JPH109831A - 磁気記録装置の浮上量測定装置 - Google Patents

磁気記録装置の浮上量測定装置

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JPH109831A
JPH109831A JP16269696A JP16269696A JPH109831A JP H109831 A JPH109831 A JP H109831A JP 16269696 A JP16269696 A JP 16269696A JP 16269696 A JP16269696 A JP 16269696A JP H109831 A JPH109831 A JP H109831A
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JP
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JP16269696A
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Inventor
Hiroyuki Sugawara
弘之 菅原
Sadao Mori
貞雄 森
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】磁気記録装置における磁気ヘッド・スライダの
浮上量計測に、FTRを利用した場合にスライダをはじ
めとする磁気ヘッド支持系に特別な加工を施す必要がな
い浮上量測定装置を提供する。 【解決手段】磁気ヘッド2とスライダ1をシールドして
いる絶縁膜3を浮上量センサの光路として利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気記録装置の浮上
量測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術は特開平3−212868 号公報の
ように発光部,光路,受光部の全てを光集積化したセン
サを磁気ヘッド・スライダに搭載している装置が紹介さ
れている。また、別の方法として特開平3−054405 号公
報に記載のように、磁気ヘッド・スライダには光路のみ
を搭載して発光部および受光部を装置外部に設置して、
光路と発光部及び受光部を光ファイバで接続する装置が
紹介されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】FTRを利用した浮上
量測定装置はスライダにセンサを構成することが可能で
あることから、浮上量の絶対値測定ができる点や磁気ヘ
ッドの位置決め動作時(シーク動作時)の挙動計測が可
能であり、しかも実ディスクと実スライダの組合せで測
定ができる点で従来から使用されている光干渉式の浮上
テスタに比べて有利である。しかし、逆にスライダにセ
ンサを搭載する必要があるため、スライダに特別の加工
を施す必要がある。
【0004】本発明の目的は、FTRを利用したセンサ
をスライダに特別の加工することなく実スライダに構成
することができる浮上量測定装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は浮上量センサを新たに構成するのではなく、図
5に示すようにスライダ1と磁気ヘッド2の間をシール
ドする絶縁膜3を浮上量センサの光路として利用する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施例を図1から
図3を用いて説明する。図1は全体構成を示した側面図
であり、図2は図1における測定主要部を示した図であ
る。図3は図1の正面図である。次の、図1から図3の
構成要素を述べる。1は磁気ヘッド2を搭載したスライ
ダ、5は磁気ディスク4を固定し回転させるスピンドル
モータ、7および8は光束6のビーム径を磁気ディスク
4の半径の値にコリメートするコリメータレンズ、9は
光束6の一部を入射光11として絶縁膜3に入射させる
プリズムカプラ、10は入射光11を絶縁膜3から測定
光13として出射させるプリズムカプラ、12はプリズ
ムカプラ9とスライダの境界で反射する参照光、14は
偏光子、15および16は光検出器、17は光検出器1
5,16から浮上量を求める回路、18はスライダ1を
支持するロードアームである。
【0007】このように構成された本発明の第1の実施
例について、その動作を説明する。図1で、スライダ1
はスピンドルモータ5に取り付けられて回転している磁
気ディスク4の上を浮上している。スライダ1にはプリ
ズムカプラ9および10が搭載されている。光束6はコ
リメータレンズ7および8によって磁気ディスク4の半
径の範囲に平行光になるようにコリメートされている。
光束6のうちプリズムカプラ9の反射面9aに入射した
光は、図2に示すように磁気ヘッド2とスライダ1をシ
ールドしている絶縁膜3に入射する光とプリズムカプラ
9とスライダ1の境界で反射する光に分かれる。このう
ち、プリズムカプラ9とスライダ1の境界で反射した光
は参照光12としてある偏光面のみ偏光子14で選択さ
れて光検出器15に導かれ電気信号E1 に変換される。
また、絶縁膜3に入射した光は測定部3aで全反射する
ような入射角θで入射される。測定部3aで反射した光
はプリズムカプラ10により出射され、測定光13とし
て偏光子14で参照光12と同じ偏光面のみ選択して光
検出器16に入射して電気信号E2 に変換される。この
とき、測定部3aと空気の境界にはエバネッセント波が
光の波長程度の領域まで空気側にしみ出している。測定
部3aと磁気ディスク4の浮上量が十分大きな場合には
光は全反射するが、浮上量が光の波長程度以下となりエ
バネッセント波がしみ出た領域に達すると光が磁気ディ
スク4に吸収されて光量が図4のように浮上量に対して
変化する。この光学現象をFTRという。逆に反射光量
を測定することで浮上量を測定することができる。しか
し、測定光13の光量変化を測定しただけでは、光束6
の光量そのものが変化した場合はそれがそのまま測定誤
差となる。また、スライダがシーク動作するときの挙動
を測定するために、光束6のビーム径を磁気ディスク1
の半径にコリメートしているが、光は通常面内でガウス
分布しているのでシーク動作するとプリズムカプラ9に
入射する光量が変化するため、これも測定誤差となる。
そこで、上述したようにプリズムカプラ9の形状をひし
型にしてスライダ1との境界で反射した光を参照光12
として利用して測定光13と比E2/E1を浮上量演算回
路17で求めることで測定誤差を除去できる。
【0008】次に図6を用いて第2の実施例を説明す
る。図6は第2の実施例を説明する浮上量測定装置の側
面図である。19は偏光ビームスプリッタ、20から2
3は光検出器、24,25は浮上量演算回路、26は判
断部である。なお、偏光ビームスプリッタ以前の構成要
素は前述した第1の実施例と同様でありここでは省略す
る。
【0009】以上のように構成された本発明の第2の実
施例についてその動作を説明する。本実施例における参
照光12と測定光13を取り出すまでは、第1の実施例
と同様なのでその説明は省略する。参照光12は偏光ビ
ームスプリッタ19でS偏光とP偏光に分離されて、そ
れぞれ光検出器20と22に導かれ電気信号EP1とES1
に変換される。測定光13も参照光13と同様に偏光ビ
ームスプリッタ19でS偏光とP偏光に分離されて、そ
れぞれ光検出器21と23に導かれ電気信号EP2とES2
に変換される。浮上量演算回路24ではP偏光に対する
反射率EP2/EP1を求め、浮上量演算回路25ではS偏
光に対する反射率ES2/ES1を求める。このようにP偏
光とS偏光の両方を利用すると、図4に示すように浮上
量に対して測定感度が高いP偏光が浮上量がゼロになる
前に最小浮上となり、一つの反射率で二つの浮上量が存
在する領域を判断部26でS偏光を利用して判断するこ
とが可能となる。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、センサ測定部の光路と
してスライダと磁気ヘッドをシールドする絶縁膜を利用
しているため、スライダにプリズムカプラを搭載する以
外はスライダをはじめとする磁気ヘッド支持系にまった
く加工を施す必要がなく高精度な浮上量測定が可能とな
る。また、磁気ヘッドと浮上量センサが一体となってい
るため、R/W信号と浮上量の関係が一度に測定でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を説明する側面図。
【図2】図1における測定主要部を示した側面図。
【図3】図1の正面図本発明の斜視図。
【図4】浮上量と反射率の関係を示した図。
【図5】課題を解決するための手段を示した側面図。
【図6】本発明の第1の実施例を説明する側面図。
【符号の説明】
1…スライダ、4…磁気ディスク、5…スピンドルモー
タ、6…光束、7,8…コリメータレンズ、11…入射
光、12…参照光、13…測定光、14…偏光子、1
5,16…光検出器、17…浮上量演算回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気記録装置の磁気ヘッド・スライダの浮
    上特性を計測する手段として、光が全反射する際に生じ
    るエバネッセント波を利用した測定装置において、薄膜
    磁気ヘッドを構成するスライダと素子を絶縁する絶縁膜
    を光路として利用して浮上量センサとすることを特徴と
    する磁気記録装置の浮上量測定装置。
  2. 【請求項2】プリズムカプラに入射した光を参照光と測
    定光に分離することで、光量変動および光量分布による
    測定誤差を除去する手段を備えた請求項1に記載の磁気
    記録装置の浮上量測定装置。
JP16269696A 1996-06-24 1996-06-24 磁気記録装置の浮上量測定装置 Pending JPH109831A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16269696A JPH109831A (ja) 1996-06-24 1996-06-24 磁気記録装置の浮上量測定装置

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JPH109831A true JPH109831A (ja) 1998-01-16

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ID=15759568

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006337373A (ja) * 2005-06-03 2006-12-14 Asml Netherlands Bv レベル・センサの光経路中の外乱を補正する方法
JP4800486B2 (ja) * 1999-04-07 2011-10-26 アルファ ラヴァル コーポレイト アクチボラゲット 分離装置

Cited By (4)

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