JPH1098459A - クロック同期方式 - Google Patents

クロック同期方式

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JPH1098459A
JPH1098459A JP8271911A JP27191196A JPH1098459A JP H1098459 A JPH1098459 A JP H1098459A JP 8271911 A JP8271911 A JP 8271911A JP 27191196 A JP27191196 A JP 27191196A JP H1098459 A JPH1098459 A JP H1098459A
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JP
Japan
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unique word
synchronization
clock
frame
output
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JP8271911A
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English (en)
Inventor
Koji Hirata
浩司 平田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】TDD通信における端末局のクロック同期確立
の時間を短縮するクロック同期方式の提供。 【解決手段】フレームユニークワード検出部10にてフ
レーム同期用ユニークワードを検出したた際に出力され
る検出信号と、クロックユニークワード検出部11にて
クロック同期用ユニークワードを検出した際に出力され
る検出信号との論理和をとり、その出力を、PLLの位
相比較に用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロック同期方式
に関し、特に、無線通信におけるユニークワード同期信
号によるクロック同期方式において、TDD(Time Div
ision Duplex)方式のうち、例えば道路料金自動収受シ
ステムのように短時間で同期確立、通信を行うシステム
に用いて好適なクロック同期方式に関する。
【0002】
【従来の技術】時間的にフレームを分割して通信を行う
TDD方式の無線通信の場合、端末局が動作するために
は、基地局のタイミングにフレームとクロックを同期さ
せる必要がある。
【0003】この同期方法として、従来、基地局からの
ユニークワードを検出し、この検出されたユニークワー
ドを基準として、フレームとクロックの同期をとる方法
が用いられている。なお、ユニークワード検出による同
期制御方式として、例えば特開平6−141009号公
報には、ユニークワード検出器で検出されたユニークワ
ード信号のうちカウンタ制御部は規定の条件を満たすも
のだけをカウンタ部に送るような構成として、複数のス
ロット使用に際しての同期制御を簡略化すると共に、不
要となった同期信号をデータとして使用することを可能
として伝送効率を上げるようにした時分割多元接続同期
方式が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のクロッ
ク同期方式においては、初期の同期確立の際には、ま
ず、端末局は基地局の報知信号に同期をとることが必要
とされる。この時、一般的に、報知信号は、1フレーム
中に一ヶ所しか存在しないため、報知信号中のユニーク
ワードを用いて端末局のフレームとクロックの同期をと
るには、ユニークワードを数十回検出せねばならず、こ
のため、数十フレームの時間を要する、ことになる。
【0005】したがって、本発明は、上記事情に鑑みて
なされたものであって、その目的は、TDDによる通信
方式において、短時間で同期を確立し通信を開始するク
ロック同期方式を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のクロック同期回路は、基地局の送信フレー
ムフォーマット中にクロック同期用のユニークワードを
備え、時分割通信の端末局が復調信号から、フレーム同
期用ユニークワードを検出する他に、クロック同期用の
ユニークワードを検出する手段を備え、前記端末局クロ
ック系において前記基地局との同期確立の際に、前記端
末局のPLLにおける位相比較に、フレーム同期用ユユ
ニークワードの他に検出されたクロック同期用ユニーク
ワードを用いる、ことを特徴とする。
【0007】また本発明は、好ましくは、時分割通信の
端末局において、復調信号を入力し、フレーム同期用ユ
ニークワードを検出してフレーム同期用ユニークワード
検出信号を出力するユニークワード検出手段と、前記復
調信号を入力し、クロック同期用ユニークワードを検出
し、クロック同期用ユニークワード検出信号を出力する
クロック同期ユニークワード検出手段と、前記フレーム
同期用ユニークワード検出信号と前記クロック同期用ユ
ニークワード検出信号を入力とし、両者の論理和を出力
する論理和手段と、前記論理和回路の出力と分周器の出
力を位相比較する位相比較部と、前記位相比較部の出力
信号をうけるフィルタ部と、前記フィルタ部の出力で発
振周波数を変化させる電圧制御発振器と、前記電圧制御
発振器の出力を分周する分周器と、前記フレーム同期用
ユニークワード検出信号を入力し、前記電圧制御発振器
の出力をクロックとして動作するフリップフロップと、
前記フリップフロップの出力をトリガとし、前記電圧制
御発振器の出力をクロックとして動作するフレームカウ
ンタを、有することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明は、その好ましい実施の形態におい
て、基地局送信フレームフォーマット中にクロック同期
用ユニークワード(図2の24)を持ち、端末局クロッ
ク系にクロック同期用ユニークワード検出部(図1の1
1)を有するものである。
【0009】より詳細には、時分割通信の端末局は、復
調信号を入力し、フレーム同期用ユニークワードを検出
してフレーム同期用ユニークワード検出信号を出力する
ユニークワード検出手段(図1の10)と、復調信号を
入力し、クロック同期用ユニークワードを検出し、クロ
ック同期用ユニークワード検出信号を出力するクロック
同期ユニークワード検出手段(図1の11)と、フレー
ム同期用ユニークワード検出信号とクロック同期用ユニ
ークワード検出信号とを入力としてこれらの論理和出力
を出力する論理和回路(図1の13)と、論理和回路の
出力と分周器(図1の15)の出力とを位相比較する位
相比較部(図1の14)と、位相比較部の出力信号を入
力とするフィルタ(図1の17)と、フィルタの出力で
発振周波数を可変させる電圧制御発振器(VCO)(図
1の16)と、電圧制御発振器(VCO)の出力を分周
する分周器(図1の15)と、を備えたPLL(位相同
期ループ)回路(図1の19)と、フレーム同期用ユニ
ークワード検出信号データを入力とし、電圧制御発振器
(VCO)の出力をクロック入力として動作するフリッ
プフロップ(図1の12)と、フリップフロップの出力
をトリガとし、電圧制御発振器(VCO)の出力をクロ
ックとして動作するフレームカウンタ(図1の18)
と、を備えて構成される。
【0010】本発明の実施の形態においては、端末局ク
ロック系において基地局との同期確立の際に、PLLの
位相比較に通常のユニークワードだけでなく、クロック
同期用ユニークワードを使用することで、位相比較の間
隔を短くし、クロックの同期が早くなる。
【0011】
【実施例】本発明の実地例について図面を参照して説明
する。
【0012】図1は、本発明の一実施例の構成を示す図
であり、端末局におけるクロック系統図を示している。
【0013】図1を参照すると、本実施例においては、
復調部において復調された信号は、フレームユニークワ
ード検出部10と、クロックユニークワード検出部20
と、に入力される。フレームユニークワード検出部10
では、フレーム同期用ユニークワードを検出した際に検
出信号を出力し、この検出信号は、フリップフロップ
(D型フリップフロップ)12のデータ入力端に入力さ
れて、端末局内のクロックによって取り込まれ、フレー
ムカウンタ18にトリガ信号(FP)として入力され
る。
【0014】ユニークワード検出部10の検出信号は、
クロックユニークワード検出部13においてクロック同
期用ユニークワードを検出した際に出力される検出信号
とともに、論理和(OR)回路13を通じて位相比較器
14の一の入力端に入力される。
【0015】位相比較器14、フィルタ(ループフィル
タ)17、電圧制御発振器(VCO)16、及び分周器
15のループは、PLL(位相同期ループ)19を構成
しており、分周器15の出力は位相比較器14の他の入
力端に入力され、OR回路13の出力と位相比較され
る。また、電圧制御発振器16の出力はフリップフロッ
プ12のクロック入力端、及びフレームカウンタ18の
クロック入力端に入力されている。
【0016】図2は、本発明の一実施例の動作を説明す
るための、基地局送信用フレームフォーマットを示す図
である。図20を参照して、20は搬送波再生部、21
はビットタイミング再生部、22はフレーム同期用ユニ
ークワード、23は送信データ、24はクロック再生用
ユニークワードをそれぞれ示している。また、空白の部
分(23と20の間、及び24と20の間)は、端末局
からの送信期間となる。
【0017】フレーム同期用ユニークワードは、1フレ
ーム中に一つ存在し、クロック同期用ユニークワード
は、1フレーム中に複数個存在し、両ユニークワードは
時間的に等間隔に並んでいる。
【0018】次に、本実施例の動作について説明する。
【0019】図1及び図2を参照すると、フレームフォ
ーマットの信号を受信した端末局において復調された信
号は、フレームユニークワード検出部10とクロックユ
ニークワード検出部11に入力される。ユニークワード
検出部10でフレーム同期用ユニークワードを検出した
検出信号と、クロックユニークワード検出部11でクロ
ック同期用ユニークワードを検出した検出信号は、OR
回路13を通してPLL19の位相比較器14に入力さ
れ、端末局のクロック同期がとられる。
【0020】またクロック同期がとられた後に、検出さ
れたフレーム同期用ユニークワードの検出信号は、フリ
ップフロップ12にて、復調部での再生クロックから端
末内のクロックへ乗せ変えが行われ、端末局のフレーム
タイミングを発生するフレームカウンタのトリガ信号と
なり、端末局のフレーム同期がとれる。
【0021】このため、フレームフォーマットに、クロ
ック同期用ユニークワード部を適切に配置することによ
り、PLL部19における位相比較の時間を、フレーム
フォーマットの長さに関わりなく設定することが可能と
され、フレーム単位で同期をとる場合よりも、クロック
同期の時間を短くすることができる。
【0022】また1フレームの時間が長くなると、フレ
ームで同期をとる場合、PLL部19の設計においてフ
ィルタ17の設計が理論的に不可能な場合が生じる。し
かしながら、本実施例においては、位相比較の時間を短
くできるので、PLL部19の設計を容易にすることが
できる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば下
記記載の効果を奏する。
【0024】(1)本発明の第一の効果は、同期確立の
ための時間が短くなる、ということである。
【0025】その理由は、本発明においては、フレーム
同期用ユニークワードの他にクロック同期用ユニークワ
ードを基地局の送信フレーム中に設定した、ことによ
る。
【0026】(2)本発明の第二の効果は、1フレーム
の長さが長くても同期確立までの時間に影響がない、と
いうことである。
【0027】その理由は、本発明においては、クロック
同期用ユニークワードを短い間隔で配置した、ことによ
る。
【0028】(3)本発明の第三の効果は、1フレーム
の長さが長く、理論的にはPLLの構成が不可能な場合
でも、PLLの使用を可能とすることである。
【0029】その理由は、本発明においては、クロック
同期用ユニークワードの配置によって位相比較の間隔を
短くできる、ためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例における基地局送信フレーム
フォーマットの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 信号入力部 10 フレームユニークワード検出部 11 クロックユニークワード検出部 12 フリップフロップ 13 OR回路 14 位相比較部 15 分周器 16 電圧制御発振器 17 フィルタ 18 フレームカウンタ 19 PLL部 20 搬送波再生部 21 ビットタイミング再生部 22 フレーム同期用ユニークワード 23 送信データ 24 クロック同期用ユニークワード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基地局の送信フレームフォーマット中にク
    ロック同期用のユニークワードを備え、 時分割通信の端末局が復調信号から、フレーム同期用ユ
    ニークワードを検出する他に、クロック同期用のユニー
    クワードを検出する手段を備え、前記端末局クロック系
    において、前記基地局との同期確立の際に、前記端末局
    のPLLにおける位相比較に、フレーム同期用ユニーク
    ワードの他に、検出されたクロック同期用ユニークワー
    ドを用いる、ことを特徴とするクロック同期方式。
  2. 【請求項2】時分割通信の端末局において、 復調信号を入力し、フレーム同期用ユニークワードを検
    出してフレーム同期用ユニークワード検出信号を出力す
    るユニークワード検出手段と、 前記復調信号を入力し、クロック同期用ユニークワード
    を検出し、クロック同期用ユニークワード検出信号を出
    力するクロック同期ユニークワード検出手段と、 前記フレーム同期用ユニークワード検出信号と前記クロ
    ック同期用ユニークワード検出信号を入力とし、両者の
    論理和を出力する論理和手段と、 前記論理和回路の出力を一の入力端に入力する位相比較
    部と、 前記位相比較部の出力信号をうけるフィルタと、 前記フィルタ部の出力で発振周波数を変化させる電圧制
    御発振器と、 前記電圧制御発振器の出力を分周する分周器と、 を備え、前記分周器の出力が前記位相比較部の他の入力
    端に入力されてなるPLL(位相同期ループ)回路と、 前記フレーム同期用ユニークワード検出信号を入力し、
    前記電圧制御発振器の出力をクロックとして動作するフ
    リップフロップと、 前記フリップフロップの出力をトリガとし、前記電圧制
    御発振器の出力をクロックとして動作するフレームカウ
    ンタ部を、 有することを特徴とするクロック同期方式。
  3. 【請求項3】基地局の送信フレームにおいて、フレーム
    当たり1つのフレーム同期用ユニークワードを備える他
    に、クロック同期用ユニークワードを所定個有すること
    を特徴とする請求項2記載のクロック同期方式。
JP8271911A 1996-09-20 1996-09-20 クロック同期方式 Pending JPH1098459A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010539747A (ja) * 2007-09-11 2010-12-16 韓國電子通信研究院 Tdd方式の通信装置及びその動作方法
US7869552B2 (en) 2006-11-08 2011-01-11 Olympus Corporation Receiving apparatus for performing frequency synchronization using specific code pattern

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7869552B2 (en) 2006-11-08 2011-01-11 Olympus Corporation Receiving apparatus for performing frequency synchronization using specific code pattern
JP2010539747A (ja) * 2007-09-11 2010-12-16 韓國電子通信研究院 Tdd方式の通信装置及びその動作方法

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010619