JPH11107121A - 流体噴射式織機における緯入れ方法および緯入れ 装置 - Google Patents

流体噴射式織機における緯入れ方法および緯入れ 装置

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JPH11107121A
JPH11107121A JP27158797A JP27158797A JPH11107121A JP H11107121 A JPH11107121 A JP H11107121A JP 27158797 A JP27158797 A JP 27158797A JP 27158797 A JP27158797 A JP 27158797A JP H11107121 A JPH11107121 A JP H11107121A
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JP
Japan
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weft
roller
fluid
nozzle
main nozzle
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JP27158797A
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English (en)
Inventor
Iwao Hasegawa
巖 長谷川
Toshiyuki Kidokoro
俊幸 城所
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Micron Co Ltd
Original Assignee
Micron Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給糸体の巻径及び巻硬度等の変化による解舒
張力変動が緯入れに及ぼす影響を緩和させ、かつ緯糸の
ピーク張力を緩和する新規な緯糸送り出し装置を提供す
ること。 【解決手段】 測長ローラ4とピンチローラ6により緯
糸を挾持して常時緯糸を供給する緯糸供給部と、フィー
ドローラ10とピンチローラ12により緯糸を間歇的に
挾持してノズル17に送り出す緯糸送り出し部を備えた
織機における緯糸送り出し装置において、緯糸送り出し
部の上流に空気流により緯糸を貯留する緯糸貯留手段9
を緯糸送り出し部に対し略直角方向に設けたことを特徴
とする緯糸送り出し装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体噴射式織機の
緯入れ方法および装置に関するものであり、とくに緯糸
貯留手段を用いた緯入れ方法と装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の流体噴射式織機の緯入れにおいて
は、緯入れ時のピーク張力の制御や緯糸張力の変動の制
御等張力制御は重要な課題であり、張力変動により緯糸
切断や織布に織縞を発生するなど品質を損う問題が生じ
ていた。緯糸のピーク張力や張力変動に伴う問題を解決
するため、緯糸の到達タイミングを監視し、メインノズ
ル圧力を自動的にコントロールする方法が考案されてい
るが、緯糸の到達タイミングは緯糸の張力変動以外の要
因も含んでおり、完全にピーク張力を制御し、緯糸張力
を均一化することは困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】流体噴射式織機のよう
な高速緯入が行われる織機においては、上述の通り緯糸
の張力制御は特に重要な課題であり、正確に緯糸の張力
を制御できる緯入れ方法および装置の開発が要請されて
いる。本発明は、上記従来技術の課題を解決するもの
で、緯入れ停止時のピーク張力を減少し、かつ給糸体の
巻径の変化に起因する緯糸張力の変動が発生しない新規
な緯入れ方法および緯入れ装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め本発明は、緯糸貯留手段に貯留された緯糸をフィード
ローラによりメインノズルに供給し、流体の牽引力によ
り緯入れするローラ飛走区域と、緯糸到達点近傍で緯糸
貯留手段に貯留された緯糸を流体の牽引力によって引き
出し、緯入れする自由飛走区域と、緯糸貯留手段に貯留
された緯糸が全て引き出されたとき、測長ローラにより
直接メインノズルに供給し、流体の牽引力により緯入れ
する測長飛走区域に区分して緯入れを行い、各区域間の
緯糸飛走速度を段階的に減少するように制御したことを
特徴とする流体噴射式織機における緯入れ方法である。
【0005】本発明によれば、1ピックの緯入れ工程に
ローラ飛走区域と、自由飛走区域と、測長飛走区域を設
け、各区域間の緯糸飛走速度を段階的に減少するように
制御したので、緯入れ開始時と緯糸停止時のピーク張力
を確実に減少することができ、かつ緯入れの最後の区域
が測長飛走のため、緯糸測長をより正確に行うことがで
きる。
【0006】また、緯入れ当初にローラ飛走区域よりも
低速の初期自由飛走区域を設けると、緯入れ時に緯糸に
急激な加速が加わることを防止し、高速で緯糸が飛走す
るローラ飛走区域における緯糸切れの発生を防止でき
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、流体噴射式織機における緯入れ方法において、緯糸
貯留手段に貯留された緯糸をフィードローラによりメイ
ンノズルに供給し、流体の牽引力により緯入れするロー
ラ飛走区域と、緯糸到達点近傍で緯糸貯留手段に貯留さ
れた緯糸を流体の牽引力によって引き出し、緯入れする
自由飛走区域と、緯糸貯留手段に貯留された緯糸が全て
引き出されたとき、緯糸を測長ローラにより直接メイン
ノズルに供給し、流体の牽引力により緯入れする測長飛
走区域に区分して緯入れを行い、各区域間の緯糸飛走速
度を段階的に減少するように制御したことを特徴とする
流体噴射式織機における緯入れ方法であり、本発明によ
れば、1ピックの緯入れ工程にローラ飛走区域と、自由
飛走区域と、測長飛走区域を設け、各区域間の緯糸飛走
速度を段階的に減少するように制御したので、緯入れ開
始時と緯糸停止時のピーク張力を確実に減少することが
でき、かつ緯糸測長をより正確に行うことができる作用
を有する。
【0008】請求項2に記載の発明は、流体噴射式織機
における緯入れ方法において、緯糸貯留手段に貯留され
た緯糸をメインノズル又は前記メインノズルとブースト
ノズルからの流体の牽引力によって引き出し、緯入れす
る初期自由飛走区域と、緯糸貯留手段に貯留された緯糸
をフィードローラによりメインノズルに供給し、流体の
牽引力により緯入れするローラ飛走区域と、緯糸到達点
近傍で緯糸貯留手段に貯留された緯糸をメインノズル又
は前記メインノズルとブーストノズルからの流体の牽引
力によって引き出し、緯入れする後期自由飛走区域と、
緯糸貯留手段に貯留された緯糸が全て引き出されたと
き、緯糸を測長ローラによりメインノズルに直接供給
し、メインノズル又は前記メインノズルとブーストノズ
ルからの流体の牽引力により緯入れする測長飛走区域に
区分して緯入れを行い、緯糸飛走速度をローラ飛走区
域、前・後期自由飛走区域、測長飛走区域の順で減少す
るように制御したことを特徴とする織機における緯入れ
方法であり、請求項1に記載の発明が有する作用に加え
て、緯入れ当初にローラ飛走区域よりも低速の初期自由
飛走区域を設けることによって、緯入れ時に緯糸に急激
な加速が加わることを防止し、高速で緯糸が飛走するロ
ーラ飛走区域における緯糸切れの発生を防止できる作用
を有する。
【0009】また、メインノズルの噴射タイミング(電
磁バルブの作動タイミング)とピンチローラによる糸挾
持搬送タイミング(ソレノイドの作動タイミング)が近
過ぎると、ピンチローラにより送られる緯糸速度の方が
メインノズルで緯入れされる糸速度より早いので、メイ
ンノズルとピンチローラ間に糸の弛みが生じ、緯入れ障
害が生ずることがあり、その場合メインノズル又は前記
メインノズルとブーストノズルによる自由飛走区間を設
けて、糸を加速しその後ピンチローラにより加速した糸
を供給することにより、メインノズルから緯入れする糸
とピンチローラからメインノズルに供給される糸の速度
差を減じ、緯糸の安定した緯入れを可能とし、安定稼働
させることができる作用を有する。
【0010】請求項3に記載の発明は、自由飛走区域お
よび測長飛走区域の緯入れを一時的に昇圧されたメイン
ノズルからの流体の牽引力によって行うことを特徴とす
る流体噴射式織機における緯入れ方法であり、請求項2
記載の発明が有する作用に加えて、従来のメインノズル
の制御弁に昇圧用の制御弁を設けるという簡単な手段に
より請求項2記載の発明と同様の空気を供給できる作用
を奏する。
【0011】請求項4に記載の発明は、測長ローラとピ
ンチローラにより常時緯糸を供給する緯糸供給部と、フ
ィードローラとピンチローラにより緯糸を挾持してノズ
ルに送り出す緯糸送り出し部を備えた流体噴射式織機に
おいて、緯糸送り出し部の上流に空気流により緯糸を貯
留する緯糸貯留手段を緯糸送り出し部に対し略直角方向
に設け、緯糸貯留手段に貯留された緯糸をフィードロー
ラによりノズルに供給し、流体の牽引力により緯入れす
るローラ飛走区域と、緯糸貯留手段に貯留された緯糸を
流体の牽引力によって引き出し、緯入れする自由飛走区
域と、緯糸貯留手段に貯留された緯糸が全て引き出され
たとき、緯糸を測長ローラによりメインノズルに直接供
給し、流体の牽引力により緯入れする測長飛走区域に区
分して緯入れすることを特徴とする流体噴射式織機にお
ける緯入れ装置であり、緯糸は測長ローラとピンチロー
ラにより連続して挾持牽引されて供給されるので、緯糸
供給部から供給される緯糸には給糸体から引き出される
際に、巻き径、及び巻き堅さの変化による解舒抵抗の変
動により生ずる張力変化は除去され、さらに、緯糸貯留
手段とフィードローラ、ピンチローラによる断続的牽引
手段を用いることにより、緯入れ中の緯糸の飛走速度を
緯入れ時から緯糸到達点まで順次減少させ、最終の緯糸
飛走は緯糸供給部から直接供給される緯糸により行うの
で、緯糸測長を正確に行うことができ、緯糸停止時のピ
ーク張力も減少することができる作用を有する。
【0012】請求項5に記載の発明は、緯糸送り出し部
は、ソレノイドにより交互に作動するピンチローラとグ
リッパー手段を備え、ソレノイドの不作動時にピンチロ
ーラとグリッパー手段をそれぞれ不作動位置に支持する
支持手段を設けたことを特徴とする流体噴射式織機にお
ける緯入れ装置であり、請求項4に記載の発明が有する
作用に加えて、ローラ飛走区域、自由飛走区域、および
測長飛走区域の切換制御をより正確に行え、メインノズ
ルへの緯糸送り出しを一層正確に制御することができる
作用を有する。
【0013】請求項6に記載の発明は、緯糸貯留手段
は、緯糸送り出し部側に開口部を備えた緯糸貯留管と、
貯留管内に空気を噴射する空気噴射ノズルと、貯留管内
に貯留された緯糸が全て引き出される直前位置で緯糸を
検出するセンサーから構成されたことを特徴とする流体
噴射式織機における緯入れ装置であり、請求項4記載の
発明が有する作用に加えて、簡単な構成により緯糸を貯
留でき、かつローラ飛走区域および自由飛走区域に緯糸
を供給する作用を有する。
【0014】請求項7に記載の発明は、緯糸貯留手段
は、緯糸送り出し部側の端面に緯糸吸引パイプと緯糸引
出し口を備えた緯糸貯留管と、貯留管の一端より空気を
吸引する吸引手段と、貯留管内に貯留された緯糸が全く
引き出される直前位置で緯糸を検出するセンサーから構
成されたことを特徴とする流体噴射式織機における緯入
れ装置であり、請求項6に記載の発明が有する作用に加
えて、貯留管内部の緯糸を吸引する負圧の制御が容易で
あり、貯留管内における緯糸の貯留および緯糸の張力を
容易に制御できる作用を有する。
【0015】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図4を参照して説明する。図1は本発明の緯糸供給お
よび送り出し装置の平面図、図2は緯糸送り出し装置の
側面図、図3,図4は本発明における緯糸飛走グラフで
ある。図1において、1は給糸体、2はヤーンガイド、
3はテンサー、4は測長ローラ、5は測長ローラ駆動用
インバーターモータ、6は測長ローラ5に接離可能に設
けられたピンチローラである。8は緯糸貯留管9に対し
て空気を噴射する空気噴射ノズル、8aは貯留管9内に
設けられたヤーンガイド、9aは貯留管9のノズル17
側の長手方向に設けられた開口部である。7は貯留管9
の開口部9a方向に対して略直角方向に緯糸Yを案内す
るヤーンガイドで、ヤーンガイド7の下流にはフィード
ローラ10、フィードローラ10に接離可能に設けられ
たピンチローラ12が設けられている。21は貯留管内
に貯留された緯糸が全て引き出される直前位置に設け緯
糸を検知するセンサーである。11はフィードローラ駆
動用モータ、13はグリッパーレバーでその一端にはピ
ンチローラ12が他端にはグリッパーディスク15が取
着されている。14はロータリーソレノイド、14aは
ソレノイドシャフト、15aはピボット、16はグリッ
パーベース、17はメインノズルである。18は下端が
ソレノイドシャフト14aに固設されたニュートラルシ
ャフトで、その上端部は一端がブラケット20の受面に
固定され、他端がニュートラルシャフト18に係着され
た2個のスプリング19により両側より挾持支持され、
ロータリーソレノイドの不作動時には、ソレノイドシャ
フト14aはニュートラル位置に維持される。22はブ
ーストノズルである。
【0016】図1において、給糸体1からヤーンガイド
2、テンサー3を介して供給される緯糸Yは、測長ロー
ラ4及びピンチローラ6により貯留管9の端部に設けら
れたノズル8に供給される。この時緯糸は貯留管9に噴
射する空気流により貯留管の先端方向に飛走され、先端
は貯留管9の長手方向でノズル17側に設けられた気送
管開口部9aよりヤーンガイド7側に供給される。次
に、緯糸Yはヤーンガイド7を介してフィードローラ1
0とピンチローラ12間に供給され、最後にメインノズ
ル17から緯入れされる。
【0017】次に、図2に示す緯糸送り出し装置の動作
について説明する。ニュートラルシャフト18は常時2
個のスプリング19により両側から挾着支持され、ロー
タリーソレノイド14の非通電時には、図2(c)に示
すように、中立位置に支持され、ソレノイドシャフト1
4aも中立位置を維持しているが、ロータリーソレノイ
ド14に正の電圧V1 が印加されると、ソレノイドシャ
フト14aが回動し図2(a)に示すように、ピンチロ
ーラ12はフィードローラ10に圧接し、緯糸を挾持し
ノズル17に供給する。一方、負の電圧V2 が印加され
ると、図2(b)に示すように、グリッパーディスク1
5はグリッパーベース16へ圧接し、両者間で緯糸を把
持する。図2(c)に示す状態は、ピンチローラ12、
フィードローラ10間、及びグリッパーディスク15、
グリッパーベース16間は各々離間しており、緯糸は緯
糸送り出し装置の作用を受けず直接メインノズル17に
供給される。
【0018】以下、本発明の緯糸供給および送り出し装
置における緯糸の動作を説明する。まず、図示しない準
備ボタンを押すと、測長ローラ4及びフィードローラ1
0が回転する。次に、運転ボタンを押すと織機が稼働
し、ピンチローラ6が測長ローラ4に圧接し、緯糸Yは
ノズル8側に連続して供給され、ノズル8から噴射する
空気により貯留管9に供給され、ノズル8から噴射され
ている空気流により貯留管9の先端方向に飛走し、図1
においてY′で示すように、貯留管の開口部9aよりル
ープを描きながらヤーンガイド7へ送られる。次に、ロ
ータリーソレノイド14に正の電圧が負荷されると、図
2(a)に示すように、グリッパーディスク15がグリ
ッパーベース16から離間し、ピンチローラ12がフィ
ードローラ10に圧接し、緯糸はフィードローラ10と
ピンチローラ12により挾持牽引され、メインノズル1
7に供給され、空気流により緯入れされる。緯糸が緯入
れの到達点近傍に達すると、図1に示す貯留管9内でル
ープを描き貯留されていた緯糸Y′の略全部が緯入れさ
れ、貯留管9内の緯糸はY″に示すように弛みがなくな
るが、緯糸がY″の状態になる直前位置でセンサー21
により緯糸が検出され、検出信号により、ロータリーソ
レノイド14への通電を切り、ピンチローラ12は図2
(c)に示すように、フィードローラ10に対して離間
し、糸の挾持牽引動作を停止する。一方、グリッパーデ
ィスク15も、グリッパーベース16から離間している
ので、緯糸はメインノズル、補助ノズルからの空気流に
よって引き出されて緯入れし、自由飛走を行う。次に、
Y″に示すように弛みがなくなると緯糸は直接測長ロー
ラ4からメインノズル17に供給され、メインノズル、
補助ノズルからの空気流により緯入れし、測長ローラ4
の周速で測長飛走を行い、緯糸が到達点に達すると、ロ
ータリーソレノイド14に負の電圧が負荷され、グリッ
パーディスク15は図2(b)に示す位置へ移動し、グ
リッパーディスク15とグリッパーベース16間で緯糸
を把持し、緯糸1ピック分の飛走を終了する。
【0019】次に、本発明の緯糸供給および送り出し装
置の他の実施の形態について説明する。図5は本発明の
他の実施の形態の緯糸供給および送り出し装置を示す平
面図である。図において、23はテンサー3から供給さ
れる緯糸を緯糸貯留管24に吸引供給する緯糸吸引パイ
プ、25は貯留管24の前端でヤーンガイド7の緯糸供
給線上に垂直な端面部に設けた緯糸引出し口、26は貯
留管24とブロワー27を連絡する吸引ダクト、28は
貯留管24の前方端に近接して設けた緯糸通過センサ
ー、29は貯留管24の前方端面に設けた開口部であ
る。その他第1実施の形態と同一構成については、同一
符号を付しその説明は省略する。
【0020】上記した本発明実施の形態による緯糸供給
および送り出し装置における緯糸の動作について説明す
る。まず、図示しない準備ボタンを押すと、測長ローラ
4及びフィードローラ10が回転する。この動作と同期
してブロワー27が作動し、吸引パイプ26を介して貯
留管24内を負圧とし、緯糸吸引パイプ23から空気が
吸引される。
【0021】次に、運転ボタンを押すと織機が稼働し、
ピンチローラ6が測長ローラ4に圧接し、緯糸Yは緯糸
吸引パイプ23から吸引される空気流により、貯留管2
4内に貯留され、空気流により貯留管24の先端方向に
飛走し、図5においてY′で示すように、貯留管24内
でループを描きながら緯糸引出し口25からヤーンガイ
ド7へ送られる。次に、図2(a)に示すように、ロー
タリーソレノイド14に正の電圧が負荷され、ピンチロ
ーラ12がフィードローラ10に圧接すると、緯糸はフ
ィードローラ10とピンチローラ12により挾持牽引さ
れ、メインノズル17に供給され、空気流により緯入れ
される。緯糸が緯入れの到達点に達する近傍において、
貯留管24内の緯糸は図5の緯糸ループで示されるよう
に、緯糸Y′が緯糸Y″の如く弛みがなくなる状態にな
るが、Y″の状態になる直前で、緯糸通過センサー28
が緯糸を検出し、ソレノイド14を作動し、ソレノイド
シャフト14aは中立位置となり、図2(c)に示すよ
うに、ピンチローラ12をフィードローラ10から離間
し、糸の挾持牽引動作を停止し、緯糸はメインノズル、
補助ノズルからの空気流によって引き出され、ノズルに
より自由飛走する。次に、糸の弛みY″がなくなると、
緯糸は測長ローラ4から直接メインノズルに供給され、
測長ローラ4の周速で測長飛走を行い、緯入れの到達点
に達すると、ソレノイドが作動し、グリッパーディスク
15は図2(b)に示す位置に移動し、グリッパーディ
スク15とグリッパーベース16間で糸を挾持し、緯糸
の1ピック分の飛走を終了する。
【0022】次に、上記各実施の形態における3段階の
緯糸制御方式による緯入れ動作を図3,図4の緯糸飛走
グラフを用いて説明する。測長ローラ4の周速は、「織
機回転数×織幅(残糸長含む)」m/分で表わされる如
く、織機1回転の時間内に織幅分を連続して搬送し、そ
の時の緯糸速度は図4の緯糸飛走グラフの一点鎖線で表
わされる。一方、フィードローラ10の周速は「測長ロ
ーラ周速×360/θ′2 −θ1 」m/分で表わされ
る。まず、ロータリーソレノイド14に、図3のθ1
らθ2 までの間V1 の電圧が印加され、ピンチローラ1
2はフィードローラ10へ圧接し、緯糸は距離L1 分搬
送され、メインノズル、補助ノズルにより緯入れされ
る。この時、フィードローラ10の周速はモータ11の
回転数をコントロールすることにより制御され、更に、
θ 1 〜θ2 の回転角は織機主軸に設けられた角度センサ
ーの出力をコントローラへ入力され、各々の角度に応じ
て、ロータリーソレノイド14への印加電圧を出力さ
せ、ピンチローラ12をフィードローラ10へ圧接す
る。図4の緯糸飛走グラフに示されているように、θ4
からθ1 までの間、フィードローラ10側ピンチローラ
12はフィードローラ10に対し離間しており、一方こ
の間も測長ローラ4とピンチローラ6は緯糸Yを送り込
んでいるので、ノズル8の空気噴射により貯留管9の開
口部9aよりループを描き、緯糸は図1のY′に示すよ
うに弛み状態となって貯留される。次に、緯糸がB点に
近ずき、貯留管内の糸の弛みがなくなり、緯糸がY″の
状態になる直前にセンサー21が緯糸を検出すると、ロ
ータリーソレノイド14への通電を停止する。
【0023】図3のθ2 からθ3 までの間では、ロータ
リーソレノイド14への印加電圧は0となり、ピンチロ
ーラ12は図2(c)に示すようにフィードローラ10
に対して離間位置に移動し、緯糸のローラによる搬送は
中断される。同時に、グリッパーディスク15とグリッ
パーベース16も離間した状態となり、この間緯糸はメ
インノズルと補助ノズルによる空気流により牽引される
自由飛走状態となり、貯留管内でわずかにループを描い
ていた緯糸Yは、Y″で示すように弛みが無い状態とな
るまで供給される。
【0024】次に、図3のθ3 からθ4 までの間では、
θ2 〜θ3 間と同様にロータリーソレノイド11への印
加電圧は0で、フィードローラ10とピンチローラ12
およびグリッパーディスク15とグリッパーベース16
は共に離間した状態で、貯留管9内には緯糸の弛み部
Y′が無いので、緯糸は測長ローラ4とピンチローラ6
より直接ヤーンガイド8aを介してメインノズル17に
供給され、メインノズル、補助ノズルによる空気流によ
り緯入れされる。測長ローラ駆動用モータ5の回転数を
制御することにより、点C〜点D間の測長飛走線が得ら
れる。次に、θ4からθ1 までの間では、図3に示すよ
うに、緯糸到達距離L3 すなわち点Dにおいて緯糸の飛
走を止めるため、ロータリーソレノイド14に負の電圧
2 が印加され、図2(b)に示すように、グリッパー
ディスク15はグリッパーベース16側に押圧され、グ
リッパーディスク15とグリッパーベース16間で緯糸
は把持される。
【0025】次に、緯入れ時に緯糸に急激な加速が加わ
るのを防止する場合において適用される4段階の緯糸制
御方式による緯入れ動作を、図6の緯糸飛走グラフを用
いて説明する。まず、図6のθ1 からθ2 までの間、ロ
ータリーソレノイド14には電圧が印加されず、したが
ってフィードローラ10による緯糸の搬送は行われず、
メインノズル17又はナインノズル17とブーストノズ
ル22の噴射空気により貯留管から引き出されて緯入り
され初期の自由飛走を行う。
【0026】次に、図6のθ2 からθ3 までの間、ブー
ストノズル30の作動は停止し、ロータリーソレノイド
12にV1 の電圧が印加され、ピンチローラ12はフィ
ードローラ10へ圧接し、緯糸はフィードローラ10に
よりメインノズル17に供給され、メインノズルにより
姿勢制御されローラ飛走を行い、初期の自由飛走と併せ
て距離L1 の長さ分緯入れされる。
【0027】次に、図6のθ3 からθ4 までの間、ロー
タリーソレノイド14への印加電圧は0となり、ピンチ
ローラ12は図2(c)に示すように、フィードローラ
10に対して離間位置に移動し、グリッパーディスク1
5もグリッパーベース16も離間した中立位置となり、
この動作と同期してブーストノズル22が再作動し、緯
糸はメインノズル17と補助ノズル、又は前記両ノズル
とブーストノズル22により牽引緯入れされる自由飛走
状態となり、この自由飛走では緯糸貯留管24の緯糸Y
は、Y″で示すように弛みが無い状態となる。
【0028】次に、図6のθ4 からθ5 までの間では、
θ3 〜θ4 間と同様にロータリーソレノイド11への印
加電圧は0で、フィードローラ10とピンチローラ12
による緯糸の搬送は中断され、一方、グリッパーディス
ク15とグリッパーベース16も離間した状態で、前記
θ3 〜θ4 間と同じ状態であるが、緯糸貯留管24内に
は緯糸の弛み部が無いY″の状態であるので、緯糸は測
長ローラ4とピンチローラ6により直接ヤーンガイド7
を介してメインノズル17に供給され、メインノズル1
7,補助ノズル、又は前記両ノズルとブーストノズル2
2により緯入れされ測長飛走を行う。測長ローラ駆動用
モータ5の回転数を制御することにより、点D〜点E間
の測長飛走線が得られる。
【0029】次に、θ5 からθ1 までの間は、図6に示
すように緯糸到達距離L3 すなわち点Eにおいて緯糸の
飛走を停止するため、ロータリーソレノイド14に負の
電圧V2 が印加されると、図2(b)に示すように、グ
リッパーディスク15はグリッパーベース16側に押圧
され、グリッパーディスク15とグリッパーベース16
間で緯糸は把持され、緯糸の供給は停止される。
【0030】メインノズルの噴射タイミング(電磁バル
ブの作動タイミング)とピンチローラによる糸挾持搬送
タイミング(ロータリーソレノイドの作動タイミング)
が近過ぎると、ピンチローラにより送られる緯糸速度の
方がメインノズルで送られる糸速度より早いので、メイ
ンノズルとピンチローラ間に糸の弛みを生じ緯入れ不安
定となることがあり、その場合メインノズルによる自由
飛走区間を設けて糸を加速しその後ピンチローラにより
糸を搬送することにより、メインノズルから送られる糸
とピンチローラにより送られる糸の速度差を減じ、安定
稼働させることができる。
【0031】なお、上記の4段階制御方式では、自由飛
走領域において、メインノズルからの噴射流体に加えて
ブーストノズルからの補助流体により緯入れを行った
が、自由飛走領域において、次に説明するメインノズル
の流体圧を一時高くすることによっても同様の作用を行
うことができる。図7はメインノズルの流体圧を一時的
に高くする制御手段の一例を示し、図において、メイン
ノズルおよびサブノズルはそれぞれ電磁弁A、電磁弁
B,B′の作動により、エアタンクからの空気を噴射す
る。本実施例においては、サブノズル側の空気圧がメイ
ンノズル側の流体圧に比べ20%〜30%高い圧力に設
定されており、メインノズルに電磁弁Cを付設すること
により、自由飛走領域において、メインノズルの空気圧
を高くする場合に、電磁弁Aを閉じ、電磁弁Cを作動さ
せることにより、圧力の高い空気をメインノズルに供給
することができる。
【0032】
【発明の効果】従来のドラム式緯糸フィーダでは給糸体
から緯糸が引き出される時、巻径の変化に伴なって発生
する張力変化により織布に織縞が発生する欠点があった
が、本発明では、給糸体より測長ローラとピンチローラ
により連続して緯糸を挾持牽引し、貯留装置に貯留して
供給するので、搬送後の糸には給糸体から引き出される
張力変化は除去される。
【0033】また、緯入れ中の緯糸の飛走速度を到達点
近傍直前より順次減じて、最終飛走において測長ローラ
から緯糸を引き出す測長飛走状態にて緯入れを行うの
で、緯糸停止時のピーク張力を減少することができ、さ
らに緯糸測長を正確に行うことができ、糸切れの発生を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の緯糸供給および送り出し装置の平面図
である。
【図2】本発明の緯糸送り出し装置の側面図である。
【図3】本発明の緯糸飛走グラフである。
【図4】本発明の緯糸飛走グラフである。
【図5】本発明の他の緯糸供給および送り出し装置の平
面図である。
【図6】本発明の他の緯糸飛走グラフである。
【図7】本発明のノズルの空気流制御装置のブロック図
である。
【符号の説明】
1 給糸体 2 ヤーンガイド 3 テンサー 4 測長ローラ 5 測長ローラ駆動用モータ 6 ピンチローラ(測長用) 7 ヤーンガイド 8 流体噴射ノズル 8a ヤーンガイド 9 緯糸貯留管 9a 開口部 10 フィードローラ 11 フィードローラ駆動用モータ 12 ピンチローラ 13 グリッパーレバー 14 ロータリーソレノイド 14a ソレノイドシャフト 15 グリッパーディスク 15a ピボット 16 グリッパーベース 17 メインノズル 18 ニュートラルシャフト 19 スプリング 20 ブラケット 21 センサー 22 エアーブーストノズル 23 緯糸吸引パイプ 24 緯糸貯留管 25 緯糸引き出し口 26 吸引ダクト 27 ブロワー 28 センサー 29 開口部 Y,Y′,Y″ 緯糸

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体噴射式織機の緯入れ方法において、
    緯糸貯留手段に貯留された緯糸をフィードローラにより
    メインノズルに供給し、流体の牽引力により緯入れする
    ローラ飛走区域と、緯糸到達点近傍で緯糸貯留手段に貯
    留された緯糸を流体の牽引力によって引き出し、緯入れ
    する自由飛走区域と、緯糸貯留手段に貯留された緯糸が
    全て引き出されたとき、緯糸を測長ローラにより直接メ
    インノズルに供給し、流体の牽引力により緯入れする測
    長飛走区域に区分して緯入れを行い、各区域間の緯糸飛
    走速度を段階的に減少するように制御したことを特徴と
    する流体噴射式織機における緯入れ方法。
  2. 【請求項2】 流体噴射式織機の緯入れ方法において、
    緯糸貯留手段に貯留された緯糸をメインノズル又は前記
    メインノズルとブーストノズルからの流体の牽引力によ
    って引き出し、緯入れする初期自由飛走区域と、緯糸貯
    留手段に貯留された緯糸をフィードローラによりメイン
    ノズルに供給し、流体の牽引力により緯入れするローラ
    飛走区域と、緯糸到達点近傍で緯糸貯留手段に貯留され
    た緯糸をメインノズル又は前記メインノズルとブースト
    ノズルからの流体の牽引力によって引き出し、緯入れす
    る後期自由飛走区域と、緯糸貯留手段に貯留された緯糸
    が全て引き出されたとき、緯糸を測長ローラによりメイ
    ンノズルに直接供給し、メインノズル又は前記メインノ
    ズルとブーストノズルからの流体の牽引力により緯入れ
    する測長飛走区域に区分して緯入れを行い、緯糸飛走速
    度をローラ飛走区域、前・後期自由飛走区域、測長飛走
    区域の順で減少するように制御したことを特徴とする流
    体噴射式織機における緯入れ方法。
  3. 【請求項3】 自由飛走区域および測長飛走区域の緯入
    れを一時的に昇圧されたメインノズルからの流体の牽引
    力によって行うことを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載の流体噴射式織機における緯糸送り出し方法。
  4. 【請求項4】 測長ローラとピンチローラにより常時緯
    糸を供給する緯糸供給部と、フィードローラとピンチロ
    ーラにより緯糸を挾持してノズルに送り出す緯糸送り出
    し部を備えた流体噴射式織機において、緯糸送り出し部
    の上流に空気流により緯糸を貯留する緯糸貯留手段を緯
    糸送り出し部に対し略直角方向に設け、緯糸貯留手段に
    貯留された緯糸をフィードローラによりノズルに供給
    し、流体の牽引力により緯入れするローラ飛走区域と、
    緯糸貯留手段に貯留された緯糸を流体の牽引力のみによ
    って引き出し、緯入れする自由飛走区域と、緯糸貯留手
    段に貯留された緯糸が全て引き出されたとき、緯糸を測
    長ローラによりメインノズルに直接供給し、流体の牽引
    力により緯入れする測長飛走区域に区分して緯入れする
    ことを特徴とする流体噴射式織機における緯入れ装置。
  5. 【請求項5】 緯糸送り出し部は、ソレノイドにより交
    互に作動するピンチローラとグリッパー手段を備え、ソ
    レノイドの不作動時にピンチローラとグリッパー手段を
    それぞれ不作動位置に支持する支持手段を設けたことを
    特徴とする請求項4記載の流体噴射式織機における緯入
    れ装置。
  6. 【請求項6】 緯糸貯留手段は、緯糸送り出し部側に開
    口部を備えた緯糸貯留管と、貯留管内に空気を噴射する
    空気噴射ノズルと、貯留管内に貯留された緯糸が全て引
    き出される直前位置で緯糸を検出するセンサーから構成
    されたことを特徴とする請求項4記載の流体噴射式織機
    における緯入れ装置。
  7. 【請求項7】 緯糸貯留手段は、緯糸送り出し部側の端
    面に緯糸吸引パイプと緯糸引出し口を備えた緯糸貯留管
    と、貯留管の一端より空気を吸引する吸引手段と、貯留
    管内に貯留された緯糸が全て引き出される直前位置で緯
    糸を検出するセンサーを設けたことを特徴とする請求項
    4記載の流体噴射式織機における緯入れ装置。
JP27158797A 1997-10-03 1997-10-03 流体噴射式織機における緯入れ方法および緯入れ 装置 Withdrawn JPH11107121A (ja)

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