JPH11107870A - インテークマニホールド - Google Patents
インテークマニホールドInfo
- Publication number
- JPH11107870A JPH11107870A JP27468297A JP27468297A JPH11107870A JP H11107870 A JPH11107870 A JP H11107870A JP 27468297 A JP27468297 A JP 27468297A JP 27468297 A JP27468297 A JP 27468297A JP H11107870 A JPH11107870 A JP H11107870A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- surge tank
- branch pipes
- synthetic resin
- joined
- fitted
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 軽量でかつ安価に製作でき、放射音も低減で
きるインテークマニホールドを提供する。 【解決手段】 合成樹脂製のサージタンク部２と、複数
の合成樹脂製のブランチパイプ３ａ〜３ｄと、シリンダ
ヘッドに接合される接合フランジ４とから成り、ブラン
チパイプ３ａ〜３ｄは、合成樹脂パイプをサージタンク
部２の下端からエンジン本体から離れる方向に大きく湾
曲しながらサージタンク部２を取り囲んでその上部でエ
ンジン本体に向けて延びるように曲げて構成し、このブ
ランチパイプ３ａ〜３ｄの一端をサージタンク部２の接
続口６ａ〜６ｄに嵌合接合し、他端を接合フランジ４の
接続口８ａ〜８ｄに嵌合接合した。
きるインテークマニホールドを提供する。 【解決手段】 合成樹脂製のサージタンク部２と、複数
の合成樹脂製のブランチパイプ３ａ〜３ｄと、シリンダ
ヘッドに接合される接合フランジ４とから成り、ブラン
チパイプ３ａ〜３ｄは、合成樹脂パイプをサージタンク
部２の下端からエンジン本体から離れる方向に大きく湾
曲しながらサージタンク部２を取り囲んでその上部でエ
ンジン本体に向けて延びるように曲げて構成し、このブ
ランチパイプ３ａ〜３ｄの一端をサージタンク部２の接
続口６ａ〜６ｄに嵌合接合し、他端を接合フランジ４の
接続口８ａ〜８ｄに嵌合接合した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、インテークマニホ
ールドに関し、特に合成樹脂パイプを用いたインテーク
マニホールドに関するものである。
ールドに関し、特に合成樹脂パイプを用いたインテーク
マニホールドに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のインテークマニホードは、サージ
タンク部から下方に複数の略Ｌ字状のブランチ管を延出
したアルミ合金鋳造品から成るものが一般的であった
が、重量及び製造コストが高いという問題があった。
タンク部から下方に複数の略Ｌ字状のブランチ管を延出
したアルミ合金鋳造品から成るものが一般的であった
が、重量及び製造コストが高いという問題があった。
【０００３】そこで、例えば図４に示すように、鉄パイ
プを曲げ加工した複数のブランチ管２１ａ〜２１ｃを用
い、その一端を接合フランジ２２に接合し、他端にサー
ジタンク部に対する接合部２３を設けたものが提案され
ている。
プを曲げ加工した複数のブランチ管２１ａ〜２１ｃを用
い、その一端を接合フランジ２２に接合し、他端にサー
ジタンク部に対する接合部２３を設けたものが提案され
ている。
【０００４】また、さらに軽量化と低コスト化を図るた
めに合成樹脂成形品にて構成したものも知られている。
しかし、中低速トルク向上のためにブランチ管の長さを
十分に確保するために形状が複雑であり、そのため１つ
又は２つの樹脂成形品を接合して構成することができ
ず、４つ以上の多数の樹脂成形品を接合して構成されて
いる。
めに合成樹脂成形品にて構成したものも知られている。
しかし、中低速トルク向上のためにブランチ管の長さを
十分に確保するために形状が複雑であり、そのため１つ
又は２つの樹脂成形品を接合して構成することができ
ず、４つ以上の多数の樹脂成形品を接合して構成されて
いる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところが、鉄パイプ製
のブランチ管２１ａ〜２１ｃを用いたものでは、鉄パイ
プを曲げ加工し、接合フランジ２２や接合部２３等の他
の構成部品とロー付けし、さらに塗装する必要があるた
め、高コストになるという問題がある。また、鉄パイプ
を用いると、高周波の放射音が大きくなるという問題が
ある。
のブランチ管２１ａ〜２１ｃを用いたものでは、鉄パイ
プを曲げ加工し、接合フランジ２２や接合部２３等の他
の構成部品とロー付けし、さらに塗装する必要があるた
め、高コストになるという問題がある。また、鉄パイプ
を用いると、高周波の放射音が大きくなるという問題が
ある。
【０００６】また、合成樹脂成形品にて構成したもので
は、上記のように多数の成形品を溶着等によって接合す
る必要があり、多数の成形用金型が必要になるととも
に、接合工数が多くなるために高価になるという問題が
ある。
は、上記のように多数の成形品を溶着等によって接合す
る必要があり、多数の成形用金型が必要になるととも
に、接合工数が多くなるために高価になるという問題が
ある。
【０００７】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、軽量
でかつ安価に製作でき、放射音も低減できるインテーク
マニホールドを提供することを目的とする。
でかつ安価に製作でき、放射音も低減できるインテーク
マニホールドを提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、合成樹脂製の
サージタンク部と、このサージタンク部から延出された
複数の合成樹脂製のブランチパイプと、複数のブランチ
パイプの先端部が結合されかつエンジンのシリンダヘッ
ドに接合される金属製又は樹脂製の接合フランジとから
成り、ブランチパイプは、合成樹脂パイプをサージタン
ク部の下端からエンジン本体から離れる方向に大きく湾
曲しながらサージタンク部を取り囲んでその上部でエン
ジン本体に向けて延びるように曲げて構成し、このブラ
ンチパイプの一端をサージタンク部の接続口に嵌合接合
し、他端を接合フランジの接続口に嵌合接合したもので
ある。
サージタンク部と、このサージタンク部から延出された
複数の合成樹脂製のブランチパイプと、複数のブランチ
パイプの先端部が結合されかつエンジンのシリンダヘッ
ドに接合される金属製又は樹脂製の接合フランジとから
成り、ブランチパイプは、合成樹脂パイプをサージタン
ク部の下端からエンジン本体から離れる方向に大きく湾
曲しながらサージタンク部を取り囲んでその上部でエン
ジン本体に向けて延びるように曲げて構成し、このブラ
ンチパイプの一端をサージタンク部の接続口に嵌合接合
し、他端を接合フランジの接続口に嵌合接合したもので
ある。
【０００９】このような構成によると、サージタンク部
とブランチパイプが合成樹脂製であるので軽量化を図る
ことができ、またサージタンク部は単純な形状にできる
ので樹脂成形にて少ない金型で低コストにて製造できる
とともに、ブランチパイプは中低速トルク向上のために
長いものを用いても安価な合成樹脂パイプを曲げて構成
しているので安価で、かつこれらパイプの両端をそれぞ
れサージタンクや接合フランジの接続口に圧入やコネク
タ等にて嵌合接合しているので長さを自由に選択でき、
なおかつ安価に製作でき、またサージタンク部及びブラ
ンチパイプが合成樹脂パイプからなるので放射音を低減
することができ、さらにブランチパイプ長が長くてもサ
ージタンク部を取り囲むように湾曲させているのでコン
パクトに構成することができる。
とブランチパイプが合成樹脂製であるので軽量化を図る
ことができ、またサージタンク部は単純な形状にできる
ので樹脂成形にて少ない金型で低コストにて製造できる
とともに、ブランチパイプは中低速トルク向上のために
長いものを用いても安価な合成樹脂パイプを曲げて構成
しているので安価で、かつこれらパイプの両端をそれぞ
れサージタンクや接合フランジの接続口に圧入やコネク
タ等にて嵌合接合しているので長さを自由に選択でき、
なおかつ安価に製作でき、またサージタンク部及びブラ
ンチパイプが合成樹脂パイプからなるので放射音を低減
することができ、さらにブランチパイプ長が長くてもサ
ージタンク部を取り囲むように湾曲させているのでコン
パクトに構成することができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明のインテークマニホ
ールドの一実施形態を図１〜図３を参照して説明する。
ールドの一実施形態を図１〜図３を参照して説明する。
【００１１】図１において、インテークマニホールド１
は、サージタンク部２と、複数本（図示例ではエンジン
本体（図示せず）が４気筒であるので４本）のブランチ
パイプ３ａ〜３ｄと、エンジン本体のシリンダヘッド側
面に接合するための接合フランジ４にて構成されてい
る。
は、サージタンク部２と、複数本（図示例ではエンジン
本体（図示せず）が４気筒であるので４本）のブランチ
パイプ３ａ〜３ｄと、エンジン本体のシリンダヘッド側
面に接合するための接合フランジ４にて構成されてい
る。
【００１２】サージタンク部２は合成樹脂成形品にて構
成されており、長手方向がエンジン本体の気筒配列方向
に沿った略直方体状で、その両側上部が吸気流れに沿う
ように傾斜形成されるとともにエンジン本体側（奥側）
上部が接合フランジ４の配置空間を確保するとともに吸
気流れに沿うように傾斜形成されている。このサージタ
ンク部２のエンジン本体から遠い手前側の上面中央部に
スロットルボディ（図示せず）の出口部が嵌合接続され
る入口部５が突出形成されている。また、下面にはブラ
ンチパイプ３ａ〜３ｄの接続口６ａ〜６ｄが配設されて
いる。これら接続口６ａ〜６ｄは、中央部の接続口６
ｂ、６ｃが奥側に、両側の接続口６ａ、６ｄが手前側に
配設され、入口部５の周りに略等距離に位置するととも
に各ブランチパイプ３ａ〜３ｄの長さが同じになるよう
に構成されている。
成されており、長手方向がエンジン本体の気筒配列方向
に沿った略直方体状で、その両側上部が吸気流れに沿う
ように傾斜形成されるとともにエンジン本体側（奥側）
上部が接合フランジ４の配置空間を確保するとともに吸
気流れに沿うように傾斜形成されている。このサージタ
ンク部２のエンジン本体から遠い手前側の上面中央部に
スロットルボディ（図示せず）の出口部が嵌合接続され
る入口部５が突出形成されている。また、下面にはブラ
ンチパイプ３ａ〜３ｄの接続口６ａ〜６ｄが配設されて
いる。これら接続口６ａ〜６ｄは、中央部の接続口６
ｂ、６ｃが奥側に、両側の接続口６ａ、６ｄが手前側に
配設され、入口部５の周りに略等距離に位置するととも
に各ブランチパイプ３ａ〜３ｄの長さが同じになるよう
に構成されている。
【００１３】ブランチパイプ３ａ〜３ｄは、ナイロンな
どの合成樹脂を押し出し成形して製造された合成樹脂パ
イプにて構成され、図１に示すようにサージタンク部２
の下端の接続口６ａ〜６ｄからエンジン本体から離れる
ように手前側に大きく湾曲しながらサージタンク部２を
取り囲み、その上部でエンジン本体に向けて延びる所定
の形状に成形されている。
どの合成樹脂を押し出し成形して製造された合成樹脂パ
イプにて構成され、図１に示すようにサージタンク部２
の下端の接続口６ａ〜６ｄからエンジン本体から離れる
ように手前側に大きく湾曲しながらサージタンク部２を
取り囲み、その上部でエンジン本体に向けて延びる所定
の形状に成形されている。
【００１４】接合フランジ４は、鉄板の深絞り成形品に
て構成され、エンジン本体のシリンダヘッド（図示せ
ず）の一側面に接合するための接合ボルト穴７が適当に
配設されるとともに、シリンダヘッドの吸気ポートに対
向する位置にブランチパイプ３ａ〜３ｄの接続口８ａ〜
８ｄが突出成形されている。
て構成され、エンジン本体のシリンダヘッド（図示せ
ず）の一側面に接合するための接合ボルト穴７が適当に
配設されるとともに、シリンダヘッドの吸気ポートに対
向する位置にブランチパイプ３ａ〜３ｄの接続口８ａ〜
８ｄが突出成形されている。
【００１５】上記ブランチパイプ３ａ〜３ｄは、図２
（ａ）に示すように、適切かつ容易に曲げ成形できるよ
うに必要に応じて曲げ部分には蛇腹部９が形成されてい
る。また、各ブランチパイプ３ａ〜３ｄの一端にはコネ
クタ１０が装着されてサージタンク部２の接続口６ａ〜
６ｄに対して着脱自在に接合できるように構成され、各
ブランチパイプ３ａ〜３ｄの他端は接合フランジ４の接
続口８ａ〜８ｄに圧入して嵌合接合されている。なお、
図２（ａ）では接合フランジ４の接続口８ａ〜８ｄにシ
ール用のビードを１条形成したものを例示したが、図２
（ｂ）に示すように２条以上のビードを形成しても良い
ことは言うまでもない。
（ａ）に示すように、適切かつ容易に曲げ成形できるよ
うに必要に応じて曲げ部分には蛇腹部９が形成されてい
る。また、各ブランチパイプ３ａ〜３ｄの一端にはコネ
クタ１０が装着されてサージタンク部２の接続口６ａ〜
６ｄに対して着脱自在に接合できるように構成され、各
ブランチパイプ３ａ〜３ｄの他端は接合フランジ４の接
続口８ａ〜８ｄに圧入して嵌合接合されている。なお、
図２（ａ）では接合フランジ４の接続口８ａ〜８ｄにシ
ール用のビードを１条形成したものを例示したが、図２
（ｂ）に示すように２条以上のビードを形成しても良い
ことは言うまでもない。
【００１６】次に、コネクタ１０と接続口６（６ａ〜６
ｄ）の接続構成を説明すると、図２、図３に示すよう
に、コネクタ１０は一半部が接続口６の内周に嵌合し、
他半部の外周にブランチパイプ３ａ〜３ｄが圧入嵌合さ
れる接続筒部１１と、接続口６の外周に外嵌するように
配設された弾性変形可能な係合環１２とを備え、この係
合環１２は一対の連結片１２ａにて接続筒部１１の中央
部に連結されている。そして、接続口６の外周に断面三
角形状の係合突部１３が突設されるとともに、係合環１
２の内周の直径方向の２ヶ所に係合突部１３に係合可能
な一対の係止突起１４が突設され、かつ係合環１２は自
然状態では図３（ａ）に示すように係止突起１４を配設
した直径方向が短径の楕円形状となり、その長径方向を
矢印Ａの如く押圧することにより、図３（ｂ）に示すよ
うに係止突起１４の配置部が矢印Ｂの如く径方向に外方
に変位して係止突起１４と係合突部１３の係合が解除さ
れ、コネクタ１０を離脱できる状態となるように構成さ
れている。１５は接続筒部１１の一半部外周に装着され
たＯリングで、接続口６に嵌合させた状態で圧縮されて
両者をシールする。
ｄ）の接続構成を説明すると、図２、図３に示すよう
に、コネクタ１０は一半部が接続口６の内周に嵌合し、
他半部の外周にブランチパイプ３ａ〜３ｄが圧入嵌合さ
れる接続筒部１１と、接続口６の外周に外嵌するように
配設された弾性変形可能な係合環１２とを備え、この係
合環１２は一対の連結片１２ａにて接続筒部１１の中央
部に連結されている。そして、接続口６の外周に断面三
角形状の係合突部１３が突設されるとともに、係合環１
２の内周の直径方向の２ヶ所に係合突部１３に係合可能
な一対の係止突起１４が突設され、かつ係合環１２は自
然状態では図３（ａ）に示すように係止突起１４を配設
した直径方向が短径の楕円形状となり、その長径方向を
矢印Ａの如く押圧することにより、図３（ｂ）に示すよ
うに係止突起１４の配置部が矢印Ｂの如く径方向に外方
に変位して係止突起１４と係合突部１３の係合が解除さ
れ、コネクタ１０を離脱できる状態となるように構成さ
れている。１５は接続筒部１１の一半部外周に装着され
たＯリングで、接続口６に嵌合させた状態で圧縮されて
両者をシールする。
【００１７】以上の構成においては、インテークマニホ
ールド１の組み付け時には、エンジン本体のシリンダヘ
ッドの一側面に接合フランジ４を接合固定し、次にエン
ジン本体に固定支持されたスロットルボディの出口部に
サージタンク部２の入口部７を嵌合するとともに、接合
フランジ４から延出されているブランチパイプ３ａ〜３
ｄの先端のコネクタ１０をサージタンク部２下面に突出
している接続口６ａ〜６ｄにそれぞれ差し込んで嵌合す
るだけで組み付けは完了する。
ールド１の組み付け時には、エンジン本体のシリンダヘ
ッドの一側面に接合フランジ４を接合固定し、次にエン
ジン本体に固定支持されたスロットルボディの出口部に
サージタンク部２の入口部７を嵌合するとともに、接合
フランジ４から延出されているブランチパイプ３ａ〜３
ｄの先端のコネクタ１０をサージタンク部２下面に突出
している接続口６ａ〜６ｄにそれぞれ差し込んで嵌合す
るだけで組み付けは完了する。
【００１８】また、スロットルボディからサージタンク
部２に流入した吸気は、均等に各接続口６ａ〜６ｄに流
れ、大きく湾曲する長いブランチパイプ３ａ〜３ｄを通
ってシリンダヘッドの吸気ポートに向けて流れるので、
慣性吸気により高い吸気効率が得られ、中低速トルクを
向上することができる。また、サージタンク部２及びブ
ランチパイプ３ａ〜３ｄが合成樹脂製であるため放射音
を低減することができる。
部２に流入した吸気は、均等に各接続口６ａ〜６ｄに流
れ、大きく湾曲する長いブランチパイプ３ａ〜３ｄを通
ってシリンダヘッドの吸気ポートに向けて流れるので、
慣性吸気により高い吸気効率が得られ、中低速トルクを
向上することができる。また、サージタンク部２及びブ
ランチパイプ３ａ〜３ｄが合成樹脂製であるため放射音
を低減することができる。
【００１９】また、サージタンク部２とブランチパイプ
３ａ、３ｂが合成樹脂製で、接合フランジ４も鉄板の深
絞り成形品にて構成しているので軽量化を図ることがで
きる。また、サージタンク部２は単純な略直方体形状で
あるので、２ピースの金型を用いた樹脂成形にて低コス
トにて製造でき、さらにブランチパイプ３ａ〜３ｄは安
価な押し出し成形パイプを用いて曲げ成形しているので
安価であり、さらにこれらパイプの両端をそれぞれサー
ジタンク部２や接合フランジ４の接続口６ａ〜６ｄや８
ａ〜８ｄに圧入やコネクタ１０等にて嵌合接合している
ので安価に製作できる。
３ａ、３ｂが合成樹脂製で、接合フランジ４も鉄板の深
絞り成形品にて構成しているので軽量化を図ることがで
きる。また、サージタンク部２は単純な略直方体形状で
あるので、２ピースの金型を用いた樹脂成形にて低コス
トにて製造でき、さらにブランチパイプ３ａ〜３ｄは安
価な押し出し成形パイプを用いて曲げ成形しているので
安価であり、さらにこれらパイプの両端をそれぞれサー
ジタンク部２や接合フランジ４の接続口６ａ〜６ｄや８
ａ〜８ｄに圧入やコネクタ１０等にて嵌合接合している
ので安価に製作できる。
【００２０】さらに、ブランチパイプ３ａ〜３ｄをサー
ジタンク部２を取り囲むように湾曲させ、スロットルボ
ディからサージタンク部２、ブランチパイプ３ａ〜３ｄ
を経て接合フランジ４に至る吸気通路が側面視でα字状
になるようにしているので、ブランチパイプ３ａ〜３ｄ
の長さが長く確保しながら、かつ鋭く屈曲させることな
く、吸気装置をコンパクトに構成することができる。
ジタンク部２を取り囲むように湾曲させ、スロットルボ
ディからサージタンク部２、ブランチパイプ３ａ〜３ｄ
を経て接合フランジ４に至る吸気通路が側面視でα字状
になるようにしているので、ブランチパイプ３ａ〜３ｄ
の長さが長く確保しながら、かつ鋭く屈曲させることな
く、吸気装置をコンパクトに構成することができる。
【００２１】なお、上記実施形態ではブランチパイプ３
ａ〜３ｄの一端のサージタンク部２の接続口６ａ〜６ｄ
との接続にはコネクタ１０を用い、接合フランジ４の接
続口８ａ〜８ｄとは圧入によって接続したが、圧入接続
とコネクタ接続を逆にしても、両者とも圧入、又はコネ
クタ接続としても良いことは言うまでもない。また、コ
ネクタ１０としても図示のようなクイックコネクタに限
定されるものではなく、任意のコネクタを用いることが
できる。
ａ〜３ｄの一端のサージタンク部２の接続口６ａ〜６ｄ
との接続にはコネクタ１０を用い、接合フランジ４の接
続口８ａ〜８ｄとは圧入によって接続したが、圧入接続
とコネクタ接続を逆にしても、両者とも圧入、又はコネ
クタ接続としても良いことは言うまでもない。また、コ
ネクタ１０としても図示のようなクイックコネクタに限
定されるものではなく、任意のコネクタを用いることが
できる。
【００２２】
【発明の効果】本発明のインテークマニホールドによれ
ば、以上のようにサージタンク部とブランチパイプが合
成樹脂製であるので軽量化を図ることができ、またサー
ジタンク部は単純な形状にできるので樹脂成形にて少な
い金型で低コストにて製造できるとともに、ブランチパ
イプは中低速トルク向上のために長いものを用いても安
価な合成樹脂パイプを曲げて構成しているので安価で、
かつこれらパイプの両端をそれぞれサージタンクや接合
フランジの接続口に圧入やコネクタ等にて嵌合接合して
いるので安価に製作でき、またサージタンク部及びブラ
ンチパイプが合成樹脂パイプからなるので放射音を低減
することができ、さらにブランチパイプ長が長くてもサ
ージタンク部を取り囲むように湾曲させているのでコン
パクトに構成することができる。
ば、以上のようにサージタンク部とブランチパイプが合
成樹脂製であるので軽量化を図ることができ、またサー
ジタンク部は単純な形状にできるので樹脂成形にて少な
い金型で低コストにて製造できるとともに、ブランチパ
イプは中低速トルク向上のために長いものを用いても安
価な合成樹脂パイプを曲げて構成しているので安価で、
かつこれらパイプの両端をそれぞれサージタンクや接合
フランジの接続口に圧入やコネクタ等にて嵌合接合して
いるので安価に製作でき、またサージタンク部及びブラ
ンチパイプが合成樹脂パイプからなるので放射音を低減
することができ、さらにブランチパイプ長が長くてもサ
ージタンク部を取り囲むように湾曲させているのでコン
パクトに構成することができる。
【図１】本発明のインテークマニホールドの一実施形態
を示し、（ａ）は平面図、（ｂ）は正面図、（ｃ）は側
面図である。
を示し、（ａ）は平面図、（ｂ）は正面図、（ｃ）は側
面図である。
【図２】同実施形態のブランチパイプの接合フランジ及
びサージタンク部との接合部の構成を示し、（ａ）は部
分断面側面図、（ｂ）は接合フランジとの接合部の変形
例の断面図である。
びサージタンク部との接合部の構成を示し、（ａ）は部
分断面側面図、（ｂ）は接合フランジとの接合部の変形
例の断面図である。
【図３】同実施形態におけるブランチパイプとサージタ
ンク部とを接合するコネクタを示し、（ａ）は接合状態
の横断面図、（ｂ）は着脱時の状態を示す横断面図であ
る。
ンク部とを接合するコネクタを示し、（ａ）は接合状態
の横断面図、（ｂ）は着脱時の状態を示す横断面図であ
る。
【図４】従来例の鉄パイプ製のインテークマニホールド
の斜視図である。
の斜視図である。
１ インテークマニホールド ２ サージタンク部 ３ａ〜３ｄ ブランチパイプ ４ 接合フランジ ６ａ〜６ｄ 接続口 ８ａ〜８ｄ 接続口
Claims (1)
- 【請求項１】 合成樹脂製のサージタンク部と、このサ
ージタンク部から延出された複数の合成樹脂製のブラン
チパイプと、複数のブランチパイプの先端部が結合され
かつエンジンのシリンダヘッドに接合される接合フラン
ジとから成り、ブランチパイプは、合成樹脂パイプをサ
ージタンク部の下端からエンジン本体から離れる方向に
大きく湾曲しながらサージタンク部を取り囲んでその上
部でエンジン本体に向けて延びるように曲げて構成し、
このブランチパイプの一端をサージタンク部の接続口に
嵌合接合し、他端を接合フランジの接続口に嵌合接合し
たことを特徴とするインテークマニホールド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27468297A JPH11107870A (ja) | 1997-10-07 | 1997-10-07 | インテークマニホールド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27468297A JPH11107870A (ja) | 1997-10-07 | 1997-10-07 | インテークマニホールド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11107870A true JPH11107870A (ja) | 1999-04-20 |
Family
ID=17545102
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27468297A Pending JPH11107870A (ja) | 1997-10-07 | 1997-10-07 | インテークマニホールド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11107870A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6283078B1 (en) * | 1998-09-01 | 2001-09-04 | Daihatsu Motor Co. Ltd. | Inertia charge intake manifold for multi-cylinder internal combustion engine and connecting method for branch pipes of intake manifold |
| EP1069306A3 (de) * | 1999-07-15 | 2001-09-19 | FILTERWERK MANN & HUMMEL GMBH | Saugrohr für eine Brennkraftmaschine |
| JP2009074509A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-09 | Daikyo Nishikawa Kk | インテークマニホールド |
| JP2012026410A (ja) * | 2010-07-27 | 2012-02-09 | Sundance Enterprises Inc | インテークマニホールド用フランジ |
| JP2012219754A (ja) * | 2011-04-12 | 2012-11-12 | Toyota Motor Corp | 吸気マニホールド |
-
1997
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