JPH1089412A - 振動絶縁装置 - Google Patents

振動絶縁装置

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JPH1089412A
JPH1089412A JP24173196A JP24173196A JPH1089412A JP H1089412 A JPH1089412 A JP H1089412A JP 24173196 A JP24173196 A JP 24173196A JP 24173196 A JP24173196 A JP 24173196A JP H1089412 A JPH1089412 A JP H1089412A
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JP
Japan
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elastic body
elastic
load supporting
net
support member
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JP24173196A
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English (en)
Inventor
Shigeki Kimura
茂樹 木村
Shuichi Okamoto
修一 岡本
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Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広い荷重範囲に亘って物体を支持するに足り
る正味軸方向荷重支持能力を保ちつつ、正味軸方向剛さ
を低く設定して広い周波数範囲の振動を効率的に低減す
ることができるようにする。 【解決手段】 物体の支持部材1と定置される基礎部材
2との間に介在された第1弾性体3が発生する軸方向の
正剛さと、この第1弾性体3の作動に連繋される状態で
支持部材1と基礎部材2との間に介在された複数個の第
2弾性体4が発生する負剛さの代数和として正味軸方向
剛さを発生するとともに、第1弾性体3の荷重支持能力
と第2弾性体4の荷重支持能力の代数和として正味軸方
向荷重支持能力を発現させるように構成されている振動
絶縁装置において、各第2弾性体4の両端連結点A,B
のうち、少なくとも一端連結点を第1弾性体3の弾性主
軸方向に対して垂直な軸心周りに相対回転可能に構成し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車用エ
ンジン等の大きな質量を有する物体を支持するととも
に、この物体から基礎部材および基礎部材から物体への
振動伝達を絶縁あるいは低減するために用いられる振動
絶縁装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の振動絶縁装置において、物体に
与えられる振動数に対して装置の固有振動数が低いほど
優れた振動絶縁効果を発揮するものであることは自明で
あり、このような自明の理に沿って振動絶縁効果を高め
るべく装置の固有振動数をできるだけ低下させるために
は物体の支持部材と定置される基礎部材との間に介在さ
れる弾性体の剛さを低下することが考えられる。しかし
ながら、装置の固有振動数を低くするために弾性体の剛
さを低下する手段を採用すると、その弾性体の剛さの低
下に従って、物体の実効荷重による撓みが増大して該弾
性体による軸方向の荷重支持能力が低下するといったよ
うに、弾性体の剛さを低下させて装置の固有振動数を低
く設定することによる振動絶縁効果と荷重支持能力とは
相互に矛盾する二律背反の問題がある。
【0003】上記のような互いに相反する問題を解消す
る振動絶縁装置として、従来、特表平5−501441
号公報に示すような装置が開示されている。この公報に
開示されている振動絶縁装置の構成を図5で概略的に示
すと、物体の支持部材11と定置される基礎部材12と
の間に介在されて軸方向において正剛さを発生し、か
つ、軸方向の荷重支持能力を有する第1弾性体13と、
この第1弾性体13の作動に連繋される状態で上記支持
部材11と基礎部材12との間に介在されて軸方向にお
いて負剛さを発生し、かつ、軸方向の荷重支持能力を有
する複数個の第2弾性体14とを備え、上記第1弾性体
13による正剛さと上記第2弾性体14による負剛さの
代数和として正味軸方向剛さを発生するとともに、上記
第1弾性体13の荷重支持能力と上記第2弾性体14の
荷重支持能力の代数和として正味軸方向荷重支持能力を
発現させるように構成されたものであって、これを要約
すると、軸方向の正剛さを発生する第1弾性体13と軸
方向の負剛さを発生する複数個の第2弾性体14とを組
み合わせることにより、軸方向の正剛さを軸方向の負剛
さで相殺させてゼロまたはゼロに近い正味軸方向剛さを
発生させ、これによって、装置の固有振動数を低くして
振動絶縁効果を高めつつ、第1弾性体13の荷重支持能
力と上記第2弾性体14の荷重支持能力の代数和として
大きな正味軸方向荷重支持能力を発現させることを可能
としたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
表平5−501441号公報に開示された従来の振動絶
縁装置では、上記各第2弾性体14の両端部が上記支持
部材11および基礎部材12に対して共に固定連結され
たものであるから、支持部材11に物体の大きな質量が
加わったとき、それら第2弾性体14の固定連結点にこ
じれやねじれが働くことになるため、これら第2弾性体
14により発生される軸方向の負剛さ(非線形性)は図
3の荷重−撓み特性曲線の点線で示すようになって、実
用荷重範囲での負剛さを大きくとれず、したがって、装
置の固有振動数を低く設定することによる振動絶縁効果
と大きな荷重支持能力とを両立させ得る範囲が非常に狭
く、実用性に欠けるものであった。
【0005】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、広い荷重範囲に亘って物体を支持するに足り
る正味軸方向荷重支持能力を保ちつつ、正味軸方向剛さ
を低く設定して広い周波数範囲の振動を効率的に低減す
ることができる振動絶縁装置を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明に係る振動絶縁装置は、物体
の支持部材と定置される基礎部材との間に介在されて軸
方向において正剛さを発生し、かつ、軸方向の荷重支持
能力を有する第1弾性体と、この第1弾性体の作動に連
繋される状態で上記支持部材と基礎部材との間に介在さ
れて軸方向において負剛さを発生し、かつ、軸方向の荷
重支持能力を有する複数個の第2弾性体とを備え、上記
第1弾性体による正剛さと上記第2弾性体による負剛さ
の代数和として正味軸方向剛さを発生するとともに、上
記第1弾性体の荷重支持能力と上記第2弾性体の荷重支
持能力の代数和として正味軸方向荷重支持能力を発現さ
せるように構成されている振動絶縁装置において、上記
各第2弾性体の両端における上記支持部材および上記基
礎部材に対する連結点のうち、少なくとも一端連結点が
上記第1弾性体の弾性主軸方向に対して垂直な軸心周り
に相対回転可能に構成されていることを特徴とするもの
である。
【0007】上記のような構成の請求項1に記載の発明
によれば、第1弾性体により発生される軸方向の正剛さ
を、上記第1弾性体の作動に連繋して複数個の第2弾性
体により発生される軸方向の負剛さにより相殺させてゼ
ロまたはゼロに近い正味軸方向剛さを発現させるが、こ
のとき、第2弾性体の両端における支持部材および基礎
部材に対する連結点のうち、少なくとも一端連結点を上
記第1弾性体の弾性主軸方向に対して垂直な軸心周りに
相対回転可能に構成することにより、第2弾性体にこじ
れやねじれなどを働らかせないで、これら第2弾性体に
より発生される軸方向の負剛さ(非線形性)を実用荷重
範囲で大きくとることが可能となる。これによって、第
1弾性体の荷重支持能力と上記第2弾性体の荷重支持能
力の代数和としての正味軸方向荷重支持能力を大きくし
て広い荷重範囲に亘って物体を支持させることができる
ものでありながら、正剛さと負剛さの代数和としての正
味軸方向剛さを低く設定して、広い周波数範囲の振動を
効率的に低減することが可能となる。
【0008】上記請求項1に記載の発明に係る振動絶縁
装置において、請求項2に記載したように、上記各第2
弾性体の両端における上記支持部材および上記基礎部材
に対する連結点を共に上記第1弾性体の弾性主軸方向に
対して垂直な軸心周りに相対回転可能に構成する場合
は、上記各第2弾性体に無理な力をかけないで負剛さを
より大きくとれて、正味軸方向剛さを一層低く設定する
ことが可能となる。
【0009】また、上記請求項1または2に記載の発明
に係る振動絶縁装置において、上記第2弾性体として
は、請求項3に記載したように、上記第1弾性体を中心
とする直径方向の対向位置に1対配置し、これら1対の
第2弾性体により上記支持部材を基礎部材および第1弾
性体に対して平衡位置に支持させる構成、あるいは、請
求項4に記載したように、上記第1弾性体を中心として
放射状に3個以上配置し、これら3個以上の第2弾性体
により上記支持部材を基礎部材および第1弾性体に対し
て平衡位置に支持させる構成のいずれであってもよい。
【0010】さらに、上記請求項1ないし4のいずれか
に記載の発明に係る振動絶縁装置において、請求項5に
記載したように、上記正味軸方向剛さ及び正味軸方向荷
重支持能力を調整可能とする手段を有している構成を採
用する場合は、質量物体の加速度の方向や大きさ等に応
じて正味軸方向剛さ及び正味軸方向荷重支持能力を適切
に調整することが可能で、物体の使用条件の変動にかか
わらず所定の振動低減機能を発揮させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にもとづいて説明する。図1は本発明に係る振動絶縁装
置を自動車用エンジンマウントに適用した例を示す側面
図、図2はその平面図であり、同図において、1は物体
であるエンジン(図示省略する)を載置固定する支持部
材、2はエンジンルームに固定される基礎部材で、これ
ら支持部材1と基礎部材2との間には、軸方向(紙面上
の上下方向)において正剛さを発生し、かつ、上記軸方
向の荷重支持能力を有するゴム製の第1弾性体3が介在
されている。
【0012】4は上記第1弾性体3を中心とする直径方
向の対向位置に配置された一対のゴムブッシュからなる
第2弾性体で、これら一対の第2弾性体4は上記支持部
材1と上記基礎部材2における一対の立上がり部2A,
2Aの上端部との間に介在されて上記第1弾性体3の作
動に連繋して上記軸方向において負剛さを発生し、か
つ、上記軸方向の荷重支持能力を有し、上記支持部材1
およびエンジンを上記基礎部材2および第1弾性体3に
対して平衡位置に支持するものであり、これら一対の第
2弾性体4による負剛さと上記第1弾性体3による正剛
さの代数和として正味軸方向剛さを発生するとともに、
上記第1弾性体3による荷重支持能力と一対の第2弾性
体4による荷重支持能力の代数和として正味荷重支持能
力を発現させるように構成されている。
【0013】上記一対の第2弾性体4の両端における上
記支持部材1および基礎部材2の立上がり部2A,2A
に対する連結点A,Bは共にリニアブッシュ5,5を介
して上記第1弾性体3の弾性主軸方向x−yに対して垂
直な軸心周りに相対回転可能に構成されている。また、
上記一対の第2弾性体4における上記支持部材1側の連
結点Aは該支持部材1のサイド板部1A,1Aに形成さ
れた長溝6,6に沿って水平方向に変位可能に支持され
ているとともに、これら変位連結点Aを構成するリニア
ブッシュ5の外周面に当接するテーパ面7Aをもった弾
性調整治具7をねじ機構8を介して上記支持部材1に上
記第1弾性体3の弾性主軸方向x−yに位置調整可能に
保持させており、この弾性調整治具7を上記第1弾性体
3の弾性主軸方向x−yに位置調整することにより、上
記第2弾性体4による負剛さおよび荷重支持能力、すな
わち、上記正味軸方向剛さおよび正味荷重支持能力を調
整可能に構成している。
【0014】上記のように構成された振動絶縁装置にお
いては、上記支持部材1にエンジンの大きな荷重が加え
られて第1弾性体3が弾性撓み作動するとき、第2弾性
体4の連結点A,Bにこじれやねじれなどを働かせるこ
となく、これら第2弾性体4の連結点A,Bを上記第1
弾性体3の弾性主軸方向x−yに相対回転させることに
より、第2弾性体4より発生される軸方向の負剛さ(非
線形性)を図3の荷重−撓み特性曲線の実線で示すよう
に実用荷重範囲で大きくとれる。これによって、第1弾
性体3による荷重支持能力と上記第2弾性体4の荷重支
持能力の代数和としての正味軸方向荷重支持能力を大き
くして質量の大きいエンジンをも十分に支持させること
ができるものでありながら、正剛さと負剛さの代数和と
しての正味軸方向剛さを低く設定して、エンジンから車
体および車体からエンジンへの広い周波数範囲の振動を
効率的に低減することが可能となる。
【0015】また、弾性調整治具7を上記第1弾性体3
の弾性主軸方向x−yに位置調整することにより、上記
正味軸方向剛さおよび正味荷重支持能力を任意に調整す
ることが可能であるから、エンジンの加速度の方向や大
きさ等に応じて正味軸方向剛さ及び正味軸方向荷重支持
能力を適切に調整することにより、エンジンの設置条件
や振動発生条件の変動にかかわらず所定の振動低減機能
を発揮させることができる。
【0016】なお、上記実施の形態では、本発明に係る
振動絶縁装置を自動車用エンジンマウントに適用した例
について説明したが、これ以外に、いかなる振動物体に
対する振動絶縁に適用しても上記実施の形態と同様な効
果を奏するものである。例えば、図4は振動絶縁装置の
他の実施の形態を示す概略平面図であり、円盤状の振動
物体支持部材1と基礎部材2との間の軸芯中央部にゴム
製の第1弾性体3を介在させるとともに、上記第1弾性
体3を中心として放射状に3個以上(図4では4個で示
すが、3個以上であればよい)配置した第2弾性体4を
上記支持部材1と基礎部材2における立上がり部2Aと
の間に介在し、これら各第2弾性体3の両端連結点A,
Bを共に上記第1弾性体3の弾性主軸方向x−yに対し
て垂直な軸心周りに相対回転可能に構成し、かつ、これ
ら各第2弾性体4の基礎部材2における立上がり部2A
に対する連結点Bの位置をねじ機構9を介して径方向に
調整可能に構成したものである。
【0017】上記図4に示す構成の振動絶縁装置におい
ても、各第2弾性体4より発生される軸方向の負剛さ
(非線形性)を実用荷重範囲で大きくとれ、第1弾性体
3による荷重支持能力と上記各第2弾性体4の荷重支持
能力の代数和としての正味軸方向荷重支持能力を大きく
して質量の大きいエンジンをも十分に支持させることが
できるものでありながら、正剛さと負剛さの代数和とし
ての正味軸方向剛さを低く設定して、あらゆる方向から
の広い周波数範囲の振動を効率的に低減することが可能
となる。
【0018】また、第1弾性体3および第2弾性体4と
して、上記実施の形態では、ゴム製のものを用いたが、
コイルスプリングを使用してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜4に記載の発
明によれば、第1弾性体が発生する正剛さに対抗して負
剛さを発生する複数個の第2弾性体の両端の支持部材お
よび基礎部材に対する連結点のうち、少なくとも一端連
結点を第1弾性体の弾性主軸方向に対して垂直な軸心周
りに相対回転可能に構成したことによって、第2弾性体
にこじれやねじれなどを働らかせないで、これら第2弾
性体により発生される軸方向の負剛さ(非線形性)を実
用荷重範囲で大きくとることができる。したがって、第
1および第2弾性体の組み合わせにより正味軸方向荷重
支持能力を大きくして広い荷重範囲に亘って物体を支持
させることができるものでありながら、正剛さと負剛さ
の代数和としての正味軸方向剛さを低く設定して、広い
周波数範囲の振動を効率的に低減することができるとい
う効果を奏する。
【0020】特に、上記振動絶縁装置において、請求項
2に記載したように、上記各第2弾性体の両端における
上記支持部材および上記基礎部材に対する連結点を共に
上記第1弾性体の弾性主軸方向に対して垂直な軸心周り
に相対回転可能に構成するときは、上記各第2弾性体に
無理な力をかけないで負剛さをより大きく、かつ正味軸
方向剛さをより低く設定することができて、振動低減効
果を一層高めることができる。
【0021】また、請求項5に記載の発明によれば、上
記1〜4に記載の発明の効果に加えて、質量物体の加速
度の方向や大きさ等に応じて正味軸方向剛さ及び正味軸
方向荷重支持能力を適切に調整することが可能で、物体
の使用条件の変動にかかわらず所定の振動低減機能を発
揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る振動絶縁装置を自動車用エンジン
マウントに適用した例を示す一部切欠き側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本発明に係る振動絶縁装置および従来の振動絶
縁装置の荷重−撓み曲線を比較して示す特性図である。
【図4】本発明に係る振動絶縁装置の他の実施形態を示
す概略平面図である。
【図5】従来の振動絶縁装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 支持部材 2 基礎部材 3 第1弾性体 4 第2弾性体 A,B 連結点

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体の支持部材と定置される基礎部材と
    の間に介在されて軸方向において正剛さを発生し、か
    つ、軸方向の荷重支持能力を有する第1弾性体と、 この第1弾性体の作動に連繋される状態で上記支持部材
    と基礎部材との間に介在されて軸方向において負剛さを
    発生し、かつ、軸方向の荷重支持能力を有する複数個の
    第2弾性体とを備え、 上記第1弾性体による正剛さと上記第2弾性体による負
    剛さの代数和として正味軸方向剛さを発生するととも
    に、上記第1弾性体の荷重支持能力と上記第2弾性体の
    荷重支持能力の代数和として正味軸方向荷重支持能力を
    発現させるように構成されている振動絶縁装置におい
    て、 上記各第2弾性体の両端における上記支持部材および上
    記基礎部材に対する連結点のうち、少なくとも一端連結
    点が上記第1弾性体の弾性主軸方向に対して垂直な軸心
    周りに相対回転可能に構成されていることを特徴とする
    振動絶縁装置。
  2. 【請求項2】 上記各第2弾性体の両端における上記支
    持部材および上記基礎部材に対する連結点が共に上記第
    1弾性体の弾性主軸方向に対して垂直な軸心周りに相対
    回転可能に構成されている請求項1に記載の振動絶縁装
    置。
  3. 【請求項3】 上記第2弾性体は、上記第1弾性体を中
    心とする直径方向の対向位置に1対配置されており、こ
    れら1対の第2弾性体により上記支持部材を基礎部材お
    よび第1弾性体に対して平衡位置に支持させている請求
    項1または2に記載の振動絶縁装置。
  4. 【請求項4】 上記第2弾性体は、上記第1弾性体を中
    心として放射状に3個以上配置されており、これら3個
    以上の第2弾性体により上記支持部材を基礎部材および
    第1弾性体に対して平衡位置に支持させている請求項1
    または2に記載の振動絶縁装置。
  5. 【請求項5】 上記正味軸方向剛さ及び正味軸方向荷重
    支持能力を調整可能とする手段を有している請求項1な
    いし4のいずれかに記載の振動絶縁装置。
JP24173196A 1996-09-12 1996-09-12 振動絶縁装置 Withdrawn JPH1089412A (ja)

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