JPH11100498A - 難燃性ポリアミド樹脂組成物 - Google Patents

難燃性ポリアミド樹脂組成物

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JPH11100498A
JPH11100498A JP20998798A JP20998798A JPH11100498A JP H11100498 A JPH11100498 A JP H11100498A JP 20998798 A JP20998798 A JP 20998798A JP 20998798 A JP20998798 A JP 20998798A JP H11100498 A JPH11100498 A JP H11100498A
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polyamide resin
flame
mol
acid
resin composition
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JP20998798A
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Koji Onishi
功治 大西
Nobuo Osanawa
信夫 長縄
Shigeru Okita
茂 沖田
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Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリアミド樹脂と水酸化マグネシウムから
なる難燃性組成物において溶融滞留時の分解発泡を抑制
し、成形性を改善する。 【解決手段】 水酸化マグネシウムにより難燃化され
たポリアミド樹脂組成物において、ポリアミド樹脂とし
て(a)ヘキサメチレンジアンモニウムテレフタレート
および/またはヘキサメチレンジアンムニウムイソフタ
レート成分85〜20モル%、(b)ω−ラウロラクタ
ム、12−アミノドデカン酸、11−アミノウンデカン
酸の中から選ばれる少なくとも1種のポリアミド形成性
モノマー成分0〜80モル%、および(c)脂肪族ジア
ミンと脂肪族ジカルボン酸の実質的等モル塩で、かつ塩
1分子中の炭素原子数が16以上であるナイロン塩0〜
80モル%から得られる共重合体(ただし、(b)成分
と(c)成分の合計量は少なくとも15モル%)である
特定の構造を有する半芳香族ポリアミド樹脂を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械的特性、耐熱
性、耐湿性、成形性に優れた水酸化マグネシウムにより
難燃化された熱安定性の優れた難燃性ポリアミド樹脂組
成物に関するものである。さらに詳しくは、ポリアミド
樹脂が特定の構造の半芳香族ポリアミド単位と、特定の
範囲のアミド基濃度の高級ポリアミド単位を含有してな
るポリアミド樹脂であって、熱安定性の優れた水酸化マ
グネシウムとの難燃性ポリアミド樹脂組成物に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ポリアミド樹脂は機械的特性、成形加工
性、耐油性、耐溶剤性、耐熱性等に優れており、電気・
電子部品、自動車部品、機械部品等として広く用いられ
ている。特に電気・電子部品においては難燃性に対する
要求が強く、UL規格でV−0相当であることが必要条
件となっている。
【0003】難燃性のポリアミド樹脂としては、例えば
ポリアミド樹脂に臭素化ポリスチレン、臭素化ポリフェ
ニレンエーテル、臭素化ポリカーボネート、臭素化エポ
キシ樹脂などハロゲンを含有する難燃剤と酸化アンチモ
ンを配合した樹脂組成物が広く知られている。しかしな
がら、ハロゲン系難燃剤と酸化アンチモンを配合した樹
脂組成物は高温の条件下で各成分を混練する場合や成形
する場合、または各成分を混練する際の剪断速度が速い
場合には樹脂組成物が分解し、腐食性で有毒なガスを発
生するため製造時、成形時の環境の悪化、成形機や金型
の腐食あるいは電気・電子部品用の成形品で端子腐食な
どの問題が指摘されている。
【0004】これらハロゲン系難燃剤の問題点を解決す
るために、非ハロゲン系難燃剤として赤リン、メラミン
シアヌレート(MC塩)、有機リン化合物(リン酸エス
テル類、ポリリン酸アンモニウム塩類など)、金属水酸
化物などの使用が行われている。
【0005】しかしながら赤リンはポリアミド樹脂との
混練時に有毒なホスフィンガスを発生するため作業環境
が著しく損なわれたり、ホスフィンが電気・電子部品中
の端子腐食を引き起こすなどの欠点がある。またMC塩
は耐熱性が悪く、融点の高いポリアミド樹脂では、配合
時にポリアミドの分解が生じるなどの問題があった。さ
らに有機リン系化合物は熱安定性が悪いために加工条件
が狭く、限られたポリアミド樹脂にしか適用できなかっ
たり、また耐水性が悪く、リン含有率も低いため多量に
添加する必要があり機械的特性を損なうなどの問題点が
ある。
【0006】金属水酸化物はその難燃機構が加熱・分解
して水を発生する時の吸熱によるものであり、有毒ガス
や腐食性ガスが発生せずクリーンな難燃剤として近年盛
んに検討されている。金属水酸化物としては水酸化アル
ミニウム、水酸化マグネシウムが主体となっており、水
酸化アルミニウムは熱分解温度が220℃と低いため、
融点の低い熱可塑性樹脂に使用される。一方、水酸化マ
グネシウムは熱分解温度が340℃と高くポリオレフィ
ンやポリアミド樹脂の難燃化が検討されている。
【0007】ポリアミドと水酸化マグネシウムとの組成
物においては水酸化マグネシウムのポリアミド樹脂中へ
の分散性の改善、ポリアミド樹脂との接着性、機械的特
性の向上のために、水酸化マグネシウムの表面を処理す
る方法(特開昭49−18944号、50−7843
号、52−121660号、53−54243号、53
−58548号、54−29350号各公報など)、ポ
リオレフィンを併用する方法(特開昭49−18944
号公報、特開平1−315462号、6−234913
号、6−240135号、7−5152号、8−208
977号公報など)、熱可塑性芳香族重合体を併用する
方法(特開平6−279673号公報)などの技術が知
られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常の
ポリアミド樹脂と水酸化マグネシウムとの組成物におい
ては、コンパウンドによる組成物の調製および成形など
の溶融滞留時に、分解発泡することが知られており、こ
の分解発泡は前記公知の技術を用いても抑制できなかっ
た。この分解発泡を抑制する技術として、ポリアミドに
相溶性の良いエチレン−酢酸ビニル共重合体をブレンド
する方法(特開昭52−121660号公報)が開示さ
れてはいるが、分解発泡の抑制効果は不十分であった。
したがって本発明の課題は公知技術の前記欠点を有しな
い、水酸化マグネシウムを難燃剤としたポリアミド樹脂
組成物を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者はかかる前記課
題を解決するために鋭意、検討を行った結果、特定の構
造の半芳香族ポリアミド単位と、特定の範囲のアミド基
濃度の高級ポリアミド単位を含有させることで溶融滞留
時の発泡を抑制し、成形性が改善できること見出だし、
本発明をなすに至った。
【0010】すなわち、本発明の難燃化ポリアミド樹脂
組成物は、水酸化マグネシウムにより難燃化されたポリ
アミド樹脂組成物であって、ポリアミド樹脂が、(a)
ヘキサメチレンジアンモニウムテレフタレートおよび/
またはヘキサメチレンジアンモニウムイソフタレート成
分85〜20モル%、(b)ω−ラウロラクタム、12
−アミノドデカン酸、11−アミノウンデカン酸の中か
ら選ばれる少なくとも1種のポリアミド形成性モノマー
成分0〜80モル%、および(c)脂肪族ジアミンと脂
肪族ジカルボン酸の実質的等モル塩で、かつ塩1分子中
の炭素原子数が16以上であるナイロン塩0〜80モル
%から得られる共重合体(ただし、(b)成分と(c)
成分の合計量は少なくとも15モル%)であることを特
徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のポリアミド樹脂を構成す
る(a)成分のヘキサメチレンジアンモニウムテレフタ
レート成分はヘキサメチレンジアミンとテレフタル酸か
らなる等モル塩であり、ヘキサメチレンジアンモニウム
イソフタレート成分はヘキサメチレンジアミンとイソフ
タル酸からなる等モル塩である。また、(b)成分はω
−ラウロラクタム、12−アミノドデカン酸、11−ア
ミノウンデカン酸から選ばれる少なくとも一種のポリア
ミド形成性モノマー成分であり、(c)成分は脂肪族ジ
アミンと脂肪族ジカルボン酸の実質的等モル塩であり、
かつ塩1分子中の炭素原子数が16以上であるナイロン
塩である。
【0012】(c)成分の具体例としては、ヘキサメチ
レンジアンモニウムセバケート、ヘキサメチレンジアン
モニウムデカノエート、ヘキサメチレンジアンモニウム
ドデカノエートなどを挙げることができる。
【0013】これら(a)〜(c)の原料成分は、それ
ぞれ85〜20モル%,0〜80モル%,0〜80モル
%の割合とし、かつ、(b)成分と(c)成分の合計量
が少なくとも15モル%とする必要がある。(a)成分
が85モル%を越えると得られてくるポリアミド樹脂の
融点が高すぎて成形性が低下してしまう。また(a)成
分が20モル%に満たないと得られるポリアミド樹脂の
融点が低くなり、耐熱性が不十分となる。本発明で用い
られるポリアミド樹脂の融点は250℃〜320℃の範
囲にあることが好ましく、そのためには(a)〜(c)
の原料成分をそれぞれ85〜40モル%,0〜60モル
%,0〜60モル%の割合とし、かつ(b)成分と
(c)成分の合計量が20モル%以上とすることがより
好ましい。
【0014】本発明のポリアミド樹脂の重合度は特に限
定されるものではないが、機械的特性および成形性など
の点から1%濃度の98%硫酸溶液中25℃で測定した
ときの相対粘度が通常1.5〜5.0であり,好ましく
は1.8〜3.5、特に好ましくは2.0〜2.8であ
る。
【0015】また、本発明のポリアミド樹脂の製造方法
は特に限定されないが、通常の加圧溶融重合、例えばヘ
キサメチレンジアンモニウムテレフタレート(6T
塩)、12−アミノドデカン酸および/またはヘキサメ
チレンジアンモニウムセバケート(610塩)の混合水
溶液を15〜40kg/cm2 の水蒸気圧下で加熱反応
せしめ、ついで系内の水を放出させながら溶融重合を行
う常套的な溶融重合法、あるいは原料水溶液を150〜
320℃で一旦プレポリマを造り、これをさらに融点以
下の温度で固相重合する方法あるいは溶融押出機で高重
合度化する方法などが挙げられるが、なかでも加圧溶融
重合法が簡便で適している。
【0016】本発明で用いる水酸化マグネシウムは通常
市販されているものであり、粒子径、比表面積、形状な
ど特に限定されるものではないが、好ましくは粒子径が
0.1〜20μm、比表面積が3〜75m2 /g、形状
は球状、針状又は小板状のものがよい。水酸化マグネシ
ウムの表面処理については施されていてもいなくてもよ
い。表面処理法の例としては、シランカップリング剤、
アニオン界面活性剤、多価官能性有機酸、エポキシ樹脂
など熱硬化性樹脂による被覆形成などの処理法が挙げら
れる。
【0017】水酸化マグネシウムの添加量は組成物の難
燃性向上に有効な量が添加されるが、その添加量は30
〜70重量%が好適であり、より好ましくは35〜65
重量%である。水酸化マグネシウムの添加量が30重量
%より少ないと難燃性が損なわれるので好ましくなく、
また70重量%より多く添加しても難燃性の効果は変わ
らず、かえって組成物の機械的特性を損なうことになり
好ましくない。
【0018】本発明で用いられる変性ポリオレフィンは
ポリアミド樹脂に対して親和性を有する官能性基を分子
鎖中に含むポリオレフィンであり、官能性基としてはカ
ルボン酸基、カルボン酸無水物基、カルボン酸エステル
基、カルボン酸金属塩基、カルボン酸イミド基、カルボ
ン酸アミド基の中から選ばれた少なくとも1種をポリマ
ー分子鎖中に含むα−オレフィンのホモポリマーまたは
コポリマーあるいはジエン系エラストマーが好ましい。
【0019】α−オレフィンのホモポリマーまたはコポ
リマーの具体的な例としてはポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリ(1−ブテン)、ポリ(1−ペンテン)、ポ
リメチルペンテンなどのホモポリマー、エチレン、プロ
ピレン、1−ブテン、1−ペンテン、4−メチル−1−
ペンテン、イソブチレンなどのα−オレフィンと1,4
−ヘキサジエン、ジシクロペンタジエン、2,5−ノル
ボルナジエン、5−エチリデンノルボルネン、5−エチ
ル−2,5−ノルボルナジエン、5−(1´−プロペニ
ル)−2−ノルボルネンなどの非共役ジエンの少なくと
も1種をラジカル重合して得られるコポリマーを挙げる
ことができる。
【0020】また、ジエン系エラストマーとは1,4−
ブタジエン等のジエンの単独重合体とその水添物や、ビ
ニル芳香族炭化水素と共役ジエンとからなるA−B型ま
たはA−B−A´型のブロック共重合弾性体である。ブ
ロック共重合弾性体における末端ブロックAおよびA´
は同一でも異なっていてもよく、かつ芳香族部分が単環
でも多環でもよいビニル系芳香族炭化水素から誘導され
た熱可塑性単独重合体または共重合体が挙げられる。か
かるビニル芳香族炭化水素の例としてはスチレンα−メ
チルスチレン、ビニルトルエン、ビニルキシレン、エチ
ルビニルキシレン、ビニルナフタレンおよびそれらの混
合物などが挙げられる。中間重合体ブロックBは共役ジ
エン系炭化水素からなり、例えば1,3−ブタジエン、
2,3−ジメチルブタジエン、イソプレン、1,3−ペ
ンタジエンおよびそれらの混合物から誘導された重合体
などが挙げられる。本発明では、上記ブロック共重合体
の中間重合体ブロックBが水素添加(単に水添)処理を
受けたものも含まれる。
【0021】ポリオレフィンコポリマーの具体例として
はエチレン/プロピレン共重合体、エチレン/1−ブテ
ン共重合体、エチレン/プロピレン/ジシクロペンタジ
エン共重合体、エチレン/プロピレン/5−エチリデン
−2−ノルボルネン共重合体、未水添または水添ポリブ
タジエン、未水添または水添スチレン/イソプレン/ス
チレントリブロック共重合体、未水添または水添スチレ
ン/ブタジエン/スチレントリブロック共重合体などが
挙げられる。
【0022】これらポリオレフィンを変性する官能性基
含有成分の具体例としてはアクリル酸、メタクリル酸、
マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、クロトン酸、メチ
ルマレイン酸、メチルフマル酸、メサコン酸、シトラコ
ン酸、グルタコン酸、およびこれらカルボン酸の金属
塩、マレイン酸水素メチル、イタコン酸水素メチル、ア
クリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ヒドロ
キシエチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸2−エ
チルヘキシル、メタクリル酸ヒドロキシエチル、メタク
リル酸アミノエチル、マレイン酸ジメチル、イタコン酸
ジメチル、無水マレイン酸、無水イタコン酸、無水シト
ラコン酸、エンドビシクロ−[2.2.1]−5−ヘプ
テン−2,3−ジカルボン酸、エンドビシクロ−[2.
2.1]−5−ヘプテン−2,3−ジカルボン酸無水
物、マレイミド、N−エチルマレイミド、N−ブチルマ
レイミド、N−フェニルマレイミド、アクリル酸グリシ
ジル、イタコン酸グリシジル、シトラコン酸グリシジル
などである。これらの官能性基含有成分を導入する方法
は特に制限なく、共重合せしめたり、未変性ポリオレフ
ィンにラジカル開始剤を用いて導入するなどの方法を用
いることができる。官能性基含有成分の導入量は変性ポ
リオレフィン全体に対して0.001〜40モル%、好
ましくは0.01〜35モル%の範囲内であるのが適当
である。
【0023】本発明で用いられる変性ポリオレフィンの
具体例としては無水マレイン酸変性ポリエチレン、無水
マレイン酸変性ポリプロピレン、エチレン/アクリル酸
共重合体、エチレン/メタクリル酸共重合体およびこれ
ら共重合体中のカルボン酸部分の一部または全てをナト
リウム、リチウム、カリウム、亜鉛、カルシウム等との
金属塩としたもの、エチレン/アクリル酸メチル共重合
体、エチレン/アクリル酸エチル共重合体、エチレン/
メタクリル酸メチル共重合体、エチレン/メタクリル酸
エチル共重合体、エチレン/アクリル酸エチル−g−無
水マレイン酸共重合体(“g”はグラフトを表わす、以
下同じ)、エチレン/メタクリル酸メチル−g−無水マ
レイン酸共重合体、エチレン/アクリル酸エチル−g−
マレイミド共重合体エチレン/アクリル酸エチル−g−
N−フェニルマレイミド共重合体およびこれら共重合体
の部分ケン化物、エチレン/グリシジルメタクリレート
共重合体、エチレン/ビニルアセテート/グリシジルメ
タクリレート共重合体、エチレン/メタクリル酸メチル
/グリシジルメタクリレート共重合体、エチレン/グリ
シジルアクリレート共重合体、エチレン/ビニルアセテ
ート/グリシジルアクリレート共重合体、エチレン/グ
リシジルエーテル共重合体、エチレン/プロピレン−g
−無水マレイン酸共重合体、エチレン/1−ブテン−g
−無水マレイン酸共重合体、エチレン/プロピレン/
1,4−ヘキサジエン−g−無水マレイン酸共重合体、
エチレン/プロピレン/ジシクロペンタジエン−g−無
水マレイン酸共重合体、エチレン/プロピレン/2,5
−ノルボルナジエン−g−無水マレイン酸共重合体エチ
レン/プロピレン−g−N−フェニルマレイミド共重合
体、エチレン/ブテン−1−g−N−フェニルマレイミ
ド共重合体、水添スチレン/ブタジエン/スチレン−g
−無水マレイン酸共重合体、水添スチレン/イソプレン
/スチレン−g−無水マレイン酸共重合体、エチレン/
プロピレン−g−メタクリル酸グリシジル共重合体、エ
チレン/1−ブテン−g−メタクリル酸グリシジル共重
合体、エチレン/プロピレン/1,4−ヘキサジエン−
g−メタクリル酸グリシジル共重合体、エチレン/プロ
ピレン/ジシクロペンタジエン−g−メタクリル酸グリ
シジル共重合体、水添スチレン/ブタジエン/スチレン
−g−メタクリル酸グリシジル共重合体などを挙げるこ
とができる。
【0024】これらの変性ポリオレフィンの中でも、特
に好ましくは、無水マレイン酸変性ポリエチレン、無水
マレイン酸変性ポリプロピレン、エチレン/アクリル酸
共重合体およびエチレン/メタクリル酸共重合体中のカ
ルボン酸部分の一部または全てをナトリウム、リチウ
ム、カリウム、亜鉛、カルシウムとの塩としたもの、エ
チレン/アクリル酸エチル−g−無水マレイン酸共重合
体、エチレン/メタクリル酸メチル−g−無水マレイン
酸共重合体およびこれら共重合体の部分ケン化物;エチ
レン/グリシジルメタクリレート共重合体、エチレン/
メタクリル酸メチル/グリシジルメタクリレート共重合
体、エチレン/グリシジルアクリレート共重合体、エチ
レン/グリシジルエーテル共重合体、エチレン/プロピ
レン−g−無水マレイン酸共重合体、エチレン/1−ブ
テン−g−無水マレイン酸共重合体、エチレン/プロピ
レン/1,4−ヘキサジエン−g−無水マレイン酸共重
合体、水添スチレン/ブタジエン/スチレン−g−無水
マレイン酸共重合体、水添スチレン/イソプレン/スチ
レン−g−無水マレイン酸共重合体、エチレン/プロピ
レン−g−メタクリル酸グリシジル共重合体、エチレン
/1−ブテン−g−メタクリル酸グリシジル共重合体、
エチレン/プロピレン/1,4−ヘキサジエン−g−メ
タクリル酸グリシジル共重合体、水添スチレン/ブタジ
エン/スチレン−g−メタクリル酸グリシジル共重合体
などを挙げることができる。添加量としては水酸化マグ
ネシウムとポリアミド樹脂の組成物100重量部に対し
0〜15重量部である。添加量が15重量部より多くな
ると難燃性が損なわれるので好ましくない。
【0025】本発明の組成物には強度を向上させるため
に充填材を配合してもよく、その場合の充填材としては
繊維状充填材が好ましい。繊維状充填材としては、通常
用いられる繊維状の充填材であればいずれでもよい。具
体例を挙げるとガラス繊維、炭素繊維、アラミド繊維、
チタン酸カリウム繊維、金属繊維、セラミック繊維など
が挙げられる。これら充填材は一種もしくは二種以上を
併用して用いてもよい。
【0026】上記した繊維状強化材の中でもガラス繊維
が好ましく使用される。ガラス繊維の種類は、一般の樹
脂強化用に用いるものなら特に限定はなく、例えば長繊
維タイプや単繊維タイプのチョップドストランド、ミル
ドファイバーなどから選択して用いることができる。繊
維径についても制限はないが6〜20μmの範囲のもの
が好適に用いられる。これらのガラス繊維はエチレン/
酢酸ビニル共重合体などや熱硬化性樹脂で被覆あるいは
集束されていてもよく、シラン系、チタネート系カップ
リング剤、その他の表面処理剤で処理されていてもよ
い。繊維状強化材の添加量としては特に制限はないが水
酸化マグネシウムとポリアミド樹脂の組成物100重量
部に対し10〜50重量部が好ましい。添加量が10重
量部より少ないと強化の効果が不十分であり、また、5
0重量部より多くなるとポリアミド樹脂本来の機械的特
性が損なわれるので好ましくない。
【0027】本発明のポリアミド樹脂組成物にはその特
性を損なわない限りにおいて添加剤、例えば、水酸化マ
グネシウム以外の難燃剤(ハロゲン系難燃剤であるブロ
ム化ポリフェニレンオキシド(Br−PPO),ブロム
化ポリスチレン(Br−PSt),ポリ(2ブロム化ス
チレン)、ブロム化ポリカーボネート(Br−PC)な
ど,リン系難燃剤であるポリリン酸メラミン、ポリリン
酸アンモニウムなど、トリアジン系難燃剤であるメラミ
ンシアヌレート、メラミン、シアヌール酸など、その他
リン酸エステル類)、防炎助剤(ポリテトラフロロエチ
レン(PTFE)に代表されるフッ素樹脂,シリコーン
樹脂、フェノールノボラック樹脂、ポリアルキルアクリ
レートゴム、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリフェ
ニレンスルフィド(PPS)、ポリイミド(PI)、ポ
リアリレート、ポリフェニレンエーテル(PPE)など
の樹脂、ホウ酸塩類、金属酸化物(例えば酸化アルミニ
ウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化錫、酸化ケイ
素、酸化アンチモン、酸化カルシウム、酸化鉄など)、
耐熱安定剤(ヒンダードフェノール系、ヒドロキノン
系、ホスファイト系およびこれらの置換体、ヨウ化銅、
ヨウ化カリウムなど)、耐候性安定剤(レゾルシノール
系、サリシレート系、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフ
ェノン系、ヒンダードアミン系など)、離型剤および滑
剤(モンタン酸およびその塩、そのエステル、そのハー
フエステル、ステアリルアルコール、ステアラミドおよ
びポリエチレンワックスなど)、顔料(硫化カドミウ
ム、フタロシアニン、カーボンブラックなど)および染
料(ニグロシンなど)、充填剤(ガラスビーズ、タル
ク、カオリン、ウォラストナイト、マイカ、シリカ、ケ
イソウ土、クレー、石コウ、ベンガラ、グラファイトな
ど、可塑剤、滑剤、結晶核剤などが添加されてもよい。
これらの添加剤は混合物で使用されてもよい。添加剤の
添加量は各々の添加剤の目的に応じて選択することがで
きる。
【0028】本発明の難燃性ポリアミド樹脂組成物は耐
熱容器、電子レンジ部品、炊飯器部品、などに代表され
る電気・電子関連部品、自動車・車両関連部品、家庭・
事務電気製品部品、コンピューター関連部品、ファクシ
ミリ・複写機関連部品、機械関連部品、その他各種用途
に有効である。
【0029】
【実施例】以下に実施例を示し本発明をさらに詳しく説
明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるも
のでは無い。なお、実施例および比較例中の諸特性は次
の方法で測定した。
【0030】(1)溶融滞留安定性(目視) 溶融粘度測定装置: メルトインデクサー(東洋精機制
作所製:TYPE C−5059D2)で成形条件温度
に5分間溶融滞留させ押出したポリマーの表面状態を目
視観察し、発泡の有無を確認し、発泡しなかった場合を
“○”、発泡した場合を“×”とした。
【0031】(2)機械物性 A.引張り強さ、伸び: ASTM D638に従って
測定した。 B.曲げ弾性率: ASTM D760に従って測定し
た。 (3)燃焼性: UL94の方法に従って1/16イン
チ厚みの試験片により測定した。
【0032】[ポリアミドA〜Gの調製]表1に示す組
成のポリアミドを調製した。以下に、ポリアミドA、
C、D、Eの場合の代表例としてポリアミドAの調製方
法を、またポリアミドB、F、Gの場合の代表例として
ポリアミドFの調製方法を示すが、他のポリアミドの場
合は組成を変えてそれら方法に準じて調製した。
【0033】(ポリアミドAの調製方法)内容量が50
Lの重合釜にヘキサメチレンジアミン65重量%水溶
液:5.019kg(28.1モル),テレフタル酸:
4.676kg(28.1モル)、12−アミノドデカ
ン酸:6.056kg(28.1モル)、安息香酸:8
5.9g、および、水:7.582kgを仕込み窒素置
換した後、昇温して加熱した(内温が170℃に到達し
た時点で攪拌機を起動した)。圧力が17.5kg/c
2 G(ゲージ圧)となった時点から圧力を一定に調節
し、内温が280℃に達してから圧力を徐々に低下さ
せ、2時間かけて0kg/cm2 とした。内容物のポリ
マ温度は310℃であった。窒素により重合釜の圧力を
10kg/cm2に加圧し、重合釜下部のギヤポンプを
駆動させポリマを吐出させ、冷却バスを通して冷却し、
ストランドとしてカッターによりペレット化した。ペレ
ットは110℃で12時間真空乾燥した後、融点を測定
し、表1の結果を得た。
【0034】(ポリアミドFの調製方法)内容量が50
Lの重合釜にヘキサメチレンジアミン65重量%水溶
液:7.966kg,テレフタル酸:6.023kg、
イソフタル酸:1.390kg、12−アミノドデカン
酸:2.402kg、安息香酸:54.44g、水:
7.22kg、次亜リン酸ナトリウム:6.59gを仕
込み窒素置換した後、昇温して加熱した(内温が170
℃に到達した時点で攪拌機を起動した)。圧力が35k
g/cm2 G(ゲージ圧)となった時点から圧力を一定
に調節し、内温が310℃に達してから重合釜上部から
水蒸気を供給し、圧力を保ちながら重合釜底部からオリ
ゴマーを吐出、冷却して固化させた。固化したオリゴマ
ーを真空乾燥機で乾燥させた後、粉砕器で粉砕した。粉
砕したオリゴマーは二軸押出機(日本製鋼所TEX30
XSSST)により330℃で溶融押出しして高重合度
化し、ペレタイザーでペレット化した。オリゴマーの相
対粘度(1%の硫酸溶液中、25℃で測定)は1.3
4,高重合度化後のポリマーの相対粘度は2.50であ
った。ペレットは110℃で12時間真空乾燥した後、
融点を測定し表1の結果を得た。
【0035】[実施例1〜6]表1に示すポリアミドA
〜DおよびF、Gを用い、表2の組成で水酸化マグネシ
ウムとドライブレンドした後、二軸押出機[池貝(株)
製PCM30]で溶融混練して組成物のペレットを得
た。ペレットを110℃、12時間真空乾燥した後、成
形して組成物の特性を評価し、表2の結果を得た。得ら
れた組成物はUL−94評価法で1/16インチ厚みの
試験片でV−0と難燃性に優れていた。さらに、成形時
に材料の発泡による樹脂タレや吹き出しが無く、溶融滞
留時の発泡もなく熱安定性に優れていた。
【0036】[比較例1]表1に示すポリアミドEを用
い、表2の組成で水酸化マグネシウムとドライブレンド
した後、二軸押出機[池貝(株)製PCM30]で溶融
混練して組成物のペレットを得た。ペレットは押出し時
の発泡により気泡を含んだペレットであった。このペレ
ットを110℃、12時間真空乾燥した後、成形して組
成物の特性を評価し、表2の結果を得た。この組成物は
成形時に成形機のノズルから樹脂が発泡しながら流れ出
て、溶融滞留安定性の悪い組成物であった。燃焼性も発
泡による影響でV−0は得られなかった。
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】[実施例7〜10]表2の実施例1〜4の
配合物に、さらに、表3に示す組成でガラス繊維を添加
し、三成分をドライブレンドした後、二軸押出機[池貝
(株)製PCM30]で溶融混練して組成物のペレット
を得た。ペレットを110℃、12時間真空乾燥した
後、成形して組成物の特性を評価し、表3の結果を得
た。得られた組成物は、燃焼性は1/16インチ厚みの
試験片でV−0を示し、熱安定性及び難燃性に優れてい
た。
【0040】[比較例2]表2の比較例1の配合物に、
さらに、表3に示す組成でガラス繊維を添加し、三成分
をドライブレンドした後、実施例5と同様にしてペレッ
ト化し、乾燥した後、成形して組成物の特性を評価した
結果、表3に示すとおり、難燃性も熱安定性も劣ってい
た。
【0041】[実施例11〜15]表2の実施例1、3
〜6の配合物に、さらに、表3に示す組成でガラス繊維
および変性ポリオレフィンを添加し、四成分をドライブ
レンドした後、二軸押出機[池貝(株)製PCM30]
で溶融混練して組成物のペレットを得た。ペレットを1
10℃、12時間真空乾燥した後、成形して組成物の特
性を評価し、表3の結果を得た。得られた組成物は、燃
焼性は1/16インチ厚みの試験片でV−0を示し、熱
安定性及び難燃性に優れていた。
【0042】[比較例3]表2の比較例1の配合物に、
さらに、表3に示す組成でガラス繊維および変性ポリオ
レフィンを添加し、四成分をドライブレンドした後、実
施例11と同様にして処理して評価した結果、表3に示
すとおり、難燃性も熱安定性も劣っていた。
【0043】
【表3】
【0044】
【発明の効果】特定の構造の半芳香族ポリアミド樹脂
は、アルカリ性の極めて強いMg(OH)2 で難燃化し
ても、熱安定性の良好な難燃性ポリアミド樹脂組成物と
なるので組成物の調製時や成形時に発生する溶融滞留時
の分解発泡を抑制することができ、さらに、成形性を改
善することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 23:26)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水酸化マグネシウムにより難燃化された
    ポリアミド樹脂組成物であって、ポリアミド樹脂が、
    (a)ヘキサメチレンジアンモニウムテレフタレートお
    よび/またはヘキサメチレンジアンモニウムイソフタレ
    ート成分85〜20モル%、(b)ω−ラウロラクタ
    ム、12−アミノドデカン酸、11−アミノウンデカン
    酸の中から選ばれる少なくとも1種のポリアミド形成性
    モノマー成分0〜80モル%、および(c)脂肪族ジア
    ミンと脂肪族ジカルボン酸の実質的等モル塩でかつ塩1
    分子中の炭素原子数が16以上であるナイロン塩0〜8
    0モル%から得られる共重合体(ただし、(b)成分と
    (c)成分の合計量は少なくとも15モル%)であるこ
    とを特徴とする難燃性ポリアミド樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 水酸化マグネシウムが30〜70重量
    %、ポリアミド樹脂が70〜30重量%の範囲で配合さ
    れている請求項1記載の難燃性ポリアミド樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 ポリアミド樹脂の融点が250℃以上3
    20℃未満である請求項1または2記載の難燃性ポリア
    ミド樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 ポリアミド樹脂中の(c)成分の脂肪族
    ジアミンと脂肪族ジカルボン酸の等モル塩がヘキサメチ
    レンジアンモニウムセバケートである請求項1〜3のい
    ずれか記載の難燃性ポリアミド樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 水酸化マグネシウムが比表面積:3〜7
    5m2 /gを有し、球状、針状または小板状の粒子形状
    を有する請求項1〜4のいずれか記載の難燃性ポリアミ
    ド樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 水酸化マグネシウム及びポリアミド樹脂
    の合計100重量部に、さらに変性ポリオレフィン0〜
    15重量部、及び繊維状充填材10〜50重量部を配合
    してなる請求項1〜5のいずれか記載の難燃性ポリアミ
    ド樹脂組成物。
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