JPH1077093A - 旋回充填機及び旋回充填機のノズル殺菌方法 - Google Patents
旋回充填機及び旋回充填機のノズル殺菌方法Info
- Publication number
- JPH1077093A JPH1077093A JP25237996A JP25237996A JPH1077093A JP H1077093 A JPH1077093 A JP H1077093A JP 25237996 A JP25237996 A JP 25237996A JP 25237996 A JP25237996 A JP 25237996A JP H1077093 A JPH1077093 A JP H1077093A
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- JP
- Japan
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- nozzle
- filling
- container
- filling machine
- liquid
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- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 旋回テーブルの円周上に配置された容器に液
を充填する旋回充填機の充填ノズルの殺菌手段に関し、
ビン口パッキンやノズル部分での雑菌の増殖を防止し
て、より衛生的に液の充填を行うことを可能にする。 【解決手段】 円周上に容器置台を配置した旋回テーブ
ル２と、各容器置台の上方にそれぞれ配置された充填ノ
ズル５と、旋回テーブル２に接するように配置された容
器の搬送ライン７と、旋回テーブル２と搬送ライン７と
が接する部分８を挟む両側に配置された入口側及び出口
側スターホイール９、１１とを備えた旋回充填機におい
て、旋回テーブル２及び充填ノズル５の回転に伴って出
口側スターホイール１１の上方から入口側スターホイー
ル９の上方へと移動する充填ノズル５に加熱空気を噴射
して殺菌する。
を充填する旋回充填機の充填ノズルの殺菌手段に関し、
ビン口パッキンやノズル部分での雑菌の増殖を防止し
て、より衛生的に液の充填を行うことを可能にする。 【解決手段】 円周上に容器置台を配置した旋回テーブ
ル２と、各容器置台の上方にそれぞれ配置された充填ノ
ズル５と、旋回テーブル２に接するように配置された容
器の搬送ライン７と、旋回テーブル２と搬送ライン７と
が接する部分８を挟む両側に配置された入口側及び出口
側スターホイール９、１１とを備えた旋回充填機におい
て、旋回テーブル２及び充填ノズル５の回転に伴って出
口側スターホイール１１の上方から入口側スターホイー
ル９の上方へと移動する充填ノズル５に加熱空気を噴射
して殺菌する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、旋回テーブルの
円周上に配置された容器を移送しながら、各容器に液を
充填してゆく旋回充填機に関するもので、特にその充填
ノズルの殺菌手段に特徴のある方法及び装置に関するも
のである。
円周上に配置された容器を移送しながら、各容器に液を
充填してゆく旋回充填機に関するもので、特にその充填
ノズルの殺菌手段に特徴のある方法及び装置に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】円周上に一定ピッチで多数の容器置台を
配置した旋回テーブルと、各容器置台に保持された容器
の直上部に位置して、旋回テーブルと同期回転する多数
の充填ノズルと、旋回テーブルに接するように配置され
た容器の搬送ラインと、旋回テーブルと前記搬送ライン
とが接する位置の両側に配置されて、搬送ラインと旋回
テーブルとの間の容器の受け渡しを行うスターホイール
とを備えた旋回充填装置は周知である。
配置した旋回テーブルと、各容器置台に保持された容器
の直上部に位置して、旋回テーブルと同期回転する多数
の充填ノズルと、旋回テーブルに接するように配置され
た容器の搬送ラインと、旋回テーブルと前記搬送ライン
とが接する位置の両側に配置されて、搬送ラインと旋回
テーブルとの間の容器の受け渡しを行うスターホイール
とを備えた旋回充填装置は周知である。
【０００３】搬送ラインで次々に送られる容器は、入口
側スターホイールにより、旋回テーブルの容器置台に移
送され、当該容器置台が入口側スターホイールから出口
側スターホイールまで旋回移動する間に、当該容器置台
の上方に配置された充填ノズルが下降して容器内に挿入
され、容器内に液が注入され、注入終了後ノズルが上昇
して退避する。その後液を充填した容器は、出口側スタ
ーホイールにより、搬送ラインに戻される。容器へのノ
ズルの挿入及び退避は、ノズル側を固定して容器側を上
下動する構造のものもある。
側スターホイールにより、旋回テーブルの容器置台に移
送され、当該容器置台が入口側スターホイールから出口
側スターホイールまで旋回移動する間に、当該容器置台
の上方に配置された充填ノズルが下降して容器内に挿入
され、容器内に液が注入され、注入終了後ノズルが上昇
して退避する。その後液を充填した容器は、出口側スタ
ーホイールにより、搬送ラインに戻される。容器へのノ
ズルの挿入及び退避は、ノズル側を固定して容器側を上
下動する構造のものもある。
【０００４】この種の旋回充填機は、連続運転して大量
の容器に液を充填するのに用いられる。
の容器に液を充填するのに用いられる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】充填機のノズルには、
注入時に液が容器外に飛散するのを防止し、ノズルの廃
棄孔以外からの容器内の空気の漏出を止めて充填レベル
を一定にするために、容器の口を密閉するパッキンが設
けられている。充填速度を上げるため、液は容器内に勢
い良く注入されるので、ビン口パッキンやノズルには液
が付着する。液が栄養分を含んだ飲料などであると、付
着した液に雑菌が繁殖してくる。特にビン口パッキンと
ノズルとの間の隙間に浸入した液は、液の注入時に遊動
したり置換されたりし難いため、長い時間残留し雑菌が
繁殖する温床となる。そこで、より衛生的に液の充填が
行われるように、充填機を閉鎖された滅菌室内に設置し
て、液の充填を行い、またノズル洗浄装置を設けて所定
時間毎にノズルやビン口パッキンの洗浄を行うようにし
ている。
注入時に液が容器外に飛散するのを防止し、ノズルの廃
棄孔以外からの容器内の空気の漏出を止めて充填レベル
を一定にするために、容器の口を密閉するパッキンが設
けられている。充填速度を上げるため、液は容器内に勢
い良く注入されるので、ビン口パッキンやノズルには液
が付着する。液が栄養分を含んだ飲料などであると、付
着した液に雑菌が繁殖してくる。特にビン口パッキンと
ノズルとの間の隙間に浸入した液は、液の注入時に遊動
したり置換されたりし難いため、長い時間残留し雑菌が
繁殖する温床となる。そこで、より衛生的に液の充填が
行われるように、充填機を閉鎖された滅菌室内に設置し
て、液の充填を行い、またノズル洗浄装置を設けて所定
時間毎にノズルやビン口パッキンの洗浄を行うようにし
ている。
【０００６】しかしそのような手段を講じても、充填機
を設置した室内を１００％無菌状態にすることは不可能
であり、ビン口パッキンやノズルに付着した液に雑菌が
増殖してくるのは避け難い。そこでこの発明は、より衛
生的に液の充填を行うことができる技術手段を得ること
を課題にしている。
を設置した室内を１００％無菌状態にすることは不可能
であり、ビン口パッキンやノズルに付着した液に雑菌が
増殖してくるのは避け難い。そこでこの発明は、より衛
生的に液の充填を行うことができる技術手段を得ること
を課題にしている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の旋回式充
填機のノズルの殺菌方法は、円周上に一定間隔で多数の
容器置台を配置した旋回テーブル２と、各容器置台の上
方にそれぞれ配置されて旋回テーブルと同期回転しかつ
容器置台に対して相対昇降する充填ノズル５と、旋回テ
ーブル２に接するように配置された容器の搬送ライン７
と、旋回テーブル２と搬送ライン７とが接する部分８を
挟む両側に配置されて搬送ライン７と旋回テーブル２と
の間で容器の受け渡しを行う入口側及び出口側スターホ
イール９、１１とを備えた旋回充填機を用い、旋回テー
ブル２及び充填ノズル５を回転させながら多数の容器に
連続的に液の充填を行うに際し、前記回転に伴って出口
側スターホイール１１の上方から入口側スターホイール
９の上方へと移動する充填ノズル５に加熱空気を噴射す
ることを特徴とするものである。
填機のノズルの殺菌方法は、円周上に一定間隔で多数の
容器置台を配置した旋回テーブル２と、各容器置台の上
方にそれぞれ配置されて旋回テーブルと同期回転しかつ
容器置台に対して相対昇降する充填ノズル５と、旋回テ
ーブル２に接するように配置された容器の搬送ライン７
と、旋回テーブル２と搬送ライン７とが接する部分８を
挟む両側に配置されて搬送ライン７と旋回テーブル２と
の間で容器の受け渡しを行う入口側及び出口側スターホ
イール９、１１とを備えた旋回充填機を用い、旋回テー
ブル２及び充填ノズル５を回転させながら多数の容器に
連続的に液の充填を行うに際し、前記回転に伴って出口
側スターホイール１１の上方から入口側スターホイール
９の上方へと移動する充填ノズル５に加熱空気を噴射す
ることを特徴とするものである。
【０００８】請求項２記載の旋回充填機は、円周上に一
定間隔で多数の容器置台を配置した旋回テーブル２と、
各容器置台の上方にそれぞれ配置されて旋回テーブルと
同期回転しかつ容器置台に対して相対昇降する充填ノズ
ル５と、旋回テーブル２に接するように配置された容器
の搬送ライン７と、搬送ライン７と旋回テーブル２とが
接する部分の上方に当該部分を通過する充填ノズル５に
向けて配置されたエアノズル１６と、このエアノズルに
加圧空気を供給するコンプレッサ１７と、エアノズル１
６に供給される空気を加熱するヒータ１８とを備えてい
ることを特徴とするものである。
定間隔で多数の容器置台を配置した旋回テーブル２と、
各容器置台の上方にそれぞれ配置されて旋回テーブルと
同期回転しかつ容器置台に対して相対昇降する充填ノズ
ル５と、旋回テーブル２に接するように配置された容器
の搬送ライン７と、搬送ライン７と旋回テーブル２とが
接する部分の上方に当該部分を通過する充填ノズル５に
向けて配置されたエアノズル１６と、このエアノズルに
加圧空気を供給するコンプレッサ１７と、エアノズル１
６に供給される空気を加熱するヒータ１８とを備えてい
ることを特徴とするものである。
【０００９】
【作用】各充填ノズル５及びその根元部分に設けられて
いるビン口パッキン４は、１回の充填動作が終わる毎に
高温空気に晒されて加熱殺菌されるから、ノズルやビン
口パッキンに付着した液が長い時間滞留して、当該液に
雑菌が増殖するのを防止できる。
いるビン口パッキン４は、１回の充填動作が終わる毎に
高温空気に晒されて加熱殺菌されるから、ノズルやビン
口パッキンに付着した液が長い時間滞留して、当該液に
雑菌が増殖するのを防止できる。
【００１０】この種の殺菌には通常加熱蒸気が用いられ
るが、滅菌室内に設置した旋回充填機のノズルに加熱蒸
気を噴射すると、ノズルやビン口パッキンは殺菌される
が、室内の湿度を上昇させ、装置の各所や室の壁面に結
露を生じさせる。そして滅菌室内が高温多湿という雑菌
の増殖に最も好適な環境となり、たとえ充填ノズルやビ
ン口パッキンの部分の殺菌はできたとしても、充填が行
われる作業環境の衛生状態を却って低下させる危険があ
る。これに対してこの発明の方法及び装置では、充填機
が閉鎖された滅菌室内に設置されている場合であって
も、上述したような作業環境の低下を招くことはなく、
高温空気の噴射によって乾燥状態が保持され、作業環境
全体の雑菌の増殖も抑制できる。
るが、滅菌室内に設置した旋回充填機のノズルに加熱蒸
気を噴射すると、ノズルやビン口パッキンは殺菌される
が、室内の湿度を上昇させ、装置の各所や室の壁面に結
露を生じさせる。そして滅菌室内が高温多湿という雑菌
の増殖に最も好適な環境となり、たとえ充填ノズルやビ
ン口パッキンの部分の殺菌はできたとしても、充填が行
われる作業環境の衛生状態を却って低下させる危険があ
る。これに対してこの発明の方法及び装置では、充填機
が閉鎖された滅菌室内に設置されている場合であって
も、上述したような作業環境の低下を招くことはなく、
高温空気の噴射によって乾燥状態が保持され、作業環境
全体の雑菌の増殖も抑制できる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、この発明の
実施の形態を説明する。図１はこの発明にかかる旋回充
填機を模式的に示す平面図で、鉛直軸１まわりに一定速
度で図の矢印Ａ方向に旋回する旋回テーブル２の外周円
に一定間隔で１２個の昇降台３が配置されている。各昇
降台３の直上には、ビン口パッキン４（図２）を備えた
充填ノズル５が配置されている。これらの充填ノズル５
は、鉛直軸１まわりに旋回テーブル２と同期回転してい
る。各ノズル５は個別に昇降自在かつ下方に付勢されて
設けられており、図示していない円筒端面カムの作用に
より、回転に伴って昇降する。
実施の形態を説明する。図１はこの発明にかかる旋回充
填機を模式的に示す平面図で、鉛直軸１まわりに一定速
度で図の矢印Ａ方向に旋回する旋回テーブル２の外周円
に一定間隔で１２個の昇降台３が配置されている。各昇
降台３の直上には、ビン口パッキン４（図２）を備えた
充填ノズル５が配置されている。これらの充填ノズル５
は、鉛直軸１まわりに旋回テーブル２と同期回転してい
る。各ノズル５は個別に昇降自在かつ下方に付勢されて
設けられており、図示していない円筒端面カムの作用に
より、回転に伴って昇降する。
【００１２】旋回テーブル２の外周一箇所に接するよう
に、容器６の搬送ラインを形成するベルトコンベア７が
配置されている。旋回テーブル２とベルトコンベア７と
が接する部分（Ｘガイド）８の両側には、入口側スター
ホイール９と出口側スターホイール１１とが配置されて
いる。また搬送コンベアの入口側スターホイール９のす
ぐ上流の部分には、コーンスクリュ１２が配置されてい
る。コーンスクリュ１２及びスターホイール９、１１
は、図示しない歯車やチェーンなどの同期回転機構で連
結されている。コーンスクリュ１２は、ベルトコンベア
７で送られてきた空の容器を一定間隔で一列に整列さ
せ、入口側スターホイール９は整列された容器を１個ず
つ旋回テーブルの昇降台３上へ移送する。
に、容器６の搬送ラインを形成するベルトコンベア７が
配置されている。旋回テーブル２とベルトコンベア７と
が接する部分（Ｘガイド）８の両側には、入口側スター
ホイール９と出口側スターホイール１１とが配置されて
いる。また搬送コンベアの入口側スターホイール９のす
ぐ上流の部分には、コーンスクリュ１２が配置されてい
る。コーンスクリュ１２及びスターホイール９、１１
は、図示しない歯車やチェーンなどの同期回転機構で連
結されている。コーンスクリュ１２は、ベルトコンベア
７で送られてきた空の容器を一定間隔で一列に整列さ
せ、入口側スターホイール９は整列された容器を１個ず
つ旋回テーブルの昇降台３上へ移送する。
【００１３】昇降台３上に移送された容器は、入口側ス
ターホイール９から出口側スターホイール１１まで移送
される間に、液の充填が行われる。液を充填した容器
は、出口側スターホイール１１により、ベルトコンベア
７上に戻される。
ターホイール９から出口側スターホイール１１まで移送
される間に、液の充填が行われる。液を充填した容器
は、出口側スターホイール１１により、ベルトコンベア
７上に戻される。
【００１４】液の注入は、図２に示すように、充填ノズ
ル５が下降してビン口パッキン４が容器６の口を密閉し
た後充填ノズルの液注入孔１４から液を流出し、排気孔
１５から容器内の空気を排出することによって行われ
る。液が排気孔１５を塞ぐ位置まで充填されると、容器
への液の流入が停止し、その後充填ノズル５と図示しな
い液タンクを繋いでいる管路のバルブが閉じて、充填ノ
ズルが上動する。
ル５が下降してビン口パッキン４が容器６の口を密閉し
た後充填ノズルの液注入孔１４から液を流出し、排気孔
１５から容器内の空気を排出することによって行われ
る。液が排気孔１５を塞ぐ位置まで充填されると、容器
への液の流入が停止し、その後充填ノズル５と図示しな
い液タンクを繋いでいる管路のバルブが閉じて、充填ノ
ズルが上動する。
【００１５】容器に液を充填し終わった充填ノズルは、
出口側スターホイール１１から入口側スターホイールへ
と移動し、その後次の容器に対する充填が行われる。こ
の発明の装置では、出口側スターホイール１１と入口側
スターホイール９との間の旋回テーブル２とベルトコン
ベア７とが接する部分８の上方に、この部分を通過する
充填ノズル５及びビン口パッキン４に向けてエアノズル
１６を配置している（図１及び図３参照）。このエアノ
ズル１６には、コンプレッサ１７から加圧空気が供給さ
れており、かつコンプレッサ１７とエアノズル１６との
間に設けたヒータ１８が、エアノズル１６に供給される
空気を加熱している。加熱温度は摂氏百数十度以上好ま
しくは３５０ないし４００度とする。
出口側スターホイール１１から入口側スターホイールへ
と移動し、その後次の容器に対する充填が行われる。こ
の発明の装置では、出口側スターホイール１１と入口側
スターホイール９との間の旋回テーブル２とベルトコン
ベア７とが接する部分８の上方に、この部分を通過する
充填ノズル５及びビン口パッキン４に向けてエアノズル
１６を配置している（図１及び図３参照）。このエアノ
ズル１６には、コンプレッサ１７から加圧空気が供給さ
れており、かつコンプレッサ１７とエアノズル１６との
間に設けたヒータ１８が、エアノズル１６に供給される
空気を加熱している。加熱温度は摂氏百数十度以上好ま
しくは３５０ないし４００度とする。
【００１６】上記装置を運転して、ベルトコンベア７上
の容器６に対する液の充填を行うときは、コンプレッサ
１７を運転し、ヒータ１８でコンプレッサ１７の吐出空
気を加熱し、エアノズル１６から加熱空気を連続的に噴
出する。充填ノズル５及びビン口パッキン４は、１個の
容器に対する充填動作を終わる毎に、加熱空気が噴出さ
れている部分を通過していくから、当該加熱空気によっ
て充填ノズル５及びビン口パッキン４が加熱殺菌される
とともに、それらの表面に付着した液が蒸散する。この
作用により、充填ノズル５及びビン口パッキン４に付着
した液内で雑菌が増殖するのが防止され、容器内への雑
菌の侵入が大幅に低減する。
の容器６に対する液の充填を行うときは、コンプレッサ
１７を運転し、ヒータ１８でコンプレッサ１７の吐出空
気を加熱し、エアノズル１６から加熱空気を連続的に噴
出する。充填ノズル５及びビン口パッキン４は、１個の
容器に対する充填動作を終わる毎に、加熱空気が噴出さ
れている部分を通過していくから、当該加熱空気によっ
て充填ノズル５及びビン口パッキン４が加熱殺菌される
とともに、それらの表面に付着した液が蒸散する。この
作用により、充填ノズル５及びビン口パッキン４に付着
した液内で雑菌が増殖するのが防止され、容器内への雑
菌の侵入が大幅に低減する。
【図１】旋回充填機の実施例を示す模式的な平面図
【図２】ノズルの充填作用を示す部分側面図
【図３】実施例装置の要部を模式的に示す側面図
２ 旋回テーブル ５ 充填ノズル ７ ベルトコンベア ８ Ｘガイド ９ 入口側スターホイール 11 出口側スターホイール 16 エアノズル 17 コンプレッサ 18 ヒータ
Claims (2)
- 【請求項１】 円周上に一定間隔で多数の容器置台を配
置した旋回テーブル(2) と、各容器置台の上方にそれぞ
れ配置されて旋回テーブルと同期回転しかつ容器置台に
対して相対昇降する充填ノズル(5) と、旋回テーブル
(2) に接するように配置された容器の搬送ライン(7)
と、旋回テーブル(2) と搬送ライン(7) とが接する部分
(8) を挟む両側に配置されて搬送ライン(7) と旋回テー
ブル(2) との間で容器の受け渡しを行う入口側及び出口
側スターホイール(9,11)とを備えた旋回充填機を用い、
旋回テーブル(2) 及び充填ノズル(5) を回転させながら
多数の容器に連続的に液の充填を行うに際し、前記回転
に伴って出口側スターホイール(11)の上方から入口側ス
ターホイール(9) の上方へと移動する充填ノズル(5)に
加熱空気を噴射することを特徴とする、旋回式充填機の
ノズルの殺菌方法。 - 【請求項２】 円周上に一定間隔で多数の容器置台を配
置した旋回テーブル(2) と、各容器置台の上方にそれぞ
れ配置されて旋回テーブルと同期回転しかつ容器置台に
対して相対昇降する充填ノズル(5) と、旋回テーブル
(2) に接するように配置された容器の搬送ライン(7)
と、搬送ライン(7) と旋回テーブル(2) とが接する部分
の上方に当該部分を通過する充填ノズル(5) に向けて配
置されたエアノズル(16)と、このエアノズルに加圧空気
を供給するコンプレッサ(17)と、エアノズル(16)に供給
される空気を加熱するヒータ(18)とを備えている旋回充
填機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25237996A JPH1077093A (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 旋回充填機及び旋回充填機のノズル殺菌方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25237996A JPH1077093A (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 旋回充填機及び旋回充填機のノズル殺菌方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1077093A true JPH1077093A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=17236501
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25237996A Pending JPH1077093A (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 旋回充填機及び旋回充填機のノズル殺菌方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1077093A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102102670A (zh) * | 2010-09-13 | 2011-06-22 | 李锦上 | 三面共点构造法及用此法构造的单螺杆压缩机的星轮 |
| CN108945643A (zh) * | 2018-06-12 | 2018-12-07 | 江苏普华盛包装科技有限公司 | 一种带升降的空瓶干法杀菌装置 |
-
1996
- 1996-09-02 JP JP25237996A patent/JPH1077093A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102102670A (zh) * | 2010-09-13 | 2011-06-22 | 李锦上 | 三面共点构造法及用此法构造的单螺杆压缩机的星轮 |
| CN108945643A (zh) * | 2018-06-12 | 2018-12-07 | 江苏普华盛包装科技有限公司 | 一种带升降的空瓶干法杀菌装置 |
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