JPH1075297A - 遠隔監視方式 - Google Patents

遠隔監視方式

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JPH1075297A
JPH1075297A JP8229979A JP22997996A JPH1075297A JP H1075297 A JPH1075297 A JP H1075297A JP 8229979 A JP8229979 A JP 8229979A JP 22997996 A JP22997996 A JP 22997996A JP H1075297 A JPH1075297 A JP H1075297A
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JP8229979A
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Koichi Kimijima
光一 君島
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NEC Engineering Ltd
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NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視要求に確実に監視結果を受け、また監視
のための信号チャネルの輻輳に対しても監視要求できる
遠隔監視方式を提供することである。 【解決手段】 監視端末1から監視要求を受けた際に呼
量が少ない場合、要求する監視内容を発呼要求メッセー
ジのサブアドレスに挿入し、呼量が多い場合、要求する
監視内容を情報メッセージのユーザ情報領域に挿入して
通信回線5へ送出し、他方、通信回線5から受けたメッ
セージの所定領域を分析して監視結果を抽出した場合、
抽出した結果を出力表示する集中監視局2と、通信回線
5から受けたメッセージの所定領域を分析して監視要求
を抽出した場合この要求に基づいた監視処理の後、監視
結果を、発呼要求メッセージには受付拒否メッセージの
理由表示領域に挿入する一方、情報メッセージには情報
メッセージのユーザ情報領域に挿入して集中監視局2へ
送出する被監視端局装置3とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一方の端末から通
信回線を介して遠方の端末装置を保守運用する遠隔監視
方式に関し、特に、メンテナンス情報である監視要求に
対して確実に応答する監視結果を受け、かつ信号チャネ
ルの輻輳に対しても監視要求できる遠隔監視方式に関す
る。また特に、本発明は、各種規模の構内交換機が有す
る機能に関し、この構内交換機を含む端末装置の遠隔監
視方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の遠隔監視方式には、例え
ば、特開平4−262651号公報に記載されている遠
隔メンテナンス方式がある。この方式について図5を参
照して説明する。
【0003】この方式では、ISDN(サービス総合デ
ジタル網)網103を介して端末装置101,102が
接続されている。ISDN網103とISDN規約に基
づく基本インタフェースまたは1次群インタフェースに
より接続される端末装置101と端末装置102との間
の遠隔メンテナンスを行なう場合、二つの端末装置10
1,102間でメンテナンス情報に対応した特定コード
を予め設定しておき、端末装置101からISDN網1
03の信号チャネルとしてのDチャネルを介して端末装
置102へ送出する情報に、サブアドレスとして予め設
定された特定コードが付加される。
【0004】端末装置102の受信回路104は、抽出
手段を構成し、ISDN網を介して端末装置101から
送られてきた着信情報を受信してメンテナンス情報を表
現するサブアドレスを抽出する。
【0005】コード記憶回路105は端末装置101,
102相互間で予め設定したメンテナンス情報に対応す
る特定コードを記憶する。コード比較回路106は着信
情報中に含まれるサブアドレスとしてのコードとコード
記憶回路105に記憶された特定コードとを比較し、比
較一致した際にコード変換回路107へ一致を出力す
る。コード変換回路107はコード比較回路106で一
致を検出した際にその一致コードを、対応するメンテナ
ンス情報に変換復元する。メンテナンス情報処理回路1
07はコード変換回路107から受けたメンテナンス情
報を処理する。
【0006】上記公開公報では、このような構成により
データ通信中でもデータを中断せずにメンテナンス情報
の転送が可能であり、またメンテナンス情報転送に要す
る時間も著しく低減することができるという目的が達成
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の遠隔監
視方式では、ISDN網に限定して信号チャネルのDチ
ャネルを利用し、監視情報を含むメンテナンス情報をコ
ード化し信号のサブチャネルとして相手装置へ伝送して
いる。
【0008】この構成では、ISDN網以外、例えば、
HSD(高速ディジタル)網に適用できないという問題
点、また、発着信が輻輳している状態のためDチャネル
が使用できない場合に遠隔メンテナンスできないという
問題点、およびメンテナンスの要求に対する結果の応答
が不明確なため監視要求に対して必要な結果処理を確実
に行なうことができないという問題点がある。
【0009】本発明の課題は、ISDN網以外、HSD
網等の回線においても信号チャネルを介して監視要求に
対する監視結果の応答を確実に受けることができ、また
信号チャネルの輻輳に対しても監視要求できる遠隔監視
方式を提供して、上記問題点を解決することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による遠隔監視方
式は、一方の端末から通信回線を介して遠方の端末装置
を保守運用する遠隔監視方式において、監視を要求する
際に呼量が所定値より少ない場合には要求する監視内容
を、呼設定を要求する発呼要求(SETUP)メッセージのサ
ブアドレス領域に挿入し前記通信回線を介して被監視端
末装置へ送り、この被監視端末装置による監視結果を前
記発呼要求メッセージに応答する受付拒否(RELEASE)メ
ッセージの理由表示(CAUSE)領域に挿入して返送する一
方、呼量が前記所定値以上の場合には要求する監視内容
を、ユーザの通信情報を運ぶ情報(INFO)メッセージの
所定領域に挿入して前記通信回線を介して被監視端末装
置へ送り、この被監視端末装置による監視結果を前記情
報メッセージに応答する情報メッセージの所定領域に挿
入して返送する方法により被監視端末装置の状態監視を
行なっている。
【0011】この構成では、呼制御メッセージにおける
発呼要求メッセージに対する応答メッセージの一つであ
る受付拒否メッセージに、発呼要求メッセージで要求さ
れた監視内容に対する監視結果を含めているので、監視
要求に対して何等かの応答が確実に得られることにな
る。また、呼制御メッセージのように専用の信号チャネ
ルを使用とした際にこの信号チャネルが輻輳しており、
所定値の呼量を越えた場合、ユーザ情報チャネルを使用
する情報メッセージにより監視要求または監視結果を転
送することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0013】図1は本発明の実施の一形態を示す機能ブ
ロック図である。図1に示された遠隔監視方式は、監視
端末1、構内交換機(PBX)による集中監視局2、被
監視端局3、および監視対象端末4により構成されてい
るものとし、集中監視局2と複数の被監視端局3とは通
信回線5により接続されているものとする。通信回線5
は共通線信号方式による信号チャネルおよびユーザ情報
チャネル(以後、情報チャネルと略称する)を有するも
のとする。また、被監視端局3および監視対象端末4
は、併せて被監視端末装置とする。
【0014】従来との相違点は、監視端末1から、メン
テナンス情報である監視内容を受けた集中監視局2で、
通信回線5のうち信号チャネルの呼量を測定し、呼量が
少ない場合には信号チャネルを経由する発呼要求メッセ
ージ、また呼量が多い場合には情報チャネルを介する情
報メッセージ、それぞれを選択して監視内容を挿入編集
し相手の被監視端局3へ出力し、着信により受ける応答
のメッセージから所定の監視結果情報を抽出する一方、
被監視端局3では、集中監視局2から受けたメッセージ
から監視内容を抽出し所定の監視処理をした後、監視結
果を監視要求の要求元へ、受けたメッセージに対応する
応答メッセージにより送出することにより、監視結果を
メンテナンス結果として監視端末1に表示することであ
る。
【0015】従って、図示されるように、監視端末1は
入力部11および出力部12、集中監視局2は回線呼量
計測部21、メッセージ選択部22、監視内容挿入部2
3および監視結果抽出部24、また被監視端局3は監視
内容抽出部31、監視処理部32および監視結果挿入部
33、それぞれを備えるものとする。
【0016】監視端末1は監視パネル、メンテナンスコ
ンソールなどであり、入力部11では、監視要因が生じ
た際、保守者により監視内容に従った監視要求の指示が
入力されるものとする。出力部12では、集中監視局2
から受けた監視結果情報を表示するものとする。
【0017】集中監視局2では、監視要求を監視端末か
ら受けた際、回線呼量計測部21が信号チャネルの呼量
を計測し、呼量の多少に基づいてメッセージ選択部22
が監視内容を乗せるメッセージの経由チャネルを信号チ
ャネルおよび情報チャネルのいずれか一方に選択し、監
視内容挿入部23が選択されたメッセージに監視内容を
挿入する一方、メッセージを受けた際には監視結果抽出
部24が所定の領域から監視結果を抽出するものとす
る。
【0018】被監視端局3では、監視内容抽出部31が
受けたメッセージの所定の領域から監視内容を抽出し、
監視処理部32が抽出された監視内容に従って監視処理
し、この監視結果を監視各課挿入部33が所定の応答メ
ッセージの所定の領域に挿入するものとする。
【0019】監視対象端末4は電話機等であり被監視端
局3と共に被監視端末装置となり、監視対象端末4の監
視結果は、被監視端局3が受けた監視内容に基づいて監
視対象とされた場合に被監視端局3が制御して得るもの
とする。
【0020】次に、図2を参照して信号チャネルおよび
情報チャネルそれぞれにおける監視内容または監視結果
の挿入について説明する。図2は監視内容または監視結
果の挿入領域の一実施例を示すフォーマット図である。
メッセージに挿入される監視内容および監視結果それぞ
れには各種詳細の項目があるが、各項目は上記従来の技
術の項で記載された公開公報に開示されたように予め設
定された監視コードにより識別されるものとする。
【0021】図2(A)では、信号チャネルにおけるサ
ブアドレス方式が示されている。この場合、監視要求に
よる監視内容は、呼設定を要求する発呼要求(SETUP)メ
ッセージで、発信元番号および着信先番号と共に有する
サブアドレスの領域に挿入されるものとする。一方、監
視内容を含む発呼要求メッセージに対する応答メッセー
ジは、発呼要求受付メッセージではなく接続拒否を示す
受付拒否(release)メッセージとし、監視結果を理由表
示(cause)領域に挿入されるものとする。
【0022】また、図2(B)では、情報チャネルにお
ける情報メッセージ方式が示されている。この場合、監
視内容または監視結果のいずれも情報(INFO)メッセー
ジのユーザ情報領域に挿入されるものとする。
【0023】上記説明では、一般的な表現としたが、I
SDN網の場合、信号チャネルはCチャネル、情報チャ
ネルはBチャネルであり、Cチャネルによる呼制御メッ
セージでは、発呼要求および受付拒否それぞれのメッセ
ージは呼設定および解放それぞれのメッセージである。
同様に、ISDN網以外の回線でもこれらの機能を有す
る既存の呼制御メッセージを使用することができる。
【0024】上記説明では、信号チャネルと情報チャネ
ルとを分離した共通線信号方式を前提にしたが、信号チ
ャネルと情報チャネルとが同一回線上を占有する場合で
も、通常は応答メッセージが確実に得られる呼制御メッ
セージを活用し、呼量が増加した場合には情報メッセー
ジを活用することであってもよい。
【0025】
【実施例】次に、図1から図3までを併せ参照して、監
視端末1が監視対象端末4の状態を確認する場合の集中
監視局2の主要動作手順について説明する。
【0026】まず監視対象端末4の動作確認という監視
要因が発生した場合、監視端末1の入力部11に入力さ
れた監視内容が集中監視局2に入力される(手順S
1)。監視内容の入力を受けた集中監視局2は、回線呼
量計測部21により現在呼量を調査する(手順S2)。
【0027】手順S2が“YES”で信号チャネルの呼
量が少ない場合、集中監視局2は、メッセージ選択部2
2でサブアドレス方式を選択し(手順S3)、監視内容
を所定の監視コードにコード化する(手順S4)。次い
で、集中監視局2は、監視内容挿入部23によりコード
化された監視コードをサブアドレス領域に挿入した発呼
要求メッセージに編集し(手順S5)、編集した発呼要
求メッセージを通信回線5の信号チャネルを介して監視
対象端末4を含む被監視端末装置の被監視端局3へ送出
して(手順S6)、応答メッセージを待つ(手順S
7)。
【0028】監視コードを有する発呼要求メッセージに
対する応答メッセージは受付拒否メッセージである。
【0029】手順S7の“YES”で受付拒否メッセー
ジを通信回線5の信号チャネルを介して受けた際、集中
監視局2は、受けた受付拒否メッセージを応答メッセー
ジとして分析し(手順S8)、理由表示領域から所定の
監視結果を含む監視コードを監視結果抽出部24により
抽出した場合(手順S9のYES)、抽出した監視コー
ドを監視結果に変換復元して監視端末1へ送り、監視端
末1の表示部12に監視結果を表示させて(手順S1
0)、手順を終了する。
【0030】前記手順S2が“NO”で信号チャネルの
現状呼量が多い場合、集中監視局2は、メッセージ選択
部22で情報メッセージ方式を選択し(手順S11)、
監視内容を所定の監視コードにコード化する(手順S1
2)。次いで、集中監視局2は、監視内容挿入部23に
よりコード化された監視コードをユーザ情報領域に挿入
した情報メッセージに編集し(手順S13)、編集した
情報メッセージを通信回線5の情報チャネルを介して監
視対象端末4を含む被監視端末装置の被監視端局3へ送
出して(手順S14)、応答メッセージを待つ手順S7
へ進む。
【0031】監視コードを有する情報メッセージに対す
る応答メッセージは、同じく情報メッセージである。
【0032】手順S7の“YES”で情報メッセージを
通信回線5の信号チャネルを介して受けた際、集中監視
局2は、受けた情報メッセージを応答メッセージとして
分析し(手順S8)、ユーザ情報領域から所定の監視結
果を含む監視コードを監視結果抽出部24により抽出し
た場合(手順S9のYES)、抽出した監視コードを監
視結果に変換復元して監視端末1へ送り、監視端末1の
表示部12に監視結果を表示させて(手順S10)、手
順を終了する。
【0033】手順S9が“N0”で受け付けたメッセー
ジに監視コードがない場合ではメッセージは一般メッセ
ージであり、従来と同様、通常の処理が行なわれ(手順
S15)、手順は終了する。
【0034】次に、図1から図3までに図4を併せ参照
して、監視端末1が監視対象端末4の状態を確認する場
合、サブアドレス方式における被監視端局3の主要動作
手順について説明する。
【0035】まず被監視端局3は、発呼要求メッセージ
を信号チャネルから受け付けた際に監視内容抽出部31
によりサブアドレスを抽出して分析し(手順S21)、
監視コードを探索する(手順S22)。
【0036】手順S22が“YES”で監視コードがあ
る監視要求の場合、被監視端局3は監視内容抽出部31
により監視コードを抽出して監視内容に変換復元し(手
順S23)、監視処理部32によりこの監視内容に基づ
いて監視対象端末4を動作確認して監視処理を行ない
(手順S24)、監視結果を求める(手順S25)。
【0037】手順S25が“YES”で監視結果が正常
な場合、被監視端局3は発呼要求メッセージの一つの応
答メッセージである受付拒否メッセージの理由発生領域
に監視結果を「正常切断」に形成して監視結果挿入部3
3により挿入設定し(手順S26)、受付拒否メッセー
ジに編集して(手順S27)、通信回線5の信号チャネ
ルを介し発信元の集中監視局2へ送出し(手順S2
8)、手順を終了する。
【0038】一方、手順S25が“NO”で監視結果が
正常でない場合、被監視端局3は、受付拒否メッセージ
の理由圧制領域に「切断」以外の「その他の正常クラ
ス」を監視結果挿入部33により挿入設定し(手順S2
9)、受付拒否メッセージに編集する上記手順S27に
進む。
【0039】また、上記手順S222が“NO”でサブ
アドレスに監視コードがない場合、被監視端局3は受け
付けた発呼要求メッセージに対する通常の着信処理を行
なう(手順S40)。
【0040】次に、図1から図3までに図5を併せ参照
して、監視端末1が監視対象端末4の状態を確認する場
合、情報メッセージ方式による被監視端局3の主要動作
手順について説明する。
【0041】まず被監視端局3は、情報メッセージを情
報チャネルから受け付けた際に監視内容抽出部31によ
りユーザ情報を抽出して分析し(手順S31)、監視コ
ードを探索する(手順S32)。
【0042】手順S32が“YES”で監視コードがあ
る監視要求の場合、被監視端局3は監視内容抽出部31
により監視コードを抽出して監視内容に変換復元し(手
順S33)、監視処理部32によりこの監視内容に基づ
いて監視対象端末4を動作確認して監視処理を行ない
(手順S34)、監視結果を求める(手順S35)。
【0043】手順S35が“YES”で監視結果が正常
な場合、被監視端局3は、応答メッセージとして情報メ
ッセージのユーザ情報領域に監視結果を正常メッセージ
に形成して監視結果挿入部33により挿入設定し(手順
S36)、情報メッセージに編集して(手順S37)、
通信回線5の情報チャネルを介して発信元の集中監視局
2へ送出し(手順S38)、手順を終了する。
【0044】一方、手順S35が“NO”で監視結果が
正常でない場合、被監視端局3は、情報メッセージのユ
ーザ情報領域に「異常メッセージ」を監視結果挿入部3
3により挿入設定し(手順S39)、情報メッセージに
編集する上記手順S37に進む。
【0045】また、上記手順S32が“NO”でユーザ
情報領域に監視コードがない場合、受け付けた情報メッ
セージは通常のメッセージなので、被監視端局3は通常
の処理を行なう(手順S40)。
【0046】上記説明では、機能ブロックおよび動作手
順を図示して説明したが、機能ブロックの機能の分離併
合による配分、動作手順の前後の入れ替え、平行動作な
どの変更は上記機能を満たす限り自由であり、上記説明
が本発明を限定するものではない。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、監
視を要求する際に呼量が所定値より少ない場合、要求す
る監視内容を、呼設定を要求する発呼要求メッセージの
サブアドレス領域に挿入して通信回線の信号チャネルを
介して被監視端末装置へ送り、この被監視端末装置によ
る監視結果を発呼要求メッセージに応答する受付拒否メ
ッセージの理由表示領域に挿入して返送する一方、呼量
が前記所定値以上の場合には要求する監視内容を、ユー
ザの通信情報を運ぶ情報メッセージのユーザ情報領域に
挿入して通信回線の情報チャネルを介して被監視端末装
置へ送り、この被監視端末装置による監視結果を情報メ
ッセージに応答する情報メッセージのユーザ情報領域に
挿入して返送する遠隔監視方式が得られる。
【0048】この構成によって、呼量が少ない通常の場
合には信号チャネルを使用した確実に応答メッセージの
ある呼制御メッセージを利用して監視要求に対して確実
に監視結果を得ることができる一方、信号チャネルが輻
輳などの場合には信号チャネルをあけて通信の制御を確
保できると共に情報チャネルを利用し情報メッセージに
より監視要求およびその結果を得ることができる遠隔監
視方式を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す機能ブロック図で
ある。
【図2】本発明で適用される一形態を示すメッセージフ
ォーマット図である。
【図3】図1における集中監視局での動作手順の一形態
を示す流れ図である。
【図4】図1の被監視端局におけるサブアドレス方式で
の動作手順の一形態を示す流れ図である。
【図5】図1の被監視端局における情報メッセージ方式
での動作手順の一形態を示す流れ図である。
【図6】従来の一例を示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 監視端末 2 集中監視局 3 被監視端局 4 監視対象端末 11 入力部 12 出力部 21 回線呼量計測部 22 メッセージ選択部 23 監視内容挿入部 24 監視結果抽出部 31 監視内容抽出部 32 監視処理部 33 監視結果挿入部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の端末から通信回線を介して遠方の
    端末装置を保守運用する遠隔監視方式において、監視を
    要求する際に呼量が所定値より少ない場合には要求する
    監視内容を、呼設定を要求する発呼要求(SETUP)メッセ
    ージのサブアドレス領域に挿入し前記通信回線を介して
    被監視端末装置へ送り、この被監視端末装置による監視
    結果を前記発呼要求メッセージに応答する受付拒否(RE
    LEASE)メッセージの理由表示(CAUSE)領域に挿入して返
    送する一方、呼量が前記所定値以上の場合には要求する
    監視内容を、ユーザの通信情報を運ぶ情報(INFO)メッ
    セージの所定領域に挿入して前記通信回線を介して被監
    視端末装置へ送り、この被監視端末装置による監視結果
    を前記情報メッセージに応答する情報メッセージの所定
    領域に挿入して返送する方法により被監視端末装置の状
    態監視を行なう遠隔監視方式。
  2. 【請求項2】 一方の端末から通信回線を介して遠方の
    端末装置を保守運用する遠隔監視方式において、監視を
    要求する監視端末から監視の要求を受けた際に呼量が所
    定値より少ない場合には要求する監視内容を呼設定を要
    求する発呼要求メッセージのサブアドレス領域に挿入す
    る一方、呼量が前記所定値以上の場合には要求する監視
    内容を、ユーザの通信情報を運ぶ情報メッセージの所定
    領域に挿入して前記通信回線へ送出し、他方、この通信
    回線からメッセージを受けた際に受けたメッセージの所
    定領域を分析して監視結果を抽出した場合には抽出した
    結果に基づいた処理を行なう集中監視局と、前記通信回
    線から受けたメッセージの所定領域を分析して前記監視
    要求を抽出した場合にはこの要求に基づいた監視処理動
    作の後、処理結果を監視結果として、前記発呼要求メッ
    セージに対しては呼を受付拒否する受付拒否メッセージ
    の理由表示領域に挿入する一方、情報メッセージに対し
    ては同じ情報メッセージの所定領域に挿入して前記集中
    監視局へ送出する被監視端局装置とを備えることを特徴
    とする遠隔監視方式。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
    通信回線が情報メッセージのための情報チャネルと各情
    報チャネル共通の信号チャネルとに分離されており、か
    つこの信号チャネルの呼量が多い場合、前記監視要求お
    よび監視結果を前記情報メッセージにより伝送すること
    を特徴とする遠隔監視方式。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または請求項3において、
    受付拒否メッセージの理由表示領域には、監視結果が正
    常な場合に正常切断情報、また異常な場合にその他の正
    常クラス情報それぞれを挿入してメッセージ編集される
    ことを特徴とする遠隔監視方式。
  5. 【請求項5】 請求項1、2または請求項3において、
    情報メッセージの所定領域はユーザ情報領域を充当し、
    監視結果が正常な場合に正常メッセージ、また異常な場
    合に異常メッセージそれぞれを挿入してメッセージ編集
    されることを特徴とする遠隔監視方式。
JP8229979A 1996-08-30 1996-08-30 遠隔監視方式 Withdrawn JPH1075297A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100407847C (zh) * 2003-05-23 2008-07-30 华为技术有限公司 实现移动通信漫游用户监听的***及其方法

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