JPH1098415A - 無線通信機 - Google Patents

無線通信機

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Publication number
JPH1098415A
JPH1098415A JP8271713A JP27171396A JPH1098415A JP H1098415 A JPH1098415 A JP H1098415A JP 8271713 A JP8271713 A JP 8271713A JP 27171396 A JP27171396 A JP 27171396A JP H1098415 A JPH1098415 A JP H1098415A
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JP
Japan
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carrier frequency
frequency
communication
carrier
signal
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Application number
JP8271713A
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English (en)
Inventor
Hironaga Wakayama
裕修 若山
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信に使用される搬送周波数の決定を遅延さ
せることなく、搬送周波数の選択の範囲を拡大する。 【解決手段】 第1ホップテーブル26の全搬送周波数
(f1,f2,...fL) について所定以上に干渉されているか否
かを誤り率テーブル35aや誤り率算出部35c等を用
いて判定し、干渉されていると判定された搬送周波数を
第2ホップテーブル35bのSWフラグに対して設定す
ることにより記憶する。SWフラグの確認によりホッピ
ングパターンの搬送周波数(f1,f2,...fL) が干渉された
と判定された搬送周波数と一致したときに、この搬送周
波数の第1拡散信号s1に第2PLL局部発振器37の
第2拡散信号s2を付加して他の搬送周波数に変更す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周波数ホッピング
方式により所定のホッピングパターンに従って搬送周波
数を切り換えながら双方向通信を行う無線通信機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年において、通信データを変調後に拡
散して送信する一方、受信した信号を逆拡散して復調す
ることにより通信データを得るスペクトラム拡散方式の
無線通信システムが、周波数の有効利用および低い電力
密度の通信を可能にすることから注目されている。そし
て、特に、スペクトラム拡散方式による送受信時に、拡
散および逆拡散を搬送周波数を順次切り換える周波数ホ
ッピングで行うと、信号の秘匿性が向上すると共に干渉
による通信障害が減少するため、この周波数ホッピング
を適用したスペクトラム拡散方式の無線通信システムが
例えば電話機やファクシミリ装置等の各種の分野におい
て広範囲に採用されようとしている。
【0003】従来、上記方式の無線通信システムに採用
される無線通信機は、拡散および逆拡散の搬送周波数を
示す拡散符号を所定チャンネル分有したホップテーブル
を備えており、このホップテーブルによるホッピングパ
ターンに従って周波数ホッピングされた搬送周波数で通
信を行うようになっている。この際、周波数ホッピング
された搬送周波数に干渉が生じていると、この搬送周波
数で通信が行われている期間は、干渉により通信障害が
生じて通信の信頼性が低下することになる。
【0004】そこで、特開平6−334630号公報に
は、テスト用の搬送周波数を予め登録しておき、これら
の搬送周波数について干渉波レベルを測定し、干渉波レ
ベルの低い搬送周波数から順に選択して所定ホップ数の
ホッピングパターンを決定する。そして、このホッピン
グパターンとなるホップテーブルを全無線通信機に備え
させることによって、干渉波レベルの低い搬送周波数の
みで通信を行うようにして通信データの信頼性を向上さ
せる方法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のように、予め登録されたテスト用の搬送周波数から
ホッピングパターンに使用される搬送周波数を選択する
方法では、選択の範囲がテスト用の搬送周波数に限定さ
れることになる。従って、選択の範囲を拡大しようとす
ると、テスト用の搬送周波数の登録数を増加させること
が必要になるため、干渉波レベルを測定する回数が増大
することによって、通信に使用される搬送周波数を決定
するまでに長時間を要するという問題が発生することに
なる。
【0006】従って、本発明は、通信に使用される搬送
周波数の決定を遅延させることなく、搬送周波数の選択
の範囲を拡大することができる無線通信機を提供しよう
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、複数の搬送周波数からなるホッ
ピングパターンに従って搬送周波数を切り換えながら双
方向通信を行う無線通信機であって、前記ホッピングパ
ターンの全搬送周波数について所定以上に干渉されてい
るか否かを判定する判定手段と、干渉されていると判定
された搬送周波数を記憶する周波数記憶手段と、前記ホ
ッピングパターンの搬送周波数が前記周波数記憶手段の
搬送周波数と一致したときに、該搬送周波数を他の搬送
周波数に変更する周波数変更手段とを有していることを
特徴としている。これにより、ホッピングパターンの搬
送周波数を周波数変更手段により他の搬送周波数に変更
させる際に、この変更量を調整すれば、通信処理で使用
する搬送周波数を任意の周波数に設定することができ
る。従って、通信処理で使用される搬送周波数の選択の
範囲をホッピングパターンのホップ数以上に拡大した場
合でも、周波数変更手段における他の搬送周波数への変
更量を調整するだけであるため、干渉を判定する回数が
ホッピングパターンのホップ数に限定されることから、
通信に使用する搬送周波数を一定の時間で決定すること
ができるようになっている。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載の無線通
信機であって、前記周波数変更手段は、前記ホッピング
パターンの各搬送周波数間の搬送周波数に変更すること
を特徴としている。これにより、干渉の状態に応じて搬
送周波数を柔軟に変更することができると共に、搬送周
波数の利用効率を向上させることができるようになって
いる。
【0009】請求項3の発明は、請求項1または2記載
の無線通信機であって、前記判定手段による判定を定期
的に行わせる第1設定管理手段を有していることを特徴
としている。これにより、全搬送周波数について定期的
に干渉されているか否かが判定されるため、良好な通信
を安定して行うことができるようになっている。
【0010】請求項4の発明は、請求項1または2記載
の無線通信機であって、前記判定手段による判定を通信
途中で行わせる第2設定管理手段を有していることを特
徴としている。これにより、干渉されている搬送周波数
が通信途中で検出されたとき、周波数記憶手段に対して
該当する搬送周波数を記憶させるという簡単な処理を高
速で行うことができるため、一連の通信中においても良
好な通信を安定して行うことができるようになってい
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1ないし
図11に基づいて以下に説明する。本実施の形態に係る
無線通信機は、周波数ホッピング方式により所定のホッ
ピングパターンに従って搬送周波数を切り換えながら通
信機相互間で双方向通信を行う無線通信システムにおい
て使用されるようになっている。この無線通信システム
は、例えば図2に示すように、外部回線に接続された1
台の無線通信機である親機10と、この親機10と通信
可能且つ相互に通信可能な5台の無線通信機である子機
11〜15とを有している。尚、これらの親機10や子
機11〜15には、電話機やファクシミリ装置、プリン
タ装置、コンピュータ等を適用することができる。親機
10と子機11〜15との通信および子機11〜15間
の通信は、図3に示すように、TDD(Time Division D
uplex)方式により行われるようになっており、一方が送
信状態(TX)のときには他方を受信状態(RX)と
し、この送信状態(TX)と受信状態(RX)とを交互
に置き換えることにより通信を行うようになっている。
尚、本無線通信システムは、TDMA(Time Division M
utiple Access)方式により通信を行うようになっていて
も良い。
【0012】上記の親機10および子機11〜15は、
図1に示すように、通信データを周波数ホッピングしな
がらスペクトラム拡散方式により送受信する無線通信部
1を有している。無線通信部1は、図示しない外部回路
に対して通信データをデータ処理して入出力するインタ
ーフェース部21を有している。インターフェース部2
1は、通信データが音声データである場合、音声データ
とデジタル信号とを相互変換するコーデックおよび圧縮
器を有している一方、通信データが非音声データである
場合、バッファやエラー訂正処理等を行うデータ変換器
を有している。
【0013】上記のインターフェース部21は、通信デ
ータを変調する変調部22aと、通信データを復調する
復調部22bとを有した変復調器22に接続されてい
る。変復調器22は、コントローラ35からの送信指令
信号pおよび受信指令信号qにより変調部22aと復調
部22bとの作動状態を通信データの送信時と受信時と
で切り換えるようになっている。そして、送信時に作動
される変調部22aは、ミキサを備えたアップコンバー
タ23に接続されている。
【0014】上記のアップコンバータ23には、第1P
LL局部発振器25が接続されており、第1PLL局部
発振器25には、第1ホップテーブル26が接続されて
いる。第1ホップテーブル26には、図4に示すよう
に、第1拡散符号(拡散周波数データ)f1,f2,..fLが各
チャンネルC1,C2,..CLに対応して格納されている。そし
て、図1に示すように、これらの第1ホップテーブル2
6および第1PLL局部発振器25には、コントローラ
35から所定の滞留時間毎にホップ信号rが入力される
ようになっており、第1ホップテーブル26は、ホップ
信号rが入力されるたびに、ホップ信号rが示すチャン
ネル設定値Sのチャンネルcに対応する第1拡散符号f
を第1PLL局部発振器25に出力し、第1PLL局部
発振器25から第1拡散符号fに対応した搬送周波数の
第1拡散信号(局部発振信号)s1をアップコンバータ
23に出力させるようになっている。尚、以下、特定の
拡散符号(例えばf1)に対応する搬送周波数を示すと
き、例えば搬送周波数(f1)と示すこととする。
【0015】また、アップコンバータ23には、第2P
LL局部発振器37も接続されている。第2PLL局部
発振器37には、コントローラ35から所定の滞留時間
毎に第2拡散符号gが入力されるようになっていると共
に、第2PLL局部発振器37を作動状態および停止状
態に切り換えるPLL制御信号hが入力されるようにな
っている。そして、第2PLL局部発振器37は、PL
L制御信号hにより作動状態にされたときにだけ、第2
拡散符号gに対応した搬送周波数の第2拡散信号(局部
発振信号)s2をアップコンバータ23に出力するよう
になっている。
【0016】上記のアップコンバータ23は、第1拡散
信号s1と第2拡散信号s2と変調部22aからの通信
データの変調信号tとを加え合わせることによって、拡
散された搬送周波数の拡散変調信号uを形成するように
なっている。この拡散変調信号uは、パワーアンプ24
に出力されるようになっており、パワーアンプ24は、
拡散変調信号uを増幅して送受切換器27に出力するよ
うになっている。送受切換器27には、コントローラ3
5から送信指令信号pおよび受信指令信号qが入力され
るようになっており、送信指定信号pが入力されたとき
には、作動状態を送信可能状態としてパワーアンプ24
からの拡散変調信号uをアンテナ28から送信させるよ
うになっている。一方、受信指令信号qが入力されたと
きには、作動状態を受信可能状態とし、アンテナ28を
介して受信された拡散変調信号uをローノイズアンプ3
1に出力させるようになっている。
【0017】上記のローノイズアンプ31は、ダウンコ
ンバータ32に接続されており、ダウンコンバータ32
に対して拡散変調信号uを増幅して出力するようになっ
ている。ダウンコンバータ32には、上述のアップコン
バータ23に入力される第1拡散信号s1および第2拡
散信号s2が入力されるようになっており、ダウンコン
バータ32は、第1拡散信号s1および第2拡散信号s
2を基にして拡散変調信号uを逆拡散して変調信号tを
形成し、この変調信号tを復調部22bに出力するよう
になっている。そして、復調部22bは、入力された変
調信号tを復調した後、インターフェース部21に出力
するようになっている。
【0018】上記の構成を有した無線通信部1は、電源
部36から電力を供給されることにより作動するように
なっており、電源部36は、通信開始処理前において一
部またはコントローラ35を除く全部の無線通信部1に
対して電力供給を制限するように、コントローラ35に
より電力の供給先が設定されるようになっている。即
ち、コントローラ35は、スリープモード時にコントロ
ーラ35に対してのみ電力供給するように制御し、受信
待機モード時にアップコンバータ23およびパワーアン
プ24からなる送信部を除いて電力供給するように制御
し、通信モード時に無線通信部1の全体に電力供給する
ように制御するようになっている。
【0019】上記のようにして各部を制御するコントロ
ーラ35は、誤り率テーブル35aと第2ホップテーブ
ル35bとを有している。誤り率テーブル35aには、
図5に示すように、第1ホップテーブル26における各
チャンネルC1,C2,..CLの搬送周波数(f1,f2,...fL)でテ
ストデータを送受信したときの誤り率eA(1〜L)〜
eB(1〜L)と、これらを合算した合計誤り率eT
(1〜L)とが格納されるようになっている。また、図
6に示すように、第2ホップテーブル35bには、第2
拡散符号g1,g2,..gLと、合計誤り率eT(1〜L)を基
にして“ON”または“OFF”に設定されたSWフラ
グとが各チャンネルC1,C2,..CLに対応させて格納されて
いる。
【0020】上記のコントローラ35は、図1に示すよ
うに、誤り率算出部35cも有している。誤り率算出部
35cは、デジタル値のテストデータが入力されたとき
に、このテストデータに対応する誤り率eA(1〜L)
〜eB(1〜L)を算出して出力するようになってい
る。誤り率eA(1〜L)〜eB(1〜L)は、チェッ
クサム法による誤り訂正時において以下のようにして算
出されるようになっている。尚、チェックサム法による
誤り訂正は、拡散RS符号やCRC符号による誤り訂正
と原理的に略同一であるため、これらの誤り訂正におけ
る誤り率も略同一の算出方法で得ることができる。
【0021】即ち、図7に示すように、CA00(h) 番
地のテストデータの値がC3(h) =11000011
(b) 、CA01(h) 番地のテストデータの値が35(h)
=00110101(b) というように、CA00(h) 〜
CA7F(h) 番地のテストデータが存在するとする。デ
ータ転送中に誤りが無ければ、これらのテストデータの
みをシリアルに送信すれば良いが、転送中に誤りを見つ
けるため、図中右端および図中下端に横チェックサム欄
および縦チェックサム欄をそれぞれ付加する。尚、これ
らのチェックサム欄は、テーブル中の任意の位置に配置
されていれば良い。
【0022】上記の横チェックサム欄には、テストデー
タを横方向に合算した下2桁の値が格納されるようにな
っている。また、縦チェックサム欄には、テストデータ
を縦方向に合算した下2桁の値が格納されるようになっ
ている。そして、横チェックサム欄と縦チェックサム欄
とが重複する右端下端の総チェックサム欄には、横チェ
ックサム欄の合計値または縦チェックサム欄の合計値の
下2桁の値が格納されるようになっている。
【0023】上記のようにしてテストデータと各チェッ
クサム欄のチェックサムデータとを形成すると、これら
のデータを送信する。そして、データを受信した側にお
いて、受信したテストデータを基にして各チェックサム
欄の値を算出し、これらの算出値と、受信したチェック
サム欄の受信値とを比較する。この結果、全ての値が一
致すれば、データ通信により誤りが生じなったことが確
認される。一方、不一致の値が存在すれば、テストデー
タやチェックサムデータに誤りが生じていることが確認
される。
【0024】ここで、第1のケースとして、テストデー
タの一か所に誤りが生じている場合には、縦チェックサ
ム欄および横チェックサム欄における算出値および受信
値に異なる値が存在することになるため、逆算により訂
正することができる。第2のケースとして、チェックサ
ム欄の受信値に誤りが生じている場合には、総チェック
サム欄の値“1A”と、横および縦チェックサム欄およ
びテストデータとの関係からチェックサム欄のみの誤り
であることが判るため、誤りを訂正することができる。
【0025】また、第3のケースとして、受信したテス
トデータの2か所(例えばCA22(h) 、CA24(h)
)に誤りが生じており、横チェックサム欄の値が受信
値と算出値とで同一の値“C7”となった場合には、縦
チェックサム欄により誤りが生じていることは判るが、
どの部分で誤りが生じているのかを特定できないために
訂正を行うことができない。さらに、第4のケースとし
て、受信したテストデータの4か所(例えばCA22
(h) 、CA24(h) 、CA58(h) 、CA5A(h))に
誤りが生じている場合には、横チェックサム欄および縦
チェックサム欄における算出値と受信値との比較では誤
りを発見できないため、受信したテストデータを訂正す
ることができない。
【0026】そして、このように各種のケースのうち、
誤り率は、第1、第2、および第3のケースのように、
訂正の可否に拘わらず、発見した誤りのデータ数を全デ
ータ数で除算することにより求められることになる。
【0027】上記のようにして誤り率eA(1〜L)〜
eB(1〜L)を算出する誤り率算出部35cを有した
コントローラ35は、さらに、図8のSWフラグ設定処
理ルーチンを実行するようになっている。SWフラグ設
定処理ルーチンは、定期的に或いは図示しない周波数設
定スイッチ等の操作により実行されるようになってお
り、上述のテストデータおよびチェックサムデータを第
1ホップテーブル26の搬送周波数(f1,f2,...fL)で順
次送受信し、誤り率算出部35cで誤り率eA(1〜
L)〜eB(1〜L)を求めさせた後、これらを合算し
て合計誤り率eT(1〜L)を求める。そして、合計誤
り率eT(1〜L)が基準値未満のチャンネルC1,C2,..
CLについてはSWフラグに“OFF”を設定し、合計誤
り率eT(1〜L)が基準値以上のチャンネルC1,C2,..
CLについてはSWフラグに“ON”を設定するようにな
っている。そして、コントローラ35は、例えば図9の
呼出処理ルーチンを実行したときに、SWフラグに基づ
いて第2PLL局部発振器37を作動および停止させな
がら通信を行うようになっている。
【0028】上記の構成において、親機10がテストデ
ータの誤り率eA(1〜L)〜eB(1〜L)を基にし
てSWフラグを設定し、子機11〜15との通信を行う
場合について図8ないし図10のフローチャートに基づ
いて説明する。
【0029】図示しない内部タイマーにより設定時間が
経過したことをコントローラ35が認識したり、図示し
ない周波数設定スイッチがオペレータにより操作された
ことをコントローラ35が認識すると、図1に示すよう
に、コントローラ35は、図8のSWフラグ設定処理ル
ーチンを実行することになる。即ち、チャンネル設定値
Sに“1”、チャンネルカウント値Cに“1”を設定し
(S1)、最大チャンネルカウント値Cmax に第1ホッ
プテーブル26の全チャンネル数に相当する“L”を設
定する(S2)。この後、送信指令信号pを変復調器2
2および送受切換器27に出力することによって、変復
調器22の変調部22aを作動状態に設定すると共に、
送受切換器27を送信状態に設定する。また、チャンネ
ル設定値Sが“1”のホップ信号rを第1ホップテーブ
ル26および第1PLL局部発振器25に出力すること
によって、第1ホップテーブル26に対して第1番目の
チャンネルC1の第1拡散符号f1を第1PLL局部発振器
25に出力させ、この第1拡散符号f1に対応した搬送周
波数(f1)の第1拡散信号s1を第1PLL局部発振器2
5からアップコンバータ23およびダウンコンバータ3
2に出力させる。一方、第2PLL局部発振器37に対
しては、“OFF”のPLL制御信号hを出力して停止
状態にさせ、第2拡散信号s2の出力を禁止する。
【0030】次に、図7のテストデータおよびチェック
サムデータ等を形成した後、これらのデータを含むテス
ト信号をインターフェース部21を介して変復調器22
に取り込ませる。そして、変調部22aにより変調させ
た後、変調信号tとしてアップコンバータ23に出力さ
せ、変調信号tと第1PLL局部発振器25からの第1
拡散信号s1とを加え合わせて拡散変調信号uを形成さ
せる。この後、この拡散変調信号uをパワーアンプ24
で増幅させた後、送受切換器27を介してアンテナ28
から全子機11〜15に対して送信する(S3)。
【0031】上記のS3によりテストデータの送信が終
了すると、コントローラ35が受信指令信号qを変復調
器22および送受切換器27に出力することによって、
変復調器22の復調部22bを作動状態に設定すると共
に、送受切換器27を受信状態に設定する。そして、全
子機11〜15から返信されてきたテストデータ等を受
信すると(S4)、これらのデータを誤り率算出部35
cに出力することによって、誤り率算出部35cにおい
て各子機11〜15に対応した誤り率eA(1)〜eB
(1)をそれぞれ算出させる。そして、図5に示すよう
に、誤り率算出部35cから出力された誤り率eA
(1)〜eB(1)を誤り率テーブル35aに格納し、
これらの誤り率eA(1)〜eB(1)を合算すること
によって、パターン候補周波数(f1)における合計誤り率
eT(1)を求める(S5)。
【0032】合計誤り率eT(1)を求めると、この合
計誤り率eT(1)と基準値とを比較し、合計誤り率e
T(1)が基準値未満であるか否かを判定する(S
6)。基準値未満であれば(S6,YES)、干渉によ
る通信障害の殆どない良好な通信が可能であると判断
し、第2PLL局部発振器37を停止して第1PLL局
部発振器25の搬送周波数(f1)のみで通信を行うよう
に、チャンネルC1のSWフラグに“OFF”を設定する
(S7)。一方、基準値未満でなければ(S6,N
O)、干渉により良好な通信が困難であると判断し、第
1PLL局部発振器25の搬送周波数(f1)と第2PLL
局部発振器37の搬送周波数(g1)とを加えた搬送周波数
(f1+g1) で通信を行うように、チャンネルC1のSWフラ
グに“ON”を設定する(S8)。
【0033】次に、チャンネルカウント値Cが最大チャ
ンネルカウント値Cmax (“L”)よりも小さな値であ
るか否かを判定し(S9)、小さな値であれば(S9,
YES)、次の搬送周波数(f2)でテストデータの送受信
を行うように、チャンネル設定値Sおよびチャンネルカ
ウント値Cを“1”カウントアップする(S10)。こ
の後、図示しない内部タイマー等により所定の滞留時間
が経過したときに、チャンネル設定値Sを示すホップ信
号rを第1ホップテーブル26および第1PLL局部発
振器25に出力して周波数ホッピングさせた後(S1
1)、S3から再実行して次の搬送周波数(f2)における
誤り率eA(2)〜eB(2)および合計誤り率eT
(2)を求め、基準値との比較によりチャンネルC2のS
Wフラグを設定する。
【0034】そして、このようにして全ての搬送周波数
(f1,f2,..fL)に対応したSWフラグの設定が完了したと
きに、チャンネルカウント値Cが最大チャンネルカウン
ト値Cmax (“L”)よりも小さな値でないと判定し
(S9,NO)、全チャンネルC1,C2,..CLのSWフラグ
のフラグデータを子機11〜15に対して送信する。そ
して、このフラグデータを子機11〜15に受信させる
ことによって、子機11〜15側の第2ホップテーブル
35bのSWフラグにフラグデータを設定させる(S1
2)。これにより、親機10および子機11〜15は、
同一のフラグデータに設定されたSWフラグを有し、以
後、このSWフラグを確認しながら通信を行うことによ
って、同一の搬送周波数で通信を行うことになる。
【0035】即ち、例えば親機10が特定の子機11を
呼び出して通信を行う場合には、親機10が図9の呼出
処理ルーチンを実行する。呼出処理ルーチンを実行する
と、先ず、通信モードとなって図1の電源部36から無
線通信部1の各部に対して電力供給を開始させると共
に、最大チャンネルカウント値Cmax に“L”、チャン
ネル設定値Sに“1”、およびチャンネルカウント値C
に“1”を設定する(S21)。
【0036】次に、第2PLL局部発振器37を制御す
るように第2PLL制御処理を実行する(S22)。即
ち、図10に示すように、図6のチャンネルC1の第2拡
散符号g1を第2ホップテーブル35bから第2PLL局
部発振器37に出力する(S41)。そして、チャンネ
ルC1のSWフラグがONに設定されているか否かを判定
し(S42)、ONに設定されていれば(S42,YE
S)、“ON”のPLL制御信号hを出力して第2PL
L局部発振器37を作動状態にさせ、第2PLL局部発
振器37から搬送周波数(g1)の第2拡散信号s2をアッ
プコンバータ23に出力させる(S43)。一方、SW
フラグがOFFに設定されていれば(S42,NO)、
“OFF”のPLL制御信号hを出力して第2PLL局
部発振器37を停止状態にさせる(S44)。
【0037】この後、図9の呼出処理ルーチンにリター
ンし、送信指令信号pを変復調器22および送受切換器
27に出力することによって、変復調器22の変調部2
2aを作動状態に設定すると共に、送受切換器27を送
信状態に設定する。また、チャンネル設定値Sが“1”
のホップ信号rを第1ホップテーブル26および第1P
LL局部発振器25に出力することによって、第1ホッ
プテーブル26に対して第1番目のチャンネルC1の第1
拡散符号f1をPLL局部発振器25に出力させ、この第
1拡散符号f1に対応した搬送周波数(f1)の第1拡散信号
s1を第1PLL局部発振器25からアップコンバータ
23およびダウンコンバータ32に出力させる。
【0038】次に、呼出側の親機10のIDデータや被
呼出側の子機11のIDデータ等含む呼出信号をインタ
ーフェース部21を介して変復調器22に取り込み、変
調部22aにより変調した後、変調信号tとしてアップ
コンバータ23に出力する。そして、このアップコンバ
ータ23において、変調信号tと第1PLL局部発振器
25からの第1拡散信号s1とを加え合わせると共に、
第2PLL局部発振器37から第2拡散信号s2が入力
されていれば、この第2拡散信号s2も加え合わせるこ
とによって、搬送周波数(f1)や搬送周波数(f1+g1) の拡
散変調信号uを形成させる。この後、この拡散変調信号
uをパワーアンプ24で増幅させた後、送受切換器27
を介してアンテナ28から送信させる(S23)。
【0039】呼出送信が終了すると、受信指令信号qを
変復調器22および送受切換器27に出力することによ
って、変復調器22の復調部22bを作動状態に設定す
ると共に、送受切換器27を受信状態に設定し(S2
4)、子機11からの応答信号を受信したか否かを判定
する(S25)。応答がない場合には(S25,N
O)、チャンネルカウント値Cが最大チャンネルカウン
ト値Cmax (“L”)よりも小さな値であるか否かを判
定し(S26)、小さな値であれば(S26,YE
S)、チャンネル設定値Sおよびチャンネルカウント値
Cを“1”カウントアップする一方(S27)、小さな
値でなければ(S26,NO)、チャンネル設定値Sお
よびチャンネルカウント値Cを“1”にリセットする
(S28)。そして、図示しない内部タイマー等により
所定の滞留時間が経過したときに、チャンネル設定値S
を示すホップ信号rをホップテーブル26およびPLL
局部発振器25に出力して周波数ホッピングさせた後
(S29)、S22から再実行して呼出し処理を継続す
る。
【0040】また、被呼出側である子機11において
は、SWフラグを基にして例えばチャンネルC1に対応し
た搬送周波数(f1)/(f1+g1) を形成して受信待機してい
る。この際、子機11のSWフラグは、図8のSWフラ
グ設定処理により親機10と同一のSWフラグの状態に
設定されている。従って、子機11は、親機10がSW
フラグを基にして何れの搬送周波数(f1)/(f1+g1) で呼
出信号を送信していても、同一の搬送周波数(f1)/(f1+
g1) で受信待機しているため、確実に呼出信号を受信す
ることができる。そして、子機11が呼出信号に含まれ
るIDデータを基にして自己に対する呼出しであること
を確認し、親機10に対して応答信号を送信すると、親
機10が子機11からの応答信号を受信することによっ
て(S25,YES)、続いて、第2PLL局部発振器
37を制御するように第2PLL制御処理を実行する
(S30)。
【0041】この後、チャンネルカウント値Cが最大チ
ャンネルカウント値Cmax (“L”)よりも小さな値で
あるか否かを判定し(S31)、小さな値であれば(S
31,YES)、チャンネル設定値Sおよびチャンネル
カウント値Cを“1”カウントアップする一方(S3
2)、小さな値でなければ(S31,NO)、チャンネ
ル設定値Sおよびチャンネルカウント値Cを“1”にリ
セットする(S33)。そして、図示しない内部タイマ
ー等により滞留時間が経過したときに、チャンネル設定
値Sを示すホップ信号rをホップテーブル26およびP
LL局部発振器25に出力して周波数ホッピングさせる
ことによって(S34)、次のチャンネルC2の搬送周波
数(f2)/(f2+g2) で送信(S35)および受信(S3
6)する。
【0042】この後、通信が終了したか否かを判定し
(S37)、終了していなければ(S37,NO)、S
30から再実行することによって、滞留時間毎に周波数
ホッピングを行いながら通信データの送受信を継続し、
通信が終了したときに(S37,YES)、本ルーチン
を終了してスリープモードに移行する。これにより、図
11に示すように、例えばチャンネルC1,C2,C4,C5 のS
Wフラグが“OFF”に設定され、チャンネルC3のSW
フラグが“ON”に設定されているとすると、チャンネ
ルC1,C2,C4,C5 においては、第2PLL局部発振器37
が停止状態とされるため、第1ホップテーブル26の搬
送周波数(f1,f2,f4,f5) で通信が行われることになる。
一方、チャンネルC3においては、第2PLL局部発振器
37が作動状態となって搬送周波数(g3)の第2拡散信号
s2をアップコンバータ23に出力するため、例えば9
00MHzの搬送周波数(f3)に90KHzの搬送周波数(g3)
が加えられた搬送周波数(f3+g3) で通信が行われること
になる。
【0043】以上のように、本実施形態の無線通信機
は、図1に示すように、ホッピングパターンとなる第1
ホップテーブル26の全搬送周波数(f1,f2,...fL) につ
いて所定以上に干渉されているか否かを判定する判定手
段(誤り率テーブル35a、誤り率算出部35c)と、
干渉されていると判定された搬送周波数を図6のSWフ
ラグに対する設定により記憶する周波数記憶手段(第2
ホップテーブル35b)と、SWフラグの確認によりホ
ッピングパターンの搬送周波数(f1,f2,...fL) が周波数
記憶手段における干渉されたと判定された搬送周波数と
一致したときに、この搬送周波数の第1拡散信号s1に
第2拡散信号s2を付加して他の搬送周波数に変更する
周波数変更手段(第2PLL局部発振器37)とを有し
た構成にされている。
【0044】これにより、ホッピングパターンの搬送周
波数(f1,f2,...fL) を周波数変更手段により他の搬送周
波数に変更させる際に、この変更量を調整すれば、通信
処理で使用する搬送周波数を任意の周波数に設定するこ
とができる。従って、通信処理で使用される搬送周波数
の選択の範囲をホッピングパターンのホップ数以上に拡
大した場合でも、周波数変更手段における他の搬送周波
数への変更量を調整するだけであるため、干渉を判定す
る回数がホッピングパターンのホップ数に限定されるこ
とから、通信に使用する搬送周波数を一定の時間で決定
可能になっている。
【0045】さらに、上記の周波数変更手段は、図11
に示すように、ホッピングパターンの各搬送周波数(f1,
f2,...fL) 間の搬送周波数(f3+g3) に変更する構成にさ
れている。これにより、干渉の状態に応じて搬送周波数
を柔軟に変更することができると共に、搬送周波数の利
用効率を向上させることができるようになっている。
【0046】また、本実施形態においては、図示しない
内部タイマーにより設定時間が経過したことを認識した
ときに、図8のSWフラグ設定処理ルーチンを実行する
ことによって、干渉の少ない搬送周波数を定期的に設定
して良好な通信を安定して行うことができるようになっ
ている。
【0047】尚、本実施形態においては、図8のSWフ
ラグ設定処理ルーチンが通信の開始前に実行されるよう
になっているが、これに限定されることはなく、通信途
中で実行されるようになっていても良い。そして、この
場合には、干渉されている搬送周波数が通信途中で検出
されたとき、SWフラグを“ON”に設定するようにフ
ラグデータを伝達するという簡単な処理で搬送周波数を
変更できるため、高速な処理により一連の通信中におい
ても良好な通信を安定して行うことができることにな
る。
【0048】
【発明の効果】請求項1の発明は、複数の搬送周波数か
らなるホッピングパターンに従って搬送周波数を切り換
えながら双方向通信を行う無線通信機であって、前記ホ
ッピングパターンの全搬送周波数について所定以上に干
渉されているか否かを判定する判定手段と、干渉されて
いると判定された搬送周波数を記憶する周波数記憶手段
と、前記ホッピングパターンの搬送周波数が前記周波数
記憶手段の搬送周波数と一致したときに、該搬送周波数
を他の搬送周波数に変更する周波数変更手段とを有して
いる構成である。これにより、ホッピングパターンの搬
送周波数を周波数変更手段により他の搬送周波数に変更
させる際に、この変更量を調整すれば、通信処理で使用
する搬送周波数を任意の周波数に設定することができ
る。従って、通信処理で使用される搬送周波数の選択の
範囲をホッピングパターンのホップ数以上に拡大した場
合でも、周波数変更手段における他の搬送周波数への変
更量を調整するだけであるため、干渉を判定する回数が
ホッピングパターンのホップ数に限定されることから、
通信に使用する搬送周波数を一定の時間で決定すること
ができるという効果を奏する。
【0049】請求項2の発明は、請求項1記載の無線通
信機であって、前記周波数変更手段は、前記ホッピング
パターンの各搬送周波数間の搬送周波数に変更する構成
である。これにより、干渉の状態に応じて搬送周波数を
柔軟に変更することができると共に、搬送周波数の利用
効率を向上させることができるという効果を奏する。
【0050】請求項3の発明は、請求項1または2記載
の無線通信機であって、前記判定手段による判定を定期
的に行わせる第1設定管理手段を有している構成であ
る。これにより、全搬送周波数について定期的に干渉さ
れているか否かが判定されるため、良好な通信を安定し
て行うことができるという効果を奏する。
【0051】請求項4の発明は、請求項1または2記載
の無線通信機であって、前記判定手段による判定を通信
途中で行わせる第2設定管理手段を有している構成であ
る。これにより、干渉されている搬送周波数が通信途中
で検出されたとき、周波数記憶手段に対して該当する搬
送周波数を記憶させるという簡単な処理を高速で行うこ
とができるため、一連の通信中においても良好な通信を
安定して行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】無線通信部のブロック図である。
【図2】親機と子機との関係を示す説明図である。
【図3】TDD方式による通信形態を示す説明図であ
る。
【図4】第1ホップテーブルの内容を示す説明図であ
る。
【図5】誤り率テーブルの内容を示す説明図である。
【図6】第2ホップテーブルの内容を示す説明図であ
る。
【図7】テストデータおよびチェックサムデータの内容
を示す説明図である。
【図8】SWフラグ設定処理ルーチンのフローチャート
である。
【図9】呼出処理ルーチンのフローチャートである。
【図10】第2PLL制御処理ルーチンのフローチャー
トである。
【図11】SWフラグにより変更される搬送周波数の状
態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 無線通信部 10 親機 11〜15 子機 21 インターフェース部 22 変復調器 23 アップコンバータ 24 パワーアンプ 25 第1PLL局部発振器 26 第1ホップテーブル 27 送受切換器 28 アンテナ 31 ローノイズアンプ 32 ダウンコンバータ 35 コントローラ 35a 誤り率テーブル 35b 第2ホップテーブル 35c 誤り率算出部 36 電源部 37 第2PLL局部発振器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の搬送周波数からなるホッピングパ
    ターンに従って搬送周波数を切り換えながら双方向通信
    を行う無線通信機であって、 前記ホッピングパターンの全搬送周波数について所定以
    上に干渉されているか否かを判定する判定手段と、 干渉されていると判定された搬送周波数を記憶する周波
    数記憶手段と、 前記ホッピングパターンの搬送周波数が前記周波数記憶
    手段の搬送周波数と一致したときに、該搬送周波数を他
    の搬送周波数に変更する周波数変更手段とを有している
    ことを特徴とする無線通信機。
  2. 【請求項2】 前記周波数変更手段は、 前記ホッピングパターンの各搬送周波数間の搬送周波数
    に変更することを特徴とする請求項1記載の無線通信
    機。
  3. 【請求項3】 前記判定手段による判定を定期的に行わ
    せる第1設定管理手段を有していることを特徴とする請
    求項1または2記載の無線通信機。
  4. 【請求項4】 前記判定手段による判定を通信途中で行
    わせる第2設定管理手段を有していることを特徴とする
    請求項1または2記載の無線通信機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003501862A (ja) * 1999-05-27 2003-01-14 インフィネオン テクノロジーズ アクチエンゲゼルシャフト 移動無線通信システムの周波数ホッピング法
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