JPH1083104A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法

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JPH1083104A
JPH1083104A JP9181583A JP18158397A JPH1083104A JP H1083104 A JPH1083104 A JP H1083104A JP 9181583 A JP9181583 A JP 9181583A JP 18158397 A JP18158397 A JP 18158397A JP H1083104 A JPH1083104 A JP H1083104A
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JP
Japan
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image forming
images
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JP9181583A
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English (en)
Inventor
Keita Saito
慶太 斉藤
Isato Shinohara
勇人 篠原
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録色数或いは記録媒体のサイズや方向に応
じて最適な両面記録を行わせる。 【解決手段】 1枚の記録媒体の表裏に2ページ分のフ
ルカラー画像を記録する場合には、まず最初に2ページ
目の画像を記録媒体上に形成し、定着させ、それを反転
ユニットに搬送させる。この間、1ページ目に相当する
画像を中間転写体上に形成する。中間転写体には合計4
色分のトナー像を形成することになるので、その間であ
れば変転済みの記録媒体が搬送されてくるので、それに
転写して排出させると共に次の記録媒体へ転写するため
の4ページ目のトナー像の形成を開始し、以下、これを
繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複写機やプ
リンタにおける電子写真方式あるいは静電記録方式の画
像形成装置において、入力画像を中間転写体上に画像形
成し、その後転写材に2次転写し出力を行う画像形成装
置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、入力された画像情報データに基づ
く静電潜像を感光ドラム上に形成し、それにトナーを付
着することで現像し、そのあとで中間転写体上に転写さ
せ、更に、その中間転写体上に転写されたトナー像を記
録媒体に2次転写するという装置がある。
【0003】このような構成における装置において、記
録媒体の両面に画像を形成する場合、表面を上にして出
力するためには、まず、両面のうち裏面に上記シーケン
スで画像を転写し、定着させた後、反転ユニットと呼ば
れる機構で記録媒体を反転させ、それを再度上記のよう
なシーケンスで表面の像形成させて両面への記録を行
う。
【0004】一方、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)そしてブラック(Bk)の各成分を重畳し
て2次転写することでフルカラーを得る装置もある。一
般に、フルカラー画像形成装置においても、モノクロ
(たとえばBk単色)で画像を形成することができるの
で、上記シーケンスに従って両面に画像を形成すること
になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これま
でのこの種の装置における両面記録は、一律に同じシー
ケンス或いはタイミングで行っており、効率的な画像形
成という点では問題があり、まだまだ改善の余地があっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる問題点に
鑑みなされたものであり、画像形成シーケンスを変える
ことにより、高速且つ最適な両面記録を行わせる画像形
成装置及びその制御方法及び制御方法を格納した記録媒
体を提供しようとするものである。また、画像シーケン
スを決定した際の像形成時間をホストコンピュータ側に
通知可能とした制御装置を提供する。
【0007】この課題を解決するため、たとえば本発明
の画像形成装置は以下に示す構成を備える。すなわち。
【0008】複数枚の画像を記録媒体上に順次形成する
画像形成装置であって、前記画像に応じた像を保持可能
な中間転写手段と、前記中間転写手段上の像を記録媒体
に転写する転写手段と、前記像形成された記録媒体の裏
面に画像を形成すべく前記記録媒体を反転する反転手段
と、前記反転手段を用いて前記記録媒体の両面に前記複
数の画像を順次形成するに際し、前記複数の画像の形成
シーケンスを画像形成条件に応じて画像形成を制御する
制御手段とを有する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
かかる実施形態の一例を詳細に説明する。
【0010】[画像形成装置の制御系の構成の説明]図
1は実施形態における画像形成装置(レーザビームプリ
ンタ)の制御系のブロック構成図である。
【0011】図示において、1は装置全体の制御を司る
CPUであり、2はCPU1の動作処理手順(プログラ
ム)を記憶しているROMである。3はCPUのワーク
エリアとして使用されるRAMであり、4は操作パネル
である。5はホストコンピュータ8からのデータを受信
するためのインタフェースであり、6は印刷すべきビッ
トマップデータを展開する画像メモリである。本実施形
態では実際に画像を形成するエンジンでの解像度におい
てA3サイズまでのフルカラー画像データを展開可能な
容量を有している。従って、A4サイズであれば2ペー
ジ分のフルカラー画像データが記憶可能になり、A4サ
イズのモノクロ画像データであれば8ページ分記憶可能
となる。画像メモリ6に展開されているビットマップデ
ータをたとえばPWM変調し、後述する画像形成部7に
より、像形成する。
【0012】[画像形成装置の全体の説明]実施形態に
おける画像形成装置の断面構造を図2に示す。
【0013】図示に示すように、固定の黒現像器21B
と、回転可能な3つのカラー現像器を装填してなる現像
部23で現像され、中間転写体9に多重転写されたカラ
ー画像を給送部から給送した転写材2にさらに転写する
ことによりカラー画像を形成するものである。そしてこ
の転写材2を定着部25へ搬送してカラー画像を転写材
2に定着し、排出ローラによって装置上面の排出部37
へ排出する。
【0014】尚、上記回転可能なカラー現像器及び固定
の黒現像器はプリンタ本体に対して個別に着脱可能に構
成している。
【0015】上記画像形成部への露光はスキャナ部30
から送られる。即ち画像信号がレーザダイオードに与え
られると、このレーザダイオードは画像信号に対応する
画像光をポリゴンミラー31へ照射する。このポリゴン
ミラー31はスキャナモータによって高速回転し、ポリ
ゴンミラー31で反射した画像光が結像レンズ32及び
反射ミラー33を介して一定速度で回転する像但持体1
5の表面を選択的に露光するように構成している。
【0016】次に上記画像形成部の各部の構成について
順次詳細に説明する。
【0017】<像但持体ユニット>ドラムユニット13
は像但持体(感光ドラム)15と像但持体15のホルダ
ーを兼ねるクリーニング装置の容器14と一体的に構成
され、このドラムユニット13はプリンタ本体に対して
着脱自在に支持され、像但持体15の寿命に合わせて容
易にユニット交換可能であるよう構成されている。本実
施形態に係わる像但持体15は直径約60mmのアルミ
シリンダーの外側に有機光導電体層を塗布して構成し、
像但持体15のホルダーを兼ねるクリーニング装置の容
器14に回転自在に支持されている。像但持体15の周
上には、クリーナブレード16、一次帯電手段17が配
置され、また図示後方の一方端に図示しない駆動モータ
の駆動力を伝達することにより、像但持体15を画像形
成動作に応じて図示反時計回りに回転させるようにして
いる。
【0018】<帯電手段>帯電手段17は接触帯電方法
を用いたものであり、導電性ローラを像但持体15に当
接させ、この導電性ローラに電圧を印加することによっ
て像但持体15の表面を一様に帯電させるものである。
【0019】<クリーニング手段>クリーニング手段は
現像手段によって像但持体15に可視像化されたトナー
が中間転写体9に転写された後、像但持体15上に残っ
たトナーをクリーニングするものであり、クリーニング
された廃トナーはクリーナ容器14に蓄えられる。容器
14に蓄えられる廃トナーの量は、像但持体の寿命より
早く容器14を満たすことはなく、従ってクリーナ容器
14は像但持体15の寿命交換時に同時に一体で交換処
理される。
【0020】<現像手段>現像手段は、上記潜像を可視
像化するために、イエロー、マゼンタ、シアンの各色現
像を可能とする3個の回転現像器20Y、20M、20
Cと、1個のブラック(黒)現像器21Bから構成され
る。
【0021】黒現像器21Bは先に説明したように固定
現像器であり、像但持体15に対向した位置にスリーブ
21BSが像但持体15に対し微小間隔をもって配置さ
れ、像但持体15にブラックトナーによる可視像を形成
する。
【0022】ブラック現像器21Bは容器内のトナーを
送り機構によって送り込み、スリーブ21BSの外周に
圧接された塗布ブレード21BBによって図示時計方向
に回転するスリーブ21BSの外周にトナーを薄層塗布
し、且つトナーへ電荷を付与(摩擦帯電)する。またス
リーブ21BSに現像バイアスを印加することにより、
潜像に応じて像但持体15に対してトナー現像を行うも
のである。
【0023】3個の回転現像器20Y、20M、20C
は、軸22を中心として回転する現像ロータリー23に
夫々着脱可能に保持されている。画像形成に際しては各
現像器が現像ロータリー23に保持された状態で軸22
を中心に回転移動し、所定の現像器が、像但持体15に
対向した位置に止り、更に現像スリーブが像但持体15
に対し微小間隔(300μm程度)をもって対向するよ
うに位置決めされた後、像但持体15に可視像を形成す
る。カラー画像形成時には中間転写体9の1回転毎に現
像ロータリー23が回転しイエロー現像器20Y、マゼ
ンタ現像器20M、シアン現像器20C、次いで黒現像
器20Bの順で現像工程がなされ中間転写体9が4回転
してイエロー、マゼンタ、シアン、黒のそれぞれのトナ
ーによる可視像を順次形成し、その結果フルカラー可視
像を中間転写体上に形成する。
【0024】図2ではイエローの回転現像器20Yが像
但持体ユニットに対向した位置に位置決め静止している
状態を示している。回転現像器20Yは容器内のトナー
を送り機構によって塗布ローラ20YRヘ送り込み、図
示時計方向に回転する塗布ローラ20YR及びスリーブ
20YSの外周に圧接されたブレード20YBによって
図示時計方向に回転するスリーブ20YSの外周にトナ
ーを薄層塗布し、且つトナーへ電荷を付与(摩擦帯電)
する。潜像が形成された像但持体15と対向したスリー
ブ20YSに現像バイアスを印加することにより、潜像
に応じて像但持体15上にトナー現像を行うものであ
る。マゼンタ現像器20M、シアン現像器20Cについ
ても上記同様なメカニズムでトナー現像が行われる。
【0025】また各回転現像器20Y、20M、20C
の各スリーブは各現像器が現像位置に回転移動されたと
きプリンタ本体に設けられた各色現像用高圧電源及び駆
動と接続されており、各色現像毎に順次選択的に電圧が
印加され駆動が接続される。
【0026】<中間転写体>中間転写体9はカラー画像
形成動作時には像但持体から4回の多重転写を受けるた
め図示時計回りに回転し、また多重転写を受けた中間転
写体9は電圧を印加された転写ローラ10とによって転
写材2を挟み込み搬送することにより転写材2に中間転
写材上の各色トナー像を同時多重転写する。
【0027】本実施形態に係わる中間転写体9は直径1
80mmのアルミシリンダ12の外周を中抵抗スポンジや
中抵抗ゴム等の弾性層11で覆った構成をしている。こ
の中間転写体9は回転自在に支持され一体的に固定され
るギヤ(図示せず)に駆動を受けて回転する。
【0028】なお、中間転写体9の直径は上記の通りで
あるので、少なくともA4サイズ横に対するトナー像は
2つ分形成することができる。
【0029】<給紙部>給紙部は画像形成部へ転写材2
を給送するものであり、複数枚の転写材2はカセット1
a或いは1bに収納されている。各カセットには、転写
材を1枚だけ取り込むための給紙ローラ3a,3bが当
接している。給紙ローラ3a(或いは3b)で取り込ま
れた転写材は給送ローラ4a、5a(或いは4b、5
b)に挟持された状態で給紙ガイド6に沿って搬送さ
れ、共通の搬送ローラ7でレジストローラ8まで搬送さ
れる。画像形成動作中には、レジストローラ8は、転写
材2を静止待機させる非回転の動作と、転写材2を中間
転写体に向けて搬送する回転の動作とを所定のシーケン
スで行い、次工程である転写工程時の画像と転写材2と
の位置合わせを行う。
【0030】また、搬送ローラ7は、後述する反転ユニ
ット41からの反転済みの転写材をも取り込み、レジス
トローラ8へ供給する。
【0031】<転写部>転写部は揺動可能な転写ローラ
10からなる。この転写ローラ10は金属軸を中抵抗発
泡弾性体で巻いてあり、図示上下に移動可能で且つ駆動
を有す。上記中間転写体9上に4色のトナー像を形成し
ている間、即ち中間転写体9が複数回転する間はその画
像を乱さぬよう、図示実線で示すよう転写ローラ10は
下方に位置し中間転写体9とは離れている。上記中間転
写体9上に4色のトナー像が形成し終わった後転写材2
にカラー画像を転写するタイミングに合わせて転写ロー
ラ10は位置に図示しないカム部材により図示細線で示
す上方の位置、即ち転写材2を介して中間転写体9に所
定の圧で押し付けられる。この時同時に転写ローラ10
にはバイアスが印加され中間転写体9上のトナー画像は
転写材2に転写される。ここで中間転写体9は転転写ロ
ーラ10とは夫々駆動されているため、両者に挟まれた
状態の転写材2は転写工程が行われると同時に、図示左
方向に所定の速度で搬送され次工程である定着部にむけ
て送られる。
【0032】<定着部>定着部25は上記現像手段2
0、21により形成されたトナー画像を中間転写体9を
介して転写材2上に形成したトナー画像を定着させるも
のであり、図1に示すように、転写材2に熱を加えるた
めの定着ローラ26と転写材2を定着ローラ26に圧接
させるための加圧ローラ27とから成り、各ローラは中
空ローラであり内部に夫々ヒータ28、29を有し回転
駆動され同時に転写材2を搬送するよう構成されてい
る。
【0033】即ちトナー像を保持した転写材2は定着ロ
ーラ26と加圧ローラ27とにより搬送されると共に熱
及び圧力を加えられることによりトナーが転写材2に定
着される。
【0034】<反転ユニット>反転ユニットは、片面に
像を定着した転写材のもう一方の片面に画像を形成すべ
く、転写材を反転させる機構である。
【0035】上記のようにして定着された転写材は、そ
の転写材に対する処理が完了した場合には、搬送ローラ
34、35と、排出ローラ36を駆動することで、排紙
トレイ37上に排出されるが、定着済みの転写材を搬送
ローラ34、35によって、ある程度排出する方向に搬
送させた後、今度は搬送ローラ34、35を逆回転させ
る。このとき、図示のフラッパ40を上方向移動させ
(時計回り回動させ)、反転搬送路41に搬入させる。
この後は、反転路搬送ローラ42、43により再び搬送
ローラ7に搬送させ、レジストローラ8の位置にまで搬
送させる。
【0036】[画像形成シーケンス]次に上記のように
構成された装置によって、画像形成を行う場合のシーケ
ンスについて説明する。
【0037】なお、説明を簡単にするため、実施形態に
おける反転処理してレジストローラ位置まで反転させた
転写材が転送されるまでに要する時間は、上記2次転写
を行ている期間よりも長く、その2倍を越えないとす
る。
【0038】<モノクロ両面記録の説明>まず、最初に
モノクロ両面記録(ここではブラック単色)を行なう場
合であって、中間転写体9の外周方向(中間転写の回転
軸に対して垂直方向)にA4サイズの長手方向のトナー
像を生成し、裏表に記録する場合を説明する。この場
合、中間転写体9には、2枚分のトナー像を転写させる
ことはできないので(A4サイズ長手方向に2枚分のト
ナー像を転写するには中間転写体の周長が短いので)、
1枚分のトナー像を転写させ、それを転写材である記録
紙に転写させることになる。
【0039】以下、図3の動作シーケンスに従って説明
する。
【0040】まず、最初の段階では、像但持体15上に
記録すべき2ページ目(1枚目の裏の画像)のブラック
用の静電潜像を形成し、これを黒現像器21Bにより現
像し、中間転写体9に一時転写させる。また、このと
き、転写材(A4)をカセットからレジストローラ8ま
で搬送させ、待機状態にさせておく。そして、転写材に
中間転写体9上で形成されたブラックトナー像を2次転
写させ、それを定着器25で定着させる。定着された転
写材は、先に説明したように反転ユニットの動作によっ
て、再びレジストローラ8にまで搬送させる。
【0041】この間の時間を無意味なものとしないた
め、この反転処理中に次の転写材に4ページ目(2枚目
の裏の画像)の現像、転写、定着(以下、これら一連の
処理を画像形成処理という)を行わせる。
【0042】従って、最初の転写材に2ページ目を記録
した場合には、上記画像形成処理を1回分空回りさせ、
2回目の画像形成処理時に2枚目の転写材に、4ページ
目の画像形成処理を行わせることになる。
【0043】こうして2枚目の転写材に対する4ページ
目の画像形成処理が完了すると、先に反転処理された転
写材に対する1ページ目(1枚目の表の画像)の画像形
成処理を行ない、今度はそれを排紙トレイ37に向けて
搬送、排出させることになる。
【0044】これ以降、画像形成処理がとぎれることな
く上記シーケンスに従って実行させていく。ただし、最
後の転写材の両面への記録時する場合、その次の転写材
への記録処理はなくなるので、画像形成処理を1回だけ
スキップすることになる。
【0045】以上のようにして両面記録を行うことで、
排紙トレイ37には、ページ番号順に積まれていくこと
になる。なお、図3下に一般的なシーケンスを示す。
【0046】<フルカラー画像の両面記録の説明その1
>上記の如く、モノクロ単色での両面記録では、反転ユ
ニットによる反転とその搬送に時間がかかるもので、少
なくとも4ページ分の画像データを記憶することが必要
になる。なぜなら、図3のシーケンスに従えば、たとえ
ば6ページ目を記録した後は3ページ目の画像を記録す
ることが必要になるからである。かかるシーケンスをフ
ルカラー画像に適用させると、画像メモリは膨大な容量
を必要とする。なぜなら、Y、M、C(Bk)の3つ
(4つ)の画像で1ページのフルカラー画像を形成する
ためにはモノクロに比べて3(4)倍のデータが必要に
なるからである。
【0047】そこで、本実施形態では、記録すべき画像
で使用される色数とその転写材のサイズと記録方向に応
じて、一連のシーケンスを制御する。
【0048】まず、上記A4モノクロ両面画像記録と対
比する意味で、A4フルカラー画像記録のシーケンスを
図4を参照して説明する。
【0049】フルカラー画像形成時には、先に説明した
ように4色分のトナー像を中間転写体9を4回転させ、
各色トナーを一次転写させていくことになる。そして、
全ての一次転写が完了した後、転写材(記録紙)に2次
転写させる。
【0050】従って、モノクロ時と比較し、少なくとも
中間転写体9は3回多く回転することになる。モノクロ
画像形成時もフルカラー画像形成時も、中間転写体9の
1回転と2次転写に要する時間は同じであるから、給紙
処理、反転処理等の紙搬送処理において、中間転写体9
の3回転分の時間的余裕が生まれる。本実施形態ではこ
れを活用する。
【0051】つまり、裏面(たとえば2ページ目)にフ
ルカラー画像形成処理を行い、それを転写材に2次転写
させて反転処理している最中に、表面(1ページ目)の
静電潜像の形成及び中間転写体9への一次転写処理を順
次行う。この結果、4色のトナー像の一次転写が完了す
るまでには、裏面に記録された、反転済みの転写材をレ
ジストローラ8まで搬送するとしても、十分な時間があ
る。
【0052】従って、この場合の画像記録のシーケンス
は図4に示すようになる。
【0053】すなわち、最初に2ページ目のイエロー
(Y)成分の静電潜像を行ない、Y成分のトナー像を形
成して、中間転写体9に一次転写を行なう。以下、同様
に、M、C及びBkについても行う。そして、中間転写
体9上に形成されたフルカラートナー像を転写材(記録
紙)に2次転写させ、それを定着させると共に反転ユニ
ットにおくる。この間、1ページ目についてフルカラー
トナー像を中間転写体9上に一次転写を行うことになる
が、最後のBk成分についての一次転写を行う以前に、
2ページ目に記録され、反転処理された転写材が転写可
能な状態となって搬送されてくるので、それに対して2
次転写を行う。これによって両面に画像形成処理が施さ
れたことになるので、後は定着器を経て外部に排出する
ことになる。これ以降(3ページ以降)については、上
記処理を繰り返すことになる。
【0054】<フルカラー画像の両面記録の説明その2
>上記説明は、上記A4のフルカラー画像記録のシーケ
ンス(中間転写体の外周方向(中間転写体の回転軸に対
して垂直方向)にA4サイズの長手方向のトナー像を生
成し、裏表に記録する)を説明したが、今度は、中間転
写体の回転軸に対して水平方向にA4サイズの長手方向
のトナー像を生成する場合、もしくはA4サイズよりも
更に小さいレターサイズ等のトナー像を生成する際のフ
ルカラー画像記録について説明する。
【0055】先に説明したように、中間転写体9の直径
は少なくとも直径180mmであるので、A4等のサイズ
の転写材の短手が、中間転写体9の外周に沿っている場
合には一度に2枚分のトナー像を、その表面に一次転写
することが可能になる。
【0056】従って、この場合の記録動作のシーケンス
は、図5に示すようになる。
【0057】すなわち、まず、2ページ目、4ページ目
のY成分の静電潜像を形成してYトナー像で現像し、中
間転写体9に一次転写する。この後、M、C及びBk成
分についても2ページ単位に一次転写させる。こうし
て、2ページ分のフルカラートナー像が形成されると、
レジストローラに待機させておいた1枚目の転写材への
2次転写を開始させると共に、2枚目の転写材の給紙を
行う。そして、1枚目に続いて2枚目への2次転写を行
わせる。
【0058】2次転写された転写材は、反転ユニットに
所定のシーケンスで搬送され、一旦、搬送ローラ7の手
前の位置まで搬送される。それと同時に、カセットから
1枚転写材が搬送されレジストローラ8の位置まで搬送
される。この間、4ページ目と1ページ目のY成分のト
ナー像の中間転写体9への一次転写を行ない、M成分、
C成分、Bk成分についても行う。その後、まず、先に
カセットから搬送された転写材に4ページ目の画像を2
次転写させる。この転写材は反転ユニットへ搬送され、
そして搬送ローラ7の手前まで搬送される。この転写材
の反転され、表になった面に対しては図5のAに示すタ
イミングで3ページ目が2次転写される。反転ユニット
での搬送速度にも依存するが、1ページ目の画像(図5
のB)は、少なくともフルカラートナー像が中間転写体
9上に転写され、2次転写する時期になるまでには、反
転処理された最初の転写材がレジストローラ8の位置に
待機状態になっているので、それに2次転写を行わせ、
定着後排出させる。
【0059】以降、同様に6ページ目と3ページ目、8
ページ目と5ページ目と順次2ページ分づつ画像が生成
される。前記2ページ分の画像のうち、先に生成される
画像はカセットから搬送された転写材へ転写され、転写
済転写材は反転ユニットへ搬送される。また、後に生成
される画像は反転ユニットから搬送された転写材へ2次
転写され、転写済転写材は機外へ搬出される。また、最
後の転写材の表(例えば5枚、10ページ分の記録をす
る場合の9ページ目)が印字されるときは、2つの画像
を形成することなく、1つの画像のみを形成し、この1
つの画像を転写材へ中間転写体9上の像を2次転写させ
機外へ搬出する。以上のシーケンスにより、モノカラー
と同じ順に画像が形成される。
【0060】なお、上記例は、10ページ、つまり、偶
数ページの印刷を例にして説明したが、例えば9ページ
である場合には、10ページに相当する印刷を行なわな
いだけである。
【0061】また、CPUの制御の下I/F部5を介
し、画像形成装置のシーケンスを示す「単色形成中であ
る」、「フルカラー形成中である」、「両面形成モード
である」、という情報(或いはそれを意図するコード)
がホストコンピュータ7には返され、ホストコンピュー
タ7は前記情報を表示する。
【0062】図8は、実施形態における印刷動作時の表
示画面の例を示している。図示において、801は単色
印字中の時に表示され、802はフルカラー印字中に時
に表示され、803は両面印字中の時に表示されるもの
である。また、804は計6枚の記録媒体が印字中(準
備中)であることを示しているインジケータである。ま
た、804において、左の2つと残りの4つとは表示形
態が異なるのは、両面を記録する、片面を記録するの違
いを示しており、また、Cはカラーを、Mはモノクロを
示している。インジケータ804の下の部分を見ること
で、画像形成の過程が認識可能になっている。図示の場
合には6枚中3枚目までが完了していることを示してい
る。
【0063】またホストコンピュータ7からの送信され
る画像の色(モノクロか、フルカラー)、枚数の情報、
形成する画像の順序、組み合わせ(EX.1枚目から4
枚目まではフルカラー画像であり、5枚目から10枚目
までは黒単色画像である)の情報は、画像形成装置に像
形成するデータと共に送信され、画像形成装置のCPU
1はこの情報からどのような形成シーケンスが可能であ
るか(EX.1枚目から4枚目はフルカラー画像であっ
て「フルカラー画像両面記録その2」のようなシーケン
スで像形成が可能であり、5枚目から10枚目までは黒
単色画像であるので図3のような像形成シーケンスが可
能である)を決定して大体どの程度の時間で像形成が完
了するかを判定する。そして判定結果をホストコンピュ
ータ7に返送する。ホストコンピュータ7では、判定結
果情報をモニタ上に表示(図8の806)するので、操
作者には画像形成におけるtotalの所要時間、画像形成
終了までの時間が認識可能となり、画像形成装置による
像形成が終了する以前に操作者が画像形成装置のところ
に行って、像形成が終了するのを待つといった不便さを
解消できる。
【0064】また、画像形成装置が現在使用中である際
には、現在形成中の像形成終了までの時間(さらに、形
成予定の画像があればその画像を形成するまでにかかる
時間)を考慮して、既に算出されている該処理終了まで
の時間に前記CPU1により判定された判定結果を加算
した情報をホストコンピュータ7に送信する。これによ
り、現在形成中の画像、さらには形成予定の画像を形成
するためにかかる時間をも考慮した通知が可能になる。
【0065】<制御処理内容の説明>以上説明した処理
を実現するためには、図1のCPUが処理することにな
るが、このCPU1が処理する動作手順(ROM2に格
納されたプログラム)を説明すると、図6のフローチャ
ートのようになる。なお、印刷用ビットマップイメージ
の画像メモリ6への展開処理は別のタスクで行っている
ものとする。
【0066】まず、ステップS1で両面印刷か否かを判
断する。この判定は、上位装置、たとえばホストコンピ
ュータからの印刷指示コマンドに基づいて判断しても良
いし、操作パネル4からの指示に従って判断してもよ
い。
【0067】両面印刷ではなない、つまり、片面印刷で
あると判断した場合には、ステップS2に進んで通常の
片面印刷を行う。
【0068】また、両面印刷であると判断した場合に
は、ステップS3に進んで、モノクロ(単色)印刷か否
かを判断する。
【0069】モノクロ印刷であると判断した場合、処理
はステップS4に進み、2枚単位の印刷が可能かどう
か、すなわち、印刷用の転写材としてA4縦等、中間転
写体9上に2枚分のトナー像を形成可能なサイズ及び方
向かを判断する。
【0070】2枚単位の印刷が可能であればステップS
5、1枚単位の印刷であればステップS6においてそれ
ぞれのモードに従って印刷処理を行う。
【0071】一方、ステップS3でフルカラー印刷(或
いは、反転ユニットでの搬送時間が間に合う色数での印
刷)であると判断した場合には、ステップS7に進み、
ここでも2枚単位の印刷が可能かどうかで、ステップS
8、ステップS9のいずれかに分岐する。
【0072】ここで、ステップS6に進むと、図3のシ
ーケンスに従って動作を行ない、ステップS5に進むと
モノクロの2枚単位の印刷を行う。ステップS5の説明
は上記説明では特にしなかったが、たとえば中間転写体
9からの転写材への2次転写時間と、反転ユニットでの
反転処理を比較した場合、後者が短い場合には、単色の
現像及び一次転写であるものの、実質的に図4のシーケ
ンスで可能である。つまり、2枚同時に転写する場合、
先頭の転写材の反転処理を行っている最中に2枚目の転
写材への2次転写が行われ、それが完了するまでに最初
の転写材がレジストローラ8の位置まで搬送されるから
である。
【0073】また、ステップS8に処理が進んだ場合に
は、図5のシーケンスに従えばよく、ステップS9に進
んだ場合には図4のシーケンスに従えばよい。
【0074】ここでステップS9の具体的な処理内容
(フルカラーの1枚単位の両面記録処理)を図7のフロ
ーチャートに従って説明する。
【0075】まず、ステップS11で変数iに初期値と
して“2”を与え、ステップS12で両面印刷が終了し
たか否かを判断する。終了したと判断した場合には本処
理を終え、図6の処理に復帰する。
【0076】未終了であると判断した場合には、ステッ
プS13に進み、変数iの内容が偶数か奇数かを判断す
る。初期状態ではi=2であるので、ステップS14に
進み、iページ目のフルカラー画像についてY成分の静
電潜像の形成及び中間転写体9への一次転写を転写を開
始させる。これ以降、他のM、C及びBk成分について
も同様に行われることになる。
【0077】ステップS15に処理が進むと、給紙カセ
ットから対応する転写材の給紙を行わせる。
【0078】ステップS16に処理が進むと、最後のB
k成分への一次転写が行われ、なおかつ、レジストロー
ラ8近傍にもうけられているセンサによって転写材の待
機を判断したら、ステップS17で2次転写を開始させ
る。そして、ステップS18で反転ユニットへの搬送を
行わせるように設定すると共に、ステップS19で変数
iを“1”だけディクリメントさせ、ステップS13に
戻る。
【0079】ステップS13に戻ると、変数iが奇数に
なるので、ステップS20に進み、変数iで示されるペ
ージの一次転写を開始させる。これは先に説明したステ
ップS14と同じである。この一次転写を行っている最
中に、先のステップS17で2次転写された転写材が反
転ユニットで反転され、レジストローラ8に向けて搬送
されていることになる。
【0080】ステップS21では、最後のBk成分の一
次転写が行われ、レジストローラ8に反転済みの転写材
が搬送されてきているか否かを判断する。そして、ステ
ップS22で2次転写を開始させ、ステップ23で出力
先を排紙トレイに設定し、ステップ24で変数iに
“3”を加算する。
【0081】これ以降ステップ12以下の処理を繰り返
すことで、図4に示すようなシーケンスで両面へのフル
カラー画像の印刷が行われることになる。
【0082】以上説明したように本実施形態に従えば、
記録色数と転写材のサイズとその方向に応じて、画像形
成シーケンスを適宜切り替えることで、画像メモリを有
効活用することができ、しかも、高速に印刷処理を行う
ことが可能になる。
【0083】なお、上記説明では、プリンタ装置として
説明したが、たとえば複写機に適用させても良い。
【0084】また、上記説明では、いずれもA4サイズ
を例にして説明したが、LETTERサイズであっても
同じ思想で実現可能であり、サイズによって本発明が限
定されるものではない。
【0085】また、実施形態では、最後に定着した面を
下面として排出する例を説明したが、これに限らず、最
後に定着した面を上面として排出する機構を備える装置
に適用してもよい。この場合には、たとえば図4のシー
ケンスでは2、1、4、3…ページの順番で画像形成を
行ったが、1、2、3、4…というシーケンスで行われ
ることになる。この結果、画像メモリの容量は同じか、
或いは若干少なくすることが可能になる。
【0086】また、実施形態では、モノクロか否か、2
枚同時画像形成が可能か否かをそれぞれ判定したが、た
とえば、これらの判断規準となる情報に基づいて別途用
意した画像形成シーケンステーブルを参照することで、
画像形成のシーケンスを決定したも良い。
【0087】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0088】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0089】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0090】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0091】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0092】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記
録色数或いは記録媒体のサイズや方向に応じて最適な両
面記録を行わせることが可能になる。
【0094】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態における画像形成装置の制御系のブロ
ック構成図である。
【図2】実施形態における画像形成装置の断面構造図で
ある。
【図3】モノクロ1枚単位の画像形成シーケンスを示す
図である。
【図4】フルカラー1枚単位の画像形成シーケンスを示
す図である。
【図5】フルカラー2枚単位の画像形成シーケンスを示
す図である。
【図6】実施形態における画像処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図7】図6におけるステップ9のフルカラー1枚単位
の画像処理手順を示すフローチャートである。
【図8】実施形態における表示画面の表示例を示す図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/00 370 B41J 3/00 S H04N 1/00 108 B 1/60 H04N 1/40 D 1/46 1/46 Z

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の画像を記録媒体上に順次形成す
    る画像形成装置であって、 前記画像に応じた像を保持可能な中間転写手段と、 前記中間転写手段上の像を記録媒体に転写する転写手段
    と、 前記像形成された記録媒体の裏面に画像を形成すべく前
    記記録媒体を反転する反転手段と、 前記反転手段を用いて前記記録媒体の両面に前記複数の
    画像を順次形成するに際し、前記複数の画像の形成シー
    ケンスを画像形成条件に応じて画像形成を制御する制御
    手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成条件とは単色形成を行うか
    フルカラー形成を行うかを示す形成色条件であることを
    特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像形成条件とは前記中間転写手段
    上に同時に複数の画像を形成するか、同時に複数の画像
    を形成しないかを示す形成画像数条件であることを特徴
    とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像形成条件とは前記記録媒体の前
    記画像形成装置への搬送方向を示す記録媒体方向条件で
    あることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記中間転写手段には、前記反転手段に
    よる反転処理時に次に転写すべき像が形成されることを
    特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記中間転写手段上に同時に複数の画像
    を形成する画像形成条件時には、前記中間転写手段の1
    回のシーケンスで2枚の画像が前記記録媒体に形成さ
    れ、前記中間転写手段上に同時に複数の画像を形成しな
    い条件時には、前記中間転写手段の1回転シーケンスで
    1枚の画像が前記記録媒体上に形成されることを特徴と
    する請求項3記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 更に、前記制御手段による画像形成制御
    の結果、像形成にかかる時間を判定する判定手段と、 前記判定手段の判定結果を、前記複数枚の画像を示す情
    報を転送してきた外部装置に通知する第1の通知手段を
    備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 更に、前記制御手段による画像形成制御
    で用いられる画像の形成シーケンスを、前記複数枚の画
    像を示す情報を転送してきた外部記憶装置に通知する第
    2の通知手段を備えることを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の通知手段は、前記判定結果に
    前記画像形成装置の占有状態を考慮した時間を付加して
    通知することを特徴とする請求項7記載の画像形成装
    置。
  10. 【請求項10】 画像に応じた像を保持可能な中間転写
    手段と、前記中間転写手段上の像を記録媒体に転写する
    転写手段と、前記像形成された記録媒体の裏面に画像を
    形成すべく前記記録媒体を反転する反転手段とを備え、
    複数枚の画像を記録媒体上に順次形成させる画像形成装
    置の制御方法であって、 前記反転手段を用いて前記記録媒体の両面に前記複数の
    画像を順次形成するに際し、前記複数の画像の形成シー
    ケンスを画像形成条件に応じて画像形成を制御する制御
    工程とを有することを特徴とする画像形成装置の制御方
    法。
  11. 【請求項11】 前記画像形成条件とは単色形成を行う
    かフルカラー形成を行うかを示す形成色条件であること
    を特徴とする請求項10記載の画像形成装置の制御方
    法。
  12. 【請求項12】 前記画像形成条件とは前記中間転写手
    段上に同時に複数の画像を形成するか、同時に複数の画
    像を形成しないかを示す形成画像数条件であることを特
    徴とする請求項10記載の画像形成装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 前記画像形成条件とは前記記録媒体の
    前記画像形成装置への搬送方向を示す記録媒体方向条件
    であることを特徴とする請求項10記載の画像形成装置
    の制御方法。
  14. 【請求項14】 前記中間転写手段には、前記反転手段
    による反転処理時に次に転写すべき像を形成することを
    特徴とする請求項10記載の画像形成装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 前記中間転写手段上に同時に複数の画
    像を形成する画像形成条件時には、前記中間転写手段の
    1回のシーケンスで2枚の画像が前記記録媒体に形成さ
    れ、前記中間転写手段上に同時に複数の画像を形成しな
    い条件時には、前記中間転写手段の1回転シーケンスで
    1枚の画像が前記記録媒体上に形成されることを特徴と
    する請求項12記載の画像形成装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 更に、前記制御工程による画像形成制
    御の結果、像形成にかかる時間を判定する判定工程と、 前記判定工程の判定結果を、前記複数枚の画像を示す情
    報を転送してきた外部装置に通知する第1の通知工程を
    備えることを特徴とする請求項10記載の画像形成装置
    の制御方法。
  17. 【請求項17】 更に、前記制御工程による画像形成制
    御で用いられる画像の形成シーケンスを、前記複数枚の
    画像を示す情報を転送してきた外部記憶装置に通知する
    第2の通知工程を備えることを特徴とする請求項10記
    載の画像形成装置の制御方法。
  18. 【請求項18】 前記第1の通知工程は、前記判定結果
    に前記画像形成装置の占有状態を考慮した時間を付加し
    て通知することを特徴とする請求項16記載の画像形成
    装置の制御方法。
  19. 【請求項19】 画像に応じた像を保持可能な中間転写
    手段と、前記中間転写手段上の像を記録媒体に転写する
    転写手段と、前記像形成された記録媒体の裏面に画像を
    形成すべく前記記録媒体を反転する反転手段とを備える
    画像形成装置で、複数枚の画像を記録媒体上に順次形成
    させる制御プログラムを格納した記憶媒体であって、 前記反転手段を用いて前記記録媒体の両面に前記複数の
    画像を順次形成するに際し、前記複数の画像の形成シー
    ケンスを画像形成条件に応じて画像形成を制御する制御
    工程のプログラムコードを格納したことを特徴とする記
    憶媒体。
  20. 【請求項20】 前記画像形成条件とは単色形成を行う
    かフルカラー形成を行うかを示す形成色条件であること
    を特徴とする請求項19記載の記憶媒体。
  21. 【請求項21】 前記画像形成条件とは前記中間転写手
    段上に同時に複数の画像を形成するか、同時に複数の画
    像を形成しないかを示す形成画像数条件であることを特
    徴とする請求項19記載の記憶媒体。
  22. 【請求項22】 前記画像形成条件とは前記記録媒体の
    前記画像形成装置への搬送方向を示す記録媒体方向条件
    であることを特徴とする請求項19記載の記憶媒体。
  23. 【請求項23】 前記中間転写手段には、前記反転手段
    による反転処理時に次に転写すべき像を形成することを
    特徴とする請求項19記載の記憶媒体。
  24. 【請求項24】 前記中間転写手段上に同時に複数の画
    像を形成する画像形成条件時には、前記中間転写手段の
    1回のシーケンスで2枚の画像が前記記録媒体に形成さ
    れ、前記中間転写手段上に同時に複数の画像を形成しな
    い条件時には、前記中間転写手段の1回転シーケンスで
    1枚の画像が前記記録媒体上に形成されることを特徴と
    する請求項21記載の記憶媒体。
  25. 【請求項25】 更に、前記制御工程による画像形成制
    御の結果、像形成にかかる時間を判定する判定工程のプ
    ログラムコードと、 前記判定工程の判定結果を、前記複数枚の画像を示す情
    報を転送してきた外部装置に通知する第1の通知工程の
    プログラムコードを備えることを特徴とする請求項19
    記載の記憶媒体。
  26. 【請求項26】 更に、前記制御工程による画像形成制
    御で用いられる画像の形成シーケンスを、前記複数枚の
    画像を示す情報を転送してきた外部記憶装置に通知する
    第2の通知工程のプログラムコードを備えることを特徴
    とする請求項19記載の記憶媒体。
  27. 【請求項27】 前記第1の通知工程は、前記判定結果
    に前記画像形成装置の占有状態を考慮した時間を付加し
    て通知することを特徴とする請求項25記載の記憶媒
    体。
JP9181583A 1996-07-08 1997-07-07 画像形成装置及びその制御方法 Withdrawn JPH1083104A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1103290C (zh) * 1998-12-08 2003-03-19 富士通株式会社 双面打印设备和该设备的控制方法
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