JPH1087424A - 界面活性物質および電解質を含有する起泡性もしくは起泡可能な調製物 - Google Patents

界面活性物質および電解質を含有する起泡性もしくは起泡可能な調製物

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JPH1087424A
JPH1087424A JP9215470A JP21547097A JPH1087424A JP H1087424 A JPH1087424 A JP H1087424A JP 9215470 A JP9215470 A JP 9215470A JP 21547097 A JP21547097 A JP 21547097A JP H1087424 A JPH1087424 A JP H1087424A
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acid
surfactant
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JP9215470A
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Heinrich Dr Gers-Barlag
ハインリヒ・ゲルス−バルラーク
Anja Mueller
アンヤ・ミユラー
Peter Maurer
ペーター・マウラー
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Beiersdorf AG
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 界面活性物質および電解質を含有する起泡性
もしくは起泡可能な調製物の提供。 【解決手段】 (a)グルコース誘導体から成る群から
選択される1種もしくはそれ以上の界面活性物質、
(b)グリセロールモノカルボン酸もしくはグリセロー
ルジカルボン酸のモノエステルから成る群から選択され
る1種もしくはそれ以上の界面活性物質、ならびに
(c)1種もしくはそれ以上の化粧用にもしくは製薬学
的に許容される電解質、の活性物質の組み合わせ剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は起泡性もしくは起泡可能
な化粧用および皮膚科用の調製物、とりわけ化粧用およ
び皮膚科用のスキンケア調製物に関する。ひとつの具体
的な態様において、本発明はさらに後起泡の化粧用およ
び皮膚科用の調製物に関する。
【0002】
【従来の技術】起泡性もしくは起泡可能な化粧用調製物
はそれ自身既知である。泡は活性物質の皮膚上への優れ
た分布を可能にする。しかしながら、泡は通常、その皮
膚との適合性がしばしば乏しい特定の界面活性剤を使用
することによってのみ得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ひとつの具体的な態様
において、本発明は化粧用クレンジング剤に関する。
【0004】そうした作用物質はそれ自身既知である。
それらは本質的に界面活性物質もしくは多様な調製物に
て消費者に提供される物質の混合物である。
【0005】この種類の調製物の例はフォームバスおよ
びシャワーバス、固形および液体の石鹸もしくはいわゆ
る「合成洗剤」(合成の洗剤)、シャンプー、手洗い用
パスタ、完全な衛生のための石鹸、幼児のための特定の
洗浄剤、などである。
【0006】界面活性物質−最もよく知られるのは高級
脂肪酸のアルカリ金属塩すなわち慣習的な「石鹸」であ
る−は、水中の有機非極性物質を乳化することが可能な
両親媒性物質である。
【0007】これらの両親媒性物質は、皮膚および髪か
ら汚れを洗浄するのみならず、界面活性剤もしくは界面
活性剤の混合物の選択により、より大きなもしくはより
小さな程度、皮膚および粘膜を刺激する。
【0008】化粧用組成物の最も普遍的な界面活性剤は
ラウリルエーテル硫酸ナトリウムである。それは良好な
洗浄力を有しかつある程度まで皮膚および粘膜に適合す
るとは言え、感受性の人々はそれとの頻繁な接触を避け
るべきである。
【0009】多数の非常に穏やかな界面活性剤が入手可
能であるとは言え、最先端技術の界面活性剤は、穏やか
ではあるがしかし良好に洗浄しないか、もしくはそれら
は良好に洗浄するがしかし皮膚もしくは粘膜を刺激する
かのいずれかである。
【0010】後起泡調製物は後起泡シェービングジェル
などのような特別の製品としてしばしば見出される。こ
れらの製品は最初にエアゾル容器から液体の形態で皮膚
に適用され、そしてそこでのみ、短い待機の後、存在す
る後起泡剤の影響下に実際の泡、例えばシェービングフ
ォームを顕出させる。例えばエアゾル容器から皮膚に適
用される場合に既に泡の形態にある既製の泡と比較され
るそうした調製物の利点は改善された湿潤である。これ
はシェービングフォームの場合に有利である。なぜなら
あごひげのより完全な湿潤は剃刀がより容易に滑ること
を意味するからである。
【0011】かように後起泡調製物はそれ自身既知であ
る。米国特許第3,541,581号明細書は、そうした調製物
の不可欠な構成物として水、石鹸(すなわち高級脂肪酸
の水溶性塩)、ゲル化剤および後起泡剤を示す。このタ
イプの他の調製物もまた既知であるが、しかしそれら全
ては、商業的に洗練されないことおよび/もしくは低刺
激の可能性の要求に合致できないという欠点を有する。
【0012】本発明の目的は、かように、最先端技術を
強化しかつその欠点を改善することであった。
【0013】
【課題を解決するための手段】
(a)構造式
【0014】
【化3】
【0015】式中、Rは1ないし24個の炭素原子を有す
る分枝状もしくは非分枝状のアルキル基であり、R1
水素原子または1ないし24個の炭素原子を有する分枝状
もしくは非分枝状のアルキル基のいずれかであり、そし
てR2は水素原子または1ないし24個の炭素原子を有す
る分枝状もしくは非分枝状のアシル基のいずれかであ
る、のグルコース誘導体から成る群から選択される1種
もしくはそれ以上の界面活性物質、(b)一般式
【0016】
【化4】
【0017】式中、R3は6〜24個の炭素原子を有する
分枝状もしくは非分枝状のアシル基である、のグリセロ
ールモノカルボン酸もしくはグリセロールジカルボン酸
のモノエステルから成る群から選択される1種もしくは
それ以上の界面活性物質、ならびに(c)1種もしくは
それ以上の化粧用にもしくは製薬学的に許容される電解
質、の活性物質の組み合わせ剤が、最先端技術の欠点を
改善することは驚くべきことであり、かつ、当業者によ
り予期され得なかった。
【0018】とりわけ、本発明は、(a)構造式
【0019】
【化5】
【0020】式中、Rは1ないし24個の炭素原子を有す
る分枝状もしくは非分枝状のアルキル基であり、R1
水素原子または1ないし24個の炭素原子を有する分枝状
もしくは非分枝状のアルキル基のいずれかであり、そし
てR2は水素原子または1ないし24個の炭素原子を有す
る分枝状もしくは非分枝状のアシル基のいずれかであ
る、のグルコース誘導体から成る群から選択される1種
もしくはそれ以上の界面活性物質、(b)一般式
【0021】
【化6】
【0022】式中、R3は6〜24個の炭素原子を有する
分枝状もしくは非分枝状のアシル基である、のグリセロ
ールモノカルボン酸もしくはグリセロールジカルボン酸
のモノエステルから成る群から選択される1種もしくは
それ以上の界面活性物質、(c)1種もしくはそれ以上
の化粧用にもしくは製薬学的に許容される電解質、
(d)とりわけ化粧用にもしくは製薬学的に許容される
他の物質を包含する、可溶性および/もしくは分散可能
な慣習的物質を含有しうる水相、ならびに(e)場合に
よっては可溶性および/もしくは分散可能な化粧用にも
しくは製薬学的に許容される慣習的物質を含有しうる油
相、の活性物質の組み合わせ剤を含有する化粧用もしく
は製薬学的な調製物により具現化され、かつ泡の形態に
ある。
【0023】とりわけ、泡状の化粧用もしくは製薬学的
な調製物の製造のための (a)構造式
【0024】
【化7】
【0025】式中、Rは1ないし24個の炭素原子を有す
る分枝状もしくは非分枝状のアルキル基であり、R1
水素原子または1ないし24個の炭素原子を有する分枝状
もしくは非分枝状のアルキル基のいずれかであり、そし
てR2は水素原子または1ないし24個の炭素原子を有す
る分枝状もしくは非分枝状のアシル基のいずれかであ
る、のグルコース誘導体から成る群から選択される1種
もしくはそれ以上の界面活性物質、(b)一般式
【0026】
【化8】
【0027】式中、R3は6〜24個の炭素原子を有する
分枝状もしくは非分枝状のアシル基である、のグリセロ
ールモノカルボン酸もしくはグリセロールジカルボン酸
のモノエステルから成る群から選択される1種もしくは
それ以上の界面活性物質、(c)1種もしくはそれ以上
の化粧用にもしくは製薬学的に許容される電解質、
(d)とりわけ化粧用にもしくは製薬学的に許容される
他の物質を包含する、可溶性および/もしくは分散可能
な慣習的物質を含有しうる水相、ならびに(e)場合に
よっては可溶性および/もしくは分散可能な化粧用にも
しくは製薬学的に許容される慣習的物質を含有しうる油
相、の活性物質の組み合わせ剤の使用は、本発明の有利
な態様を代表する。
【0028】Rは有利には非分枝状のアルキル基から成
る群から選択され、ミリスチル基、パルミチル基、ステ
アリル基およびエイコシル基が好まれる。
【0029】R1は有利には水素原子であり得るが、し
かし好ましくはメチル、エチル、プロピルおよびイソプ
ロピルから成る群から選択される。
【0030】R2は有利には水素原子であり得るが、し
かし同等に有利にはミリストイル、パルミトイル、ステ
アロイルおよびエイコシルから成る群から選択され得
る。
【0031】物質
【0032】
【化9】
【0033】のほぼ同等な部分から成るセスキステアリ
ン酸メチルグルコースは、とりわけ、有利には、界面活
性物質としてグルコース誘導体から成る群から選択され
る。こうした混合物は、例えばTh.ゴールドシュミッ
ト合資会社(Goldschmidt KG)から商標テゴ[Tego](商
標) ケア PSで商業的に入手可能である。
【0034】R3は好ましくはミリスチル基、パルミチ
ル基、ステアリル基もしくはエイコシル基である。
【0035】例えばTh.ゴールドシュミット合資会社
(Goldschmidt KG)から商標テギン[Tegin](商標)
Mで商業的に入手可能であるステアリン酸グリセリル
は、本発明の情況において項目(b)で列挙される界面
活性物質としてとりわけ有利であると判明している。
【0036】本発明による調製物は電解質、とりわけ以
下の陰イオンすなわち塩化物、ならびにまたとりわけ硫
酸塩、炭酸塩、リン酸塩、ホウ酸塩およびアルミン酸塩
を包含する無機オキソ陰イオンとの1種もしくはそれ以
上の塩を含有する。有機陰イオンに基づく電解質もまた
有利に使用され得、例は乳酸塩、酢酸塩、安息香酸塩、
プロピオン酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、アミノ酸およ
びそれらの塩、などである。匹敵する効果もまた、エチ
レンジアミン四酢酸およびその塩により達成され得る。
【0037】アンモニウム、アルキルアンモニウム、ア
ルカリ金属、アルカリ土類金属、マグネシウム、鉄もし
くは亜鉛のイオンが好ましくは塩の陽イオンとして使用
される。生体適合性電解質のみが化粧品に使用されるべ
きであることは自ずから明らかである。塩化カリウム、
塩化ナトリウム、硫酸マグネシウム、硫酸亜鉛およびそ
れらの混合物がとりわけ好まれる。死海からの天然塩に
存在するもののような塩の混合物もまた有利である。
【0038】塩化アルミニウム水和物を使用することも
また有利でありうる。このタイプの生成物は従って体臭
除去剤としてとりわけ有利に適する。
【0039】電解質(1種もしくは複数)の濃度は、調
製物の総重量に基づき、約0.1〜10.0重量%、とりわけ
有利には約0.3〜8.0重量%であるべきである。
【0040】起泡されない場合、すなわち個々の成分が
一緒にされた直後、本発明による組成物は二相系、通常
は乳剤である。それらは例えば手中で単に穏やかにこす
ることのみにより、もしくは皮膚への適用そしてその後
こすることにより、起泡され得るが、しかし攪拌もしく
は他の起泡処置によってもまた起泡され得る。
【0041】驚くべきことに、噴射剤、とりわけ有利に
は存在しうる油相中に可溶な噴射剤、例えば慣習的なプ
ロパン/ブタン混合物を使用する場合、本発明による調
製物は単にエアゾルの小滴として噴霧されないが、しか
し前述の噴射剤を積載された前述の系が減圧を受けると
すぐに小室の凝集した泡を顕出させることもまた見出さ
れている。
【0042】こうした後起泡調製物は、従って、それら
自身の発明的段階で、本発明の有利な態様ともまた考え
られる。
【0043】有意な化粧品の優雅さである小室の凝集し
た泡は本発明により得られる。とりわけ良好な皮膚適合
性の調製物もまた本発明により得られ、皮膚上にとりわ
け良好に価値のある材料を広げることを可能にする。
【0044】本発明による化粧用のおよび/もしくは皮
膚科用の調製物は慣習的な組成を有し得、かつ、化粧用
のおよび/もしくは皮膚科用の光からの保護のため、な
らびにまた皮膚および/もしくは髪の治療、ケアおよび
浄化のため、さらに化粧用のメイクアップ製品として使
用され得る。
【0045】使用のためには、本発明による化粧用およ
び皮膚科用の調製物は、十分な量でかつ化粧品に慣習的
な様式で皮膚および/もしくは髪に適用される。
【0046】本発明のさらに有利な態様は、とりわけ冷
却効果をもつ鎮静する泡の形態の日焼け後の製品から成
る。
【0047】本発明により、起泡するもしくは起泡可能
な化粧用および皮膚科用の調製物は洗浄剤としてもまた
使用され得る。
【0048】本発明はまた、ひげ剃り用製品例えばシェ
ービングフォームおよび他のプレシェーブおよびアフタ
ーシェーブの調製物として成功した応用も有する。
【0049】皮膚洗浄剤もしくはシャンプーの形態の化
粧用調製物は、好ましくは最低1種の陰イオン性、非イ
オン性もしくは両性の界面活性物質またはそうした物質
の混合物、水性媒体中の本発明による活性物質の組み合
わせ剤、およびこの目的に慣習的に使用されるもののよ
うな補助剤もまた含有する。界面活性物質もしくはこれ
らの物質の混合物は、1重量%と94重量%との間、とり
わけ50重量%までの濃度でシャンプー中に存在し得る。
【0050】これらの化粧用もしくは皮膚科用の調製物
はまた、この目的に慣習的に使用される補助剤を含むエ
アゾルの形態にもあり得る。
【0051】非リンス性ローション、とりわけヘアセッ
トローション、ヘアドライローションもしくはヘアコン
ディショニングローションの形態の化粧用調製物は、一
般に水性、アルコール性もしくは水性−アルコール性の
溶液であり、かつ、付加的に最低1種の陽イオン性、陰
イオン性、非イオン性もしくは両性のポリマーまたはそ
れらの混合物、ならびに効果的な濃度で本発明による活
性物質の組み合わせ剤を含有しうる。使用されるポリマ
ーの量は、例えば0.1と10重量%の間、好ましくは0.1と
3重量%の間である。
【0052】本発明により、本発明による活性物質の組
み合わせ剤の効果的な含量およびこの目的に慣習的に使
用される溶媒、好ましくは水に加え、皮膚および髪の治
療およびケアのための化粧用調製物は、ゲル化剤、例え
ば、アラビアゴム、キサンタンガム、アルギン酸ナトリ
ウムまたはセルロース誘導体、好ましくはメチルセルロ
ース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチル
セルロース、ヒドロキシプロピルセルロースもしくはヒ
ドロキシプロピルメチルセルロースのような有機濃厚化
剤、あるいはケイ酸アルミニウムのような無機濃厚化剤
例えばベントナイト、あるいはポリエチレングリコール
とステアリン酸ポリエチレングリコールもしくはジステ
アリン酸ポリエチレングリコールの混合物もまた含有し
得る。濃厚化剤は例えば0.1と30重量%との間、好まし
くは0.5と15重量%との間の量で当該調製物中に存在す
る。
【0053】ヘア製品中の本発明による活性物質の組み
合わせ剤の量は、好ましくは、当該製品の総重量に基づ
き、0.05重量%ないし10重量%、とりわけ0.5重量%な
いし5重量%である。
【0054】化粧用皮膚クレンジング調製物の形態にあ
る化粧用調製物は液体もしくは固形物であり得る。本発
明による活性物質の組み合わせ剤に加え、それらは、好
ましくは最低1種の陰イオン性、非イオン性もしくは両
性の界面活性物質またはそれらの混合物、所望される場
合は1種もしくはそれ以上の電解質、およびこの目的に
慣習的に使用されるもののような補助剤を含有する。界
面活性物質は、クレンジング調製物中に、当該調製物の
総重量に基づき、1と94重量%との間の濃度で存在し得
る。
【0055】本発明による組成物は、化粧品で慣習的に
使用される添加物、例えば香料、濃厚化剤、脱臭剤、抗
微生物物質、過脂肪化剤、錯体形成剤および金属イオン
封鎖剤、真珠光沢化剤、植物抽出物、ビタミン、活性物
質、保存剤、殺菌剤、染料、着色作用をもつ色素、濃厚
化剤、加湿物質および/もしくは水分保持物質、脂肪、
油、蝋、または、アルコール、多価アルコール、ポリマ
ー、泡安定化剤、電解質、有機溶媒もしくはシリコーン
誘導体のような化粧用もしくは皮膚科用の処方の他の慣
習的構成物を含み得る。
【0056】UV輻射を吸収もしくは反射する脂溶性の
UVフィルターおよび/もしくは無機色素を添加するこ
とがとりわけ有利である。
【0057】有利な脂溶性UVBフィルターの例は: ・3-ベンジリデンカンフル誘導体、好ましくは3-(4-
メチルベンジリデン)カンフル、3-ベンジリデンカンフ
ル、 ・4-アミノ安息香酸誘導体、好ましくは4-(ジメチル
アミノ)安息香酸2-エチルヘキシル、4-(ジメチルアミ
ノ)安息香酸アミル、 ・ケイヒ酸エステル、好ましくは4-メトキシケイヒ酸
2-エチルヘキシル、4-メトキシケイヒ酸イソペンチ
ル、 ・ベンゾフェノン誘導体、好ましくは2-ヒドロキシ-4
-メトキシベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4-メトキシ
-4'-メチルベンゾフェノン、2,2'-ジヒドロキシ-4-
メトキシベンゾフェノン、 ・ベンザルマロン酸エステル、好ましくは4-メトキシ
ベンザルマロン酸ジ(2-エチルヘキシル) である。
【0058】有利な脂溶性UVAフィルターの例は: ・ジベンゾイルメタン誘導体、好ましくは1-(4'-tert
-ブチルフェニル)-3-(4'-メトキシフェニル)プロパン
-1,3-ジオン、 ・1-フェニル-3-(4'-イソプロピルフェニル)プロパ
ン-1,3-ジオン である。
【0059】本発明による化粧用および皮膚科用の調製
物が、金属酸化物および/または水に乏しく溶解するか
もしくは不溶な他の金属化合物、とりわけチタン酸化物
(TiO2)、亜鉛酸化物(ZnO)、鉄酸化物(例え
ばFe23)、ジルコニウム酸化物(ZrO2)、ケイ
素酸化物(SiO2)、マンガン酸化物(例えばMn
O)、アルミニウム酸化物(Al23)およびセリウム
酸化物(例えばCe23)、前述の金属の混合された酸
化物ならびにそうした酸化物の混合物に基づく無機色素
もまた含有することが有利であるが、しかし必須ではな
い。TiO2に基づく色素がとりわけ好まれる。
【0060】無機色素は好ましくは疎水性の形態で存在
する。すなわちそれらは水をはじくよう表面処理され
る。この表面処理は、それ自身既知の処置により色素に
薄い疎水性の層を提供することに存し得る。
【0061】ひとつのこうした処置は、例えば以下の反
応、 nTiO2+m(RO)3Si-R' → nTiO2 (表
面) nおよびmは任意の化学量論的パラメータであり、か
つ、RおよびR'は所望の有機基である、により疎水性
表面層を産生することに存する。例えばドイツ特許出願
公開第33 14 742号に類似に疎水性とされる色素が有利
である。
【0062】有利なTiO2色素は、例えば、デグサ(De
gussa)からの商品名T 805、タイカ(Tayca)からの商品
名MT 100 Tもしくはケミラ(Kemira)からの商品名
M160で得られる。
【0063】水に分散可能な無機微小色素として選ばれ
得る製品は、例えばタイオキサイド(Tioxide)から商標
ティオヴェイル[Tioveil](商標)で得られるもので
ある。
【0064】完成した化粧用もしくは皮膚科用の調製物
中の無機色素、とりわけ疎水性の無機微小色素の総量
(場合によってはそれ自身使用されることになる付加的
物質として)は、有利には、調製物の総重量に基づき、
0.1〜30重量%、好ましくは0.1〜10.0重量%およびとり
わけ0.5〜6.0重量%の範囲内で選ばれる。
【0065】抗酸化剤の付加的な内容物が一般に好まれ
る。本発明により、使用され得る有利な抗酸化剤は、化
粧用および/もしくは皮膚科用の応用に適するもしくは
慣習的ないずれかの抗酸化剤である。
【0066】抗酸化剤は、有利には、アミノ酸(例えば
グリシン、ヒスチジン、チロシン、トリプトファン)な
らびにそれらの誘導体、イミダゾール(例えばウロカン
酸)およびそれらの誘導体、D,L-カルノシン、D-カ
ルノシン、L-カルノシンのようなペプチドおよびそれ
らの誘導体(例えばアンセリン)、カロテノイド、カロ
テン(例えばα-カロテン、β-カロテン、リコペン)お
よびそれらの誘導体、クロロゲン酸およびその誘導体、
リポ酸およびその誘導体(例えばジヒドロリポ酸)、金
チオグルコース、プロピルチオウラシルおよび他のチオ
ール(例えばチオレドキシン、グルタチオン、システイ
ン、シスチン、シスタミンおよびそれらのグリコシル、
N-アセチル、メチル、エチル、プロピル、アミル、ブ
チル、ラウリル、パルミトイル、オレイル、γ-リノレ
イル、コレステリルおよびグリセリルエステル)ならび
にそれらの塩、チオジプロピオン酸ジラウリル、チオジ
プロピオン酸ジステアリル、チオジプロピオン酸および
その誘導体(エステル、エーテル、ペプチド、脂質、ヌ
クレオチド、ヌクレオシドおよび塩)ならびに非常に低
い耐えられる用量(例えばpmolないしμmol/kg)のスル
ホキシイミン化合物(例えばブチオニンスルホキシイミ
ン、ホモシステインスルホキシイミン、ブチオニンスル
ホン、ペンタ-、ヘキサ-、ヘプタ-チオニンスルホキシ
イミン)、ならびにまた(金属)キレート剤(例えばα
-ヒドロキシ脂肪酸、パルミチン酸、フィチン酸、ラク
トフェリン)、α-ヒドロキシ酸(例えばクエン酸、乳
酸、リンゴ酸)、フミン酸、胆汁酸、胆汁抽出物、ビリ
ルビン、ビリベルジン、EDTA、EGTAおよびその
誘導体、不飽和脂肪酸およびそれらの誘導体(例えばγ
-リノレン酸、リノール酸、オレイン酸)、葉酸および
その誘導体、ユビキノンおよびユビキノールならびにそ
れらの誘導体、ビタミンCおよび誘導体(例えばパルミ
チン酸アルコルビン酸、リン酸アスコルビン酸マグネシ
ウム、酢酸アスコルビン酸)、トコフェロールおよび誘
導体(例えば酢酸ビタミンE)、ビタミンAおよび誘導
体(パルミチン酸ビタミンA)ならびにベンゾインの安
息香酸コニフェリル、ルチン酸およびその誘導体、α-
グルコシルルチン、フェルラ酸、フルフリリデングルシ
トール、カルノシン、ブチルヒドロキシトルエン、ブチ
ルヒドロキシアニソール、ノルジヒドログアヤク酸、ノ
ルジヒドログアヤク脂酸、トリヒドロキシブチロフェノ
ン、尿酸およびその誘導体、マンノースおよびその誘導
体、亜鉛およびその誘導体(例えばZnO、ZnSO
4)、セレンおよびその誘導体(例えばセレノメチオニ
ン)、スチルベンおよびそれらの誘導体(例えば酸化ス
チルベン、酸化trans-スチルベン)ならびに本発明によ
り適する前述の活性物質の誘導体(塩、エステル、エー
テル、糖、ヌクレオチド、ヌクレオシド、ペプチドおよ
び脂質)から成る群から選択される。
【0067】調製物中の上述の抗酸化剤(1種もしくは
それ以上の化合物)の量は、当該調製物の総重量に基づ
き、好ましくは0.001ないし30重量%、とりわけ好まし
くは0.05〜20重量%、およびとりわけ1〜10重量%であ
る。
【0068】抗酸化剤(1種もしくは複数)がビタミン
Eおよび/もしくはその誘導体である場合は、それらの
個々の濃度は、有利には、当該処方の総重量に基づき、
0.001〜10重量%の範囲内から選ばれる。
【0069】抗酸化剤(1種もしくは複数)がビタミン
AもしくはビタミンA誘導体またはカロテンもしくはそ
れらの誘導体である場合は、それらの個々の濃度は、有
利には、当該処方の総重量に基づき、0.001〜10重量%
の範囲内から有利に選ばれる。
【0070】本発明による調製物の油相は、有利には、
3ないし30個の炭素原子の鎖長の飽和および/もしくは
不飽和、分枝状および/もしくは非分枝状のアルカンカ
ルボン酸と、3ないし30個の炭素原子の鎖長の飽和およ
び/もしくは不飽和、分枝状および/もしくは非分枝状
のアルコールとのエステルから成る群から、ならびに、
芳香族カルボン酸と、3ないし30個の炭素原子の鎖長の
飽和および/もしくは不飽和、分枝状および/もしくは
非分枝状のアルコールとのエステルから成る群から選択
される。こうしたエステル油はそういうわけで、有利に
は、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロ
ピル、ステアリン酸イソプロピル、オレイン酸イソプロ
ピル、ステアリン酸n-ブチル、ラウリン酸n-ヘキシル、
オレイン酸n-デシル、ステアリン酸イソオクチル、ステ
アリン酸イソノニル、イソノナン酸イソノニル、パルミ
チン酸2-エチルヘキシル、ラウリン酸2-エチルヘキシ
ル、ステアリン酸2-ヘキシルデシル、パルミチン酸2-
オクチルドデシル、オレイン酸オレイル、エルカ酸オレ
イル、オレイン酸エルシル、エルカ酸エルシルならびに
そうしたエステルの合成、半合成および天然の混合物、
例えばホホバ油から成る群から選択され得る。
【0071】油相はまた、有利には、分枝状および非分
枝状の炭化水素および炭化水素蝋、シリコーン油および
ジアルキルエーテルから成る群から、飽和もしくは不飽
和、分枝状もしくは非分枝状のアルコールからなる群か
ら、ならびに脂肪酸トリグリセリド、すなわち8ないし
24個の炭素原子、とりわけ12〜18個の炭素原子の鎖長の
飽和および/もしくは不飽和、分枝状および/もしくは
非分枝状のアルカンカルボン酸のトリグリセロールエス
テルから選択され得る。脂肪酸トリグリセリドは、有利
には、例えば合成、半合成および天然の油例えばオリー
ブ油、ヒマワリ油、大豆油、落花生油、菜種油、アーモ
ンド油、ヤシ油、ココナツ油、ヤシ種油などから成る群
から選択され得る。
【0072】こうした油および蝋の成分の任意の混合物
もまた有利には本発明によって使用され得る。
【0073】油相は、有利には、イソステアリン酸2-
エチルヘキシル、オクチルドデカノール、イソノナン酸
イソトリデシル、イソエイコサン、ココア酸2-エチル
ヘキシル、安息香酸C12-15アルキル、カプリル酸/カ
プリン酸トリグリセリドおよびジカプリリルエーテルか
ら成る群から選択される。
【0074】安息香酸C12-15アルキルとイソステアリ
ン酸2-エチルヘキシルの混合物、安息香酸C12-15アル
キルとイソノナン酸イソトリデシルの混合物、および安
息香酸C12-15アルキル、イソステアリン酸2-エチルヘ
キシルとイソノナン酸イソトリデシルの混合物はとりわ
け有利である。
【0075】炭化水素類のうち、流動パラフィン、スク
アランおよびスクアレンは本発明の情況で有利に使用さ
れ得る。
【0076】油相は、有利には、環状もしくは直鎖状の
シリコーン油もまた含有し得るか、または完全にそうし
た油から成り得るが、とは言え油相がシリコーン油(1
種もしくは複数)に加えて他の油相成分を含有すること
が好ましい。
【0077】本発明により使用されることになるシリコ
ーン油は、有利にはシクロメチコン(オクタメチルシク
ロテトラシロキサン)である。しかしながら、他のシリ
コーン油、例えばヘキサメチルシクロトリシロキサン、
ポリジメチルシロキサンおよびポリ(メチルフェニルシ
ロキサン)の使用もまた本発明の情況で有利である。
【0078】シクロメチコンとイソノナン酸イソトリデ
シルの混合物、およびシクロメチコンとイソステアリン
酸2-エチルヘキシルの混合物もまたとりわけ有利であ
る。
【0079】油相含量は、有利には、当該調製物の総重
量に基づき、1と50重量%との間、好ましくは2.5〜30
重量%およびとりわけ好ましくは5〜15重量%である。
【0080】本発明による調製物の水相は、アルコー
ル、低炭素原子数のジオールもしくは多価アルコール、
およびそれらのエーテル、好ましくはエタノール、イソ
プロパノール、プロピレングリコール、グリセロール、
エチレングリコール、エチレングリコールのモノエチル
もしくはモノブチルエーテル、プロピレングリコールの
モノメチル、モノエチルもしくはモノブチルエーテル、
ジエチレングリコールのモノメチルもしくはモノエチル
エーテルおよび類似生成物、そしてまた低炭素原子数の
アルコール、例えばエタノール、イソプロパノール、プ
ロパン-1,2-ジオールおよびグリセロール、ならび
に、とりわけ、二酸化ケイ素、ケイ酸アルミニウムおよ
び多糖もしくはその誘導体例えばヒアルロン酸、キサン
タンガムおよびヒドロキシプロピルメチルセルロースか
ら成る群から、そしてとりわけ有利にはポリアクリル酸
エステル、好ましくは、各場合に個々にもしくは組み合
わせでのいわゆるカルボポール例えばタイプ980、981、
1382、2984および5984のカルボポールから成る群からの
ポリアクリル酸エステルから、有利に選択され得る1種
もしくはそれ以上の濃厚化剤を有利に含有しうる。
【0081】以下の実施例は制限を意味することなく本
発明を概説することを意図される。別に指摘されない限
り、全ての量、比率およびパーセントは、重量および総
量、もしくは当該調製物の総重量に基づく。
【0082】
【実施例】
実施例1 重量% ステアリン酸グリセリル 2.00 セスキステアリン酸メチルグルコース 5.00 カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド 5.00 オクチルドデカノール 5.00 ジカプリリルエーテル 2.00 グリセロール 3.00 酢酸トコフェリル 1.00 硫酸マグネシウム 1.00 香料、保存料 適量 水 全量100.00 実施例2 重量% ステアリン酸グリセリル 2.00 セスキステアリン酸メチルグルコース 5.00 ジカプリリルエーテル 5.00 グリセロール 3.00 4-メチルベンジリデンカンフル 0.50 塩化ナトリウム 2.00 香料、保存料 適量 水 全量100.00 実施例3 重量% ステアリン酸グリセリル 2.00 セスキステアリン酸メチルグルコース 5.00 カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド 1.67 オクチルドデカノール 1.67 ジカプリリルエーテル 1.67 ブチレングリコール 3.00 4-メチルベンジリデンカンフル 1.00 酢酸トコフェリル 1.00 硫酸亜鉛 2.00 塩化ナトリウム 2.00 香料、保存料 適量 水 全量100.00 実施例4 重量% 噴射剤(イソブタン) 5.00 ステアリン酸グリセリル 2.00 セスキステアリン酸メチルグルコース 5.00 カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド 1.67 オクチルドデカノール 1.67 ジカプリリルエーテル 1.67 ブチレングリコール 3.00 4-メチルベンジリデンカンフル 1.00 酢酸トコフェリル 1.00 硫酸亜鉛 2.00 塩化ナトリウム 2.00 香料、保存料 適量 水 全量100.00 実施例5 重量% ステアリン酸グリセリル 2.00 セスキステアリン酸メチルグルコース 5.00 カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド 5.00 オクチルドデカノール 5.00 ジカプリリルエーテル 1.67 ホホバ油 3.00 グリセロール 3.00 酢酸トコフェリル 1.00 硫酸亜鉛 2.00 硫酸マグネシウム 2.00 酸化亜鉛 1.00 香料、保存料 適量 水 全量100.00 実施例6 重量% ステアリン酸グリセリル 2.00 セスキステアリン酸メチルグルコース 5.00 カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド 1.67 オクチルドデカノール 1.67 ジカプリリルエーテル 1.67 ブチレングリコール 5.00 酢酸トコフェリル 1.00 塩化ナトリウム 2.00 水酸化ナトリウム 適量 香料、保存料 適量 水 全量100.00 なお、本発明の主要な特徴もしくは態様を以下に挙げ
る。
【0083】1.(a)構造式
【0084】
【化10】
【0085】式中、Rは1ないし24個の炭素原子を有す
る分枝状もしくは非分枝状のアルキル基であり、R1
水素原子または1ないし24個の炭素原子を有する分枝状
もしくは非分枝状のアルキル基のいずれかであり、そし
てR2は水素原子または1ないし24個の炭素原子を有す
る分枝状もしくは非分枝状のアシル基のいずれかであ
る、のグルコース誘導体から成る群から選択される1種
もしくはそれ以上の界面活性物質、(b)一般式
【0086】
【化11】
【0087】式中、R3は6〜24個の炭素原子を有する
分枝状もしくは非分枝状のアシル基である、のグリセロ
ールモノカルボン酸もしくはグリセロールジカルボン酸
のモノエステルから成る群から選択される1種もしくは
それ以上の界面活性物質、ならびに(c)1種もしくは
それ以上の化粧用にもしくは製薬学的に許容される電解
質、の活性物質の組み合わせ剤。
【0088】2.泡状であり、かつ上記1による活性物
質の組み合わせ剤ならびに(d)とりわけ化粧用にもし
くは製薬学的に許容される他の物質を包含する、可溶性
および/もしくは分散可能な慣習的物質を含有しうる水
相、ならびに(e)場合によっては可溶性および/もし
くは分散可能な化粧用にもしくは製薬学的に許容される
慣習的物質を含有しうる油相、を含有することを特徴と
する、化粧用のもしくは製薬学的な調製物。
【0089】3.泡状の化粧用のもしくは製薬学的な調
製物の製造のための(d)とりわけ化粧用にもしくは製
薬学的に許容される他の物質を包含する、その中に可溶
性および/もしくは分散可能な慣習的物質を含有しうる
水相、ならびに(e)場合によっては可溶性および/も
しくは分散可能な化粧用にもしくは製薬学的に許容され
る慣習的物質を含有しうる油相、の添加をもつ、上記1
による活性物質の組み合わせ剤の使用。
【0090】4.グルコース誘導体から成る群からの界
面活性物質(1種もしくは複数)の構造式において、基
Rがミリスチル、パルミチル、ステアリルおよびエイコ
シルから成る群から選択され、基R1が水素原子である
かもしくはメチル、エチル、プロピルおよびイソプロピ
ルから成る群から選択され、ならびに/または基R2
水素原子であるかもしくはミリストイル、パルミトイ
ル、ステアロイルおよびエイコソイルから成る群から選
択されることを特徴とする、上記1による活性物質の組
み合わせ剤もしくは上記2による調製物。
【0091】5.セスキステアリン酸メチルグルコース
が、界面活性物質としてグルコース誘導体から成る群か
ら選択されることを特徴とする、上記1による活性物質
の組み合わせ剤、上記2による調製物もしくは上記3に
よる使用。
【0092】6.ステアリン酸グリセリルが、グリセロ
ールモノカルボン酸もしくはグリセロールジカルボン酸
のモノエステルから成る群から界面活性物質として選択
されることを特徴とする、上記1による活性物質の組み
合わせ剤、上記2による調製物もしくは上記3による使
用。
【0093】7.電解質(1種もしくは複数)が、以下
の陰イオンすなわち塩化物ならびにまたとりわけ硫酸
塩、炭酸塩、リン酸塩、ホウ酸塩およびアルミン酸塩を
包含する無機オキソ陰イオンとの塩、ならびに有機陰イ
オンに基づく電解質例えば乳酸塩、酢酸塩、安息香酸
塩、プロピオン酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、アミノ酸
およびそれらの塩ならびにエチレンジアミン四酢酸およ
びその塩から成る群から選択され、使用される塩の陽イ
オンが好ましくはアンモニウム、アルキルアンモニウ
ム、アルカリ金属、アルカリ土類金属、マグネシウム、
鉄もしくは亜鉛のイオンであることを特徴とする、上記
1による活性物質の組み合わせ剤、上記2による調製物
もしくは上記3による使用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 7/48 A61K 7/48 // A61K 7/06 7/06 (72)発明者 アンヤ・ミユラー ドイツ・デー−20253ハンブルク・ゲルト ナーシユトラーセ22エイチエス6 (72)発明者 ペーター・マウラー ドイツ・デー−22459ハンブルク・オルド ウルフシユトラーセ16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)構造式 【化1】 式中、Rは1ないし24個の炭素原子を有する分枝状もし
    くは非分枝状のアルキル基であり、R1は水素原子また
    は1ないし24個の炭素原子を有する分枝状もしくは非分
    枝状のアルキル基のいずれかであり、そしてR2は水素
    原子または1ないし24個の炭素原子を有する分枝状もし
    くは非分枝状のアシル基のいずれかである、のグルコー
    ス誘導体から成る群から選択される1種もしくはそれ以
    上の界面活性物質、(b)一般式 【化2】 式中、R3は6〜24個の炭素原子を有する分枝状もしく
    は非分枝状のアシル基である、のグリセロールモノカル
    ボン酸もしくはグリセロールジカルボン酸のモノエステ
    ルから成る群から選択される1種もしくはそれ以上の界
    面活性物質、ならびに(c)1種もしくはそれ以上の化
    粧用にもしくは製薬学的に許容される電解質、の活性物
    質の組み合わせ剤。
  2. 【請求項2】 泡状であり、かつ請求項1に記載の活性
    物質の組み合わせ剤ならびに(d)とりわけ化粧用にも
    しくは製薬学的に許容される他の物質をはじめとする、
    可溶性および/もしくは分散可能な慣習的物質を含有し
    うる水相、ならびに(e)場合によっては可溶性および
    /もしくは分散可能な慣習的な化粧用にもしくは製薬学
    的に許容される物質を含有しうる油相、を含むことを特
    徴とする、化粧用もしくは製薬学的な調製物。
  3. 【請求項3】 前記グルコース誘導体から成る群からの
    界面活性物質(1種もしくは複数)の構造式において、
    基Rがミリスチル、パルミチル、ステアリルおよびエイ
    コシルから成る群から選択され、基R1が水素原子であ
    るかもしくはメチル、エチル、プロピルおよびイソプロ
    ピルから成る群から選択され、そして/または基R2
    水素原子であるかもしくはミリストイル、パルミトイ
    ル、ステアロイルおよびエイコシルから成る群から選択
    されることを特徴とする、請求項1による活性物質の組
    み合わせ剤もしくは請求項2による調製物。
JP9215470A 1996-08-02 1997-07-28 界面活性物質および電解質を含有する起泡性もしくは起泡可能な調製物 Pending JPH1087424A (ja)

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