JPH1089326A - 非静止負荷のための固定エレメント - Google Patents

非静止負荷のための固定エレメント

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JPH1089326A
JPH1089326A JP9167161A JP16716197A JPH1089326A JP H1089326 A JPH1089326 A JP H1089326A JP 9167161 A JP9167161 A JP 9167161A JP 16716197 A JP16716197 A JP 16716197A JP H1089326 A JPH1089326 A JP H1089326A
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フリッシュマン アルベルト
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    • F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B13/00—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
    • F16B13/14—Non-metallic plugs or sleeves; Use of liquid, loose solid or kneadable material therefor
    • F16B13/141—Fixing plugs in holes by the use of settable material
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16B31/00—Screwed connections specially modified in view of tensile load; Break-bolts
    • F16B31/04—Screwed connections specially modified in view of tensile load; Break-bolts for maintaining a tensile load
    • F16B31/043—Prestressed connections tensioned by means of liquid, grease, rubber, explosive charge, or the like

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非静止負荷のための固定エレメントであっ
て、硬化可能なモルタル材料を用いて穿孔内に固定され
たボルトを備えており、該ボルトにエネルギ貯蔵部が配
置されている形式のものにおいて、ダイナミック的に負
荷可能な取付のための固定エレメントを提供して、該固
定エレメントが予荷重力をコンスタントに維持して、か
つ所要スペースのわずかな取付を可能にする。 【解決手段】 固定領域を形成するエネルギ貯蔵部３が
ボルト１の、穿孔内に位置する前方の端部及び固定領域
１３に支持されるように配置されており、ボルト１が外
面に固定領域１３の長さに亙って結合を阻止する手段１
２を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、非静止負荷のため
の固定エレメントであって、機械、搬送装置若しくはほ
かの構成部分を固定するために、固定領域を形成する硬
化可能なモルタル材料を用いて穿孔内に固定されたボル
トを備えており、該ボルトにエネルギ貯蔵部が配置され
ている形式のものに関する。
【０００２】
【従来の技術】固定エレメントは、静止することのない
ダイナミックな負荷に対して例えば機械、搬送装置若し
くはほかの構成部分を固定するために必要であり、ダイ
ナミックな高い、しばしば衝撃的な負荷を受容するよう
になっている。このために使用される公知の固定エレメ
ントはたいていは固定基礎内への装着の後に軸線方向に
予荷重を掛けられ、固定部に作用するダイナミックな強
い力を固定基礎内に導くようになっている。実際に、生
ぜしめられた予荷重は、発生するダイナミックな負荷に
より短い時間で著しく減少される。予荷重力のこのよう
な減少を避けるためにドイツ連邦共和国特許出願公開第
３３３１０９７号明細書により提案されただぼ(Duebel)
はボルトの対向支承部(Gegenlager)と固定すべき対象物
との間に配置されたばねエレメントの形のエネルギ貯蔵
部を備えている。ばねエレメントは許容される使用荷重
に関連した応力を有していて、穿孔の外側に配置されて
いる。欠点として高い負荷交番数において個別のばね間
に大きな面圧が生じて、このような面圧はばね面の擦過
腐食による損傷を生ぜしめる。その結果として、予荷重
力の急激な減少が生じ、このような減少はだぼの滑りを
もたらし、かつ固定部の機能低下を生ぜしめる。さらに
エネルギ貯蔵部の弾力も低下し、その結果、ダイナミッ
クな負荷の吸収能力が失われる。
【０００３】さらに、固定すべき対象物の外面への前記
ばねエレメントの配置はスペース上の理由から多くの場
合に不可能である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前記公知技術から出発
して本発明の課題は、ダイナミック的に負荷可能な取付
のための固定エレメントを提供して、該固定エレメント
が予荷重力をコンスタントに維持して、かつ所要スペー
スのわずかな取付を可能にすることである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の構成では、エネルギ貯蔵部がボルトの、穿孔
内に位置する前方の端部及び固定領域に支持されるよう
に配置されており、ボルトが外面に固定領域の長さに亙
って結合を阻止する手段を備えている。
【０００６】ボルトの、穿孔内に位置する前方の端部に
配置されたエネルギ貯蔵部は、固定領域を形成する硬化
された結合材料に支えられ、その結果、ボルトを介して
導入されるダイナミックな負荷がエネルギ貯蔵部によっ
て受け止められる。固定領域内でのボルトの軸線方向の
運動性が、ボルトに備えられた結合阻止手段によって達
成される。ボルトの前方の端部に配置された、若しくは
ナットによって形成されたストッパを介して、ボルトの
振動エネルギがエネルギ貯蔵部内に伝達される。エネル
ギ伝達によって、エラストマ若しくは金属フォームから
成りかつ２つの鋼プレート間に取り囲まれたエネルギ貯
蔵部が穿孔壁に圧着して、固定エレメントの緊定力(Spa
nnkraft)が確実にコンスタントに維持される。エネルギ
貯蔵部をボルトの、穿孔内に位置する前方の端部に設け
ることによって、固定対象物の取付のためにボルトの、
固定対象物の締め付け厚さに合わせられた突出長さだけ
しか必要でない。従って、本発明に基づく固定エレメン
トを用いては、ダイナミックな負荷を吸収する所要スペ
ースのわずかな固定が可能である。
【０００７】発泡された材料、特にアルミニウムフォー
ム(Aluminiumschaum)の使用は特に、衝撃エネルギを完
全に消滅させるために適している。発泡された金属の弾
性モジュール(Elastitaetsmodul)は広い範囲で変化可能
であるので、エネルギ貯蔵部のエネルギ吸収に影響を及
ぼして、見込まれる急速負荷に固定エレメントの弾性を
調節することが可能である。
【０００８】固定するために、固定エレメントが穿孔内
に差し込まれる。ボルトと穿孔壁との間の縦間隙(Laeng
sspalt)が硬化可能なモルタル材料で満たされる。モル
タル材料の硬化の後に穿孔内に固定された硬いモルタル
コアが生じ、該モルタルコアはボルトを取り囲み、エネ
ルギ貯蔵部のための支えとして作用する。
【０００９】結合阻止の手段として、例えば塗料(Lack)
の形の被覆が用いられる。被覆としての塗料の使用に際
して、ラジカル(radikalisch)で硬化する反応樹脂系、
例えばｔ-ブチルカテコール(t-Butylcatechol)若しくは
フェノール樹脂塗料(Phehnolharzlack)が添加されてい
てよい。金属から成る被覆、例えば電気メッキ被覆を施
すことも可能である。ボルトが、ある程度の滑り特性を
有しかつポリシロキサン、ポリオレフィン、ポリテトラ
フルオルエチレン(Polytetrafluoraethylen)、ポリプロ
ピレン、及び類似のものをベースに成るプラスチックシ
ートのような分離手段を備えていてよい。グラファイ
ト、硫化亜鉛、硫化モリブデン、金属石鹸及びワックス
のような滑剤も可能である。ボルトとエネルギ貯蔵部と
の間の結合部は変化可能に構成されていてよく、例えば
エネルギ貯蔵部がボルトにねじで取り付けられ、若しく
はボルトの周囲が発泡された金属で射出成形されていて
よい。エネルギ貯蔵部がボルトと接着され、若しくは座
金及びナットによって堅く保持されていてよい。
【００１０】
【発明の実施の形態】図１に示す固定エレメントはボル
ト１及びエネルギ貯蔵部(Energiespeicher)３から成っ
ており、エネルギ貯蔵部はボルト１の、穿孔７内に位置
する前方の端部に配置されていてかつ、硬化されて固定
領域を形成する結合材料(Verbund-masse)に支えられ
る。ボルト１の外周面は結合阻止の手段(Mittel)２を備
えている。ボルト１と穿孔壁との間のリング間隙は、硬
化可能なモルタル材料(Moertelmasse)で満たされてい
る。エネルギ貯蔵部３は２つの鋼プレート４間に配置さ
れたエラストマから成っている。さらにボルト１の前方
の端部にナット５を取り付けてあり、ナットはストッパ
として役立っていて、エネルギ貯蔵部３内へのボルト１
の振動エネルギの伝達を可能にする。リング間隙の充填
は図２に示すカニューレ１１を介して行われる。モルタ
ル材料の硬化の後に、図３に示してあるように、ボルト
１を取り囲むリング状の硬いモルタルコア(Moertelker
n)１３が生じる。
【００１１】図３に示す固定基礎８は有利には、ソリッ
ドレンガ(Vollziegel)、灰砂レンガ(Kalksandstein)、
若しくはコンクリートのような均質な硬い建築材料から
成っている。
【００１２】固定基礎８に固定すべき構成部分１２はナ
ット５ａ及び座金１７を用いて固定エレメントの上縁部
１８に圧着される。
【００１３】図４は、図１に類似して、穿孔内に差し込
んだ後の本発明に基づく固定エレメントを示しており、
この場合エネルギ貯蔵部３ａが金属フォーム(metallisc
herSchaum)から成っている。エネルギ貯蔵部３ａは２つ
の鋼プレート４間に配置されている。固定エレメントの
予荷重(Vorspannen)に基づき、エネルギ貯蔵部３ａの圧
縮が行われる。この場合、エネルギ貯蔵部３ａは図５に
示すように穿孔壁に圧着される。
【００１４】図６に示してある別の形のエネルギ貯蔵部
３は皿ばね(Tellerfeder)１９から成っており、皿ばね
は２つの鋼プレート間に配置されたエラストマ製のエネ
ルギ貯蔵部３内にはめ込まれている。固定エレメントの
予荷重に基づきばねが図７に示すように軸線方向で変形
する。
【００１５】図１及び図３に示す本発明に基づく固定エ
レメントに作用する非静止負荷(nichtruhende Belastun
g)の実際の例が、図８に示してある。
【００１６】図４及び図５に示す固定エレメントに作用
する非静止負荷の実際の例が、図９に示してある。
【図面の簡単な説明】
【図１】穿孔内に挿入した状態の本発明に基づく固定エ
レメントの縦断面図
【図２】縦間隙内への充填段階の図１の固定エレメント
の縦断面図
【図３】予荷重の掛けられた状態の図１の固定エレメン
トの縦断面図
【図４】別のエネルギ貯蔵部を備えた本発明に基づく固
定エレメントの縦断面図
【図５】予荷重の掛けられた状態の図４の固定エレメン
トの縦断面図
【図６】別のエネルギ貯蔵部を備えた本発明に基づく固
定エレメントの縦断面図
【図７】予荷重の掛けられた状態の図６の固定エレメン
トの縦断面図
【図８】図１及び図３の固定エレメントに作用する非静
止負荷の特性線図
【図９】図４及び図５の固定エレメントに作用する非静
止負荷の特性線図
【符号の説明】
１ ボトル、 ２ 手段、 ３ エネルギ貯蔵部、
４ 鋼プレート、５ ナット、 ７ 穿孔、
８ 固定基礎、 １１ カニューレ、１２ 構成部
分、 １３ モルタルコア、 １７ 座金、 １
９ 皿ばね

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 非静止負荷のための固定エレメントであ
    って、機械、搬送装置若しくはほかの構成部分を固定す
    るために、固定領域を形成する硬化可能なモルタル材料
    を用いて穿孔内に固定されたボルトを備えており、該ボ
    ルトにエネルギ貯蔵部が配置されている形式のものにお
    いて、エネルギ貯蔵部（３）がボルト（１）の、穿孔内
    に位置する前方の端部及び固定領域（１３）に支持され
    るように配置されており、ボルト（１）が外面に固定領
    域（１３）の長さに亙って結合を阻止する手段（１２）
    を備えていることを特徴とする、非静止負荷のための固
    定エレメント。
  2. 【請求項２】 エネルギ貯蔵部（３）がリング部材とし
    て形成されていて、２つの鋼プレート（４）間に配置さ
    れている請求項１記載の固定エレメント。
  3. 【請求項３】 エネルギ貯蔵部（３）がエラストマから
    製造されていて、２つの鋼プレート（４）間に配置され
    ている請求項１記載の固定エレメント。
  4. 【請求項４】 エネルギ貯蔵部（３）が金属フォームか
    ら製造されていて、２つの鋼プレート（４）間に配置さ
    れている請求項１記載の固定エレメント。
  5. 【請求項５】 エラストマから形成されたエネルギ貯蔵
    部（３）内にばねが埋め込まれている請求項３記載の固
    定エレメント。
  6. 【請求項６】 エネルギ貯蔵部（３）がアルミニウムフ
    ォームから成っている請求項４記載の固定エレメント。
  7. 【請求項７】 結合阻止の手段（２）がゴムホースであ
    る請求項１記載の固定エレメント。
  8. 【請求項８】 結合阻止の手段（２）が被覆手段である
    請求項１記載の固定エレメント。
  9. 【請求項９】 被覆手段が滑り塗料、ワックス、若しく
    はエポキシアクリレート樹脂である請求項７記載の固定
    エレメント。
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