JPH11105827A - 穀粒等の自動袋詰め装置 - Google Patents

穀粒等の自動袋詰め装置

Info

Publication number
JPH11105827A
JPH11105827A JP28600597A JP28600597A JPH11105827A JP H11105827 A JPH11105827 A JP H11105827A JP 28600597 A JP28600597 A JP 28600597A JP 28600597 A JP28600597 A JP 28600597A JP H11105827 A JPH11105827 A JP H11105827A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
suction cup
mouth
suction
grains
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP28600597A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3883147B2 (ja
Inventor
Kenzo Kawashima
謙蔵 川島
Toshiyuki Abe
敏行 阿部
Hideaki Arakawa
秀明 荒川
Seizo Kawashima
誠蔵 川島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tiger Kawashima Co Ltd
Original Assignee
Tiger Kawashima Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tiger Kawashima Co Ltd filed Critical Tiger Kawashima Co Ltd
Priority to JP28600597A priority Critical patent/JP3883147B2/ja
Publication of JPH11105827A publication Critical patent/JPH11105827A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3883147B2 publication Critical patent/JP3883147B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 計量された穀粒等の粉粒体を開口把持された
袋内に確実に充填することができる穀粒等の自動袋詰め
装置を提供する。 【解決手段】 袋取出し機構によって充填部に供給され
た袋に対して袋開口機構4を作動させて袋口部を吸着し
て開口させる第1吸盤群41(41a、41b)および
第2吸盤群42(42a、42b)の真空経路に、第1
バルブと第2バルブを配設して、第1および第2の吸盤
群の吸引作用を個別に作動させうるようにして、両バル
ブの作動により第1吸盤群41および第2吸盤群42の
吸引作用で袋を開口し、その後、袋把持機構5による袋
の把持終了時に、第2バルブをOFFして第1吸盤群4
1の吸引作用を停止させ、他方の第2吸盤群42は第1
バルブにより穀粒の充填終了時まで袋口部の中央部分の
吸引状態を維持させて、穀粒充填時に穀粒が袋の外部に
こぼれることを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計量された穀粒等
の粉粒体を、口部が開口されかつ把持された袋に自動的
に充填する自動袋詰め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フレームの上部に計量器を備えた充填機
を配置し、充填機の下部に補助シュートを開閉自在に設
けるとともに、補助シュートに関連して袋の開口手段や
把持手段を配設して、多数の袋を積載した袋積載部から
袋を一枚づつ取り出して粉粒体の充填部に供給し、そし
て充填部において袋を把持するとともに袋を開口した状
態に保持し、計量器により計量された粉粒体を袋に充填
するようにした粉粒体の自動袋詰め装置は、従来から種
々の装置が知られている。
【0003】従来の自動袋詰め装置においては、穀粒等
の粉粒体の充填部に、袋の口部を開口する袋開口機構、
袋の口部両端を把持する袋把持機構、および計量された
粉粒体を開口された袋にガイドするために投入ホッパー
の下方に開閉可能に設けられた一対の補助シュートを備
え、充填部に供給された袋を、袋把持機構により袋口部
の両端部を把持するとともに袋開口機構によってその袋
の口部を開口し、そして一対の補助シュートの回動によ
り開口された袋の口部をさらに拡張させ、その後に、袋
をその底部を支持することなく宙吊りの状態に保持し
て、計量された粉粒体を補助シュートを介して充填する
ようにしている。そして、袋開口機構の開口用吸盤は、
その吸引作用によって袋の口部を開口した後に、一対の
補助シュートが袋内に回動すると、開口用吸盤の吸引作
用を停止させ、袋把持機構により袋口部の両端部を把持
した状態で、粉粒体の充填が行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、粉粒体の充
填には、種々の袋が使用されており、例えば、結び紐を
有する袋では、その口部の近傍に結び紐に沿って折り目
が付されており、また底部には折り返し部を有するもの
があり、この種の袋を用いて穀粒等の充填を行なう場合
に、袋口部が折り目に沿って内側に折れやすい性向を有
するために、従来の自動袋詰め装置の袋開口機構では、
袋口部の開口を確実に行なうことが難しく、さらに補助
シュートの回動によりその補助シュートの一部が一旦開
口された袋口部の上縁部に接触してその部分を押圧し
て、穀粒等のガイドとなる補助シュートと袋の開口部と
の間に隙間が生じて穀粒等を袋の外へこぼしてしまうと
いう事態が生じていた。
【0005】さらに、袋は、その底部の折り返し部を充
分に広げうるように、宙吊りの状態に保持されて、穀粒
等が充填され、しかも袋把持機構のグリッパ等によって
袋の口部両端部で把持されているために、穀粒等の充填
が進むにつれて、袋に充填された穀粒等の重量が加わ
り、袋の重量が増大するにつれて、袋口部の上縁部の中
央部分はその重量により下方に引き下げられることとな
り、その結果、下方に引き下げられた袋口部の上縁部の
中央部分と補助シュートの下端との間に隙間が発生し、
この隙間から穀粒等が外にこぼれてしまう事態もまた生
じていた。
【0006】さらにまた、充填開始から所定時間後に袋
底受け板を上昇させ、穀粒等の充填された袋の重量を受
けるように袋の底部を支持するようにした場合において
も、袋口部の上縁部の中央部は変形しやすく、袋口部の
上縁部の中央部分と補助シュートの下端との間に隙間が
発生し、この隙間から充填中の穀粒等が外にこぼれてし
まう事態が生じていた。
【0007】しかしながら、従来の自動袋詰め装置にお
いては、前述のような事態を適確に防止する手段は採用
されておらず、充填中の穀粒等をこぼすことなく袋詰め
を確実に行なうことができない場合が多々あった。
【0008】そこで、本発明は、従来の自動袋詰め装置
における問題点に鑑みてなされたものであって、計量さ
れた穀粒等を開口把持された袋内に確実に充填すること
ができる穀粒等の自動袋詰め装置を提供することを目的
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の穀粒等の自動袋詰め装置は、複数枚の袋を
積載する袋載せ台から袋を取り出して穀粒等の充填部へ
袋を供給するために前記袋載せ台の上方に配設された袋
取出し機構と、前記充填部において前記袋取出し機構に
より供給される袋を受け取り袋の口部を開口するための
袋開口機構と、該袋開口機構によって開口された袋の両
端部を把持するために前記袋開口機構に並列して配置さ
れた袋把持機構と、開口された袋へ穀粒等を充填するた
めの投入ホッパーおよび該投入ホッパーの下方で開閉可
能に設けられた一対の補助シュートと、穀粒等の袋詰め
が終了した袋を排出するための袋排出機構とを備えた穀
粒等の自動袋詰め装置において、前記袋開口機構は、袋
取出し機構によって供給される袋の口部の両面をそれぞ
れ真空吸着し相対向して接離動可能に設けられた少なく
とも2対の第1吸盤と、該第1吸盤の吸着部位よりも口
部に近い部位の両面をそれぞれ真空吸着し相対向して接
離動可能に設けられた第2吸盤とを有し、前記第1吸盤
および第2吸盤のそれぞれの離間移動により袋の口部を
開口するように構成され、前記吸盤の真空経路に、前記
第1吸盤と前記第2吸盤をオン・オフする第1バルブ
と、前記第1吸盤のみをオン・オフする第2バルブを配
設したことを特徴とする。
【0010】さらに、本発明の穀粒等の自動袋詰め装置
は、複数枚の袋を積載する袋載せ台から袋を取り出して
穀粒等の充填部へ袋を供給するために前記袋載せ台の上
方に配設された袋取出し機構と、前記充填部において前
記袋取出し機構により供給される袋を受け取り袋の口部
を開口するための袋開口機構と、該袋開口機構によって
開口された袋の両端部を把持するために前記袋開口機構
に並列して配置された袋把持機構と、開口された袋へ穀
粒等を充填するための投入ホッパーおよび該投入ホッパ
ーの下方で開閉可能に設けられた一対の補助シュート
と、穀粒等の袋詰めが終了した袋を排出するための袋排
出機構とを備えた穀粒等の自動袋詰め装置において、前
記袋開口機構は、袋取出し機構によって供給される袋の
口部の一面を真空吸着する少なくとも2個の第1固定吸
盤と前記袋の口部の一面において前記第1固定吸盤の吸
着部位よりも口部に近い部位を真空吸着する第2固定吸
盤と、シリンダ手段によって前記第1および第2の固定
吸盤に対して接離移動しうるように設けられて、前記袋
の口部近傍の第1および第2固定吸盤の吸着部位に対応
する他面の部位をそれぞれ真空吸着する少なくとも2個
の第1可動吸盤と第2可動吸盤とを有し、前記第1およ
び第2の固定吸盤に対する前記第1および第2の可動吸
盤の離間移動により袋の口部を開口するように構成さ
れ、前記吸盤の真空経路に、前記第1固定吸盤および第
1可動吸盤からなる第1吸盤群と前記第2固定吸盤およ
び第2可動吸盤からなる第2吸盤群をオン・オフする第
1バルブと、前記第1吸盤群のみをオン・オフする第2
バルブを配設したことを特徴とする。
【0011】そして、本発明の穀粒等の自動袋詰め装置
においては、袋取出し機構によって穀粒等の充填部に供
給される袋に対して、吸盤の真空経路の第1バルブおよ
び第2バルブをオンの状態として第1吸盤群および第2
吸盤群の吸引を作動させて前記袋の口部を開口させ、そ
して、一対の補助シュートの前記袋の開口した口部内へ
の回動および袋把持機構による前記袋の両端部の把持の
後に、前記第2バルブをオフの状態として第1吸盤群の
吸引作用を停止させ、前記第2吸盤群の吸引作用のみを
継続させて、穀粒等の充填を行なうことが好ましい。
【0012】また、本発明の穀粒等の自動袋詰め装置に
おいては、袋把持機構は、袋開口機構によって開口され
た袋の口部近傍の両端部を把持するように前記袋開口機
構の両側外方に並設され、前記袋の口部近傍の両端部に
対応して配置された2個の固定グリッパと、シリンダ手
段によって前記固定グリッパに対し接離移動しうるよう
に設けられた2個の可動グリッパとを有し、前記可動グ
リッパを前記固定グリッパに対して接近移動させること
によって袋の口部近傍の両端部を把持するように構成さ
れ、一対の補助シュートは、回転シリンダにより開閉駆
動され、開放駆動されるときに前記袋開口機構によって
開口された袋の口部に進入して袋の口部を拡張させかつ
計量された穀粒等を投入ホッパーとともに案内して袋へ
の充填を確実に行なわせるように構成され、さらに、前
記充填部の下方に配設された袋底受け板は、袋底上げシ
リンダ手段により上下動可能に設けられ、その上昇位置
で穀粒等の充填時に袋の底部を支持するように構成され
ていることが好ましい。
【0013】
【作用】本発明の穀粒等の自動袋詰め装置によれば、袋
開口機構は、袋取出し機構によって供給される袋の口部
の両面をそれぞれ真空吸着し相対向して接離動可能に設
けられた少なくとも2対の第1吸盤と、該第1吸盤の吸
着部位よりも口部に近い部位の両面をそれぞれ真空吸着
し相対向して接離動可能に設けられた第2吸盤とを有
し、さらに具体的には、袋取出し機構によって供給され
た袋の口部の一面を真空吸着する少なくとも2個の第1
固定吸盤と前記袋の口部の一面において前記第1固定吸
盤の吸着部位よりも口部に近い部位を真空吸着する第2
固定吸盤と、シリンダ手段によって前記第1および第2
の固定吸盤に対して接離移動しうるように設けられて、
前記袋の口部近傍の第1および第2固定吸盤の吸着部位
に対応する他面の部位をそれぞれ真空吸着する少なくと
も2個の第1可動吸盤と第2可動吸盤とを有し、前記第
1および第2の固定吸盤に対する前記第1および第2の
可動吸盤の離間移動により供給された袋の口部を開口す
るように構成され、前記吸盤の真空経路に、前記第1固
定吸盤および第1可動吸盤からなる第1吸盤群と前記第
2固定吸盤および第2可動吸盤からなる第2吸盤群をオ
ン・オフする第1バルブと、前記第1吸盤群のみをオン
・オフする第2バルブを配設し、袋取出し機構によって
穀粒等の充填部に供給された袋に対して、吸盤の真空経
路の第1バルブおよび第2バルブをオンの状態として第
1吸盤群および第2吸盤群の吸引を作動させて前記袋の
口部を開口させ、そして、一対の補助シュートの前記袋
の開口した口部への回動および袋把持機構による前記袋
の両端部の把持の後に、前記第2バルブをオフの状態と
して第1吸盤群の吸引作用を停止させ、前記第2吸盤群
の吸引作用のみを継続させて穀粒等の充填を行なうよう
にしたことにより、第1吸盤群および第2吸盤群によ
り、袋の口部の近傍に折り目が付されていて袋の口部の
表裏のいずれか一方の側が内側に折れやすい性向を有す
る袋であっても、第2吸盤群が折り目の周辺やその上方
部分を確実に吸引するために、袋の口部が内側に折れ曲
がることを防止することができ、袋を確実に開口させる
ことができる。
【0014】さらに、従来の装置においては、穀粒等の
充填を開始した後に、袋底受け板の上昇や、投入穀粒等
の落下、さらに袋の口部の折り目等による変形等の作用
によって、穀粒等が袋の外部にこぼれることがあったけ
れども、第2吸盤群の吸引作用を、穀粒等の充填開始後
から充填の終了まで継続させることにより、穀粒等の充
填中に袋の口部を吸引により保持することができ、穀粒
等の充填中に穀粒等が袋の外部にこぼれることを確実に
防止することができる。
【0015】また、本発明によれば、複雑なリンク機構
を用いることなく、袋の供給、開口および把持を確実に
行なうことができ、さらに、袋への穀粒等の充填は、袋
開口機構の第2吸盤群により開口された袋の口部を吸引
した状態で行なわれ、その当初は宙吊りの状態で行なわ
れて、底部に折り返し部を有する袋にあっては底部の折
り返し部を広げることができ、また穀粒等の充填開始後
の所定時間の経過後に袋の底部を袋底受け板によって支
持した状態で充填が行なわれるために、袋開口機構の第
2吸盤群の吸引作用と相俟って、袋の開口縁部の中央部
分が下方に引き下げられることがなく、補助シュートと
袋の間に隙間が生じることを阻止することができ、穀粒
等の充填中に穀粒等が袋の外部にこぼれることを確実に
防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0017】図1は本発明の穀粒等の自動袋詰め装置を
概略的に示す側面図であり、図2は本発明の穀粒等の自
動袋詰め装置を、袋載せ台および袋取出し機構等を省略
して、示す概略的な正面図であり、図3は本発明の穀粒
等の自動袋詰め装置における袋取出し機構と袋開口機構
および袋底受け板の関連を示す要部側面図である。
【0018】図1ないし図3において、基台1a上に設
けられたフレーム1の上部には、図示しない計量タンク
から供給される穀粒等の粉粒体(以下、単に穀粒とい
う。)を受ける投入ホッパー6が配設され、この投入ホ
ッパー6の下方には袋開口機構4および袋把持機構5が
配設され、またフレーム1の前方下部には袋を積載する
袋載せ台2が、そして袋載せ台2の上方に袋取出し機構
3がそれぞれ配設されている。さらにフレーム1の側部
には穀粒が充填された袋を装置から排出する袋排出機構
8が設けられている。
【0019】フレーム1の前部には、複数の袋10を積
載する袋載せ台2が基台1aに取り付けられ、袋載せ台
2の上方に配設された袋取出し機構3は、図1および図
3に図示するように、袋載せ台2に積載された複数枚の
袋10から一枚づつ袋10を分離して取り出して、穀粒
等の充填部に位置する袋開口機構4および袋把持機構5
に供給するものであって、袋取出し機構3は、給袋シリ
ンダ33のピストンロッド33aの先端に取り付けられ
た吸盤ホルダ32に少なくとも2個の吸盤31、31を
有し、これらの吸盤31、31は吸盤ホルダ32を通し
て図示しないホースを介して真空発生器(図示しない)
に連通されている。そして給袋シリンダ33は、フレー
ム1の前部に設けられた支持ブラケット3aに回転可能
に軸支された回転軸35に固定部材36を介して一体的
に固定されたシリンダ保持板37に取り付けられ、回転
軸35は同じ支持ブラケット3aに固定された回転モー
タ(図示しない)に連結されており、シリンダ保持板3
7は回転モータの作動により回転軸35を介して回動
し、シリンダ保持板37に取り付けられている給袋シリ
ンダ33も図1および図3に実線で示す位置からほぼ水
平状態の位置(図3において二点鎖線で示す)へ約90
度回動しうるように構成されている。なお、袋取出し機
構3においては、給袋シリンダ33、図示しない回転モ
ータおよび吸盤31の真空系等の作動は図示しない制御
装置により制御され、そして、給袋シリンダ33の伸縮
動の定位置を検出する検出器Sw1、給袋シリンダ33
を回転させる回転モータに関連して給袋シリンダ33の
垂直位置および回転した位置をそれぞれ検出する検出器
Sw2、Sw3が配設され(検出器Sw1〜Sw3は図
3に模式的に図示する。)、また、袋を吸着する吸盤3
1の真空経路には、吸盤31が袋を吸着している状態の
時にONとなってその状態を検出する給袋圧力スイッチ
Sw4(図示しない)が設けられており、これらの検出
器等は制御装置に接続され、それらの検出結果は制御装
置に送られる。
【0020】このように構成された袋取出し機構3にお
いて、図3に示すように、給袋シリンダ33の作動によ
りピストンロッド33aが伸長すると、ピストンロッド
33aの先端に設けられた吸盤ホルダ32は、複数の吸
盤31、31をともに下降させる。吸盤31、31は袋
載せ台2に積載された複数枚の袋の最上位の袋10に当
接し、吸引作用により最上位の袋10を一枚吸着し、そ
の後、給袋シリンダ33の作動によるピストンロッド3
3aの上方への収縮により吸盤31、31は袋10を吸
着した状態で上昇して、袋10を袋載せ台2から取り出
す。そして、回転モータの作動により、シリンダ保持板
37および給袋シリンダ33、さらに吸盤31、31が
回動され、袋10を充填部に配設された袋開口機構4お
よび袋把持機構5に供給する。
【0021】穀粒の充填部を構成する取付部材40は、
図1ないし図3に示すように、下方が開放した断面略逆
U字形状で、フレーム1の上部枠材に取付片40jを介
して取付けられ、この断面略逆U字状の取付部材40
は、図3ないし図7に示すように、上壁部40aと前後
の側壁部40b、40cとからなり、上壁部40aに
は、図6に示すように、その中央部分に穀粒を通過させ
る孔40gが形成され、その上方には投入ホッパー6お
よび開閉する一対の補助シュート63、63が配設され
ている(図2および図6参照)。また前後の側壁部40
b、40cには袋開口機構4および袋把持機構5が略同
一高さに並列して設けられている。
【0022】袋開口機構4は、図2ないし図4に示すよ
うに、少なくとも2個の第1固定吸盤41a、41aと
この第1固定吸盤に対して接離可能な少なくとも2個の
第1可動吸盤41b、41bからなる第1吸盤群41、
および第2固定吸盤42a、42aとこの第2固定吸盤
に対して接離可能な第2可動吸盤42b、42bからな
る第2吸盤群42を有し、第1固定吸盤41a、41a
および第2固定吸盤42a、42aは、ともに取付部材
40の前側壁部40bに固定された吸盤ホルダ43に保
持されて、取付部材40の内側に突出している。そし
て、第1固定吸盤41a、41aは、袋取出し機構3に
よって供給される袋10の口部11近傍の部位に対応す
るように位置付けられ、第2固定吸盤42a、42aは
第1固定吸盤41a、41aの上方でかつ両第1固定吸
盤41a、41aの間に位置付けられ、袋10の口部1
1により近い部位に対応するように配設されている。ま
た、第1可動吸盤41b、41bおよび第2可動吸盤4
2b、42bは、取付部材40の後側壁部40cに形成
された窓部40dを通して、取付部材40の内側へ移動
し、そして第1固定吸盤41a、41aおよび第2固定
吸盤42a、42aに対してそれぞれ当接しうるように
移動可能に構成されている。第1可動吸盤41b、41
bおよび第2可動吸盤42b、42bを前後に駆動する
2個の開口シリンダ45、45(図2および図3参照)
は、取付部材40の上壁部40aに互いに離間して配設
されて、前後方向に伸縮動するそれぞれのピストンロッ
ド45a、45aには連結バー46が取り付けられてお
り、この連結バー46は上面視コ字状の駆動枠体47の
上部に固着されている。駆動枠体47の下方前面には第
1可動吸盤41b、41bおよび第2可動吸盤42b、
42bを保持する吸盤ホルダ48が固着され、駆動枠体
47の下方後面にはスライド体47aが取り付けられて
いる。このスライド体47aは、取付部材40の後側壁
部40cの下端部に設けられたガイドベース49aに配
置された2個のガイド軸49に沿って移動するように構
成されており、駆動枠体47の移動をガイドする。
【0023】そして、袋開口機構4において、開口シリ
ンダ45、および第1吸盤群41および第2吸盤群42
の真空系等の作動は制御装置により制御され、開口シリ
ンダ45の作動に関連して、第1および第2の可動側吸
盤41b、42bが、第1および第2の固定側吸盤41
a、42aに対して離間した位置すなわち定位置、およ
び第1および第2の固定側吸盤41a、42aに当接し
た位置すなわち閉口位置をそれぞれ検出する検出器Sw
5、Sw6が配設されている(図3参照)。
【0024】第1の固定吸盤41aと可動吸盤41b、
および第2の固定吸盤42aと可動吸盤42bは、それ
ぞれの固定側と可動側の吸盤ホルダ43および48を通
してホースを介して真空発生器に連通されており、その
真空経路には、図9に図示するように、第1固定吸盤4
1aと第1可動吸盤41bからなる第1吸盤群41およ
び第2固定吸盤42aと第2可動吸盤42bからなる第
2吸盤群42の全ての吸盤をオン・オフ(ON−OF
F)する第1バルブ101と、第1吸盤群41のみをオ
ン・オフ(ON−OFF)する第2バルブ102を配設
し、また、第1吸盤群41と第2吸盤群42が、または
(第2バルブ102がOFFの状態においては)第2吸
盤群42が、袋を正常に吸着している状態の時にONと
なってその吸着状態を検出するように開口圧力スイッチ
Sw7が設けられており、これらの検出器やスイッチ等
は制御装置に接続され、それらの検出結果は制御装置に
送られる。なお、図9において、103、103は真空
経路中に設けられたフィルターである。
【0025】このように構成された袋開口機構4は、袋
取出し機構3によって袋10が供給されてくると、開口
シリンダ45、45の作動によりピストンロッド45
a、45aが収縮し、そしてガイド軸49によりガイド
されて移動する駆動枠体47の前方への移動によって、
第1可動吸盤41b、41bおよび第2可動吸盤42
b、42bは、第1固定吸盤41a、41aおよび第2
固定吸盤42a、42aに向かって移動し、第1の固定
吸盤41aと可動吸盤41b、さらに第2の固定吸盤4
2aと可動吸盤42bは、袋10を両側からそれぞれの
部位を押圧する。この状態は検出器Sw6によって検出
される。そして、真空経路の第1バルブ101および第
2バルブ102をともにONとして第1吸盤群41およ
び第2吸盤群42を真空発生器100に連通させて、そ
の吸引作用により、袋の口部11近傍の部位の表側およ
び裏側をそれぞれ吸着する。その後、開口シリンダ4
5、45の作動によるピストンロッド45a、45aの
伸長動により、駆動枠体47の後方への移動とともに第
1可動吸盤41b、41bおよび第2可動吸盤42b、
42bは袋の口部11の一側を吸着したまま後方へ移動
し、すなわち第1の固定吸盤と可動吸盤、ならびに第2
の固定吸盤と可動吸盤はそれぞれ互いに離間することと
なり、袋10の口部11を開口する。この状態は検出器
Sw5によって検出される。
【0026】本実施例においては、このように第1の固
定吸盤41aと可動吸盤41bおよび第2の固定吸盤4
2aと可動吸盤42bを設けたことにより、袋10の口
部11の近傍に折り目が付されていて袋口部11の表裏
のいずれか一方の側が内側に折れやすい性向を有する袋
10であっても、第2吸盤群42が折り目の周辺やその
上方部分を確実に吸引するために、袋10の口部11が
内側に折れ曲がることを防止することができ、袋を確実
に開口させることができる。さらに、袋開口用吸盤の真
空経路に、第1バルブ101と第2バルブ102を配設
して、第1の固定吸盤41aと可動吸盤41b、および
第2の固定吸盤42aと可動吸盤42bを個別に作動さ
せることができるようにしたことにより、それぞれの作
動タイミングを適宜設定することができる。例えば、袋
の開口開始時から袋把持機構5による袋把持動作までの
間は、上述したように第1バルブ101および第2バル
ブ102をともにONとして全ての吸盤41a、41
b、42a、42bを作動させ、そして、袋把持動作の
終了時に、第2バルブ102のみをOFFとして、第1
の固定吸盤41aと可動吸盤41bの吸引作用を停止さ
せる。この時、第1バルブ101はONの状態にあり、
第2の固定吸盤42aと可動吸盤42bは依然として袋
の口部近傍を吸引した状態を維持する。そして、穀粒の
充填開始後、後述する袋底受け板72が上昇して穀粒の
充填が終了する前後に、第1バルブ101をOFFとす
ることによって、第2の固定吸盤42aと可動吸盤42
bの吸引作用を停止させる。以上のように構成すること
により、従来の装置において、穀粒の充填の際に、袋底
受け板の上昇や、投入穀粒の落下、さらに袋の口部の折
り目等による袋の変形等の作用によって、充填中の穀粒
が袋の外部にこぼれることがあったけれども、第2の固
定吸盤42aと可動吸盤42bの吸引作用を、穀粒の充
填開始後、袋底受け板が上昇して充填が終了するまで継
続させることにより、その間に袋の開口した口部の中央
部分を保持することができ、穀粒の充填中に穀粒が袋の
外部にこぼれることを防止することができる。
【0027】袋把持機構5(図4ないし図7参照)は、
袋取出し機構3により供給されそして袋開口機構4によ
って、さらに後述する補助シュート63、63の回動に
よって開口された袋10の口部11の両端部を、穀粒の
充填中、把持するものであり、2個の固定グリッパ5
1、51と固定グリッパに対して接離可能な2個の可動
グリッパ52、52とを有し、固定グリッパ51、51
は、取付部材40の前側壁部40bにおいて第1固定吸
盤41a、41aの外側で袋10の両端部に対応する部
位に固定され、他方の可動グリッパ52、52は、取付
部材40の後側壁部40cの後面に固着された袋把持シ
リンダ53、53のピストンロッド53a、53aに取
り付けられ、固定グリッパ51、51に対して接近およ
び離間しうるように設けられている。なお、可動グリッ
パ52、52のピストンロッド53a、53aは後側壁
部40cの孔40e、40eを介して伸縮移動可能に設
けられており、可動グリッパ52、52は取付部材40
の内部に位置している。そして、袋把持機構5における
袋把持シリンダ53の作動は制御装置により制御され、
袋把持シリンダ53の作動に関連して、可動グリッパ5
2が固定グリッパ51に対して押圧する位置すなわち把
持位置を検出する検出器Sw8が配設され(図5参
照)、この検出器は制御装置に接続され、それらの検出
結果は制御装置に送られる。また、固定グリッパ51、
51および可動グリッパ52、52は、表面に互いに噛
み合う形状の凹凸溝を設けたウレタンゴム等の硬質の弾
性体が取り付けられ、そして両グリッパ51、52の下
方部は、供給されてくる袋10の進入をガイドし、容易
にかつ確実に両グリッパの間に入り込みうるように下方
が拡開するように斜めにカットした形状にしてある(図
5参照)。
【0028】断面略逆U字状の取付部材40の上壁部4
0aの中央部分に設けられた孔40gの上方に、投入ホ
ッパー6の投入口61が位置するように、投入ホッパー
6が、上壁部40aに立設されたホッパー取付板62、
62により支持されている。この投入ホッパー6の投入
口61の下方には開閉可能に設けられた一対の補助シュ
ート63、63が配設され(図2および図6)、この一
対の補助シュート63、63はそれぞれ底壁と両側壁と
を有する断面コ字状に形成され、断面略逆U字状の取付
部材40の上壁部40aに固定された前後の軸支板に軸
支された回転軸64に固定され、回転軸64は前方の軸
支板に取り付けられた回転シリンダ65により回転駆動
される。このように構成された一対の補助シュート6
3、63は、常時は投入ホッパー6の投入口61の下方
を閉鎖する状態にあり(図6において実線で示す位
置)、第1吸盤群41および第2吸盤群42が作動して
袋10の口部を開口させた際に、回転シリンダ65、6
5が作動して一対の補助シュート63、63をそれぞれ
回動させる。そして一対の補助シュート63、63は、
その先端部分が取付部材40の上壁部40aに設けられ
た孔40gを通過して、その底壁が平行になるまで回動
する(図6において破線で示す位置、および図7におけ
る補助シュート63、63の位置)。このように、一対
の補助シュート63、63は、その側壁の先端部分が孔
40gを通り、その下方に位置する開口した袋10の口
部に進入しながら回動し、袋10の口部をさらに拡開し
てその開口を確実なものとするとともに、穀粒の充填時
には穀粒を袋10内へガイドする作用を行なう。なお、
一対の補助シュート63、63を回転させる回転シリン
ダ65、65の作動は制御装置により制御され、そし
て、回転シリンダ65の作動に関連して補助シュート6
3の開口した位置を検出する検出器Sw9が配設され
(図6参照)、この検出器は制御装置に接続されてい
る。
【0029】また、袋充填時に穀粒を確実に密に収納す
るように袋の側面を叩く袋押叩機構67(図1および図
2参照)が、フレーム1の側部に配置され、フレームの
基台1aに固定された袋押叩機構支持台67aに配設さ
れており、袋押叩シリンダ68とそのピストンロッドに
取付けられた袋押叩板69とを有し、穀粒を袋に充填し
ている間に、シリンダピストン機構を作動させて、その
袋押叩板69により袋10の側面を数回押叩して、穀粒
を確実に密に収納させるものである。なお、ピストンロ
ッドおよび袋押叩板69は、後述する排出機構8の排出
ガイド板82と排出枠台83に設けられた孔88を介し
て移動しうるように形成されている。
【0030】穀粒の充填部の下方には、図2および図3
に示すように、上面視矩形状の袋底受け板72が設けら
れ、この袋底受け板72は、基台1aに固定された支持
板73に取り付けられた袋底上げシリンダ71のピスト
ンロッド71aの上端部に取り付けられている。そし
て、袋底受け板72の下面には、支持板73の貫通孔に
案内ガイドされる一対のガイド杆74、74が設けら
れ、袋底受け板72の上下動を案内ガイドする。袋底上
げシリンダ71によって上下方向に駆動される袋底受け
板72は、常時は下降して位置し、そして、袋底上げシ
リンダ71の作動によって、穀粒が充填されている袋1
0の底部12を支えるように上方に移動しうるように構
成されている。
【0031】穀粒の充填部に配設された袋開口機構4や
袋把持機構5は、図3および図8に示すように、供給さ
れた袋10を袋底受け板72から少し離間させた状態
で、吸着して開口しそして把持する高さに設けられてお
り、袋把持機構5に把持された袋10は、穀粒の充填開
始時には、宙吊り状態に保持されて、袋10の底部12
の折り返し部が充填された穀粒によって広げられ、そし
て、その後に、袋底上げシリンダ71の作動によって袋
底受け板72が上昇すると、穀粒が充填されている袋1
0の底部12は袋底受け板72に受けられて支持され
る。また、充填終了時に、袋把持機構5の把持が解放さ
れると、袋10は、袋底受け板72に支持された状態で
袋底受け板72とともに下降して、袋の排出工程にそな
える。
【0032】そして、袋開口機構4および袋把持機構5
の下方に設けられた袋排出機構8は、特に図1および図
2に示すように、フレーム1の一側方に排出シリンダ8
1を配設して、そのピストンロッド81aの先端に固定
された排出枠台83を通常はフレーム1の他方の側部
(図2において左側)に位置させている。排出ガイド板
82は、排出枠台83に取り付けられて、穀粒が袋詰め
された袋の側部形状に合致するように湾曲されている。
排出枠台83および排出ガイド板82は、前後に配置さ
れた2本のガイド軸85、86と上部後方に配置された
1本のガイド軸87に沿って移動しうるように設けられ
ている。また、排出ガイド板82および排出枠台83に
は、袋充填時に袋10の側部を叩く袋押叩板69が相対
的に貫通しうるように、孔88が開けられている。
【0033】次に、上述した実施例の作動およびその制
御態様について、図10および図11に示すフローチャ
ートに沿って説明する。
【0034】図示しない制御部からの袋詰めの指令に応
じて、袋取出し機構3の給袋シリンダ33が作動し、そ
のピストンロッド33aを下方に向かって伸長させ、こ
のピストンロッド33aの伸長により、吸盤ホルダ32
および複数の吸盤31も下降する(S1)。吸盤31の
真空系の作動により吸引作用が開始し(S3)、吸盤3
1が積載された袋の最上位の袋10に当接すると、その
最上位の袋10を吸着する。ここで、給袋圧力スイッチ
Sw4の検出により給袋圧力スイッチSw4がONにな
ると(S4)、給袋シリンダ33はそのピストンロッド
33aを収縮させて、吸盤ホルダ32および複数の吸盤
31を上方へ移動させる(S6)。吸盤31は袋10を
吸着した状態で上昇し、袋載せ台2から一枚の袋10を
吸着して取り出す。なお、給袋圧力スイッチSw4が所
定時間内にONとならない場合には、吸盤の吸着不良と
して装置の作動を停止させる(S5)。
【0035】袋10を吸着した吸盤31が上昇し、吸袋
シリンダ33の定位置検出スイッチSw1がONした
(S7)後に、図示しない回転モータが作動して(S
8)、回転位置検出器Sw3がONするまで、回転軸3
5を介して給袋シリンダ33を回転させ、図3に二点鎖
線で示すように、後方へ約90度回転させる(S9〜S
10)。この給袋シリンダ33の回動によって、吸盤3
1、31に吸着されている袋10は、その口部11を上
向きにして、袋開口機構4の第1固定吸盤41aと第1
可動吸盤41bの間および第2固定吸盤42aと第2可
動吸盤42bの間、さらに袋把持機構5の固定グリッパ
51と可動グリッパ52の間に供給される。このとき供
給された袋10の底部12はフレーム1の袋底受け板7
2から少し離間した宙吊り状態で保持されている。
【0036】そして、袋開口機構4は、その開口シリン
ダ45の作動によりピストンロッド45aを収縮させ
て、ガイド軸49によりガイドされて移動する駆動枠体
47を介して、第1可動吸盤41bおよび第2可動吸盤
42bを第1固定吸盤41aおよび第2固定吸盤42a
にそれぞれ接近するように移動させる(S11)。そし
て第1吸盤群41および第2吸盤群42は、袋取出し機
構3により供給されて吸盤31に吸着されている袋10
に対して、両側から押圧して、開口シリンダ45に関連
する閉口位置検出器Sw6によりその押圧が検出される
(S12)と、袋開口機構の真空経路の第1バルブ10
1および第2バルブ102をともにONの状態として、
第1吸盤群41および第2吸盤群42の吸引作用を開始
させ、袋10の口部11の両面をそれぞれ吸着する(S
13)。これと同時に袋取出し機構3の吸盤31はその
吸引を停止し(S14)、そして袋取出し機構3は図示
しない回転モータによりその袋取出しの待機位置に復帰
する(S15〜S17)。
【0037】この後、開口シリンダ45の作動によるピ
ストンロッド45aの伸長動により(S18)、第1可
動吸盤41bおよび第2可動吸盤42bは、袋10の口
部11の一面を吸着したまま、第1固定吸盤41aおよ
び第2固定吸盤42aから離間するように後方へ移動
し、袋10の口部11を開口する。この状態は開口シリ
ンダ45に関連する定位置検出器Sw5によりそのピス
トンロッド45aの伸長した定位置が検出される(S1
9)。
【0038】次いで、袋の口部11の開口を検出する定
位置検出器Sw5の検出結果(S19)と、第1および
第2の吸盤群41、42の真空経路における開口圧力ス
イッチSw7がONの状態(S20)を条件として、一
対の補助シュート63の回転シリンダ65を作動させて
(S22)、一対の補助シュート63をそれぞれ回動さ
せる。そして、補助シュート63は、その先端部分が取
付部材40の上壁部40aに設けられた孔40gを通過
し、そしてその下方に保持されている袋10の開口した
口部11内に進入しながら回動し、補助シュート63の
底壁が互いに平行になるまで、すなわち、回転シリンダ
65に関連する回転開口位置検出器Sw9がONするま
で、回動する(S23)。このとき、一対の補助シュー
ト63の側壁が袋10の口部11内に進入しながら回動
し、袋10の口部11を拡開してその開口を確実なもの
とする。そして、補助シュート63の回動が完全になさ
れたことが検出され(S23)、かつ袋開口機構の第1
および第2の吸盤群41、42の真空経路の開口圧力ス
イッチSw7による良好な検出結果(S24)が得られ
ると、袋把持機構5の袋把持シリンダ53を作動させる
(S26)。
【0039】なお、この際に、袋10の口部11の表裏
のいずれか一方の側が袋の内側に折れやすい性向を有す
る袋10においても、第1および第2の吸盤群41、4
2によって、口部11を充分に開口することができるけ
れども、この開口された袋口部11内への一対の補助シ
ュート63、63の回動によって、補助シュート63の
一部が袋の開口された口部11の上縁部に接触してその
上縁部を押し付ける状態となって、袋の開口された口部
と補助シュートとの間に隙間が生じてしまい、この状態
で穀粒の充填が開始されると、大量の穀粒が袋10の外
にこぼれてしまうことがあった。そこで、本実施例にお
いては、このような事態を解消するために、第1および
第2の吸盤群41、42の真空経路における開口圧力ス
イッチSw7による吸引状態の検出を、一対の補助シュ
ート63の回転開始前および回転終了後に行なうように
している(S20〜S24)。したがって、S20にお
いて、第1および第2の吸盤群の真空経路の開口圧力ス
イッチSw7がONとならない場合は勿論のこと、S2
3〜S24において、一対の補助シュート63が回転終
了した時点で、吸盤の真空経路の開口圧力スイッチSw
7による吸引状態が不良となっている場合(開口圧力ス
イッチSw7がOFFの状態)には、吸盤による袋口部
の開口が一旦はなされたけれども、その後上記のような
事態が生じていることが想定されるところであって、装
置のその後の作動を停止させるように構成する(S2
1、S25)。
【0040】袋把持シリンダ53の作動によって、その
ピストンロッド53aを伸長させ、袋把持作動位置検出
器Sw8がONするまで、可動グリッパ52を固定グリ
ッパ51の方向に突出させて、袋10の口部11近傍の
両端を把持する(S27)。その後、袋開口機構4の真
空経路の第2バルブ102をOFFとして、第1固定吸
盤41aおよび第1可動吸盤41bの吸引を止める。な
お、第2固定吸盤42aおよび第2可動吸盤42bは継
続して吸引状態にある(S28)。この状態を図7に図
示する。
【0041】引き続いて、予め計量器により計量されて
いる穀粒の袋への充填を始める(S29〜S30)。計
量タンク内の穀粒は、計量タンクの排出口を開閉シリン
ダにより開くことによって、投入ホッパー6および補助
シュート63、63を介して袋10へ充填される。この
充填時において、袋把持機構5によって把持された袋1
0は、図8に示すように、袋底受け板72から少し上方
に離間して宙吊りの状態で把持されているために、袋1
0の底部12が折り返し部を有していても、底部12の
折り返し部は穀粒の落下によって広げられる。そして、
袋10の底部12の折り返し部が充填される穀粒によっ
て十分に広げられる時間の経過後に、袋底上げシリンダ
71を作動させて袋底受け板72を上昇させて、以後、
袋底受け板72は、穀粒が充填されている間、袋10の
底部12を受けて下方から支持する(S33〜S3
4)。また、穀粒を充填している際に、袋把持機構5に
よって把持された袋の側面に配設されている袋押叩機構
67が、穀粒を充填している際にシリンダピストン機構
68、68aの作動によって、その袋押叩板69により
袋10の側面を数回押叩して、穀粒を密に確実に収納さ
せる(S32)。
【0042】充填が終了すると(S35)、袋開口機構
4の真空経路の第1バルブ101をOFFとして、第2
固定吸盤42aおよび第2可動吸盤42bの吸引を止め
る(S36)。このように、穀粒の充填開始後、袋底受
け板が上昇して充填が終了するまで、袋開口機構4の第
2吸盤群42の吸引作用を継続させることにより、図7
に図示するように、その充填中に袋10の口部の中央部
分を吸引により保持することができ、穀粒の充填中に穀
粒が袋の外部にこぼれることを確実に防止することがで
きる。
【0043】そして、計量タンクの開閉シリンダを閉じ
(S37)、同時に補助シュート63、63を逆方向に
回動させて復帰させ(S38)、そして、袋10を把持
していた袋把持機構5が両グリッパ51、52を離間さ
せて袋10の把持を解放し(S39)、袋底受け板72
は袋10を支持した状態で下降する(S41)。その
後、袋底受け板72とともに下降した袋10は、排出シ
リンダ81の作動による排出枠台83および排出ガイド
板82の移動によって、フレーム1の側方へ押し出され
る(S42〜S43)。そして、後続のコンベア等によ
り適宜位置へ搬送することができる。
【0044】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ており、袋開口機構において、第1固定吸盤と第1可動
吸盤からなる第1吸盤群および第2固定吸盤と第2可動
吸盤からなる第2吸盤群を設けたことにより、袋の口部
の近傍に折り目が付されていて袋の口部の表裏のいずれ
か一方の面が折れやすい性向を有する袋であっても、第
2の固定および可動吸盤が折り目の周辺やその上方部分
を確実に吸引するために、袋の口部が内側に折れ曲がる
ことを防止することができ、袋を確実に開口させること
ができ、さらに、袋開口機構の第1吸盤群および第2吸
盤群の真空経路に、第1バルブと第2バルブを配設し
て、第1吸盤群および第2吸盤群をそれぞれ個別に作動
させることができるようにしたことにより、それぞれの
作動タイミングを適宜設定することができ、従来の装置
においては、穀粒の充填を開始した後に、袋底受け板の
上昇や、投入穀粒の落下、さらに袋の口部の折り目等に
よる変形等の作用によって、充填中の穀粒が袋の外部に
こぼれることがあったけれども、第2吸盤群の吸引作用
を、穀粒の充填開始後、袋底受け板が上昇して充填が終
了するまで継続させることにより、その充填中に袋口部
の中央部を吸引により保持することができ、穀粒の充填
中に穀粒が袋の外部にこぼれることを確実に防止するこ
とができる。
【0045】さらに、袋取出し機構によって充填部に供
給された袋を袋開口機構により開口しかつ一対の補助シ
ュートの回動によって袋の開口を確実に拡開させた後
に、袋把持機構で開口された袋の口部両端を把持するよ
うに制御し、そして袋開口機構の第1および第2の吸盤
群、および袋把持機構のグリッパにおいて、それらの一
方をフレームの取付部材に固定し、それらの他方のみを
可動として、取付部材に配設したシリンダ手段による伸
縮動によって固定された吸盤やグリッパに対して接離動
させるようにしており、袋の開口および把持を、複雑な
リンク機構等を用いることなく、簡単な機構でかつ確実
に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の穀粒等の自動袋詰め装置を概略的に示
す側面図である。
【図2】本発明の穀粒等の自動袋詰め装置を、袋載せ台
および袋取出し機構等を省略して、示す概略的な正面図
である。
【図3】本発明の穀粒等の自動袋詰め装置における袋取
出し機構と袋開口機構および袋底受け板の関連を示す要
部側面図である。
【図4】本発明の穀粒等の自動袋詰め装置における袋開
口機構と袋把持機構の関係を図3のA−A線に沿って破
断して示す部分断面図である。
【図5】図4におけるB−B線に沿った断面図であり、
袋把持機構を示す。
【図6】本発明の穀粒等の自動袋詰め装置における投入
ホッパーと一対の補助シュートおよび袋の関係を示す模
式的な部分破断図である。
【図7】図4に対応する部分断面図であって、袋把持機
構が袋の両端部を把持しかつ袋開口機構の第2吸盤群が
袋を吸着している状態を示す。
【図8】本発明の穀粒等の自動袋詰め装置における袋把
持機構と袋と袋底受け板の関係を示す模式図である。
【図9】本発明の穀粒等の自動袋詰め装置における袋開
口機構における第1吸盤群および第2吸盤群の真空経路
の概略的な構成を示す図である。
【図10】本発明の穀粒等の自動袋詰め装置の制御態様
を示すフローチャートである
【図11】本発明の穀粒等の自動袋詰め装置の制御態様
を示す図10のフローチャートに続くフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 フレーム 2 袋載せ台 3 袋取出し機構 4 袋開口機構 41 第1吸盤群 41a 第1固定吸盤 41b 第1可動吸盤 42 第2吸盤群 42a 第2固定吸盤 42b 第2可動吸盤 45 開口シリンダ 5 袋把持機構 51 固定グリッパ 52 可動グリッパ 53 袋把持シリンダ 6 投入ホッパー 63 補助シュート 65 回転シリンダ 71 袋底上げシリンダ 72 袋底受け板 8 袋排出機構 10 袋 40 取付部材 40a 上壁部 40b 前側壁部 40c 後側壁部 40g 孔 67 袋押叩機構 100 真空発生器 101 第1バルブ 102 第2バルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川島 誠蔵 栃木県下都賀郡藤岡町大字藤岡4290 株式 会社タイガーカワシマ内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の袋を積載する袋載せ台(2)か
    ら袋を取り出して穀粒等の充填部へ袋を供給するために
    前記袋載せ台(2)の上方に配設された袋取出し機構
    (3)と、前記充填部において前記袋取出し機構(3)
    により供給される袋を受け取り袋の口部を開口するため
    の袋開口機構(4)と、該袋開口機構(4)によって開
    口された袋の両端部を把持するために前記袋開口機構
    (4)に並列して配置された袋把持機構(5)と、開口
    された袋へ穀粒等を充填するための投入ホッパー(6)
    および該投入ホッパー(6)の下方で開閉可能に設けら
    れた一対の補助シュート(63)と、穀粒等の袋詰めが
    終了した袋を排出するための袋排出機構(8)とを備え
    た穀粒等の自動袋詰め装置において、 前記袋開口機構(4)は、袋取出し機構(3)によって
    供給される袋の口部の両面をそれぞれ真空吸着し相対向
    して接離動可能に設けられた少なくとも2対の第1吸盤
    (41a、41b)と、該第1吸盤の吸着部位よりも口
    部に近い部位の両面をそれぞれ真空吸着し相対向して接
    離動可能に設けられた第2吸盤(42a、42b)とを
    有し、前記第1吸盤および第2吸盤のそれぞれの離間移
    動により袋の口部を開口するように構成され、前記吸盤
    の真空経路に、前記第1吸盤(41a、41b)と前記
    第2吸盤(42a、42b)をオン・オフする第1バル
    ブ(101)と、前記第1吸盤(41a、41b)のみ
    をオン・オフする第2バルブ(102)を配設したこと
    を特徴とする穀粒等の自動袋詰め装置。
  2. 【請求項2】 複数枚の袋を積載する袋載せ台(2)か
    ら袋を取り出して穀粒等の充填部へ袋を供給するために
    前記袋載せ台(2)の上方に配設された袋取出し機構
    (3)と、前記充填部において前記袋取出し機構(3)
    により供給される袋を受け取り袋の口部を開口するため
    の袋開口機構(4)と、該袋開口機構(4)によって開
    口された袋の両端部を把持するために前記袋開口機構
    (4)に並列して配置された袋把持機構(5)と、開口
    された袋へ穀粒等を充填するための投入ホッパー(6)
    および該投入ホッパー(6)の下方で開閉可能に設けら
    れた一対の補助シュート(63)と、穀粒等の袋詰めが
    終了した袋を排出するための袋排出機構(8)とを備え
    た穀粒等の自動袋詰め装置において、 前記袋開口機構(4)は、袋取出し機構(3)によって
    供給される袋の口部の一面を真空吸着する少なくとも2
    個の第1固定吸盤(41a)と前記袋の口部の一面にお
    いて前記第1固定吸盤の吸着部位よりも口部に近い部位
    を真空吸着する第2固定吸盤(42a)と、シリンダ手
    段(45、45a)によって前記第1および第2の固定
    吸盤(41a、42a)に対して接離移動しうるように
    設けられて、前記袋の口部近傍の第1および第2固定吸
    盤の吸着部位に対応する他面の部位をそれぞれ真空吸着
    する少なくとも2個の第1可動吸盤(41b)と第2可
    動吸盤(42b)とを有し、前記第1および第2の固定
    吸盤(41a、42a)に対する前記第1および第2の
    可動吸盤(41b、42b)の離間移動により袋の口部
    を開口するように構成され、前記吸盤の真空経路に、前
    記第1固定吸盤および第1可動吸盤からなる第1吸盤群
    (41)と前記第2固定吸盤および第2可動吸盤からな
    る第2吸盤群(42)をオン・オフする第1バルブ(1
    01)と、前記第1吸盤群(41)のみをオン・オフす
    る第2バルブ(102)を配設したことを特徴とする穀
    粒等の自動袋詰め装置。
  3. 【請求項3】 袋取出し機構(3)によって穀粒等の充
    填部に供給される袋に対して、吸盤の真空経路の第1バ
    ルブ(101)および第2バルブ(102)をオンの状
    態として第1吸盤群(41)および第2吸盤群(42)
    の吸引を作動させて前記袋の口部を開口させ、そして、
    一対の補助シュート(63)の前記袋の開口した口部内
    への回動および袋把持機構(5)による前記袋の両端部
    の把持の後に、前記第2バルブ(102)をオフの状態
    として第1吸盤群(41)の吸引作用を停止させ、前記
    第2吸盤群(42)の吸引作用のみを継続させて、穀粒
    等の充填を行なうことを特徴とする請求項1または2記
    載の穀粒等の自動袋詰め装置。
  4. 【請求項4】 袋把持機構(5)は、袋開口機構(4)
    によって開口された袋の口部近傍の両端部を把持するよ
    うに前記袋開口機構(4)の両側外方に並設され、前記
    袋の口部近傍の両端部に対応して配置された2個の固定
    グリッパ(51)と、シリンダ手段(53、53a)に
    よって前記固定グリッパ(51)に対し接離移動しうる
    ように設けられた2個の可動グリッパ(52)とを有
    し、前記可動グリッパ(52)を前記固定グリッパ(5
    1)に対して接近移動させることによって袋の口部近傍
    の両端部を把持するように構成され、 一対の補助シュート(63)は、回転シリンダ(65)
    により開閉駆動され、開放駆動されるときに前記袋開口
    機構(4)によって開口された袋の口部に進入して袋の
    口部を拡張させかつ計量された穀粒等を投入ホッパー
    (6)とともに案内して袋への充填を確実に行なわせる
    ように構成され、 さらに、前記充填部の下方に配設された袋底受け板(7
    2)は、袋底上げシリンダ手段(71、71a)により
    上下動可能に設けられ、その上昇位置で穀粒等の充填時
    に袋の底部を支持するように構成されていることを特徴
    とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の穀粒等の
    自動袋詰め装置。
JP28600597A 1997-10-02 1997-10-02 穀粒等の自動袋詰め装置 Expired - Fee Related JP3883147B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28600597A JP3883147B2 (ja) 1997-10-02 1997-10-02 穀粒等の自動袋詰め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28600597A JP3883147B2 (ja) 1997-10-02 1997-10-02 穀粒等の自動袋詰め装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11105827A true JPH11105827A (ja) 1999-04-20
JP3883147B2 JP3883147B2 (ja) 2007-02-21

Family

ID=17698779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28600597A Expired - Fee Related JP3883147B2 (ja) 1997-10-02 1997-10-02 穀粒等の自動袋詰め装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3883147B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102887245A (zh) * 2012-08-31 2013-01-23 上海欧朔包装机械有限公司 包装机辅助开袋装置的工作方法和结构
CN103224063A (zh) * 2013-05-07 2013-07-31 无锡市开维物流装备有限责任公司 开袋装置
KR101487283B1 (ko) * 2013-08-13 2015-01-29 주식회사 한독자동기 로터리 방식 포장기용 그립장치
CN106184912A (zh) * 2016-08-26 2016-12-07 安徽科达机电有限公司 一种套袋装置
KR20190004023A (ko) * 2017-07-03 2019-01-11 다우산업주식회사 자동 포대 공급장치
CN110697128A (zh) * 2019-09-30 2020-01-17 青岛华天伟业科技有限公司 一种装包装置及手套包装机
KR102520508B1 (ko) * 2022-12-27 2023-04-10 양기현 마대에 내용물을 투입하기 위한 마대 자동 포장방법 및 마대에 내용물을 투입하기 위한 마대 자동 포장장치
CN116062268A (zh) * 2023-03-06 2023-05-05 成都圣恩生物科技股份有限公司 一种包装袋拆封装置、拆封方法及炒料装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102887245A (zh) * 2012-08-31 2013-01-23 上海欧朔包装机械有限公司 包装机辅助开袋装置的工作方法和结构
CN103224063A (zh) * 2013-05-07 2013-07-31 无锡市开维物流装备有限责任公司 开袋装置
CN103224063B (zh) * 2013-05-07 2015-09-16 无锡市开维物流装备有限责任公司 开袋装置
KR101487283B1 (ko) * 2013-08-13 2015-01-29 주식회사 한독자동기 로터리 방식 포장기용 그립장치
CN106184912A (zh) * 2016-08-26 2016-12-07 安徽科达机电有限公司 一种套袋装置
KR20190004023A (ko) * 2017-07-03 2019-01-11 다우산업주식회사 자동 포대 공급장치
CN110697128A (zh) * 2019-09-30 2020-01-17 青岛华天伟业科技有限公司 一种装包装置及手套包装机
CN110697128B (zh) * 2019-09-30 2024-05-28 青岛华天伟业科技有限公司 一种装包装置及手套包装机
KR102520508B1 (ko) * 2022-12-27 2023-04-10 양기현 마대에 내용물을 투입하기 위한 마대 자동 포장방법 및 마대에 내용물을 투입하기 위한 마대 자동 포장장치
CN116062268A (zh) * 2023-03-06 2023-05-05 成都圣恩生物科技股份有限公司 一种包装袋拆封装置、拆封方法及炒料装置
CN116062268B (zh) * 2023-03-06 2023-07-11 成都圣恩生物科技股份有限公司 一种包装袋拆封装置、拆封方法及炒料装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3883147B2 (ja) 2007-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1081301A (ja) 穀粒等の自動袋詰め装置
US4182094A (en) Bag opening and filling apparatus
JPH11105827A (ja) 穀粒等の自動袋詰め装置
JP4165694B2 (ja) 飲料用被抽出材料の抽出バッグへの包装方法
US3688471A (en) Bag hanger
JPS5813410B2 (ja) 袋充填用の回転包装装置
JP3471921B2 (ja) 大型袋への充填装置
JP2007210677A5 (ja)
JP2001072017A (ja) 袋の整列取出装置を備えた横型真空処理機
JPH11105802A (ja) 穀粒等の自動袋詰め装置の給袋装置
JP2001058613A (ja) 小袋包装機
JPH10194239A (ja) 穀粒等の自動袋詰め装置およびその制御方法
CN113998200B (zh) 一种火锅底料脱模装置及其使用方法
JPH10194240A (ja) 穀粒等の自動袋詰め装置
JP3757044B2 (ja) 流動食品の充填装置
JP2620051B2 (ja) 自動袋詰め装置並びに袋供給装置
JP7475605B2 (ja) 粉体充填装置
JP2001253411A (ja) 自動計量包装機の単袋吸着装置
JP3655368B2 (ja) 大型袋への充填装置
GB2436322A (en) Handling of bags to be filled
JP3013875B2 (ja) 原料投入装置
JPH0794248B2 (ja) 自動包装装置の給袋装置
JP3731832B2 (ja) 縦型充填包装装置
JP3471922B2 (ja) 大型ガゼット型袋体への充填装置
CN219009093U (zh) 一种出料输送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20041001

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20061020

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20061110

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20061113

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees