JPH1090730A - 光学素子及び該光学素子の駆動方法並びに表示装置 - Google Patents

光学素子及び該光学素子の駆動方法並びに表示装置

Info

Publication number
JPH1090730A
JPH1090730A JP24282396A JP24282396A JPH1090730A JP H1090730 A JPH1090730 A JP H1090730A JP 24282396 A JP24282396 A JP 24282396A JP 24282396 A JP24282396 A JP 24282396A JP H1090730 A JPH1090730 A JP H1090730A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical element
liquid crystal
electric field
present
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24282396A
Other languages
English (en)
Inventor
Munekazu Date
宗和 伊達
Shiro Suyama
史朗 陶山
Kinya Kato
謹矢 加藤
Shigenobu Sakai
重信 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP24282396A priority Critical patent/JPH1090730A/ja
Publication of JPH1090730A publication Critical patent/JPH1090730A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光強度により情報を表示する光学素子及び素
子駆動方法並びに表示装置に関する。 【解決手段】 透光性物質である樹脂と屈折率可変物質
である液晶とからなる微細周期構造からなる光学素子1
0であって、上記樹脂13に周期的に設けられた液晶粒
14がスメクティック液晶であり、電界を切ってもその
状態を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光強度により情報
を表示する光学素子及び素子駆動方法並びに表示装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13に従来例にかかるホログラフィッ
ク高分子分散液晶を用いた光学素子の概略を示す。
【0003】図13に示すように、表面に透明電極01
を有するガラス板02を用い、該電極01同志が対向す
るように樹脂03を挟んで、光学素子を構成している。
上記樹脂03中には、ネマティック液晶の液晶粒04が
周期的(縞模様状)に分布された構造となっている。上
記電極01,01には電源(図示せず)が電気的に接続
されている。
【0004】上記構成において、光源からの入射光05
は、上記樹脂03中の液晶粒04によって散乱される
が、該液晶粒04が周期的に分布しているため、干渉効
果により、特定の波長の光のみが反射され、反射光06
となって、例えば眼球07に入るが、他の波長の光はそ
のまま透過し、透過光08となる。
【0005】上記電気素子の電極01,01間に電圧を
かけると、電界により液晶が配向し、高分子樹脂との屈
折率差がなくなるため、各液晶粒04による散乱光が消
え、反射光がなくなる。
【0006】従来では、この反射光の有無を光学素子の
素子動作として用いている(信学技報 EID 95-147,ED9
5-221,SDM96-261 pp.131-136参照) 。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図13
に示すような従来の光学素子においては、電源を切ると
透明状態に戻ってしまうため、表示内容の保持に電力が
必要である、という問題がある。
【0008】本発明は、光利用効率の高い情報を保持で
きる光学素子及び該光学素子の駆動方法並びに表示装置
を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の第1の光学素子は、透光性物質と屈折率可変物質と
からなる微細周期構造からなる光学素子であって、上記
屈折率可変物質がスメクティック液晶からなることを特
徴とする。
【0010】本発明の第2の光学素子は、第1の光学素
子を一組の電極で挟んでなることを特徴とする。
【0011】本発明の第3の光学素子は、第1又は第2
の光学素子において、加熱手段を設けてなることを特徴
とする。
【0012】本発明の第4の光学素子は、第3の光学素
子において、上記電極が基板と平行方向に配置されてな
ることを特徴とする。
【0013】本発明の第1の光学素子の駆動方法は、第
4の光学素子の駆動方法であって、上記電極を用いて水
平方向に電界を加えることにより、液晶の配向方向と直
交する方向に層構造を形成し、電界を切ってもこの層構
造を保持する一方、加熱することにより復元することを
特徴とする。
【0014】本発明の第5の光学素子は、第2の光学素
子において、上記電極がくし型電極であることを特徴と
する。
【0015】本発明の第2の光学素子の駆動方法は、第
5の光学素子の駆動方法であって、上記くし型電極を用
いて基板と直交する方向に電界を加えることにより、液
晶の配向方向と直交する方向に層構造を形成し、電界を
切ってもこの層構造を保持する一方、上記くし型電極を
用いて基板と平行方向に電界を加えることにより、復元
することを特徴とする。
【0016】本発明の第1の表示装置は、第1乃至5の
光学素子を平面的に複数並べてなることを特徴とする。
【0017】本発明の第2の表示装置は、第1乃至5の
光学素子又は第1の表示装置を複数重ねてなることを特
徴とする。
【0018】すなわち、本発明の光学素子においては、
液晶としてスメクティック液晶を用いているので、電界
をかけることにより、透明状態に遷移し、電界を切って
もその透過状態を保持でき、一方、この透過状態におい
て加熱することにより反射状態に遷移させ元の状態に復
元するものとなる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。
【0020】図1は本実施の形態における光学素子の概
略構造である。図1に示すように、本実施の形態にかか
る光学素子は、透明電極11を設けた基板である二枚の
ガラス板12,12間に樹脂13を挟んでなり、該樹脂
13中には、スメクティック液晶からなる液晶粒14が
周期的(縞模様状)に分布されている。
【0021】この光学素子10に光源からの入射光15
が入射されると、該樹脂13中の液晶粒14によって散
乱されるが、液晶領域が周期的に分布しているため、干
渉効果により、特定の波長の光のみが反射されて反射光
16となり眼球17に入る。一方、他の波長の光は樹脂
13中をそのまま透過して透過光18となる。
【0022】次に、上記光学素子の電極11,11間に
電圧をかけると、電界により液晶が配向し、高分子樹脂
との屈折率差が無くなるため、各液晶粒14による散乱
光が消え、反射光16が無くなる。ここで、本発明で
は、スメクティック液晶を用いているので、従来のネマ
ティック液晶と異なり、層状構造を形成する。このよう
に、電界により配向すると該配向方向と直交する方向の
層構造が形成され、電界を切ってもこの層が保持され、
透過状態が記憶される。次に、上記光学素子を加熱する
と、液晶がより粘性の低い等方相に移転するため、もと
の反射状態に復元する。
【0023】ここで、書き込み電圧は、本実施の形態で
は、400V程度としているが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。
【0024】また、樹脂としては、本実施の形態では、
光硬化性樹脂を用いたが、本発明はこれに限定されるも
のではない。
【0025】また、本発明で用いるスメクティック液晶
は例えば「S1、S2、S3(商品名;メルク社
製)」、「K24(商品名;メルク社製)」等の液晶を
用ていることができるが、本発明はこれに限定されるも
のではない。
【0026】本実施の形態での加熱温度は、上記スメク
ティック液晶の転移温度程度(約70〜120度程度)
が一般的であるが、材料によりほぼ任意に選定される。
また、誘電損失を起こす条件についても種々の材料によ
り相違するものであるが、例えば数100MHz程度
で、数100〜数kV程度であるが、本発明はこれに限
定されるものではない。
【0027】
【実施例】以下、本発明の効果を示す実施例を詳細に説
明する。
【0028】〔実施例1〕図2は本実施例にかかる光学
素子を示す概略図である。図2に示すように、本実施の
形態にかかる光学素子は、例えばITO(Indium
Tin Oxide)のような透明電極11を設けた
ガラス板12を二枚対向させ、そのガラス板12,12
間に樹脂13を挟んでなり、該樹脂13中には、スメク
ティック液晶からなる液晶粒14が周期的に分布されて
いる。
【0029】この光学素子に光源からの入射光15が入
射されると、該樹脂13中の液晶粒14によって散乱さ
れるが、液晶領域が周期的に分布しているため、干渉効
果により、特定の波長の光のみが反射されて反射光16
となり眼球17に入る。一方、他の波長の光は樹脂13
中をそのまま透過して透過光18となる。
【0030】上記光学素子の電極11,11間に電圧を
かけると、電界により液晶が配向し、高分子樹脂との屈
折率差が無くなるため、各液晶粒14による散乱光が消
え、反射光16が無くなる。しかしながら、本実施例に
かかる光学素子では、液晶粒としてスメクティック液晶
を用いているので、この透過状態が電界を切っても保持
される。すなわち、本実施例によれば電力無しに表示し
た情報を保持する単色光学素子が実現できる。
【0031】次に、本実施例の光学素子の作製方法につ
いて図3を参照して説明する。図3に示すように、電極
21を設けた基板22の間に、光硬化性樹脂の中に、ス
メクティック液晶を溶解させた樹脂原料を入れて、高分
子分散樹脂領域23を形成する。ここに、レーザ光源2
4より出た光25を2光束干渉させることにより生じさ
せた干渉縞26を照射する。該干渉縞26の電界の強い
腹の部分で樹脂の重合が起こり、残りの部分で相分離に
より析出した液晶領域を形成し、周期的に分布された、
図2に示すような所望の構造を得る。
【0032】また、本実施例では、基板としてガラス板
を用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、
例えばアクリル樹脂のような有機物からなる板、フィル
ム等であってもよい。また、電極としてITOを用いた
がこれに限定されるものではない。
【0033】また、光学素子として、図4に示すような
面内方向に周期構造を有する透過型回折格子構造30
を、電極21を設けた基板22,22の間に設けたもの
であってもよい。上記透過型回折格子構造は、透過光と
回折光との出射面が、出射面と反対側の面となるような
微細周期構造であるものをいう。
【0034】また、構造は一般にホログラムであっても
よい。ここで、ホログラムとは、図5に示すように、レ
ーザ光の出力光25と、例えば図のような物体41から
の散乱光42のような任意の可干渉の光とからなる干渉
縞の照射により得られる構造をいう。
【0035】本実施例において、電極としてマトリック
ス状電極を用いることにより、ほぼ任意の画像情報を表
示可能である。ここで、マトリックス状電極とは、例え
ば図6(a)に示すように、基板43の上に帯状の電極
44を設けたものをいう。また、図6(b),(c)に
示すように、相対向する二枚の基板43−1,43−2
に設けた電極44−1,44−2が互いに交差するよう
に重ねて使用してもよい。なお、図6(c)は図(b)
を横方向から見た断面図である。本実施例により、反射
効率の高い単色表示素子を実現できることができた。
【0036】なお、電極間に高周波電圧を加え誘電損失
に起因する熱により温度を上げ、表示情報を消去するこ
とができる。
【0037】〔実施例2〕図7は、本発明の光学素子を
示す概略図である。前述した図2に示す実施例1にかか
る光学素子から、電極11を有した基板であるガラス板
12を除いたものであり、実施例1と同一部材について
は同一符号を付してその説明は省略する。本実施例の素
子により、作成時に電界をかけることにより液晶の配向
を制御できるので、回折特性に分布を与えたフィルムを
作製することが可能である。本実施例の素子により、消
去可能かつ再書き込み不可能なフィルム状ホログラムを
実現できる。
【0038】〔実施例3〕図8は、本発明の他の実施例
にかかる光学素子の概略図である。本実施例では、加熱
手段として、実施例1の光学素子にレンズ31を設けた
実施例である。なお、その他の構成は実施例1と同様で
あるので、同一部材については同一符号を付してその説
明は省略する。同図に示すように、レンズ31を通じて
例えば半導体レーザの出力光のような光32を樹脂領域
に集光可能としている。電極に電圧をかけ、透明状態に
遷移させた領域の一部に光を集光加熱し温度を上昇させ
ることにより、特定部分を反射状態に戻すことが可能と
なる。すなわち、本実施例により書換え可能且つ保持で
きる光学素子が実現できる。
【0039】特に、光32として、赤外又は紫外の不可
視光を用い、樹脂又は液晶にその光を吸収する物質を用
いるかあるいはその光を吸収する色素を用いることによ
り、書き込み光が映像に影響を与えることを防ぐことが
できる。
【0040】〔実施例4〕図9は、本発明の他の実施例
にかかる光学素子の概略図である。本実施例では、加熱
手段として温度制御素子40を用いて光学素子を形成し
ている。本実施例では、上記温度制御素子40として例
えばペルチェ素子を用いており、該ペルチェ素子の上
に、実施例1の光学素子10を載せた構造としている。
【0041】本実施例においても、実施例1と同様に電
界により、書き込むことができる。また、全体を温度制
御素子で加熱することにより、消去することができる。
なお、本実施例の光学素子では、書換え後は、温度制御
素子40から離しても画像を保持できるため、実施例1
の素子を軽量可能な画像媒体として適用することができ
る。
【0042】また、スメクティック液晶として例えばK
24のようにスメクティック相と等方相との間にネマテ
ィック相を呈するような素子を用い、書き換え時の温度
を液晶がネマティック相となる温度に制御すると、本素
子は通常のホログラフィック高分子分散液晶と同様に動
画表示が可能となり、スメクティック相に冷却すること
によりその一場面のみを記録できる。
【0043】〔実施例5〕図10は、本発明の他の実施
例にかかる光学素子の概略図である。本実施例では、実
施例1における電極11の代わりに例えば櫛形電極51
のような面内方向に電界をかけることが可能であるよう
な電極を用いるものであり、実施例1と同一部材には同
一符号を付してその説明は省略する。ここで、櫛形電極
とは、図10(a)に示すように、基板上に櫛のような
形状の電極を設けたものであり、二つの電極51−1,
51−2を櫛の歯が交互になるように基板52上に配置
してなるものである。二つの櫛形電極51−1,51−
2に電圧をかけることにより、櫛の歯の間に基板表面と
ほぼ平行な電界を生じさせることができる。図10
(a)では複数の歯を持った櫛を示したが二本の平行な
電極間の電界などを用いてもよい。
【0044】図10(b)は、櫛形電極51−1,51
−2を上下に配した基板52の両面に用いた場合を示す
光学素子の概略を示す。高分子分散液晶領域53を櫛形
電極で挟む。電極同志を接続した状態で、両者の間に電
圧をかかえると、基板に対して垂直な電界を生じるた
め、素子は透明状態となる。一方、電極と電極とを接続
した状態で両者に電圧をかけると基板の面に平行な電界
が発生するので、反射状態となる。
【0045】図10(c)は、櫛形電極51−1,51
−2を片面(図中下側の基板52)に、平面電極51−
3をもう一面(図中上側の基板52)に用いた場合を示
す。高分子分散液晶領域53を櫛形電極51−1,51
−2と平面電極51−3で挟み、電極と電極とを接続
し、電極同志に電圧をかけると、基板に対して垂直な電
界を生じるため、素子は透明状態となる。一方、電極と
電極との間に電圧をかけると基板の面に平行な電界が発
生するので、高効率な反射状態となる。本実施例によ
り、上述したような実施例の光学素子と異なり、加熱手
段を設けることなく、電界のみで透過,反射状態の制御
が可能となった。すなわち、本実施例によれば電界のみ
で書換え可能且つ保持できる光学素子が実現できる。
【0046】〔実施例6〕本発明の全て実施例の素子
は、図11のように基板61上に複数の素子62を並べ
ることにより、表示装置(素子アレイ)を形成できる。 〔実施例7〕本発明の全て実施例の素子は、図12のよ
うに複数の素子(例えば青)71−1,素子(例えば
緑)71−2,素子(例えば赤)71−3を積層するこ
とにより、多色化を可能とした表示装置(素子アレイ)
を形成できる。
【0047】
【発明の効果】以上、実施の形態と共に、詳細に説明し
たように、本発明によれば、表示状態を保持可能な表示
素子が実現できる。また、電極としてくし型電極を用い
ることにより、電界のみで書換え可能且つ保持できる光
学素子が実現できる。さらに、高分子樹脂を用いること
により、素子に可変形(フレキシブル)性を持たせるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学素子の概略図である。
【図2】本発明の実施例1にかかる光学素子の概略図で
ある。
【図3】実施例1にかかる光学素子の作製の概略図であ
る。
【図4】本発明の実施例1にかかる光学素子の回折格子
の概略図である。
【図5】本発明の実施例1にかかる光学素子のホログラ
ムの概略図である。
【図6】本発明の実施例1にかかるマトリックス状電極
を用いた光学素子の概略図である。
【図7】本発明の実施例2にかかる光学素子の概略図で
ある。
【図8】本発明の実施例3にかかる光学素子の概略図で
ある。
【図9】本発明の実施例4にかかる光学素子の概略図で
ある。
【図10】本発明の実施例5にかかる光学素子の概略図
である。
【図11】本発明の実施例6にかかる表示装置の概略図
である。
【図12】本発明の実施例7にかかる表示装置の概略図
である。
【図13】従来技術にかかる光学素子の概略図である。
【符号の説明】
11 透明電極 12 ガラス板 13 樹脂 14 液晶粒 15 入射光 16 反射光 17 眼 18 透過光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 重信 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性物質と屈折率可変物質とからなる
    微細周期構造からなる光学素子であって、上記屈折率可
    変物質がスメクティック液晶からなることを特徴とする
    光学素子。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光学素子を一組の電極で
    挟んでなることを特徴とする光学素子。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の光学素子におい
    て、加熱手段を設けてなることを特徴とする光学素子。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の光学素子において、 上記電極が基板と平行方向に配置されてなることを特徴
    とする光学素子。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の光学素子の駆動方法であ
    って、上記電極を用いて水平方向に電界を加えることに
    より、液晶の配向方向と直交する方向に層構造を形成
    し、電界を切ってもこの層構造を保持する一方、加熱す
    ることにより復元することを特徴とする光学素子の駆動
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項2の光学素子において、 上記電極がくし型電極であることを特徴とする光学素
    子。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の光学素子の駆動方法であ
    って、上記くし型電極を用いて基板と直交する方向に電
    界を加えることにより、液晶の配向方向と直交する方向
    に層構造を形成し、電界を切ってもこの層構造を保持す
    る一方、上記くし型電極を用いて基板と平行方向に電界
    を加えることにより、復元することを特徴とする光学素
    子の駆動方法。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至4、6記載の光学素子を平
    面的に複数並べてなることを特徴とする表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至4、6の光学素子又は請求
    項8の表示装置を複数重ねてなることを特徴とする表示
    装置。
JP24282396A 1996-09-13 1996-09-13 光学素子及び該光学素子の駆動方法並びに表示装置 Pending JPH1090730A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24282396A JPH1090730A (ja) 1996-09-13 1996-09-13 光学素子及び該光学素子の駆動方法並びに表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24282396A JPH1090730A (ja) 1996-09-13 1996-09-13 光学素子及び該光学素子の駆動方法並びに表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1090730A true JPH1090730A (ja) 1998-04-10

Family

ID=17094831

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24282396A Pending JPH1090730A (ja) 1996-09-13 1996-09-13 光学素子及び該光学素子の駆動方法並びに表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1090730A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000147494A (ja) * 1998-07-28 2000-05-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光学素子および該光学素子を用いた表示装置
US6088078A (en) * 1997-12-03 2000-07-11 Hyundai Electronics Industries Co., Ltd. Liquid crystal display with horizontal electric field
JP2001108972A (ja) * 1999-10-05 2001-04-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光学素子および該光学素子を用いた表示装置
US6618104B1 (en) 1998-07-28 2003-09-09 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Optical device having reverse mode holographic PDLC and front light guide
KR100400485B1 (ko) * 2000-09-04 2003-10-01 삼성전기주식회사 광 제어소자 및 이를 이용한 정보기록 재생장치와 정보재생장치
US6819393B1 (en) 1998-07-28 2004-11-16 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Optical device and display apparatus using light diffraction and light guide
JP2019120794A (ja) * 2018-01-05 2019-07-22 凸版印刷株式会社 調光装置および調光装置の駆動方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6088078A (en) * 1997-12-03 2000-07-11 Hyundai Electronics Industries Co., Ltd. Liquid crystal display with horizontal electric field
JP2000147494A (ja) * 1998-07-28 2000-05-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光学素子および該光学素子を用いた表示装置
US6618104B1 (en) 1998-07-28 2003-09-09 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Optical device having reverse mode holographic PDLC and front light guide
US6819393B1 (en) 1998-07-28 2004-11-16 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Optical device and display apparatus using light diffraction and light guide
US6836314B2 (en) 1998-07-28 2004-12-28 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Optical device and display apparatus having a plate-shaped light guide and an optical control surface thereon
JP2001108972A (ja) * 1999-10-05 2001-04-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光学素子および該光学素子を用いた表示装置
KR100400485B1 (ko) * 2000-09-04 2003-10-01 삼성전기주식회사 광 제어소자 및 이를 이용한 정보기록 재생장치와 정보재생장치
JP2019120794A (ja) * 2018-01-05 2019-07-22 凸版印刷株式会社 調光装置および調光装置の駆動方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3202831B2 (ja) 反射形カラー液晶ディスプレイの製造方法
JP4920996B2 (ja) 光制御素子、表示装置及び応力測定装置
US10551716B2 (en) Lens device
JPH11142806A (ja) 光学装置
JP2009075624A (ja) 広帯域反射型表示器
JPH1090730A (ja) 光学素子及び該光学素子の駆動方法並びに表示装置
JP4889643B2 (ja) ホログラフィック高分子分散型液晶を使用した光学スイッチ
JP3162762B2 (ja) 表示素子
JP7028456B2 (ja) 光偏向素子、光偏向素子の駆動方法および光偏向素子モジュール
RU2695937C1 (ru) Способ изготовления жидкокристаллической структуры для дифракционной решетки (варианты), жидкокристаллическая дифракционная решетка, динамическая дифракционная решетка
JP3717016B2 (ja) ホログラムを用いた反射型液晶表示装置
JP3506405B2 (ja) 光学素子及び表示装置
JP3313936B2 (ja) 光書込み型空間光変調素子および投写表示装置
JPH0233126A (ja) ホログラフィック電気光学装置
JP3547030B2 (ja) 光学素子の駆動方法
JPH0561024A (ja) 液晶表示装置
JPH1172619A (ja) 偏光材料
JP7159612B2 (ja) 調光体
JP2002357802A (ja) 光スイッチング素子、空間光変調器及び画像表示装置
JPH05341268A (ja) 液晶電気光学装置およびその作製方法
JP2517589B2 (ja) 光変調素子
JP3906878B2 (ja) 液晶素子の製造方法
JP2000098358A (ja) 電気光学材料、それを用いた光素子および位相空間光変調器
JPH05307198A (ja) 液晶スキャナ
JPH0727161B2 (ja) フアインダ−内表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Effective date: 20040108

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Effective date: 20040413

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02