JPH11104410A - オイルフィルタ - Google Patents

オイルフィルタ

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JPH11104410A
JPH11104410A JP9276015A JP27601597A JPH11104410A JP H11104410 A JPH11104410 A JP H11104410A JP 9276015 A JP9276015 A JP 9276015A JP 27601597 A JP27601597 A JP 27601597A JP H11104410 A JPH11104410 A JP H11104410A
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和弘 吉田
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健二 矢野
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D35/00Filtering devices having features not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00, or for applications not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00; Auxiliary devices for filtration; Filter housing constructions
    • B01D35/14Safety devices specially adapted for filtration; Devices for indicating clogging
    • B01D35/147Bypass or safety valves
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
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    • B01D35/14Safety devices specially adapted for filtration; Devices for indicating clogging
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D35/00Filtering devices having features not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00, or for applications not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00; Auxiliary devices for filtration; Filter housing constructions
    • B01D35/16Cleaning-out devices, e.g. for removing the cake from the filter casing or for evacuating the last remnants of liquid

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルタの組立ておよび分解に伴うドレン路
および供給路の開閉の切り替えを簡単な構成で行なうこ
とができるオイルフィルタを提供する。 【解決手段】 オイルフィルタ1のベース4に設けられ
た出口ポート11に、クリーンサイドS2のオイルをフ
ィルタ外の供給先へと導く供給路13と、ダーティサイ
ドS1に蓄えられたオイルをフィルタ外の戻り先へ導く
ドレン路14とを接続する。供給路13はドレン路14
よりもフィルタ内に接近した位置にて出口ポート11に
接続する。ベース4には、フィルタの組立状態では供給
路13を開放しかつドレン路14を閉じた状態に、フィ
ルタの分解時には供給路13を閉じかつドレン路14を
開放する状態にそれぞれ切り替わるドレン制御弁機構1
6,17を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の内燃機関
等に用いられるオイルフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のオイルフィルタとして、例えば
EP−A−0681094号公報や特開平9−1051
5号公報には、濾過後のオイルをフィルタ外へ取り出す
ための出口ポートにドレン路を接続し、フィルタの分解
時にフィルタ内のダーティサイドから出口ポートへ回り
込む濾過前のオイルを内燃機関の潤滑位置へ導くことな
くオイルパン等の戻り先へ排出させるものがある。
【0003】このようなオイルフィルタでは、フィルタ
が正常に組み立てられた状態ではドレン路を閉じて濾過
後のオイルの戻りを阻止し、フィルタの分解操作に連動
してドレン路を開くことが望ましい。そこで、上記公報
のフィルタでは、フィルタエレメントの内周に装着され
るホルダの端部に、出口ポートへ挿入される円筒状の弁
体を付設し、ホルダが所定位置に取り付けられたときに
はその弁体でドレン路を閉塞し、ホルダが出口ポートか
ら抜き取られるときにはその動作に連動して弁体を移動
させてドレン路を開いている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した各公報記載の
オイルフィルタでは、出口ポートの口元にドレン路が接
続されており、濾過後のオイルを潤滑位置へ導くための
供給路は出口ポートとドレン路との接続位置よりも遠方
に延びている。そのため、ホルダが抜き取られる動作を
利用してドレン路を開くことはできても、その弁体を利
用して供給路を閉じることはできない。フィルタの分解
時に供給路が開いていると出口ポートに回り込んだ濾過
前のオイルが供給路を介して内燃機関の潤滑位置へと導
かれるおそれがある。
【0005】また、上述した公報記載のオイルフィルタ
では、ドレン路等が形成されたベース部分とキャップと
の接合部をOリング等のシール部材でシールしている
が、キャップを取り外す際にはそのシール部材によるシ
ール作用が失われた後にドレン路が開かれる。従って、
ドレン路からオイルが排出される前にフィルタケースの
外部へとオイルがこぼれるおそれもある。
【0006】本発明は、フィルタの組立ておよび分解に
伴うドレン路および供給路の開閉の切り替えを簡単な構
成で確実に行なうことができ、濾過前のオイルがドレン
路以外に導かれるおそれのないオイルフィルタを提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】以下、本発明について説
明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図
面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本
発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0008】請求項1の発明は、フィルタ内部に対する
オイルの入口ポート(10)および出口ポート(11)
をそれぞれ有するベース(4)と、ベース(4)に対し
て着脱可能に設けられ、該ベースと協働してフィルタケ
ース(2)を形成するキャップ(5)と、フィルタケー
ス内に収容されるフィルタエレメント(3)と、フィル
タエレメントを出口ポートと同軸的に支持するフィルタ
支持体(20)と、入口ポート(10)からフィルタケ
ース内のダーティサイド(S1)へのオイルの流入を許
容し、ダーティサイドから入口ポートへのオイルの逆流
を阻止する逆流防止弁手段(35)とを具備し、出口ポ
ート(11)には、フィルタケース(2)のクリーンサ
イド(S2)のオイルをフィルタ外の供給先へと導くた
めの供給路(13)と、フィルタの分解時にダーティサ
イド(S1)に蓄えられたオイルをフィルタ外の戻り先
へ導くためのドレン路(14)とが接続され、供給路
(13)はドレン路(14)よりもフィルタ内部に接近
した位置にて出口ポート(11)に接続され、ベース
(4)には、フィルタが組み立てられた状態では供給路
(13)を開放しかつドレン路(14)を閉じた状態
に、フィルタが分解されるときには供給路(13)を閉
じかつドレン路(14)を開放する状態にそれぞれ切り
替わるドレン制御弁手段(16,17)が設けられたオ
イルフィルタにより、上述した課題を解決する。
【0009】この発明によれば、フィルタの内部からみ
てドレン路(14)が供給路(13)よりも遠方にある
ため、フィルタを分解する際のフィルタ構成部品(例え
ばフィルタ支持体(20))のベース(4)から離れる
方向の変位を利用して、ドレン路(14)を閉じた状態
から開いた状態へと切り替えると同時に供給路(13)
を開いた状態から閉じた状態へと切り替えることができ
る。
【0010】請求項2の発明では、請求項1のオイルフ
ィルタにおいて、ドレン制御弁手段には、供給路(1
3)を開放しかつドレン路(14)を閉じる位置(図1
の位置)と、供給路(13)を閉じかつドレン路(1
4)を開放する位置(図4(b),(c)の位置)との
間で出口ポート(11)内を移動可能な弁体(16)
と、弁体(16)を前記ドレン路(14)を開放する位
置に向けて付勢する付勢手段(17)とが設けられる。
そして、フィルタが組み立てられた状態では、フィルタ
支持体(20)により弁体(16)が前記ドレン路(1
4)を閉じる位置に拘束され、フィルタの分解に伴って
その拘束が解除される。
【0011】この発明によれば、ドレン路(14)およ
び供給路(13)のそれぞれの開閉を共通のフィルタ支
持体(20)にて行なうことができ、部品点数の削減お
よび動作の信頼性の向上を図ることができる。
【0012】請求項3の発明では、請求項2のオイルフ
ィルタにおいて、フィルタが組み立てられた状態では、
フィルタ支持体(20)の一端部がキャップ(5)に連
結され、他端部(20a)が出口ポート(11)に挿入
されて弁体(16)を前記ドレン路(14)を閉じる位
置に拘束する。
【0013】この発明によれば、フィルタ支持体(2
0)にて直接に弁体(16)を操作するので部品点数を
最小限に抑えることができる。
【0014】請求項4の発明は、筒状部(4a)を有す
るベース(4)と、筒状部(4a)に着脱自在に組み合
わされ、ベース(4)と協働してフィルタケース(2)
を形成するキャップ(5)と、ベース(4)とキャップ
(5)との接合部を密封するシール手段(7)と、フィ
ルタケース(2)内に収容されるフィルタエレメント
(3)と、フィルタケース(2)の内部からフィルタ外
の戻り先へオイルを戻すためのドレン路(14)を、キ
ャップ(5)の取り外し操作に連動して閉状態から開状
態へと切り替えるドレン制御弁手段(16,17)と、
を具備し、キャップ(5)が取り外される際、シール手
段(7)による密封作用が失われるよりも前にドレン制
御弁手段(16,17)によりドレン路(14)が開か
れることを特徴とするオイルフィルタにより、上述した
課題を解決する。
【0015】この発明によれば、フィルタケース(2)
を分解する際に、ドレン路(14)が開いた時点ではベ
ース(4)とキャップ(5)との接合部がシール手段
(7)にて密封されている。従って、オイルがフィルタ
ケース(2)の外部にこぼれるおそれがない。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明を自動車用エンジン
のオイルフィルタに適用した実施形態を示している。こ
のオイルフィルタ1は、フィルタケース2とその内部に
収容されるフィルタエレメント3とを備えている。フィ
ルタケース2はベース4とキャップ5とを組み合せて密
封容器状に構成されている。
【0017】ベース4には円筒部(筒状部)4aが形成
され、その内周の雌ねじ部4bとキャップ5の嵌合部5
aの先端に設けられた雄ねじ部5bとが螺合されてキャ
ップ5とベース4とが相互に連結される。キャップ5の
嵌合部5aの外周にはシール手段としてのOリング7が
装着され、そのOリング7が円筒部4aの内周に密着し
てキャップ5とベース4との接合部がシールされる。キ
ャップ5の途中に設けられたフランジ5cが円筒部4a
の端面に突き当てられてキャップ5が軸方向に位置決め
される。
【0018】ベース4にはフィルタケース2の内部に対
する入口ポート10および出口ポート11がそれぞれ設
けられている。出口ポート11は円筒部4aの中心線に
沿って直線的に延びる穴として形成され、入口ポート1
0はその出口ポート11を取り囲む環状の溝として形成
されている。入口ポート10には導入路12が接続さ
れ、出口ポート11には供給路13およびドレン路14
がそれぞれ接続されている。導入路12、供給路13お
よびドレン路14はそれぞれ出口ポート11の軸線と直
交する方向に延びて取付面4cに開口する。ベース4を
自動車のエンジンブロックに連結すると、この取付面4
cがエンジンブロックの接合面と密着し、導入路12が
エンジンからのオイルの排出ポートに、供給路13がエ
ンジンの潤滑位置へ通じる供給ポートに、ドレン路14
がオイルパンへオイルを戻すための戻りポートにそれぞ
れ接続される。
【0019】供給路13はドレン路14よりもフィルタ
ケース2の内部に接近した位置にて出口ポート11に接
続されている。換言すれば、フィルタケース2の内部か
らみて、ドレン路14は供給路13よりも出口ポート1
1の奥側に接続されている。そして、出口ポート11に
は、供給路13およびドレン路14を開閉する弁体とし
てのスプール16と、そのスプール16を出口ポート1
1の開口側(図1の上方)に向けて付勢する付勢手段と
してのコイルばね17とが挿入されている。そして、ス
プール16の軸方向両端部の外周には、ドレン路14や
供給路13を密封するためのOリング18,18が装着
されている。
【0020】出口ポート11には、フィルタ支持体とし
てのホルダ20の嵌合筒部20aが挿入される。スプー
ル16はコイルばね17の力により嵌合筒部20aに押
し付けられる。嵌合筒部20aの下端部にはホルダ20
内のオイルを供給路13へ通過させるためのスリット2
0bが形成され、それらスリット20bよりも上方には
入口ポート10から嵌合筒部20aの外周を迂回して供
給路13へ至るオイルの流れを遮断するためのシール手
段として、Oリング21が装着されている。
【0021】ホルダ20には、嵌合筒部20aと同軸か
つ嵌合筒部20aよりも大径のフィルタ支持部20cが
設けられ、そのフィルタ支持部20cの下端部にはフラ
ンジ部20eが設けられる。フィルタ支持部20cの外
周には、図1の上方から逆流防止弁35およびフィルタ
エレメント3が順次装着されてフランジ部20eに受け
止められる。フィルタエレメント3はフィルタ支持部2
0cに対して抜き差し可能な状態で取り付けられる。こ
こでいう抜き差し可能な状態とは、作業者が特別な作業
工具を用いることなく、手作業でホルダ20に対してフ
ィルタエレメント3を着脱できる状態である。フィルタ
支持部20cにはオイルを通過させるための多数の小孔
20dが形成されている。
【0022】図2に示したように、フィルタエレメント
3は、濾紙等の濾材26を周方向に山部26aと谷部2
6bとが交互に並ぶよう襞状に折り曲げ成形して全体を
略円筒形に構成したものである。フィルタエレメント3
の軸方向両端部にはシールプレート28,28が例えば
接着剤を用いて接合される。シールプレート28は濾材
26と同じく濾過機能を有する材質、例えば濾紙、不織
布にて構成され、その外径d1は濾材26によって形成
される円筒体の外径d0よりも小さい。図2(b)に示
したように、シールプレート28よりも外側には濾材2
6の山部26aが突出する。従って、それぞれの山部2
6aの内周縁26cとシールプレート28の外周28a
との間には、略三角形状の開口部O(図中のハッチング
領域)が生じる。
【0023】この開口部Oを空いたまま放置すると、入
口ポート10からフィルタケース2のダーティサイドS
1に流入したオイルが濾材26にて濾過されることなく
開口部Oを通過してホルダ20内のクリーンサイドS2
へと移動する。そのため、フィルタエレメント3の軸方
向両端部において、開口部Oが例えば接着剤等の充填材
30(図1参照)にて塞がれる。さらに、シールプレー
ト28と濾材26との接合部Dもその全周に亘って接着
剤等でシールされる図1に示したように、逆流防止弁3
5はホルダ20の外周に嵌め合わされる環状の基部35
aと、その基部35aの外周を取り囲むように設けられ
る環状のリップ部35bとを有している。これら基部3
5aおよびリップ部35bはいずれもゴム等の弾性材料
にて構成される。
【0024】ホルダ20の嵌合筒部20aとフィルタ支
持部20cとの間に設けられた当接面20fをベース4
の内底面4dに突き当てるとリップ部35bが適当な圧
力で接触し、これによりフィルタケース2内のダーティ
サイドS1と入口ポート10との間が仕切られる。入口
ポート10から流入するオイルの圧力とダーティサイド
S1内のオイルの圧力との差に応じてリップ部35bが
内底面4dに対して離接し、それにより入口ポート10
からのオイルの導入が許可されるとともに、ダーティサ
イドS1から入口ポート10へのオイルの逆流が防がれ
る。
【0025】ホルダ20の上端部には支持筒36の嵌合
部36aが弾性体製の支持リング37を介して嵌合せし
められる。支持筒36はキャップ5に溶着等の固定手段
を用いて固定されている。支持筒36の基端側には嵌合
部36aよりも大径のフィルタ押え部36bが設けられ
る。キャップ5をベース4にねじ込むと、支持筒36の
フィルタ押え部36bとシールプレート28とが密着し
てフィルタエレメント3が軸線方向に押し込まれ、その
結果、フィルタエレメント3および逆流防止弁35の基
部35aがホルダ20のフランジ20eと支持筒36の
フィルタ押え部36bとの間に挟持される。これによ
り、フィルタエレメント3の内周側と外周側とが液密に
シールされてフィルタケース2の内部がダーティサイド
S1とクリーンサイドS2とに区分される。
【0026】支持筒36の嵌合部36aの下端にはリリ
ーフ弁40が設けられる。このリリーフ弁40は、支持
筒36の下端に設けられた爪36c…の外周にはめ合わ
されてキャップ5の軸線方向に移動自在に支持された弁
体41と、その弁体41を支持筒36に向けて付勢する
コイルばね42とを有している。支持筒36の嵌合部3
6aの中心には貫通孔36dが形成され、フィルタ押え
部36bの外周にはダーティサイドS1のオイルを支持
筒36内に導くための開口36e…が形成されている。
ダーティサイドS1とクリーンサイドS2との圧力差が
所定値以内の場合には支持筒36の貫通孔36dが弁体
41にて閉塞され、ダーティサイドS1の圧力が所定値
以上に上昇すると弁体41が支持筒36から離間して貫
通孔36dが開口し、ダーティサイドS1からクリーン
サイドS2へと圧力が逃がされる。
【0027】以上の構成のオイルフィルタ1において
は、ホルダ20のフィルタ支持部20cに逆流防止弁3
5およびフィルタエレメント3を装着し、その後にホル
ダ20をキャップ5と一体の支持筒36の嵌合部36a
に嵌合させることにより、図3に示したフィルタサブア
ッセンブリ50を構成することができる。この状態か
ら、ホルダ20の嵌合筒部20aをベース4の出口ポー
ト11に挿入し、キャップ5をそのフランジ5cがベー
ス4の円筒部4aに突き当たるまでねじ込むことによ
り、図1に示すようにオイルフィルタ1が完成する。こ
のときホルダ20の当接面20fがベース4の内底面4
dに当接して逆流防止弁35が内底面4dに対して正確
に位置決めされる。
【0028】図1の組立て状態では、ベース4に挿入さ
れたスプール16が嵌合筒部20aによって出口ポート
11の奥側(図の下方)に押し込まれ、その結果、ドレ
ン路14が閉塞される。このとき、ホルダ20の内部の
クリーンサイドS2は嵌合筒部20aのスリット20b
を介して供給路13と連通する。この状態で自動車のエ
ンジンが作動して導入路12から入口ポート10へ加圧
されたオイルが導かれると、その圧力で逆流防止弁35
のリップ部35bが内底面4dから離れるように押し除
けられ、オイルがダーティサイドS1へと流入する。流
入したオイルはフィルタエレメント3を半径方向に通過
し、ホルダ20の小孔20dを介してクリーンサイドS
2へと流入し、さらに供給路13を介して所定の潤滑位
置へと導かれる。
【0029】エンジンが停止して入口ポート10の圧力
が低下すると逆流防止弁35のリップ部35bがベース
4の内底面4dと接触し、ダーティサイドS1にオイル
が閉じ込められる。この状態でフィルタエレメント3を
取り出すべくキャップ5を緩めると、そのキャップ5と
支持筒36および支持リング37を介して連結されたホ
ルダ20がキャップ5に追従してベース4から引き離さ
れる。これに伴って逆流防止弁35のリップ部35bが
ベース4の内底面4dから離されてダーティサイドS1
のオイルがホルダ20の嵌合筒部20aの外周に沿って
クリーンサイドS2へと回り込むようになる。
【0030】このとき、図4に示したようにホルダ20
の嵌合筒部20aが出口ポート11から引き抜かれる動
作に追従してスプール16がコイルばね17の力で出口
ポート11の開口端側へ徐々に移動し、ドレン路14を
閉じた位置(図1の位置)からドレン路14を開放し、
供給路13を閉じた位置へと徐々に移動し(図4(a)
→同図(b))、ホルダ20の嵌合筒部20aが完全に
引き抜かれてもその位置に保持される(図4(c))。
これにより、ダーティサイドS1から出口ポート11に
回り込む濾過前のオイルは供給路13に流入することな
く、ドレン路14からエンジンのオイルパンへと戻され
る。
【0031】スプール16が移動する途中の図4(a)
の状態では供給路13およびドレン路14の双方が開い
ているが、その状態ではOリング21の密封作用が働い
てダーティサイドS1から供給路13へのオイルの流入
が阻止される。そして、スプール16により供給路13
が完全に閉じられた時点でOリング21が出口ポート1
1の口元に達する(図4(b)参照)。従って、濾過前
のオイルが供給路13へ流入するおそれはない。
【0032】また、図1に示したようにOリング7はフ
ランジ5cよりも所定距離Lだけ円筒部4a内に深く挿
入される。キャップ5を取り外す際にスプール16が移
動してドレン路14が開いたとき、Oリング7が未だ円
筒部4aの内周に密着してその密封作用が失われないよ
うに距離Lが設定されている。これにより、キャップ5
を取り外す際にオイルがフィルタケース2の外部にこぼ
れ落ちるおそれがなくなり、作業を快適に行なえる。
【0033】キャップ5を取り外した後は、ホルダ20
を支持筒36から引き抜き、次いでホルダ20からフィ
ルタエレメント3を引き抜くことにより、使用済のフィ
ルタエレメント3のみを廃棄し、新たなフィルタエレメ
ント3をホルダ20の外周に装着してホルダ20を再度
支持筒36に組み付け、その後にフィルタサブアッセン
ブリ50をベース4に装着する。
【0034】なお、図4(c)のようにフィルタサブア
ッセンブリ50が取り外された状態では、ベース4の内
部から出口ポート11およびドレン路14を介してエン
ジンのオイルパンに至る流路が確保されている。従っ
て、オイル交換やオイル補給時におけるオイルの注入口
としてベース4を利用できる。
【0035】本発明は上述した実施形態に限られず、種
々の形態にて実施できる。例えば、ホルダ20の嵌合筒
部20aとフィルタ支持部20cとを別体に形成しても
よく、嵌合筒部20aは出口ポート11にねじ込むよう
にしてもよい。本発明は自動車エンジンのフィルタに限
らず、オートマチックトランスミッションの作動流体の
フィルタ等、各種のオイルのフィルタに適用できる。
【0036】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれば
フィルタ内部からみて出口ポートの手前側に供給路を奥
側にドレン路をそれぞれ接続したので、フィルタを分解
する際のフィルタ構成部品のベースから離れる方向の変
位を利用して、ドレン路を閉じた状態から開いた状態へ
と切り替えると同時に供給路を開いた状態から閉じた状
態へと切り替えることができる。従って、濾過前のオイ
ルの供給路への流入を確実に阻止できる。そして、ドレ
ン路を開閉するためのスプールとそれを駆動するための
ばね等の付勢手段を出口ポートに挿入した場合には、共
通のフィルタ支持体にてドレン路および供給路のそれぞ
れの開閉を切り替えることができ、機構の簡素化による
動作の信頼性の向上および部品点数の削減を図ることが
できる。
【0037】また、本発明によれば、フィルタケースの
分解時に、ドレン路が開いた後にフィルタケースのキャ
ップとベースとの接合部の密封作用が失われるように構
成したので、フィルタケース外へオイルがこぼれ落ちる
おそれがなく、フィルタケース内に蓄えられた濾過前の
オイルを確実にドレン路に導くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を自動車のエンジン用のオイルフィルタ
に適用した実施形態を示す図。
【図2】図1のオイルフィルタで使用するフィルタエレ
メントの詳細を示す図。
【図3】図1のオイルフィルタのキャップに装着された
サブアッセンブリをベースから分離した状態を示す図。
【図4】図1のオイルフィルタが分解されるときの出口
ポート部分の様子を拡大して示した図。
【符号の説明】
1 オイルフィルタ 2 フィルタケース 3 フィルタエレメント 4 ベース 5 キャップ 7 Oリング(シール手段) 10 入口ポート 11 出口ポート 12 導入路 13 供給路 14 ドレン路 16 スプール(弁体) 17 コイルばね(付勢手段) 20 ホルダ(フィルタ支持体) 20a 嵌合筒部 35 逆流防止弁(逆流防止弁手段) 36 支持筒 40 リリーフ弁 50 フィルタサブアッセンブリ S1 ダーティサイド S2 クリーンサイド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルタ内部に対するオイルの入口ポー
    トおよび出口ポートをそれぞれ有するベースと、 前記ベースに対して着脱可能に設けられ、該ベースと協
    働してフィルタケースを形成するキャップと、 前記フィルタケース内に収容されるフィルタエレメント
    と、 前記フィルタエレメントを前記出口ポートと同軸的に支
    持するフィルタ支持体と、 前記入口ポートから前記フィルタケース内のダーティサ
    イドへのオイルの流入を許容し、前記ダーティサイドか
    ら前記入口ポートへのオイルの逆流を阻止する逆流防止
    弁手段と、を具備し、 前記出口ポートには、前記フィルタケースのクリーンサ
    イドのオイルをフィルタ外の供給先へと導くための供給
    路と、フィルタの分解時に前記ダーティサイドに蓄えら
    れたオイルをフィルタ外の戻り先へ導くためのドレン路
    とが接続され、 前記供給路は前記ドレン路よりも前記フィルタ内部に接
    近した位置にて前記出口ポートに接続され、 前記ベースには、フィルタが組み立てられた状態では前
    記供給路を開放しかつ前記ドレン路を閉じるモードに保
    持され、フィルタが分解されるときには前記供給路を閉
    じかつ前記ドレン路を開放するモードに切り替わるドレ
    ン制御弁手段が設けられたことを特徴とするオイルフィ
    ルタ。
  2. 【請求項2】 前記ドレン制御弁手段には、前記供給路
    を開放しかつ前記ドレン路を閉じる位置と、前記供給路
    を閉じかつ前記ドレン路を開放する位置との間で前記出
    口ポート内を移動可能な弁体と、前記弁体を前記ドレン
    路を開放する位置に向けて付勢する付勢手段とが設けら
    れ、 前記フィルタが組み立てられた状態では、前記フィルタ
    支持体により前記弁体が前記ドレン路を閉じる位置に拘
    束され、前記フィルタの分解に伴ってその拘束が解除さ
    れることを特徴とする請求項1記載のオイルフィルタ。
  3. 【請求項3】 前記フィルタが組み立てられた状態で
    は、前記フィルタ支持体の一端が前記キャップに連結さ
    れ、前記他端が前記出口ポートに挿入されて前記弁体を
    前記ドレン路を閉じる位置に拘束することを特徴とする
    請求項2記載のオイルフィルタ。
  4. 【請求項4】 筒状部を有するベースと、 前記筒状部に着脱自在に組み合わされ、前記ベースと協
    働してフィルタケースを形成するキャップと、 前記ベースと前記キャップとの接合部を密封するシール
    手段と、 前記フィルタケース内に収容されるフィルタエレメント
    と、 前記フィルタケースの内部からフィルタ外の戻り先へオ
    イルを戻すためのドレン路を、前記キャップの取り外し
    操作に連動して閉状態から開状態へと切り替えるドレン
    制御弁手段と、を具備し、 前記キャップが取り外される際、前記シール手段による
    密封作用が失われるよりも前に前記ドレン制御弁手段に
    より前記ドレン路が開かれることを特徴とするオイルフ
    ィルタ。
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