JPH1090379A - 電池判定装置 - Google Patents

電池判定装置

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JPH1090379A
JPH1090379A JP8248211A JP24821196A JPH1090379A JP H1090379 A JPH1090379 A JP H1090379A JP 8248211 A JP8248211 A JP 8248211A JP 24821196 A JP24821196 A JP 24821196A JP H1090379 A JPH1090379 A JP H1090379A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池の残存容量のみならず電池の種類を識別
することができる電池判定装置を提供する。 【解決手段】 大電流放電回路部1Bは、電子装置の消
費電流以上の一定電流を主電池19に流し得る構成をな
っている。CPU13は、電源ON時に、電池抜け検出
部15をI/Oアクセスし、電池抜けの形跡が認められ
ない場合には、大電流放電回路部1Bによる主電池19
の放電を実施し、この放電による主電池19の電圧降下
量に基づいて電池の種類を識別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電池の種類およ
び残存容量を判定する電池判定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電池を電源とする電子装置が
各種提供されているが、この種の電池装置においては電
池が一定の限度を越えて消耗すると動作不可能な状態ま
たは動作が不安定な状態に陥ることとなるため、そのよ
うな状態となる前に電池交換をする必要がある。このよ
うな要請に応えるべく、電池の残存容量を判定する技術
が提案されるに至った。
【0003】図4は、この種の技術を適用した電子装置
の構成を示すブロック図である。この電子装置において
は、DC−DCコンバータ5により、CPU8、ROM
9、表示コントローラ12、VRAM13、シリアル通
信部14等の主要構成部への電源供給がなされる。この
DC−DCコンバータ5に対しては、ACアダブタ30
または電池1からの電圧が供給されるが、端子2にAC
アダプタ30が接続されない状態では、このDC−DC
コンバータ5は、電池1からの電源供給に依存して上記
主要構成部への電源供給を行う。このため、この電子装
置においては、A/Dコンバータ6により電池1の出力
電圧をデジタル信号に変換し、CPU8がこのデジタル
信号に基づいて電源投入時(図4の構成ではDC−DC
コンバータ5が動作を開始し、主要構成部への電源供給
を開始した時)における電池1の出力電圧の時間的変化
を監視し、この監視結果に基づいて電池1の残存容量を
判定し、残存容量が十分でない場合には電池交換等を促
す警告を行うようにしている。
【0004】次に図5を参照し、この従来技術における
電池の残存容量の判定方法について説明する。図5は、
ある時刻t0において電源投入がなされ、一定時間が経
過した後、時刻t3において電源が遮断されたときの電
池1の出力電圧の時間的変化を例示したものであり、
(a)は電池1の残存容量が充分にある場合の出力電圧
波形であり、波形(b)は電池1の残存容量が充分でな
い場合の出力電圧波形である。また、Vth1およびV
th2は、この電子装置において正常な動作を得るため
に要求される電池1の出力電圧の下限値および上限値で
ある。
【0005】図5に示すように、電池1の残存容量の差
異は、電源投入時における電池の出力電圧の変化の時間
勾配の差となって現れる。そこで、この従来技術におい
ては、ACアダプタ30が使用されない状態において、
電源投入(DC−DCコンバータ5の作動開始)がなさ
れたときには、CPU8が、電源投入後の時刻t1およ
び時刻t2における電池1の出力電圧V1およびV2をA
/Dコンバータ6により求めると共にこれらに基づいて
電池1の電圧降下量ΔV=V1−V2を求め(図5ではΔ
VaまたはΔVb)、この電圧降下量ΔVが予め求めて
おいた基準値以上であれば電池1の残存容量は十分にあ
り、基準値未満である場合には電池1は残存容量が不十
分な消耗電池である、と判定するようにしている。
【0006】一方、ACアダプタ30が端子2に接続さ
れているときは、電源投入があっても、電池1からDC
−DCコンバータ5への電源供給が行われないため、上
記方法によっては残存容量の判定を行うことができな
い。そこで、この場合には、電源投入時にCPU8がこ
れを検知してスイッチ4をオン状態とし、ダミー抵抗3
に対し電池1からの電流を流し、上記と同様な残存容量
の判定を行う。ここで、ダミー抵抗3は、スイッチ4が
オン状態とされることにより、この電子装置の全消費電
流と等しい電流が流れるような抵抗値を有している。従
って、この場合の電池1の残存容量の判定は、上述のA
Cアダプタ30が使用されていない状態で電源投入が行
われたときの残存容量の判定と全く同じ条件で行われる
こととなる。
【0007】なお、以上説明した従来の電池の残存容量
の判定を行う技術については、特開平2−218978
号公報に開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般的に電
池の放電特性は、電池の種類によって異なっている。従
って、電池を電源とする電子装置においては、単に電池
の残存容量不足を検知するのみでは足りず、検知した残
存容量および使用電池の種類により残存容量不足の警告
の仕方を変えることが求められ、そのためには電池の種
類をも検知することが必要となる。このための手段とし
て、電池の外形の差異により電池の種類を識別する方法
も考えられる。しかしながら、この方法を適用できるの
は、装置設計側で電池種類毎に専用を電池パックを設計
し、電池の外形に差異を設けた場合に限られ、同一形状
で広く普及している単一、単二、単三等の電池を使用す
る装置には適用できない。
【0009】そこで、上述の従来の技術により電池の種
類を検知することができないか否かを検討するに至っ
た。しかし、かかる技術により電池の種類の検知を行う
ことは極めて困難なのである。すなわち、上述した従来
の技術においては、残存容量を判定する際に電子装置の
全消費電流に相当する電流しか電池に流さないため、電
池の種類が異なっていても各々の放電特性が似通ってい
る場合には電池の電圧降下量に僅かな差しか生じず、こ
のような微差により電池の種類が変ったことを検知する
ことは極めて困難なのである。また、残存容量が豊富な
場合には、電池の種類間で放電特性が大きく異なってい
ても放電による電圧降下量の差異が僅かしか生じないた
め、電池の種類の検知は困難である。さらに上述した従
来の技術においては、電池の残存容量が豊富な場合に
は、放電による電池の電圧降下量の変化が微小であるた
め、電池の種類の検知が困難なばかりか、残存容量の判
定も不正確なものとなる。
【0010】この発明は以上説明した事情に鑑みてなさ
れたものであり、電池の残存容量のみならず、電池の種
類を識別することができる電池判定装置を提供すること
を第1の目的としている。また、この発明は、電池の残
存容量が豊富な場合であっても正確に電池の残存容量を
求めることができる電池判定装置を提供することを第2
の目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
電池を電源とする電子装置に搭載される電池判定装置で
あって、前記電子装置への電源供給を行っているときに
前記電池に流れる消費電流以上の一定電流を前記電池に
流す放電回路と、前記放電回路による当該電池の放電を
実施し、この放電による前記電池の電圧降下量に基づい
て電池の種類または残存容量を判定する判定手段とを具
備することを特徴とする電池判定装置を要旨とする。請
求項2に係る発明は、前記電池の抜けまたは交換を検出
し、検出結果を保持する電池抜け検出手段を有し、前記
判定手段は、前記電子装置の電源投入時に前記電池抜け
検出手段の保持内容を判定し、前記電池の抜けまたは交
換の検出がなされている場合に限り、前記電池の種類の
判定を行うことを特徴とする請求項1に記載の電池判定
装置を要旨とする。請求項3に係る発明は、電池を電源
とする電子装置に搭載される電池判定装置であって、前
記電子装置への電源供給を行っているときに前記電池に
流れる消費電流以上の一定電流を前記電池に流す放電回
路と、各電池の種類毎に、かつ、各電池の残存容量毎
に、前記放電回路による放電を行わない状態での当該電
池の出力電圧値と前記放電回路による放電を行っている
状態での当該電池の出力電圧値とを記憶した記憶手段
と、前記放電回路による当該電池の放電を実施し、この
放電を行わないときの前記電池の出力電圧とこの放電を
行っているときの前記電池の出力電圧とを判定し、この
判定結果と前記記憶手段の記憶内容とに基づいて前記電
池の種類または残存容量を判定する判定手段とを具備す
ることを特徴とする電池判定装置を要旨とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施の形態について説明する。
【0013】A.第1の実施形態 図1はこの発明の第1の実施形態である電池判定装置を
用いた電子装置の構成を示すブロック図である。この電
子装置では、DC/DCコンバータ18が主電池19か
らの電源供給を受けることにより、一定レベルの電源電
圧Vccを発生し、この電子装置のロジック系回路17
へ供給する。このDC/DCコンバータ18による電源
電圧Vccの供給は、CPU13からDC/DCコンバ
ータ18へ電源ON制御信号が与えられることにより行
われる。
【0014】そして、CPU13、I/Oアドレスデコ
ード部14、電池抜け検出部15、A/Dコンバータ1
6、大電流放電回路部1Bが本実施形態に係る電池判定
装置を構成しており、主電池19がこの電池判定装置の
判定対象である。
【0015】電池抜け検出部15は、レジスタを内蔵し
ており、スイッチ1Aを介して主電池19が本装置から
脱着されたか否かを検出し、検出結果を電池抜け情報デ
ータとしてレジスタに保持する。
【0016】A/Dコンバータ16は、主電池19の電
圧レベルを検出し、その電圧レベルを表す8〜16ビッ
ト程度のデジタルデータ(以下、主電池電圧レベルデー
タという)を出力する。
【0017】CPU13は、I/Oアドレスデコード部
14を介して電池抜け検出部15およびA/Dコンバー
タ16をI/Oアクセスし、これにより上述の電池抜け
情報データおよび主電池レベルデータをデータバスD・
Bを介して受け取り、分析処理を実行する。なお、図
中、A・Bはアドレスバスである。また、CPU13
は、I/Oアドレスデコード部14を介して電池抜け検
出部15をI/Oアクセスし、これにより大電流放電回
路部1BのON/OFF制御を行う。ここで、大電流放
電回路部1Bは、ON状態となったときにこの電子装置
の消費電流以上の一定電流を主電池19に流し得る構成
となっている。
【0018】CPU13、I/Oアドレスデコード部1
4、電池抜け検出部15、A/Dコンバータ16、DC
/DCコンバータ18に対しては、バックアップ電源1
Cからの電源供給がなされるようになっている。従っ
て、これらは常時動作することが可能である。
【0019】図2は、本実施形態におけるCPU13の
動作を示すフローチャートである。以下、この図を参照
し、本実施形態の動作について説明する。
【0020】オペレータが電源スイッチ11をONにし
てこの電子装置の立ち上げを試みると、電源スイッチ部
12により電源ON要求信号が発生される。CPU13
は、この電源ON要求信号を検出すると(ステップ2
1)、DC/DCコンバータ18による電源電圧の発生
およびそのロジック系回路17への供給の起動(ステッ
プ28)に先立ち、図2に示すステップ22以降の各処
理を実行する。
【0021】まず、CPU13は、電池抜け検出部15
のレジスタに記憶された電池抜け情報データをチェック
し、過去、主電池抜けまたは新規電池への交換が行われ
た形跡がないか否かの判断を実施する(ステップ2
2)。そして、その形跡がない場合には、そのままDC
/DCコンバータ18を起動し、電源電圧の発生および
そのロジック系回路17への供給を開始させる(ステッ
プ28)。
【0022】一方、主電池抜けまたは新規電池への交換
が行われた形跡が認められた場合には、電池抜け検出部
15をI/Oアクセスして大電流放電回路部1Bをある
一定時間ON状態とし、主電池19から大電流を流させ
る(ステップ23)。また、CPU13は、A/Dコン
バータ16から出力される主電池レベルデータをこの放
電の前後の各時点において取り込むことにより、放電前
後における主電池19の各電圧値の測定を行う(ステッ
プ24)。
【0023】ここで、この電子装置のシステムメモリ
(図示略)には、各種の電池毎に、大電流放電が行われ
た場合の電圧降下量を示す情報がデータベースとして記
憶されている。そこで、CPU13は、ステップ24に
おいて測定した放電前後における主電池19の電圧値の
電圧降下量を求め、この電圧降下量とデータベース内の
各種の電池に対応した電圧降下量とを比較検証し(ステ
ップ25)、この比較検証により主電池19の種類を識
別し、識別した電池の種類をシステムメモリにおける電
池属性レジスタに格納する(ステップ26および2
7)。そして、DC/DCコンバータ18を起動し、電
源電圧の発生およびそのロジック系回路17への供給を
開始させる(ステップ28)。
【0024】以後、主電池19の残存容量の検知が行わ
れた場合には、この電池属性レジスタの内容が参照さ
れ、主電池の種類に応じた態様で残存容量不足の警告等
が行われることとなる。なお、この図2に示すフローで
は、マンガン乾電池とNi−Cd二次電池の2種類のい
ずれかを識別するようにしているが、3種類以上の電池
についての電圧降下量のデータベースを用意し、主電池
19の電圧降下量をそれらと比較すれば、3種類以上の
電池を対象とした識別を行うことが可能であることは言
うまでもない。
【0025】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、電池の種類の識別を行うことができるため、この識
別した電池の種類の応じた態様で電池の残存容量不足の
警告等を行うことができる。なお、上記においては、電
池の種類の識別のみを説明したが、電池の残存容量の検
知については上述した従来技術と同様な方法で行えばよ
い。
【0026】また、本実施形態においては、主電池19
に大電流を流すことにより、電池の種類の識別を行った
が、この電池の種類の識別は電池抜け等の形跡が認めら
れる場合に限って行われる。従って、主電池19の容量
が不要に消費されるのを防止することができる。
【0027】B.第2の実施形態 この発明の第2の実施形態の構成を図3に示す。上記第
1の実施形態では、主電池19の抜けまたは交換をスイ
ッチ1Aにより検出し、電子装置の電源ON時に主電池
の抜けまたは交換の形跡が認められる場合に限り、主電
池19の放電を実施した。これに対し、本実施形態で
は、主電池3Dの抜けまたは交換の検出は実施せず、C
PU33は電子装置の電源ON時に無条件に放電制御部
39をI/Oアクセスし、これにより大電流放電回路部
3Bを動作させる。すなわち、本実施形態では、上記第
1の実施形態に比べて、機能の簡素化が図られている。
【0028】また、上記第1の実施形態では、大電流放
電回路部1Bによる主電池19の放電により電池の種類
の識別を行ったが、本実施形態では大電流放電回路部3
Bによる放電により主電池3Dの種類のみならず、残存
容量の検知をも行う。すなわち、次の通りである。
【0029】まず、上記第1の実施形態と同様、本実施
形態においても、電子装置の電源ON時に、CPU33
による制御の下、大電流放電回路部3Bにより主電池1
9の放電が行われ、A/Dコンバータ35により、この
放電前後の各時点における主電池3Dの各電圧値が測定
される。なお、電源ONの判定は、電源スイッチ31が
ONにされたことをCPU33がスイッチ検出部32を
介して検知することにより行われる。
【0030】ここで、本実施形態では、各種の電池毎
に、かつ、各電池の各残存容量毎に、大電流放電を行わ
ない状態での当該電池の出力電圧値と大電流放電を行っ
ている状態での当該電池の出力電圧値とを表す情報がデ
ータベースとしてシステムメモリ(図示略)に格納され
ている。
【0031】本実施形態におけるCPU33は、上記の
ように主電池3Dの放電前後の各時点での各電圧値を得
ると、これらの各電圧値とこのデータベースとを比較検
証し、主電池3Dの種類および残存容量の両方を求め
る。
【0032】そして、CPU33は、I/Oアドレスデ
コード部34を介して表示制御部36をI/Oアクセス
し、主電池3Dの残存容量を表示装置37に表示させ
る。また、残存容量が一定限度以下に低下した場合に
は、その旨を示す警告メッセージを表示装置37に表示
させる。この場合、いかなる残存容量のときに警告メッ
セージを表示するか、また、警告メッセージの内容をど
のようなものにするかは、主電池3Dの種類の識別結果
に応じて選択されることとなる。
【0033】以上説明したように、本実施形態によれば
同一のハードウェア構成を使用して電池の種類の識別と
電池の残存容量の推定を同時に行うことができるという
効果がある。また、大電流放電の前後での電池の電圧降
下量に基づいて残存容量の推定を行うので、電池の残存
容量が豊富な場合においても正確に残存容量を推定する
ことができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、大電流放電による電池の電圧降下量を測定するよう
にしたので、この測定結果に基づき、電池の種類の識別
を行うことができ、電池の残存容量不足の警告等を電池
の種類の応じた適切な方法で行うことができるという効
果がある(請求項1〜3)。また、この発明によれば、
大電流放電による電池の電圧降下量を測定することによ
り電池の残存容量を推定するようにしたので、電池の残
存容量が豊富な場合においても正確に残存容量を推定す
ることができるという効果がある(請求項1〜3)。ま
た、この発明によれば、簡単な構成により、電池の種類
の識別と残存容量の推定を同時に行うことができるとい
う効果がある(請求項2)。また、この発明によれば、
電池の抜けが検出された場合のみ大電流放電による電池
の種類の識別を行うようにしたので、電池の容量の無駄
な消費を防止することができるという効果がある(請求
項2)。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施形態である電池判定装
置を用いた電子装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施形態の動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】 この発明の第2の実施形態である電池判定装
置を用いた電子装置の構成を示すブロック図である。
【図4】 電池の残存容量を判定する従来の装置を用い
た電子装置の構成を示すブロック図である。
【図5】 同装置の動作を示す波形図である。
【符号の説明】
13,33 CPU(判定手段) 14,34 I/Oアドレスデコード部 15 電池抜け検出部 16,35 A/Dコンバータ 1B,3B 大電流放電回路部 19,3D 主電池

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池を電源とする電子装置に搭載される
    電池判定装置であって、 前記電子装置への電源供給を行っているときに前記電池
    に流れる消費電流以上の一定電流を前記電池に流す放電
    回路と、 前記放電回路による当該電池の放電を実施し、この放電
    による前記電池の電圧降下量に基づいて電池の種類また
    は残存容量を判定する判定手段とを具備することを特徴
    とする電池判定装置。
  2. 【請求項2】 前記電池の抜けまたは交換を検出し、検
    出結果を保持する電池抜け検出手段を有し、前記判定手
    段は、前記電子装置の電源投入時に前記電池抜け検出手
    段の保持内容を判定し、前記電池の抜けまたは交換の検
    出がなされている場合に限り、前記電池の種類の判定を
    行うことを特徴とする請求項1に記載の電池判定装置。
  3. 【請求項3】 電池を電源とする電子装置に搭載される
    電池判定装置であって、 前記電子装置への電源供給を行っているときに前記電池
    に流れる消費電流以上の一定電流を前記電池に流す放電
    回路と、 各電池の種類毎に、かつ、各電池の残存容量毎に、前記
    放電回路による放電を行わない状態での当該電池の出力
    電圧値と前記放電回路による放電を行っている状態での
    当該電池の出力電圧値とを記憶した記憶手段と、 前記放電回路による当該電池の放電を実施し、この放電
    を行わないときの前記電池の出力電圧とこの放電を行っ
    ているときの前記電池の出力電圧とを判定し、この判定
    結果と前記記憶手段の記憶内容とに基づいて前記電池の
    種類または残存容量を判定する判定手段とを具備するこ
    とを特徴とする電池判定装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009148033A (ja) * 2007-12-12 2009-07-02 Canon Inc 電源装置及びその制御方法
JP2016073063A (ja) * 2014-09-29 2016-05-09 キヤノン株式会社 電子機器およびその制御方法
JP2016101607A (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 日立工機株式会社 電動工具

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