JPH11105621A - 車輌用ドア近傍照明装置及び照明装置付ドアミラー - Google Patents

車輌用ドア近傍照明装置及び照明装置付ドアミラー

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JPH11105621A
JPH11105621A JP9286220A JP28622097A JPH11105621A JP H11105621 A JPH11105621 A JP H11105621A JP 9286220 A JP9286220 A JP 9286220A JP 28622097 A JP28622097 A JP 28622097A JP H11105621 A JPH11105621 A JP H11105621A
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JP
Japan
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door
light
vehicle
vicinity
remote control
Prior art date
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Pending
Application number
JP9286220A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Yamagishi
吉則 山岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Original Assignee
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Publication date
Application filed by Caterpillar Mitsubishi Ltd, Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd filed Critical Caterpillar Mitsubishi Ltd
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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 夜間のような暗いときでも、路面の状態
を確認しながら楽に車輌の乗り降りができるように、乗
員の足元を照らす。 【解決手段】 車体外のドア近傍下方部8を照射する照
明器具3を、ドア7またはドア近傍1に備えさせ、その
照射のオン動作を、ドア7の開動作に連動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、暗い箇所で車輌
に乗り降りする際の便に供する、ドア近傍下方部を照射
させる照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車輌の乗り降りは昼夜を問わない。ま
た、駐車場所も路面が舗装されたところもあれば、ぬか
るみや水たまりのあるような不整地に駐車せざるを得な
い場合もある。一般にこのような不整地では、夜間の照
明設備がない場合も多い。
【0003】一方車輌には、前照灯や尾灯あるいは後退
灯等の照明装置があるが、駐停車して乗員が乗り降りす
る際は一般にこれらのライトは消灯される。また、室内
灯あるいはドア部の足元灯等もドアを開けている間は点
灯しているが、ドアを閉めれば消灯される。最近の車輌
では、ドアを閉めた後しばらく時間をおいて徐々に消灯
していく構成のものがあるが、車外に降り立った乗員の
足元付近を特に照らすようにはなっていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、上述のよ
うな足場の良くない場所で車輌からおりる場合、または
そのような場所に駐車してある車輌に乗り込む場合、夜
間時のように暗いと、乗員は足元の状態が良く見えない
ために、靴あるいは衣服を汚してしまうおそれがあっ
た。
【0005】この発明は、従来技術の以上のような問題
に鑑み創案されたもので、夜間のような暗いときでも、
路面の状態を確認しながら楽に車輌の乗り降りができる
ように、乗員の足元を照らすことができる車輌用照明技
術を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本発明者は、ま
ず車輌から降りる場合の上記不都合を解消させる請求項
1の発明を創案した。すなわち、請求項1に係る車輌用
ドア近傍照明装置は、車体外のドア近傍下方部を照射す
る照明器具を、ドアまたはドア近傍の任意箇所に備えさ
せ、その照射のオン動作を、ドアの開動作に連動させた
ことを特徴とする。
【0007】ところで、近時の車輌は所定動作をリモコ
ンで操作できる制御機器が備えられており、ドアロック
の旋錠及び解錠もリモコン操作ができる機構が採用され
ている。そこで本発明者は、そのようなリモコンドアロ
ック機構を利用し、車輌に乗る場合の上記不都合を解消
させる請求項2の発明を創案した。すなわち、請求項2
に係る車輌用ドア近傍照明装置は、ドア近傍下方部を照
射する照明器具を、車体外部のうちドアまたはドア近傍
の任意箇所に備えさせ、その照射のオン動作を、リモコ
ンドアロックの解錠動作に連動させたことを特徴とす
る。
【0008】ここで、前記照明器具が備えられる箇所と
しては、車体外のドア近傍下方部を照射できる部位であ
れば特に限定はなく、ドアの任意箇所はもちろん、ドア
ミラーや乗降ステップ等でもよい。もっとも、外観デザ
インを現状からほとんど変えずに照明器具を設置でき、
小石の跳ね上げ等による照明器具損傷の危険も少ないこ
となどから、乗降者の足元を照らすのに最適な位置にあ
るのは、一般的にはドアミラーが考えられる。すなわ
ち、車体外のドア近傍下方部を照射する照明器具を備え
たドアミラーは、請求項1及び請求項2の発明の好適形
態例となる。なお、本願でいうドアは、後述する実施形
態例に示す運転席ドアのみでなく、いずれのドアをも含
むものである。
【0009】また、本願でいう車輌には、ドアが備えら
れ、そこから乗降する車輌はすべて含まれるものであ
り、乗用車やトラックなどの自動車はもちろん、建設機
械車輌等も含まれるものである。
【0010】次に請求項1の発明の作用を説明する。乗
員が車輌から降りる場合、ドアを開けると、ドアまたは
ドア近傍の任意箇所に備わっている照明器具が点灯し、
車体外のドア近傍下方部を照射する。暗闇においてもそ
の照射により、乗員が降りる足元の路面がわかり、足元
の状況を確認しながら降りることができる。ドアを開け
た際には、室内灯及びドア内側の足元灯は点灯するが、
車体外のドア下方部まではよく見えず、本発明の照明器
具によって車体外のドア下方部が明瞭に確認できるもの
である。なお、前記照明器具の消灯は、手動による構成
はもちろん、ドアの閉動作と連動させてもよいし、ある
いはドアの閉動作後の所定時間後(例えば5〜16秒後)
に自動的に消灯する制御など種々の構成が考えられる。
所定時間後に自動消灯する制御の場合、ドアを閉めた後
にも足元を再確認できるとともに、余裕をもって車輌か
ら離れることができる。
【0011】次に請求項2の発明の説明をする。駐車中
の車輌に乗り込もうとする際、乗員はまず車輌にある程
度の距離まで接近しつつ、リモコンドアロックをリモコ
ン操作により解錠させる。同時にドアまたはドア近傍の
任意箇所に備わっている照明器具が点灯し、ドア近傍下
方部を照射する。したがって暗闇においても、乗員は足
元を確認しながら乗車できる。なお本項の発明において
も、前記照明器具の消灯は、手動による構成はもちろ
ん、ドアの閉動作と連動させてもよいし、あるいはロッ
ク解錠後の所定時間後に自動的に消灯する制御としても
よい。所定時間後に自動的に消灯する制御の場合、ロッ
ク解錠後ドアを開ける前に、乗り込みに時間がかかるよ
うな時に有益である。一旦ドアを開ければ、室内灯及び
足元灯が点灯するので、その際は前記照明器具が消灯し
ても構わない。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態例を図面に基づ
き説明する。
【0013】図1は普通乗用車のドアミラー本体部にラ
イトを備えさせた形態例である。図中、1はドアミラー
本体、2はミラーであり、3はライト、4は電球、5は
反射板、6はレンズ、7はドアを各示す。なお本形態例
の乗用車は、ドアロックがリモコン操作によっても解旋
錠するリモコンドアロック機構を備えている。
【0014】ミラー本体1の後方には、ミラー2の角度
を制御する機器系10が配置されるが、そこにライト3を
併設する。ライト3は、反射板5及びレンズ6によりそ
の照射方向をドア7近傍の下方部8に設定している。
【0015】ライト3のオンオフは、図示していない制
御回路によって制御される。具体的には、ドア7の開動
作またはリモコン操作によるドアロックの解錠動作によ
ってライト3に通電する連動手段が制御回路内に設定さ
れている。また本形態例では、光量センサを用い、暗闇
時すなわち光量が所定量以下の時のみ前記制御回路が閉
じられるように設定されている。そして制御回路にはタ
イマ回路を設け、ライト3の点灯後、所定時間経過後自
動消灯するように設定される。加えて、自動消灯までの
所定時間を計時中にドアが再度開けられた場合は、それ
までの計時は解除され、再度の開動作から計時をし直す
よう設定される。このような制御回路内に設けられる連
動手段、光量センサ、タイマ回路等は、室内灯や足元灯
において汎用されている公知技術を用いる。
【0016】以上のような本形態例では、暗闇時に光量
センサが所定量以下の光量を感知する。乗員が車輌から
降りようとしてドア7を開けると、前記光量センサの感
知動作とドア開動作によって前記制御回路が閉じられ、
ドアミラー本体1に備わっているライト3を点灯させ、
車体外のドア7近傍下方部8を照らす。したがって、ド
ア7を開けた状態で、乗員は直ちに足元の路面状態がわ
かり、足元の状況を確認しながら降りることができる。
その後前記タイマ回路により所定時間経過後にライト3
は自動消灯する。換言すれば、ドア7をすぐ閉めてもし
ばらくライト3は点灯しているので、ドア7下方部8に
キー等を落とした時や、ドア7を閉めた後も足元を確認
したい時(真っ暗で車から離れる際等)などに有意義で
ある。
【0017】一方、暗闇時に車輌に乗る際は、乗員はま
ず車輌にある程度の距離まで接近しつつ、リモコンドア
ロックをリモコン操作により解錠させる。前記光量セン
サの感知動作とリモコンドアロック解錠動作によって前
記制御回路が閉じられ、ドアミラー本体1に備わってい
るライト3を点灯させ、車体外のドア7近傍下方部8を
照らす。したがって、乗員はリモコン操作による解錠操
作によって直ちに足元を確認しながら車に近づき乗車で
きる。その後、前記タイマ回路により所定時間経過後に
ライト3は自動消灯する。この自動消灯制御によれば、
ロック解錠後ドアを開けるまでに多少乗り込みに時間が
かかってしまう場合等に有益である。
【0018】以上のように本実施形態例では、ドアミラ
ー本体1に前記ライト3を取り付けるが、例えば図2に
示すように、ドアミラーブラケット9に取り付ける態様
でも良い。このようにドアミラー本体1やドアミラーブ
ラケット9に取り付ける態様では、外観デザインを現状
からほとんど変えずにライト3を設置できること、乗降
者の足元を照らすのに最適な位置にあること、小石の跳
ね上げによるライト3損傷の危険が少ないことなどのメ
リットがある。もっとも、乗用車でなく例えばRV車の
ような車高の高い車種であれば、乗降ステップ付近にラ
イト3を付設してもデザイン上及び破損上の問題はな
い。また、乗降者の足元を照らすだけで良い場合、ライ
ト3はドア7近傍下方部8を照射可能な位置であれば車
体外部のいずれの箇所でも良い。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
夜間のような暗闇時であっても、乗員は所定の乗降動作
をするだけで直ちに足元を確認しながら車輌の乗り降り
ができるという顕著な効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の形態例を示し、普通乗用車のドアミラ
ー本体部にライトが取り付けられた形態例である。(a)
は車両前方から見た要部説明図、(b)は車両側方から見
た要部説明図、(c)はライトが照射された状態を示す説
明図である。
【図2】ドアミラーブラケットにライトが取り付けられ
た形態例を示し、車両前方から見た要部説明図である。
【符号の説明】
1 ドアミラー本体 2 ミラー 3 ライト 7 ドア 9 ドアミラーブラケット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体外のドア近傍下方部を照射する照明
    器具を、ドアまたはドア近傍の任意箇所に備えさせ、そ
    の照射のオン動作を、ドアの開動作に連動させたことを
    特徴とする車輌用ドア近傍照明装置。
  2. 【請求項2】 車体外のドア近傍下方部を照射する照明
    器具を、ドアまたはドア近傍の任意箇所に備えさせ、そ
    の照射のオン動作を、リモコンドアロックの解錠動作に
    連動させたことを特徴とする車輌用ドア近傍照明装置。
  3. 【請求項3】 光センサを用い、前記照明器具のオンオ
    フの連動動作を、所定の光量時のみ作動させることを特
    徴とする請求項1または請求項2の車輌用ドア近傍照明
    装置。
  4. 【請求項4】 車体外のドア近傍下方部を照射する照明
    器具を備えたことを特徴とする照明装置付ドアミラー。
JP9286220A 1997-10-03 1997-10-03 車輌用ドア近傍照明装置及び照明装置付ドアミラー Pending JPH11105621A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040406