JPH1094606A - 針組立体 - Google Patents

針組立体

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JPH1094606A
JPH1094606A JP9228585A JP22858597A JPH1094606A JP H1094606 A JPH1094606 A JP H1094606A JP 9228585 A JP9228585 A JP 9228585A JP 22858597 A JP22858597 A JP 22858597A JP H1094606 A JPH1094606 A JP H1094606A
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needle assembly
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 流体装置に適用可能な遮蔽式の針組立体の提
供。 【解決手段】 針組立体10は針14を備えている。針
組立体は針ハブをも備えている。針ハブは、針の基端1
6を受け入れ且つ保持する軸方向孔30を有する。針組
立体は、開口した基端38と、閉じた末端40と、末端
から基端まで伸長する細長い開口部44を有する側壁4
2と、を備える細長い遮蔽体36を含む。遮蔽体は、針
が使用可能に露出される開放位置と、遮蔽体が開放位置
まで動くのが防止され且つ針へのアクセスを防止する掛
止め位置と、の間にて可動である。遮蔽体は、遮蔽体を
針ハブ上に保持する取り付け具を有するヒンジ50を有
し、ヒンジを中心に回動し、遮蔽体が開放位置と掛止め
位置との間にて可動な状態にて保持される。細長い開口
部に隣接した遮蔽体の基端上に設けられたフック56
と、取り付け具に設けられた突起58とを有するラッチ
が、遮蔽体を解放可能に掛止めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、針の保護用遮蔽
体、より具体的には、針のハブを含み、その針を注射
器、針ホルダ、及びその他の流体処理装置に使用するこ
とを可能にする、遮蔽式の針組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】医療技術において、多数の処置方法で先
端が尖った針が使用されている。尖った先端を有する装
置は、流体を患者に直接投与したり、又は血管内装置に
注入するために使用されており、また、注射器、又は特
殊なホルダにより、負圧の管に充填すべく血液を吸引す
る用途に使用されている。これらの針は、治療法にて広
く使用されているため、多くの人が、日常的な仕事中に
触れる可能性がある。このように針に触れる機会は、患
者の治療に直接携わる医者のみに限られず、その病院全
体で働く者に可能性がある。こうした者には、薬剤を調
合する薬剤師、及び洗濯、掃除を行う病院のサービス員
が含まれる。
【0003】針に触れることの問題は、既に使用済みの
針で直接、突き刺すことに限られない。病院の薬局で働
く者は、種々の投与量の高価な薬剤を備えた注射器を準
備し、注射器に再度キャップをし、その投与薬の入った
注射器を患者まで運ぶことが多い。薬局で働く者が誤っ
てその針が自分自身を突き刺し、又は針を損傷させたな
らば、その注射器及び薬剤が使用し得なくなるであろ
う。また、医療業務に携わる全ての者は、血液に含まれ
る病原体に触れることの危険性を認識すべきである。か
かる認識の結果、針の使用基準が多数作製され且つ広く
実施されている。この血液に含まれる病原体に感染する
という問題点は、その針を使用する医者、看護婦、又は
瀉血医に存するのみならず、病院全体で働く者に存す
る。
【0004】その使用基準は、一般に、針を使用すべき
とき、その使用方法、及びその処分方法を規定してい
る。針を取り扱う多くの使用基準の問題点は、その基準
が、一つの処置方法にて更なるステップを行うことをユ
ーザに要求することである。時間的に差し迫っており、
また、単に不注意のため、依然として、使用済みの針の
取り扱いの基準が無視されて負傷する場合がある。医療
装置の業界は、針による負傷の発生を少なくする必要性
の点にて医者に役立つべく、営利物の各種の回収具、針
の遮蔽装置等を製造することにより、この問題点に対応
している。
【0005】使用済みの針に人間が触れるのを防止すべ
く、使用済みの針を遮蔽する多数の装置が開発されてい
る。こうした多くの装置の代表的なものが、ホリスター
(Hollister)及びその他の者への米国特許第
4,982,842号にリストアップされている。この
ホリスター等の米国特許には、針組立体及び注射器の突
出端と係合する、雄型及び雌型の端部を有する自立型の
アダプタが開示されている。このホリスター等の装置
は、アダプタに取り付けられたハウジングを備えてい
る。このハウジングは、針と整合する位置まで回動可能
であり、この位置にて、針を包み込み且つ針を係止し
て、その針をハウジング内の所定の位置に保持する。こ
のホリスター等の装置は、アダプタが取り付けられる装
置の不使用容積、即ち「デッドスペース」を増大させ、
また、追加的な部品が必要とされ、この部品のため、針
のハブが突き出す程度が大きくなる。また、その針の所
期の用途にとって、斜角位置が重要である場合、このホ
リスター等の装置は、取り付けるとき、針と慎重に整合
させなければならない。
【0006】ジャンジュア(Janjua)及びその他
の者への米国特許第5,207,653号には、針の幅
よりも広い幅を有する長手方向スリットが形成された針
キャップが開示されている。このジャンジュア等の特許
によれば、この針キャップは、針及びハブと回動可能に
接続し得るようにされている。また、ジャンジュア等
は、注射器、又は流体採取管の針ホルダと共に使用可能
である、針キャップも開示している。ジャンジュア等に
より開示されたこの装置は、枢着部により針ハブに取り
付けられるが、この装置が一つの面でしか回動しないか
ら、組み立て中、針の先端をハブに対して正確に方向決
めしないならば、ある適用例の場合、遮蔽体が邪魔にな
る可能性がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ホリスター等の特許の
背景部分にリストアップされた装置、ホリスター等の発
明の装置自体、及びジャンジュア等の発明の装置の殆ど
は、医者及びその他の医療従事者を針の突き刺しから保
護すべきという認識された必要性に対処しようとするも
のである。こうした装置に関連して、その程度は異なる
ものの、新たな幾つかの問題点が発生している。こうし
た従来の装置の多くは、幾分、複雑であり、従って、保
護型式のものでない装置よりも著しく高価である。ま
た、こうした従来の装置の多くは、ある治療法を一層複
雑なものにし、又はその実施をより困難にする。従来の
装置のその他のものの幾つかは、特定の治療方法に専用
のものであり、このため、その装置を別の方法に使用す
ることはできない。上記の理由、及び同様の理由のた
め、ホリスター等の特許の背景部分に開示された装置の
殆どは、商業的に成功していない。
【0008】血液の吸引は、針の先端の方法決めにより
特に影響を受け易い一つの適用例である。殆どの瀉血医
は、斜角面が皮膚と反対側となるように針の先端を慎重
に整合させ、その針先端の配置を正確に制御できるよう
にする。ジャンジュア等の特許に開示された針組立体
は、遮蔽体が中間の位置にあるため、使用し難くなるこ
とがあり、又は、製造中に、先端を慎重に方向決めしな
ければならないため、より高価なものとなる。更に、ジ
ャンジュア等の特許において、キャップを針の上方の閉
止位置に固着する必要性が認識される一方、提案された
全ての解決策は、キャップを、接着剤を使用し又は捻る
ことにより固着するといった追加的なステップが必要と
される。
【0009】遮蔽式の針は既に多数存在するが、製造が
容易であり、多くの型式の流体処理装置に適用可能であ
り、また、簡単且つ直感的に使用し得る遮蔽式の針装置
が依然必要とされている。更に、かかる針装置は、通常
の使用方法の妨げになるものであってはならない。かか
る装置について以下に説明する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による針組立体
は、基端と、末端と、貫通路とを有する細長い針を備え
ている。この針組立体は、基端と、末端と、外面とを有
する針ハブを備えている。この針ハブは、針の末端が軸
線方向に且つ末端方向に突き出した状態にて、針のハブ
の末端にて針を受け入れ且つ保持するための貫通する軸
方向開口部を備えている。この針ハブの基端は、該針ハ
ブを流体処理装置に解除自在に取り付けるための接続具
を更に備えている。この針組立体は、開口した基端と、
閉塞された末端と、側壁(その一側部に細長い開口部が
形成されている)とを有する細長い遮蔽体を更に備えて
いる。本発明の遮蔽体は、開放位置と、掛止めした閉止
位置との間にて可動である。開放位置にあるとき、針の
末端は、細長い開口部を貫通することにより、使用すべ
く露出され、また、この閉止位置にあるとき、遮蔽体
は、開放位置まで動くことが実質的に防止され、遮蔽体
は、針へのアクセスを実質的に妨害する。この針組立体
は、遮蔽体を針ハブの上に保持する取り付け具を含むヒ
ンジを備えている。この取り付け具は、針ハブの少なく
とも一部を受け入れ且つ取り付け具を針ハブ上に保持し
得るような寸法及び形状とされている。この遮蔽体は、
ヒンジの周りを偏心状の回動動作をすることにより、開
放位置と閉止位置との間にて可動である。遮蔽体を取り
付け具に解除自在に掛止めするラッチが設けられてい
る。このラッチは、細長い開口部に隣接して遮蔽体の基
端に設けられた少なくとも1つのフックと、取り付け具
に設けられた少なくとも1つの突起とを備えている。こ
のラッチ及び突起は、遮蔽体が掛止め位置まで移動され
たとき、解放可能に係合可能な位置に配置されている。
この突起は、撓み可能な突出部を備えている。この突出
部が撓んだとき、フックと突起とが非係合状態となり、
遮蔽体が、ヒンジの周りでその開放位置まで回動可能で
あるようにする位置に配置されている。
【0011】本発明のこの遮蔽式の針組立体は、両手を
使用せずに、または、一方の手を針の先端に近接した位
置に置くことなく、医者が、針を露出させる開放位置
と、針を覆う掛止め位置との間にて、遮蔽体を移動する
ことを可能にする。本発明の遮蔽体組立体は、ある投与
量の薬剤にて注射器を準備し、その後に、再度、遮蔽し
て、薬剤を投与するため患者まで運ぶような適用例にて
特に有用である。医者は、遮蔽体を容易に閉じ且つ掛止
めして、患者まで運ぶ間に人間及び針を保護し、また、
遮蔽体を開いて、薬剤を投与する。その後、薬剤の投与
が完了したならば、遮蔽体を閉じ且つ掛止めして、注射
器及び針の組立体を適当に処理することが可能である。
本発明の遮蔽式の針組立体は、針ハブを有するため、こ
の針組立体は、注射器/針の組み合わせ体のデッドスペ
ースを標準型の非遮蔽式の針組立体のデッドスペースの
容積よりも増大させない。高価な薬剤で治療する場合、
デッドスペースの容積が少しでも増大するならば、高価
な薬剤が無駄になることにつながる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、多数の異なる実施の形
態にて実施化が可能であるが、この開示は、本発明の原
理の一例にしか過ぎず、本発明をこの開示された実施の
形態にのみ限定することを意図するものではないとの理
解の下、本発明の好適な実施の形態について図面に示し
且つこれについて詳細に説明する。本発明の範囲は、特
許請求の範囲の記載及びその均等物により判断されるべ
きである。
【0013】図1乃至図14を参照すると、図1乃至図
3、及び図5乃至図8に示し、注射器12に取り付けら
れた、本発明の好適な実施の形態による針組立体10
は、細長い針14を備えており、この針は、基端16
と、末端18(斜角面19を有する尖った先端を備える
ことが好ましい)と、貫通路20とを備えている。針組
立体10は、基端24と、末端26と、外面28とを有
する針ハブ22を備えている。好適な針ハブ22は、針
の末端18が軸線Aに沿って軸方向に且つ末端方向に突
き出した状態にて、針ハブの末端26に針を受け入れ且
つ保持するため、貫通する軸線方向の孔30を有してい
る。針ハブ22の基端24は、針ハブを流体処理装置に
解除自在に取り付ける接続具32(例えば、注射器12
に使用される雌型ルアー接続具34のような接続具)を
更に備えている。この好適な針組立体10は、開口した
基端38と、末端40と、側壁42(該末端40から開
口端38まで伸長する側部46に形成された細長い開口
部44を有する)とを備える、細長い遮蔽体36を更に
備えている。末端40は、閉塞されていることが好まし
い。本発明のこの遮蔽体36は、図2、図3、図6、図
7、及び図8に図示した開放位置と、図1及び図5に図
示した掛止め位置との間にて可動である。開放位置に
て、針14は、細長い開口部44を通過することにより
使用可能に露出され、また、掛止め位置にて、遮蔽体3
6は、開放位置に移動することが実質的に防止され、針
14へのアクセスを実質的に防止する。針組立体10
は、遮蔽体36を針ハブ22上に保持する取り付け具5
2を有するヒンジ50を有している。遮蔽体36は、図
6、図7及び図8に最も良く図示するように、ヒンジ5
0の周りで偏心状の回動動作をすることにより、開放位
置と掛止め位置との間を可動である。遮蔽体36を取り
付け具52に解除可能に取り付けるラッチ54が設けら
れている。ラッチ54は、細長い開口部44に隣接する
遮蔽体の基端38に設けられた、少なくとも1つのフッ
ク56、好ましくは、2つのフック56と、取り付け具
52に設けられた、少なくとも1つの突起58、好まし
くは、1つの突起58とを有する。これらのフック56
及び突起58は、遮蔽体が掛止めされたとき、図1及び
図5に最も良く図示するように、解除可能に係合し得る
ように配置されている。突起58は、撓み可能な突出部
60を有している。突出部60は、同突出部60が針組
立体10の軸線に向かって撓んだとき、図2及び図6に
最も良く図示するように、フック56及び突起58が非
係合状態となり、遮蔽体36がヒンジ50を中心に回動
して開放位置となるような位置に配置されている。図6
には、医者の指で遮蔽体の掛止めが外され、突出部60
の撓みを利用して部分的に開けられ、遮蔽体36を部分
的に開放した位置へと動かすことが可能であることが示
されている。突出部60は、医者の指で突出部60を撓
ませてラッチ54を解放する操作が容易であるように、
表面に少なくとも1つの出張り部71を有することが好
ましい。
【0014】ヒンジ50は、開口したスロット44と反
対側の遮蔽体の開口端38から基端方向に突出する2つ
のアーム62を有している。これらのアーム62の各々
は、垂直方向に伸長する止めくぎ(peg)64を有し
ており、取り付け部52は、2つの穴66を有してい
る。これらの穴は、止めくぎ64を受け入れて回動ヒン
ジ50を形成し且つ遮蔽体36を取り付け具52に取り
付け得るような寸法とされ且つそのように位置に配置さ
れている。遮蔽体36は、図1及び図5に図示した掛止
め位置と、図2、図3、図6、図7及び図8に図示した
開放位置との間にて回動ヒンジ50を中心に可動であ
る。
【0015】取り付け具52には、針ハブ22の少なく
とも一部分を受け入れ得る寸法及び形状とされた軸線方
向孔68が形成されている。孔68は、針ハブ22を取
り付け具内に保持する手段を提供する。図1乃至図14
に図示した実施の形態において、ハブ22は、取り付け
具52内に固定状態に取り付けられる。ハブ22を取り
付け具内に固定状態に取り付けるのに適した技術には、
孔の壁69とハブの外面28との間に接着剤を使用する
こと、孔の壁とハブとの間の機械的な締まり嵌め、孔の
壁とハブとの間の溶剤接着、孔の壁とハブとの間の熱溶
着、機械的なスナップ嵌め等が含まれるが、これらにの
み限定されるものではない。
【0016】本発明のより好適な実施の形態が図15及
び図16に図示されている。この実施の形態において、
針組立体の構造は、図1乃至図14に示した針組立体と
略同様である。従って、略同様の機能を果たす略同様の
構成要素は、図15及び図16の構成要素を識別するた
め、接尾辞「a」を使用する点を除いて、図1乃至図1
4の構成要素と同一の符号で表示してある。本発明の好
適な針組立体10aは、基端16aと、末端18aと、
貫通路20aとを有する細長い針14aを備えている。
針組立体10aは、基端24aと、末端26aと、外面
28aとを有する針ハブ22aを備えている。針ハブ2
2aは、針の末端18aが軸線方向に且つ末端方向に突
出した状態にて、針の基端16aを受け入れ且つ保持す
る軸線方向貫通孔30aを有している。針ハブの基端2
4aは、流体処理装置上に針ハブを解放可能に保持する
接続具32a(例えば、注射器12上にて使用するため
の雌型ルア接続具34aのような接続具)を更に備えて
いる。好適な針組立体10aは、細長い遮蔽体36aを
更に備えている。開口した基端38a、閉塞された末端
40a、及び側壁42aを有し、側壁42aは、一側部
46aに、閉塞された末端40aから開口した基端38
aまで伸長している細長い開口部を有している。本発明
の遮蔽体36aは、開放位置(針14aが細長い開口部
44aを通過して進むことにより露出された使用可能位
置)と、掛止め位置(遮蔽体36aが開放位置まで移動
することが防止され、遮蔽体36aが針14aへのアク
セスを実質的に防止する位置)との間にて可動である。
針組立体10aは、遮蔽体36aを針ハブ22a上に保
持する取り付け具52aを含むヒンジ50aを有してお
り、遮蔽体36aは、ヒンジ50aを中心に偏心状に回
動することにより、開放位置と掛止め位置との間にて可
動である。遮蔽体36aを取り付け具52aに解放可能
に掛止めするラッチ54aが設けられている。ラッチ5
4aは、細長い開口部44aに隣接して、遮蔽体の基端
38a上に設けられた少なくとも1つのフック56a、
好ましくは、2つのフック56aと、取り付け具52a
上に設けられた少なくとも1つの突起58a、好ましく
は、1つの突起58aとを有する。フック56a及び突
起58aは、解放可能に係合する位置に配置される。突
起58aは、撓み可能な突出部60aを有している。こ
の突出部は、該突出部60aが針組立体10aの軸線に
向けて撓んだとき、フック56aと突起58aとが非係
合状態となり、遮蔽体36aがヒンジ50aを中心に開
放位置まで回動し得るような位置に配置される。
【0017】ヒンジ50aは、開口したスロット44a
と反対側の遮蔽体の開口端38aから基端方向に突出す
る2つのアーム62aを有している。これらのアーム6
2aの各々は、垂直方向に伸長する止めくぎ64aを有
しており、取り付け部52aは、2つの穴66aを有し
ている。これらの穴は、止めくぎ64aを受け入れて回
動ヒンジ50aを形成し且つ遮蔽体36aを取り付け具
52aに取り付け得るような寸法とされ且つそのように
位置に配置されている。遮蔽体36aは、掛止め位置と
開放位置との間にて回動ヒンジ50aを中心に可動であ
る。
【0018】取り付け具52aは、針ハブ22の少なく
とも一部を受け入れ得る寸法及び形状とされた、貫通す
る軸方向孔68aを有している。孔68aは、溝70を
有することが好ましい。この溝は、針ハブの外面28a
上の突出部72を受け入れて、図15に矢印で示すよう
に、取り付け具52aがヒンジ22aの周りで環状に回
転するのを許容するしつつ針ハブ22aを取り付け具内
に保持する。ハブ22aが取り付け具52の取り付け部
の孔68a内に配置されたとき、突出部72は、溝70
に係合し、ハブを取り付け具内に保持し、取り付け具が
遮蔽体と共に、ハブの周りを回転するのを許容する。取
り付け具及び遮蔽体をハブの周りで回転させ得ること
は、瀉血の場合のように、針の先端の向きの影響を受け
易い治療法にとって重要なことである。瀉血を行なうと
き、医者は、一般に、斜角面19aを有する尖った末端
の先端18aが設けられた針14aを使用する。医者
は、斜角面19aが上向きの状態にて、目標とする血管
の上方にて患者の皮膚に対して略平行でかつ浅い角度に
て針を位置決めする。遮蔽式の針組立体が回転型の遮蔽
体のみを有するならば、組み立て中、針の遮蔽体上の回
動点に関して針の先端の斜角面が向きを決められない限
り、ある適用例において、医者が針を患者の血管内に配
置する上で針遮蔽体が邪魔になる可能性がある。図15
及び図16に示した、本発明のより好適な実施の形態に
おいては、取り付け具52aは、針ハブ22aの周りで
回転して、医者が、その治療方法の邪魔にならない半径
方向に向けて遮蔽体36aを位置決めすることが可能と
なる。針遮蔽体をハブの周りにて向きを決め得ること
は、方向に対し何らの制限を課すことなく、針をハブ内
に組み立てることを可能にし、このため、その組み立て
の効率が標準型の非遮蔽式の針組立体を組み立てるとき
の効率に略等しくすることを可能にする。更に、この実
施の形態において、取り付け具52aは、ストッパ74
を有することが好ましい。ストッパ74は、取り付け具
52a内のハブ22aの回転を完全な1回転以下に制限
し、針組立体10aを流体処理装置上に取り付け且つ外
すためのねじ込み及びねじを緩めることを容易にする。
【0019】針先端の方向がその治療法にとって重要で
なく、または、製造工程中、針の先端の斜角面19が方
向決めされる適用例の1つの代替例として、図17に示
すように、ハブ及び取り付け具は、単一の構造体80と
して一体に形成することができる。
【0020】図18、図19の19a及び19bには、
針ホルダ上に取り付けるのに適した両端付きの瀉血用針
に有用である、本発明の遮蔽式の針組立体の別の形態が
図示されている。この実施の形態において、この針組立
体の構造体も図1乃至図14に示した針組立体と略同様
である。従って、略同様の機能を果たす略同様の構成要
素は、図18、図19の19a及び19bの構成要素を
識別するため、接尾辞「b」を使用する点を除いて、図
1乃至図14の実施の形態の構成要素と同一の符号で表
示する。本発明の針組立体10bは、弾性的な閉鎖弁1
7を有する尖った基端16bと、斜角面19bを有する
尖った末端18bと、貫通路20bと、を有する細長い
針14bを備えている。針組立体10bは、基端24b
と、末端26bと、外面28bと、を有する針ハブ22
bを備えている。ハブ22bは、軸方向孔30bを有し
ている。この軸方向孔30bは、針の端部16bが基端
方向に突出し、針の末端18bが軸方向且つ末端方向に
突出する状態にて、針14bを受け入れ且つ保持する。
針ハブの基端24bは、針ハブを流体処理装置上に解放
可能に取り付ける接続具32bを備えている。この接続
具は、好ましくは、針ホルダ90上にて使用される雄ね
じ34bとする。針組立体10bは、開口した基端38
bと、末端40b(閉じていることが好ましい)と、側
壁42b(末端40bから開口端38bまで伸長する一
側部46bに形成された細長い開口部44bを有する)
とを有する細長い遮蔽体36bを更に備えている。本発
明の遮蔽体36は、開放位置(針14が細長い開口部4
4bを通過することにより、使用すべく露出される位
置)と、掛止め位置(遮蔽体36bが開放位置まで動く
のが実質的に防止され、遮蔽体36bが針14bへのア
クセスを実質的に妨害する位置)との間にて可動であ
る。針組立体10bは、遮蔽体36bを針ハブ22b上
に保持する取り付け具52bを有するヒンジ50bを備
えている。遮蔽体36bは、ヒンジ50bを中心に偏心
状に動くことにより、開放位置と掛止め位置との間にて
可動である。遮蔽体36bを取り付け具52bに解放可
能に掛止めするラッチ54bがある。ラッチ54bは、
細長い開口部44bに隣接する遮蔽体の基端38b上に
設けられた、少なくとも1つのフック58b、好ましく
は、2つのフック56bと、取り付け具52b上に設け
られた少なくとも1つの突起58b,好ましくは、1つ
の突起58bとを有している。これらのフック56b及
び突起58bは、解放可能に係合する位置に配置され
る。突起58bは、撓み可能な突出部60bを有してい
る。突出部60bは、この突出部60bが針組立体10
bの軸線に向けて撓んだとき、フック56bと突起58
bとが非係合状態となり、遮蔽体36bがヒンジ50b
を中心に開放位置まで回動するような位置に配置され
る。
【0021】ヒンジ50bは、開口したスロット44b
の反対側にて遮蔽体の開口端38bから基端方向に突出
する2つのアーム62bを有している。これらのアーム
62bの各々は、垂直方向に伸長する止めくぎ64bを
有しており、取り付け具52bは、2つの穴66bを有
している。これらの穴は、止めくぎ64bを受け入れ
て、回動式ヒンジ50bを形成し且つ遮蔽体36bを取
り付け具52bに取り付け得る寸法とされ且つそのよう
な位置に配置されている。遮蔽体36bは、回動式ヒン
ジ50bを中心に掛止め位置と開放位置との間にて可動
である。
【0022】取り付け具52bは、針ハブ22bの少な
くとも一部を受け入れ得る寸法及び形状とされた軸方向
孔68bを有する。この実施の形態において、孔68b
は、針ハブ22bを取り付け具内に保持し且つ図18に
矢印で示すように、取り付け具52bがハブ22bの周
りで環状に回転するのを許容する手段を提供する。孔6
8bは、針ハブの外面28b上の突出部72bを受け入
れる溝70bを有することが好ましい。ハブ22が取り
付け具52bの取り付け部の孔68b内に配置されたな
らば、突出部72bが溝70bに係合し、ハブを取り付
け具内に保持し且つ取り付け具が遮蔽体と共に、ハブの
周りで回転するのを許容する。取り付け具及び遮蔽体が
ハブの周りで回転し得ることは、瀉血のような針の先端
の方向の影響を受け易い治療法にとって重要なことであ
る。瀉血を行なうとき、医者は、一般に、尖った末端の
先端18bが斜角面19bを有する針14bを使用す
る。医者は、斜角面19bが上向きの状態にて、目標と
する血管の上方にて患者の皮膚に対して平行に且つ浅い
角度にて針を位置決めする。針組立体が回動式の遮蔽体
を有する場合、製造の組み立て中、針の先端が針遮蔽体
上の回動点に対して方向決めされないならば、その針遮
蔽体は、医者が針を患者の血管内に配置する上で邪魔に
なる。図18、図19の19a及び19bに示した実施
の形態において、取り付け具52bは、針ハブ22bの
周りで回転し、医者が、その治療法の邪魔にならない半
径方向に向けて遮蔽体36bを位置決めすることを可能
にする。針遮蔽体をハブの周りで方向決めし得ること
は、その方向決めに何らの制限を課すことなく、針をハ
ブ内に組み立てることを可能にし、これにより、その組
み立ての効率を標準的な非遮蔽式の針組立体を組み立て
るときの効率と略等しくすることが可能となる。更に、
この実施の形態において、取り付け具52bは、ストッ
パ74bを有することが好ましい。このストッパは、取
り付け具52b内でのハブ22bの回転を完全な1回転
以下に制限し、瀉血用の針ホルダ90のような、流体処
理装置内へ針組立体10bを取り付け且つ取り外すため
のねじ込み及びねじを緩るめることを容易にする。
【0023】本発明の遮蔽体、針ハブ及び取り付け具の
製造に適した材料は、ポリプロピレン、ポリスチレン、
ポリカーボネート、アクリロニトリル/ブタジエン/ス
チレン等のような熱可塑性の重合系樹脂を含むが、これ
らにのみ限定されるものではない。針組立体の針の製造
に適した材料はステンレス鋼を含む。
【0024】
【発明の効果】本発明の針組立体は、針の末端の先端に
近接する位置に手を置くことなく、医者が針の上方にて
遮蔽体を開放し且つ閉じることを可能にする。本発明の
遮蔽式の針組立体は、薬剤を患者に投与する位置から遠
方の位置にて注射器に薬剤を充填することを必要とする
臨床的な適用例にて特に有用である。標準型の針遮蔽体
を誤まって配置することに起因する可能性のある針の損
傷の膚れを伴うことなく、この注射器に薬剤を充填し且
つ再度閉じることができる。更に、より好適な実施の形
態において、本発明の遮蔽式の針組立体は、遮蔽体を針
のハブの周りで回動可能に開放し且つ閉じることに加え
て、遮蔽体を針に関して環状に回転させることも可能で
ある。ハブの周りで遮蔽体を回転させ得ることは、遮蔽
体がある治療法の邪魔になる可能性を略解消し得るよう
に、医者が遮蔽体を位置決めすることを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】遮蔽体が掛止め位置にあり且つ注射器に取り付
けられたときの本発明の一つの好適な針組立体の斜視図
である。
【図2】遮蔽体が非掛止め状態で且つ一部分が開放した
状態にある、図1の針組立体の斜視図である。
【図3】遮蔽体が完全に開放した状態にある、図1の針
組立体の斜視図である。
【図4】図1の針組立体の部分分解斜視図である。
【図5】図1の針組立体の概略図的な部分側面図であ
る。
【図6】ラッチの作用を示す、図2と同様の図1の針組
立体の概略図的な側面図である。
【図7】図3と同様の図1の針組立体の概略図的な部分
側面図である。
【図8】遮蔽体が掛止め位置に向けて戻る状態を示す、
図1の針組立体の概略図的な部分側面図である。
【図9】線9−9に沿った図4の本発明の遮蔽体の部分
断面図である。
【図10】図4の線10−10に沿った本発明の針、針
ハブ及び取り付け具の部分断面図である。
【図11】図4の本発明の遮蔽体の平面図である。
【図12】図4の本発明の針、針ハブ及び取り付け具の
平面図である。
【図13】図4に示した本発明の遮蔽体の基端面図であ
る。
【図14】図4に示した針、針ハブ、及び取り付け具の
末端面図である。
【図15】本発明の針組立体のより好適な実施の形態の
分解斜視図である。
【図16】図15の針組立体の部分断面図である。
【図17】本発明の針組立体の別の実施の形態の部分断
面図である。
【図18】針組立体が静脈切開を針ホルダ内に取り付け
られる、両端付きの静脈切開用針を有する、本発明の針
組立体の一つの実施の形態の部分斜視図である。
【図19】19aは、図18の線19−19に沿った取
り付け具の断面図である。19bは、針ハブに関する取
り付け具の回転を示す、19aと同様の断面図である。
【符号の説明】
10 針組立体 12 注射器 14 針 16 針の先端 18 針の末端 19 末端の斜角面 20 貫通路 22 針ハブ 24 針ハブの基端 26 針ハブの末端 28 針ハブの外面 30 針ハブの開口
部 32 針ハブ基端の接続具 34 雌型接続具 36 遮蔽体 38 遮蔽体の基端 40 遮蔽体の末端 42 遮蔽体の側壁 44 開口部 46 側部 50 ヒンジ 52 取り付け具 54 ラッチ 56 フック 58 突起 60 突出部 62 アーム 64 止め具 66 穴 68 軸方向開口部 69 開口部の壁 70 溝 72 突出部 74 ストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アドリアノ・モリジ アメリカ合衆国ニュージャージー州07070, ラザフォード,ウエスト・ニューエル・ア ベニュー 102 (72)発明者 サンダー・ジュール アメリカ合衆国ニュージャージー州07052, ウエスト・オレンジ,ネストロ・ロード 56

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 針組立体にして、 基端と、末端と、貫通路とを有する細長い針と、 基端と、末端と、外面とを有する針ハブであって、前記
    末端において、前記針の前記末端が軸方向且つ末端方向
    に突出する状態にて同針を受け入れ且つ保持する軸方向
    貫通孔を有し、前記基端が、流体処理装置上に当該針ハ
    ブを解放可能に取り付ける手段を更に備える、針ハブ
    と、 開口した基端と、末端と、一側部に細長い開口部が形成
    された側壁と、を有する細長い遮蔽体と、を含み、 前記遮蔽体を前記針ハブ上に保持し且つ前記針ハブの少
    なくとも一部を受け入れ得る寸法及び形状とされた前記
    取り付け具、を有するヒンジ手段と、 前記遮蔽体は、前記針の前記末端が露出される位置であ
    る開放位置と、前記遮蔽体が前記針へのアクセスを実質
    的に防止する位置である掛止めされた閉止位置と、の間
    にて偏心状に回動することにより、前記ヒンジ手段の周
    りを可動であり、 更に、前記遮蔽体を前記取り付け具に開放可能に掛止め
    するラッチ手段であって、前記細長い開口部に隣接して
    前記遮蔽体の前記基端上に設けられた少なくとも1つの
    フックと、前記取り付け具に設けられた少なくとも1つ
    の突起と、を有し、前記遮蔽体が前記掛止め位置まで動
    いたとき、前記フックと前記突起とが開放可能に係合す
    る位置に配置され、前記突起が撓み可能な突出部を備
    え、同突出部が撓んだとき、前記フックと前記突起とが
    非係合状態となり前記遮蔽体が前記ヒンジ手段の周りで
    前記開放位置まで回動可能であるように、該突出部が配
    置されているラッチ手段、を含む針組立体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の針組立体にして、 前記ヒンジ手段が、前記遮蔽体の前記開口部と反対側に
    同遮蔽体の前記開口端から基端方向に突出する2つのア
    ームを備え、該アームの各々が垂直方向に伸長する止め
    くぎを有し、 前記取り付け具が、前記止めくぎを受け入れて枢支点を
    形成し且つ前記遮蔽体を同取り付け具に取り付け得るよ
    うな寸法とされ且つそのように配置された2つの穴を有
    し、 前記遮蔽体が、前記枢支点を中心に前記取り付け具に関
    して可動であるようにされた、針組立体。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の針組立体にして、 前記ラッチ手段が、2つのフックを有する前記遮蔽体を
    備え、該フックが、前記細長い開口部に隣接する位置に
    配置され且つ基端方向に突出し、 前記突起が、前記突出部上にて外方に伸長し、 前記突起は、前記遮蔽体が前記閉じた位置にあるとき前
    記フックに係合する位置となり且つ前記突出部が撓んだ
    とき前記フックから非係合状態になる位置に配置される
    ようにした、針組立体。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の針組立体にして、 前記針ハブが前記取り付け具と一体に形成される、針組
    立体。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の針組立体にして、 前記針ハブを流体処理装置上に解除自在に取り付ける前
    記手段が、雌型のルア接続具を備える、針組立体。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の針組立体にして、 前記取り付け具を前記針ハブ上に固定状態に取り付ける
    手段を更に備え、 同固定状態に取り付ける該手段が、前記針ハブと前記孔
    との間の接着剤による結合、前記針ハブと前記孔との間
    の機械的な締まり嵌め、前記針ハブと前記孔との間の溶
    剤接着、前記針ハブと前記孔との間の熱溶着、機械的な
    スナップ嵌め、から成る群から選択される、針組立体。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の針組立体にして、 前記取り付け具を前記針ハブ上に保持する手段を更に備
    え、同保持手段が、前記取り付け具に形成された軸方向
    孔の内面上に設けられた環状溝と、前記針ハブの前記外
    面上に形成された突出部とを備え、 該突出部が、前記針ハブの前記部分が前記孔内に配置さ
    れたとき前記溝に係合する位置及び寸法とされ、前記突
    出部が前記溝内に係合することにより、前記取り付け具
    を前記ハブ上に保持し且つ前記取り付け具が前記ハブの
    周りで回転するのを許容するようにした、針組立体。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の針組立体にして、 前記溝と前記突出部とは、前記ハブの周りの前記取り付
    け具の環状の回転程度を約1回転以下に制限する手段を
    更に備える、針組立体。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の針組立体にして、 前記回転制限手段が、前記ハブ上の前記突出部と係合し
    得る位置に配置された前記溝内のストッパを備える、針
    組立体。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の針組立体にして、 前記細長い針が、尖った末端及び尖った基端を有し、該
    尖った末端が前記ハブから末端方向に突出し、前記尖っ
    た基端が前記ハブから基端方向に突出するように、前記
    針が前記ハブの前記軸方向孔内に配置されるようにし
    た、針組立体。
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