JPH1083254A - 図形指示におけるポインタ移動速度の制御装置 - Google Patents
図形指示におけるポインタ移動速度の制御装置Info
- Publication number
- JPH1083254A JPH1083254A JP8237536A JP23753696A JPH1083254A JP H1083254 A JPH1083254 A JP H1083254A JP 8237536 A JP8237536 A JP 8237536A JP 23753696 A JP23753696 A JP 23753696A JP H1083254 A JPH1083254 A JP H1083254A
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- pointer
- moving speed
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ＣＧ装置での図形の指示時において、移動速度
が速いと、目的の図形のそばに他の図形が複数ある様な
場合、目的の図形上にポインタを持っていくことが困難
である。また、ポインタの移動速度を低く設定すると、
ポインタの位置が目的の図形から離れていると、目的の
図形のそばまでポインタを移動するのに時間がかかって
しまう。 【解決手段】入力部１２からポインタの移動要求が図形
指示処理部１３４に伝えられる。密度判定処理部１３１
は、ポインタ周辺に表示している図形を、図形表示デー
タ１４２から調べる。さらに、選択する種類の要素であ
るか図形形状データ１４１から調べ、選択できる図形の
表示データ密度を算出する。次に、速度制御理部１３２
は求めた密度の高低によりポインタの移動速度を決定す
る。そして、表示処理部１３３が、ポインタを移動後の
位置に表示する。
が速いと、目的の図形のそばに他の図形が複数ある様な
場合、目的の図形上にポインタを持っていくことが困難
である。また、ポインタの移動速度を低く設定すると、
ポインタの位置が目的の図形から離れていると、目的の
図形のそばまでポインタを移動するのに時間がかかって
しまう。 【解決手段】入力部１２からポインタの移動要求が図形
指示処理部１３４に伝えられる。密度判定処理部１３１
は、ポインタ周辺に表示している図形を、図形表示デー
タ１４２から調べる。さらに、選択する種類の要素であ
るか図形形状データ１４１から調べ、選択できる図形の
表示データ密度を算出する。次に、速度制御理部１３２
は求めた密度の高低によりポインタの移動速度を決定す
る。そして、表示処理部１３３が、ポインタを移動後の
位置に表示する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＣＧ装置での図形
の指示時におけるポインタの移動速度の制御方式に関す
る。
の指示時におけるポインタの移動速度の制御方式に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】通常ＣＧ装置で図形を指示するには、マ
ウスなどのポインタデバイスによりポインタを図形上ま
たは図形の近辺に移動して指示する。ポインタの移動速
度は、ポインタデバイスにおける移動量、移動速度など
により制御される。例えば特開１−２３３５１１には、
マウスの移動速度が遅い程、ポインタの移動量が小にな
る方法が記載されている。
ウスなどのポインタデバイスによりポインタを図形上ま
たは図形の近辺に移動して指示する。ポインタの移動速
度は、ポインタデバイスにおける移動量、移動速度など
により制御される。例えば特開１−２３３５１１には、
マウスの移動速度が遅い程、ポインタの移動量が小にな
る方法が記載されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、デ
ィスプレイ装置上に表示されている図形の状態にかかわ
らず、ポインタデバイスの操作に対するポインタの移動
速度は一定である。そこで、ポインタの移動速度を速く
設定すると、指示したい図形のそばに速くポインタを移
動できるという利点がある。しかし、移動速度が速い
と、ポインタデバイスを細かく操作するにも限界があ
り、表示している図形の密度が高い場合、あるいは、目
的の図形のそばに他の図形がある様な場合、目的の図形
上にポインタを持っていくことが困難であるという問題
がある。また、ポインタの移動速度を低く設定すると、
指示する図形のそばに他の図形が複数存在しても目的の
図形上にポインタを持っていきやすいという利点がある
が、ポインタの位置が目的の図形から離れていると、目
的の図形のそばまでポインタを移動するのに時間がかか
ってしまうという問題がある。
ィスプレイ装置上に表示されている図形の状態にかかわ
らず、ポインタデバイスの操作に対するポインタの移動
速度は一定である。そこで、ポインタの移動速度を速く
設定すると、指示したい図形のそばに速くポインタを移
動できるという利点がある。しかし、移動速度が速い
と、ポインタデバイスを細かく操作するにも限界があ
り、表示している図形の密度が高い場合、あるいは、目
的の図形のそばに他の図形がある様な場合、目的の図形
上にポインタを持っていくことが困難であるという問題
がある。また、ポインタの移動速度を低く設定すると、
指示する図形のそばに他の図形が複数存在しても目的の
図形上にポインタを持っていきやすいという利点がある
が、ポインタの位置が目的の図形から離れていると、目
的の図形のそばまでポインタを移動するのに時間がかか
ってしまうという問題がある。
【０００４】本発明の目的は、上記問題点を解決するた
めに、ディスプレイ装置上に表示された図形の状態によ
りポインタの移動速度を制御することで、図形指示の操
作性を向上させる手段を提供することにある。
めに、ディスプレイ装置上に表示された図形の状態によ
りポインタの移動速度を制御することで、図形指示の操
作性を向上させる手段を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ディス
プレイ装置に表示している指示可能な図形の状態を判定
する手段が提供される。
プレイ装置に表示している指示可能な図形の状態を判定
する手段が提供される。
【０００６】また、本発明によれば、上記手段により判
定した図形の状態により、ポインタの速度を変更する手
段が提供される。
定した図形の状態により、ポインタの速度を変更する手
段が提供される。
【０００７】これらの手段により、本発明によれば、指
示できる図形の状態を判定し、ポインタの移動速度を制
御することにより、ＣＧ装置における図形指示の操作性
を向上することができる。
示できる図形の状態を判定し、ポインタの移動速度を制
御することにより、ＣＧ装置における図形指示の操作性
を向上することができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を詳細に
説明する。
説明する。
【０００９】図１は、本発明を実現するＣＧシステムの
全体構成図である。図１において、表示部１１は図形や
ポインタを表示するためのディスプレイ装置である。入
力部１２は、マウス、タブレット、ライトペン、トラッ
クボール、キーボードなどのポインタの移動などの指示
をするための入力用ポインタデバイスである。処理部１
３は、入力部１２からのポインタの移動要求によりポイ
ンタの制御を行うものであり、密度判定処理部１３１、
速度制御処理部１３２、表示処理部１３３、図形指示処
理部１３４から構成される。密度判定処理部１３１は、
表示部１１上のポインタの周辺に表示している図形の密
度を判定するものである。速度制御処理部１３２は、ポ
インタの移動速度の制御を行う。表示処理部１３３は、
図形及びポインタの表示を行う。図形指示処理部１３４
は、入力部１２からの図形の指示により指示された図形
を判定するものである。データ部１４はシステムの情報
をたくわえるもので、図形形状データ１４１と図形表示
データ１４２から構成される。図形形状データ１４１は
幾何データである。図形表示データ１４２はディスプレ
イ装置に表示している図形のデータであり、図形形状デ
ータに対応づけてある。
全体構成図である。図１において、表示部１１は図形や
ポインタを表示するためのディスプレイ装置である。入
力部１２は、マウス、タブレット、ライトペン、トラッ
クボール、キーボードなどのポインタの移動などの指示
をするための入力用ポインタデバイスである。処理部１
３は、入力部１２からのポインタの移動要求によりポイ
ンタの制御を行うものであり、密度判定処理部１３１、
速度制御処理部１３２、表示処理部１３３、図形指示処
理部１３４から構成される。密度判定処理部１３１は、
表示部１１上のポインタの周辺に表示している図形の密
度を判定するものである。速度制御処理部１３２は、ポ
インタの移動速度の制御を行う。表示処理部１３３は、
図形及びポインタの表示を行う。図形指示処理部１３４
は、入力部１２からの図形の指示により指示された図形
を判定するものである。データ部１４はシステムの情報
をたくわえるもので、図形形状データ１４１と図形表示
データ１４２から構成される。図形形状データ１４１は
幾何データである。図形表示データ１４２はディスプレ
イ装置に表示している図形のデータであり、図形形状デ
ータに対応づけてある。
【００１０】図２は、本発明の処理手順の一実施例を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【００１１】入力部１２からポインタの移動要求（２０
１）が図形指示処理部１３４に伝えられる。密度判定処
理部１３１は、ポインタ周辺に表示している図形を、図
形表示データ１４２から調べる（２０２）。さらに、選
択する種類の要素であるか図形形状データ１４１から調
べ、選択できる図形の表示データ密度を算出（２０３）
する。次に、速度制御理部１３２は求めた密度の高低に
よりポインタの移動速度を決定（２０４、２０５）す
る。そして、表示処理部１３３が、ポインタを移動後の
位置に表示（２０６）する。
１）が図形指示処理部１３４に伝えられる。密度判定処
理部１３１は、ポインタ周辺に表示している図形を、図
形表示データ１４２から調べる（２０２）。さらに、選
択する種類の要素であるか図形形状データ１４１から調
べ、選択できる図形の表示データ密度を算出（２０３）
する。次に、速度制御理部１３２は求めた密度の高低に
よりポインタの移動速度を決定（２０４、２０５）す
る。そして、表示処理部１３３が、ポインタを移動後の
位置に表示（２０６）する。
【００１２】図３、４は、速度制御の画面のイメージ図
である。
である。
【００１３】図３の様に図形が画面が表示されている場
合で、直線要素を指示するとする。平面図３０１付近の
領域Ａ３０４には直線要素の密度が高いので、ポインタ
の移動速度は遅くなる。正面図３０２及び側面図３０３
付近の領域Ｂ３０５及び領域Ｃ３０６には、直線要素の
密度が中程度であるため、移動速度も中程度になる。そ
の他の領域Ｄ３０７には直線要素がないため移動速度が
速くなる。
合で、直線要素を指示するとする。平面図３０１付近の
領域Ａ３０４には直線要素の密度が高いので、ポインタ
の移動速度は遅くなる。正面図３０２及び側面図３０３
付近の領域Ｂ３０５及び領域Ｃ３０６には、直線要素の
密度が中程度であるため、移動速度も中程度になる。そ
の他の領域Ｄ３０７には直線要素がないため移動速度が
速くなる。
【００１４】図４の様に図形が画面が表示されている場
合で、円要素を指示するとする。側面図４０３付近の領
域Ａ４０５には円要素の密度が高いため、ポインタの移
動速度が遅くなる。その他の領域Ｂ４０４は円要素が存
在しないため、移動速度が速くなる。
合で、円要素を指示するとする。側面図４０３付近の領
域Ａ４０５には円要素の密度が高いため、ポインタの移
動速度が遅くなる。その他の領域Ｂ４０４は円要素が存
在しないため、移動速度が速くなる。
【００１５】このように、指示する要素別に移動速度を
制御することができる。
制御することができる。
【００１６】なお、以上の説明において、速度制御処理
部１３２では速度の制御を３段階に分けてあるが、制御
する速度は任意の段階及び無段階での制御が可能であ
る。
部１３２では速度の制御を３段階に分けてあるが、制御
する速度は任意の段階及び無段階での制御が可能であ
る。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、表
示している図形の状態によりポインタの移動速度を制御
することによって、システム使用者に負担をかけること
無く、操作性を向上する事ができる。
示している図形の状態によりポインタの移動速度を制御
することによって、システム使用者に負担をかけること
無く、操作性を向上する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明を実現するＣＧ装置の全体構成図であ
る。
る。
【図２】本発明の一実施例を示すフローチャートであ
る。
る。
【図３】直線要素選択時の速度制御の画面イメージ例で
ある。
ある。
【図４】円要素選択時の速度制御の画面イメージ例であ
る。
る。
１１…表示部、 １２…入力部、１３…処理部、１３１
…密度判定処理部、１３２…速度制御処理部、１３３…
表示処理部、１３４…図形指示処理部、１４…データ
部、１４１…図形形状データ、 １４２…図形表示デ
ータ、３０１…平面図、３０２…正面図、３０３…側面
図、３０４…領域Ａ、３０５…領域Ｂ、３０６…領域
Ｃ、３０７…領域Ｄ、４０１…平面図、４０２…正面
図、４０３…側面図、４０４…領域Ａ、４０５…領域
Ｂ。
…密度判定処理部、１３２…速度制御処理部、１３３…
表示処理部、１３４…図形指示処理部、１４…データ
部、１４１…図形形状データ、 １４２…図形表示デ
ータ、３０１…平面図、３０２…正面図、３０３…側面
図、３０４…領域Ａ、３０５…領域Ｂ、３０６…領域
Ｃ、３０７…領域Ｄ、４０１…平面図、４０２…正面
図、４０３…側面図、４０４…領域Ａ、４０５…領域
Ｂ。
Claims (2)
- 【請求項１】ディスプレイ装置上に表示されている図形
を選択する時に、図形の状態によりポインタの移動速度
を制御する手段と、移動速度を決定する手段を有するこ
とを特徴とする図形指示におけるポインタ移動速度の制
御装置。 - 【請求項２】ディスプレイ装置上に表示されている図形
を選択する時に、選択する要素の種別により、ポインタ
の移動速度を制御する手段と、移動速度を決定する手段
を有することを特徴とする図形指示におけるポインタ移
動速度の制御装置方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8237536A JPH1083254A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 図形指示におけるポインタ移動速度の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8237536A JPH1083254A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 図形指示におけるポインタ移動速度の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1083254A true JPH1083254A (ja) | 1998-03-31 |
Family
ID=17016797
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8237536A Pending JPH1083254A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 図形指示におけるポインタ移動速度の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1083254A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8355838B2 (en) | 2009-12-25 | 2013-01-15 | Denso Corporation | Vehicular input device and method for controlling the same |
| US9361014B2 (en) | 2011-11-17 | 2016-06-07 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Graphical user interface, display apparatus and control method thereof |
-
1996
- 1996-09-09 JP JP8237536A patent/JPH1083254A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8355838B2 (en) | 2009-12-25 | 2013-01-15 | Denso Corporation | Vehicular input device and method for controlling the same |
| US9361014B2 (en) | 2011-11-17 | 2016-06-07 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Graphical user interface, display apparatus and control method thereof |
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