JPH1097385A - ディスク記録再生装置及び同装置に適用するインターフェース制御装置 - Google Patents

ディスク記録再生装置及び同装置に適用するインターフェース制御装置

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JPH1097385A
JPH1097385A JP8247791A JP24779196A JPH1097385A JP H1097385 A JPH1097385 A JP H1097385A JP 8247791 A JP8247791 A JP 8247791A JP 24779196 A JP24779196 A JP 24779196A JP H1097385 A JPH1097385 A JP H1097385A
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data
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disk
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JP8247791A
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Shuichi Ishii
周一 石井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一連のコマンド処理を複数の動作ブロックに相
当する複数のコマンド処理に分割して実行できるように
して、かつ各コマンド処理の動作状態を用意に把握でき
るようにして、HDCなどのインターフェース制御装置
の設計上の簡単化とコマンド処理機能に対する自由度を
高めることにある。 【解決手段】ホストコンピュータ2から発行されたコマ
ンドに対する一連のコマンド処理を複数のコマンド処理
に分割して、各コマンド処理を独立して実行可能なコマ
ンド処理部12が、HDC1に設けられている。コマン
ド処理部12は状態レジスタにセットされた状態コード
に対応するコマンド処理を独立的に実行する。また、コ
マンド処理部12は各コマンド処理の完了時点で状態レ
ジスタの状態コードを更新する。さらに、CPU5は、
コマンド処理部12の状態レジスタの制御により、リー
ド/ライトコマンド以外の特定コマンドに対する処理を
実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にハードディス
ク装置等のディスク記録再生装置に適用し、ディスクド
ライブとホストコンピュータとのインターフェースを構
成するインターフェース制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばハードディスク装置等のデ
ィスク記録再生装置は、例えばパーソナルコンピュータ
の本体内に内蔵または外付けされて、コンピュータ本体
のCPU(以下ホストコンピュータと称する)からのコ
マンドに従って、記録媒体であるディスク上にデータを
記録し、ディスクからデータを再生する。以下、ハード
ディスク装置(HDD)について説明する。
【0003】HDDは、大別してディスクドライブのメ
イン機構と、メイン制御装置、およびディスクコントロ
ーラからなる。メイン機構とは、ディスクを固定して回
転するスピンドル機構およびヘッドを駆動するヘッド駆
動機構に大別される。メイン制御装置は、メイン機構を
制御するためのマイクロプロセッサ(CPU)を主構成
要素とし、データの記録再生制御およびヘッドの駆動制
御(ディスク回転制御も含む)を行なう。
【0004】ディスクコントローラ(HDC)は、ホス
トコンピュータとディスクドライブとのインターフェー
スを構成し、データの入出力制御(転送制御)を行なう
インターフェース制御装置である。HDCは、ホストコ
ンピュータとのホストインターフェース制御、リード/
ライトデータの転送制御、リード/ライトデータを保存
するバッファRAM(セクタバッファメモリ)の制御、
およびコマンド処理の各機能を有する。
【0005】HDCは、いわばホストコンピュータから
発行されたコマンドを受付けると、一連のコマンド処理
を実行することにより、ホストコンピュータとディスク
ドライブ間のデータ転送を実行する。ここで、データ転
送は、バッファRAMとホストコンピュータ間のデータ
転送およびバッファRAMとディスク間のデータ転送か
らなる。コマンド処理には、コマンド受付処理から始ま
って、コマンド認識処理、BUSYセット処理、キャッ
シュヒット判定処理、データ転送処理、コマンドアドレ
ス更新処理、割り込み発生処理、BUSYクリア処理な
どの一連の動作からなる。以下、一連のコマンド処理つ
いて、CPUとバッファRAMの関連動作も含めて説明
する。
【0006】まず、ホストコンピュータからコマンドが
発行されると、HDCはコマンドを受付けて、コマンド
を認識する処理を実行する。このとき、ディスクドライ
ブがBUSY状態(コマンド実行中)であることを示す
BUSYフラグを、HDCの内部にあるコントロールレ
ジスタにセットする(BUSYセット処理)。コントロ
ールレジスタは、ホストコンピュータが参照できるステ
ータスレジスタなどのレジスタ群である。ステータスレ
ジスタには、BUSYフラグ以外に、例えば前回のコマ
ンド実行でエラーが発生したことを示すエラーフラグ、
データ転送の要求を示すフラグ、ディスクドライブがR
EADY状態(コマンド待機状態)であることを示すフ
ラグなどがセットされる。
【0007】HDCは、コマンド認識処理によりライト
コマンド、リードコマンド、またはそれ以外の特定コマ
ンドであるかを認識し、リード/ライトコマンド以外の
特定コマンドの場合にはCPUの制御に移行する。リー
ド/ライトコマンドの場合には、キャッシュヒット判定
処理を実行する。キャッシュヒット判定処理は、以前に
同一アドレスに対するアクセスがあったか否かを判定す
る。具体的には、ライトコマンドの場合には、バッファ
RAMにアクセス対象のアドレスが確保されているか否
かを判定する。確保されていれば(ヒットすれば)、H
DCはホストコンピュータから転送されるライトデータ
をバッファRAMに保存する。また、リードコマンドの
場合には、バッファRAMのアクセス対象のアドレスに
リードデータが保存されているか否かを判定する。保存
されていれば(ヒットすれば)、HDCはバッファRA
Mからホストコンピュータにリードデータを転送する。
【0008】なお、HDCは、CPUによりデータ転送
の準備ができた後に、CPUからのデータ転送指示に応
じてデータ転送処理を実行する。また、キャッシュヒッ
ト判定処理によりヒットしない場合には、CPUにより
ライトデータの受取りの準備ができた後に、HDCはラ
イトデータをバッファRAMに保存する。また、CPU
によりディスクから読出されたリードデータをバッファ
RAMに保存する。
【0009】さらに、HDCはコマンドアドレスを更新
して、CPUからのコマンド終了指示があった後にBU
SYフラグをクリアし、コマンド受付状態に移行する。
即ち、ステータスレジスタには、ディスクドライブがR
EADY状態であることを示すフラグをセットする。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のようにHDC
は、ホストコンピュータからコマンドを受付けてから、
一連のコマンド処理を逐次的に実行し、コマンド処理の
内容に従って各種フラグを変化させている。しかしなが
ら、このような一連のコマンド処理の逐次的実行を行な
う方式は、多数の条件フラグを用意し、この条件フラグ
に従って各種の動作を実行するため、HDCの構成は複
雑化している。このため、HDCを設計する段階におい
て、処理工程の不具合を発見するのは極めて困難であ
り、また、設計後に不具合が発見されても、例えばCP
Uにより不具合を修正して、代替的にコマンド処理の一
部を実行するようなことは不可能である。このような問
題を解消するためには、一連のコマンド処理を複数のコ
マンド処理(または動作ブロック)に分割して、それぞ
れの各コマンド処理を独立して実行し、かつ各コマンド
処理の動作状態をCPUにより参照できる方式が望まし
いが、従来では実現されていない。
【0011】そこで、本発明の目的は、一連のコマンド
処理を複数の動作ブロックに相当する複数のコマンド処
理に分割して実行できるようにして、かつ各コマンド処
理の動作状態を容易に把握できるようにして、HDCな
どのインターフェース制御装置の設計上の簡単化とコマ
ンド処理機能に対する自由度を高めることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、ホストコンピ
ュータからのコマンドに基づいて、記録媒体であるディ
スクに対してデータの記録再生を行なうディスク記録再
生装置に適用し、ホストコンピュータから発行されたコ
マンドに対する一連のコマンド処理を複数のコマンド処
理に分割して、各コマンド処理を独立して実行可能なコ
マンド処理手段と、各コマンド処理毎に設定された動作
状態を示す状態コードをセットするための状態レジスタ
手段と、状態レジスタ手段にセットされた状態コードに
対応するコマンド処理を実行させて、各コマンド処理の
完了時点で状態レジスタ手段を更新する制御手段とを備
えたものである。
【0013】これらのコマンド処理手段、状態レジスタ
手段、および制御手段は、例えばハードディスク装置の
ディスクコントローラなどのインターフェース制御装置
に設けられている。状態レジスタ手段は、ディスクに対
するデータの記録再生の制御を行なうためのCPUによ
り状態コードを参照または変更することが可能になって
いる。
【0014】このような構成により、ホストコンピュー
タからコマンドを受付てからの一連のコマンド処理を、
状態レジスタ手段の状態コードを変化させることによ
り、各コマンド処理をそれぞれ独立的に実行させること
ができる。さらに、CPUは、状態レジスタ手段を参照
することにより、常にコマンド処理の動作状態を把握す
ることができる。また、CPUは、状態レジスタ手段の
状態コードを変更することにより、例えばホストコンピ
ュータからの特定コマンドを認識して、インターフェー
ス制御装置を介して特定コマンドを処理することができ
る。従って、コマンド処理機能に関係する設計を行なう
場合に、各処理毎に内容を検討し、処理内容の変更や修
正が容易となる。また、新たなコマンド処理を追加した
り、またCPUにより特定コマンド処理を行なうような
機能を追加することも容易であるため、結果的にコマン
ド処理機能に対する自由度を高めることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を説明する。図1は本実施形態に関係するシステ
ム構成を示すブロック図であり、図2は本実施形態に関
係するHDCの要部を示すブロック図であり、図3は本
実施形態のライトコマンド処理を説明するためのフロー
チャートであり、図4は本実施形態のリードコマンド処
理を説明するためのフローチャートであり、図5は本実
施形態に関係する状態レジスタの変化を示す概念図であ
る。 (システム構成)本実施形態は、ハードディスク装置
(HDD)のインターフェース制御装置であるディスク
コントローラ(HDC)1を想定する。HDC1は、図
1に示すように、ホストインターフェース制御部10
と、データ制御部13と、バッファ制御部14とを有す
る。データ制御部13は、いわばディスクドライブ(デ
ィスク3とヘッドの駆動機構)とのインターフェース部
であり、主としてディスク3に対するライトデータとリ
ードデータの転送を制御する。ここで、ディスク3はス
ピンドルモータにより回転されている。さらに、ディス
ク3はボイスコイルモータにより駆動するヘッドによ
り、データの記録再生がなされる。
【0016】バッファ制御部14は、ライトデータとリ
ードデータを一時的に保存するためのバッファRAM4
を制御する。バッファRAM4はセクタバッファとも呼
ばれており、ホストコンピュータ2から転送されたライ
トデータを保存し、またディスク3から読出されたリー
ドデータを保存する。バッファRAM4はデータ転送用
のバッファメモリ機能(ホストコンピュータ2とディス
ク3間のデータ転送速度の差異の吸収機能)だけでな
く、後述するキャッシュメモリ機能(コマンドの実行速
度の高速化機能)も備えている。
【0017】ホストインターフェース制御部10は、ホ
ストコンピュータ2とのインターフェース部であり、イ
ンターフェース11を介してデータ及びコマンドの交換
を行なう。さらに、ホストインターフェース制御部10
は、本発明に関係するコマンド処理部12を有する。本
実施形態では、コマンド処理部12はCPU5との間
で、コマンドや状態コードなどの制御データの交換を行
なう。
【0018】CPU5は、前述したように、ディスクド
ライブのメイン制御装置を構成するマイクロプロセッサ
であり、ディスク3に対するデータ記録再生制御に必要
な各種の制御動作を実行する。また、本実施形態では、
CPU5は、後述するように、ライトコマンドとリード
コマンド以外の特定コマンドを処理する機能を備えてい
る(本実施形態の変形例を参照)。 (コマンド処理部の構成)コマンド処理部12は具体的
には、図2に示すように、一連のコマンド処理を行なう
ための回路群23〜29、インターフェース回路20、
および状態制御回路21を備えている。インターフェー
ス回路20は、ホストコンピュータ2とのインターフェ
ース11を含み、全てのコマンド処理に共通に使用され
るコントロールレジスタ回路を有する。インターフェー
ス11は、ホストコンピュータ2から設定されるコマン
ド実行アドレスを保持するレジスタ、コマンド内容の情
報を保持するレジスタ、ホストコンピュータ2に対する
割り込み信号出力を行なうための回路、レジスタアクセ
ス応答のための回路などを含む。コントロールレジスタ
回路は、ヒットアドレス登録レジスタ、実行アドレス保
存レジスタ(論理ブロックアドレスの保存レジスタ)、
ライトコマンドフラグを保持するレジスタ、ヒットフラ
グを保持するレジスタなどのフラグレジスタ群からな
る。
【0019】本発明のコマンド処理部12は、一連のコ
マンド処理を複数の動作ブロックに分割し、各動作ブロ
ックに対応するコマンド処理をそれぞれ独立して実行で
きるように構成されている。具体的には、図2に示すよ
うに、各動作ブロックに対応するコマンド処理を実行す
るための回路群23〜29およびそれらを制御するため
の状態制御回路21を有する。以下、各回路21,23
〜29の機能について説明する。
【0020】状態制御回路21は状態レジスタ22を有
し、各回路23〜29の動作状態(コマンド処理状態)
を示す状態コード(3ビットのXXX)を状態レジスタ
22に保持し、この状態コードに基づいて各回路23〜
29の動作を許可するためのイネーブル信号を出力す
る。状態コードは、後述するように、各回路23〜29
と1対1に対応するように設定されている。従って、各
回路23〜29は同時に動作することはない。
【0021】状態レジスタ22は、各回路23〜29か
らの変更要求に従って、状態制御回路21により状態コ
ードが変更される。また、各回路23〜29が直接に状
態コードを変更してもよい。さらに、後述するように、
状態レジスタ22は、CPU5により参照されて、かつ
状態コードの書き込み、変更がなされるように構成され
ている。
【0022】コマンド待ち回路23は、ホストコンピュ
ータ2からのコマンド発行を監視するための回路であ
り、本実施形態では状態レジスタ22の状態コードが
「000」のときに動作する。コマンド待ち回路23
は、コマンドの発行を確認すると、状態レジスタ22の
状態コードを「001」に変更する変更要求を出力す
る。以下、本実施形態では、便宜的に各回路23〜29
が直接に、状態レジスタ22の状態コードを変更するよ
うに記述する。コマンド待ち回路23は、コマンド処理
が終了して、状態レジスタ22の状態コードが「00
0」に変化したときに、BUSYステータスのクリアや
ホストコンピュータ2に対する割り込み発生(インター
フェース回路20の割り込み信号出力の回路を使用す
る)も行なう。
【0023】コマンド受付回路24は、発行されたコマ
ンドを受付けて、その内容を判断するコマンド認識処理
を行なう回路である。コマンド受付回路24は、状態レ
ジスタ22の状態コードが「001」のときに動作し、
ホストコンピュータ2に対するBUSYフラグ(コマン
ド実行状態を示すフラグ)をセットし、コマンドの種類
に従って状態コードを変更する。具体的には、ディスク
3に対してアクセスし、ホストコンピュータ2とのデー
タ転送動作を伴うコマンド(ライトコマンドとリードコ
マンド)の場合には、状態コードを「010」に変更
し、それ以外のコマンド(後述する特定コマンド等)の
場合には状態コードを「110」に変更する。
【0024】アドレス変換回路25は、状態コードが
「010」のときに動作し、ホストコンピュータ2から
のアクセス対象アドレスを、所定のアドレスに変換する
回路である。具体的には、ホストコンピュータ2からの
アドレス指定が、シリンダ番号、ヘッド番号、セクタ番
号からなる物理アドレス(CHS)の場合に、そのCH
Sを連続アドレスである論理ブロックアドレス(LB
A)に変換する。アドレス変換回路25は状態コードを
「011」に変更する。
【0025】キャッシュヒット判定回路26は、状態コ
ードが「011」のときに動作し、前回のコマンド終了
時に登録されているアドレス(キャッシュヒットアドレ
スLBA)と今回のアクセス要求のアドレス(LBA)
とを比較し、ヒットするか否かを判定する。キャッシュ
ヒット判定回路26は、ヒットしたときに、ライトコマ
ンドの場合には状態コードを「101」に変更し、リー
ドコマンドの場合には状態コードを「100」に変更す
る。また、ヒットしないときには、状態コードを「11
0」に変更する。
【0026】リードデータ転送回路27は、状態コード
が「100」のときに動作し、バッファRAM4に保存
されているリードデータをホストコンピュータ2に転送
する処理を行なう回路である。リードデータ転送回路2
7は、通常ではセクタ単位のリードデータを転送する毎
に、コマンド実行アドレスを更新し、アクセス要求され
たリードデータの転送完了後に、状態コードを「00
0」に変更する。
【0027】ライトデータ転送回路28は、状態コード
が「101」のときに動作し、ホストコンピュータ2か
らのライトデータをバッファRAM4に転送して保存す
る回路である。ライトデータ転送回路28は、通常では
セクタ単位のライトデータを受信する毎に、コマンド実
行アドレスを更新し、ライトアクセス要求されたライト
データの受信完了後に、状態コードを「000」に変更
する。
【0028】さらに、コマンド終了待ち回路29は、状
態コードが「110」のときに動作し、CPU5による
制御待ちを行なう回路である。コマンド終了待ち回路2
9は、CPU5による状態レジスタ21の操作を待ち、
自身では状態コードの変更(変更要求)を行なわない。 (本実施形態のコマンド処理)以下、図3〜図5を参照
して本実施形態の動作を説明する。まず、図3のフロー
チャートに示すように、ホストコンピュータ2からデー
タの記録要求があった場合について、図5の状態レジス
タ22の変化を参照しながら説明する。
【0029】コマンド発行待ちの状態では、図5(A)
に示すように、状態レジスタ22には状態コード「00
0」がセットされている。コマンド待ち回路23は、ホ
ストコンピュータ2からライトコマンドが発行される
と、それを検知して状態レジスタ22の状態コードを
「001」にセットする(図5(B)を参照)。
【0030】コマンド受付回路24は、状態コード「0
01」によりコマンド受付け動作を実行し、ホストコン
ピュータ2に対してコマンド処理を開始すること(また
は実行中)を示すために、コントロールレジスタのBU
SYフラグをセットする(ステップS1)。さらに、コ
マンド受付回路24はコマンド認識処理を実行し、ホス
トコンピュータ2が発行したコマンドがライトコマンド
であることを認識する(ステップS2,S3)。コマン
ド受付回路24はライトコマンドの場合には状態レジス
タ22の状態コードを「010」に変更する(図5
(C)を参照)。ここで、ホストコンピュータ2から発
行されたコマンドが、リード/ライトコマンド以外の特
定コマンドの場合には、コマンド受付回路24は状態コ
ードを「110」に変更する。
【0031】アドレス変換回路25は、状態コード「0
10」により動作し、ホストコンピュータ2が指定した
コマンド実行アドレスがシリンダ番号、ヘッド番号、セ
クタ番号からなる物理アドレス(CHS)の場合に、連
続アドレスである論理ブロックアドレス(LBA)に変
換する(ステップS4)。アドレス変換回路25は、変
換した論理ブロックアドレス(LBA)を、コントロー
ルレジスタ回路の実行アドレス保持レジスタにセット
し、状態コードを「011」に変更する(図5(D)を
参照)。
【0032】キャッシュヒット判定回路26は状態コー
ド「011」により動作し、前回のコマンド終了時に登
録されているアドレス(LBA)と今回のアクセス要求
のアドレス(LBA)とを比較し、ヒットするか否かを
判定する(ステップS5)。前回のアドレス(LBA)
はライトコマンド終了時に、ヒットアドレス登録レジス
タに登録されている。キャッシュヒット判定回路26
は、ヒットしたときには、状態コードを「101」に変
更し、ヒットしないときには状態コードを「110」に
変更する(図5(E),(G)を参照)。なお、リード
コマンドの場合、ヒットしたときには状態コードを「1
00」に変更する。
【0033】キャッシュヒット判定回路26の判定がヒ
ットの場合には、ライトデータ転送回路28は、ホスト
コンピュータ2からセクタ単位のライトデータを受信す
る毎に、バッファRAM4に格納して、コマンド実行ア
ドレスを更新する(ステップS6のYES,S7)。ラ
イトデータ転送回路28は、ホストコンピュータ2が要
求した全てのライトデータをバッファRAM4に格納し
た時点で、状態レジスタ22の状態コードを「000」
にセットする(図5(F)を参照)。
【0034】コマンド終了待ち回路29は、状態コード
「000」により動作し、ライトコマンド処理の終了に
伴って、BUSYフラグのクリアおよびホストコンピュ
ータ2に対する割り込み信号の出力を行なう(ステップ
S8)。ここで、コマンド終了待ち回路29は、状態レ
ジスタ22の状態コードが「000」以外の状態コード
から状態コード「000」に変化したときに、前記のコ
マンド終了処理を実行する。なお、コマンド終了待ち回
路29は、CPU5による状態レジスタ21の操作を待
ち、自身では状態コードの変更(変更要求)を行なわな
い。
【0035】一方、キャッシュヒット判定回路26の判
定がヒットでない場合に、図5(G)に示すように、状
態レジスタ22の状態コードは「110」にセットされ
ている。この状態コード「110」では、CPU5が状
態レジスタ22の内容を変更しない限り、コマンド処理
部12は動作停止状態となる。CPU5は、インターフ
ェース回路20のコントロールレジスタ回路により、ホ
ストコンピュータ2からライトコマンドが発行されてい
ることを認識している。そこで、CPU5は、バッファ
RAM4にライトデータを格納するための準備動作を実
行する(ステップS9)。即ち、前回のライトコマンド
によりバッファRAM4に格納されているライトデータ
がディスク3に記録されるまで待機し、ディスク3への
記録が完了した時点で、CPU5は状態レジスタ22に
状態コード「101」をセットする(図5(H)を参
照)。
【0036】この状態コード「101」に従って、ライ
トデータ転送回路28は前記のライトデータの転送処理
を実行する(ステップS10)。即ち、ホストコンピュ
ータ2からセクタ単位のライトデータを受信する毎に、
バッファRAM4に格納して、コマンド実行アドレスを
更新する。そして、ホストコンピュータ2が要求した全
てのライトデータをバッファRAM4に格納した時点
で、状態レジスタ22の状態コードを「000」にセッ
トする。 (リードコマンド処理)ホストコンピュータ2からのコ
マンドがリードコマンドの場合でも、前述のライトコマ
ンドの場合と基本的には同様の処理となる。具体的に
は、図3のステップS2に示すように、コマンド受付回
路24はコマンド認識処理により、ホストコンピュータ
2が発行したコマンドがリードコマンドであることを認
識すると、リードコマンド処理に移行する(ステップS
3のNO,図4のフローチャートを参照)。
【0037】即ち、アドレス変換回路25は、状態コー
ド「010」により動作し、ホストコンピュータ2が指
定したコマンド実行アドレスがシリンダ番号、ヘッド番
号、セクタ番号からなる物理アドレス(CHS)の場合
に、連続アドレスである論理ブロックアドレス(LB
A)に変換する(ステップS20)。アドレス変換回路
25は、変換した論理ブロックアドレス(LBA)を、
コントロールレジスタ回路の実行アドレス保持レジスタ
にセットし、状態コードを「011」に変更する。さら
に、キャッシュヒット判定回路26は状態コード「01
1」により動作し、前回のコマンド終了時に登録されて
いるアドレス(LBA)と今回のアクセス要求のアドレ
ス(LBA)とを比較し、ヒットするか否かを判定する
(ステップS22)。
【0038】ここで、キャッシュヒット判定回路26
は、ヒットしたときには、状態コードをリードコマンド
に対応する「100」に変更する。また、ヒットしない
ときには、ライトコマンドの場合と同様に状態コードを
「110」に変更する。この状態コード「100」に従
って、リードデータ転送回路27が動作し、前回のリー
ドコマンド時にバッファRAM4に格納されているリー
ドデータを、セクタ単位でホストコンピュータ2に転送
する処理を実行する(ステップS23)。リードデータ
転送回路27は、ホストコンピュータ2が要求した全て
のリードデータの転送が終了した時点で、状態レジスタ
22の状態コードを「000」にセットする。これによ
り、コマンド終了待ち回路29が前述したようなコマン
ド終了処理を実行する(ステップS24)。
【0039】一方、キャッシュヒット判定回路26の判
定がヒットでない場合に、状態レジスタ22の状態コー
ドは「110」にセットされている。従って、CPU5
の動作に移行し、CPU5はアクセス要求されたリード
データをディスク3から読出す動作を実行させる(ステ
ップS25)。このとき、CPU5は、ディスク3から
転送されたリードデータをバッファRAM4に格納する
ための準備処理を実行し、ディスク3から読出されたセ
クタ単位のリードデータをバッファRAM4に格納する
(ステップS27)。CPU5は、要求された全てのリ
ードデータがバッファRAM4に格納された時点で、状
態レジスタ22に状態コード「100」をセットする。
この状態コード「100」に従って、リードデータ転送
回路27が動作し、バッファRAM4に格納されている
リードデータを、セクタ単位でホストコンピュータ2に
転送する処理を実行する(ステップS23)。
【0040】以上のように本実施形態によれば、ホスト
コンピュータ2からのコマンドに対して、一連のコマン
ド処理をコマンド処理部12の各回路23〜29がそれ
ぞれ、状態レジスタ22の状態コードに基づいて独立的
に実行する。換言すれば、一連のコマンド処理を複数の
動作ブロックに分割し、各動作ブロックを状態コードに
より制御して実行させる。従って、従来の逐次的にコマ
ンド処理を行なう方式に対して、コマンド処理を複数の
処理に分割して、それぞれを独立的に実行する方式であ
るため、HDC1を設計する上で、各処理毎に不具合な
どを発見することが容易となる。また、設計後に不具合
が発見された場合でも、状態レジスタ22を制御するこ
とにより、CPU5の処理により対応することが可能で
ある。さらに、コマンド処理の中に新規の処理を追加す
る場合に、状態コードを新たに設定することにより、容
易に実現することができるため、HDCの設計上の自由
度を向上することができる。 (本実施形態の変形例)本実施形態の変形例として、ホ
ストコンピュータ2からリード/ライトコマンド以外の
特殊コマンドが発行された場合のコマンド処理を想定し
て、図6を参照して説明する。この特殊コマンドとして
は、ある特定のパラメータ情報を返送するための特定コ
マンド(get parameterコマンド)を想定
する。
【0041】まず、ホストコンピュータ2から特定コマ
ンドが発行されてから、その特定コマンドが受付けられ
るまでの処理は、本実施形態の場合と同様である。即
ち、図6(B)に示すように、コマンド発行待ちの状態
では、状態レジスタ22には状態コード「000」がセ
ットされている。コマンド待ち回路23は、ホストコン
ピュータ2から特定コマンドが発行されると、それを検
知して状態レジスタ22の状態コードを「001」にセ
ットする。
【0042】コマンド受付回路24は、状態コード「0
01」によりコマンド受付け動作を実行し、前記のBU
SYフラグをセットする(ステップS30,S31)。
ここで、コマンド受付回路24はコマンド認識処理を実
行したときに、登録されていない特定コマンドであるこ
とを認識し、状態レジスタ22の状態コードを「11
0」に変更する(ステップS30,S31)。
【0043】この状態コード「110」では、CPU5
が状態レジスタ22の内容を変更しない限り、コマンド
処理部12は動作停止状態となる。CPU5は、コント
ロールレジスタ回路から特定コマンドを読出し、その内
容を認識する(ステップS32)。CPU5は、特定コ
マンドに従って返送データ(パラメータデータ)を準備
してバッファRAM4に格納する(ステップS33)。
ここで、バッファRAM4に準備される返送データは、
1セクタ分のデータ量(512バイト分)と想定する。
CPU5は、返送データの準備が完了した時点で、状態
レジスタ22の状態コードを「100」にセットする
(ステップS34)。
【0044】この状態コード「100」に従って、リー
ドデータ転送回路27が動作し、バッファRAM4に格
納されている1セクタ分の返送データをホストコンピュ
ータ2に転送する処理を実行する(ステップS35)。
リードデータ転送回路27は、ホストコンピュータ2が
要求した返送データの転送が終了した時点で、状態レジ
スタ22の状態コードを「000」にセットする。これ
により、コマンド終了待ち回路29が前述したようなコ
マンド終了処理を実行する(ステップS36)。
【0045】以上のように本実施形態の変形例によれ
ば、HDC1のコマンド処理部12が処理できない特殊
コマンドを、状態レジスタ22の制御により、CPU5
により処理させることができる。換言すれば、コマンド
処理部12がサポートしていない新たなコマンドを、C
PU5により処理させる方式により、容易に追加するこ
とができる。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ホ
ストコンピュータに対する一連のコマンド処理を複数の
動作ブロックに相当する独立した処理工程に分割して、
各処理工程をぞれぞれ実行制御する方式を実現すること
ができる。従って、一連のコマンド処理を分割した各処
理毎に動作状態を把握できるため、設計上において各処
理毎の不具合を容易に発見できるため、設計変更が簡単
になる。また、また設計後においても不具合を容易に発
見できるため、CPUによりサポートさせるような対応
処置を容易に取ることができる。さらに、CPUにより
処理できる新たなコマンド機能を容易に追加することが
可能であるため、結果的にコマンド処理機能に対する自
由度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に関係するシステム構成を示
すブロック図。
【図2】本実施形態に関係するHDCの要部を示すブロ
ック図。
【図3】本実施形態のライトコマンド処理を説明するた
めのフローチャート。
【図4】本実施形態のリードコマンド処理を説明するた
めのフローチャート。
【図5】本実施形態に関係する状態レジスタの変化を示
す概念図。
【図6】本実施形態の変形例を説明するための図。
【符号の説明】
1…ディスクコントローラ(HDC) 2…ホストコンピュータ 3…ディスク 4…バッファRAM(データバッファ手段) 5…CPU 10…ホストインターフェース制御部 11…インターフェース 12…コマンド処理部 13…データ制御部 14…バッファ制御部 20…インターフェース回路 21…状態制御回路 22…状態レジスタ 23…コマンド待ち回路 24…コマンド受付回路 25…アドレス変換回路 26…キャッシュヒット判定回路 27…リードデータ転送回路 28…ライトデータ転送回路 29…コマンド終了待ち回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータからのコマンドに基
    づいて、前記ホストコンピュータとの間でディスクに記
    録するデータ及び前記ディスクから再生したデータの転
    送制御を行なうディスク記録再生装置において、 前記ホストコンピュータから発行されたコマンドに対す
    る一連のコマンド処理を複数のコマンド処理に分割し
    て、各コマンド処理を独立して実行可能なコマンド処理
    手段と、 前記コマンド処理手段による各コマンド処理毎に設定さ
    れた動作状態を示す状態コードをセットするための状態
    レジスタ手段と、 前記状態レジスタ手段にセットされた状態コードに対応
    するコマンド処理を実行させて、各コマンド処理の完了
    時点で前記状態レジスタ手段を更新する制御手段とを具
    備したことを特徴とするディスク記録再生装置。
  2. 【請求項2】 ホストコンピュータからのコマンドに基
    づいて、ディスクにデータを記録し、前記ディスクから
    データを再生するディスク記録再生装置に設けられて、
    前記ホストコンピュータとの間でデータの転送制御を行
    なうインターフェース制御装置であって、 前記ホストコンピュータから発行されたコマンドに対す
    る一連のコマンド処理を複数の動作状態毎の動作ブロッ
    クに分割し、各動作ブロックに対応する処理をそれぞれ
    独立して実行するコマンド処理手段と、 前記コマンド処理手段の各動作ブロック毎に設定した状
    態コードをセットするための状態レジスタ手段と、 前記状態レジスタ手段にセットされた状態コードに基づ
    いて前記コマンド処理手段を制御し、前記各動作ブロッ
    ク単位のコマンド処理を実行させる制御手段とを具備し
    たことを特徴とするインターフェース制御装置。
  3. 【請求項3】 前記コマンド処理手段は、前記ホストコ
    ンピュータから発行されたコマンドを受付けてコマンド
    を認識するコマンド受付処理、前記コマンドに含まれる
    アクセス対象アドレスを所定のアドレスに変換するアド
    レス変換手段、前記ホストコンピュータからのライトデ
    ータの転送および前記ホストコンピュータへのリードデ
    ータの転送を行なうデータ転送処理、および所定のコマ
    ンド終了処理の各動作ブロックをそれぞれ実行する回路
    からなることを特徴とする請求項1に記載のディスク記
    録再生装置または請求項2記載のインターフェース制御
    装置。
  4. 【請求項4】 ホストコンピュータからのコマンドに基
    づいて、前記ホストコンピュータとの間でディスクに記
    録するデータ及び前記ディスクから再生したデータの転
    送制御を行なうディスク記録再生装置において、 前記ホストコンピュータから発行されたコマンドに対す
    る一連のコマンド処理をそれぞれ実行するための各コマ
    ンド処理手段と、 前記各コマンド処理手段毎に設定されたコマンド処理の
    動作状態を示す状態コードをセットするための状態レジ
    スタ手段と、 前記状態レジスタ手段にセットされた状態コードに対応
    するコマンド処理手段を動作させて、各コマンド処理の
    完了時点で前記状態レジスタ手段を更新する制御手段
    と、 前記各コマンド処理手段によるコマンド処理結果に基づ
    いて、前記ホストコンピュータからのライトデータを前
    記ディスク上に記録し、または前記ディスクからリード
    データを再生するための記録再生動作を制御し、かつ前
    記状態レジスタ手段にセットされた状態コードを参照ま
    たは変更する機能を有するCPU手段とを具備したこと
    を特徴とするディスク記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記CPU手段は、前記ホストコンピュ
    ータからの特定コマンドを認識し、前記状態レジスタ手
    段の状態コードをセットすることにより前記特定コマン
    ドに従った一連のコマンド処理を実行させる機能を有す
    ることを特徴とする請求項4記載のディスク記録再生装
    置。
  6. 【請求項6】 ホストコンピュータからのコマンドに基
    づいて、ディスクにデータを記録し、前記ディスクから
    データを再生するディスク記録再生装置に設けられて、
    前記ホストコンピュータとの間でデータの転送制御を行
    なうインターフェース制御装置であって、 前記ホストコンピュータから発行されたコマンドに対す
    る一連のコマンド処理を複数の動作状態毎の動作ブロッ
    クに分割し、各動作ブロックに対応する処理をそれぞれ
    独立して実行するコマンド処理手段と、 前記コマンド処理手段の各動作ブロック毎に設定した状
    態コードをセットするための状態レジスタ手段と、 前記コマンドがライトコマンドの場合には前記ホストコ
    ンピュータからのライトデータを保存し、前記コマンド
    がリードコマンドの場合には前記ディスクから再生した
    リードデータを保存するためのデータバッファ手段と、 前記状態レジスタ手段にセットされた状態コードに基づ
    いて前記コマンド処理手段を制御して前記各動作ブロッ
    ク単位のコマンド処理を実行させて、前記ライトコマン
    ドの場合には前記データバッファ手段に保存されたライ
    トデータを前記ディスク側に転送し、前記リードコマン
    ドの場合には前記データバッファ手段に保存されたリー
    ドデータを前記ホストコンピュータ側に転送するデータ
    転送制御機能を有する制御手段とを具備したことを特徴
    とするインターフェース制御装置。
  7. 【請求項7】 前記コマンド処理手段には、前記コマン
    ドに含まれるアクセス対象アドレスがヒットするか否か
    のキャッシュヒット判定を行なう動作ブロックが含まれ
    ており、 前記コマンドがライトコマンドの場合には前記キャッシ
    ュヒット判定処理により前記データバッファ手段にライ
    トデータを保存するためのアクセス対象アドレスが確保
    されているか否かを判定し、前記コマンドがリードコマ
    ンドの場合には前記キャッシュヒット判定処理により前
    記データバッファ手段にアクセス対象アドレスに対応す
    るリードデータが保存されているか否かを判定する機能
    を備えていることを特徴とする請求項5記載のインター
    フェース制御装置。
  8. 【請求項8】 ホストコンピュータからのコマンドに基
    づいて、ディスクにデータを記録し、前記ディスクから
    データを再生するディスク記録再生装置に設けられて、
    前記ホストコンピュータとの間でデータの転送制御を行
    なうインターフェース制御装置に適用するコマンド処理
    方法であって、 前記ホストコンピュータからのコマンドを受付けて、前
    記コマンドを認識処理するステップと、 前記コマンドに含まれるアクセス対象アドレスを所定の
    アドレスに変換するステップと、 前記コマンドがライトコマンドの場合にホストコンピュ
    ータからのライトデータをデータバッファ手段に保存
    し、前記コマンドがリードコマンドの場合には前記ディ
    スクから再生したリードデータを前記データバッファ手
    段に保存して、前記ホストコンピュータとのデータ入出
    力転送制御を行なうステップと、 前記コマンド処理が終了した時点で、次のコマンドを受
    付ける待機状態に移行するコマンド終了処理を実行する
    ステップとからなる一連のコマンド処理を実行し、 前記一連のコマンド処理毎に設定した状態コードをセッ
    トするための状態レジスタ手段を有し、前記状態レジス
    タ手段にセットする状態コードに応じて前記一連のコマ
    ンド処理を順次実行することを特徴とするコマンド処理
    方法。
  9. 【請求項9】 ホストコンピュータからのコマンドに基
    づいてディスクにデータを記録し、前記ディスクからデ
    ータを再生するディスク記録再生装置に設けられて、前
    記ホストコンピュータとの間でデータの転送制御を行な
    うインターフェース制御装置に適用するコマンド処理方
    法であって、 前記インターフェース制御装置は前記ホストコンピュー
    タからのライトデータを保存し、かつ前記ディスクから
    のリードデータを保存するためのデータバッファ手段、
    前記ホストコンピュータから発行されたコマンドに対す
    る一連のコマンド処理の各動作ブロック毎に設定した状
    態コードをセットするための状態レジスタ手段および前
    記状態レジスタ手段にセットされた状態コードに基づい
    て前記一連のコマンド処理を実行させる制御手段を備え
    ており、 前記制御手段は、前記状態レジスタ手段にセットされた
    状態コードを順次更新することにより、 前記ホストコンピュータからのコマンドを受付けて、前
    記コマンドを認識処理するステップと、 前記コマンドに含まれるアクセス対象アドレスを所定の
    アドレスに変換するステップと、 前記コマンドがライトコマンドの場合に前記データバッ
    ファ手段にライトデータを保存するためのアクセス対象
    アドレスが確保されているか否かを判定し、前記コマン
    ドがリードコマンドの場合には前記データバッファ手段
    にアクセス対象アドレスに対応するリードデータが保存
    されているか否かを判定するキャッシュヒット判定処理
    を実行するステップと、 前記コマンドがライトコマンドの場合に前記データバッ
    ファ手段に確保したアクセス対象アドレスにライトデー
    タを保存し、前記コマンドがリードコマンドの場合に前
    記キャッシュヒット判定処理がヒットであれば前記デー
    タバッファ手段に保存されたアクセス対象アドレスのリ
    ードデータを前記ホストコンピュータに転送し、前記キ
    ャッシュヒット判定処理がヒットでなければ前記ディス
    クから再生したリードデータを前記データバッファ手段
    に保存するステップと、 前記データバッファ手段に保存されたライトデータを前
    記ディスク側に転送し、前記データバッファ手段に保存
    されたリードデータを前記ホストコンピュータに転送す
    る転送制御を実行するステップと、 前記コマンド処理が終了した時点で、次のコマンドを受
    付ける待機状態に移行するコマンド終了処理を実行する
    ステップとからなる一連のコマンド処理を実行すること
    を特徴とするコマンド処理方法。
  10. 【請求項10】 前記ディスク記録再生装置は前記各コ
    マンド処理手段によるコマンド処理結果に基づいて、前
    記ホストコンピュータからのライトデータを前記ディス
    ク上に記録し、または前記ディスクからリードデータを
    再生するための記録再生動作を制御し、かつ前記状態レ
    ジスタ手段にセットされた状態コードを参照または変更
    する機能を有するCPU手段を有し、 前記CPU手段が前記状態レジスタ手段の状態コードを
    セットすることにより、前記制御手段は、前記CPU手
    段が前記ホストコンピュータからの特定コマンドを認識
    し、前記特定コマンドに従った一連のコマンド処理を実
    行することを特徴とする請求項6記載のインターフェー
    ス制御装置。
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