JPH108273A - 打錠機部品の自動洗浄装置 - Google Patents
打錠機部品の自動洗浄装置Info
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- JPH108273A JPH108273A JP8159567A JP15956796A JPH108273A JP H108273 A JPH108273 A JP H108273A JP 8159567 A JP8159567 A JP 8159567A JP 15956796 A JP15956796 A JP 15956796A JP H108273 A JPH108273 A JP H108273A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/0082—Dust eliminating means; Mould or press ram cleaning means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B11/00—Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
- B30B11/02—Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using a ram exerting pressure on the material in a moulding space
- B30B11/08—Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using a ram exerting pressure on the material in a moulding space co-operating with moulds carried by a turntable
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 杵、臼などの部品を打錠機より取り外し、バ
スケットに収納したままの状態で洗浄から防錆までの一
連の処理が自動的に出来る自動洗浄装置を提供する。 【解決手段】 杵１１、臼１２などの打錠機から取り外
した部品を配列収納したバスケットＢを吊り下げる上下
に昇降可能なハンガーフックｈを、軌道１ａに沿って往
復可能に移動させる移送手段１と、移送手段１の始端に
設けられ、バスケットＢを載せて置く前載置台２と、バ
スケットＢを浸漬して洗浄する洗浄ステーション３と、
防錆処理を施す防錆処理ステーション４と、移送手段１
の後端に設けられ、バスケットＢを載せて置く後載置台
５とを備えた構成としている。
スケットに収納したままの状態で洗浄から防錆までの一
連の処理が自動的に出来る自動洗浄装置を提供する。 【解決手段】 杵１１、臼１２などの打錠機から取り外
した部品を配列収納したバスケットＢを吊り下げる上下
に昇降可能なハンガーフックｈを、軌道１ａに沿って往
復可能に移動させる移送手段１と、移送手段１の始端に
設けられ、バスケットＢを載せて置く前載置台２と、バ
スケットＢを浸漬して洗浄する洗浄ステーション３と、
防錆処理を施す防錆処理ステーション４と、移送手段１
の後端に設けられ、バスケットＢを載せて置く後載置台
５とを備えた構成としている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、打錠機から取り外
した杵、臼などの部品をバスケットに収納したままの状
態で洗浄から防錆までの一連の処理を自動的に出来る自
動洗浄装置に関する。
した杵、臼などの部品をバスケットに収納したままの状
態で洗浄から防錆までの一連の処理を自動的に出来る自
動洗浄装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図４は、外部滑沢式の打錠機の要部構成
の一例を示す断面図である。この打錠機１０は、水平方
向に沿って回転自在な円盤状の回転テーブルＴに、上下
方向に一定ピッチで穿孔させた孔部１２ａに臼１２を装
填し、これら各臼１２の上下に上杵１１ａと下杵１１ｂ
を配置している。そして、これら上杵１１ａと下杵１１
ｂは、回転テーブルＴと一緒に回転し、カム機構によっ
て昇降動作を行いながら臼１２内に充填された圧縮成形
材料ｍを圧縮するように構成されている。
の一例を示す断面図である。この打錠機１０は、水平方
向に沿って回転自在な円盤状の回転テーブルＴに、上下
方向に一定ピッチで穿孔させた孔部１２ａに臼１２を装
填し、これら各臼１２の上下に上杵１１ａと下杵１１ｂ
を配置している。そして、これら上杵１１ａと下杵１１
ｂは、回転テーブルＴと一緒に回転し、カム機構によっ
て昇降動作を行いながら臼１２内に充填された圧縮成形
材料ｍを圧縮するように構成されている。
【０００３】動作を説明すると、矢印ａの位置に臼１２
が到達すると、この臼１２内に材料供給シュート１３か
ら圧縮成形材料ｍが充填される。その後、矢印ｂの位置
から矢印ｃに示す位置に至る移動経路間で、圧縮成形材
料ｍが上杵１１ａと下杵１１ｂによって圧縮され、錠剤
Ｊを成形する。この錠剤Ｊは、矢印ｄの位置で、下杵１
１ｂが上昇することにより臼１２の上方に持ち上げら
れ、その後、一定位置に固定されたスクレパー１４に当
接することにより、回転テーブルＴの側方に設けられた
排出シュート（不図示）内へ排出され、矢印ｅの位置で
は、滑沢剤が散布室１５内に噴霧される。
が到達すると、この臼１２内に材料供給シュート１３か
ら圧縮成形材料ｍが充填される。その後、矢印ｂの位置
から矢印ｃに示す位置に至る移動経路間で、圧縮成形材
料ｍが上杵１１ａと下杵１１ｂによって圧縮され、錠剤
Ｊを成形する。この錠剤Ｊは、矢印ｄの位置で、下杵１
１ｂが上昇することにより臼１２の上方に持ち上げら
れ、その後、一定位置に固定されたスクレパー１４に当
接することにより、回転テーブルＴの側方に設けられた
排出シュート（不図示）内へ排出され、矢印ｅの位置で
は、滑沢剤が散布室１５内に噴霧される。
【０００４】ところで、このような打錠機１０では、杵
１１（上杵１１ａと下杵１１ｂ）、臼１２の取り外しが
自由に出来るようになっており、使用後は、これらを洗
浄してから、オイルの塗布等による防錆処理を施した後
に、保管室等に保管される。
１１（上杵１１ａと下杵１１ｂ）、臼１２の取り外しが
自由に出来るようになっており、使用後は、これらを洗
浄してから、オイルの塗布等による防錆処理を施した後
に、保管室等に保管される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では、打錠機から取り外した杵、臼などの部品は手
作業で洗浄し、防錆処理を行っているため、人手を要す
る上に、洗浄、防錆のための作業場所が必要となり、面
倒な作業となっている。本発明は、このような点に鑑み
て開発されたものであり、その目的とするところは、打
錠機より取り外した杵、臼などの部品を、バスケットに
収納したままの状態で洗浄から防錆までの一連の処理が
出来る自動洗浄装置を提供することにある。
方法では、打錠機から取り外した杵、臼などの部品は手
作業で洗浄し、防錆処理を行っているため、人手を要す
る上に、洗浄、防錆のための作業場所が必要となり、面
倒な作業となっている。本発明は、このような点に鑑み
て開発されたものであり、その目的とするところは、打
錠機より取り外した杵、臼などの部品を、バスケットに
収納したままの状態で洗浄から防錆までの一連の処理が
出来る自動洗浄装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような目
的を達成するために、次のような構造になっている。請
求項１では、杵、臼などの打錠機から取り外した部品を
配列収納したバスケットを吊り下げる上下に昇降可能な
ハンガーフックを有し、このハンガーフックを軌道に沿
って水平方向に往復移動させる移送手段と、この移送手
段の軌道の始端に設けられ、杵、臼などの部品を配列収
納したバスケットを載せて置く前載置台と、上記移送手
段の軌道に沿って設けられ、ハンガーフックによって吊
り下げられたバスケットを浸漬させて洗浄する洗浄ステ
ーションと、このステーションに隣接して設けられ、ハ
ンガーフックによって吊り下げられたバスケットを浸漬
して防錆処理を施す防錆処理ステーションと、移送手段
の軌道の後端に設けられ、洗浄ステーションで洗浄さ
れ、更に防錆処理ステーションで防錆処理の施されたバ
スケットを載せて置く後載置台とを備えており、前載置
台に載置されたバスケットを洗浄ステーションから防錆
処理ステーションに移動し浸漬させた後、更に後載置台
に移動させることによって、打錠機から取り外した杵、
臼などの部品をバスケットに収納したままの状態で自動
的に洗浄した後、防錆処理を施す構成となっている。
的を達成するために、次のような構造になっている。請
求項１では、杵、臼などの打錠機から取り外した部品を
配列収納したバスケットを吊り下げる上下に昇降可能な
ハンガーフックを有し、このハンガーフックを軌道に沿
って水平方向に往復移動させる移送手段と、この移送手
段の軌道の始端に設けられ、杵、臼などの部品を配列収
納したバスケットを載せて置く前載置台と、上記移送手
段の軌道に沿って設けられ、ハンガーフックによって吊
り下げられたバスケットを浸漬させて洗浄する洗浄ステ
ーションと、このステーションに隣接して設けられ、ハ
ンガーフックによって吊り下げられたバスケットを浸漬
して防錆処理を施す防錆処理ステーションと、移送手段
の軌道の後端に設けられ、洗浄ステーションで洗浄さ
れ、更に防錆処理ステーションで防錆処理の施されたバ
スケットを載せて置く後載置台とを備えており、前載置
台に載置されたバスケットを洗浄ステーションから防錆
処理ステーションに移動し浸漬させた後、更に後載置台
に移動させることによって、打錠機から取り外した杵、
臼などの部品をバスケットに収納したままの状態で自動
的に洗浄した後、防錆処理を施す構成となっている。
【０００７】すなわち、この自動洗浄装置によれば、打
錠機から取り外した杵や臼などの部品をバスケットに配
列、収納し、前載置台に置けば、移送手段のハンガーフ
ックは軌道に沿って水平方向に移動しながら、前載置台
に載置されたバスケットを吊り上げ、洗浄ステーション
から防錆処理ステーションに順次移動し、浸漬させた後
は、後載置台に移動する。
錠機から取り外した杵や臼などの部品をバスケットに配
列、収納し、前載置台に置けば、移送手段のハンガーフ
ックは軌道に沿って水平方向に移動しながら、前載置台
に載置されたバスケットを吊り上げ、洗浄ステーション
から防錆処理ステーションに順次移動し、浸漬させた後
は、後載置台に移動する。
【０００８】請求項２では、洗浄ステーションは、超音
波発振器を備えた洗浄槽の下方に、油脂分離槽を設けた
構成となっており、更に防錆処理槽ステーションは、防
錆液を貯留した防錆槽の下方に水、油脂分離槽を設けた
構成としている。また、請求項３では、洗浄ステーショ
ンは、密閉蓋と超音波発振器を備えた真空洗浄槽の下方
に、油脂分離槽を設けた構成としている。
波発振器を備えた洗浄槽の下方に、油脂分離槽を設けた
構成となっており、更に防錆処理槽ステーションは、防
錆液を貯留した防錆槽の下方に水、油脂分離槽を設けた
構成としている。また、請求項３では、洗浄ステーショ
ンは、密閉蓋と超音波発振器を備えた真空洗浄槽の下方
に、油脂分離槽を設けた構成としている。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施例を図
に基づいて説明する。図１は本発明に係る自動洗浄装置
Ａのシステム構成例を示している。図において、１はバ
スケットＢを吊り下げる上下に昇降可能なハンガーフッ
クｈを有し、このハンガーフックｈを軌道となるレール
１ａに沿って水平方向に往復移動する移送手段、２は移
送手段１のレール１ａの始端に設けられ、バスケットＢ
を載せて置く前載置台、３は移送手段１の軌道に沿って
設けられ、ハンガーフックｈによって吊り下げられたバ
スケットＢを浸漬して洗浄する洗浄ステーション、４は
洗浄ステーション３に隣接して設けられ、洗浄ステーシ
ョン３によって洗浄された杵１１や臼１２などの部品を
収容したバスケットＢを更に浸漬して防錆処理を施すた
めの防錆液（オイル）を貯留した防錆処理ステーショ
ン、５は移送手段１のレール１ａの後端に設けられ、防
錆処理ステーション４で防錆処理の施された杵１１や臼
１２などの部品を収容したバスケットＢを載せて置く後
載置台である。なお、２ａは、バスケットＢを前載置台
２上の位置を確定するための位置決め手段である。
に基づいて説明する。図１は本発明に係る自動洗浄装置
Ａのシステム構成例を示している。図において、１はバ
スケットＢを吊り下げる上下に昇降可能なハンガーフッ
クｈを有し、このハンガーフックｈを軌道となるレール
１ａに沿って水平方向に往復移動する移送手段、２は移
送手段１のレール１ａの始端に設けられ、バスケットＢ
を載せて置く前載置台、３は移送手段１の軌道に沿って
設けられ、ハンガーフックｈによって吊り下げられたバ
スケットＢを浸漬して洗浄する洗浄ステーション、４は
洗浄ステーション３に隣接して設けられ、洗浄ステーシ
ョン３によって洗浄された杵１１や臼１２などの部品を
収容したバスケットＢを更に浸漬して防錆処理を施すた
めの防錆液（オイル）を貯留した防錆処理ステーショ
ン、５は移送手段１のレール１ａの後端に設けられ、防
錆処理ステーション４で防錆処理の施された杵１１や臼
１２などの部品を収容したバスケットＢを載せて置く後
載置台である。なお、２ａは、バスケットＢを前載置台
２上の位置を確定するための位置決め手段である。
【００１０】ここに、洗浄ステーション３は、超音波発
振器３１を備え、洗浄水を貯留した洗浄槽３２の下方
に、バルブ６１を介して油脂異物分離槽６を接続し、そ
の下方は更にバルブ６２を設けた排水管３３に接続させ
た洗浄ユニットＵ１を構成しており、この洗浄槽３２に
は、アルカリイオン水等を貯留し、これによって、バス
ケットＢに収納した杵１１、臼１２などの部品を洗浄し
た後に、これら部品に付着した油や圧縮成形材料等の異
物を油脂異物分離槽６によって取り除き、最後に排水管
３３より排水出来るようになっている。
振器３１を備え、洗浄水を貯留した洗浄槽３２の下方
に、バルブ６１を介して油脂異物分離槽６を接続し、そ
の下方は更にバルブ６２を設けた排水管３３に接続させ
た洗浄ユニットＵ１を構成しており、この洗浄槽３２に
は、アルカリイオン水等を貯留し、これによって、バス
ケットＢに収納した杵１１、臼１２などの部品を洗浄し
た後に、これら部品に付着した油や圧縮成形材料等の異
物を油脂異物分離槽６によって取り除き、最後に排水管
３３より排水出来るようになっている。
【００１１】一方の防錆処理ステーション４は、防錆液
を貯留した防錆処理槽４１の下方に、バルブ７１を介し
て水、油脂分離槽７を接続し、水、油脂分離槽７の下方
には更にバルブ７２を介して排水管３４を設けた防錆処
理ユニットＵ２として構成されている。この防錆処理槽
４１内にはオイル等の防錆液を貯留しており、これによ
って、バスケットＢに収納した杵１１、臼１２などの部
品の表面を防錆液で覆って防錆処理が施される。また、
前工程の洗浄ステーション３において付着した水と、防
錆処理漕４１の防錆液とは、水、油脂分離槽７において
分離され、排水管３４より排出される。
を貯留した防錆処理槽４１の下方に、バルブ７１を介し
て水、油脂分離槽７を接続し、水、油脂分離槽７の下方
には更にバルブ７２を介して排水管３４を設けた防錆処
理ユニットＵ２として構成されている。この防錆処理槽
４１内にはオイル等の防錆液を貯留しており、これによ
って、バスケットＢに収納した杵１１、臼１２などの部
品の表面を防錆液で覆って防錆処理が施される。また、
前工程の洗浄ステーション３において付着した水と、防
錆処理漕４１の防錆液とは、水、油脂分離槽７において
分離され、排水管３４より排出される。
【００１２】図２は、本発明の自動洗浄装置の基本動作
を示すフローチャートである。打錠機１０から取り外し
た杵１１、臼１２などの部品を、図３に示したように、
網等で構成されたバスケットＢに整列、収容し、前載置
台２に置く。前載置台２にバスケットＢが載せられる
と、移送手段１はハンガーフックｈを降下させ、バスケ
ットＢを掴んだ後は、上昇してレール１ａに沿って水平
方向に移動し、バスケットＢを前載置台２から洗浄ステ
ーション３（＃２）に移動させ、ここでハンガーフック
ｈを降下させ、洗浄ステーション３の洗浄槽３２内に所
定時間浸漬させる。バスケットＢは、この間、超音波洗
浄されるので、杵１１や臼１２などの部品の細かい凹凸
部に入り込んだり、その表面に付着している油脂や圧縮
成形物は除去され、この油脂や圧縮成形物を混入させた
洗浄水は更に油脂分離槽６に送られて、ここで油脂と異
物の除去された洗浄水が排水管３３より排出される。つ
いで、移送手段１は、バスケットＢをハンガーフックｈ
で吊り上げて防錆処理ステーション４（＃３）に移動さ
せ、ここでハンガーフックｈは再び降下して、バスケッ
トＢを防錆処理ステーション４の防錆処理槽４１内に浸
漬させて防錆処理がなされる。防錆処理の施された防錆
液は、水、油脂分離槽７で水と油脂とが分離除去され、
排水管３４より排出される。
を示すフローチャートである。打錠機１０から取り外し
た杵１１、臼１２などの部品を、図３に示したように、
網等で構成されたバスケットＢに整列、収容し、前載置
台２に置く。前載置台２にバスケットＢが載せられる
と、移送手段１はハンガーフックｈを降下させ、バスケ
ットＢを掴んだ後は、上昇してレール１ａに沿って水平
方向に移動し、バスケットＢを前載置台２から洗浄ステ
ーション３（＃２）に移動させ、ここでハンガーフック
ｈを降下させ、洗浄ステーション３の洗浄槽３２内に所
定時間浸漬させる。バスケットＢは、この間、超音波洗
浄されるので、杵１１や臼１２などの部品の細かい凹凸
部に入り込んだり、その表面に付着している油脂や圧縮
成形物は除去され、この油脂や圧縮成形物を混入させた
洗浄水は更に油脂分離槽６に送られて、ここで油脂と異
物の除去された洗浄水が排水管３３より排出される。つ
いで、移送手段１は、バスケットＢをハンガーフックｈ
で吊り上げて防錆処理ステーション４（＃３）に移動さ
せ、ここでハンガーフックｈは再び降下して、バスケッ
トＢを防錆処理ステーション４の防錆処理槽４１内に浸
漬させて防錆処理がなされる。防錆処理の施された防錆
液は、水、油脂分離槽７で水と油脂とが分離除去され、
排水管３４より排出される。
【００１３】このようにして、防錆処理が施された後
は、移送手段１は、ハンガーフックｈでバスケットＢを
吊り上げ、バスケットＢ内の杵や臼に付着した余分な防
錆液を除去してから、ハンガーフックｈを後載置台５の
上方まで移動させ、ここでハンガーフックｈを降下させ
て、バスケットＢを後載置台５の上方に置く（＃４）。
この後は載置されたバスケットＢを蓋付きの保管箱ｂｏ
ｘに収納すれば、ホコリなどの付着も防止でき、保管室
等への保管が容易になる。
は、移送手段１は、ハンガーフックｈでバスケットＢを
吊り上げ、バスケットＢ内の杵や臼に付着した余分な防
錆液を除去してから、ハンガーフックｈを後載置台５の
上方まで移動させ、ここでハンガーフックｈを降下させ
て、バスケットＢを後載置台５の上方に置く（＃４）。
この後は載置されたバスケットＢを蓋付きの保管箱ｂｏ
ｘに収納すれば、ホコリなどの付着も防止でき、保管室
等への保管が容易になる。
【００１４】移送手段１は、以上のようにして、軌道１
ａに沿ってハンガーフックｈを後載置台５まで移動させ
た後は、再度、前載置台２まで戻して、杵１１、臼１２
などの部品を配列、収容させたバスケットＢを載せた前
載置台２まで復帰して、次のバスケットＢを同じように
して、ハンガーフックｈで吊り上げて、洗浄し、防錆処
理を施す。
ａに沿ってハンガーフックｈを後載置台５まで移動させ
た後は、再度、前載置台２まで戻して、杵１１、臼１２
などの部品を配列、収容させたバスケットＢを載せた前
載置台２まで復帰して、次のバスケットＢを同じように
して、ハンガーフックｈで吊り上げて、洗浄し、防錆処
理を施す。
【００１５】このような方法によれば、打錠機１０から
取り外された杵１１や臼１２などの部品は、バスケット
Ｂに収容されたままの状態で３０秒程度の短時間で、自
動洗浄された後、防錆処理が施され、一連の作業が行わ
れる。以上、本発明の自動洗浄装置Ａの一連の処理につ
いて説明したが、洗浄ステーション３には、バスケット
Ｂの出し入れ時に開閉する密閉蓋を備え、洗浄槽内を真
空状態にできる超音波洗浄槽を用いれば、洗浄槽３２内
の気泡や溶存酸素を脱気した状態で超音波洗浄すること
ができ、より確実な洗浄をすることができる。
取り外された杵１１や臼１２などの部品は、バスケット
Ｂに収容されたままの状態で３０秒程度の短時間で、自
動洗浄された後、防錆処理が施され、一連の作業が行わ
れる。以上、本発明の自動洗浄装置Ａの一連の処理につ
いて説明したが、洗浄ステーション３には、バスケット
Ｂの出し入れ時に開閉する密閉蓋を備え、洗浄槽内を真
空状態にできる超音波洗浄槽を用いれば、洗浄槽３２内
の気泡や溶存酸素を脱気した状態で超音波洗浄すること
ができ、より確実な洗浄をすることができる。
【００１６】
【発明の効果】以上の説明でも明らかなように本発明の
自動洗浄装置によれば以下の効果を奏する。請求項１に
記載の装置によれば、杵、臼などの部品を打錠機より取
り外し、バスケットに配列収容し、前載置台に載せるだ
けで、洗浄から防錆までの一連の処理が自動的かつ迅速
に行える。従って、これらの処理にかかる人手が不要と
なり作業効率が向上する。
自動洗浄装置によれば以下の効果を奏する。請求項１に
記載の装置によれば、杵、臼などの部品を打錠機より取
り外し、バスケットに配列収容し、前載置台に載せるだ
けで、洗浄から防錆までの一連の処理が自動的かつ迅速
に行える。従って、これらの処理にかかる人手が不要と
なり作業効率が向上する。
【００１７】請求項２に記載の装置によれば、洗浄ステ
ーションは超音波発振器を備えた洗浄槽の下方に油脂分
離槽を組み合せており、また防錆処理ステーションは、
防錆槽の下方に、油脂分離槽を設けた構成としているの
で、洗浄に使用した洗浄廃液や、防錆処理に使用した防
錆廃液を効率良く処理でき、この装置の全体構成も簡易
に出来る。
ーションは超音波発振器を備えた洗浄槽の下方に油脂分
離槽を組み合せており、また防錆処理ステーションは、
防錆槽の下方に、油脂分離槽を設けた構成としているの
で、洗浄に使用した洗浄廃液や、防錆処理に使用した防
錆廃液を効率良く処理でき、この装置の全体構成も簡易
に出来る。
【００１８】請求項３に記載の装置によれば、洗浄ステ
ーションでは、超音波真空洗浄によって部品を洗浄でき
るので、打錠機の杵、臼などの汚れの落ちにくい部品で
も十分に洗浄することが出来る。
ーションでは、超音波真空洗浄によって部品を洗浄でき
るので、打錠機の杵、臼などの汚れの落ちにくい部品で
も十分に洗浄することが出来る。
【図１】本発明に係る自動洗浄装置の構成の一例を示す
図である。
図である。
【図２】本発明に係る自動洗浄装置の動作を説明するフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図３】打錠機の杵、臼を配列収納したバスケットの一
例を示す図である。
例を示す図である。
【図４】外部滑沢式打錠機の要部構成の一例を示す断面
図である。
図である。
Ａ・・・自動洗浄装置 Ｂ・・・バスケット ｈ・・・ハンガーフック １・・・移送手段 １ａ・・・軌道（レール） ２・・・前載置台 ２ａ・・・位置決め手段 ３・・・洗浄ステーション ４・・・防錆処理ステーション ５・・・後載置台 ６・・・油脂分離槽 ７・・・水、油脂分離槽 ３１・・・超音波発生器 ３２・・・洗浄槽 ４１・・・防錆処理漕 Ｕ１・・・洗浄ユニット Ｕ２・・・防錆処理ユニット ｂｏｘ・・・保管箱 １０・・・打錠機 １１・・・杵 １２・・・臼 ｍ・・・圧縮成形材料 Ｊ・・・錠剤
Claims (3)
- 【請求項１】杵、臼などの打錠機から取り外した部品を
配列収納したバスケットを吊り下げる上下に昇降可能な
ハンガーフックを有し、このハンガーフックを軌道に沿
って水平方向に往復移動させる移送手段と、 この移送手段の軌道の始端に設けられ、杵、臼などの部
品を配列収納したバスケットを載せて置く前載置台と、 上記移送手段の軌道に沿って設けられ、上記ハンガーフ
ックによって吊り下げられたバスケットを浸漬させて洗
浄する洗浄ステーションと、 このステーションに隣接して設けられ、上記ハンガーフ
ックによって吊り下げられたバスケットを浸漬して防錆
処理を施す防錆処理ステーションと、 上記移送手段の軌道の後端に設けられ、上記杵、臼など
の部品を配列収容したバスケットを載せて置く後載置台
とを備え、 上記移送手段のハンガーフックを上記軌道に沿って移動
させて、前載置台に載置されたバスケットを上記洗浄ス
テーションから防錆処理ステーションに移動させ、浸漬
させた後、更に後載置台に移動させることによって、打
錠機の杵、臼などの部品をバスケットに収納したままの
状態で自動的に洗浄した後、防錆処理を施すようにした
打錠機部品の自動洗浄装置。 - 【請求項２】上記洗浄ステーションは、超音波発振器を
備えた洗浄槽の下方に油脂分離槽を設けた構成となって
おり、 上記防錆処理槽ステーションは、防錆液を貯留した防錆
槽の下方に、水、油脂分離槽を設けた構成としている請
求項１に記載の打錠機部品の自動洗浄装置。 - 【請求項３】上記洗浄ステーションは、密閉蓋と超音波
発振器を備えた真空洗浄槽の下方に、油脂分離槽を設け
た構成としている請求項１に記載の打錠機部品の自動洗
浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15956796A JP3654386B2 (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 打錠機部品の自動洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15956796A JP3654386B2 (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 打錠機部品の自動洗浄装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH108273A true JPH108273A (ja) | 1998-01-13 |
| JP3654386B2 JP3654386B2 (ja) | 2005-06-02 |
Family
ID=15696552
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15956796A Expired - Fee Related JP3654386B2 (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 打錠機部品の自動洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3654386B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015012030A1 (ja) * | 2013-07-24 | 2015-01-29 | シャープ株式会社 | 洗浄装置 |
| JP2021049488A (ja) * | 2019-09-24 | 2021-04-01 | 日立金属株式会社 | 超音波洗浄装置、超音波洗浄方法、ｒ−ｔ−ｂ系焼結磁石の製造方法、搬送用治具、搬送装置 |
| CN116159804A (zh) * | 2022-12-28 | 2023-05-26 | 诚玺电子(湖北)有限公司 | 一种全自动化超声波清洗装置 |
-
1996
- 1996-06-20 JP JP15956796A patent/JP3654386B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015012030A1 (ja) * | 2013-07-24 | 2015-01-29 | シャープ株式会社 | 洗浄装置 |
| JP6062052B2 (ja) * | 2013-07-24 | 2017-01-18 | シャープ株式会社 | 洗浄装置 |
| JPWO2015012030A1 (ja) * | 2013-07-24 | 2017-03-02 | シャープ株式会社 | 洗浄装置 |
| JP2021049488A (ja) * | 2019-09-24 | 2021-04-01 | 日立金属株式会社 | 超音波洗浄装置、超音波洗浄方法、ｒ−ｔ−ｂ系焼結磁石の製造方法、搬送用治具、搬送装置 |
| CN116159804A (zh) * | 2022-12-28 | 2023-05-26 | 诚玺电子(湖北)有限公司 | 一种全自动化超声波清洗装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3654386B2 (ja) | 2005-06-02 |
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