置される第２クラッチを含む。
この第６の実施の形態において、前記ブレーキ手段は、
前記第２単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと変速機ハ
ウジングとの間に設置される第１ブレーキと、前記第３
単純遊星ギヤセットのリングギヤと変速機ハウジングと
の間に設置される第２ブレーキを含む。
【００１３】本発明の第７の実施の形態によると、前記
第１作動要素は、前記第１単純遊星ギヤセットの太陽ギ
ヤと前記第２単純遊星ギヤセットの太陽ギヤとの組合せ
からなり、前記第２作動要素は前記第１単純遊星ギヤセ
ットのリングギヤからなり、前記第３作動要素は、前記
第２単純遊星ギヤセットの遊星キャリアからなり、前記
第４作動要素は前記第１単純遊星ギヤセットの遊星キャ
リアと前記第２単純遊星ギヤセットのリングギヤとの組
合せからなる。この第７の実施の形態において、前記第
３，第４単純遊星ギヤセットはそれぞれシングルピニオ
ン遊星ギヤセットからなる。この第７の実施の形態にお
いて、前記第５作動要素は、前記第３単純遊星ギヤセッ
トの太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセットのリングギ
ヤとの組合せからなり、前記第６作動要素は、前記第４
単純遊星ギヤセットの遊星キャリアからなり、前記第７
作動要素は前記第３単純遊星ギヤセットの遊星キャリア
と前記第４単純遊星ギヤセットの太陽ギヤの組合せから
なり、前記第８作動要素は前記第３単純遊星ギヤセット
のリングギヤからなる。この第７の実施の形態におい
て、前記クラッチ手段は、前記第１単純遊星ギヤセット
の太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセットの遊星キャリ
アとの間に設置される第１クラッチと、前記第１単純遊
星ギヤセットの遊星キャリアと第２単純遊星ギヤセット
のリングギヤの組合せと、前記第３単純遊星ギヤセット
のリングギヤとの間に設置される第２クラッチを含む。
この第７の実施の形態において、前記ブレーキ手段は、
前記第２単純遊星ギヤセットのリングギヤと変速機ハウ
ジングとの間に設置される第１ブレーキと、前記第３単
純遊星ギヤセットのリングギヤと変速機ハウジングとの
間に設置される第２ブレーキを含む。
第１作動要素は、前記第１単純遊星ギヤセットの太陽ギ
ヤと前記第２単純遊星ギヤセットの太陽ギヤとの組合せ
からなり、前記第２作動要素は前記第１単純遊星ギヤセ
ットのリングギヤからなり、前記第３作動要素は、前記
第２単純遊星ギヤセットの遊星キャリアからなり、前記
第４作動要素は前記第１単純遊星ギヤセットの遊星キャ
リアと前記第２単純遊星ギヤセットのリングギヤとの組
合せからなる。この第７の実施の形態において、前記第
３，第４単純遊星ギヤセットはそれぞれシングルピニオ
ン遊星ギヤセットからなる。この第７の実施の形態にお
いて、前記第５作動要素は、前記第３単純遊星ギヤセッ
トの太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセットのリングギ
ヤとの組合せからなり、前記第６作動要素は、前記第４
単純遊星ギヤセットの遊星キャリアからなり、前記第７
作動要素は前記第３単純遊星ギヤセットの遊星キャリア
と前記第４単純遊星ギヤセットの太陽ギヤの組合せから
なり、前記第８作動要素は前記第３単純遊星ギヤセット
のリングギヤからなる。この第７の実施の形態におい
て、前記クラッチ手段は、前記第１単純遊星ギヤセット
の太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセットの遊星キャリ
アとの間に設置される第１クラッチと、前記第１単純遊
星ギヤセットの遊星キャリアと第２単純遊星ギヤセット
のリングギヤの組合せと、前記第３単純遊星ギヤセット
のリングギヤとの間に設置される第２クラッチを含む。
この第７の実施の形態において、前記ブレーキ手段は、
前記第２単純遊星ギヤセットのリングギヤと変速機ハウ
ジングとの間に設置される第１ブレーキと、前記第３単
純遊星ギヤセットのリングギヤと変速機ハウジングとの
間に設置される第２ブレーキを含む。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいてより詳しく説明する。 ［第１の実施の形態］図１は本発明の第１の実施の形態
によるギヤトレーンの概略図を示す図面であって、この
第１の実施の形態のギヤトレーンは、動力を発生させる
ためのエンジン１００と、前記エンジン１００から発生
したトルクを増加させるためのトルクコンバータＴと、
変換されたトルクを入力軸１０を通じて入力され前進５
速と後進１速をトランスファドライブギヤＴＤに出力す
るための第１，第２遊星ギヤセット１，３を含む。
図面に基づいてより詳しく説明する。 ［第１の実施の形態］図１は本発明の第１の実施の形態
によるギヤトレーンの概略図を示す図面であって、この
第１の実施の形態のギヤトレーンは、動力を発生させる
ためのエンジン１００と、前記エンジン１００から発生
したトルクを増加させるためのトルクコンバータＴと、
変換されたトルクを入力軸１０を通じて入力され前進５
速と後進１速をトランスファドライブギヤＴＤに出力す
るための第１，第２遊星ギヤセット１，３を含む。
【００１５】前記第１遊星ギヤセット１は、それぞれシ
ングルピニオン遊星ギヤセットである第１，第２単純遊
星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２からなる。前記第１遊星ギ
ヤセット１において、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ
１の太陽ギヤＳ１は、前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ
２の太陽ギヤＳ２に固定的に連結され、前記第１単純遊
星ギヤセットＰＧ１のリングギヤＲ１は、前記第２単純
遊星ギヤセットＰＧ２のリングギヤＲ２に固定的に連結
される。これによって、前記第１遊星ギヤセット１は４
つの作動要素、即ち、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ
１のピニオンギヤＰ１を相互連結させる遊星キャリアＣ
ａ１と、第２単純遊星ギヤセットＰＧ２のピニオンギヤ
Ｐ２を相互連結させる遊星キャリアＣａ２と、第１，第
２単純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２の太陽ギヤＳ１，
Ｓ２の組合せと、第１，第２単純遊星ギヤセットのＰＧ
１，ＰＧ２のリングギヤＲ１，Ｒ２の組合せとを有す
る。前記第１，第２単純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２
の太陽ギヤＳ１，Ｓ２の組合せは入力要素として作用す
るように入力軸１０に固定的に設置される。また、前記
第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の遊星キャリアＣａ１は
選択的に反力要素として作用するように変速機ハウジン
グ２０に可変的に連結される。
ングルピニオン遊星ギヤセットである第１，第２単純遊
星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２からなる。前記第１遊星ギ
ヤセット１において、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ
１の太陽ギヤＳ１は、前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ
２の太陽ギヤＳ２に固定的に連結され、前記第１単純遊
星ギヤセットＰＧ１のリングギヤＲ１は、前記第２単純
遊星ギヤセットＰＧ２のリングギヤＲ２に固定的に連結
される。これによって、前記第１遊星ギヤセット１は４
つの作動要素、即ち、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ
１のピニオンギヤＰ１を相互連結させる遊星キャリアＣ
ａ１と、第２単純遊星ギヤセットＰＧ２のピニオンギヤ
Ｐ２を相互連結させる遊星キャリアＣａ２と、第１，第
２単純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２の太陽ギヤＳ１，
Ｓ２の組合せと、第１，第２単純遊星ギヤセットのＰＧ
１，ＰＧ２のリングギヤＲ１，Ｒ２の組合せとを有す
る。前記第１，第２単純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２
の太陽ギヤＳ１，Ｓ２の組合せは入力要素として作用す
るように入力軸１０に固定的に設置される。また、前記
第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の遊星キャリアＣａ１は
選択的に反力要素として作用するように変速機ハウジン
グ２０に可変的に連結される。
【００１６】前記第２遊星ギヤセット３は、それぞれシ
ングルピニオン遊星ギヤセットである第３，第４単純遊
星ギヤセットＰＧ３，ＰＧ４からなる。前記第２遊星ギ
ヤセット３において、前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ
３の太陽ギヤＳ３は、前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ
４のリングギヤＲ４に固定的に連結され、前記第３単純
遊星ギヤセットＰＧ３のピニオンギヤＰ３を相互連結さ
せる遊星キャリアＣａ３は、前記第４単純遊星ギヤセッ
トＰＧ４の太陽ギヤＳ４に固定的に連結される。これに
よって、前記第２遊星ギヤセット３は４つの作動要素、
即ち、前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３のリングギヤ
Ｒ３と、前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４の遊星キャ
リアＣａ４と、前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３の太
陽ギヤＳ３と前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４のリン
グギヤＲ４の組合せと、前記第３単純遊星ギヤセットＰ
Ｇ３の遊星キャリアＣａ３と前記第４単純遊星ギヤセッ
トＰＧ４の太陽ギヤＳ４の組合せとを有する。前記第３
単純遊星ギヤセットＰＧ３のリングギヤＲ３は選択的に
反力要素として作用するように変速機ハウジング２０に
可変的に連結される。
ングルピニオン遊星ギヤセットである第３，第４単純遊
星ギヤセットＰＧ３，ＰＧ４からなる。前記第２遊星ギ
ヤセット３において、前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ
３の太陽ギヤＳ３は、前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ
４のリングギヤＲ４に固定的に連結され、前記第３単純
遊星ギヤセットＰＧ３のピニオンギヤＰ３を相互連結さ
せる遊星キャリアＣａ３は、前記第４単純遊星ギヤセッ
トＰＧ４の太陽ギヤＳ４に固定的に連結される。これに
よって、前記第２遊星ギヤセット３は４つの作動要素、
即ち、前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３のリングギヤ
Ｒ３と、前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４の遊星キャ
リアＣａ４と、前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３の太
陽ギヤＳ３と前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４のリン
グギヤＲ４の組合せと、前記第３単純遊星ギヤセットＰ
Ｇ３の遊星キャリアＣａ３と前記第４単純遊星ギヤセッ
トＰＧ４の太陽ギヤＳ４の組合せとを有する。前記第３
単純遊星ギヤセットＰＧ３のリングギヤＲ３は選択的に
反力要素として作用するように変速機ハウジング２０に
可変的に連結される。
【００１７】前記のような第１，第２遊星ギヤセット
１，３は相互に組合せられる。即ち、前記第１，第２単
純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２の太陽ギヤＳ１，Ｓ２
の組合せは、前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４の遊星
キャリアＣａ４に可変的に連結され、前記第１，第２単
純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２のリングギヤＲ１，Ｒ
２の組合せは、前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３のリ
ングギヤＲ３に可変的に連結され、前記第２単純遊星ギ
ヤセットＰＧ２の遊星キャリアＣａ２は、前記第３単純
遊星ギヤセットＰＧ３の遊星キャリアＣａ３と前記第４
単純遊星ギヤセットＰＧ４の太陽ギヤＳ４の組合せに固
定的に連結される。また、前記第３単純遊星ギヤセット
ＰＧ３の太陽ギヤＳ３と前記第４単純遊星ギヤセットＰ
Ｇ４のリングギヤＲ４の組合せは出力要素として作用す
るようにトランスファドライブギヤＴＤに連結される。
１，３は相互に組合せられる。即ち、前記第１，第２単
純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２の太陽ギヤＳ１，Ｓ２
の組合せは、前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４の遊星
キャリアＣａ４に可変的に連結され、前記第１，第２単
純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２のリングギヤＲ１，Ｒ
２の組合せは、前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３のリ
ングギヤＲ３に可変的に連結され、前記第２単純遊星ギ
ヤセットＰＧ２の遊星キャリアＣａ２は、前記第３単純
遊星ギヤセットＰＧ３の遊星キャリアＣａ３と前記第４
単純遊星ギヤセットＰＧ４の太陽ギヤＳ４の組合せに固
定的に連結される。また、前記第３単純遊星ギヤセット
ＰＧ３の太陽ギヤＳ３と前記第４単純遊星ギヤセットＰ
Ｇ４のリングギヤＲ４の組合せは出力要素として作用す
るようにトランスファドライブギヤＴＤに連結される。
【００１８】さらに、第１クラッチＣ１が、前記第１，
第２単純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２のリングギヤＲ
１，Ｒ２の組合せと前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３
のリングギヤＲ３との間に設置される。この第１クラッ
チＣ１は、前進１速，２速，３速で前記第１，第２単純
遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２のリングギヤＲ１，Ｒ２
の組合せと前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３のリング
ギヤＲ３とを連結するように作動する。また、第２クラ
ッチＣ２が前記第１，第２単純遊星ギヤセットＰＧ１，
ＰＧ２の太陽ギヤＳ１，Ｓ２の組合せと前記第４単純遊
星ギヤセットＰＧ４の遊星キャリアＣａ４との間に設置
される。この第２クラッチＣ２は、前進３速，４速，５
速で前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４の遊星キャリア
Ｃａ４が入力要素として作用するように前記第１，第２
単純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２の太陽ギヤＳ１，Ｓ
２の組合せと前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４の遊星
キャリアＣａ４とを連結するように作動する。
第２単純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２のリングギヤＲ
１，Ｒ２の組合せと前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３
のリングギヤＲ３との間に設置される。この第１クラッ
チＣ１は、前進１速，２速，３速で前記第１，第２単純
遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２のリングギヤＲ１，Ｒ２
の組合せと前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３のリング
ギヤＲ３とを連結するように作動する。また、第２クラ
ッチＣ２が前記第１，第２単純遊星ギヤセットＰＧ１，
ＰＧ２の太陽ギヤＳ１，Ｓ２の組合せと前記第４単純遊
星ギヤセットＰＧ４の遊星キャリアＣａ４との間に設置
される。この第２クラッチＣ２は、前進３速，４速，５
速で前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４の遊星キャリア
Ｃａ４が入力要素として作用するように前記第１，第２
単純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２の太陽ギヤＳ１，Ｓ
２の組合せと前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４の遊星
キャリアＣａ４とを連結するように作動する。
【００１９】さらに、第１ブレーキＢ１が前記第１単純
遊星ギヤセットＰＧ１の遊星キャリアＣａ１と変速機ハ
ウジング２０との間に設置される。この第１ブレーキＢ
１は前進１速，５速と後進１速で前記第１単純遊星ギヤ
セットＰＧ１の遊星キャリアＣａ１を固定するように作
動する。また、第２ブレーキＢ２が前記第３単純遊星ギ
ヤセットＰＧ３のリングギヤＲ３と変速機ハウジング２
０との間に設置され、この第２ブレーキＢ２は、前進２
速，４速と後進１速で前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ
３のリングギヤＲ３を固定するように作動する。
遊星ギヤセットＰＧ１の遊星キャリアＣａ１と変速機ハ
ウジング２０との間に設置される。この第１ブレーキＢ
１は前進１速，５速と後進１速で前記第１単純遊星ギヤ
セットＰＧ１の遊星キャリアＣａ１を固定するように作
動する。また、第２ブレーキＢ２が前記第３単純遊星ギ
ヤセットＰＧ３のリングギヤＲ３と変速機ハウジング２
０との間に設置され、この第２ブレーキＢ２は、前進２
速，４速と後進１速で前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ
３のリングギヤＲ３を固定するように作動する。
【００２０】前記のようなギヤトレーンは、図８に示さ
れているように、レバーで示すことができる。図８にお
いて、第１，第２レバーＬ１，Ｌ２は、それぞれ第１，
第２遊星ギヤセット１，３を指す。前記第１遊星ギヤセ
ット１の４つの作動要素は第１レバーＬ１上に第１，第
２，第３，第４作動要素Ａ，Ｄ，Ｅ，Ｆと示され、前記
第２遊星ギヤセット３の４つの作動要素は第２レバーＬ
２上に第１，第２，第３，第４作動要素Ｇ，Ｈ，Ｉ，Ｊ
と示される。前記第１レバーＬ１をより詳しく説明する
と、第１作動要素Ａは、前記第１，第２単純遊星ギヤセ
ットＰＧ１，ＰＧ２の太陽ギヤＳ１，Ｓ２の組合せ、第
２作動要素Ｄは前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の遊
星キャリアＣａ１、第３作動要素Ｅは前記第２単純遊星
ギヤセットＰＧ２の遊星キャリアＣａ２、第４作動要素
Ｆは前記第１，第２単純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２
のリングギヤＲ１，Ｒ２の組合せとそれぞれ設定され
る。さらに、前記第２レバーＬ２において、第１作動要
素Ｇは、前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３の太陽ギヤ
Ｓ３と前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４のリングギヤ
Ｒ４の組合せ、第２作動要素Ｈは前記第４単純遊星ギヤ
セットＰＧ４の遊星キャリアＣａ４、第３作動要素Ｉは
前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３の遊星キャリアＣａ
３と前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４の太陽ギヤＳ４
の組合せ、第４作動要素Ｊは前記第３単純遊星ギヤセッ
トＰＧ３のリングギヤＲ３とそれぞれ設定される。
れているように、レバーで示すことができる。図８にお
いて、第１，第２レバーＬ１，Ｌ２は、それぞれ第１，
第２遊星ギヤセット１，３を指す。前記第１遊星ギヤセ
ット１の４つの作動要素は第１レバーＬ１上に第１，第
２，第３，第４作動要素Ａ，Ｄ，Ｅ，Ｆと示され、前記
第２遊星ギヤセット３の４つの作動要素は第２レバーＬ
２上に第１，第２，第３，第４作動要素Ｇ，Ｈ，Ｉ，Ｊ
と示される。前記第１レバーＬ１をより詳しく説明する
と、第１作動要素Ａは、前記第１，第２単純遊星ギヤセ
ットＰＧ１，ＰＧ２の太陽ギヤＳ１，Ｓ２の組合せ、第
２作動要素Ｄは前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の遊
星キャリアＣａ１、第３作動要素Ｅは前記第２単純遊星
ギヤセットＰＧ２の遊星キャリアＣａ２、第４作動要素
Ｆは前記第１，第２単純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２
のリングギヤＲ１，Ｒ２の組合せとそれぞれ設定され
る。さらに、前記第２レバーＬ２において、第１作動要
素Ｇは、前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３の太陽ギヤ
Ｓ３と前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４のリングギヤ
Ｒ４の組合せ、第２作動要素Ｈは前記第４単純遊星ギヤ
セットＰＧ４の遊星キャリアＣａ４、第３作動要素Ｉは
前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３の遊星キャリアＣａ
３と前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４の太陽ギヤＳ４
の組合せ、第４作動要素Ｊは前記第３単純遊星ギヤセッ
トＰＧ３のリングギヤＲ３とそれぞれ設定される。
【００２１】前記第１レバーＬ１において、第１作動要
素Ａは入力要素として作用するように入力軸１０に固定
され、第２作動要素Ｄは選択的に反力要素として作用す
るように第１ブレーキＢ１によって変速機ハウジング２
０に可変的に連結される。また、前記第２レバーＬ２に
おいて、第１作動要素Ｇは出力要素として作用するよう
にトランスファドライブギヤＴＤに連結され、第４作動
要素Ｊは選択的に反力要素として作用するように第２ブ
レーキＢ２によって変速機ハウジング２０に可変的に連
結される。
素Ａは入力要素として作用するように入力軸１０に固定
され、第２作動要素Ｄは選択的に反力要素として作用す
るように第１ブレーキＢ１によって変速機ハウジング２
０に可変的に連結される。また、前記第２レバーＬ２に
おいて、第１作動要素Ｇは出力要素として作用するよう
にトランスファドライブギヤＴＤに連結され、第４作動
要素Ｊは選択的に反力要素として作用するように第２ブ
レーキＢ２によって変速機ハウジング２０に可変的に連
結される。
【００２２】さらに、第１クラッチＣ１が、前記第１レ
バーＬ１の第４作動要素Ｆと前記第２レバーＬ２の第４
作動要素Ｊとを選択的に相互連結させるように、これら
作動要素Ｆ，Ｊの間に設置される。また、第２クラッチ
Ｃ２が、前記第１レバーＬ１の第１作動要素Ａと前記第
２レバーＬ２の第２作動要素Ｈとを相互連結させるよう
に、これら作動要素Ａ，Ｈの間に設置される。
バーＬ１の第４作動要素Ｆと前記第２レバーＬ２の第４
作動要素Ｊとを選択的に相互連結させるように、これら
作動要素Ｆ，Ｊの間に設置される。また、第２クラッチ
Ｃ２が、前記第１レバーＬ１の第１作動要素Ａと前記第
２レバーＬ２の第２作動要素Ｈとを相互連結させるよう
に、これら作動要素Ａ，Ｈの間に設置される。
【００２３】前進１，２，３速Ｄ１，Ｄ２，Ｄ３におい
て、図１２に示されているように、第１クラッチＣ１が
作動することにより、図８のように構成される第１，第
２レバーＬ１，Ｌ２は、図９に示されているように第
１，第２，第３，第４，第５，第６ノードＮ１，Ｎ２，
Ｎ３，Ｎ４，Ｎ５，Ｎ６を有するシングル第３レバーＬ
３として示すことができる。即ち、前記第３レバーＬ３
において、第１ノードＮ１は前記第１遊星ギヤセット１
の第１作動要素Ａ、第２ノードＮ２は前記第２遊星ギヤ
セット３の第１作動要素Ｇ、第３ノードＮ３は前記第２
遊星ギヤセット３の第２作動要素Ｈ、第４ノードＮ４は
前記第１遊星ギヤセット１の第２作動要素Ｄ、第５ノー
ドＮ５は前記第１，第２遊星ギヤセット１，３の第３作
動要素Ｅ，Ｉの組合せ、第６ノードＮ６は前記第１，第
２遊星ギヤセット１，３の第４作動要素Ｆ，Ｊの組合せ
とそれぞれ設定される。即ち、第１ノードＮ１は前記第
１，第２単純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２の太陽ギヤ
Ｓ１，Ｓ２の組合せ、第２ノードＮ２は前記第３単純遊
星ギヤセットＰＧ３の太陽ギヤＳ３と前記第４単純遊星
ギヤセットＰＧ４のリングギヤＲ４の組合せ、第３ノー
ドＮ３は前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４の遊星キャ
リアＣａ４、第４ノードＮ４は前記第１単純遊星ギヤセ
ットＰＧ１の遊星キャリアＣａ１、第５ノードＮ５は前
記第２，第３単純遊星ギヤセットＰＧ２，ＰＧ３の遊星
キャリアＣａ２，Ｃａ３と前記第４単純遊星ギヤセット
ＰＧ４の太陽ギヤＳ４の組合せ、第６ノードＮ６は前記
第１，第２，第３単純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２，
ＰＧ３のリングギヤＲ１，Ｒ２、Ｒ３の組合せとそれぞ
れ設定される。このようなレバー解析を通じて前進１，
２，３速の変速比を説明することができる。
て、図１２に示されているように、第１クラッチＣ１が
作動することにより、図８のように構成される第１，第
２レバーＬ１，Ｌ２は、図９に示されているように第
１，第２，第３，第４，第５，第６ノードＮ１，Ｎ２，
Ｎ３，Ｎ４，Ｎ５，Ｎ６を有するシングル第３レバーＬ
３として示すことができる。即ち、前記第３レバーＬ３
において、第１ノードＮ１は前記第１遊星ギヤセット１
の第１作動要素Ａ、第２ノードＮ２は前記第２遊星ギヤ
セット３の第１作動要素Ｇ、第３ノードＮ３は前記第２
遊星ギヤセット３の第２作動要素Ｈ、第４ノードＮ４は
前記第１遊星ギヤセット１の第２作動要素Ｄ、第５ノー
ドＮ５は前記第１，第２遊星ギヤセット１，３の第３作
動要素Ｅ，Ｉの組合せ、第６ノードＮ６は前記第１，第
２遊星ギヤセット１，３の第４作動要素Ｆ，Ｊの組合せ
とそれぞれ設定される。即ち、第１ノードＮ１は前記第
１，第２単純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２の太陽ギヤ
Ｓ１，Ｓ２の組合せ、第２ノードＮ２は前記第３単純遊
星ギヤセットＰＧ３の太陽ギヤＳ３と前記第４単純遊星
ギヤセットＰＧ４のリングギヤＲ４の組合せ、第３ノー
ドＮ３は前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４の遊星キャ
リアＣａ４、第４ノードＮ４は前記第１単純遊星ギヤセ
ットＰＧ１の遊星キャリアＣａ１、第５ノードＮ５は前
記第２，第３単純遊星ギヤセットＰＧ２，ＰＧ３の遊星
キャリアＣａ２，Ｃａ３と前記第４単純遊星ギヤセット
ＰＧ４の太陽ギヤＳ４の組合せ、第６ノードＮ６は前記
第１，第２，第３単純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２，
ＰＧ３のリングギヤＲ１，Ｒ２、Ｒ３の組合せとそれぞ
れ設定される。このようなレバー解析を通じて前進１，
２，３速の変速比を説明することができる。
【００２４】（前進１速）前進１速Ｄ１において、図１
２に示されているように、第１クラッチＣ１と第１ブレ
ーキＢ１が作動する。これによって、前記第１レバーＬ
１の第１作動要素Ａと設定される第１ノードＮ１が入力
要素になり、前記第１レバーＬ１の第２作動要素Ｄと設
定される第４ノードＮ４が反力要素になる。従って、前
進１速は第２レバーＬ２の第１作動要素Ｇと設定される
第２ノードＮ２を通じて出力される。即ち、前記第１，
第２単純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２の太陽ギヤＳ
１，Ｓ２の組合せが入力要素になり、前記第１単純遊星
ギヤセットＰＧ１の遊星キャリアＣａ１が反力要素にな
る。また、前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３の太陽ギ
ヤＳ３と前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４のリングギ
ヤＲ４の組合せが出力要素になる。これによって、前記
第３単純遊星ギヤセットＰＧ３の太陽ギヤＳ３と前記第
４単純遊星ギヤセットＰＧ４のリングギヤＲ４の組合せ
の出力回転数が“１”であると仮定するとき、出力要素
として作用する前記第２ノードＮ２の出力点と反力要素
として作用する前記第４ノードＮ４とを連結する線が１
速速度線ｌ１になる。この際、前記第１ノードＮ１の入
力回転数Ｄ１が出力速度“１”より大きい１速入力速度
になる。これによって、減速が行われることがわかる。
このような前進１速状態で、前記第３ノードＮ３の作動
要素は出力回転数より小さい回転数で出力方向に回転
し、前記第５，第６ノードＮ５，Ｎ６の作動要素は出力
方向と反対方向に回転する。
２に示されているように、第１クラッチＣ１と第１ブレ
ーキＢ１が作動する。これによって、前記第１レバーＬ
１の第１作動要素Ａと設定される第１ノードＮ１が入力
要素になり、前記第１レバーＬ１の第２作動要素Ｄと設
定される第４ノードＮ４が反力要素になる。従って、前
進１速は第２レバーＬ２の第１作動要素Ｇと設定される
第２ノードＮ２を通じて出力される。即ち、前記第１，
第２単純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２の太陽ギヤＳ
１，Ｓ２の組合せが入力要素になり、前記第１単純遊星
ギヤセットＰＧ１の遊星キャリアＣａ１が反力要素にな
る。また、前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３の太陽ギ
ヤＳ３と前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４のリングギ
ヤＲ４の組合せが出力要素になる。これによって、前記
第３単純遊星ギヤセットＰＧ３の太陽ギヤＳ３と前記第
４単純遊星ギヤセットＰＧ４のリングギヤＲ４の組合せ
の出力回転数が“１”であると仮定するとき、出力要素
として作用する前記第２ノードＮ２の出力点と反力要素
として作用する前記第４ノードＮ４とを連結する線が１
速速度線ｌ１になる。この際、前記第１ノードＮ１の入
力回転数Ｄ１が出力速度“１”より大きい１速入力速度
になる。これによって、減速が行われることがわかる。
このような前進１速状態で、前記第３ノードＮ３の作動
要素は出力回転数より小さい回転数で出力方向に回転
し、前記第５，第６ノードＮ５，Ｎ６の作動要素は出力
方向と反対方向に回転する。
【００２５】（前進２速）前進１速状態でスロットル開
度が増加すると、図１２に示されているように、第１ブ
レーキＢ１は解放され、第２ブレーキＢ２が作動する。
これによって、反力要素が前記第４ノードＮ４から前記
第１，第２レバーＬ２の第４作動要素Ｆ、Ｊの組合せと
設定される第６ノードＮ６に切替えられる。即ち、前記
第１，第２単純遊星ギヤセットＰＧ１の太陽ギヤＳ１，
Ｓ２の組合せが入力要素になり、前記第３単純遊星ギヤ
セットＰＧ３のリングギヤＲ３が反力要素になる。ま
た、前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３の太陽ギヤＳ３
と前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４のリングギヤＲ４
の組合せが出力要素になる。即ち、前記第１，第２単純
遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２の太陽ギヤＳ１，Ｓ２の
組合せの出力回転数が“１”であると仮定するとき、出
力要素として作用する第２ノードＮ２の出力速度点と反
力要素として作用する第６ノードＮ６とを連結する線が
２速速度線ｌ２になる。この際、第１ノードＮ１の入力
回転数Ｄ２は前記出力速度“１”より大きい２速入力速
度になる。これによって減速が行われるとのことがわか
る。このような前進２速状態で、第３，第４，第５ノー
ドＮ３，Ｎ４，Ｎ５の全作動要素は出力回転数より小さ
い回転数で出力方向に回転する。
度が増加すると、図１２に示されているように、第１ブ
レーキＢ１は解放され、第２ブレーキＢ２が作動する。
これによって、反力要素が前記第４ノードＮ４から前記
第１，第２レバーＬ２の第４作動要素Ｆ、Ｊの組合せと
設定される第６ノードＮ６に切替えられる。即ち、前記
第１，第２単純遊星ギヤセットＰＧ１の太陽ギヤＳ１，
Ｓ２の組合せが入力要素になり、前記第３単純遊星ギヤ
セットＰＧ３のリングギヤＲ３が反力要素になる。ま
た、前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３の太陽ギヤＳ３
と前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４のリングギヤＲ４
の組合せが出力要素になる。即ち、前記第１，第２単純
遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２の太陽ギヤＳ１，Ｓ２の
組合せの出力回転数が“１”であると仮定するとき、出
力要素として作用する第２ノードＮ２の出力速度点と反
力要素として作用する第６ノードＮ６とを連結する線が
２速速度線ｌ２になる。この際、第１ノードＮ１の入力
回転数Ｄ２は前記出力速度“１”より大きい２速入力速
度になる。これによって減速が行われるとのことがわか
る。このような前進２速状態で、第３，第４，第５ノー
ドＮ３，Ｎ４，Ｎ５の全作動要素は出力回転数より小さ
い回転数で出力方向に回転する。
【００２６】（前進３速）前進２速状態でスロットル開
度が増加すると、図１２に示されているように、前記第
２ブレーキＢ２は解放され、第２クラッチＣ２が作動す
るようになる。これによって、前記第１，第２遊星ギヤ
セット１，３は、第１ノードＮ１を通じて入力が行われ
る状態でロッキングされるので、前進３速が第２レバー
Ｌ２の第１作動要素Ｇと設定される第２ノードＮ２を通
じて出力される。即ち、第１ノードＮ１を通じて入力が
行われる状態で、第１，第２遊星ギヤセット１，３がロ
ッキングされるので、前進３速が前記第３単純遊星ギヤ
セットＰＧ３の太陽ギヤＳ３と前記第４単純遊星ギヤセ
ットＰＧ４のリングギヤＲ４との組合せと設定される第
２ノードＮ２に固定されるトランスファドライブギヤＴ
Ｄを通じて出力される。即ち、前記第３単純遊星ギヤセ
ットＰＧ３の太陽ギヤＳ３と前記第４単純遊星ギヤセッ
トＰＧ４のリングギヤＲ４の組合せの出力回転数が
“１”であると仮定するとき、第２ノードＮ２の出力速
度点と入力要素として作用する第１ノードＮ１とを連結
する線が３速速度線ｌ３になる。この際、第１ノードＮ
１の入力回転数が出力速度“１”と同様な３速入力速度
Ｄ３になる。これによって、減速や増速が行われないこ
とがわかる。このような前進３速状態で、第１ノードＮ
１乃至第６ノードＮ６の全作動要素は出力回転数と同様
な回転数で出力方向に回転する。
度が増加すると、図１２に示されているように、前記第
２ブレーキＢ２は解放され、第２クラッチＣ２が作動す
るようになる。これによって、前記第１，第２遊星ギヤ
セット１，３は、第１ノードＮ１を通じて入力が行われ
る状態でロッキングされるので、前進３速が第２レバー
Ｌ２の第１作動要素Ｇと設定される第２ノードＮ２を通
じて出力される。即ち、第１ノードＮ１を通じて入力が
行われる状態で、第１，第２遊星ギヤセット１，３がロ
ッキングされるので、前進３速が前記第３単純遊星ギヤ
セットＰＧ３の太陽ギヤＳ３と前記第４単純遊星ギヤセ
ットＰＧ４のリングギヤＲ４との組合せと設定される第
２ノードＮ２に固定されるトランスファドライブギヤＴ
Ｄを通じて出力される。即ち、前記第３単純遊星ギヤセ
ットＰＧ３の太陽ギヤＳ３と前記第４単純遊星ギヤセッ
トＰＧ４のリングギヤＲ４の組合せの出力回転数が
“１”であると仮定するとき、第２ノードＮ２の出力速
度点と入力要素として作用する第１ノードＮ１とを連結
する線が３速速度線ｌ３になる。この際、第１ノードＮ
１の入力回転数が出力速度“１”と同様な３速入力速度
Ｄ３になる。これによって、減速や増速が行われないこ
とがわかる。このような前進３速状態で、第１ノードＮ
１乃至第６ノードＮ６の全作動要素は出力回転数と同様
な回転数で出力方向に回転する。
【００２７】（前進４速，５速）前進４速，５速におい
て、図１２に示されているように、第２クラッチＣ２が
作動するので、第１，第２レバーＬ１，Ｌ２は、図１０
に示されているように、第１，第２，第３，第４，第
５，第６ノードＮ１，Ｎ２，Ｎ３，Ｎ４，Ｎ５，Ｎ６を
有するシングル第４レバーＬ４として示すことができ
る。即ち、前記第４レバーＬ４において、第１ノードＮ
１は前記第２遊星ギヤセット３の第１作動要素Ｇ、第２
ノードＮ２は前記第１遊星ギヤセットの第１作動要素Ａ
と前記第２遊星ギヤセット３の第２作動要素Ｈの組合
せ、第３ノードＮ３は前記第１遊星ギヤセット１の第２
作動要素Ｄ、第４ノードＮ４は前記第１，第２遊星ギヤ
セット１，３の第３作動要素Ｅ，Ｉの組合せ、第５ノー
ドＮ５は前記第１遊星ギヤセット１の第４作動要素Ｆ、
第６ノードＮ６は前記第２遊星ギヤセット３の第４作動
要素Ｊとそれぞれ設定される。即ち、第１ノードＮ１は
前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３の太陽ギヤＳ３と前
記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４のリングギヤＲ４の組
合せ、第２ノードＮ２は前記第１，第２単純遊星ギヤセ
ットＰＧ１，ＰＧ２の太陽ギヤＳ１，Ｓ２と前記第４単
純遊星ギヤセットＰＧ４の遊星キャリアＣａ４の組合
せ、第３ノードＮ３は前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ
１の遊星キャリアＣａ１、第４ノードＮ４は前記第２，
第３単純遊星ギヤセットＰＧ２，ＰＧ３の遊星キャリア
Ｃａ２，Ｃａ３と前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４の
太陽ギヤＳ４の組合せ、第５ノードＮ５は前記第１，第
２単純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２のリングギヤＲ
１，Ｒ２の組合せ、第６ノードＮ６は前記第３単純遊星
ギヤセットＰＧ３のリングギヤＲ３とそれぞれ設定され
る。このレバー解析を通じて前進４速，５速の変速比を
説明することができる。
て、図１２に示されているように、第２クラッチＣ２が
作動するので、第１，第２レバーＬ１，Ｌ２は、図１０
に示されているように、第１，第２，第３，第４，第
５，第６ノードＮ１，Ｎ２，Ｎ３，Ｎ４，Ｎ５，Ｎ６を
有するシングル第４レバーＬ４として示すことができ
る。即ち、前記第４レバーＬ４において、第１ノードＮ
１は前記第２遊星ギヤセット３の第１作動要素Ｇ、第２
ノードＮ２は前記第１遊星ギヤセットの第１作動要素Ａ
と前記第２遊星ギヤセット３の第２作動要素Ｈの組合
せ、第３ノードＮ３は前記第１遊星ギヤセット１の第２
作動要素Ｄ、第４ノードＮ４は前記第１，第２遊星ギヤ
セット１，３の第３作動要素Ｅ，Ｉの組合せ、第５ノー
ドＮ５は前記第１遊星ギヤセット１の第４作動要素Ｆ、
第６ノードＮ６は前記第２遊星ギヤセット３の第４作動
要素Ｊとそれぞれ設定される。即ち、第１ノードＮ１は
前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３の太陽ギヤＳ３と前
記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４のリングギヤＲ４の組
合せ、第２ノードＮ２は前記第１，第２単純遊星ギヤセ
ットＰＧ１，ＰＧ２の太陽ギヤＳ１，Ｓ２と前記第４単
純遊星ギヤセットＰＧ４の遊星キャリアＣａ４の組合
せ、第３ノードＮ３は前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ
１の遊星キャリアＣａ１、第４ノードＮ４は前記第２，
第３単純遊星ギヤセットＰＧ２，ＰＧ３の遊星キャリア
Ｃａ２，Ｃａ３と前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４の
太陽ギヤＳ４の組合せ、第５ノードＮ５は前記第１，第
２単純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２のリングギヤＲ
１，Ｒ２の組合せ、第６ノードＮ６は前記第３単純遊星
ギヤセットＰＧ３のリングギヤＲ３とそれぞれ設定され
る。このレバー解析を通じて前進４速，５速の変速比を
説明することができる。
【００２８】（前進４速）前進３速状態でスロットル開
度が増加すると、図１２の作動表に示されているよう
に、第１クラッチＣ１が解放され第２ブレーキＢ２が作
動する。これによって、前記第１遊星ギヤセット１の第
１作動要素Ａと前記第２遊星ギヤセット３の第２作動要
素Ｈの組合せと設定される第２ノードＮ２が入力要素に
なり、前記第２遊星ギヤセット３の第４作動要素Ｊと設
定される第６ノードＮ６が反力要素になる。従って、前
進４速が前記第２遊星ギヤセット３の第１作動要素Ｇと
設定される第１ノードＮ１を通じて出力される。即ち、
入力要素は前記第１，第２単純遊星ギヤセットＰＧ１，
ＰＧ２の太陽ギヤＳ１，Ｓ２と前記第４単純遊星ギヤセ
ットＰＧ４の遊星キャリアＣａ４の組合せからなり、反
力要素は前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３のリングギ
ヤＲ３からなる。よって、前進４速が前記第３単純遊星
ギヤセットＰＧ３の太陽ギヤＳ３と前記第４単純遊星ギ
ヤセットＰＧ４のリングギヤＲ４の組合せと設定される
第１ノードＮ１に固定されるトランスファドライブギヤ
ＴＤを通じて出力される。即ち、前記第３単純遊星ギヤ
セットＰＧ３の太陽ギヤＳ３と前記第４単純遊星ギヤセ
ットＰＧ４のリングギヤＲ４の組合せの出力回転数が
“１”であると仮定するとき、第１ノードＮ１の出力速
度点と反力要素として作用する第６ノードＮ６とを連結
する線が４速速度線ｌ４になる。この際、第２ノードＮ
２の入力回転数Ｄ４が出力速度“１”より小さい４速入
力速度になる。これによって、増速が行われるとのこと
がわかる。即ち、４速状態は出力速度が入力速度より大
きいオーバドライブ状態である。このような４速状態
で、第３，第４，第５ノードＮ３，Ｎ４，Ｎ５の全作動
要素は出力回転数より小さい回転数で出力方向に回転す
る。これによって、出力回転数より大きい回転数で空回
転する作動要素がなくて、動力損失が防止される。
度が増加すると、図１２の作動表に示されているよう
に、第１クラッチＣ１が解放され第２ブレーキＢ２が作
動する。これによって、前記第１遊星ギヤセット１の第
１作動要素Ａと前記第２遊星ギヤセット３の第２作動要
素Ｈの組合せと設定される第２ノードＮ２が入力要素に
なり、前記第２遊星ギヤセット３の第４作動要素Ｊと設
定される第６ノードＮ６が反力要素になる。従って、前
進４速が前記第２遊星ギヤセット３の第１作動要素Ｇと
設定される第１ノードＮ１を通じて出力される。即ち、
入力要素は前記第１，第２単純遊星ギヤセットＰＧ１，
ＰＧ２の太陽ギヤＳ１，Ｓ２と前記第４単純遊星ギヤセ
ットＰＧ４の遊星キャリアＣａ４の組合せからなり、反
力要素は前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３のリングギ
ヤＲ３からなる。よって、前進４速が前記第３単純遊星
ギヤセットＰＧ３の太陽ギヤＳ３と前記第４単純遊星ギ
ヤセットＰＧ４のリングギヤＲ４の組合せと設定される
第１ノードＮ１に固定されるトランスファドライブギヤ
ＴＤを通じて出力される。即ち、前記第３単純遊星ギヤ
セットＰＧ３の太陽ギヤＳ３と前記第４単純遊星ギヤセ
ットＰＧ４のリングギヤＲ４の組合せの出力回転数が
“１”であると仮定するとき、第１ノードＮ１の出力速
度点と反力要素として作用する第６ノードＮ６とを連結
する線が４速速度線ｌ４になる。この際、第２ノードＮ
２の入力回転数Ｄ４が出力速度“１”より小さい４速入
力速度になる。これによって、増速が行われるとのこと
がわかる。即ち、４速状態は出力速度が入力速度より大
きいオーバドライブ状態である。このような４速状態
で、第３，第４，第５ノードＮ３，Ｎ４，Ｎ５の全作動
要素は出力回転数より小さい回転数で出力方向に回転す
る。これによって、出力回転数より大きい回転数で空回
転する作動要素がなくて、動力損失が防止される。
【００２９】（前進５速）前進４速状態でスロットル開
度が増加すると、第２ブレーキＢ２は解放され第１ブレ
ーキＢ１が作動する。これによって、第２ノードＮ２が
入力要素になり、第１レバーＬ１の第２作動要素Ｄと設
定される第３ノードＮ３が反力要素になる。さらに、前
記第２遊星ギヤセット３の第１作動要素Ｇと設定される
第１ノードＮ１が出力要素になる。即ち、入力要素は前
記第１，第２単純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２の太陽
ギヤＳ１，Ｓ２と前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４の
遊星キャリアＣａ４の組合せからなる。また、反力要素
は前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の遊星キャリアＣ
ａ１と設定される第３ノードＮ３からなる。これによっ
て、前進５速が前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３の太
陽ギヤＳ３と前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４のリン
グギヤＲ４の組合せと設定される第１ノードＮ１に固定
されるトランスファドライブギヤＴＤを通じて出力され
る。即ち、前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３の太陽ギ
ヤＳ３と前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４のリングギ
ヤＲ４の組合せの出力回転数が“１”であると仮定する
とき、第１ノードＮ１の出力速度点と反力要素として作
用する第３ノードＮ３とを連結する線が５速速度線ｌ５
になる。この際、第２ノードＮ２の入力回転数Ｄ５が出
力速度“１”より小さい５速入力速度になる。これによ
って、増速が行われるとのことがわかる。即ち、５速状
態は出力速度が入力速度より大きいオーバドライブ状態
である。このような５速状態で、第４，第５，第６ノー
ドＮ４，Ｎ５，Ｎ６の作動要素は、出力方向と反対方向
に回転する。これによって、第３ノードＮ３が固定され
るので、即ち、出力回転数より大きい回転数で空回転す
る作動要素がないので、動力損失が防止される。
度が増加すると、第２ブレーキＢ２は解放され第１ブレ
ーキＢ１が作動する。これによって、第２ノードＮ２が
入力要素になり、第１レバーＬ１の第２作動要素Ｄと設
定される第３ノードＮ３が反力要素になる。さらに、前
記第２遊星ギヤセット３の第１作動要素Ｇと設定される
第１ノードＮ１が出力要素になる。即ち、入力要素は前
記第１，第２単純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２の太陽
ギヤＳ１，Ｓ２と前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４の
遊星キャリアＣａ４の組合せからなる。また、反力要素
は前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の遊星キャリアＣ
ａ１と設定される第３ノードＮ３からなる。これによっ
て、前進５速が前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３の太
陽ギヤＳ３と前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４のリン
グギヤＲ４の組合せと設定される第１ノードＮ１に固定
されるトランスファドライブギヤＴＤを通じて出力され
る。即ち、前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３の太陽ギ
ヤＳ３と前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４のリングギ
ヤＲ４の組合せの出力回転数が“１”であると仮定する
とき、第１ノードＮ１の出力速度点と反力要素として作
用する第３ノードＮ３とを連結する線が５速速度線ｌ５
になる。この際、第２ノードＮ２の入力回転数Ｄ５が出
力速度“１”より小さい５速入力速度になる。これによ
って、増速が行われるとのことがわかる。即ち、５速状
態は出力速度が入力速度より大きいオーバドライブ状態
である。このような５速状態で、第４，第５，第６ノー
ドＮ４，Ｎ５，Ｎ６の作動要素は、出力方向と反対方向
に回転する。これによって、第３ノードＮ３が固定され
るので、即ち、出力回転数より大きい回転数で空回転す
る作動要素がないので、動力損失が防止される。
【００３０】（後進１速）変速モードを後進モードとし
て選択されると、第１，第２クラッチＣ１，Ｃ２は解放
され、第１，第２ブレーキＢ１，Ｂ２が作動するように
なる。よって、後進モードにおいて、第１，第２レバー
Ｌ１，Ｌ２は、図１１に示されるように、第１，第２，
第３，第４，第５，第６ノードＮ１，Ｎ２，Ｎ３，Ｎ
４，Ｎ５，Ｎ６を有するシングル第５レバーＬ５として
示すことができる。即ち、前記第５レバーＬ５におい
て、第１ノードＮ１は，前記第１遊星ギヤセット１の第
４作動要素Ｆ、第２ノードＮ２は前記第２遊星ギヤセッ
ト３の第１作動要素Ｇ、第３ノードＮ３は前記第２遊星
ギヤセット３の第２作動要素Ｈ、第４ノードＮ４は前記
第１，第２遊星ギヤセット１，３の第３作動要素Ｅ、Ｉ
の組合せ、第５ノードＮ５は前記第１遊星ギヤセット１
の第２作動要素Ｄと前記第２遊星ギヤセット３の第４作
動要素Ｊの組合せ、第６ノードＮ６は前記第１遊星ギヤ
セット１の第１作動要素Ａとそれぞれ設定される。即
ち、第１ノードＮ１は、前記第１，第２単純遊星ギヤセ
ットＰＧ１，ＰＧ２のリングギヤＲ１，Ｒ２の組合せ、
第２ノードＮ２は前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３の
太陽ギヤＳ３と前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４のリ
ングギヤＲ４の組合せ、第３ノードＮ３は前記第４単純
遊星ギヤセットＰＧ４の遊星キャリアＣａ４、第４ノー
ドＮ４は前記第２，第３単純遊星ギヤセットＰＧ２，Ｐ
Ｇ３の遊星キャリアＣａ２，Ｃａ３と前記第４単純遊星
ギヤセットＰＧ４の太陽ギヤＳ４の組合せ、第５ノード
Ｎ５は前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の遊星キャリ
アＣａ１と前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３のリング
ギヤＲ３の組合せ、第６ノードＮ６は前記第１，第２単
純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２の太陽ギヤＳ１，Ｓ２
の組合せとそれぞれ設定される。このレバー解析を通じ
て、後進１速を説明することができる。後進モードにお
いて、第１，第２クラッチＣ１，Ｃ２は解放され、第
１，第２ブレーキＢ１，Ｂ２が作動する。これによっ
て、前記第１遊星ギヤセット１の第１作動要素Ａと設定
される第６ノードＮ６が入力要素になり、前記第１遊星
ギヤセット１の第２作動要素Ｄと前記第２遊星ギヤセッ
ト３の第４作動要素Ｊの組合せと設定される第５ノード
Ｎ５が反力要素になる。さらに、前記第２遊星ギヤセッ
ト３の第１作動要素Ｇと設定される第２ノードＮ２が出
力要素になる。即ち、前記第１，第２単純遊星ギヤセッ
トＰＧ１，ＰＧ２の太陽ギヤＳ１，Ｓ２の組合せが入力
要素になり、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の遊星
キャリアＣａ１と前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３の
リングギヤＲ３の組合せが反力要素として作用する。こ
れによって、後進１速が前記第３単純遊星ギヤセットＰ
Ｇ３の太陽ギヤＳ３と前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ
４のリングギヤＲ４の組合せと設定される第２ノードＮ
２に固定されるトランスファドライブギヤＴＤを通じて
出力される。即ち、前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３
の太陽ギヤＳ３と前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４の
リングギヤＲ４の組合せの出力回転数が“１”であると
仮定するとき、出力要素として作用する第２ノードＮ２
の出力速度点と反力要素として作用する第５ノードＮ５
とを連結する線が、後進１速速度線ｌ６になる。この
際、第６ノードＮ６の入力回転数ＲＥＶが後進入力速度
になる。即ち、入力速度の方向が出力速度と反対であ
る。
て選択されると、第１，第２クラッチＣ１，Ｃ２は解放
され、第１，第２ブレーキＢ１，Ｂ２が作動するように
なる。よって、後進モードにおいて、第１，第２レバー
Ｌ１，Ｌ２は、図１１に示されるように、第１，第２，
第３，第４，第５，第６ノードＮ１，Ｎ２，Ｎ３，Ｎ
４，Ｎ５，Ｎ６を有するシングル第５レバーＬ５として
示すことができる。即ち、前記第５レバーＬ５におい
て、第１ノードＮ１は，前記第１遊星ギヤセット１の第
４作動要素Ｆ、第２ノードＮ２は前記第２遊星ギヤセッ
ト３の第１作動要素Ｇ、第３ノードＮ３は前記第２遊星
ギヤセット３の第２作動要素Ｈ、第４ノードＮ４は前記
第１，第２遊星ギヤセット１，３の第３作動要素Ｅ、Ｉ
の組合せ、第５ノードＮ５は前記第１遊星ギヤセット１
の第２作動要素Ｄと前記第２遊星ギヤセット３の第４作
動要素Ｊの組合せ、第６ノードＮ６は前記第１遊星ギヤ
セット１の第１作動要素Ａとそれぞれ設定される。即
ち、第１ノードＮ１は、前記第１，第２単純遊星ギヤセ
ットＰＧ１，ＰＧ２のリングギヤＲ１，Ｒ２の組合せ、
第２ノードＮ２は前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３の
太陽ギヤＳ３と前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４のリ
ングギヤＲ４の組合せ、第３ノードＮ３は前記第４単純
遊星ギヤセットＰＧ４の遊星キャリアＣａ４、第４ノー
ドＮ４は前記第２，第３単純遊星ギヤセットＰＧ２，Ｐ
Ｇ３の遊星キャリアＣａ２，Ｃａ３と前記第４単純遊星
ギヤセットＰＧ４の太陽ギヤＳ４の組合せ、第５ノード
Ｎ５は前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の遊星キャリ
アＣａ１と前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３のリング
ギヤＲ３の組合せ、第６ノードＮ６は前記第１，第２単
純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２の太陽ギヤＳ１，Ｓ２
の組合せとそれぞれ設定される。このレバー解析を通じ
て、後進１速を説明することができる。後進モードにお
いて、第１，第２クラッチＣ１，Ｃ２は解放され、第
１，第２ブレーキＢ１，Ｂ２が作動する。これによっ
て、前記第１遊星ギヤセット１の第１作動要素Ａと設定
される第６ノードＮ６が入力要素になり、前記第１遊星
ギヤセット１の第２作動要素Ｄと前記第２遊星ギヤセッ
ト３の第４作動要素Ｊの組合せと設定される第５ノード
Ｎ５が反力要素になる。さらに、前記第２遊星ギヤセッ
ト３の第１作動要素Ｇと設定される第２ノードＮ２が出
力要素になる。即ち、前記第１，第２単純遊星ギヤセッ
トＰＧ１，ＰＧ２の太陽ギヤＳ１，Ｓ２の組合せが入力
要素になり、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の遊星
キャリアＣａ１と前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３の
リングギヤＲ３の組合せが反力要素として作用する。こ
れによって、後進１速が前記第３単純遊星ギヤセットＰ
Ｇ３の太陽ギヤＳ３と前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ
４のリングギヤＲ４の組合せと設定される第２ノードＮ
２に固定されるトランスファドライブギヤＴＤを通じて
出力される。即ち、前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３
の太陽ギヤＳ３と前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４の
リングギヤＲ４の組合せの出力回転数が“１”であると
仮定するとき、出力要素として作用する第２ノードＮ２
の出力速度点と反力要素として作用する第５ノードＮ５
とを連結する線が、後進１速速度線ｌ６になる。この
際、第６ノードＮ６の入力回転数ＲＥＶが後進入力速度
になる。即ち、入力速度の方向が出力速度と反対であ
る。
【００３１】［第２の実施の形態］図２は本発明の第２
の実施の形態によるギヤトレーンの概略図を示す図面で
あって、この第２の実施の形態のギヤトレーンは、動力
を発生させるためのエンジン１００と、前記エンジン１
００から発生したトルクを増加させるためのトルクコン
バータＴと、変換されたトルクを入力軸１０を通じて入
力され、前進５速と後進１速をトランスファドライブギ
ヤＴＤに出力するための第１，第２遊星ギヤセット１，
３を含む。このような第２の実施の形態において、前記
第１遊星ギヤセット１はそれぞれシングルピニオン遊星
ギヤセットである第１，第２単純遊星ギヤセットＰＧ
１，ＰＧ２からなる。また、前記第２遊星ギヤセット３
はそれぞれシングルピニオン遊星ギヤセットである第
３，第４単純遊星ギヤセットＰＧ３，ＰＧ４からなる。
前記第１遊星ギヤセット１において、前記第１単純遊星
ギヤセットＰＧ１のリングギヤＲ１は、前記第２単純遊
星ギヤセットＰＧ２のリングギヤＲ２と太陽ギヤＲ２に
固定的に連結される。これによって、前記第１遊星ギヤ
セット１は４つの作動要素、即ち、前記第１単純遊星ギ
ヤセットＰＧ１の太陽ギヤＳ１と、前記第１単純遊星ギ
ヤセットＰＧ１の遊星キャリアＣａ１と、前記第２単純
遊星ギヤセットＰＧ２の遊星キャリアＣａ２と、前記第
１単純遊星ギヤセットＰＧ１のリングギヤＲ１と前記第
２単純遊星ギヤセットＰＧ２のリングギヤＲ２と太陽ギ
ヤＳ２の組合せとを有する。前記第２遊星ギヤセット３
の構成は第１の実施の形態のものと同様であるのでその
詳細な説明は省略する。
の実施の形態によるギヤトレーンの概略図を示す図面で
あって、この第２の実施の形態のギヤトレーンは、動力
を発生させるためのエンジン１００と、前記エンジン１
００から発生したトルクを増加させるためのトルクコン
バータＴと、変換されたトルクを入力軸１０を通じて入
力され、前進５速と後進１速をトランスファドライブギ
ヤＴＤに出力するための第１，第２遊星ギヤセット１，
３を含む。このような第２の実施の形態において、前記
第１遊星ギヤセット１はそれぞれシングルピニオン遊星
ギヤセットである第１，第２単純遊星ギヤセットＰＧ
１，ＰＧ２からなる。また、前記第２遊星ギヤセット３
はそれぞれシングルピニオン遊星ギヤセットである第
３，第４単純遊星ギヤセットＰＧ３，ＰＧ４からなる。
前記第１遊星ギヤセット１において、前記第１単純遊星
ギヤセットＰＧ１のリングギヤＲ１は、前記第２単純遊
星ギヤセットＰＧ２のリングギヤＲ２と太陽ギヤＲ２に
固定的に連結される。これによって、前記第１遊星ギヤ
セット１は４つの作動要素、即ち、前記第１単純遊星ギ
ヤセットＰＧ１の太陽ギヤＳ１と、前記第１単純遊星ギ
ヤセットＰＧ１の遊星キャリアＣａ１と、前記第２単純
遊星ギヤセットＰＧ２の遊星キャリアＣａ２と、前記第
１単純遊星ギヤセットＰＧ１のリングギヤＲ１と前記第
２単純遊星ギヤセットＰＧ２のリングギヤＲ２と太陽ギ
ヤＳ２の組合せとを有する。前記第２遊星ギヤセット３
の構成は第１の実施の形態のものと同様であるのでその
詳細な説明は省略する。
【００３２】前記のような第１，第２遊星ギヤセット
１，３は相互に組合せられる。即ち、前記第２単純遊星
ギヤセットＰＧ２の遊星キャリアＣａ２は前記第３単純
遊星ギヤセットＰＧ３の遊星キャリアＣａ３と前記第４
単純遊星ギヤセットＰＧ４の太陽ギヤＳ４の組合せに固
定的に連結され、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の
リングギヤＲ１と前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２の
リングギヤＲ２と太陽ギヤＳ２の組合せは、前記第３単
純遊星ギヤセットＰＧ３のリングギヤＲ３に可変的に連
結され、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の太陽ギヤ
Ｓ１は前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４の遊星キャリ
アＣａ４に可変的に連結される。さらに、前記第３単純
遊星ギヤセットＰＧ３の太陽ギヤＳ３と前記第４単純遊
星ギヤセットＰＧ４のリングギヤＲ４の組合せはトラン
スファドライブギヤＴＤに固定される。
１，３は相互に組合せられる。即ち、前記第２単純遊星
ギヤセットＰＧ２の遊星キャリアＣａ２は前記第３単純
遊星ギヤセットＰＧ３の遊星キャリアＣａ３と前記第４
単純遊星ギヤセットＰＧ４の太陽ギヤＳ４の組合せに固
定的に連結され、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の
リングギヤＲ１と前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２の
リングギヤＲ２と太陽ギヤＳ２の組合せは、前記第３単
純遊星ギヤセットＰＧ３のリングギヤＲ３に可変的に連
結され、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の太陽ギヤ
Ｓ１は前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４の遊星キャリ
アＣａ４に可変的に連結される。さらに、前記第３単純
遊星ギヤセットＰＧ３の太陽ギヤＳ３と前記第４単純遊
星ギヤセットＰＧ４のリングギヤＲ４の組合せはトラン
スファドライブギヤＴＤに固定される。
【００３３】さらに、第１クラッチＣ１が前記第１単純
遊星ギヤセットＰＧ１のリングギヤＲ１と前記第２単純
遊星ギヤセットＰＧ２のリングギヤＲ２と太陽ギヤＳ２
との組合せと、前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３のリ
ングギヤＲ３との間に設置される。この第１クラッチＣ
１は前進１速，２速，３速で前進第１単純遊星ギヤセッ
トＰＧ１のリングギヤと前記第２単純遊星ギヤセットＰ
Ｇ２のリングギヤＲ２と太陽ギヤＳ２との組合せを前記
第３単純遊星ギヤセットＰＧ３のリングギヤＲ３に連結
するように作動する。また、第２クラッチＣ２が前記第
１単純遊星ギヤセットＰＧ１の太陽ギヤＳ１と前記第４
単純遊星ギヤセットＰＧ４の遊星キャリアＣａ４との間
に設置される。この第２クラッチＣ２は前進３速、４
速、５速で前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の太陽ギ
ヤＳ１と前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４の遊星キャ
リアＣａ４を連結するように作動する。
遊星ギヤセットＰＧ１のリングギヤＲ１と前記第２単純
遊星ギヤセットＰＧ２のリングギヤＲ２と太陽ギヤＳ２
との組合せと、前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３のリ
ングギヤＲ３との間に設置される。この第１クラッチＣ
１は前進１速，２速，３速で前進第１単純遊星ギヤセッ
トＰＧ１のリングギヤと前記第２単純遊星ギヤセットＰ
Ｇ２のリングギヤＲ２と太陽ギヤＳ２との組合せを前記
第３単純遊星ギヤセットＰＧ３のリングギヤＲ３に連結
するように作動する。また、第２クラッチＣ２が前記第
１単純遊星ギヤセットＰＧ１の太陽ギヤＳ１と前記第４
単純遊星ギヤセットＰＧ４の遊星キャリアＣａ４との間
に設置される。この第２クラッチＣ２は前進３速、４
速、５速で前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の太陽ギ
ヤＳ１と前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４の遊星キャ
リアＣａ４を連結するように作動する。
【００３４】さらに、第１ブレーキＢ１が前記第１単純
遊星ギヤセットＰＧ１の遊星キャリアＣａ１と変速機ハ
ウジング２０との間に設置される。この第１ブレーキＢ
１は前進１速、５速と後進１速で前記第１単純遊星ギヤ
セットＰＧ１の遊星キャリアＣａ１を固定するように作
動する。また、第２ブレーキＢ２が前記第３単純遊星ギ
ヤセットＰＧ３のリングギヤＲ３と変速機ハウジング２
０との間に設置され、この第２ブレーキＢ２は前進２
速、４速と後進１速で前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ
３のリングギヤＲ３を固定するように作動する。
遊星ギヤセットＰＧ１の遊星キャリアＣａ１と変速機ハ
ウジング２０との間に設置される。この第１ブレーキＢ
１は前進１速、５速と後進１速で前記第１単純遊星ギヤ
セットＰＧ１の遊星キャリアＣａ１を固定するように作
動する。また、第２ブレーキＢ２が前記第３単純遊星ギ
ヤセットＰＧ３のリングギヤＲ３と変速機ハウジング２
０との間に設置され、この第２ブレーキＢ２は前進２
速、４速と後進１速で前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ
３のリングギヤＲ３を固定するように作動する。
【００３５】前記のようなギヤトレーンは、図８に示さ
れているように、レバーで示すことができる。図８にお
いて、第１，第２レバーＬ１，Ｌ２はそれぞれ第１，第
２遊星ギヤセット１，３を指す。前記第１遊星ギヤセッ
ト１の４つの作動要素は第１レバーＬ１上に第１，第
２，第３，第４作動要素Ａ，Ｄ，Ｅ，Ｆと示され、前記
第２遊星ギヤセット３の４つの作動要素は第２レバーＬ
２上に第１，第２，第３，第４作動要素Ｇ，Ｈ，Ｉ，Ｊ
と示される。前記第１レバーＬ１において、第１作動要
素Ａは前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の太陽ギヤＳ
１、第２作動要素Ｄは前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ
１の遊星キャリアＣａ１、第３作動要素Ｅは前記第２単
純遊星ギヤセットＰＧ２の遊星キャリアＣａ２、第４作
動要素Ｆは前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１のリング
ギヤＲ１と前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２のリング
ギヤＲ２と太陽ギヤＳ２との組合せとそれぞれ設定され
る。前記第２レバーＬ２の作動要素は第１の実施の形態
のものと同様であるので、その詳細な説明は省略する。
また、このような第２の実施の形態のレバー解析を通ず
る変速比の詳細な説明は、その変速比が第１の実施の形
態と同様であるので、ここでは省略する。
れているように、レバーで示すことができる。図８にお
いて、第１，第２レバーＬ１，Ｌ２はそれぞれ第１，第
２遊星ギヤセット１，３を指す。前記第１遊星ギヤセッ
ト１の４つの作動要素は第１レバーＬ１上に第１，第
２，第３，第４作動要素Ａ，Ｄ，Ｅ，Ｆと示され、前記
第２遊星ギヤセット３の４つの作動要素は第２レバーＬ
２上に第１，第２，第３，第４作動要素Ｇ，Ｈ，Ｉ，Ｊ
と示される。前記第１レバーＬ１において、第１作動要
素Ａは前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の太陽ギヤＳ
１、第２作動要素Ｄは前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ
１の遊星キャリアＣａ１、第３作動要素Ｅは前記第２単
純遊星ギヤセットＰＧ２の遊星キャリアＣａ２、第４作
動要素Ｆは前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１のリング
ギヤＲ１と前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２のリング
ギヤＲ２と太陽ギヤＳ２との組合せとそれぞれ設定され
る。前記第２レバーＬ２の作動要素は第１の実施の形態
のものと同様であるので、その詳細な説明は省略する。
また、このような第２の実施の形態のレバー解析を通ず
る変速比の詳細な説明は、その変速比が第１の実施の形
態と同様であるので、ここでは省略する。
【００３６】［第３の実施の形態］図３は本発明の第３
の実施の形態によるギヤトレーンの概略図を示す図面で
あって、この第３の実施の形態の構成は、前記第１単純
遊星ギヤセットＰＧ１のリングギヤＲ１と遊星キャリア
Ｃａ１がそれぞれ前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２の
太陽ギヤＳ２とリングギヤＲ２に連結され、また、第１
単純遊星ギヤセットＰＧ１のリングギヤＲ１と第２単純
遊星ギヤセットＰＧ２の太陽ギヤＳ２の組合せが第３単
純遊星ギヤセットＰＧ３のリングギヤＲ３に可変的に連
結されること以外には第２の実施の形態と同様である。
の実施の形態によるギヤトレーンの概略図を示す図面で
あって、この第３の実施の形態の構成は、前記第１単純
遊星ギヤセットＰＧ１のリングギヤＲ１と遊星キャリア
Ｃａ１がそれぞれ前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２の
太陽ギヤＳ２とリングギヤＲ２に連結され、また、第１
単純遊星ギヤセットＰＧ１のリングギヤＲ１と第２単純
遊星ギヤセットＰＧ２の太陽ギヤＳ２の組合せが第３単
純遊星ギヤセットＰＧ３のリングギヤＲ３に可変的に連
結されること以外には第２の実施の形態と同様である。
【００３７】［第４の実施の形態］図４は本発明の第４
の実施の形態によるギヤトレーンの概略図を示す図面で
あって、この第４の実施の形態のギヤトレーンは、動力
を発生させるためのエンジン１００と、前記エンジン１
００から発生したトルクを増加させるためのトルクコン
バータＴと、変換されたトルクを入力軸１０を通じて入
力され、前進５速と後進１速をトランスファドライブギ
ヤＴＤに出力するための第１，第２遊星ギヤセット１，
３を含む。前記第１遊星ギヤセット１はそれぞれシング
ルピニオン遊星ギヤセットである第１，第２単純遊星ギ
ヤセットＰＧ１，ＰＧ２からなる。前記第１遊星ギヤセ
ット１において、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の
遊星キャリアＣａ１は前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ
２の遊星キャリアＣａ２に固定的に連結され、前記第１
単純遊星ギヤセットＰＧ１の太陽ギヤＳ１は第２単純遊
星ギヤセットＰＧ２のリングギヤＲ２に固定的に連結さ
れる。これによって、前記第１遊星ギヤセット１のは４
つの作動要素、即ち、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ
１のリングギヤＲ１と、前記第２単純遊星ギヤセットＰ
Ｇ２の太陽ギヤＳ２と、前記第１，第２単純遊星ギヤセ
ットＰＧ１，ＰＧ２の遊星キャリアＣａ１，Ｃａ２の組
合せと、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の太陽ギヤ
Ｓ１と前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２のリングギヤ
Ｒ２の組合せとを有する。前記第１単純遊星ギヤセット
ＰＧ１のリングギヤＲ１は第１ブレーキＢ１によって変
速機ハウジング２０に可変的に連結され、前記第２単純
遊星ギヤセットＰＧ２の太陽ギヤＳ２は入力要素として
作用するように入力軸１０に固定される。前記第２遊星
ギヤセット３において、この第４の実施の形態による構
成は第１の実施の形態のものと同様であるので、その詳
細な説明はここでは省略する。
の実施の形態によるギヤトレーンの概略図を示す図面で
あって、この第４の実施の形態のギヤトレーンは、動力
を発生させるためのエンジン１００と、前記エンジン１
００から発生したトルクを増加させるためのトルクコン
バータＴと、変換されたトルクを入力軸１０を通じて入
力され、前進５速と後進１速をトランスファドライブギ
ヤＴＤに出力するための第１，第２遊星ギヤセット１，
３を含む。前記第１遊星ギヤセット１はそれぞれシング
ルピニオン遊星ギヤセットである第１，第２単純遊星ギ
ヤセットＰＧ１，ＰＧ２からなる。前記第１遊星ギヤセ
ット１において、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の
遊星キャリアＣａ１は前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ
２の遊星キャリアＣａ２に固定的に連結され、前記第１
単純遊星ギヤセットＰＧ１の太陽ギヤＳ１は第２単純遊
星ギヤセットＰＧ２のリングギヤＲ２に固定的に連結さ
れる。これによって、前記第１遊星ギヤセット１のは４
つの作動要素、即ち、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ
１のリングギヤＲ１と、前記第２単純遊星ギヤセットＰ
Ｇ２の太陽ギヤＳ２と、前記第１，第２単純遊星ギヤセ
ットＰＧ１，ＰＧ２の遊星キャリアＣａ１，Ｃａ２の組
合せと、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の太陽ギヤ
Ｓ１と前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２のリングギヤ
Ｒ２の組合せとを有する。前記第１単純遊星ギヤセット
ＰＧ１のリングギヤＲ１は第１ブレーキＢ１によって変
速機ハウジング２０に可変的に連結され、前記第２単純
遊星ギヤセットＰＧ２の太陽ギヤＳ２は入力要素として
作用するように入力軸１０に固定される。前記第２遊星
ギヤセット３において、この第４の実施の形態による構
成は第１の実施の形態のものと同様であるので、その詳
細な説明はここでは省略する。
【００３８】前記のような第１，第２遊星ギヤセット
１，３は相互に組合せられる。即ち、前記第１単純遊星
ギヤセットＰＧ１の太陽ギヤＳ１と前記第２単純遊星ギ
ヤセットＰＧ２のリングギヤＲ２の組合せは、前記第３
単純遊星ギヤセットＰＧ３のリングギヤＲ３に可変的に
連結され、前記第１，第２単純遊星ギヤセットＰＧ１，
ＰＧ２の遊星キャリアＣａ１，Ｃａ２の組合せは、前記
第３単純遊星ギヤセットＰＧ３の遊星キャリアＣａ３と
前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４の太陽ギヤＳ４の組
合せに固定的に連結され、前記第２単純遊星ギヤセット
ＰＧ２の太陽ギヤＳ２は前記第４単純遊星ギヤセットＰ
Ｇ４の遊星キャリアＣａ４に可変的に連結される。前記
第３単純遊星ギヤセットＰＧ３の太陽ギヤＳ３と前記第
４単純遊星ギヤセットＰＧ４のリングギヤＲ４の組合せ
は出力要素として作用するようにトランスファドライブ
ギヤＴＤに連結される。
１，３は相互に組合せられる。即ち、前記第１単純遊星
ギヤセットＰＧ１の太陽ギヤＳ１と前記第２単純遊星ギ
ヤセットＰＧ２のリングギヤＲ２の組合せは、前記第３
単純遊星ギヤセットＰＧ３のリングギヤＲ３に可変的に
連結され、前記第１，第２単純遊星ギヤセットＰＧ１，
ＰＧ２の遊星キャリアＣａ１，Ｃａ２の組合せは、前記
第３単純遊星ギヤセットＰＧ３の遊星キャリアＣａ３と
前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４の太陽ギヤＳ４の組
合せに固定的に連結され、前記第２単純遊星ギヤセット
ＰＧ２の太陽ギヤＳ２は前記第４単純遊星ギヤセットＰ
Ｇ４の遊星キャリアＣａ４に可変的に連結される。前記
第３単純遊星ギヤセットＰＧ３の太陽ギヤＳ３と前記第
４単純遊星ギヤセットＰＧ４のリングギヤＲ４の組合せ
は出力要素として作用するようにトランスファドライブ
ギヤＴＤに連結される。
【００３９】さらに、第１クラッチＣ１が前記第１単純
遊星ギヤセットＰＧ１の太陽ギヤＳ１と前記第２単純遊
星ギヤセットＰＧ２のリングギヤＲ２の組合せと、前記
第３単純遊星ギヤセットＰＧ３のリングギヤＲ３との間
に設置される。また、第２クラッチＣ２が前記第２単純
遊星ギヤセットＰＧ２の太陽ギヤＳ２と前記第４単純遊
星ギヤセットＰＧ４の遊星キャリアＣａ４との間に設置
される。
遊星ギヤセットＰＧ１の太陽ギヤＳ１と前記第２単純遊
星ギヤセットＰＧ２のリングギヤＲ２の組合せと、前記
第３単純遊星ギヤセットＰＧ３のリングギヤＲ３との間
に設置される。また、第２クラッチＣ２が前記第２単純
遊星ギヤセットＰＧ２の太陽ギヤＳ２と前記第４単純遊
星ギヤセットＰＧ４の遊星キャリアＣａ４との間に設置
される。
【００４０】前記のようなギヤトレーンは、図８に示さ
れるように、レバーで示すことができる。図８におい
て、第１，第２レバーＬ１，Ｌ２はそれぞれ第１，第２
遊星ギヤセット１，３を指す。前記第１遊星ギヤセット
１の４つの作動要素は第１レバーＬ１上に第１，第２，
第３，第４作動要素Ａ，Ｄ，Ｅ，Ｆと示され、前記第２
遊星ギヤセット３の４つの作動要素は、第２レバーＬ２
上に第１，第２，第３，第４作動要素Ｇ，Ｈ，Ｉ，Ｊと
示される。前記第１レバーＬ１をより詳しく説明する
と、第１作動要素Ａは前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ
２の太陽ギヤＳ２、第２作動要素Ｄは前記第１単純遊星
ギヤセットＰＧ１のリングギヤＲ１、第３作動要素Ｅは
前記第１，第２単純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２の遊
星キャリアＣａ１，Ｃａ２の組合せ、第４作動要素Ｆは
前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の太陽ギヤＳ１と前
記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２のリングギヤＲ２の組
合せとそれぞれ設定される。前記第２レバーＬ２の作動
要素は第１の実施の形態と同様であるので、その詳細な
説明は省略する。この第４の実施の形態のレバー解析を
通ずる変速比の詳細な説明は、その変速比が第１の実施
の形態と同様であるので、ここでは省略する。
れるように、レバーで示すことができる。図８におい
て、第１，第２レバーＬ１，Ｌ２はそれぞれ第１，第２
遊星ギヤセット１，３を指す。前記第１遊星ギヤセット
１の４つの作動要素は第１レバーＬ１上に第１，第２，
第３，第４作動要素Ａ，Ｄ，Ｅ，Ｆと示され、前記第２
遊星ギヤセット３の４つの作動要素は、第２レバーＬ２
上に第１，第２，第３，第４作動要素Ｇ，Ｈ，Ｉ，Ｊと
示される。前記第１レバーＬ１をより詳しく説明する
と、第１作動要素Ａは前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ
２の太陽ギヤＳ２、第２作動要素Ｄは前記第１単純遊星
ギヤセットＰＧ１のリングギヤＲ１、第３作動要素Ｅは
前記第１，第２単純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２の遊
星キャリアＣａ１，Ｃａ２の組合せ、第４作動要素Ｆは
前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の太陽ギヤＳ１と前
記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２のリングギヤＲ２の組
合せとそれぞれ設定される。前記第２レバーＬ２の作動
要素は第１の実施の形態と同様であるので、その詳細な
説明は省略する。この第４の実施の形態のレバー解析を
通ずる変速比の詳細な説明は、その変速比が第１の実施
の形態と同様であるので、ここでは省略する。
【００４１】［第５の実施の形態］図５は本発明の第５
の実施の形態によるギヤトレーンの概略図を示す図面で
あって、この第５の実施の形態のギヤトレーンは、動力
を発生させるためのエンジン１００と、前記エンジン１
００から発生したトルクを増加させるためのトルクコン
バータＴと、変換されたトルクを入力軸１０を通じて入
力され、前進５速と後進１速をトランスファドライブギ
ヤＴＤに出力するための第１，第２遊星ギヤセット１，
３を含む。前記第１遊星ギヤセット１はシングルピニオ
ン遊星ギヤセットである第１単純遊星ギヤセットＰＧ１
とダブルピニオン遊星ギヤセットである第２単純遊星ギ
ヤセットＰＧ２からなる。前記第１遊星ギヤセット１に
おいて、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の遊星キャ
リアＣａ１は前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２の遊星
キャリアＣａ２に固定的に連結され、前記第１単純遊星
ギヤセットＰＧ１のリングギヤＲ１は前記第２単純遊星
ギヤセットＰＧ２の太陽ギヤＳ２に固定的に連結され
る。これによって、前記第１遊星ギヤセット１は４つの
作動要素、即ち、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の
太陽ギヤＳ１と、前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２の
リングギヤＲ２と、前記第１，第２単純遊星ギヤセット
ＰＧ１，ＰＧ２の遊星キャリアＣａ１，Ｃａ２の組合せ
と、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１のリングギヤＲ
１と前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２の太陽ギヤＳ２
の組合せとを有する。前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ
１の遊星キャリアＣａ１は、第１ブレーキＢ１によって
変速機ハウジング２０に可変的に連結され、前記第１単
純遊星ギヤセットＰＧ１の太陽ギヤＳ１は入力要素とし
て作用するように入力軸１０に固定される。前記第２遊
星ギヤセット３において、この第５の実施の形態による
構成は第１の実施の形態のものと同様であるので、その
詳細な説明はここでは省略する。
の実施の形態によるギヤトレーンの概略図を示す図面で
あって、この第５の実施の形態のギヤトレーンは、動力
を発生させるためのエンジン１００と、前記エンジン１
００から発生したトルクを増加させるためのトルクコン
バータＴと、変換されたトルクを入力軸１０を通じて入
力され、前進５速と後進１速をトランスファドライブギ
ヤＴＤに出力するための第１，第２遊星ギヤセット１，
３を含む。前記第１遊星ギヤセット１はシングルピニオ
ン遊星ギヤセットである第１単純遊星ギヤセットＰＧ１
とダブルピニオン遊星ギヤセットである第２単純遊星ギ
ヤセットＰＧ２からなる。前記第１遊星ギヤセット１に
おいて、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の遊星キャ
リアＣａ１は前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２の遊星
キャリアＣａ２に固定的に連結され、前記第１単純遊星
ギヤセットＰＧ１のリングギヤＲ１は前記第２単純遊星
ギヤセットＰＧ２の太陽ギヤＳ２に固定的に連結され
る。これによって、前記第１遊星ギヤセット１は４つの
作動要素、即ち、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の
太陽ギヤＳ１と、前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２の
リングギヤＲ２と、前記第１，第２単純遊星ギヤセット
ＰＧ１，ＰＧ２の遊星キャリアＣａ１，Ｃａ２の組合せ
と、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１のリングギヤＲ
１と前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２の太陽ギヤＳ２
の組合せとを有する。前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ
１の遊星キャリアＣａ１は、第１ブレーキＢ１によって
変速機ハウジング２０に可変的に連結され、前記第１単
純遊星ギヤセットＰＧ１の太陽ギヤＳ１は入力要素とし
て作用するように入力軸１０に固定される。前記第２遊
星ギヤセット３において、この第５の実施の形態による
構成は第１の実施の形態のものと同様であるので、その
詳細な説明はここでは省略する。
【００４２】前記のような第１，第２遊星ギヤセット
１，３は相互組合せられる。即ち、前記第１単純遊星ギ
ヤセットＰＧ１のリングギヤＲ１と前記第２単純遊星ギ
ヤセットＰＧ２の太陽ギヤＳ２の組合せは前記第３単純
遊星ギヤセットＰＧ３のリングギヤＲ３に可変的に連結
され、前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２のリングギヤ
Ｒ２は前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３の遊星キャリ
アＣａ３と前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４の太陽ギ
ヤＳ４の組合せに固定的に連結され、前記第１単純遊星
ギヤセットＰＧ１の太陽ギヤＳ１は前記第４単純遊星ギ
ヤセットＰＧ４の遊星キャリアＣａ４に可変的に連結さ
れる。前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３の太陽ギヤＳ
３と前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４のリングギヤＲ
４の組合せは出力要素として作用するようにトランスフ
ァドライブギヤＴＤに連結される。
１，３は相互組合せられる。即ち、前記第１単純遊星ギ
ヤセットＰＧ１のリングギヤＲ１と前記第２単純遊星ギ
ヤセットＰＧ２の太陽ギヤＳ２の組合せは前記第３単純
遊星ギヤセットＰＧ３のリングギヤＲ３に可変的に連結
され、前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２のリングギヤ
Ｒ２は前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３の遊星キャリ
アＣａ３と前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４の太陽ギ
ヤＳ４の組合せに固定的に連結され、前記第１単純遊星
ギヤセットＰＧ１の太陽ギヤＳ１は前記第４単純遊星ギ
ヤセットＰＧ４の遊星キャリアＣａ４に可変的に連結さ
れる。前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３の太陽ギヤＳ
３と前記第４単純遊星ギヤセットＰＧ４のリングギヤＲ
４の組合せは出力要素として作用するようにトランスフ
ァドライブギヤＴＤに連結される。
【００４３】さらに、第１クラッチＣ１が前記第１単純
遊星ギヤセットＰＧ１のリングギヤＲ１と前記第２単純
遊星ギヤセットＰＧ２の太陽ギヤＳ２の組合せと、前記
第３単純遊星ギヤセットＰＧ３のリングギヤＲ３との間
に設置される。また、第２クラッチＣ２が前記第１単純
遊星ギヤセットＰＧ１の太陽ギヤＳ１と前記第４単純遊
星ギヤセットＰＧ４の遊星キャリアＣａ４との間に設置
される。
遊星ギヤセットＰＧ１のリングギヤＲ１と前記第２単純
遊星ギヤセットＰＧ２の太陽ギヤＳ２の組合せと、前記
第３単純遊星ギヤセットＰＧ３のリングギヤＲ３との間
に設置される。また、第２クラッチＣ２が前記第１単純
遊星ギヤセットＰＧ１の太陽ギヤＳ１と前記第４単純遊
星ギヤセットＰＧ４の遊星キャリアＣａ４との間に設置
される。
【００４４】前記のようなギヤトレーンは図８に示され
るようにレバーで示すことができる。図８において、第
１，第２レバーＬ１，Ｌ２はそれぞれ第１，第２遊星ギ
ヤセット１，３を指す。前記第１遊星ギヤセット１の４
つの作動要素は第１レバーＬ１上に第１，第２，第３，
第４作動要素Ａ，Ｄ，Ｅ，Ｆと示され、前記第２遊星ギ
ヤセット３の４つの作動要素は第２レバーＬ２上に第
１，第２，第３，第４作動要素Ｇ，Ｈ，Ｉ，Ｊと示され
る。前記第１レバーＬ１をより詳しく説明すると、第１
作動要素Ａは前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の太陽
ギヤＳ１、第２作動要素Ｄは前記第１，第２単純遊星ギ
ヤセットＰＧ１，ＰＧ２の遊星キャリアＣａ１，Ｃａ２
の組合せ、第３作動要素Ｅは前記第２単純遊星ギヤセッ
トＰＧ２のリングギヤＲ２、第４作動要素Ｆは前記第１
単純遊星ギヤセットＰＧ１のリングギヤＲ１と前記第２
単純遊星ギヤセットＰＧ２の太陽ギヤＳ２の組合せとそ
れぞれ設定される。前記第２レバーＬ２の作動要素は第
１の実施の形態と同様であるので、その詳細な説明は省
略する。この第５の実施の形態のレバー解析を通ずる変
速比の詳細な説明は、その変速比が第１の実施の形態と
同様であるので、ここでは省略する。
るようにレバーで示すことができる。図８において、第
１，第２レバーＬ１，Ｌ２はそれぞれ第１，第２遊星ギ
ヤセット１，３を指す。前記第１遊星ギヤセット１の４
つの作動要素は第１レバーＬ１上に第１，第２，第３，
第４作動要素Ａ，Ｄ，Ｅ，Ｆと示され、前記第２遊星ギ
ヤセット３の４つの作動要素は第２レバーＬ２上に第
１，第２，第３，第４作動要素Ｇ，Ｈ，Ｉ，Ｊと示され
る。前記第１レバーＬ１をより詳しく説明すると、第１
作動要素Ａは前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の太陽
ギヤＳ１、第２作動要素Ｄは前記第１，第２単純遊星ギ
ヤセットＰＧ１，ＰＧ２の遊星キャリアＣａ１，Ｃａ２
の組合せ、第３作動要素Ｅは前記第２単純遊星ギヤセッ
トＰＧ２のリングギヤＲ２、第４作動要素Ｆは前記第１
単純遊星ギヤセットＰＧ１のリングギヤＲ１と前記第２
単純遊星ギヤセットＰＧ２の太陽ギヤＳ２の組合せとそ
れぞれ設定される。前記第２レバーＬ２の作動要素は第
１の実施の形態と同様であるので、その詳細な説明は省
略する。この第５の実施の形態のレバー解析を通ずる変
速比の詳細な説明は、その変速比が第１の実施の形態と
同様であるので、ここでは省略する。
【００４５】［第６の実施の形態］図６は本発明の第６
の実施の形態によるギヤトレーンの概略図を示す図面で
あって、この第６の実施の形態のギヤトレーンは、動力
を発生させるためのエンジン１００と、前記エンジン１
００から発生したトルクを増加させるためのトルクコン
バータＴと、変換されたトルクを入力軸１０を通じて入
力され、前進５速と後進１速をトランスファドライブギ
ヤＴＤに出力するための第１，第２遊星ギヤセット１，
３を含む。前記第１遊星ギヤセット１はシングルピニオ
ン遊星ギヤセットである第１単純遊星ギヤセットＰＧ１
とダブルピニオン遊星ギヤセットである第２単純遊星ギ
ヤセットＰＧ２からなる。前記第１遊星ギヤセット１に
おいて、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の遊星キャ
リアＣａ１は、前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２のリ
ングギヤＲ２に固定的に連結され、前記第１単純遊星ギ
ヤセットＰＧ１のリングギヤＲ１は前記第２単純遊星ギ
ヤセットＰＧ２の太陽ギヤＳ２に固定的に連結される。
これによって、前記第１遊星ギヤセット１は４つの作動
要素、即ち、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の太陽
ギヤＳ１と、前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２の遊星
キャリアＣａ２と、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１
の遊星キャリアＣａ１と前記第２単純遊星ギヤセットＰ
Ｇ２のリングギヤＲ２の組合せと、前記第１単純遊星ギ
ヤセットＰＧ１のリングギヤＲ１と前記第２単純遊星ギ
ヤセットＰＧ２の太陽ギヤＳ２の組合せとを有する。前
記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２の遊星キャリアＣａ２
は、第１ブレーキＢ１によって変速機ハウジング２０に
可変的に連結され、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１
の太陽ギヤＳ１は入力要素として作用するように入力軸
１０に固定される。前記第２遊星ギヤセット３におい
て、この第６の実施の形態による構成は第１の実施の形
態のものと同様であるので、その詳細な説明はここでは
省略する。
の実施の形態によるギヤトレーンの概略図を示す図面で
あって、この第６の実施の形態のギヤトレーンは、動力
を発生させるためのエンジン１００と、前記エンジン１
００から発生したトルクを増加させるためのトルクコン
バータＴと、変換されたトルクを入力軸１０を通じて入
力され、前進５速と後進１速をトランスファドライブギ
ヤＴＤに出力するための第１，第２遊星ギヤセット１，
３を含む。前記第１遊星ギヤセット１はシングルピニオ
ン遊星ギヤセットである第１単純遊星ギヤセットＰＧ１
とダブルピニオン遊星ギヤセットである第２単純遊星ギ
ヤセットＰＧ２からなる。前記第１遊星ギヤセット１に
おいて、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の遊星キャ
リアＣａ１は、前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２のリ
ングギヤＲ２に固定的に連結され、前記第１単純遊星ギ
ヤセットＰＧ１のリングギヤＲ１は前記第２単純遊星ギ
ヤセットＰＧ２の太陽ギヤＳ２に固定的に連結される。
これによって、前記第１遊星ギヤセット１は４つの作動
要素、即ち、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の太陽
ギヤＳ１と、前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２の遊星
キャリアＣａ２と、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１
の遊星キャリアＣａ１と前記第２単純遊星ギヤセットＰ
Ｇ２のリングギヤＲ２の組合せと、前記第１単純遊星ギ
ヤセットＰＧ１のリングギヤＲ１と前記第２単純遊星ギ
ヤセットＰＧ２の太陽ギヤＳ２の組合せとを有する。前
記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２の遊星キャリアＣａ２
は、第１ブレーキＢ１によって変速機ハウジング２０に
可変的に連結され、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１
の太陽ギヤＳ１は入力要素として作用するように入力軸
１０に固定される。前記第２遊星ギヤセット３におい
て、この第６の実施の形態による構成は第１の実施の形
態のものと同様であるので、その詳細な説明はここでは
省略する。
【００４６】前記のような第１，第２遊星ギヤセット
１，３は相互に組合せられる。即ち、前記第１単純遊星
ギヤセットＰＧ１のリングギヤＲ１と前記第２単純遊星
ギヤセットＰＧ２の太陽ギヤＳ２の組合せは前記第３単
純遊星ギヤセットＰＧ３のリングギヤＲ３に可変的に連
結され、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の遊星キャ
リアＣａ１と前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２のリン
グギヤＲ２の組合せは前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ
３の遊星キャリアＣａ３と前記第４単純遊星ギヤセット
ＰＧ４の太陽ギヤＳ４の組合せに固定的に連結され、前
記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の太陽ギヤＳ１は前記
第４単純遊星ギヤセットＰＧ４の遊星キャリアＣａ４に
可変的に連結される。
１，３は相互に組合せられる。即ち、前記第１単純遊星
ギヤセットＰＧ１のリングギヤＲ１と前記第２単純遊星
ギヤセットＰＧ２の太陽ギヤＳ２の組合せは前記第３単
純遊星ギヤセットＰＧ３のリングギヤＲ３に可変的に連
結され、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の遊星キャ
リアＣａ１と前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２のリン
グギヤＲ２の組合せは前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ
３の遊星キャリアＣａ３と前記第４単純遊星ギヤセット
ＰＧ４の太陽ギヤＳ４の組合せに固定的に連結され、前
記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の太陽ギヤＳ１は前記
第４単純遊星ギヤセットＰＧ４の遊星キャリアＣａ４に
可変的に連結される。
【００４７】さらに、第１クラッチＣ１が前記第１単純
遊星ギヤセットＰＧ１のリングギヤＲ１と前記第２単純
遊星ギヤセットＰＧ２の太陽ギヤＳ２の組合せと、前記
第３単純遊星ギヤセットＰＧ３のリングギヤＲ３との間
に設置される。また、第２クラッチＣ２が前記第１単純
遊星ギヤセットＰＧ１の太陽ギヤＳ１と前記第４単純遊
星ギヤセットＰＧ４の遊星キャリアＣａ４との間に設置
される。
遊星ギヤセットＰＧ１のリングギヤＲ１と前記第２単純
遊星ギヤセットＰＧ２の太陽ギヤＳ２の組合せと、前記
第３単純遊星ギヤセットＰＧ３のリングギヤＲ３との間
に設置される。また、第２クラッチＣ２が前記第１単純
遊星ギヤセットＰＧ１の太陽ギヤＳ１と前記第４単純遊
星ギヤセットＰＧ４の遊星キャリアＣａ４との間に設置
される。
【００４８】前記のようなギヤトレーンは、図８に示さ
れるようにレバーで示すことができる。図８において、
第１，第２レバーＬ１，Ｌ２はそれぞれ第１，第２遊星
ギヤセット１，３を指す。前記第１遊星ギヤセット１の
４つの作動要素は、第１レバーＬ１上に第１，第２，第
３，第４作動要素Ａ，Ｄ，Ｅ，Ｆと示され、前記第２遊
星ギヤセット３の４つの作動要素は第２レバーＬ２上に
第１，第２，第３，第４作動要素Ｇ，Ｈ，Ｉ，Ｊと示さ
れる。前記第１レバーＬ１をより詳しく説明すると、第
１作動要素Ａは前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の太
陽ギヤＳ１、第２作動要素Ｄは前記第２単純遊星ギヤセ
ットＰＧ１の遊星キャリアＣａ２、第３作動要素Ｅは前
記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の遊星キャリアＣａ１
と前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２のリングギヤＲ２
の組合せ、第４作動要素Ｆは前記第１単純遊星ギヤセッ
トＰＧ１のリングギヤＲ１と前記第２単純遊星ギヤセッ
トＰＧ２の太陽ギヤＳ２の組合せとそれぞれ設定され
る。前記第２レバーＬ２の作動要素は第１の実施の形態
と同様であるので、その詳細な説明は省略する。この第
６の実施の形態のレバー解析を通ずる変速比の詳細な説
明は、その変速比が第１の実施の形態と同様であるの
で、ここでは省略する。
れるようにレバーで示すことができる。図８において、
第１，第２レバーＬ１，Ｌ２はそれぞれ第１，第２遊星
ギヤセット１，３を指す。前記第１遊星ギヤセット１の
４つの作動要素は、第１レバーＬ１上に第１，第２，第
３，第４作動要素Ａ，Ｄ，Ｅ，Ｆと示され、前記第２遊
星ギヤセット３の４つの作動要素は第２レバーＬ２上に
第１，第２，第３，第４作動要素Ｇ，Ｈ，Ｉ，Ｊと示さ
れる。前記第１レバーＬ１をより詳しく説明すると、第
１作動要素Ａは前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の太
陽ギヤＳ１、第２作動要素Ｄは前記第２単純遊星ギヤセ
ットＰＧ１の遊星キャリアＣａ２、第３作動要素Ｅは前
記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の遊星キャリアＣａ１
と前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２のリングギヤＲ２
の組合せ、第４作動要素Ｆは前記第１単純遊星ギヤセッ
トＰＧ１のリングギヤＲ１と前記第２単純遊星ギヤセッ
トＰＧ２の太陽ギヤＳ２の組合せとそれぞれ設定され
る。前記第２レバーＬ２の作動要素は第１の実施の形態
と同様であるので、その詳細な説明は省略する。この第
６の実施の形態のレバー解析を通ずる変速比の詳細な説
明は、その変速比が第１の実施の形態と同様であるの
で、ここでは省略する。
【００４９】［第７の実施の形態］図７は本発明の第７
の実施の形態によるギヤトレーンの概略図を示す図面で
あって、この第７の実施の形態のギヤトレーンは、動力
を発生させるためのエンジン１００と、前記エンジン１
００から発生したトルクを増加させるためのトルクコン
バータＴと、変換されたトルクを入力軸１０を通じて入
力され、前進５速と後進１速をトランスファドライブギ
ヤＴＤに出力するための第１，第２遊星ギヤセット１，
３を含む。前記第１遊星ギヤセット１はダブルピニオン
遊星ギヤセットである第１単純遊星ギヤセットＰＧ１と
シングルピニオン遊星ギヤセットである第２単純遊星ギ
ヤセットＰＧ２からなる。前記第１遊星ギヤセット１に
おいて、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の太陽ギヤ
Ｓ１は、前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２の太陽ギヤ
Ｓ２に固定的に連結され、前記第１単純遊星ギヤセット
ＰＧ１の遊星キャリアＣａ１は前記第２単純遊星ギヤセ
ットＰＧ２のリングギヤＲ２に固定的に連結される。こ
れによって、前記第１遊星ギヤセット１は４つの作動要
素、即ち、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１のリング
ギヤＲ１と、前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２の遊星
キャリアＣａ２と、前記第１，第２単純遊星ギヤセット
ＰＧ１，ＰＧ２の太陽ギヤＳ１，Ｓ２の組合せと、前記
第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の遊星キャリアＣａ１と
前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２のリングギヤＲ２の
組合せとを有する。前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１
のリングギヤＲ１は、第１ブレーキＢ１によって変速機
ハウジング２０に可変的に連結され、前記第１，第２単
純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２の太陽ギヤＳ１，Ｓ２
の組合せは入力要素として作用するように入力軸１０に
固定される。前記第２遊星ギヤセット３において、この
第６の実施の形態による構成は第１の実施の形態のもの
と同様であるので、その詳細な説明はここでは省略す
る。
の実施の形態によるギヤトレーンの概略図を示す図面で
あって、この第７の実施の形態のギヤトレーンは、動力
を発生させるためのエンジン１００と、前記エンジン１
００から発生したトルクを増加させるためのトルクコン
バータＴと、変換されたトルクを入力軸１０を通じて入
力され、前進５速と後進１速をトランスファドライブギ
ヤＴＤに出力するための第１，第２遊星ギヤセット１，
３を含む。前記第１遊星ギヤセット１はダブルピニオン
遊星ギヤセットである第１単純遊星ギヤセットＰＧ１と
シングルピニオン遊星ギヤセットである第２単純遊星ギ
ヤセットＰＧ２からなる。前記第１遊星ギヤセット１に
おいて、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の太陽ギヤ
Ｓ１は、前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２の太陽ギヤ
Ｓ２に固定的に連結され、前記第１単純遊星ギヤセット
ＰＧ１の遊星キャリアＣａ１は前記第２単純遊星ギヤセ
ットＰＧ２のリングギヤＲ２に固定的に連結される。こ
れによって、前記第１遊星ギヤセット１は４つの作動要
素、即ち、前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１のリング
ギヤＲ１と、前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２の遊星
キャリアＣａ２と、前記第１，第２単純遊星ギヤセット
ＰＧ１，ＰＧ２の太陽ギヤＳ１，Ｓ２の組合せと、前記
第１単純遊星ギヤセットＰＧ１の遊星キャリアＣａ１と
前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２のリングギヤＲ２の
組合せとを有する。前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１
のリングギヤＲ１は、第１ブレーキＢ１によって変速機
ハウジング２０に可変的に連結され、前記第１，第２単
純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２の太陽ギヤＳ１，Ｓ２
の組合せは入力要素として作用するように入力軸１０に
固定される。前記第２遊星ギヤセット３において、この
第６の実施の形態による構成は第１の実施の形態のもの
と同様であるので、その詳細な説明はここでは省略す
る。
【００５０】前記のような第１，第２遊星ギヤセット
１，３は相互に組合せられる。即ち、前記第１単純遊星
ギヤセットＰＧ１の遊星キャリアＣａ１と前記第２単純
遊星ギヤセットＰＧ２のリングギヤＲ２の組合せは、前
記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３のリングギヤＲ３に可
変的に連結され、前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２の
遊星キャリアＣａ２は前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ
３の遊星キャリアＣａ３と前記第４単純遊星ギヤセット
ＰＧ４の太陽ギヤＳ４の組合せに固定的に連結され、前
記第１，第２単純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２の太陽
ギヤＳ１，Ｓ２の組合せは前記第４単純遊星ギヤセット
ＰＧ４の遊星キャリアＣａ４に可変的に連結される。
１，３は相互に組合せられる。即ち、前記第１単純遊星
ギヤセットＰＧ１の遊星キャリアＣａ１と前記第２単純
遊星ギヤセットＰＧ２のリングギヤＲ２の組合せは、前
記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３のリングギヤＲ３に可
変的に連結され、前記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２の
遊星キャリアＣａ２は前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ
３の遊星キャリアＣａ３と前記第４単純遊星ギヤセット
ＰＧ４の太陽ギヤＳ４の組合せに固定的に連結され、前
記第１，第２単純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２の太陽
ギヤＳ１，Ｓ２の組合せは前記第４単純遊星ギヤセット
ＰＧ４の遊星キャリアＣａ４に可変的に連結される。
【００５１】さらに、第１クラッチＣ１が前記第１単純
遊星ギヤセットＰＧ１の遊星キャリアＣａ１と前記第２
単純遊星ギヤセットＰＧ２のリングギヤＲ２の組合せ
と、前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３のリングギヤＲ
３との間に設置される。また、第２クラッチＣ２が前記
第１，第２単純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２の太陽ギ
ヤＳ１，Ｓ２の組合せと前記第４単純遊星ギヤセットＰ
Ｇ４の遊星キャリアＣａ４との間に設置される。
遊星ギヤセットＰＧ１の遊星キャリアＣａ１と前記第２
単純遊星ギヤセットＰＧ２のリングギヤＲ２の組合せ
と、前記第３単純遊星ギヤセットＰＧ３のリングギヤＲ
３との間に設置される。また、第２クラッチＣ２が前記
第１，第２単純遊星ギヤセットＰＧ１，ＰＧ２の太陽ギ
ヤＳ１，Ｓ２の組合せと前記第４単純遊星ギヤセットＰ
Ｇ４の遊星キャリアＣａ４との間に設置される。
【００５２】前記のようなギヤトレーンは、図８に示さ
れるようにレバーで示すことができる。図８において、
第１，第２レバーＬ１，Ｌ２はそれぞれ第１，第２遊星
ギヤセット１，３を指す。前記第１遊星ギヤセット１の
４つの作動要素は第１レバーＬ１上に第１，第２，第
３，第４作動要素Ａ，Ｄ，Ｅ，Ｆと示され、前記第２遊
星ギヤセット３の４つの作動要素は第２レバーＬ２上に
第１，第２，第３，第４作動要素Ｇ，Ｈ，Ｉ，Ｊと示さ
れる。前記第１レバーＬ１をより詳しく説明すると、第
１作動要素Ａは、前記第１，第２単純遊星ギヤセットＰ
Ｇ１，ＰＧ２の太陽ギヤＳ１，Ｓ２の組合せ、第２作動
要素Ｄは前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１のリングギ
ヤＲ１、第３作動要素Ｅは前記第２単純遊星ギヤセット
ＰＧ２の遊星キャリアＣａ２、第４作動要素Ｆは前記第
１単純遊星ギヤセットＰＧ１の遊星キャリアＣａ１と前
記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２のリングギヤＲ２の組
合せとそれぞれ設定される。前記第２レバーＬ２の作動
要素は第１の実施の形態と同様であるので、その詳細な
説明は省略する。この第７の実施の形態のレバー解析を
通ずる変速比の詳細な説明は、その変速比が第１の実施
の形態と同様であるので、ここでは省略する。
れるようにレバーで示すことができる。図８において、
第１，第２レバーＬ１，Ｌ２はそれぞれ第１，第２遊星
ギヤセット１，３を指す。前記第１遊星ギヤセット１の
４つの作動要素は第１レバーＬ１上に第１，第２，第
３，第４作動要素Ａ，Ｄ，Ｅ，Ｆと示され、前記第２遊
星ギヤセット３の４つの作動要素は第２レバーＬ２上に
第１，第２，第３，第４作動要素Ｇ，Ｈ，Ｉ，Ｊと示さ
れる。前記第１レバーＬ１をより詳しく説明すると、第
１作動要素Ａは、前記第１，第２単純遊星ギヤセットＰ
Ｇ１，ＰＧ２の太陽ギヤＳ１，Ｓ２の組合せ、第２作動
要素Ｄは前記第１単純遊星ギヤセットＰＧ１のリングギ
ヤＲ１、第３作動要素Ｅは前記第２単純遊星ギヤセット
ＰＧ２の遊星キャリアＣａ２、第４作動要素Ｆは前記第
１単純遊星ギヤセットＰＧ１の遊星キャリアＣａ１と前
記第２単純遊星ギヤセットＰＧ２のリングギヤＲ２の組
合せとそれぞれ設定される。前記第２レバーＬ２の作動
要素は第１の実施の形態と同様であるので、その詳細な
説明は省略する。この第７の実施の形態のレバー解析を
通ずる変速比の詳細な説明は、その変速比が第１の実施
の形態と同様であるので、ここでは省略する。
【００５３】
【発明の効果】以上のように構成されて作動する本発明
による５速自動変速機用パワートレーンは、従来のよう
なオーバドライブ時に最終出力要素より速く回転する要
素を除去することにより動力損失を最少化することがで
きる。さらに、摩擦要素の個数が減少するので、パワー
トレーンはサイズ及び重量において小さく設計できると
いう優れた効果を奏する。
による５速自動変速機用パワートレーンは、従来のよう
なオーバドライブ時に最終出力要素より速く回転する要
素を除去することにより動力損失を最少化することがで
きる。さらに、摩擦要素の個数が減少するので、パワー
トレーンはサイズ及び重量において小さく設計できると
いう優れた効果を奏する。
【図１】本発明の第１の実施の形態によるギヤトレーン
を示した概略図である。
を示した概略図である。
【図２】本発明の第２の実施の形態によるギヤトレーン
を示した概略図である。
を示した概略図である。
【図３】本発明の第３の実施の形態によるギヤトレーン
を示した概略図である。
を示した概略図である。
【図４】本発明の第４の実施の形態によるギヤトレーン
を示した概略図である。
を示した概略図である。
【図５】本発明の第５の実施の形態によるギヤトレーン
を示した概略図である。
を示した概略図である。
【図６】本発明の第６の実施の形態によるギヤトレーン
を示した概略図である。
を示した概略図である。
【図７】本発明の第７の実施の形態によるギヤトレーン
を示した概略図である。
を示した概略図である。
【図８】本発明に係わる５速自動変速機用ギヤトレーン
の概念図である。
の概念図である。
【図９】本発明に係わる５速自動変速機用ギヤトレーン
のＤレンジ１，２，３速における速度線図である。
のＤレンジ１，２，３速における速度線図である。
【図１０】本発明に係わる５速自動変速機用ギヤトレー
ンのＤレンジ４，５速における速度線図である。
ンのＤレンジ４，５速における速度線図である。
【図１１】本発明に係わる５速自動変速機用ギヤトレー
ンのＲレンジ１速における速度線図である。
ンのＲレンジ１速における速度線図である。
【図１２】本発明に係わる５速自動変速機用ギヤトレー
ンを制御するための各変速段別摩擦要素作動表である
ンを制御するための各変速段別摩擦要素作動表である
１００ エンジン Ｔ トルクコンバータ １ 第１遊星ギヤセット ３ 第２遊星ギアセット １０ 入力軸 ２０ 変速機ハウジング ＴＤ トランスファドライブギヤ Ｃ１ 第１クラッチ Ｃ２ 第２クラッチ Ｂ１ 第１ブレーキ Ｂ２ 第２ブレーキ ＰＧ１ 第１単純遊星ギヤセット Ｓ１ 太陽ギヤ Ｒ１ リングギヤ Ｃａ１ 遊星キャリア ＰＧ２ 第２単純遊星ギヤセット Ｓ２ 太陽ギヤ Ｒ２ リングギヤ Ｃａ２ 遊星キャリア ＰＧ３ 第３単純遊星ギヤセット Ｓ３ 太陽ギヤ Ｒ３ リングギヤ Ｃａ３ 遊星キャリア ＰＧ４ 第４単純遊星ギヤセット Ｓ４ 太陽ギヤ Ｒ４ リングギヤ Ｃａ４ 遊星キャリア Ａ，Ｄ，Ｅ，Ｆ，Ｇ，Ｈ，Ｉ，Ｊ 作動要素
Claims (38)
- 【請求項１】 第１，第２，第３，第４作動要素を有す
る第１，第２単純遊星ギヤセットからなり、前記第１作
動要素は、入力要素として作用する第１遊星ギヤセット
と、 第５，第６，第７，第８作動要素を有する第３，第４単
純遊星ギヤセットからなり、前記第５作動要素は出力要
素として作用し、前記第６，第８作動要素は前記第１，
第４作動要素とそれぞれ可変的に連結され、前記第７作
動要素は前記第３作動要素と固定的に連結される第２遊
星ギヤセットと、 前記第６，第８作動要素を前記第１，第４作動要素にそ
れぞれ可変的に連結するためのクラッチ手段と、 前記第２，第８作動要素を変速機ハウジングと選択的に
連結するためのブレーキ手段と、 を含む５速自動変速機用ギヤトレーン。 - 【請求項２】 前記第１，第２単純遊星ギヤセットはそ
れぞれシングルピニオン遊星ギヤセットからなる請求項
１に記載の５速自動変速機用ギヤトレーン。 - 【請求項３】 前記第１作動要素は、前記第１単純遊星
ギヤセットの太陽ギヤと前記第２単純遊星ギヤセットの
太陽ギヤとの組合せからなり、 前記第２作動要素は前記第１単純遊星ギヤセットの遊星
キャリアからなり、 前記第３作動要素は前記第２単純遊星ギヤセットの遊星
キャリアからなり、 前記第４作動要素は前記第１単純遊星ギヤセットのリン
グギヤと前記第２単純遊星ギヤセットのリングギヤとの
組合せからなる請求項２に記載の５速自動変速機用ギヤ
トレーン。 - 【請求項４】 前記第３，第４単純遊星ギヤセットはそ
れぞれシングルピニオン遊星ギヤセットからなる請求項
３に記載の５速自動変速機用ギヤトレーン。 - 【請求項５】 前記第５作動要素は前記第３単純遊星ギ
ヤセットの太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセットのリ
ングギヤとの組合せからなり、 前記第６作動要素は前記第４単純遊星ギヤセットの遊星
キャリアからなり、 前記第７作動要素は前記第３単純遊星ギヤセットの遊星
キャリアと前記第４単純遊星ギヤセットの太陽ギヤとの
組合せからなり、 前記第８作動要素は前記第３単純遊星ギヤセットのリン
グギヤからなる請求項４に記載の５速自動変速機用ギヤ
トレーン。 - 【請求項６】 前記クラッチ手段は前記第１，第２単純
遊星ギヤセットのリングギヤの組合せと前記第３単純遊
星ギヤセットのリングギヤとの間に設置される第１クラ
ッチを含む請求項５に記載の５速自動変速機用ギヤトレ
ーン。 - 【請求項７】 前記ブレーキ手段は、前記第１単純遊星
ギヤセットの遊星キャリアと変速機ハウジングとの間に
設置される第１ブレーキと、前記第３単純遊星ギヤセッ
トのリングギヤと変速機ハウジングとの間に設置される
第２ブレーキを含む請求項５に記載の５速自動変速機用
ギヤトレーン。 - 【請求項８】 前記第１作動要素は前記第１単純遊星ギ
ヤセットの太陽ギヤからなり、 前記第２作動要素は前記第１単純遊星ギヤセットの遊星
キャリアからなり、 前記第３作動要素は前記第２単純遊星ギヤセットの遊星
キャリアからなり、 前記第４作動要素は前記第１単純遊星ギヤセットのリン
グギヤと前記第２単純遊星ギヤセットのリングギヤ及び
太陽ギヤとの組合せからなる請求項２に記載の５速自動
変速機用ギヤトレーン。 - 【請求項９】 前記第３，第４単純遊星ギヤセットはそ
れぞれシングルピニオン遊星ギヤセットからなる請求項
８に記載の５速自動変速機用ギヤトレーン。 - 【請求項１０】 前記第５作動要素は、前記第３単純遊
星ギヤセットの太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセット
のリングギヤとの組合せからなり、 前記第６作動要素は前記第４単純遊星ギヤセットの遊星
キャリアからなり、 前記第７作動要素は前記第３単純遊星ギヤセットの遊星
キャリアと前記第４単純遊星ギヤセットの太陽ギヤとの
組合せからなり、 前記第８作動要素は、前記第３単純遊星ギヤセットのリ
ングギヤからなる請求項９に記載の５速自動変速機用ギ
ヤトレーン。 - 【請求項１１】 前記クラッチ手段は、前記第１単純遊
星ギヤセットの太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセット
の遊星キャリアとの間に設置される第１クラッチと、前
記第１単純遊星ギヤセットのリングギヤと前記第２単純
遊星ギヤセットのリングギヤ及び太陽ギヤとの組合せ
と、前記第３単純遊星ギヤセットのリングギヤとの間に
設置される第２クラッチを含む請求項１０に記載の５速
自動変速機用ギヤトレーン。 - 【請求項１２】 前記ブレーキ手段は、前記第１単純遊
星ギヤセットの遊星キャリアと変速機ハウジングとの間
に設置される第１ブレーキと、前記第３単純遊星ギヤセ
ットのリングギヤと変速機ハウジングとの間に設置され
る第２ブレーキを含む請求項１０に記載の５速自動変速
機用ギヤトレーン。 - 【請求項１３】 前記第１作動要素は前記第１単純遊星
ギヤセットの太陽ギヤからなり、 前記第２作動要素は前記第１単純遊星ギヤセットの遊星
キャリアと前記第２単純遊星ギヤセットのリングギヤと
の組合せからなり、 前記第３作動要素は前記第２単純遊星ギヤセットの遊星
キャリアからなり、 前記第４作動要素は前記第１単純遊星ギヤセットのリン
グギヤと前記第２単純遊星ギヤセットの太陽ギヤとの組
合せからなる請求項２に記載の５速自動変速機用ギヤト
レーン。 - 【請求項１４】 前記第３，第４単純遊星ギヤセット
は、それぞれシングルピニオン遊星ギヤセットからなる
請求項１３に記載の５速自動変速機用ギヤトレーン。 - 【請求項１５】 前記第５作動要素は前記第３単純遊星
ギヤセットの太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセットの
リングギヤとの組合せからなり、 前記第６作動要素は前記第４単純遊星ギヤセットの遊星
キャリアからなり、 前記第７作動要素は前記第３単純遊星ギヤセットの遊星
キャリアと前記第４単純遊星ギヤセットの太陽ギヤとの
組合せからなり、 前記第８作動要素は前記第３単純遊星ギヤセットのリン
グギヤからなる請求項１４に記載の５速自動変速機用ギ
ヤトレーン。 - 【請求項１６】 前記クラッチ手段は、前記第１単純遊
星ギヤセットの太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセット
の遊星キャリアとの間に設置される第１クラッチと、前
記第１単純遊星ギヤセットのリングギヤと前記第２単純
遊星ギヤセットの太陽ギヤの組合せと、前記第３単純遊
星ギヤセットのリングギヤとの間に設置される第２クラ
ッチを含む請求項１５に記載の５速自動変速機用ギヤト
レーン。 - 【請求項１７】 前記ブレーキ手段は、前記第１単純遊
星ギヤセットの遊星キャリアと、前記第２単純遊星ギヤ
セットのリングギヤの組合せと変速機ハウジングとの間
に設置される第１ブレーキと、前記第３単純遊星ギヤセ
ットのリングギヤと変速機ハウジングとの間に設置され
る第２ブレーキを含む請求項１５に記載の５速自動変速
機用ギヤトレーン。 - 【請求項１８】 前記第１作動要素は前記第２単純遊星
ギヤセットの太陽ギヤからなり、 前記第２作動要素は前記第１単純遊星ギヤセットのリン
グギヤからなり、 前記第３作動要素は前記第１単純遊星ギヤセットの遊星
キャリアと前記第２単純遊星ギヤセットの遊星キャリア
との組合せからなり、 前記第４作動要素は前記第１単純遊星ギヤセットの太陽
ギヤと前記第２単純遊星ギヤセットのリングギヤとの組
合せからなる請求項２に記載の５速自動変速機用ギヤト
レーン。 - 【請求項１９】 前記第３，第４単純遊星ギヤセットは
それぞれシングルピニオン遊星ギヤセットからなる請求
項１８に記載の５速自動変速機用ギヤトレーン。 - 【請求項２０】 前記第５作動要素は前記第３単純遊星
ギヤセットの太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセットの
リングギヤとの組合せからなり、 前記第６作動要素は前記第４単純遊星ギヤセットの遊星
キャリアからなり、 前記第７作動要素は前記第３単純遊星ギヤセットの遊星
キャリアと前記第４単純遊星ギヤセットの太陽ギヤとの
組合せからなり、 前記第８作動要素は前記第３単純遊星ギヤセットのリン
グギヤからなる請求項１９に記載の５速自動変速機用ギ
ヤトレーン。 - 【請求項２１】 前記クラッチ手段は、前記第２単純遊
星ギヤセットの太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセット
の遊星キャリアとの間に設置される第１クラッチと、前
記第１単純遊星ギヤセットの太陽ギヤと前記第２単純遊
星ギヤセットのリングギヤの組合せと、前記第３単純遊
星ギヤセットのリングギヤとの間に設置される第２クラ
ッチを含む請求項２０に記載の５速自動変速機用ギヤト
レーン。 - 【請求項２２】 前記ブレーキ手段は、前記第１単純遊
星ギヤセットのリングギヤと変速機ハウジングとの間に
設置される第１ブレーキと、前記第３単純遊星ギヤセッ
トのリングギヤと変速機ハウジングとの間に設置される
第２ブレーキを含む請求項２０に記載の５速自動変速機
用ギヤトレーン。 - 【請求項２３】 前記第１単純遊星ギヤセットはシング
ルピニオン遊星ギヤセットからなり、前記第２単純遊星
ギヤセットはダブルピニオン遊星ギヤセットからなる請
求項１に記載の５速自動変速機用ギヤトレーン。 - 【請求項２４】 前記第１作動要素は前記第１単純遊星
ギヤセットの太陽ギヤからなり、 前記第２作動要素は前記第１単純遊星ギヤセットの遊星
キャリアと前記第２単純遊星ギヤセットの遊星キャリア
との組合せからなり、 前記第３作動要素は前記第２単純遊星ギヤセットのリン
グギヤからなり、 前記第４作動要素は前記第１単純遊星ギヤセットのリン
グギヤと前記第２単純遊星ギヤセットの太陽ギヤとの組
合せからなる請求項２３に記載の５速自動変速機用ギヤ
トレーン。 - 【請求項２５】 前記第３，第４単純遊星ギヤセットは
シングルピニオン遊星ギヤセットからなる請求項２４に
記載の５速自動変速機用ギヤトレーン。 - 【請求項２６】 前記第５作動要素は前記第３単純遊星
ギヤセットの太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセットの
リングギヤとの組合せからなり、 前記第６作動要素は前記第４単純遊星ギヤセットの遊星
キャリアからなり、 前記第７作動要素は前記第３単純遊星ギヤセットの遊星
キャリアと前記第４単純遊星ギヤセットの太陽ギヤとの
組合せからなり、 前記第８作動要素は前記第３単純遊星ギヤセットのリン
グギヤからなる請求項２５に記載の５速自動変速機用ギ
ヤトレーン。 - 【請求項２７】 前記クラッチ手段は、前記第１単純遊
星ギヤセットの太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセット
の遊星キャリアとの間に設置される第１クラッチと、前
記第１単純遊星ギヤセットのリングギヤと前記第２単純
遊星ギヤセットの太陽ギヤの組合せと、前記第３単純遊
星ギヤセットのリングギヤとの間に設置される第２クラ
ッチを含む請求項２６に記載の５速自動変速機用ギヤト
レーン。 - 【請求項２８】 前記ブレーキ手段は、前記第１単純遊
星ギヤセットの遊星キャリアと前記第２単純遊星ギヤセ
ットの遊星キャリアの組合せと変速機ハウジングとの間
に設置される第１ブレーキと、前記第３単純遊星ギヤセ
ットのリングギヤと変速機ハウジングとの間に設置され
る第２ブレーキを含む請求項２６に記載の５速自動変速
機用ギヤトレーン。 - 【請求項２９】 前記第１作動要素は前記第１単純遊星
ギヤセットの太陽ギヤからなり、 前記第２作動要素は前記第２単純遊星ギヤセットの遊星
キャリアからなり、 前記第３作動要素は前記第１単純遊星ギヤセットの遊星
キャリアと前記第２単純遊星ギヤセットのリングギヤと
の組合せからなり、 前記第４作動要素は前記第１単純遊星ギヤセットのリン
グギヤと前記第２単純遊星ギヤセットの太陽ギヤとの組
合せからなる請求項２３に記載の５速自動変速機用ギヤ
トレーン。 - 【請求項３０】 前記第３，第４単純遊星ギヤセットは
それぞれシングルピニオン遊星ギヤセットからなる請求
項２９に記載の５速自動変速機用ギヤトレーン。 - 【請求項３１】 前記第５作動要素は前記第３単純遊星
ギヤセットの太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセットの
リングギヤとの組合せからなり、 前記第６作動要素は前記第４単純遊星ギヤセットの遊星
キャリアからなり、 前記第７作動要素は前記第３単純遊星ギヤセットの遊星
キャリアと前記第４単純遊星ギヤセットの太陽ギヤとの
組合せからなり、 前記第８作動要素は前記第３単純遊星ギヤセットのリン
グギヤからなる請求項３０に記載の５速自動変速機用ギ
ヤトレーン。 - 【請求項３２】 前記クラッチ手段は、前記第１単純遊
星ギヤセットの太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセット
の遊星キャリアとの間に設置される第１クラッチと、前
記第１単純遊星ギヤセットのリングギヤと前記第２単純
遊星ギヤセットの太陽ギヤの組合せと、前記第３単純遊
星ギヤセットのリングギヤとの間に設置される第２クラ
ッチを含む請求項３１に記載の５速自動変速機用ギヤト
レーン。 - 【請求項３３】 前記ブレーキ手段は、前記第２単純遊
星ギヤセットの遊星キャリアと変速機ハウジングとの間
に設置される第１ブレーキと、前記第３単純遊星ギヤセ
ットのリングギヤと変速機ハウジングとの間に設置され
る第２ブレーキを含む請求項３１に記載の５速自動変速
機用ギヤトレーン。 - 【請求項３４】 前記第１作動要素は前記第１単純遊星
ギヤセットの太陽ギヤと前記第２単純遊星ギヤセットの
太陽ギヤとの組合せからなり、 前記第２作動要素は前記第１単純遊星ギヤセットのリン
グギヤからなり、 前記第３作動要素は前記第２単純遊星ギヤセットの遊星
キャリアからなり、 前記第４作動要素は前記第１単純遊星ギヤセットの遊星
キャリアと前記第２単純遊星ギヤセットのリングギヤと
の組合せからなる請求項２３に記載の５速自動変速機用
ギヤトレーン。 - 【請求項３５】 前記第３，第４単純遊星ギヤセットは
それぞれシングルピニオン遊星ギヤセットからなる請求
項３４に記載の５速自動変速機用ギヤトレーン。 - 【請求項３６】 前記第５作動要素は前記第３単純遊星
ギヤセットの太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセットの
リングギヤとの組合せからなり、 前記第６作動要素は前記第４単純遊星ギヤセットの遊星
キャリアからなり、 前記第７作動要素は前記第３単純遊星ギヤセットの遊星
キャリアと前記第４単純遊星ギヤセットの太陽ギヤの組
合せからなり、 前記第８作動要素は前記第３単純遊星ギヤセットのリン
グギヤからなる請求項３０に記載の５速自動変速機用ギ
ヤトレーン。 - 【請求項３７】 前記クラッチ手段は、前記第１単純遊
星ギヤセットの太陽ギヤと前記第４単純遊星ギヤセット
の遊星キャリアとの間に設置される第１クラッチと、前
記第１単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと第２単純遊
星ギヤセットのリングギヤの組合せと、前記第３単純遊
星ギヤセットのリングギヤとの間に設置される第２クラ
ッチを含む請求項３１に記載の５速自動変速機用ギヤト
レーン。 - 【請求項３８】 前記ブレーキ手段は、前記第２単純遊
星ギヤセットのリングギヤと変速機ハウジングとの間に
設置される第１ブレーキと、前記第３単純遊星ギヤセッ
トのリングギヤと変速機ハウジングとの間に設置される
第２ブレーキを含む請求項２６に記載の５速自動変速機
用ギヤトレーン。
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- 1998-06-25 US US09/104,703 patent/US5928102A/en not_active Expired - Fee Related
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| DE19828152B4 (de) | 2007-08-02 |
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