JPH11102134A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11102134A
JPH11102134A JP26366397A JP26366397A JPH11102134A JP H11102134 A JPH11102134 A JP H11102134A JP 26366397 A JP26366397 A JP 26366397A JP 26366397 A JP26366397 A JP 26366397A JP H11102134 A JPH11102134 A JP H11102134A
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JP
Japan
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roller
image
transfer
detecting
image forming
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JP26366397A
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English (en)
Inventor
Kenji Honda
憲司 本田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、装置を小型化でき、処理能力を高
めることができ、色ズレのない良質な画像を形成できる
画像形成装置を提供する。 【解決手段】複写機の定着装置は、互いに転接して配置
された一対のヒートローラ71、72を有している。上
ヒートローラ71の端部付近には、補助ローラ73が転
接して配置されている。補助ローラ73の回転軸には、
補助ローラ73の周速を検出することにより上ヒートロ
ーラ71の周速を検出するエンコーダ75が取付けられ
ている。エンコーダ75によってヒートローラの周速を
定期的に検出し、搬送ベルトの走行速度に合せてヒート
ローラの回転速度を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機などの画
像形成装置に係り、特に、色分解された画像信号に基づ
く各色の画像を形成する複数の感光体ドラムを有するカ
ラー複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー画像を出力する画像形成装
置として、色分解された画像信号に基づいて、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(B)の各色のトナー像を形成する4つの画像形成部を
備えたいわゆる4連タンデム式のカラー複写機が知られ
ている。
【0003】この種の複写機は、4色のトナー像をそれ
ぞれ担持する互いに並設された4つの感光体ドラム、各
感光体ドラムを通して被転写媒体としての記録紙を搬送
する搬送装置、この搬送装置によって搬送される記録紙
上に、各感光体ドラム上に形成された各色のトナー像を
順次重ねて転写する転写装置、および転写装置によって
各色のトナー像が転写された記録紙を加熱および加圧し
て各色のトナー像を記録紙上に溶融定着させる定着装置
を有している。
【0004】定着装置は、互いに所定圧力で転接された
一対のヒートローラを有し、これらのヒートローラ間に
記録紙を通過させて記録紙を加熱および加圧し、記録紙
上のトナー像を溶融して定着するようになっている。各
ヒートローラは、その内部にヒータランプを備えたゴム
ローラにより形成されている。
【0005】複数枚の記録紙を連続して通紙して定着装
置を長時間動作させると、ヒータランプの熱により各ヒ
ートローラが加熱され、ゴムローラ部分が熱膨張され
る。このように、各ヒートローラが熱膨張されると、各
ヒートローラの外周長さが長くなり、各ローラが一定の
角速度で回転されると各ヒートローラの周速度が速くな
る。
【0006】このように、ヒートローラの周速度が速く
なると、各感光体ドラムの周速度および搬送装置による
搬送速度と定着装置の処理速度が一致しなくなり、定着
装置の一対のヒートローラ間に記録紙の先端が挟持され
た時点で記録紙の先端が引っ張られてしまい、記録紙の
後端が画像形成部を通過中であれば記録紙上での各色の
トナー像の重ね合わせ位置にズレ(色ズレ)を生じてし
まう。
【0007】このため、従来のカラー複写機では、この
ようなヒートローラの経時的な熱膨張を考慮して、ヒー
トローラの回転基準値を予め低めに設定し、色ズレを防
止するようにしていた。
【0008】また、記録紙の搬送方向に沿って最も下流
側に位置したブラック用の画像形成部と定着装置との間
の距離を十分にとって、且つ定着装置の処理速度を遅く
し、記録紙の先端が定着装置に達したときに記録紙をた
わませて、この状態で記録紙を定着装置に送り込むよう
にしていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、定着装置の処理速度、すなわちヒートローラの
周速度を、感光体ドラムの周速度および搬送装置の搬送
速度より遅くなるように設定すると、複写機全体のプロ
セス速度が低下されてしまい、処理能力が低下されてし
まうといった問題があった。
【0010】また、ブラック用の画像形成部と定着装置
との間の距離を長くすると、装置の小型化ができなるな
るといった問題があった。この発明は、以上の点に鑑み
なされたもので、その目的は、装置を小型化でき、処理
能力を高めることができ、色ズレのない良質な画像を形
成できる画像形成装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明のうち請求項1記載の画像形成装置は、像
担持体上に熱溶融性現像剤による像を形成する像形成手
段と、上記像担持体上に形成された現像剤像に被転写媒
体を搬送する搬送手段と、上記搬送手段にて搬送される
被転写媒体上に現像剤像を転写する転写手段と、上記搬
送手段の搬送方向終端に隣接して配置され、互いに転接
して配置された第1および第2ローラ、該第1ローラを
可変速で回転させる駆動手段、および上記第1および第
2ローラの少なくとも一方を加熱する加熱手段を有し、
上記搬送手段にて搬送されて上記転写手段にて現像剤像
が転写された被転写媒体を上記第1および第2ローラ間
を通し、該現像剤像を溶融して被転写媒体上に定着させ
る定着手段と、上記搬送手段による被転写媒体の搬送速
度を検出する第1検出手段と、上記駆動手段にて回転さ
れる第1ローラの周速を検出する第2検出手段と、上記
第1および第2検出手段による検出結果に従って上記駆
動手段を制御し、上記第1ローラの周速を上記搬送手段
による被転写媒体の搬送速度に合せる制御手段と、を備
えている。
【0012】また、この発明のうち請求項2記載の画像
形成装置によると、上記第2検出手段は、被転写媒体が
通過しない上記第1ローラの軸方向端部近くの周速を検
出することを特徴とする。
【0013】また、この発明のうち請求項3記載の画像
形成装置は、互いに並設された複数の感光体ドラムと、
色分解された画像信号に基づいて、上記各感光体ドラム
の表面上に各色の熱溶融性現像剤による像をそれぞれ形
成する像形成手段と、上記複数の感光体ドラムの表面に
転接した状態で走行可能な搬送ベルトを有し、この搬送
ベルト上に被転写媒体を保持して上記各感光体ドラム上
に形成された各色の現像剤像に搬送する搬送手段と、上
記搬送手段にて搬送される被転写媒体上に各色の現像剤
像を順次重ね合わせて重合転写する転写手段と、上記搬
送手段の搬送方向終端に隣接して配置され、互いに転接
して配置された第1および第2ローラ、該第1ローラを
可変速で回転させる駆動手段、および上記第1および第
2ローラの少なくとも一方を加熱する加熱手段を有し、
上記搬送手段にて搬送されて上記転写手段にて各色の現
像剤像が重合転写された被転写媒体を上記第1および第
2ローラ間を通し、重合転写された各色の現像剤像を溶
融して被転写媒体上に定着させる定着手段と、上記搬送
ベルトの走行速度を検出する第1検出手段と、上記駆動
手段にて回転される第1ローラの周速を検出する第2検
出手段と、上記第1および第2検出手段による検出結果
に従って上記駆動手段を制御し、上記第1ローラの周速
を上記搬送ベルトの走行速度に合せる制御手段と、を備
えている。
【0014】また、この発明のうち請求項4記載の画像
形成装置によると、上記第2検出手段は、被転写媒体が
通過しない上記第1ローラの軸方向端部近くの周速を検
出することを特徴とする。
【0015】また、この発明のうち請求項5記載の画像
形成装置は、像担持体上に熱溶融性現像剤による像を形
成する像形成手段と、上記像担持体上に形成された現像
剤像に被転写媒体を搬送する搬送手段と、上記搬送手段
にて搬送される被転写媒体上に現像剤像を転写する転写
手段と、上記搬送手段の搬送方向終端に隣接して配置さ
れ、互いに転接して配置された第1および第2ローラ、
該第1ローラを可変速で回転させる駆動手段、および上
記第1および第2ローラの少なくとも一方を加熱する加
熱手段を有し、上記搬送手段にて搬送されて上記転写手
段にて現像剤像が転写された被転写媒体を上記第1およ
び第2ローラ間を通し、該現像剤像を溶融して被転写媒
体上に定着させる定着手段と、上記搬送手段による被転
写媒体の搬送速度を検出する第1検出手段と、上記駆動
手段にて回転される第1ローラに転接して配置された補
助ローラと、上記補助ローラの周速を検出することによ
り上記第1ローラの周速を検出する第2検出手段と、上
記第1および第2検出手段による検出結果に従って上記
駆動手段を制御し、上記第1ローラの周速を上記搬送手
段による被転写媒体の搬送速度に合せる制御手段と、を
備えている。
【0016】また、この発明のうち請求項6記載の画像
形成装置によると、上記補助ローラは、その表面を粗く
して摩擦係数を高くしたアルミニウムローラによって形
成されていることを特徴とする。
【0017】また、この発明のうち請求項7記載の画像
形成装置によると、上記補助ローラは、被転写媒体が通
過しない上記第1ローラの軸方向端部近くに転接して配
置されていることを特徴とする。
【0018】また、この発明のうち請求項8記載の画像
形成装置によると、上記第2検出手段は、上記補助ロー
ラの回転軸に取付けられたエンコーダであることを特徴
とする。
【0019】また、この発明のうち請求項9記載の画像
形成装置によると、上記制御手段は、上記第2検出手段
を介して、予め設定した時間間隔で定期的に上記第1ロ
ーラの周速を検出し、上記駆動手段を制御することを特
徴とする。
【0020】また、この発明のうち請求項10記載の画
像形成装置は、互いに並設された複数の感光体ドラム
と、色分解された画像信号に基づいて、上記各感光体ド
ラムの表面上に各色の熱溶融性現像剤による像をそれぞ
れ形成する像形成手段と、上記複数の感光体ドラムの表
面に転接した状態で走行可能な搬送ベルトを有し、この
搬送ベルト上に被転写媒体を保持して上記各感光体ドラ
ム上に形成された各色の現像剤像に搬送する搬送手段
と、上記搬送手段にて搬送される被転写媒体上に各色の
現像剤像を順次重ね合わせて重合転写する転写手段と、
上記搬送手段の搬送方向終端に隣接して配置され、互い
に転接して配置された第1および第2ローラ、該第1ロ
ーラを可変速で回転させる駆動手段、および上記第1お
よび第2ローラの少なくとも一方を加熱する加熱手段を
有し、上記搬送手段にて搬送されて上記転写手段にて各
色の現像剤像が重合転写された被転写媒体を上記第1お
よび第2ローラ間を通し、重合転写された各色の現像剤
像を溶融して被転写媒体上に定着させる定着手段と、上
記搬送ベルトの走行速度を検出する第1検出手段と、上
記駆動手段にて回転される第1ローラに転接して配置さ
れた補助ローラと、上記補助ローラの周速を検出するこ
とにより上記第1ローラの周速を検出する第2検出手段
と、上記第1および第2検出手段による検出結果に従っ
て上記駆動手段を制御し、上記第1ローラの周速を上記
搬送ベルトの走行速度に一致させる制御手段と、を備え
ている。
【0021】また、この発明のうち請求項11記載の画
像形成装置によると、上記補助ローラは、その表面を粗
くして摩擦係数を高くしたアルミニウムローラによって
形成されていることを特徴とする。
【0022】また、この発明のうち請求項12記載の画
像形成装置によると、上記補助ローラは、被転写媒体が
通過しない上記第1ローラの軸方向端部近くに転接して
配置されていることを特徴とする。
【0023】また、この発明のうち請求項13記載の画
像形成装置によると、上記第2検出手段は、上記補助ロ
ーラの回転軸に取付けられたエンコーダであることを特
徴とする。
【0024】更に、この発明のうち請求項14記載の画
像形成装置によると、上記制御手段は、上記第2検出手
段を介して、予め設定した時間間隔で定期的に上記第1
ローラの周速を検出し、上記駆動手段を制御することを
特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について詳細に説明する。図1には、こ
の発明の画像形成装置としてのカラー複写機1(以下、
単に複写機1と称する)を右斜め前方から見た斜視図を
示してあり、図2には、この複写機1を左斜め後方から
見た斜視図を示してある。まず、複写機1の外観を示し
た図1および図2を参照して複写機1の全体構成につい
て説明する。
【0026】図1に示すように、複写機1の上部には、
原稿を載せるための原稿置き台2が設けられている。こ
の原稿置き台2には、原稿を動かないようにするための
原稿押さえ3が矢印aの方向に開閉可能に設けられてい
る。
【0027】複写機1の前側上部には、例えばコピー開
始スイッチ等の複写機1に対する各種の指示を設定、実
行するためのオペレータパネル4が設けられている。複
写機1の下部には、被転写媒体としての記録紙を搭載す
るための用紙カセット5a、5bが、複写機1に対して
矢印bおよびcの方向に引き出し可能に設けられてい
る。
【0028】複写機1の右側面には、ジャム処理のため
のアクセスカバー6、および手差し給紙のための紙ガイ
ド7が複写機1に対して矢印dの方向に開閉可能に設け
られている。
【0029】図2に示すように、複写機1の左側面に
は、画像形成が完了した記録紙を排出させるための排紙
口8、および排紙口8を介して排紙された記録紙を受け
取るための排紙トレイ9が設けられている。尚、排紙ト
レイ9は、複写機1に対して着脱可能に取り付けられて
いる。
【0030】また、複写機1の背面には、この複写機1
に電源を供給するための電源コード10、パソコン等の
コンピュータ機器と接続するためのI/Fコネクタ1
1、FAXと接続するためのI/Fコネクタ12等が設
けられている。
【0031】図3には、複写機1の内部構造を示した断
面図を示してある。また、図4には、図3の要部を拡大
して示してある。ここでは、複写機1全体の概略構成を
はじめに説明し、詳細な構成についてはその後説明す
る。
【0032】複写機1は大きく分類すると、 1)複写すべき原稿の画像をデジタル的に読み込んで画
像信号に変換するための原稿読取部20 2)電子写真方式を利用した画像形成部30 3)用紙カセット5a、5bおよび手差し給紙部を含む
給紙搬送部80 に分けられる。
【0033】原稿読取部20は、原稿置き台2上に置か
れた原稿(図示せず)を照明するための照明ランプ2
1、照明ランプ21からの光を原稿に向けて収束させる
図示しないリフレクタ、原稿から反射されてきた光を反
射ミラー22a、22b、22c、結像レンズ23等を
使って受光素子24に導くための光学システム25、原
稿からの光を電気信号に変換するためのCCD等の受光
素子24、光電変換された電気信号を色分解してイエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色毎の画像信号を
作成するための画像処理装置26を有している。
【0034】画像形成部30は、公知の電子写真方式を
応用したもので、各色(イエロー:Y、マゼンタ:M、
シアン:C、ブラック:B)毎に設けられた感光ドラム
(像担持体)を露光するための露光装置40、各色毎の
感光体ドラムを含む画像形成機構50、転写機構60、
定着装置70等から構成されている。
【0035】ここで、画像形成部30について詳細に説
明する。転写機構60は、記録紙を搬送する無端状の搬
送ベルト61を有し、この搬送ベルト61の上面側に
は、右からイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各
色の画像をそれぞれ形成する画像形成ユニット50Y、
50M、50C、50Bが等間隔に配置されている。
【0036】また、搬送ベルト61の上方であってブラ
ック用の画像形成ユニット50Bの図中左側には、搬送
ベルト61の走行速度を検出するためのファイバーセン
サ61a(第1検出手段)が搬送ベルト61から所定距
離離間して配設されている。ファイバーセンサ61a
は、搬送ベルト61上に形成したテストパターンを読取
ることにより、搬送ベルト61の走行速度を検出するよ
うになっている。
【0037】さらに、これらの上方には、露光装置40
が設けてある。露光装置40は、画像処理装置26にて
作成された各色毎の画像信号に従って駆動されるレーザ
光源42Y、42M、42C、42Bを有している。各
レーザ光源42Y、42M、42C、42Bは、色分解
された画像信号に応じてレーザ光41Y、41M、41
C、41Bをそれぞれ出射して図4に示すポリゴンミラ
ー43を介して各画像形成ユニット50Y、50M、5
0C、50B内に設けられた感光体ドラム51Y、51
M、51C、51B上に静電潜像を形成するようになっ
ている。
【0038】また、転写機構60には、転写装置62
Y、62M、62C、62Bが各感光体ドラム51Y、
51M、51C、51Bに対向して設けられている。駆
動ローラ63は、図示しないモータによって矢印の方向
に回転され、搬送ベルト61を所定の速度で矢印の方向
へ走行させるようになっている。従動ローラ64には図
示しない加圧機構によって駆動ローラ63から離れる方
向に所定のテンションが加えられており、搬送ベルト6
1がたるまないようになっている。
【0039】なお、搬送ベルト61上には、搬送ベルト
61上に記録紙がずれないように送り込むための用紙送
り込みガイド装置65、搬送ベルト61の表面をクリー
ニングするためのクリーニング装置66が設けられてい
る。
【0040】各画像形成ユニット50Y、50M、50
C、50Bは、それぞれ同様の構成を有し、公知の電子
写真プロセスにより各色に応じた画像を形成するように
なっている。
【0041】図4に詳しく示したように、感光ドラム5
1Y、51M、51C、51Bの周囲には、その回転方
向に沿って、帯電装置52Y、52M、52C、52
B、現像装置53Y、53M、53C、53B、転写装
置62Y、62M、62C、62B(図3参照)、クリ
ーニング装置54Y、54M、54C、54B、および
除電装置55Y、55M、55C、55B、が各々配置
され、色ごとに分解された画像信号に応じて露光装置4
0から射出されるレーザ光41Y、41M、41C、4
1Bに対応するカラー画像を形成するようになってい
る。
【0042】定着装置70は、互いに所定圧力で転接さ
れているとともに所定温度に加熱された上ヒートローラ
71(第1ローラ)および下ヒートローラ72(第2ロ
ーラ)を有している。そして、各ヒートローラ71、7
2間を記録紙を通過させることにより、記録紙上に転写
されたトナーを溶融し、記録紙に固着させるようになっ
ている。
【0043】次に、給紙搬送部80について説明する。
転写機構60の下方には、複数枚の記録紙を積載して収
容するための用紙カセット5a、5b、および各用紙カ
セット5a、5bから取出した記録紙を画像形成部30
に給紙搬送するための給紙部82が設けられている。
【0044】給紙部82は、記録紙をそれぞれの用紙カ
セット5a、5bからピックアップする給紙ローラ83
a、83b、記録紙を搬送ベルト61上に導く搬送ロー
ラ対84a、84b、記録紙の送りタイミングを調整す
るためのアライニングローラ対85等から構成されてい
る。
【0045】また、アライニングローラ85の上流側に
は、紙ガイド7(図1参照)を介して手差し給紙される
記録紙を搬送ベルト61上へ導くための手差し給紙装置
86が設けられている。紙ガイド7を開放した状態でそ
の上面に記録紙を載置すると、ピックアップローラ87
が回転され、記録紙の先端がアライニングローラ対85
へ送り込まれるようになっている。
【0046】次に、上記のように構成された複写機1の
動作について説明する。まず、オペレータパネル4を介
してコピーを行うための信号が入力されると、原稿読取
部20が動作を開始し、照明ランプ21を点灯させ、光
学システム25を動かす。原稿からの反射光は、光学シ
ステム25を通過し受光素子24に取り込まれ、電気信
号に変換されたのち画像処理装置26に送られる。
【0047】このように送り込まれた画像信号は、画像
処理装置26にて、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラ
ックの各色毎の画像信号に分解され、図示しない書き込
み画像処理装置に送られる。
【0048】書込み画像処理制御装置からの信号は、露
光装置40に送られ、同時に、感光ドラム51Y、51
M、51C、51B、搬送ベルト61、定着装置70等
が回転しはじめる。
【0049】用紙カセット5aまたは5b内に収容され
た記録紙は、給紙ローラ83a、83b、または手差し
給紙部のピックアップローラ87によりピックアップさ
れ、搬送ローラ対84a、84bによって搬送され、ア
ライニングローラ対85によりタイミングを合わせら
れ、搬送ベルト61上に送られる。
【0050】一方、画像書込み制御装置からの画像信号
は、露光装置40に送られ、各色に対応したレーザ光4
1Y、41M、41C、41Bとして出射される。各レ
ーザ光は、ポリゴンミラー43によって走査され、それ
ぞれ対応した感光体ドラムへ導かれる。
【0051】例えば、イエローの信号については、露光
装置40はイエロー用の画像信号に応じてレーザ光源4
2Yを付勢し、レーザ光41Yを射出する。このレーザ
光41Yで帯電装置52Yにより一様に帯電された感光
体ドラム51Yを露光走査し、イエロー画像信号に応じ
た静電潜像を形成する。
【0052】感光体ドラム51Yは、矢印e(図4参
照)の方向に回転しており、感光体ドラム51Y上の静
電潜像は現像装置53Yによって現像され、イエロート
ナー像が形成される。
【0053】このイエロートナー像は、転写装置62Y
によって、搬送ベルト61上の記録紙に転写される。そ
の後、転写されずに感光体ドラム51Yの表面上に残留
したイエロートナーは、クリーニング装置54Yによっ
てクリーニングされる。
【0054】さらに除電装置55Yの照明により感光体
ドラム51Y上の残留電位は一様に低下させられ、次の
電子写真プロセスに備えるようになっている。マゼン
タ、シアン、ブラックについては、対応する画像信号が
露光装置40に送られ、画像信号に応じてレーザ光41
M、41C、41Bを射出し、各画像形成手段におい
て、前記イエローの画像形成手段50Yと同様なプロセ
スを経て画像形成が行われる。
【0055】上述の画像形成の際、記録紙は搬送ベルト
61により搬送されつつ、各色の画像が次々と転写さ
れ、その後駆動ローラ63の曲率による分離または分離
爪(図示しない)による強制分離により搬送ベルト61
から離れ、定着装置70に送られる。
【0056】記録紙は、定着装置70において、熱およ
び圧力による画像定着を受け、その後、排紙口8を介し
て複写機1の外側に設けられた排紙トレイ9上に排出さ
れる。
【0057】上述したカラー複写機では、一般に、1枚
の原稿に対して複数枚の連続コピーがオペレータパネル
4を介して指示入力され、所定枚数分のコピー動作が連
続して実行される。このような連続コピーが継続される
と、定着装置70の上ヒートローラ71および下ヒート
ローラ72に熱膨張を生じ、各ヒートローラ71、72
の径が経時的に大きくなる。
【0058】このように、各ヒートローラ71、72の
径が大きくなると、各ヒートローラの周速が、各感光体
ドラム51Y、51M、51C、51Bの周速および搬
送ベルト61の走行速度より速くなり、定着装置70に
送り込まれた記録紙の先端が各ヒートローラ71、72
によって挟持されて引っ張られてしまう。このとき、記
録紙の後端が、例えばマゼンタ用の画像形成部にあれ
ば、マゼンタ以降の各画像形成部で出力される画像に色
ズレを生じてしまう。
【0059】単一の感光体ドラムを有するモノクロ複写
機であればこのような画像のズレは目立たないが、本実
施の形態のような4連タンデム式のカラー複写機では、
上記のような周速のズレが深刻な色ズレの問題となる。
【0060】このため、本実施の形態では、ヒートロー
ラ71、72の経時的な熱膨張による周速の変化を定期
的に検出し、各ヒートローラの周速を、各感光体ドラム
および搬送ベルトの速度に合せるように制御した。
【0061】図5には、定着装置70内に配置された一
対のヒートローラ71、72、および上ヒートローラ7
1に転接された補助ローラ73を示してある。また、図
6には、図5の各ローラを軸方向から見た側面図を示し
てある。
【0062】各ヒートローラ71、72の略中央には、
各ローラの回転軸に沿って延びた加熱手段としてのヒー
タランプ71a、72aが設けられている。そして、各
ヒータランプの周りにゴムローラ71b、72bが設け
られている。このように構成された各ヒートローラ7
1、72は、図示しない付勢機構によって互いに所定圧
力で圧接されており、上ヒートローラ71の回転軸に接
続された駆動手段としてのモータ76によって回転され
る。よって、上ヒートローラ71は駆動ローラとして作
用し、下ヒートローラ72は従動ローラとして作用す
る。
【0063】また、上ヒートローラ71の記録紙が通過
しない端部、すなわち上ヒートローラ71が最も熱膨張
を生じ易い部位には、補助ローラ73が転接した状態で
設けられている。補助ローラ73は、アルミニウムで形
成されており、その表面を粗くして摩擦係数を高くし、
上ヒートローラ71との間の滑りを抑える工夫が成され
ている。また、補助ローラ73は、スプリング74を介
して上ヒートローラ71に取付けられている。従って、
以上のように互いに転接された3つのローラは、その周
速が略一致する。
【0064】更に、補助ローラ73の回転軸73aに
は、補助ローラ73の周速を検出することで各ヒートロ
ーラ71、72の周速を検出するための第2検出手段と
してのエンコーダ75が取付けられている。
【0065】以下、図7に示すフローチャートを参照し
て、搬送ベルト61の走行速度に上ヒートローラ71
(および下ヒートローラ72)の周速を合せる際の制御
動作について説明する。
【0066】まず、オペレータパネル4を介してコピー
枚数などが設定されてコピー開始スイッチが押される
(ステップ1)と、ファイバーセンサ61aを介して搬
送ベルト61(すなわち、感光体ドラム)の走行速度が
測定され(ステップ2)、この走行速度が監視される。
【0067】次に、補助ローラ73に取付けられたエン
コーダ75を介して、上ヒートローラ71の周速の測定
が開始される(ステップ3)。予め設定した回数だけ上
ヒートローラ71の周速が測定されると、その平均値が
算出される(ステップ4)。
【0068】そして、ファイバーセンサ61を介して監
視した搬送ベルト61の走行速度とエンコーダ75によ
って検出した上ヒートローラ71の周速の平均値とが、
予め設定された時間間隔で定期的に比較され(ステップ
5)、上ヒートローラ71の周速が搬送ベルト61の走
行速度と同じ速度であるか否かが判断される(ステップ
6)。
【0069】ステップ6の判断の結果、両者の速度が一
致していないことが判断されると、上ヒートローラ71
の周速が、速度の相違分に応じて搬送ベルト61の走行
速度に合せて変更される(ステップ7)。例えば、上ヒ
ートローラ71の経時的な熱膨張によって上ヒートロー
ラ71の周速が搬送ベルト61の走行速度より速くなっ
た場合には、搬送ベルト61の走行速度に合せて上ヒー
トローラ71の周速が減速される。
【0070】一方、ステップ6の判断の結果、搬送ベル
ト61の走行速度と上ヒートローラ71の周速とが一致
していることが判断されると、コピー動作の終了(ステ
ップ8)を条件に、ファイバーセンサ61aによる搬送
ベルト61の走行速度の監視が終了され(ステップ
9)、且つエンコーダ75による上ヒートローラ71の
周速の測定が終了される(ステップ10)。
【0071】コピー動作が続行される場合には、ファイ
バーセンサ61aによる搬送ベルト61の走行速度の監
視(ステップ11)およびエンコーダ75による上ヒー
トローラ71の周速の測定(ステップ12)が続行され
る。
【0072】以上のように、本実施の形態によると、定
着装置70の一対のヒートローラ71、72の周速をエ
ンコーダ75によって定期的に測定するとともに、ファ
イバーセンサ61aによって搬送ベルト61の走行速度
を監視し、ヒートローラの周速を搬送ベルト61の走行
速度に合せるように制御した。これにより、ヒートロー
ラ71、72に熱膨張を生じた場合であっても、定着装
置70による処理速度を一定に保持でき、色ズレのない
良質な画像を形成できる。また、ヒートローラ71、7
2の周速を可変とすることができるため、ブラック用の
画像形成ユニット50Bと定着装置70との間の距離を
短くでき、複写機全体を小型化できるとともに、装置の
処理能力を高めることができる。尚、この発明は、上述
した実施の形態に限定されるものではなく、この発明の
範囲内で種々変形可能である。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の画像形
成装置は、上記のような構成および作用を有しているの
で、装置を小型化でき、処理能力を高めることができ、
色ズレのない良質な画像を形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る複写機を示す正面
斜視図。
【図2】図1の複写機を示す後面斜視図。
【図3】図1の複写機の内部構成を詳細に示す断面図。
【図4】図3の複写機の要部を拡大して示す拡大図。
【図5】図1の複写機に組込まれた定着装置の内部構成
を部分的に示す概略図。
【図6】図5の構成を各ローラの軸方向から見た側面
図。
【図7】搬送ベルトの走行速度に合せてヒートローラの
周速を制御する制御動作を説明するためのフローチャー
ト。
【符号の説明】
1…カラー複写機、 2…原稿置き台、 3…原稿押さえ、 4…オペレータパネル、 5a、5b…用紙カセット、 6…アクセスカバー、 7…紙ガイド、 8…排紙口、 9…排紙トレイ、 10…電源コード、 11、12…I/Fコネクタ、 20…原稿読取部、 21…照明ランプ、 22a、22b、22c…反射ミラー、 23…結像レンズ、 24…受光素子、 25…光学システム、 26…画像処理装置、 30…画像形成部、 40…露光装置、 41Y、41M、41C、41B…レーザ光、 42Y、42M、42C、42B…レーザ光源、 43…ポリゴンミラー、 50Y、50M、50C、50B…画像形成手段、 51Y、51M、51C、51B…感光体ドラム、 52Y、52M、52C、52B…帯電装置、 53Y、53M、53C、53B…現像装置、 54Y、54M、54C、54B…クリーニング装置、 55Y、55M、55C、55B…除電装置、 60…転写手段、 61…搬送ベルト、 61a…ファイバーセンサ、 62Y、62M、62C、62B…転写装置、 63…駆動ローラ、 63a…ベルトモータ、 64…従動ローラ、 65…用紙送り込みガイド装置、 66…クリーニング装置、 70…定着装置、 71、72…ヒートローラ、 71a、72a…ヒータランプ、 71b、72b…ゴムローラ、 73…補助ローラ、 74…スプリング、 75…エンコーダ、 80…給紙搬送部、 82…給紙部、 83a、83b…給紙ローラ、 84a、84b…搬送ローラ対、 85…アライニングローラ対、 86…手差し給紙装置、 87…ピックアップローラ。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に熱溶融性現像剤による像を
    形成する像形成手段と、 上記像担持体上に形成された現像剤像に被転写媒体を搬
    送する搬送手段と、 上記搬送手段にて搬送される被転写媒体上に現像剤像を
    転写する転写手段と、 上記搬送手段の搬送方向終端に隣接して配置され、互い
    に転接して配置された第1および第2ローラ、該第1ロ
    ーラを可変速で回転させる駆動手段、および上記第1お
    よび第2ローラの少なくとも一方を加熱する加熱手段を
    有し、上記搬送手段にて搬送されて上記転写手段にて現
    像剤像が転写された被転写媒体を上記第1および第2ロ
    ーラ間を通し、該現像剤像を溶融して被転写媒体上に定
    着させる定着手段と、 上記搬送手段による被転写媒体の搬送速度を検出する第
    1検出手段と、 上記駆動手段にて回転される第1ローラの周速を検出す
    る第2検出手段と、 上記第1および第2検出手段による検出結果に従って上
    記駆動手段を制御し、上記第1ローラの周速を上記搬送
    手段による被転写媒体の搬送速度に合せる制御手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記第2検出手段は、被転写媒体が通過
    しない上記第1ローラの軸方向端部近くの周速を検出す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 互いに並設された複数の感光体ドラム
    と、 色分解された画像信号に基づいて、上記各感光体ドラム
    の表面上に各色の熱溶融性現像剤による像をそれぞれ形
    成する像形成手段と、 上記複数の感光体ドラムの表面に転接した状態で走行可
    能な搬送ベルトを有し、この搬送ベルト上に被転写媒体
    を保持して上記各感光体ドラム上に形成された各色の現
    像剤像に搬送する搬送手段と、 上記搬送手段にて搬送される被転写媒体上に各色の現像
    剤像を順次重ね合わせて重合転写する転写手段と、 上記搬送手段の搬送方向終端に隣接して配置され、互い
    に転接して配置された第1および第2ローラ、該第1ロ
    ーラを可変速で回転させる駆動手段、および上記第1お
    よび第2ローラの少なくとも一方を加熱する加熱手段を
    有し、上記搬送手段にて搬送されて上記転写手段にて各
    色の現像剤像が重合転写された被転写媒体を上記第1お
    よび第2ローラ間を通し、重合転写された各色の現像剤
    像を溶融して被転写媒体上に定着させる定着手段と、 上記搬送ベルトの走行速度を検出する第1検出手段と、 上記駆動手段にて回転される第1ローラの周速を検出す
    る第2検出手段と、 上記第1および第2検出手段による検出結果に従って上
    記駆動手段を制御し、上記第1ローラの周速を上記搬送
    ベルトの走行速度に合せる制御手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記第2検出手段は、被転写媒体が通過
    しない上記第1ローラの軸方向端部近くの周速を検出す
    ることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 像担持体上に熱溶融性現像剤による像を
    形成する像形成手段と、 上記像担持体上に形成された現像剤像に被転写媒体を搬
    送する搬送手段と、 上記搬送手段にて搬送される被転写媒体上に現像剤像を
    転写する転写手段と、 上記搬送手段の搬送方向終端に隣接して配置され、互い
    に転接して配置された第1および第2ローラ、該第1ロ
    ーラを可変速で回転させる駆動手段、および上記第1お
    よび第2ローラの少なくとも一方を加熱する加熱手段を
    有し、上記搬送手段にて搬送されて上記転写手段にて現
    像剤像が転写された被転写媒体を上記第1および第2ロ
    ーラ間を通し、該現像剤像を溶融して被転写媒体上に定
    着させる定着手段と、 上記搬送手段による被転写媒体の搬送速度を検出する第
    1検出手段と、 上記駆動手段にて回転される第1ローラに転接して配置
    された補助ローラと、 上記補助ローラの周速を検出することにより上記第1ロ
    ーラの周速を検出する第2検出手段と、 上記第1および第2検出手段による検出結果に従って上
    記駆動手段を制御し、上記第1ローラの周速を上記搬送
    手段による被転写媒体の搬送速度に合せる制御手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 上記補助ローラは、その表面を粗くして
    摩擦係数を高くしたアルミニウムローラによって形成さ
    れていることを特徴とする請求項5記載の画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 上記補助ローラは、被転写媒体が通過し
    ない上記第1ローラの軸方向端部近くに転接して配置さ
    れていることを特徴とする請求項5記載の画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 上記第2検出手段は、上記補助ローラの
    回転軸に取付けられたエンコーダであることを特徴とす
    る請求項5記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 上記制御手段は、上記第2検出手段を介
    して、予め設定した時間間隔で定期的に上記第1ローラ
    の周速を検出し、上記駆動手段を制御することを特徴と
    する請求項5記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 互いに並設された複数の感光体ドラム
    と、 色分解された画像信号に基づいて、上記各感光体ドラム
    の表面上に各色の熱溶融性現像剤による像をそれぞれ形
    成する像形成手段と、 上記複数の感光体ドラムの表面に転接した状態で走行可
    能な搬送ベルトを有し、この搬送ベルト上に被転写媒体
    を保持して上記各感光体ドラム上に形成された各色の現
    像剤像に搬送する搬送手段と、 上記搬送手段にて搬送される被転写媒体上に各色の現像
    剤像を順次重ね合わせて重合転写する転写手段と、 上記搬送手段の搬送方向終端に隣接して配置され、互い
    に転接して配置された第1および第2ローラ、該第1ロ
    ーラを可変速で回転させる駆動手段、および上記第1お
    よび第2ローラの少なくとも一方を加熱する加熱手段を
    有し、上記搬送手段にて搬送されて上記転写手段にて各
    色の現像剤像が重合転写された被転写媒体を上記第1お
    よび第2ローラ間を通し、重合転写された各色の現像剤
    像を溶融して被転写媒体上に定着させる定着手段と、 上記搬送ベルトの走行速度を検出する第1検出手段と、 上記駆動手段にて回転される第1ローラに転接して配置
    された補助ローラと、 上記補助ローラの周速を検出することにより上記第1ロ
    ーラの周速を検出する第2検出手段と、 上記第1および第2検出手段による検出結果に従って上
    記駆動手段を制御し、上記第1ローラの周速を上記搬送
    ベルトの走行速度に一致させる制御手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】 上記補助ローラは、その表面を粗くし
    て摩擦係数を高くしたアルミニウムローラによって形成
    されていることを特徴とする請求項10記載の画像形成
    装置。
  12. 【請求項12】 上記補助ローラは、被転写媒体が通過
    しない上記第1ローラの軸方向端部近くに転接して配置
    されていることを特徴とする請求項10記載の画像形成
    装置。
  13. 【請求項13】 上記第2検出手段は、上記補助ローラ
    の回転軸に取付けられたエンコーダであることを特徴と
    する請求項10記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 上記制御手段は、上記第2検出手段を
    介して、予め設定した時間間隔で定期的に上記第1ロー
    ラの周速を検出し、上記駆動手段を制御することを特徴
    とする請求項10記載の画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1191406A2 (en) * 2000-09-26 2002-03-27 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and method

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1191406A2 (en) * 2000-09-26 2002-03-27 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and method
EP1191406A3 (en) * 2000-09-26 2003-01-15 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and method
US6741825B2 (en) 2000-09-26 2004-05-25 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and method
CN1327303C (zh) * 2000-09-26 2007-07-18 株式会社理光 图像形成方法及其装置

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