JPH1095329A - 液圧倍力装置 - Google Patents

液圧倍力装置

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JPH1095329A
JPH1095329A JP8251266A JP25126696A JPH1095329A JP H1095329 A JPH1095329 A JP H1095329A JP 8251266 A JP8251266 A JP 8251266A JP 25126696 A JP25126696 A JP 25126696A JP H1095329 A JPH1095329 A JP H1095329A
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JP
Japan
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hydraulic pressure
power chamber
accumulator
hydraulic
valve
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JP8251266A
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Inventor
Kunio Okano
岡野邦雄
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Jidosha Kiki Co Ltd
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Jidosha Kiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】作動状態でパワーピストンが押し戻されたとき
に、動力室に異常な圧力上昇が発生するのを確実に防止
する。 【解決手段】ブースタ3の作動時、動力室28の液圧に
より第1チェックバルブ32が開き、動力室28の液圧
は、通路42、第1チェックバルブ32、通路溝33
a、および通路35を通って非常用アキュムレータ9に
蓄圧される。また、動力室28の液圧は第2チェックバ
ルブ40も開いて非常用アキュムレータ9に蓄圧され
る。作動中にブースタ3のパワーピストンが押し戻され
て動力室28の液圧が異常に上昇すると、第1および第
2チェックバルブ32,40がともに開き、異常上昇し
た高い液圧が非常用アキュムレータ9側に導入される
が、この高い液圧はリリーフバルブ44を開いて、リザ
ーバ8に排出される。したがって、動力室28の液圧の
異常上昇が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば制動時車輪
がロック傾向になったとき、このロック傾向を解消する
ようにその車輪の制動力を調整するアンチロックブレー
キ制御システム(以下、ABSともいう)等に用いられ
ているオープンセンタ型の液圧倍力装置の技術分野に属
するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車等の車両においては、操作
部材の操作力を作動液の液圧により倍力して出力する液
圧倍力システムが用いられているものがある。この液圧
倍力システムとして、例えば、ブレーキペダルのペダル
踏力のみでは得られない大きなブレーキ力を得るためや
ペダル踏力を軽減するため等により、作動液の液圧によ
り作動する液圧倍力装置を用いてペダル踏力を倍力して
マスタシリンダを作動させる液圧ブレーキシステムがあ
る。
【0003】またこのような液圧ブレーキシステムに
は、車両の制動時に車輪がロックして操縦が不安定にな
りかつ停止距離が長くなってしまうため、制動車輪のロ
ック傾向時にABS制御を行うABSを備えた液圧ブレ
ーキシステムが種々提案されている。そして、このAB
Sの1つに、例えばリターンポンプ式のABS等の、ア
ンチロックブレーキ制御(以下、ABS制御ともいう)
の減圧時に排出されたブレーキ液を増圧時にポンプによ
ってマスタシリンダ(以下、MCYともいう)へ戻すよ
うになっているABS(以下、リターンポンプ式のAB
S等のABSという)がある。
【0004】図4は、このようなリターンポンプ式のA
BS等のABSを備えた従来の液圧ブレーキシステムの
一例を示す図である。図4に示すように、この液圧ブレ
ーキシステム1は2系統の液圧ブレーキシステムであ
り、この図4では一方のブレーキ系統の一方の車輪に対
するブレーキ回路のみが示され、他の車輪に対するブレ
ーキ回路および他のブレーキ系統は省略されているが、
これらの省略されたブレーキ回路は図示のブレーキ回路
と同じである。
【0005】図4において、1は液圧ブレーキシステ
ム、2はブレーキペダル、3はこのブレーキペダル2に
よって作動されてペダル踏力を倍力して出力する、液圧
倍力装置であるオープンセンタ型ハイドロリックブレー
キブースタ(以下、ブースタともいう)、4はこのブー
スタ3の出力によって作動されブレーキ液圧を発生する
MCY、5はMCY4からのブレーキ液圧で作動して各
車輪に対するブレーキ力を発生するホイールシリンダ
(以下、W/Cとも表記する)、6はエンジン7によっ
て駆動されて作動液をブースタ3に送給するブースタ用
ポンプ、8は作動液を貯留するリザーバ、9はポンプ6
の故障等によりポンプ6から作動液が送給されないとき
に、ブースタ3を作動させるための非常用の液圧を蓄え
る非常用アキュムレータ、10は連通位置Iと遮断位置I
Iとが設定された電磁弁からなる常開のABS制御用保
持弁、11は遮断位置Iと連通位置IIとが設定された電
磁弁からなる常閉のABS制御用減圧弁、12は低圧ア
キュムレータであるサンプ装置、13はモータ駆動によ
るABS制御用ポンプである。
【0006】オープンセンタ型のブースタ3は、ブレー
キ非操作時に制御弁の隙間が最大に開いて作動液を自由
に流すとともに、操作時に制御弁の隙間を絞ることによ
り作動液の流れを制限して液圧を発生し、この液圧によ
り出力するものであり、従来種々の構造のものが公知と
なっている。その一例のブースタ3を図5に示す。
【0007】この公知のブースタ3は、図5に示すブレ
ーキ非操作状態においては、第1環状溝14と第2環状
溝15との間の隙間が最大となっており、また第2環状
溝15と第3環状溝16との間が遮断しているとともに
第3環状溝16と第4環状溝17との間が連通してい
る。したがって、ブースタ用ポンプ6から吐出された作
動液は、オープンセンタ型のブースタ3の入口通路1
8、第2環状溝15、第1環状溝14と第2環状溝15
との間の隙間、第1環状溝14、および循環通路19を
通って、再びリザーバ8に循環している。その場合、第
1環状溝14と第2環状溝15との間の隙間が最大とな
っているので、循環している作動液にはほとんど液圧は
発生しない。
【0008】この状態でブレーキペダル2の踏込により
入力軸20が前進すると、一対のレバー21,22(一
対のレバーは図5において図面に直交する方向に重合し
ている)が回動してバルブスプール23が前進する。す
ると、第1環状溝14と第2環状溝15との間の隙間が
絞られ、また第2環状溝15と第3環状溝16とが連通
し、かつ第3環状溝16と第4環状溝17とが遮断す
る。第1および第2環状溝14,15との間の隙間が絞
られる(最終的にはこの隙間は0となる場合もある)こ
とにより、第2環状溝15に液圧が発生する。この液圧
は、第2環状溝15と第3環状溝16との間の隙間、第
1径方向孔24、軸方向孔25、およびチェックバルブ
26と第2径方向孔27とを通って動力室28に導入さ
れて、パワーピストン29に作用する。これにより、パ
ワーピストン29はペダル踏力を倍力したブーキ操作力
を発生し、このブレーキ操作力が出力軸30から出力さ
れてMCY4を作動して、MCY圧を発生する。通常時
は、ABS制御用保持弁10が連通位置Iに、またAB
S制御用減圧弁11が遮断位置Iにそれぞれ設定されて
いるので、発生したMCY圧がABS制御用保持弁10
を通ってW/C5に供給される。これにより、W/C5
がブレーキ力を発生しブレーキが作動する。
【0009】また、第2環状溝15に発生した液圧は、
図6に詳細に示すようにアキュムレータバルブ31の第
1チェックバルブ32の第1弁体33を図6において右
方に移動して、第1弁体33をゴムシート34から離座
させて第1チェックバルブ32を開く。これにより、こ
の液圧は第1弁体33とゴムシート34との間の隙間、
第1弁体33の外周の通路溝33aおよびアキュムレー
タ通路35を通って非常用アキュムレータ9に導入さ
れ、この非常用アキュムレータ9に蓄えられる。
【0010】ブレーキペダル2を解放すると、入力軸2
0およびバルブスプール23が図6に示す非作動位置に
後退して、第3環状溝16と第4環状溝17とが連通
し、かつ第2環状溝15と第3環状溝16とが遮断し、
更に第1環状溝14と第2環状溝15との間の隙間が最
大となる。このため、動力室28の作動液は、孔27,
25,24、第3環状溝16、第3環状溝16と第4環
状溝17との間の隙間、第4環状溝17および排出通路
36を通ってリザーバ8に排出される。これにより、パ
ワーピストン29が非作動位置に後退してブレーキ操作
力が消滅し、MCY4が非作動状態に戻ってブレーキ作
動が解除される。そして、第1および第2環状溝14,
15との間の隙間が最大となることにより、第2環状溝
15に発生した液圧は消滅する。
【0011】そして、第2環状溝15の液圧が消滅する
ことにより、入口通路18の液圧も消滅する。このと
き、非常用アキュムレータ9の蓄圧がリリーフバルブ4
4の設定圧を超えていると、このリリーフバルブ44が
開き、非常用アキュムレータ9の圧力が入口通路18に
排出され、非常用アキュムレータ9の蓄圧はリリーフバ
ルブ44の設定圧に保持される。
【0012】ブースタ用ポンプ6が故障して、第1環状
溝14と第2環状溝15との間の隙間が絞られても液圧
が発生しなくなったときは、ブレーキペダル2が更に大
きく踏み込まれることにより、バルブスプール23が最
大ストローク前進する。バルブスプール23がそれ以上
前進しなくなった後、ブレーキペダル2が更に踏み込ま
れて入力軸20が更に前進すると、レバー21,22が
更に回転し、スライドバルブ37がバルブスプール23
に対して相対的に前進移動する。すると、第2径方向孔
27が閉塞され、動力室28がブースタ用ポンプ6から
遮断される。スライドバルブ37が更に前進するとリテ
ーナ38も前進するので、このリテーナ38によりアキ
ュムレータバルブ31の第2弁体39が前進させられて
第2チェックバルブ40が開き、非常用アキュムレータ
9に蓄えられている液圧が動力室28に導入され、この
非常用アキュムレータ9の液圧によりパワーピストン2
9が作動する。これにより、ブースタ用ポンプ6が故障
しても、非常用アキュムレータ9に所定圧の液圧が蓄え
られている間、非常用アキュムレータ9の液圧により、
ペダル踏力が倍力されてブレーキを作動させることがで
きる。
【0013】更に、通常ブレーキ時に、図示しない電子
制御装置が車輪の少なくとも一つがロック傾向にあると
判断すると、ABS制御用モジュレータのABS制御用
保持弁10を遮断位置IIに設定して、W/C5内のブレ
ーキ液圧をともにそのときのブレーキ液圧に保持し、ロ
ック傾向が更に強まるのを抑制する。更に電子制御装置
は、ブレーキ液圧を保持状態にしても、ロック傾向にあ
る車輪のうち、少なくとも一つがロック傾向を解消しな
いと判断すると、その車輪に対応するABS制御用減圧
弁11を連通位置IIに設定して、その車輪のW/C5の
ブレーキ液をサンプ装置12に排出し、そのW/C5の
ブレーキ液圧を減圧するとともに、その車輪に対応する
ABS制御用ポンプ13を駆動する。このABS制御用
ポンプ13の駆動により、サンプ装置12に排出された
ブレーキ液はMCY4に戻される。
【0014】ブレーキ液圧の減圧により、車輪のロック
傾向が解消し、車輪速がある程度回復すると、電子制御
装置はABS制御用減圧弁11を遮断位置Iに設定する
とともに、ABS制御用保持弁10を連通位置Iに設定
する。これにより、MCY圧とともにABS制御用ポン
プ13からの液圧がW/C5に供給され、W/C5のブ
レーキ液圧が再び増圧される。
【0015】こうして、電子制御装置がABS制御用保
持弁10、ABS制御用減圧弁11およびABS制御用
ポンプ13をそれぞれ制御することにより、ブレーキ液
圧の保持、減圧および増圧によるABS制御が、車輪の
ロック傾向が完全に解消するまで行われる。
【0016】また、従来のリターンポンプ式のABS等
のABSを備えた従来の液圧ブレーキシステムの他の例
として、図7に示すように図4の液圧ブレーキシステム
1の循環通路19に、更にオープンセンタ型のパワース
テアリング装置45を設けた液圧ブレーキシステム1が
ある。
【0017】この液圧ブレーキシステム1においては、
ハンドル46を操作して操舵を行うと、パワーステアリ
ング装置45内の制御弁(不図示)が作動して液圧が発
生し、この液圧によりハンドル46の操舵力が倍力され
て、操舵輪が操舵される。このとき、発生した液圧は、
パワーステアリング装置45より上流側の循環通路1
9、第1環状溝14、第1環状溝14と第2環状溝15
との隙間、入口通路18にも伝達される。したがって、
この入口通路18の液圧により、前述のブレーキ作動時
と同様に第1弁体33が作動して、入口通路18の液圧
が非常用アキュムレータ9に蓄えられるようになる。
【0018】このように、この従来例の液圧ブレーキシ
ステム1では、ブレーキ作動時以外に、パワーステアリ
ング作動時にも非常用アキュムレータ9に蓄圧を行うこ
とができる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
リターンポンプ式のABS等のABSを備えた液圧ブレ
ーキシステム1においては、ABS制御時にW/C5か
らの高圧のブレーキ液がMCY4に戻されたとき、その
圧力でブースタ3のパワーピストン29が押し戻される
ようになる。このとき、動力室28には通常ブレーキ時
のバルブスプール23の前進による液圧が供給されてい
るが、このようにパワーピストン29が押し戻されたと
きに、入力軸20が後退しない場合は、バルブスプール
23が前進して、第1および第2環状溝14,15との
間の隙間が0となって、リザーバ8への通路が完全に閉
じ、動力室28が密封状態となってしまうことがある。
そして、このように動力室28の密封状態で、更にパワ
ーピストン29が押し戻されると、動力室28の圧力が
通常ブレーキ時の圧力の2〜3倍のきわめて高い圧力に
異常上昇する場合がある。この動力室28の異常上昇し
た圧力は入口通路18にも伝達され、更に入口通路18
からアキュムレータバルブ31にも作用するため、リリ
ーフバルブ44のリリーフ作用が行われなく、動力室2
8の高圧はリリーフされない。このため、この高圧によ
りブースタ3のハウジング41が損傷する等の故障が発
生するおそれが考えられる。
【0020】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、作動状態でパワーピスト
ンが押し戻されたときに、動力室に異常な圧力上昇が発
生するのを確実に防止できる液圧倍力装置を提供するこ
とである。
【0021】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、操作力によって作動する入力
軸と、ポンプから吐出される作動液が送給される入口通
路と、前記作動液をリザーバへ循環させる循環通路と、
作動時前記作動液の液圧が導入される動力室と、この動
力室の液圧によって作動して出力するパワーピストン
と、前記入力軸の作動によって作動制御され、非作動時
前記入口通路を通って流れてくる前記作動液を自由に前
記循環通路へ流動させかつ前記動力室を前記リザーバに
接続するとともに、作動時前記入口通路を通って流れて
くる前記作動液の流れを少なくとも絞って液圧を発生さ
せかつこの液圧を前記動力室に導入する制御弁と、非常
用の液圧を蓄える非常用アキュムレータと、前記動力室
の液圧により前記動力室と前記非常用アキュムレータと
の間の連通を制御して、前記動力室内の液圧を前記非常
用アキュムレータに蓄えさせるとともに、非常時に作動
されて前記非常用アキュムレータの液圧を前記動力室に
導入するアキュムレータバルブと、前記パワーピストン
の作動時前記パワーピストンが押し戻されることにより
前記動力室の液圧が所定圧を超えて上昇したとき、前記
動力室の液圧を、前記アキュムレータバルブを介して前
記リザーバに排出して前記動力室の液圧を所定圧以下に
保持する液圧制御弁とを備え、前記入力軸に伝えられた
操作力を前記動力室に導入された液圧により倍力して出
力することを特徴としている。
【0022】また請求項2の発明は、前記アキュムレー
タバルブが、前記動力室から前記非常用アキュムレータ
に向かう作動液の流れのみ許容するチェックバルブから
構成されていることを特徴としている。
【0023】更に請求項3の発明は、前記アキュムレー
タバルブが、前記動力室から前記非常用アキュムレータ
に向かう作動液の流れのみ許容する第1チェックバルブ
と、前記第1チェックバルブ内に設けられ、非常時に作
動されて前記非常用アキュムレータの液圧を前記動力室
に導入する第2チェックバルブとを備えていることを特
徴としている。
【0024】更に請求項4の発明は、操作力によって作
動する入力軸と、ポンプから吐出される作動液が送給さ
れる入口通路と、前記作動液をリザーバへ循環させる循
環通路と、作動時前記作動液の液圧が導入される動力室
と、この動力室の液圧によって作動して出力するパワー
ピストンと、前記入力軸の作動によって作動制御され、
非作動時前記入口通路を通って流れてくる前記作動液を
自由に前記循環通路へ流動させかつ前記動力室を前記リ
ザーバに接続するとともに、作動時前記入口通路を通っ
て流れてくる前記作動液の流れを少なくとも絞って液圧
を発生させかつこの液圧を前記動力室に導入する制御弁
と、非常用の液圧を蓄える非常用アキュムレータと、前
記入口通路の液圧により前記入口通路と前記非常用アキ
ュムレータとの間の連通を制御して、前記入口通路内の
液圧を前記非常用アキュムレータに蓄えさせるととも
に、非常時に作動されて前記非常用アキュムレータの液
圧を前記動力室に導入するアキュムレータバルブと、前
記パワーピストンの作動時前記パワーピストンが押し戻
されることにより前記動力室の液圧が所定圧を超えて上
昇したとき、前記動力室の液圧を、前記アキュムレータ
バルブを介して前記リザーバに排出して前記動力室の液
圧を所定圧以下に保持する液圧制御弁とを備え、前記入
力軸に伝えられた操作力を前記動力室に導入された液圧
により倍力して出力することを特徴としている。
【0025】更に請求項5の発明は、前記パワーピスト
ンに作用する前記外力が、アンチスキッドブレーキ制御
時に、ブレーキ力を発生するブレーキシリンダから戻さ
れるブレーキ液によって発生する力であることを特徴と
している。
【0026】
【作用】このように構成された本発明の液圧倍力装置に
おいては、アキュムレータバルブにより、動力室の液圧
または入口通路の液圧が非常用アキュムレータに、非常
用液圧として蓄えられる。そして、液圧倍力装置用の液
圧失陥時等の非常時にアキュムレータバルブが作動され
ることにより、非常用アキュムレータの液圧が動力室に
導入されることにより、液圧倍力装置のパワーピストン
が作動される。
【0027】また、パワーピストンの作動時にパワーピ
ストンが押し戻されて動力室の液圧が上昇するが、この
動力室の液圧が所定圧を超えて上昇すると、液圧制御弁
が作動して、動力室の液圧を、アキュムレータバルブを
介してリザーバに排出し、動力室の液圧を所定圧以下に
保持する。これにより、動力室の液圧の異常上昇が防止
される。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について説明する。図1は、本発明に係る液圧倍
力装置をブレーキのブースタに適用した実施の形態の第
1例を示す、図6のP部に対応する部分断面図である。
なお、前述の図4ないし図7に示す従来の液圧倍力シス
テムと同じ構成要素には同じ符号を付して説明する。
【0029】前述の従来のブースタ3のアキュムレータ
バルブ31における第1チェックバルブ31は、非常用
アキュムレータ9と入口通路18との間の通路に設けら
れ、入口通路18から非常用アキュムレータ9に向かう
ブレーキ液の流れのみを許容するようになっているが、
本第1例の液圧倍力装置のアキュムレータバルブ31に
おける第1チェックバルブ32は、図1に示すように動
力室28とアキュムレータ通路35との間の通路42に
設けられ、動力室28から非常用アキュムレータ9に向
かうブレーキ液の流れのみを許容するようになってい
る。したがって、前述の従来のブースタ3では、入口通
路18と第1チェックバルブ32とが直接連通している
が、この第1例のブースタ3では、入口通路18と第1
チェックバルブ32とは直接連通していない。そして、
この第1チェックバルブ32の筒状の第1弁体33内
に、第2チェックバルブ40の第2弁体39が設けられ
ている。
【0030】また、リリーフバルブ44はアキュムレー
タ通路35とリザーバ8との間の通路43に設けられて
おり、このリリーフバルブ44は、非常用アキュムレー
タ9の蓄圧がリリーフバルブ44の設定圧を超えたとき
開いて、非常用アキュムレータ9の圧力をリザーバ8に
排出し、非常用アキュムレータ9の蓄圧をリリーフバル
ブ44の設定圧以下に保持するようになっている。
【0031】第1例のブースタ3の他の構成は、前述の
従来のブースタ3と同じである。
【0032】このように構成された第1例のブースタ3
においては、入力軸20が前進すると、前述の従来のブ
ースタ3とまったく同様にしてバルブスプール23が前
進して液圧が発生し、この液圧が動力室28に導入され
て、パワーピストン29が作動する。また、動力室28
に導入された液圧は第1弁体33にも作用するので、こ
の第1弁体33が前進してゴムシート34から離座し、
第1チェックバルブ32が開く。これにより、動力室2
8の液圧が通路42、第1弁体33とゴムシート34と
の間の隙間、第1弁体33の外周の通路溝33a、およ
びアキュムレータ通路35を通って非常用アキュムレー
タ9へ導入されて、この非常用アキュムレータ9に蓄圧
される。また、動力室28の液圧は第2弁体39にも作
用するので、この第2弁体39も前進し、第2チェック
バルブ40が開く。したがって、動力室28の液圧はこ
の第2チェックバルブ40を通っても非常用アキュムレ
ータ9に蓄圧される。こうして、動力室28の液圧が第
1および第2チェックバルブ32,40の2つのバルブ
を通って非常用アキュムレータ9に蓄えられるので、非
常用アキュムレータ9の蓄圧が確実にかつ迅速に行われ
る。
【0033】そして、非常用アキュムレータ9に蓄わえ
られる圧力がリリーフバルブ44の設定圧を超えると、
その液圧はリリーフバルブ44のボール弁を開いて、リ
ザーバ8に排出される。したがって、非常用アキュムレ
ータ9には、リリーフバルブ44の設定圧以下の所定圧
が蓄えられるようになり、非常用アキュムレータ9の異
常蓄圧が防止される。
【0034】ブレーキペダル2が解放されると、前述の
従来のブースタ3と同様に動力室28の液圧がリザーバ
9に排出され、ブレーキが解除される。このとき、第1
弁体33がゴムシート34に着座して第1チェックバル
ブ32が閉じるとともに、第2弁体39が弁座に着座し
て第2チェックバルブ40が閉じる。これにより、非常
用アキュムレータ9に蓄えられた液圧が動力室28に漏
出しなく、非常用アキュムレータ9の蓄圧が低下するこ
とはない。
【0035】なお、この第1例のブースタ3では、アキ
ュムレータバルブ31が動力室28の圧力を非常用アキ
ュムレータ9に蓄えるようにしているとともに、パワー
ステアリング装置45の作動時に発生する液圧がブース
タ3の動力室28には導入されないようになっているの
で、パワーステアリング装置45の作動時の液圧を非常
用アキュムレータ9に蓄えることはできない。
【0036】そしてブースタ用ポンプ6の故障等のブー
スタ用の液圧失陥時には、前述の従来のブースタ3と同
様にリテーナ38が前進することにより、第2弁体39
が前進させられて第2チェックバルブ40が開くので、
非常用アキュムレータ9の蓄圧が動力室28に導入さ
れ、パワーピストン29が作動する。
【0037】ABS制御時には、W/C5からサンプ装
置12に排出されたブレーキ液がABS制御用ポンプ1
3によってMCY4に戻されるが、このブレーキ液が高
圧であると、この高圧のブースタ液によりMCY4のピ
ストンが押し戻され、その結果ブースタ3のパワーピス
トン29も押し戻される。このとき、入力軸20が動か
ない場合、前述の従来のブースタ3と同様にバルブスプ
ール23が前進するので、動力室28の液圧が異常に上
昇する。この異常上昇した高い液圧により、第1弁体3
3および第2弁体39がともに前進するので、第1およ
び第2チェックバルブ32,40が開き、異常上昇した
高い液圧が前述と同様に非常用アキュムレータ9に導入
されるが、この高い液圧はリリーフバルブ44のボール
弁を開いて、リザーバ8に排出される。すなわち、リリ
ーフバルブ44は本発明の液圧制御弁を構成している。
したがって、動力室28および非常用アキュムレータ9
の液圧は、ABS制御においてW/C5からの高圧のブ
レーキ液がMCY4に戻されるときもリリーフバルブ4
4の設定圧以下に制限され、非常用アキュムレータ9お
よび動力室28の液圧の異常上昇が防止される。
【0038】このように第1例のブースタ3によれば、
ABS制御時の非常用アキュムレータ9および動力室2
8における液圧の異常上昇を防止できるので、ブースタ
3のハウジング41の破損等の故障を確実に防止するこ
とができる。
【0039】また、動力室28の圧力の異常上昇時のリ
リーフと非常用アキュムレータ9の異常蓄圧時のリリー
フとを1つのリリーフバルブ44で構成されるので、リ
リーフバルブの簡素化を図ることができ、しかもリリー
フバルブを安価に形成できる。 本第1例のブースタ3
の他の作用効果は、前述の従来のブースタ3と同じであ
る。
【0040】図2は、本発明の実施の形態の第2例を示
す、図1と同様の部分断面図である。 前述の図1に示
す例では、動力室28から非常用アキュムレータ9へ液
圧を導入するために、第1および第2チェックバルブ3
2,40の2つのバルブを設けているが、本第2例のブ
ースタ3は、第1チェックバルブ32が削除されて、第
2チェックバルブ40のみが設けられている。本第2例
のブースタ3の他の構成は、図1に示す第1例のブース
タ3と同じである。
【0041】また、本第2例のブースタ3は、第1例の
ブースタ3における第1チェックバルブ32の作用がな
くなるだけで、他の作用は第1例のブースタ3と同じで
ある。
【0042】なお、本第2例のブースタ3のアキュムレ
ータバルブ31も、第1例と同様にパワーステアリング
作動時の液圧を非常用アキュムレータ9に蓄えることは
できない。
【0043】本第2例のブースタ3によれば、非常用ア
キュムレータ9への蓄圧は第2チェックバルブ40のみ
を介して行われるので、図1のブースタ3より迅速では
ないが、第1チェックバルブ32が削除されるので、構
造を簡素化することができる。第2例のブースタ3の他
の効果は第1例のブースタ3と同じである。
【0044】図3は、本発明の実施の形態の第3例を示
す、図1と同様の部分断面図である。 前述の図6に示
す従来のブースタ3では、第1弁体33内にリリーフバ
ルブ44が一体的に設けられているが、本第3例のブー
スタ3は、リリーフバルブ44が第1弁体33とは別の
場所に配設されている。本例のブースタ3の他の構成
は、図6の従来のブースタ3と同じである。
【0045】このように構成された本第3例のブースタ
3は、非常用アキュムレータ9の蓄圧がリリーフバルブ
44の設定圧を超えると、このリリーブバルブ44が開
き、非常用アキュムレータ9の圧力がリザーバ9へ排出
されて、非常用アキュムレータ9の蓄圧がリリーフバル
ブ44の設定圧に保持される。
【0046】なお、本第3例のブースタ3では、アキュ
ムレータバルブ31が図5および図6に示すアキュムレ
ータバルブ31と同様に入口通路18の液圧を非常用ア
キュムレータ9に蓄えるようにしているので、本第3例
のブースタ3を図7に示す液圧ブレーキシステム1に適
用することにより、アキュムレータバルブ31はパワー
ステアリング作動時に発生する液圧も非常用アキュムレ
ータ9に蓄えることができる。本第3例のブースタ3の
他の作用は、第1例のブースタ3と同じである。
【0047】本第3例のブースタ3によれば、第1チェ
ックバルブ33とリリーフバルブ44とを別置にしてい
るので、第1チェックバルブ33の構造が簡素化され、
かつ組立が容易となる。第3例のブースタ3の他の効果
は第1例のブースタ3と同じである。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の液圧倍力装置によれば、非常用アキュムレータの液圧
が所定圧以下のときは、液圧倍力装置の作動時に発生す
る液圧が非常用アキュムレータに自動的に蓄えるように
しているので、ポンプの故障等により液圧が得られない
ときにも、液圧倍力装置の倍力作用を確実に行うことが
でき、液圧倍力装置の作動における安全性が向上する。
【0049】また、液圧倍力装置のパワーピストンの作
動時にこのパワーピストンが押し戻されることにより動
力室の液圧が所定圧を超えて上昇したとき、液圧制御弁
によりこの動力室の液圧を、アキュムレータバルブを介
してリザーバに排出するようにしているので、動力室の
液圧の異常上昇を防止できる。したがって、液圧倍力装
置のハウジングの破損等の故障を確実に防止することが
できる。そのうえ、動力室の圧力の異常上昇時のリリー
フと非常用アキュムレータの異常蓄圧時のリリーフとを
1つの液圧制御弁で構成することができるようになるの
で、液圧制御弁の簡素化を図ることができ、しかも液圧
制御弁を安価に形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る液圧倍力装置をブレーキブース
タに適用した実施の形態の第1例における液圧倍力装置
を部分的に拡大して示す拡大断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態の第2例を部分的に拡大
して示す、図1と同様の拡大断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態の第3例を部分的に拡大
して示す、図1と同様の拡大断面図である。
【図4】 従来の液圧倍力システムの一例を示す図であ
る。
【図5】 従来のオープンセンタ型ハイドロリックブレ
ーキブースタの一例を示す図である。
【図6】 図5におけるP部拡大詳細図である。
【図7】 従来の液圧倍力システムの他の例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1…液圧倍力システム、2…ブレーキペダル、3…オー
プンセンタ型ハイドロリックブレーキブースタ、4…マ
スタシリンダ、5…ブレーキシリンダ、6…ブースタ用
ポンプ、8…リザーバ、9…非常用アキュムレータ、1
0…ABS制御用保持弁、11…ABS制御用減圧弁、
12…サンプ装置、13…ABS制御用ポンプ、14…
第1環状溝、15…第2環状溝、16…第3環状溝、1
7…第4環状溝、18…入口通路、19…循環通路、2
0…入力軸、21,22…レバー、23…バルブスプー
ル、24…第1径方向孔、25…軸方向孔、26…チェ
ックバルブ、27…第2径方向孔、28…動力室、29
…パワーピストン、31…アキュムレータバルブ、32
…第1チェックバルブ、33…第1弁体、34…ゴムシ
ート、35…アキュムレータ通路、37…スライドバル
ブ、38…リテーナ、39…第2弁体、40…第2チェ
ックバルブ、41…ハウジング、42,43…通路、4
4…リリーフバルブ、45…オープンセンタ型のパワー
ステアリング装置、46…ハンドル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作力によって作動する入力軸と、ポン
    プから吐出される作動液が送給される入口通路と、前記
    作動液をリザーバへ循環させる循環通路と、作動時前記
    作動液の液圧が導入される動力室と、この動力室の液圧
    によって作動して出力するパワーピストンと、前記入力
    軸の作動によって作動制御され、非作動時前記入口通路
    を通って流れてくる前記作動液を自由に前記循環通路へ
    流動させかつ前記動力室を前記リザーバに接続するとと
    もに、作動時前記入口通路を通って流れてくる前記作動
    液の流れを少なくとも絞って液圧を発生させかつこの液
    圧を前記動力室に導入する制御弁と、非常用の液圧を蓄
    える非常用アキュムレータと、前記動力室の液圧により
    前記動力室と前記非常用アキュムレータとの間の連通を
    制御して、前記動力室内の液圧を前記非常用アキュムレ
    ータに蓄えさせるとともに、非常時に作動されて前記非
    常用アキュムレータの液圧を前記動力室に導入するアキ
    ュムレータバルブと、前記パワーピストンの作動時前記
    パワーピストンが押し戻されることにより前記動力室の
    液圧が所定圧を超えて上昇したとき、前記動力室の液圧
    を、前記アキュムレータバルブを介して前記リザーバに
    排出して前記動力室の液圧を所定圧以下に保持する液圧
    制御弁とを備え、前記入力軸に伝えられた操作力を前記
    動力室に導入された液圧により倍力して出力することを
    特徴とするオープンセンタ型の液圧倍力装置。
  2. 【請求項2】 前記アキュムレータバルブは、前記動力
    室から前記非常用アキュムレータに向かう作動液の流れ
    のみ許容するチェックバルブから構成されていることを
    特徴とする請求項1記載の液圧倍力装置。
  3. 【請求項3】 前記アキュムレータバルブは、前記動力
    室から前記非常用アキュムレータに向かう作動液の流れ
    のみ許容する第1チェックバルブと、前記第1チェック
    バルブ内に設けられ、非常時に作動されて前記非常用ア
    キュムレータの液圧を前記動力室に導入する第2チェッ
    クバルブとを備えていることを特徴とする請求項1記載
    の液圧倍力装置。
  4. 【請求項4】 操作力によって作動する入力軸と、ポン
    プから吐出される作動液が送給される入口通路と、前記
    作動液をリザーバへ循環させる循環通路と、作動時前記
    作動液の液圧が導入される動力室と、この動力室の液圧
    によって作動して出力するパワーピストンと、前記入力
    軸の作動によって作動制御され、非作動時前記入口通路
    を通って流れてくる前記作動液を自由に前記循環通路へ
    流動させかつ前記動力室を前記リザーバに接続するとと
    もに、作動時前記入口通路を通って流れてくる前記作動
    液の流れを少なくとも絞って液圧を発生させかつこの液
    圧を前記動力室に導入する制御弁と、非常用の液圧を蓄
    える非常用アキュムレータと、前記入口通路の液圧によ
    り前記入口通路と前記非常用アキュムレータとの間の連
    通を制御して、前記入口通路内の液圧を前記非常用アキ
    ュムレータに蓄えさせるとともに、非常時に作動されて
    前記非常用アキュムレータの液圧を前記動力室に導入す
    るアキュムレータバルブと、前記パワーピストンの作動
    時前記パワーピストンが押し戻されることにより前記動
    力室の液圧が所定圧を超えて上昇したとき、前記動力室
    の液圧を、前記アキュムレータバルブを介して前記リザ
    ーバに排出して前記動力室の液圧を所定圧以下に保持す
    る液圧制御弁とを備え、前記入力軸に伝えられた操作力
    を前記動力室に導入された液圧により倍力して出力する
    ことを特徴とするオープンセンタ型の液圧倍力装置。
  5. 【請求項5】 前記パワーピストンに作用する前記外力
    は、アンチスキッドブレーキ制御時に、ブレーキ力を発
    生するブレーキシリンダから戻されるブレーキ液によっ
    て発生する力であることを特徴とする請求項1ないし4
    のいずれか1記載のオープンセンタ型の液圧倍力装置。
JP8251266A 1996-09-24 1996-09-24 液圧倍力装置 Pending JPH1095329A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008254464A (ja) * 2007-03-30 2008-10-23 Nissin Kogyo Co Ltd 車両用ブレーキ装置
US8186772B2 (en) 2007-03-30 2012-05-29 Nissin Kogyo Co., Ltd. Vehicle brake apparatus
JP2012136095A (ja) * 2010-12-24 2012-07-19 Nissin Kogyo Co Ltd ブレーキ装置用液圧ブースタ

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