JPH1087173A - 線条体の巻き替え装置 - Google Patents

線条体の巻き替え装置

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JPH1087173A
JPH1087173A JP26022996A JP26022996A JPH1087173A JP H1087173 A JPH1087173 A JP H1087173A JP 26022996 A JP26022996 A JP 26022996A JP 26022996 A JP26022996 A JP 26022996A JP H1087173 A JPH1087173 A JP H1087173A
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JP
Japan
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drive motor
pulley
bobbin
signal
lifting
Prior art date
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Pending
Application number
JP26022996A
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English (en)
Inventor
Yukinari Shirako
行成 白子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 線条体の巻き替え装置を簡略化する。 【解決手段】 線条体1を巻装してある送出ボビン2、
およびこれを回転駆動し、その回転数が外部からの信号
によって変更調整できる送出駆動モータ21と、所望の
外径を有し、その回転数を検知する回転検知器6を備え
た固定プーリー41と上、下の昇降量の大きさに比例し
た信号を発する手段を備えた昇降プーリー42とから成
るダンサプーリー装置4と、巻取ボビン5、およびこれ
を回転駆動し、その回転数が外部からの信号によって変
更調整できる巻取駆動モータ51とを有し、回転検知器
6からの回転数信号と昇降プーリー42からの昇降量信
号によって送出駆動モータ21および巻取駆動モータ5
1を制御してラインを通じて一定線速を計るようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は線条体の巻き替え
装置、さらに詳しく言えば一つのボビンに巻装されてい
る線条体を別のボビンに巻き替えるための、線条体の巻
き替え装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3について従来の線条体の巻き替え装
置の典型例を説明する。まず巻き替えるべき線条体1が
巻装されている送出ボビン2は送出駆動モータ21によ
って時々刻々に変化する回転数をもって回転駆動され、
線条体1を送り出している。
【0003】この送出ボビン2の下流にはダンサプーリ
ー装置101が配置され、その昇降プーリー101Aの
上、下の昇降量はその量の大小、方向に従って昇降量信
号を発するように適宜の手段が設けられている。これは
たとえば昇降プーリー101Aに発光手段を取付け、こ
の昇降方向に平行にその受光装置を多数連設し、発光手
段がどの受光装置を励起するかによってその受光装置の
位置に応じた信号を発するようにする、などのものであ
る。
【0004】ダンサプーリー装置101の下流には必要
に応じて樹脂被覆ダイス3が設けられ、その下流に引取
装置102が設けられる。これはたとえばベルトラップ
式キャプスタンであってよく、重要なことはその引取速
度が前述の送出速度に相当する一定の速度に保たれるこ
とである。
【0005】この引取装置102の下流には別のダンサ
プーリー装置103が配設され、その昇降プーリー10
3Aにも上述したダンサプーリー装置101の場合と全
く同様にその昇降量に応じた昇降量信号を発するような
手段が設けられる。
【0006】ダンサプーリー装置103の下流には巻取
ボビン5が配設される。この巻取ボビン5は、外部から
の信号によって回転数が時々刻々に変化するよう制御さ
れる巻取駆動モータ51によって回転駆動される。
【0007】この従来装置の制御ラインについて言え
ば、ダンサプーリー装置101の昇降プーリー101A
の上、下の昇降量による昇降量信号は送出駆動モータ2
1を制御し、ダンサプーリープーリー装置103の昇降
プーリー103Aの上、下の昇降量による昇降量信号は
巻取駆動モータ51を制御する。
【0008】なぜモータの制御が必要かと言えば、引取
装置102による線条体1の一定速度の引取りがこのラ
インの基準となり、線条体1の送出しが進むにしたがっ
て送出ボビン2の巻付け部分は漸次直径が小さくなる、
いわゆる巻き細りのため送出ボビン2はその回転数を上
昇させる必要が生じ、また逆に巻取ボビン5においては
その巻き太りのためにその回転数を漸減させる必要があ
るからである。このような制御を行うことによって線条
体1の一定速度の走行が連続的に保証されるわけであ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のこ
の装置は、ラインの線速度を決定して基準とする引取装
置が必要であり、その前後にそれぞれ送出駆動モータお
よび巻取駆動モータを制御するためのダンサプーリー装
置を要するなど、全体として装置が複雑で高価となる欠
点があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は上述の課題を
解決するためになされたものであって、請求項1の発明
によるその解決手段は、線条体を巻装してある送出ボビ
ン、およびこれを回転駆動し、その回転数が外部からの
信号によって変更調整できる送出駆動モータと、所望の
外径を有し、その回転数を検知する回転検知器を備えた
固定プーリーと上、下の昇降量の大きさに比例した信号
を発する手段を備えた昇降プーリーとから成るダンサプ
ーリー装置と、巻取ボビン、およびこれを回転駆動し、
その回転数が外部からの信号によって変更調整できる巻
取駆動モータとを有し、前記回転検知器からの回転数信
号が前記送出駆動モータを制御し、前記昇降プーリーか
らの昇降量信号が前記巻取駆動モータを制御するように
構成したことを特徴とする線条体の巻き替え装置であ
る。
【0011】また請求項2の発明によるその解決手段
は、線条体を巻装してある送出ボビン、およびこれを回
転駆動し、その回転数が外部からの信号によって変更調
整できる送出駆動モータと、所望の外径を有し、その回
転数を検知する回転検知器を備えた固定プーリーと上、
下の昇降量の大きさに比例した信号を発する手段を備え
た昇降プーリーとから成るダンサプーリー装置と、巻取
ボビン、およびこれを回転駆動し、その回転数が外部か
らの信号によって変更調整できる巻取駆動モータとを有
し、前記回転検知器からの回転数信号が前記巻取駆動モ
ータを制御し、前記昇降プーリーからの昇降量信号が前
記送出駆動モータを制御するように構成したことを特徴
とする線条体の巻き替え装置である。
【0012】
【発明の実施の形態】まず図1についてこの発明の一実
施例装置を説明することにするが、この発明装置に含ま
れている要素について従来のそれと同一のものには同じ
符号を使用しその説明を省略する。
【0013】すぐ分かるようにこの発明装置においては
ラインの中央部分に従来の引取装置がなく、ダンサプー
リー装置4が1台設けられるだけである。
【0014】このダンサプーリー装置の上部にある固定
プーリー41はその線条体を案内するところの外径が所
望の値のものに選定され、その回転数を検知計測するた
めの回転検知器6が付設される。これは(周長×回転
数)によって線条体1の線速を正確に確定するためであ
る。またその昇降プーリー42には従来装置のところで
説明した昇降量信号を発する手段が付設される。
【0015】なお本発明にとって必須の要素ではない
が、別の固定プーリーに付設してある符号7の要素は線
条体1の長さを計測するための条長カウンタである。
【0016】本発明において重要なことは制御ラインで
あって、回転検知器6からは送出駆動モータ21に制御
ラインが延び、固定プーリー41の回転数に応じた回転
数信号が送出駆動モータ21の増減速を計る。また昇降
プーリー42に併設してある昇降量信号装置からは昇降
量信号が巻取駆動モータ51に送られて、昇降プーリー
42の上昇または下降の量に応じた制御をおこなう。こ
れらの制御の目的は線条体1の線速に対して送出ボビン
2からの送出し、および巻取ボビン5による巻取りの線
速を合致させ、ラインを通じて一貫した線速が保持され
るようにするためである。
【0017】図2はこの発明の別の実施例を示すもので
あるが、これが図1の装置と異なる点は制御系であっ
て、この図2の装置では回転検知器6からは巻取駆動モ
ータ51に制御ラインが延び、固定プーリー41の回転
数に応じた回転数信号が巻取駆動モータ51の増減速を
計り、また昇降プーリー42に併設してある昇降量信号
装置からは昇降量信号が送出駆動モータ21に送られ
て、昇降プーリー42の上昇または下降の量に応じた制
御をおこなうのである。
【0018】
【発明の効果】この発明によれば従来装置に比較して引
取装置と一つのダンサプーリー装置を省略することがで
き、このため装置が格段に簡素化されるとともに、従来
装置のようにあらかじめ引取装置に基準となる線速を設
定してこれに他を追随させるという制御でなく、全体が
同一線速となるような制御であるために誤差が少なく、
制御に無理がない効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例装置を示す簡略側面図であ
る。
【図2】この発明の別の実施例装置を示す簡略側面図で
ある。
【図3】従来の巻き替え装置の典型例を示す簡略側面図
である。
【符号の説明】
1 線条体 2 送出ボビン 21 送出駆動モータ 3 樹脂被覆ダイス 4 ダンサプーリー装置 41 固定プーリー 42 昇降プーリー 5 巻取ボビン 51 巻取駆動モータ 6 回転検知器 7 条長カウンタ 101,103 ダンサプーリー装置 102 引取装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線条体(1)を巻装してある送出ボビン
    (2)、およびこれを回転駆動し、その回転数が外部か
    らの信号によって変更調整できる送出駆動モータ(2
    1)と、所望の外径を有し、その回転数を検知する回転
    検知器(6)を備えた固定プーリー(41)と上、下の
    昇降量の大きさに比例した信号を発する手段を備えた昇
    降プーリー(42)とから成るダンサプーリー装置
    (4)と、巻取ボビン(5)、およびこれを回転駆動
    し、その回転数が外部からの信号によって変更調整でき
    る巻取駆動モータ(51)とを有し、前記回転検知器
    (6)からの回転数信号が前記送出駆動モータ(21)
    を制御し、前記昇降プーリー(42)からの昇降量信号
    が前記巻取駆動モータ(51)を制御するように構成し
    たことを特徴とする線条体の巻き替え装置。
  2. 【請求項2】 線条体(1)を巻装してある送出ボビン
    (2)、およびこれを回転駆動し、その回転数が外部か
    らの信号によって変更調整できる送出駆動モータ(2
    1)と、所望の外径を有し、その回転数を検知する回転
    検知器(6)を備えた固定プーリー(41)と上、下の
    昇降量の大きさに比例した信号を発する手段を備えた昇
    降プーリー(42)とから成るダンサプーリー装置
    (4)と、巻取ボビン(5)、およびこれを回転駆動
    し、その回転数が外部からの信号によって変更調整でき
    る巻取駆動モータ(51)とを有し、前記回転検知器
    (6)からの回転数信号が前記巻取駆動モータ(51)
    を制御し、前記昇降プーリー(42)からの昇降量信号
    が前記送出駆動モータ(21)を制御するように構成し
    たことを特徴とする線条体の巻き替え装置。
JP26022996A 1996-09-09 1996-09-09 線条体の巻き替え装置 Pending JPH1087173A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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