JPH1073289A - 空気調和機の室外機 - Google Patents

空気調和機の室外機

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JPH1073289A
JPH1073289A JP22692996A JP22692996A JPH1073289A JP H1073289 A JPH1073289 A JP H1073289A JP 22692996 A JP22692996 A JP 22692996A JP 22692996 A JP22692996 A JP 22692996A JP H1073289 A JPH1073289 A JP H1073289A
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JP
Japan
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machine room
outdoor unit
air conditioner
electronic component
room
Prior art date
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Pending
Application number
JP22692996A
Other languages
English (en)
Inventor
Keitaro Hori
恵太郎 堀
Katsuhiko Saito
勝彦 斎藤
Haruhiko Ishida
晴彦 石田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品の点検、修理、及び交換を容易に行
うことができるとともに、小型かつ安価な空気調和機の
室外機を提供することを目的とする。 【解決手段】 内部を送風機室6と機械室9とに区画さ
れた空気調和機の室外機3において、機械室内前面側に
後面側に空間を設けて配設され、電子部品14を垂直方
向に実装する電装品収納容器8と、この電装品収納容器
の裏面に取り付けられ、電子部品から発生する熱を放熱
する放熱フィン10と、外部と送風機室との間を連通
し、放熱フィンを覆うようにしたダクト15とを備えた
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、機械室内に発熱
電子部品が配設された空気調和機の室外機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】パワートランジスタなどの発熱電子部品
を内蔵している周波数変換装置搭載の空気調和機の電装
品収納容器の冷却方法を示した例として、実開平6−3
5835号公報に示されているものがある。以下、図面
を参照しながら上記従来の空気調和機の電装品の冷却方
式について説明する。
【0003】図7は、従来の空気調和機の電装品収納容
器の冷却方式で、3は外部を外箱1およびベース2から
形成された室外機で、内部は仕切板4によりプロペラフ
ァン5が配設された送風機室6と圧縮機7が配設された
機械室9とに区画されている。機械室9の上部には外箱
1の上面との間に水平方向に延在する空間を形成する電
装品収納容器8が配設され、この電装品収納容器8は、
一端面が仕切板4と接するとともに、外箱1の前後面お
よび側面と接するような形状に形成され、上面には放熱
フィン10が取り付けられている。仕切板4の上部、放
熱フィン10の上方の空間に対応する位置に送風機室6
と機械室9とを連通する連通穴11が設けられている。
12は外箱1に設けられた切り起こし穴で室外機3の外
部と放熱フィン10の上方の空間を連通している。放熱
フィン10は、このような風路室13内に臨ませた状態
で配設されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
従来の空気調和機の電子部品の冷却方式においては、運
転時に回転するプロペラファン5により、外気が室外機
3の後面から吸込まれ、前面に向かって吹き出される。
この空気の流れによって送風機室6内は負圧になり、風
路室内13内の空気は仕切板4の連通穴11から送風機
室6内に吸込まれる。その結果、風路室13内には外箱
1に設けられた切り起こし穴12から機械室9内よりも
温度が低い外気が導入され、この外気は、放熱フィン1
0と接触した後に室外機3の前面から吹き出されること
になる。その結果、電子部品の熱を外部に逃がすことが
できる。
【0005】以上の効果を得るために、電装品収納容器
8が端面が仕切板4と接するとともに、外箱1の前後面
および側面と接するような形状に形成されなければなら
ない制約がある。そのために、電装品収納容器8が必要
以上に大きくなり、機械室9の上面が電装品収納容器8
に占領されるために、配管、冷媒回路等が置けないとい
う制約がある。また、電装品収納容器8を水平方向に置
く制約があるために、サービス時に外箱1を開放した状
態で電子部品の点検、修理、及び交換が困難であるとい
う課題があった。
【0006】この発明は、以上のような問題点を解決す
るためになされたもので、電装品収納容器の配置の制約
がなく、サービス時に外箱を開放した状態で電子部品の
点検、修理、及び交換を容易に行うことができるととも
に、小型かつ安価な空気調和機の室外機を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に関る空気調和
機の室外機は、内部を送風機室と機械室とに区画された
空気調和機の室外機において、前記機械室内前面側に後
面側に空間を設けて配設され、電子部品を垂直方向に実
装する電装品収納容器と、この電装品収納容器の裏面に
取り付けられ、前記電子部品から発生する熱を放熱する
放熱フィンと、外部と前記送風機室との間を連通し、前
記放熱フィンを覆うようにしたダクトとを備えたもので
ある。
【0008】また、ダクトを機械室側を外部側よりも高
くなるように斜め方向に備えたものである。
【0009】また、内部を送風機室と機械室とに区画さ
れた空気調和機の室外機において、前記機械室内前面側
に後面側に空間を設けて配設され、電子部品を垂直方向
に実装する電装品収納容器と、この電装品収納容器の裏
面に取り付けられ、前記電子部品から発生する熱を放熱
する放熱フィンと、前記機械室内に設けられ、前記機械
室と前記送風機室との間を連通し、前記放熱フィンを覆
うようにしたダクトと、前記機械室の下方に設けられた
外気吸入口とを備えたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明による空気調和機
の室外機の実施の形態について、図面を参照しながら説
明する。なお、従来と同一構成については、同一符号を
付して詳細な説明を省略する。
【0011】実施の形態1.図1は、この発明に係る空
気調和機の室外機を示す斜視図、図2は、図1の空気調
和機の室外機の断面図である。図において、3は外部を
外箱1およびベース2から形成された室外機で、内部は
従来のものと同様に仕切板4によりプロペラファン5が
配設された送風機室6と圧縮機7が配設された機械室9
とに区画されている。機械室9の上部には、機械室内前
面側に平行方向に電子部品14を垂直方向に実装する電
装品収納容器8が後面側に空間を設けて配設され、この
電装品収納容器8の裏面には放熱フィン10が取付けら
れている。この放熱フィン10を覆い、外箱1に設けら
れた通風穴12と送風機室6の間を連通するようにダク
ト15が配設されている。
【0012】このように構成された空気調和機の室外機
においては、運転時において回転するプロペラファン5
により外気が室外機3の後面から吸込まれ、前面に向か
って吹出される、この空気の流れにより送風機室6内は
負圧になり、ダクト15内の空気は仕切板4の連通穴1
1から送風機室6内に吸込まれる、その結果、ダクト1
5内には外箱1に設けられた通風穴12から機械室9内
よりも温度が低い外気が導入され、この外気は放熱フィ
ン10と接触したのち室外機3の前面より吹出されるこ
とになる。
【0013】ダクト15内に外気を流通させ、この機械
室9内よりも温度が低い外気を電装品収納容器8内の電
子部品14の熱が伝達された放熱フィン10と接触させ
ることができるから、放熱フィン10の表面から外気へ
と熱伝達し、電子部品14の熱を送風機5から外部に排
出することができる。ここで外気をダクト15により流
通させるようにしているから放熱フィン10から空気へ
の熱交換を大きくすることができる。
【0014】機械室内前面側に平行方向に電装品収納容
器8を設けたことにより、電子部品を垂直に配置するこ
とができ、サービス時に外箱を開放した状態で電子部品
の点検、修理及び交換を効率的に行うことができる。さ
らに、従来例のような電装品収納容器の配置位置に制約
がないために、小型化した室外機を低コストで製造する
ことができる。
【0015】実施の形態2.図3は、この発明に係る空
気調和機の室外機を示す斜視図、図4は、図3の空気調
和機の室外機の断面図で、上記実施の形態1との相違点
のみ説明する。この実施の形態では、放熱フィン10を
覆い、機械室9と送風機室6の間を連通するようにダク
ト15が配設し、機械室9の下側に外気吸入口12を設
けている。
【0016】このように構成された空気調和機の室外機
においては、運転時において回転するプロペラファン5
により外気が室外機3の後面から吸込まれ、前面に向か
って吹出される、この空気の流れにより送風機室6内は
負圧になり、ダクト15内の空気は仕切板4の連通穴1
1から送風機室6内に吸込まれる、その結果、ダクト1
5内には外気吸入口12より機械室9を経由し、機械室
9内よりも温度が低い外気が導入され、この外気は放熱
フィン10と接触したのち室外機3の前面より吹出され
ることになる。
【0017】外気吸入口12を機械室9の下部に設けた
ことにより、埃、塵並びに水の進入により、放熱フィン
10上に埃、塵が蓄積したりして、または水による腐食
のために放熱フィンの放熱効率が劣化することを防止す
ることができる。
【0018】実施の形態3.図5は、この発明に係る空
気調和機の室外機を示す斜視図で、上記実施の形態1と
の相違点は、ダクト15が送風機室6側が高くなるよう
に斜め方向に配設されている点である。
【0019】ダクト15を送風機室6側が高くなるよう
に斜め方向に配設したことにより、埃、塵並び水が進入
した際に、送風機室6側が高くなっているので奥側に進
入しにくくなっている。従って、埃、塵並びに水の進入
により、放熱フィン10上に埃、塵が蓄積したりして、
または水による腐食のために放熱フィンの放熱効率が劣
化することを防止することができる。また、放熱フィン
10により加熱された空気は上昇する傾向があるので、
送風機室6側の負圧による風以外にも自然対流による風
により放熱効果を促進することができる。
【0020】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明は、内
部を送風機室と機械室とに区画された空気調和機の室外
機において、機械室内前面側に後面側に空間を設けて配
設され、電子部品を垂直方向に実装する電装品収納容器
と、この電装品収納容器の裏面に取り付けられ、電子部
品から発生する熱を放熱する放熱フィンと、外部と送風
機室との間を連通し、放熱フィンを覆うようにしたダク
トとを備えたことにより、機械室内の空気より温度が低
い外気が流れている状態でダクト内に外気を放熱フィン
に接触させることができるので放熱効果が更に向上す
る。また、電子部品を垂直に配置することができ、サー
ビス時に外箱を開放した状態で電子部品の点検、修理、
及び交換を容易に行うことができる。さらに、電装品収
納容器の配置の制約がなくなり、室外機自体を小型化、
安価に製造することができるという効果がある。
【0021】また、ダクトを機械室側を外部側よりも高
くなるように斜め方向に備えたことにより、埃、塵並び
水が進入した際に、送風機室側が高くなっているので奥
側に進入しにくくなり、放熱フィン上に埃、塵が蓄積ま
たは水の腐食による放熱効率の劣化を防ぐことができ
る。また、放熱フィンにより加熱された空気は上昇する
ので、送風機室側の負圧による風以外にも自然対流によ
る風により放熱効果を促進することができる。
【0022】また、内部を送風機室と機械室とに区画さ
れた空気調和機の室外機において、機械室内前面側に後
面側に空間を設けて配設され、電子部品を垂直方向に実
装する電装品収納容器と、この電装品収納容器の裏面に
取り付けられ、電子部品から発生する熱を放熱する放熱
フィンと、機械室内に設けられ、機械室と送風機室との
間を連通し、放熱フィンを覆うようにしたダクトと、機
械室の下方に設けられた外気吸入口とを備えたことによ
り、埃、塵並びに水の進入により、放熱フィン上に埃、
塵が蓄積または水による腐食による放熱効率の劣化を防
ぐという効果がある。また、埃、塵並び水が進入した際
に、送風機室側が高くなっているので奥側に進入しにく
くなり、放熱フィン上に埃、塵が蓄積または水による腐
食による放熱効率の劣化を防ぐことができる。また、放
熱フィンにより加熱された空気は上昇する傾向があるの
で、送風機室側の負圧による風以外にも自然対流による
風により放熱効果を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る空気調和機の室外機を示す斜
視図である。
【図2】 図1の空気調和機の室外機の断面図である。
【図3】 この発明に係る空気調和機の室外機を示す斜
視図である。
【図4】 図3の空気調和機の室外機の断面図である。
【図5】 この発明に係る空気調和機の室外機を示す斜
視図である。
【図6】 図5の空気調和機の室外機の断面図である。
【図7】 従来例の空気調和機の電子部品の冷却方式を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 外箱、2 ベース、3 室外機、4 仕切板、5
プロペラファン、6送風機室、7 圧縮機、8 電装
品収納容器、9 機械室、10 放熱フィン 11 連通穴、12 外気吸入口、13 風路室、14
電子部品、15 ダクト。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部を送風機室と機械室とに区画された
    空気調和機の室外機において、前記機械室内前面側に後
    面側に空間を設けて配設され、電子部品を垂直方向に実
    装する電装品収納容器と、この電装品収納容器の裏面に
    取り付けられ、前記電子部品から発生する熱を放熱する
    放熱フィンと、外部と前記送風機室との間を連通し、前
    記放熱フィンを覆うようにしたダクトとを備えたことを
    特徴とする空気調和機の室外機。
  2. 【請求項2】 ダクトを機械室側を外部側よりも高くな
    るように斜め方向に備えたことを特徴とする請求項1に
    記載の空気調和機の室外機。
  3. 【請求項3】 内部を送風機室と機械室とに区画された
    空気調和機の室外機において、前記機械室内前面側に後
    面側に空間を設けて配設され、電子部品を垂直方向に実
    装する電装品収納容器と、この電装品収納容器の裏面に
    取り付けられ、前記電子部品から発生する熱を放熱する
    放熱フィンと、前記機械室内に設けられ、前記機械室と
    前記送風機室との間を連通し、前記放熱フィンを覆うよ
    うにしたダクトと、前記機械室の下方に設けられた外気
    吸入口とを備えたことを特徴とする空気調和機の室外
    機。
JP22692996A 1996-08-28 1996-08-28 空気調和機の室外機 Pending JPH1073289A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103175267A (zh) * 2013-03-26 2013-06-26 广东科龙空调器有限公司 一种空调器室外机
WO2017022023A1 (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 三菱電機株式会社 空気調和機の室外機
WO2020044474A1 (ja) * 2018-08-29 2020-03-05 三菱電機株式会社 室外機及び空気調和機

Cited By (4)

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