JPH109158A - スクロール流体機械におけるチップシール - Google Patents
スクロール流体機械におけるチップシールInfo
- Publication number
- JPH109158A JPH109158A JP20411796A JP20411796A JPH109158A JP H109158 A JPH109158 A JP H109158A JP 20411796 A JP20411796 A JP 20411796A JP 20411796 A JP20411796 A JP 20411796A JP H109158 A JPH109158 A JP H109158A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal
- chip
- scroll
- face
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C27/00—Sealing arrangements in rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C27/005—Axial sealings for working fluid
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】スクロール流体機械におけるオイルフリーのチ
ップシール構成の従来構造は、自己潤滑性部材の背面を
弾性力のある部材たるスプリング、若しくは化学性ゴム
材等で押し上げていたが、その弾性力の均等化や漏洩防
止の対応はされていない。本発明は前記した弾性力を均
等に掛るように、又漏洩が防止できるようにすることを
目的とした。 【解決手段】チップシールを上部に自己潤滑性部材７
で、下部に弾性力のある部材８をシール溝に嵌入し、前
記、弾性力のある部材８はシール溝側面と微少隙間ｄを
設け、該部材８の背面とシール溝底面は接着、固定する
構成とした。 【効果】自己潤滑性部材を均等に押上げるので、該部材
の摺動が安定し、シール効果を高めることができる。又
下部の弾性力のある部材背面と、シール溝は接着してい
るので、この面からの流体漏洩を防止している。
ップシール構成の従来構造は、自己潤滑性部材の背面を
弾性力のある部材たるスプリング、若しくは化学性ゴム
材等で押し上げていたが、その弾性力の均等化や漏洩防
止の対応はされていない。本発明は前記した弾性力を均
等に掛るように、又漏洩が防止できるようにすることを
目的とした。 【解決手段】チップシールを上部に自己潤滑性部材７
で、下部に弾性力のある部材８をシール溝に嵌入し、前
記、弾性力のある部材８はシール溝側面と微少隙間ｄを
設け、該部材８の背面とシール溝底面は接着、固定する
構成とした。 【効果】自己潤滑性部材を均等に押上げるので、該部材
の摺動が安定し、シール効果を高めることができる。又
下部の弾性力のある部材背面と、シール溝は接着してい
るので、この面からの流体漏洩を防止している。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はスクロール流体機械にお
けるチップシールに関する。
けるチップシールに関する。
【０００２】
【従来の技術】固定スクロール及び、旋回スクロールの
両端ラップ端面に嵌入するチップシールの弾性部材にあ
っては、シール溝に対しては固定、固着されていないの
で、圧縮時、シール溝、側面より侵入する、微少流体は
該溝底面より漏洩し、シール溝他側面より吸入側へブロ
ーバイし、吐出圧力、吸入真空度が低下する要因となっ
ていた。
両端ラップ端面に嵌入するチップシールの弾性部材にあ
っては、シール溝に対しては固定、固着されていないの
で、圧縮時、シール溝、側面より侵入する、微少流体は
該溝底面より漏洩し、シール溝他側面より吸入側へブロ
ーバイし、吐出圧力、吸入真空度が低下する要因となっ
ていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】スクロール流体機械に
おけるチップシールにあっては、チップシール溝におい
て、チップシール背面側の溝奥部に、弾性力をもった部
材を配設し、その弾性力を利用し、上面に位置する自己
潤滑性部材の背面を押し上げ、摺動面のシール効果を増
すように構成している。しかし乍ら、チップシールはス
クロール流体機械の圧縮機構たる渦状のシール形状を
し、更に両スクロールのラップ同志は、いずれも同一巻
数で、１８０゜の位相をずらして嵌合され、圧縮作用は
順次、他側ラップ壁面と接触しつつ、圧縮室を形成する
構成をとるために、チップシールのスクロールラップ端
面と摺動面間の側面受圧面は不規則な圧力が掛り、シー
ル溝に嵌入されているチップシールも揺動しながら作用
することとなり、シール溝のチップシール嵌合面は始
終、漏洩の問題がつきまとい、この漏洩をどのように解
決するかという手段が重要で、特に上面側の自己潤滑性
部材を揺動することなく、安定した側板、鏡板面との摺
動が求められる。その為には、シール溝奥側の弾性力付
加部材の安定した嵌入が必要となってくる。
おけるチップシールにあっては、チップシール溝におい
て、チップシール背面側の溝奥部に、弾性力をもった部
材を配設し、その弾性力を利用し、上面に位置する自己
潤滑性部材の背面を押し上げ、摺動面のシール効果を増
すように構成している。しかし乍ら、チップシールはス
クロール流体機械の圧縮機構たる渦状のシール形状を
し、更に両スクロールのラップ同志は、いずれも同一巻
数で、１８０゜の位相をずらして嵌合され、圧縮作用は
順次、他側ラップ壁面と接触しつつ、圧縮室を形成する
構成をとるために、チップシールのスクロールラップ端
面と摺動面間の側面受圧面は不規則な圧力が掛り、シー
ル溝に嵌入されているチップシールも揺動しながら作用
することとなり、シール溝のチップシール嵌合面は始
終、漏洩の問題がつきまとい、この漏洩をどのように解
決するかという手段が重要で、特に上面側の自己潤滑性
部材を揺動することなく、安定した側板、鏡板面との摺
動が求められる。その為には、シール溝奥側の弾性力付
加部材の安定した嵌入が必要となってくる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記せる課題を達成しう
るための構成を次に示すと、シール溝の上面側に位置す
る自己潤滑性付加部材は、シール溝の上部では、膨脹を
加味した嵌合精度で、スムーズな軸方向の移動を実現さ
せ、その背面を押上げるシール溝奥部の弾性力付加部材
は、その側面とシール溝との間は、微小の隙間を設け
て、弾性力を保つために圧縮取付されても、前記弾性力
付加部材の側面がシール溝側面と接触しない構成とし、
更に同部材の背面と、シール溝底面とは完全に接触させ
た上で接着剤で接着、固定させるのを発明の骨子として
いる。
るための構成を次に示すと、シール溝の上面側に位置す
る自己潤滑性付加部材は、シール溝の上部では、膨脹を
加味した嵌合精度で、スムーズな軸方向の移動を実現さ
せ、その背面を押上げるシール溝奥部の弾性力付加部材
は、その側面とシール溝との間は、微小の隙間を設け
て、弾性力を保つために圧縮取付されても、前記弾性力
付加部材の側面がシール溝側面と接触しない構成とし、
更に同部材の背面と、シール溝底面とは完全に接触させ
た上で接着剤で接着、固定させるのを発明の骨子として
いる。
【０００５】
【作用】前記、手段に示すように、シール溝に嵌入され
たチップシールは奥部に嵌合され、更に固着された弾性
力付加部材は、側面が微少の隙間を保持して、嵌入され
ているので、弾性力が阻害されるプラス嵌合面がなく、
渦状のチップシール全体にわたって、均等の弾性力を上
部の自己潤滑性部材に伝達することができる。更にシー
ル溝底部に接着、固定させているのでシール溝内に完全
に定着させることができる。
たチップシールは奥部に嵌合され、更に固着された弾性
力付加部材は、側面が微少の隙間を保持して、嵌入され
ているので、弾性力が阻害されるプラス嵌合面がなく、
渦状のチップシール全体にわたって、均等の弾性力を上
部の自己潤滑性部材に伝達することができる。更にシー
ル溝底部に接着、固定させているのでシール溝内に完全
に定着させることができる。
【０００６】
【実施例】図１〜図５のツイン形スクロール流体機械を
一つの実施例とし説明する。図１はツイン形スクロール
流体機械の全体構成図で、Ａ、Ａ´部、チップシール嵌
合部を示す。図２の７はチップシール上面自己潤滑性部
材、８はチップシール下面弾性力付加部材で、１は偏心
駆動軸で、２旋回スクロールに嵌入している。３、４は
左右の固定スクロールで、５旋回スクロール歯の、渦外
周端部が旋回する部分に５ａ旋回用突起を、前記渦外周
端部が旋回できる６微少隙間を設ける。Ａはチップシー
ル部を示し、図５は該、チップシール部の拡大詳細を示
す。Ａ´は２旋回スクロール鏡板、摺動面のチップシー
ル部を示すが、構造は図５と同一である故、拡大詳細図
は略す。図３は２旋回スクロールチップシール上面自己
潤滑性部材、及び８チップシール下面弾性力付加部材を
示す。図４は３右固定スクロールを示し、７、８は図３
と同一の２種類のチップシールを示す。図５はＡ部のチ
ップシール部の拡大詳細図で、５旋回スクロール歯で７
チップシール上面自己潤滑性部材、８チップシール下面
弾性力付加材であり、ａは７部材の嵌合範囲を示し、ｂ
は８部材の嵌入範囲である。ｄは８チップシール下面弾
性力付加部材側面とシール溝との微少隙間を示す。Ｃは
８チップシール下面弾性力付加部材の背面と、凹設した
シール溝底面との接着面を示す。
一つの実施例とし説明する。図１はツイン形スクロール
流体機械の全体構成図で、Ａ、Ａ´部、チップシール嵌
合部を示す。図２の７はチップシール上面自己潤滑性部
材、８はチップシール下面弾性力付加部材で、１は偏心
駆動軸で、２旋回スクロールに嵌入している。３、４は
左右の固定スクロールで、５旋回スクロール歯の、渦外
周端部が旋回する部分に５ａ旋回用突起を、前記渦外周
端部が旋回できる６微少隙間を設ける。Ａはチップシー
ル部を示し、図５は該、チップシール部の拡大詳細を示
す。Ａ´は２旋回スクロール鏡板、摺動面のチップシー
ル部を示すが、構造は図５と同一である故、拡大詳細図
は略す。図３は２旋回スクロールチップシール上面自己
潤滑性部材、及び８チップシール下面弾性力付加部材を
示す。図４は３右固定スクロールを示し、７、８は図３
と同一の２種類のチップシールを示す。図５はＡ部のチ
ップシール部の拡大詳細図で、５旋回スクロール歯で７
チップシール上面自己潤滑性部材、８チップシール下面
弾性力付加材であり、ａは７部材の嵌合範囲を示し、ｂ
は８部材の嵌入範囲である。ｄは８チップシール下面弾
性力付加部材側面とシール溝との微少隙間を示す。Ｃは
８チップシール下面弾性力付加部材の背面と、凹設した
シール溝底面との接着面を示す。
【０００７】次に作用について説明する。Ａ及びＡ´チ
ップシール部に発生する漏洩流体は、８チップシール下
面弾性力付加部材の背面と凹設シール溝底面とは接着剤
で接着、固定するので、ａ、ｂシール溝のチップシール
側面より漏洩してシール溝底面にブローバイしても、底
面は接着、固定しているので洩れた流体は該面で封止さ
れ、シール溝の反対側面には侵入、漏洩しない。更に７
チップシール上面自己潤滑性部材は２旋回スクロールの
揺動する運動と、圧縮流体の加圧による不規則な動きに
も従動し、シール効果を高める必要があるが、８チップ
シール下面弾性力付加部材の側面にはｄ隙間を保ち、シ
ール溝側面とは接触せず、弾性力を伝達するのに何等障
害はない。故に該、８部材は７部材の背面を押上げ、複
雑な動きに対応して、摺動シール効果を高めることが可
能となる。尚７、８のチップシールは共に個別であって
も、又一体化されたものであっても、本発明構成は充分
に適用されることは勿論である。
ップシール部に発生する漏洩流体は、８チップシール下
面弾性力付加部材の背面と凹設シール溝底面とは接着剤
で接着、固定するので、ａ、ｂシール溝のチップシール
側面より漏洩してシール溝底面にブローバイしても、底
面は接着、固定しているので洩れた流体は該面で封止さ
れ、シール溝の反対側面には侵入、漏洩しない。更に７
チップシール上面自己潤滑性部材は２旋回スクロールの
揺動する運動と、圧縮流体の加圧による不規則な動きに
も従動し、シール効果を高める必要があるが、８チップ
シール下面弾性力付加部材の側面にはｄ隙間を保ち、シ
ール溝側面とは接触せず、弾性力を伝達するのに何等障
害はない。故に該、８部材は７部材の背面を押上げ、複
雑な動きに対応して、摺動シール効果を高めることが可
能となる。尚７、８のチップシールは共に個別であって
も、又一体化されたものであっても、本発明構成は充分
に適用されることは勿論である。
【０００８】
【発明の効果】本発明に係わるスクロール流体機械にお
けるチップシールにあっては、チップシール下面弾性力
付加部材は、弾性力を保持するために圧縮取付されて
も、シール溝との側面が接触しないので渦全体に渉っ
て、均等な弾性力を伝達することができる。更にチップ
シール下面弾性力付加部材の背面とシール溝底面は接
着、固定しているので、該面からの流体の漏洩は皆無と
なり、高度なシール効果を得るばかりでなく、このこと
によって流体機械の容積効率が向上すると共に全断熱効
率も良好となり、低動力による駆動も可能となる有用な
発明である。
けるチップシールにあっては、チップシール下面弾性力
付加部材は、弾性力を保持するために圧縮取付されて
も、シール溝との側面が接触しないので渦全体に渉っ
て、均等な弾性力を伝達することができる。更にチップ
シール下面弾性力付加部材の背面とシール溝底面は接
着、固定しているので、該面からの流体の漏洩は皆無と
なり、高度なシール効果を得るばかりでなく、このこと
によって流体機械の容積効率が向上すると共に全断熱効
率も良好となり、低動力による駆動も可能となる有用な
発明である。
【図１】 ツイン形スクロール流体機械の全体構成図。
【図２】 本発明のチップシール構成をもったツイン形
スクロール部縦断面図。
スクロール部縦断面図。
【図３】 本発明のチップシール構成位置を示す旋回ス
クロール平面図。
クロール平面図。
【図４】 本発明のチップシール構成位置を示す右固定
スクロール平面図。
スクロール平面図。
【図５】 Ａ部チップシール部の拡大詳細図。
２……旋回スクロール ３……右固定スク
ロール ４……左固定スクロール ５……旋回スクロ
ール歯 ５ａ……旋回用突起 ６……微小隙間 ７……チップシール上面自己潤滑性部材 ８……チップシール下面弾性力付加部材 ９……スクロール歯端面と対向する鏡板、測板との隙間 ａ……７チップシール嵌合、シール溝深さ ｂ……８チップシール嵌入、シール溝深さ ｃ……８チップシール背面とシール溝底面との接着面 ｄ……８チップシール側面とシール溝側面との微少隙間
ロール ４……左固定スクロール ５……旋回スクロ
ール歯 ５ａ……旋回用突起 ６……微小隙間 ７……チップシール上面自己潤滑性部材 ８……チップシール下面弾性力付加部材 ９……スクロール歯端面と対向する鏡板、測板との隙間 ａ……７チップシール嵌合、シール溝深さ ｂ……８チップシール嵌入、シール溝深さ ｃ……８チップシール背面とシール溝底面との接着面 ｄ……８チップシール側面とシール溝側面との微少隙間
Claims (1)
- 【請求項１】固定スクロール並びに、旋回スクロール、
及び偏心機構より成り、旋回スクロールは自転をせず
に、公転する構成とし、固定、旋回両スクロールの各鏡
板より、共に軸方向にスクロール歯を設け、ラップ部を
構成すると共に、相手側のスクロール摺動面と対峠する
渦状ののラップ端面に、短形断面に凹設したシール溝
に、チップシールを嵌装させ、圧縮室を外周より中心に
向けて圧縮、封止をはかるスクロール流体機械におい
て、固定、旋回スクロールの両端ラップ端面夫々には、
ほぼ同等の弾性力を付勢した、チップシールを嵌入さ
せ、該チップシールにより前記、摺動面とラップ端面間
を、封止可能に構成すると共に、チップシールを複数の
異種部材で軸方向、上下に形成し、シール溝奥側に位置
する部材を弾性力をもたせた部材で、シール溝側面と微
少隙間を構成し、その上面側に位置する部材を、自己潤
滑性部材で形成し、前記、シール溝奥側に構成する弾性
力を付加した部材の背面と、凹設したシール溝、底面と
は接着剤で接着、固定させたことを特徴とするスクロー
ル流体機械におけるチップシール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20411796A JPH109158A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | スクロール流体機械におけるチップシール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20411796A JPH109158A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | スクロール流体機械におけるチップシール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH109158A true JPH109158A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=16485105
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20411796A Pending JPH109158A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | スクロール流体機械におけるチップシール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH109158A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999042728A1 (en) * | 1998-02-19 | 1999-08-26 | Varian, Inc. | Improved tip seal for scroll-type vacuum pump |
| US20120134862A1 (en) * | 2009-08-14 | 2012-05-31 | Edwards Limited | Scroll pump |
| US9353746B2 (en) | 2009-08-14 | 2016-05-31 | Edwards Limited | Scroll pump |
| DE102014000955B4 (de) | 2013-02-05 | 2023-07-06 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Verbinder mit einer elektronischen Komponente, Halteeinrichtung und Herstellungsverfahren |
-
1996
- 1996-06-27 JP JP20411796A patent/JPH109158A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999042728A1 (en) * | 1998-02-19 | 1999-08-26 | Varian, Inc. | Improved tip seal for scroll-type vacuum pump |
| US6068459A (en) * | 1998-02-19 | 2000-05-30 | Varian, Inc. | Tip seal for scroll-type vacuum pump |
| US20120134862A1 (en) * | 2009-08-14 | 2012-05-31 | Edwards Limited | Scroll pump |
| US9353746B2 (en) | 2009-08-14 | 2016-05-31 | Edwards Limited | Scroll pump |
| US9353748B2 (en) * | 2009-08-14 | 2016-05-31 | Edwards Limited | Scroll pump having tip seal containing engaging portions intermediate nonengaging portions that interface with a scroll base |
| DE102014000955B4 (de) | 2013-02-05 | 2023-07-06 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Verbinder mit einer elektronischen Komponente, Halteeinrichtung und Herstellungsverfahren |
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