JPH1073178A - 制御部材の直線移動操作装置 - Google Patents

制御部材の直線移動操作装置

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JPH1073178A
JPH1073178A JP9183316A JP18331697A JPH1073178A JP H1073178 A JPH1073178 A JP H1073178A JP 9183316 A JP9183316 A JP 9183316A JP 18331697 A JP18331697 A JP 18331697A JP H1073178 A JPH1073178 A JP H1073178A
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control member
angular position
valve
stator
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JP9183316A
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Inventor
Dieter Dr Ing Gerling
ゲーリング ディエテル
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Koninklijke Philips NV
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Philips Electronics NV
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Publication date
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/06Means for converting reciprocating motion into rotary motion or vice versa
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/02Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
    • F16K31/04Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a motor
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K11/00Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
    • HELECTRICITY
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造簡単かつ安価であり、制御部材の直線運
動の解像度を高くすることができる制御部材の直線移動
操作装置を得る。 【解決手段】 ガス又は液体導体2内で制御部材1特
に、バルブタペット1の直線移動を操作するため、雌ね
じ10を有するロータ7を設け、このロータ7の回転運
動を、雌ねじ10に掛合可能でありかつ回転をロックさ
れたねじ付きスピンドル5の直線運動に変換することが
できるようにした制御部材の直線移動操作装置におい
て、前記ロータ7をシングルストランドの通電可能ステ
ータ13に連携動作する磁化した回転体8により構成
し、ロータ7の角度位置をステータ電流によって調整可
能にし、好適には、ねじピッチを30°の粗いピッチに
し、ロータ7の最大角度回転を180°よりも小さす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス又は液体導体
内で制御部材特に、バルブタペットの直線移動を操作す
るため、雌ねじを有するロータを設け、このロータの回
転運動を、前記雌ねじに掛合可能でありかつ回転をロッ
クされたねじ付きスピンドルの直線運動に変換すること
ができるようにした制御部材の直線移動操作装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】このような装置はドイツ国特許公開第4
423313号に記載されている。この既知の装置は、
制御部材を直線運動させるためにダブルストランドのク
ロウ磁極(claw pole) ステッパモータを有する。このク
ロウ磁極ステッパモータにおいては、一回転あたりのス
テップ数はジオメトリによって制限される。ステータの
クロウ及びロータの磁極の双方は、所定の最小寸法でな
ければならない。制御部材の直線運動の高い解像度及び
高い操作精度を得るためには、例えば、大きな周縁長さ
即ち、大きい直径のモータを使用する。しかし、このよ
うなモータは寸法が大形になり、質量慣性モーメントが
大きくなり、従って、動力学的性能が比較的劣悪とな
る。既知の装置においては、直線運動の高い解像度は、
ねじ付きスピンドルのねじを比較的微細なピッチにする
ことによって達成している。一方、故障例えば、電源故
障の場合には制御部材が自動的に初期位置に復帰するこ
とが望ましいことがよくある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ねじ付きスピ
ンドルのねびピッチガ比較的微細な既知の装置において
は、極めて大きな復帰力を必要とし、この大きな復帰力
を得るため、ねじ付きスピンドルに電磁石を担持し、こ
の電磁石に通電されたときこの電磁石が電機子(アーマ
チャ)及びロッドと連携動作し、ロッドをばね力に抗し
てねじ付きスピンドルに向けて押圧する。しかし、この
構造は極めて複雑であり、高価である。
【0004】従って、本発明の目的は、構造簡単かつ安
価であり、制御部材の直線運動の解像度を高くすること
ができる上述のタイプの制御部材の直線移動操作装置を
得るにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明制御部材の直線移動操作装置は、前記ロータ
をシングルストランドの通電可能ステータに連携動作す
る磁化した回転体により構成し、前記ロータの角度位置
をステータ電流によって調整可能にし、前記ロータの最
大角度回転を180°よりも小さくしたことを特徴とす
る。
【0006】磁化した回転体とは、永久磁石又は電気的
に磁化可能な回転自在な部分を意味するものと理解され
たい。
【0007】このような装置は、ステータコイルのみを
必要とし、この結果、クロウステッパモータと比べて電
子的パワー制御の複雑さ及び接続端子の数が大幅に減少
する。ロータの角度位置及びねじ付きスピンドルの直線
運動はモータ電流によって連続的に制御することができ
る。この結果、制御部材の直線運動の解像度はクロウス
テッパモータにおけるような不連続ステップに制限され
なくなる。このような装置はロータの角度位置に対して
ほぼ正弦波的に変化するトルクを発生するため、ロータ
の回転の最大角度は180°以下の値に制限することが
できる。
【0008】本発明の好適な実施例においては、前記ロ
ータの角度位置又はねじ付きスピンドルの直線位置に基
づくセンサ信号を発生するセンサ手段を設け、また前記
センサ信号に基づいて前記ロータの角度位置を制御する
制御手段を設ける。
【0009】センサ手段はロータの瞬間的な位置を検出
し、またロータの角度位置に基づいてセンサ信号を発生
する。これらのセンサ信号を制御手段に供給し、センサ
信号に基づいてロータの角度位置を制御する。ロータの
瞬間的な角度位置はこのような装置によって極めて正確
に制御することができる。0.1°以下の角度の精度は
センサ手段及び制御手段を適当に選択することによって
得ることができる。
【0010】本発明の更に他の好適な実施例において
は、前記ステータの電流及び電圧を測定する測定手段を
設け、前記測定手段により前記ロータの角度位置に基づ
く測定信号を発生し、また前記測定信号に基づいて前記
ロータの角度位置を制御する制御手段を設ける。
【0011】この実施例では何らセンサを必要としな
い。ロータの角度位置はステータ電流及び電圧の測定値
から導き出し、これに従って制御を行う。
【0012】更に、本発明の好適な実施例においては、
前記ロータの前記雌ねじ及び前記ねじ付きスピンドルの
ねじを、少なくとも30°のピッチ角度を有する粗いピ
ッチのねじとする。このピッチ角度αは以下の数式〔数
1〕として規定することができる。即ち、
【0013】
【数1】
【0014】この数式〔数1〕において、hはねじの直
線方向距離(一回転あたりの直線移動距離)であり、r
はねじの半径である。本発明装置によれば、極めて高い
トルクを得ることができる。この結果、ねじ付きスピン
ドルには粗いピッチのねじを設けることができ、所定の
対抗力に対して微細ピッチねじよりも高い駆動トルクを
必要とする。ピッチが微細になればなる程、より高いモ
ータトルクを必要とするが、ステータの励起に失敗した
ときねじ付きスピンドルを初期位置に復帰するに必要な
復帰力は減少する。
【0015】粗いピッチのねじによっては、ロータの回
転角度が180°以下の値に制限ささるという事実にも
係わらず、ねじ付きスピンドルの直線移動距離を相当大
きくすることができる。
【0016】本発明の他の好適な実施例においては、前
記制御部材の基準位置において前記ロータの角度位置と
前記制御部材の直線位置との関係を較正するキャリブレ
ーション手段を設ける。
【0017】種々の外部環境の影響、特に、温度変化に
よって、ロータの角度位置と制御部材の直線位置との関
係は装置の動作中に変化する。例えば、ねじ付きスピン
ドル及び制御部材がさらされる温度が上昇する場合、ね
じ付きスピンドルは膨張し、ロータの角度位置と制御部
材の直線位置との間の関係は変化する。このとき、ロー
タの角度位置と制御部材の直線位置との関係は基準位置
において適当な較正(キャリブレーション)を行うこと
によって修正することができる。
【0018】本発明の好適な実施例においては、制御部
材はバルブのバルブタペットとし、基準位置はバルブの
シャットオフ位置に対応する。
【0019】バルブタペットは、特に、ガス又は液体導
管において、極めて高温に晒されることがよくある。こ
のような高温により、ねじ付きスピンドルは膨張し、ロ
ータの角度位置とバルブタペットの直線位置との間の関
係が変化する。バルブシャットオフ位置を基準位置とし
て使用すると好適である。バルブタペットがシャットオ
フ位置にあるとき、直線位置を明確に規定し、バルブタ
ペットがシャットオフ位置をとる度毎にロータの角度位
置とバルブタペットの直線位置との間の関係が更新され
る。
【0020】更に、本発明の他の好適な実施例において
は、前記ステータと前記ロータとの間の空隙を不均一形
状にして、前記ステータが通電されていないとき、前記
ロータが好ましい角度位置をとるようにする。
【0021】多くの用途に対して、装置の動作をオフに
する際に又はステータ電流が中断するとき制御部材が好
ましい所定位置をとることが要求される。この好ましい
所定位置への移動は、ステータと磁化したロータとの間
の空隙の形状を不均一にすることによって有利に達成す
ることができる。ステータコイルが通電されていないと
き、ロータに対する磁気抵抗が最小になる角度位置に対
応する好ましい角度位置をとる。このように空隙の形状
を不均一にすることは構造が簡単であり、低コストで実
現することができる。このことは、複雑な機械的復帰手
段例えば、復帰ばねや、他の付加的な電磁復帰手段を必
要としない。空隙の不均一形状による磁気復帰力は、ね
じ付きスピンドルのねじが上述のように粗いピッチであ
る場合に特に有利に利用できる。この粗いピッチのねじ
を使用することによって、所定の対抗力に対してスピン
ドルを直線運動させるよう装置によって発生する駆動ト
ルクは上昇するが、一方、ステータが通電されていない
ときロータを所定の角度位置に復帰させるのに必要な復
帰力は減少する。このように復帰力が比較的小さくてよ
いため、この復帰力はステータと磁化したロータとの間
の空隙の不均一形状によって極めて簡単に得ることがで
きる。更に、このような実施例において、好ましい所定
角度位置はスタート位置又はエンド位置に一致する必要
はない。従って、ロータの好ましい所定角度位置におい
て制御部材がとる好ましい直線位置は制御部材の直線経
路のスタート位置又はエンド位置に一致する必要はな
い。制御部材が例えば、バルブタペットである場合、電
源故障があったとき、バルブタペットは完全に閉鎖した
り、完全に開放したりせず、緊急動作が可能な所定の中
間位置をとることが確実にできるようになる。
【0022】更に、本発明の好適な実施例においては、
前記ステータが通電されていないとき前記ロータを好ま
しい角度位置に移動するための少なくとも1個の補助磁
石を設ける。
【0023】ステータの溝孔に埋設するのが好ましいこ
の補助磁石によって、ステータに通電されないとき、ロ
ータは確実に好ましい角度位置をとることができ、この
結果、制御部材も好ましい直線位置をとることができ
る。必要とされる復帰トルクはこの補助磁石単独によっ
ても、又は適当な不均一形状の空隙と組み合わせても得
ることができる。
【0024】更に本発明の好適な実施例においては、前
記ロータの角度位置を制御するセンサ手段を、前記ロー
タの磁界又は1個又はそれ以上のセンサにより駆動す
る。
【0025】このようなセンサ手段は例えば、磁気抵抗
センサによって形成することができる。センサ手段はロ
ータの磁界によって動作するため、ロータ自体には何ら
信号発生手段を設ける必要はない。
【0026】更に、本発明の他の好適な実施例において
は、前記ロータの角度位置を制御する精度を、前記制御
部材の動作範囲にわたり不均一に変化するようにする。
【0027】この結果、装置は用途に応じて遭遇する必
要条件に個別に適合することができる。例えば、制御部
材がガス又は液体導管内のバルブタペットである場合、
バルブタペットが僅かに移動しているとき、即ち、バル
ブが僅かに開いているとき、タペットの直線位置の位置
決めは高い精度であることが好ましく、バルブの開度が
広いとき即ち、直線移動が大きいときバルブタペットの
直線位置の位置決めの精度は低くてよい。従って、ロー
タの角度位置の制御の精度は角度範囲の初期部分ではエ
ンド部分よりも高い精度にし、この結果、制御部材の直
線位置の位置決め精度は僅かな移動距離に対しては大き
な移動距離よりも高い精度となる。
【0028】ロータの最大回転角度が180°よりも小
さいため、本発明による装置はリニア駆動装置には不向
きである。しかし、粗いピッチのスピンドルを使用する
ときには、約30mmもの位置決め範囲が得られる。こ
のような粗いピッチのスピンドルを駆動するのに必要な
極めて高いモータトルクは、本発明による装置によって
得ることができる。粗いピッチのスピンドルを使用する
と、ステータ励起が消失するときロータを好ましい所定
角度位置に復帰させるのに必要な復帰トルクを減少する
ことができる。この結果、復帰機構は非対称形状の空隙
及び/又は補助磁石によって実現することができる。ロ
ータの角度位置は連続的に制御でき、また0.1°以下
の位置決め精度が得られる。このようにして、30mm
以下の直線移動に対しては本発明装置はクロウ磁極ステ
ッパモータを有する既知の装置に比べて格別な利点があ
る。
【0029】本発明装置によれば、スタート位置からエ
ンド位置まで制御部材を移動する平均速度を0.1m/
s以上にすることができる。このような直線移動の高い
平均速度は、良好な動力学的特性を本発明装置によって
構成簡単かつ低コストで実現することができる。このよ
うな高い平均速度はクロウ磁極ステッパモータでは得る
ことができない。
【0030】本発明装置によれば、15N以上の力を発
生することができる。本発明装置は、このような大きな
最大の力が必要とされるとき特に有利である。このよう
な最大の力が必要とされるとき、クロウ磁極ステッパモ
ータを有するシステムと比べると構成及びコストの点で
顕著な利点がある。クロウ磁極ステッパモータによって
このような最大の力を得るためには、本発明装置よりも
相当大きな寸法にする必要がある。
【0031】更に、本発明装置は、少なくとも500℃
の温度環境にさらされる場合に有利に使用することがで
きる。制御部材従って、ねじ付きスピンドルがこのよう
な温度にさらされる場合、熱膨張によりねじ付きスピン
ドルの長さが伸びる。このことは、ロータの角度位置と
制御部材の直線位置との間の関係を変化させ、ロータの
角度位置と制御部材の直線位置との間の関係の基準位置
に対する較正(キャリブレーション)を必要とすること
がよくある。このような較正が必要な場合、本発明装置
は特に有利である。クロウ磁極ステッパモータを使用す
るのに比べると、本発明装置は必要とされる較正(キャ
リブレーション)の結果、クロウ磁極ステッパモータの
ロータの最大回転は360°に制限される。従って、ク
ロウ磁極ステッパモータのロータの直線移動は、一回転
あたりのステップ数よりも僅かに小さい精度で調整する
ことができるだけである。従って、本発明による装置を
このような用途に使用する場合、本発明装置は、ロータ
の回転の角度を連続的に変化させることができるため、
クロウ磁極ステッパモータに比べて顕著に高い精度を得
ることができる。
【0032】本発明装置によれば、10μm以下の精度
で制御部材の位置決めを行うことができる。
【0033】このように高い位置決め精度にすることが
できるため、本発明装置はクロウ磁極ステッパモータに
比べて顕著な利点がある。本発明装置によれば、このよ
うな位置決め精度は、構成簡単かつ低コストで得ること
ができる。クロウ磁極ステッパモータの場合、このよう
な高い位置決め精度は極めて大きな周長を有する即ち、
極めて大きな直径を有するモータを必要とする。このこ
とはモータを過大な寸法にし、これにより大きな慣性を
有し、従って、動力学的特性が低下する。更に、クロウ
磁極ステッパモータを使用するときの解像度は、比較的
微細なピッチのねじ付きスピンドルを必要とする。ステ
ータ電流が消失したとき好ましい所定の位置に復帰させ
るのが必要な用途の場合、このような復帰力を得るため
には、スピンドルのねじのピッチが微細であるため、極
めて高い復帰力及び従って、複雑な構成が必要となる。
【0034】本発明装置は、内燃機関の排気ガス再循環
導管の排気ガス再循環バルブを動作させるのに使用する
と好適である。
【0035】この用途のための制御部材の直線移動はふ
つう30mm以下の値に制限し、バルブのシャットオフ
位置と開放位置との間の必要とされる平均速度は少なく
とも0.1m/sとすべきである。排気ガス再循環バル
ブの動作は少なくとも15Nの最大の力を必要とするこ
とがよくある。更に、排気ガス再循環バルブ及び従っ
て、ねじ付きスピンドルは、動作にあたり約600℃〜
800℃のホットガスにさらされ、しかも高い位置決め
精度が要求される。
【0036】本発明装置によれば、内燃機関に有利に使
用することができ、又は特に、排気ガス再循環バルブを
動作させる内燃機関を有する自動車に有利に使用するこ
とができる。
【0037】
【発明の実施の形態】次に図面につき、本発明の好適な
実施の形態を説明する。
【0038】図1は、ガス又は液体導管2内に配置した
バルブタペット1を直線的に移動させる装置の断面図を
示し、この断面図は、第1の実施例及び第2の実施例に
も共通に適用する。ガス又は液体導管2は、第1直径を
有する第1部分2aと、第2直径を有する第2部分2b
とよりなり、第1直径は第2直径よりも大きいものとす
る。ガス又は液体導管2を流れるガス又は液体は矢印3
で示す方向に流れる。ガス又は液体導管2の第1部分2
aと第2部分2bとの間の通路2cは、矢印3で示す方
向とは反対方向及び矢印3で示す方向のバルブタペット
1の直線運動によって開閉する。図1に示す状態ではル
ブタペット1は閉じた状態である。
【0039】バルブタペット1は、雄ねじ5bを設けた
部分5aを有するねじ付きスピンドル5に固着する。ね
じ付きスピンドル5には方形断面のロック部分5cを設
ける。ロック素子6に方形形状の開口6aを設け、この
開口6aの領域6bに方形断面のねじ付きスピンドル5
のロック部分5cを連動させる。図示しない方法により
ロック素子6を装置の図示しないハウジングに取り付け
る。ねじ付きスピンドル5は、ねじ付きスピンドル5の
ロック部分5cとロック素子6との連携動作によって回
転を阻止される。ロック部分5cの形状は他の形状にす
ることもできる。磁化した回転体として構成したロータ
7は、外側の円筒形永久磁石8と内側の円筒形プラスチ
ック本体9とを有する。プラスチック本体9の部分9a
には雌ねじ10を設ける。ねじ付きスピンドル5の雄ね
じ5bはこの雌ねじ10に掛合する。ロータ7は装置の
図示しないハウジングに第1軸受11及び第2軸受12
によって支持する。ステータ13はステータ巻線15を
配置した鉄部材14を有する。鉄部材14は、他の高透
磁性材料、例えば、スチール、焼結した鉄、又はラミネ
ートした電気シートにより構成することもできる。鉄部
材14及び円筒形永久磁石8は空隙16によって互いに
分離する。
【0040】ステータ13及びロータ7の動作及び詳細
な構造を図2につき説明し、この図2は第1の実施例の
図1のII-II 線上の断面を示す。鉄部材14はU字状形
状であり、第1の脚14a及び第2の脚14bを有し、
これらの脚をヨーク14cによって互いに連結する。ス
テータ巻線15を第1及び第2の脚14a,14b間で
ヨーク14cに巻き付ける。第1の脚14aと第2の脚
14bは、それぞれ磁極アーク17,18を有する磁極
シューとして構成し、これらの磁極アークの外側は空隙
16を画定する。磁極アーク17,18の中心は第1溝
孔19及び第2溝孔20によって中断する。第1補助磁
石21を第1溝孔19内に埋設し、第2補助磁石22を
第2溝孔20内に埋設する。円筒形永久磁石8は、矢印
23で示す方向に2個の磁極、N極及びS極を生ずるよ
う磁化する。第1補助磁石21は矢印24で示す方向に
2個の磁極を有するよう、また第2補助磁石22は矢印
25で示す方向に2個の磁極を有するよう磁化する。空
隙16は磁極アーク17,18の位置で一定の幅を有す
るように形成する。
【0041】第1補助磁石21及び第2補助磁石22は
円筒形永久磁石8の復帰機構を形成し、ステータ巻線1
5が通電されていないとき、円筒形永久磁石8が第1補
助磁石21及び第2補助磁石22の磁束の方向に指向し
ようとする強度及び方向の磁束を発生するようにする。
しかし、ステータ巻線15が通電されていないとき、第
1補助磁石21及び第2補助磁石22によって形成され
る復帰機構によってステータ13の止め端縁27に衝合
する止めピン26をロータ7に設ける。図2に示すロー
タ7の角度位置に対応するロータ7のこの角度位置をシ
ャットオフ角度位置と称する。止め端縁27は第1補助
磁石21及び第2補助磁石22の磁化方向に対して10
°の角度をなす方向に延びる。ステータ巻線15にステ
ータ電流を通電する場合、ロータ7は第1補助磁石21
及び第2補助磁石22によって発生する復帰力に抗して
開放方向28に時計方向に移動する。開放方向28への
この移動に対向する第1補助磁石21及び第2補助磁石
22の復帰トルクは、常にロータ7をシャットオフ角度
位置に復帰しようとする。このように機械的復帰ばねを
使用することなく、復帰作用を生ずる機構が構成され
る。この結果、装置は機械的にもまた電気的にも構造が
簡単になる。しかし、機械的ばねによってこの復帰機構
を構成することもできる。ステータ電流を適正に調整す
ることにより、図2に示すシャットオフ角度位置からス
タートして、ロータを約160°の角度にわたり開放方
向28に移動することができる。この開放角度位置にお
いて、ロータ7の止めピン26は第2止め端縁29に衝
合し、この第2止め端縁29は第1止め端縁27から開
放方向28に160°オフセットする。第1止め端縁2
7がない場合、ロータ7は、ステータ13の通電が停止
するとき、第1補助磁石21及び第2補助磁石22の磁
化方向に対応する角度位置である0°の角度位置に移動
する。装置は、この0°の角度位置と180°の角度位
置との間で正弦波状に変化するトルクを発生し、この装
置内でロータ7は、0°の角度位置に対して180°に
わたり回転する。0°の角度位置及び180°の角度位
置において、ステータ巻線15に通電していてもトルク
はほぼゼロとなり、ロータ7の信頼性の高い欠陥のない
回転が保証されない。従って、ロータ7のシャットオフ
角度位置を第1止め端縁27によって約10°にわたり
シフトし、また開放角度位置はシフトした0°の角度位
置に対して170°シフトして第2止め端縁29によっ
て規定される。更に、第1止め端縁27及び第2止め端
縁29は、0°と180°の角度位置に対して非対称に
配置することもできる。シャットオフ角度位置におい
て、ステータ巻線15に通電するとき、ゼロではないト
ルクがロータ7に作用し、ステータ13に通電するとき
ロータ7は開放方向28に移動する。ステータ巻線15
に流れる電流を適切に調整することにより、ロータ7は
シャットオフ角度位置から開放角度位置に連続的に移動
することができる。このようにして、第1止め端縁27
及び第2止め端縁29は装置の欠陥のない信頼性の高い
性能を保証することができる。
【0042】ロータ7の回転運動をねじ付きスピンドル
5の直線運動に変換することを図1につき以下に説明す
る。開放方向28へのロータ7の回転運動を、ロータ7
の雌ねじ10に掛合する雄ねじ5bの矢印3で示す方向
とは反対方向への直線運動に変換する。この結果、バル
ブタペット1も矢印3で示す方向とは反対方向に移動
し、ガス又は液体導管2の第1導管部分2aと第2導管
部分2bとの間の通路2cが開放する。バルブタペット
1の直線運動は極めて正確にかつ連続的に行われ、クロ
ウ磁極(claw pole) ステッパモータのような不連続な段
階的な運動とはならない。バルブタペット1の直線方向
位置の位置決め精度を向上するためには、ロータ7に角
度位置ジェネレータ30を設け、この角度位置ジェネレ
ータ30によりロータ7の瞬間的な角度位置を角度位置
ピックアップ31に転送する。角度位置ジェネレータ3
0は、例えば、永久磁石として構成し、また角度位置ピ
ックアップは磁気−抵抗センサとして構成することがで
きる。しかし、角度位置ジェネレータ30を省略し、永
久磁石8の半径方向の磁界によって直接磁気−抵抗セン
サを駆動することもできる。角度位置ピックアップ31
は、ポテンショメータ又はホールセンサによっても形成
することができる。角度位置ピックアップ31はロータ
7の現時点(カレント)角度位置即ち、ロータ7のカレ
ント角度位置の信号特性をマイクロコントローラ32に
転送する。このマイクロコントローラ32は、制御手段
33とキャリブレーション手段34とを有する。マイク
ロコントローラ32は更に、制御ユニット35及び電源
回路36に接続する。この電源回路36によりステータ
13のステータ巻線15にステータ電流IS を供給す
る。制御ユニット35により制御情報SS をマイクロコ
ントローラ32に供給し、この情報はバルブタペット1
がとる直線位置を表す。制御情報SS に基づいて所定の
ステータ電流IS をマイクロコントローラ32によって
設定される。このステータ電流IS の結果、ロータ7は
所定の角度位置をとり、従って、バルブタペット1は所
定の直線位置をとる。ロータ7のカレント角度位置は角
度位置ジェネレータ30及び角度位置ピックアップ31
によってマイクロコントローラに転送され、必要であれ
ば、マイクロコントローラは制御手段33によってステ
ータ電流IS を修正する。角度位置ジェネレータ30及
び角度位置ピックアップ31の代わりに、スピンドル
(5)の直線位置を検出する直線位置ジェネレータ及び
直線位置ピックアップを使用することもできる。この制
御方法により、ロータ7の角度位置に対して0.1°以
下の精度を達成することができる。
【0043】バルブタペット1及びねじ付きスピンドル
5の大部分をガス又は液体導管2の内部に配置する。熱
い流体がこのガス又は液体導管2を通過する場合、ねじ
付きスピンドル5は熱膨張によって膨張する。この結
果、ロータ7のカレント角度位置とバルブタペット1の
カレント直線位置との関係は変化する。マイクロコント
ローラ32のキャリブレーション手段34はねじ付きス
ピンドル5のボルトコストの際にこの関係を補正する。
バルブタペット1が図1に示すシャットオフ位置にある
とき、バルブタペット1の直線位置は明確に規定され
る。マイクロコントローラ32は、バルブタペット1が
シャットオフ位置にあることをマイクロコントローラ3
2に示すキャリブレーション信号を受ける。このとき、
ロータ7のカレント角度位置とバルブタペット1のカレ
ント直線位置との間のカレント関係をキャリブレーショ
ン手段34によって較正する。この結果、ねじ付きスピ
ンドルが膨張した場合でも、バルブタペット1の直線位
置決め精度は相当向上する。
【0044】図3は、本発明による第2の実施例の図1
のII-II 線上の断面を示す。第1の実施例にけおる同類
の参照符号を第2の実施例においても使用する。円筒形
のロータ7は、外側の円筒形永久磁石8と内側の円筒形
プラスチック本体9とを有する。プラスチック本体9は
雌ねじ10を有し、この雌ねじ10にねじ付きスピンド
ル5の雄ねじ5bが掛合する。ステータ13は鉄部材1
4を有し、この鉄部材14にステータ巻線15を配置す
る。鉄部材14は、他の高い透磁性材料例えば、スチー
ル、焼結鉄又はラミネート電子シートにより構成するこ
とができる。鉄部材14はU字状にし、第1の脚14a
と第2の脚14bとを有し、これらの脚をヨーク14c
によって互いに連結する。ステータ巻線15を脚14
a,14b間のヨーク14cの周りに巻き付ける。鉄部
材14及び円筒形の永久磁石8を互いに空隙40によっ
て分離する。鉄部材14は、2個の直径方向に対向する
磁極アーク部分41と、2個の直径方向に対向する磁極
アーク部分42とを設ける。磁極アーク部分41の位置
において空隙40は第1幅B1 を有し、磁極アーク部分
42の位置において空隙40は第2幅B2 を有する。円
筒形の永久磁石8は2個の磁極を有し、従って、N極及
びS極を有するよう磁化する。ステータ巻線15が通電
されていないとき、ロータ7は磁化に従う位置をとり、
この位置は最小磁気抵抗位置に対応する。この位置を図
3に示す。ステータ巻線15が通電されているとき、ロ
ータ7は磁気復帰力に抗して開放方向43に移動する。
開放方向43への移動に対向しかつ空隙40の不均一な
形状によって生ずる戻り止めトルクは、常に開放方向4
3とは反対方向にロータ7を戻そうとする。これによ
り、機械的復帰ばねを使用することなく、機械的にも電
気的にも簡単な構成で復帰作用を生ずる機構を形成する
ことができる。これにより、第1の実施例と同様に16
0°にわたる範囲を制限する図示しない止めピン及び止
め端縁によっって、ロータ7による動作の信頼性を向上
させることができる。
【0045】図4は、内燃機関46の排気ガス再循環
(リサーキュレーション)導管45における排気ガス再
循環バルブ44の動作のために本発明装置を使用した状
態を示す線図的説明図である。ピストン48は内燃機関
46のシリンダ47内で移動自在にする。シリンダ47
は吸気バルブ49と、排気バルブ50と、及び点火装置
51とを有する。吸気バルブ導管52及び排気バルブ導
管53を設ける。吸気バルブ導管52及び排気バルブ導
管53は互いに排気ガス再循環導管45によって接続す
る。排気ガス再循環バルブ44を排気ガス再循環導管4
5に設けて排気ガス再循環導管45を開閉する。燃料−
空気混合体を混合ユニット54及びスロットルバルブ5
5によって吸気バルブ導管52に供給する。吸気バルブ
49を開放したとき、燃料−空気混合体はシリンダ47
内に流入し、ピストン48によって圧縮され、ピストン
ストロークの上死点に達する前に点火し、膨張して動力
を発生する。この後、燃料−空気混合体は開放した排気
バルブを介してピストン48によって排気バルブ導管に
強制排気される。排気バルブ導管における排気ガスの一
部は、排気ガス再循環バルブ44が開放しているとき、
排気ガス再循環導管45を介して吸気バルブ導管52に
還流し、再燃焼することができる。この内燃機関46は
ジーゼルエンジンとすることもできる。このような排気
ガス再循環によれば、内燃機関の汚染物質発生を減少
し、燃焼効率を改善しかつ燃料消費量を減少することが
できる。排気ガス再循環バルブ44における図示しない
バルブタペットは、本発明による装置によって動作させ
る。動作にあたり、排気ガス再循環導管45内のホット
ガスは600℃〜800℃の温度を有する。排気ガス再
循環バルブ44の動作には、少なくとも15Nの最大作
動力、200ms以下の閉鎖時間を必要とする。本発明
による装置はこの条件を満たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガス又は液体導管内でバルブタペットを直線的
に移動させるため、雌ねじを有するロータと、シングル
ストランドステータと、ロータの雌ねじに掛合するねじ
付きスピンドルとを具えた装置の、バルブタペットがシ
ャットオフ位置にある状態を示す線図的説明図である。
【図2】2個の補助磁石によって復帰トルクを発生させ
る本発明装置の第1の実施例の図1のII-II 線上の断面
図である。
【図3】不均一形状の空隙によって復帰トルクを得る本
発明装置の第2の実施例の図1のII-II 線上の断面図で
ある。
【図4】内燃帰還の排気ガス再循環導管内で排気ガス再
循環バルブを動作させるため、本発明による装置を有利
に使用することができることを説明する線図的説明図で
ある。
【符号の説明】
1 バルブタペット 2 ガス又は液体導管 2a 第1部分 2b 第2部分 2c 通路 5 ねじ付きスピンドル 5a 部分 5b 雄ねじ 5c ロック部分 6 ロック素子 6a 開口 6b 領域 7 ロータ 8 円筒形永久磁石 9 円筒形プラスチック本体 10 雌ねじ 11 第1軸受 12 第2軸受 13 ステータ 14 鉄部材 14a,14b 脚 14c ヨーク 15 ステータ巻線 16,40 空隙 17,18,41,42 磁極アーク 19 第1溝孔 20 第2溝孔 21 第1補助磁石 22 第2補助磁石 26 止めピン 27 止め端縁 28,43 開放方向 29 第2止め端縁 30 角度位置ジェネレータ 31 角度位置ピックアップ 32 マイクロコントローラ 33 制御手段 34 キャリブレーション手段 35 制御ユニット 36 電源回路 44 排気ガス再循環バルブ 45 排気ガス再循環(リサーキュレーション)導管 46 内燃機関 47 シリンダ 48 ピストン 49 吸気バルブ 50 排気バルブ 51 点火装置 52 吸気バルブ導管 53 排気バルブ導管 54 混合ユニット 55 スロットルバルブ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス又は液体導体(2)内で制御部材
    (1)特に、バルブタペット(1)の直線移動を操作す
    るため、雌ねじ(10)を有するロータ(7)を設け、
    このロータ(7)の回転運動を、前記雌ねじ(10)に
    掛合可能でありかつ回転をロックされたねじ付きスピン
    ドル(5)の直線運動に変換することができるようにし
    た制御部材の直線移動操作装置において、前記ロータ
    (7)をシングルストランドの通電可能ステータ(1
    3)に連携動作する磁化した回転体(8)により構成
    し、前記ロータ(7)の角度位置をステータ電流によっ
    て調整可能にし、前記ロータ(7)の最大角度回転を1
    80°よりも小さくしたことを特徴とする制御部材の直
    線移動操作装置。
  2. 【請求項2】 前記ロータ(7)の角度位置又はねじ付
    きスピンドル(5)の直線位置に基づくセンサ信号を発
    生するセンサ手段(31)を設け、また前記センサ信号
    に基づいて前記ロータ(7)の角度位置を制御する制御
    手段(33)を設けた請求項1記載の制御部材の直線移
    動操作装置。
  3. 【請求項3】 前記ステータ(13)の電流及び電圧を
    測定する測定手段を設け、前記測定手段により前記ロー
    タ(7)の角度位置に基づく測定信号を発生し、また前
    記測定信号に基づいて前記ロータ(7)の角度位置を制
    御する制御手段(33)を設けた請求項1記載の制御部
    材の直線移動操作装置。
  4. 【請求項4】 前記ロータ(7)の前記雌ねじ(10)
    及び前記ねじ付きスピンドル(5)のねじを、少なくと
    も30°のピッチ角度を有する粗いピッチのねじとした
    請求項1乃至3のうちのいずれか一項に記載の制御部材
    の直線移動操作装置。
  5. 【請求項5】 前記制御部材(1)の基準位置において
    前記ロータ(7)の角度位置と前記制御部材(1)の直
    線位置との関係を較正するキャリブレーション手段(3
    4)を設けた請求項1乃至4のうちのいずれか一項に記
    載の制御部材の直線移動操作装置。
  6. 【請求項6】 前記制御部材をバルブのバルブタペット
    (1)とし、前記基準位置を前記バルブのシャットオフ
    位置に対応させた請求項5記載の制御部材の直線移動操
    作装置。
  7. 【請求項7】 前記ステータ(13)と前記ロータ
    (7)との間の空隙(40)を不均一形状にして、前記
    ステータ(13)が通電されていないとき、前記ロータ
    (7)が好ましい角度位置をとるようにした請求項1乃
    至6のうちのいずれか一項に記載の制御部材の直線移動
    操作装置。
  8. 【請求項8】 前記ステータ(13)が通電されていな
    いとき前記ロータ(7)を好ましい角度位置に移動する
    ための少なくとも1個の補助磁石(21,22)を設け
    た請求項1乃至7のうちのいずれか一項に記載の制御部
    材の直線移動操作装置。
  9. 【請求項9】 前記ロータ(7)の角度位置を制御する
    センサ手段(31)を、前記ロータ(7)の磁界又は1
    個又はそれ以上のセンサ(30)により駆動する請求項
    2乃至8のうちのいずれか一項に記載の制御部材の直線
    移動操作装置。
  10. 【請求項10】 前記ロータ(7)の角度位置を制御す
    る精度を、前記制御部材(1)の動作範囲にわたり不均
    一に変化するようにした請求項2乃至8のうちのいずれ
    か一項に記載の制御部材の直線移動操作装置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のうちのいずれか一
    項に記載の制御部材の直線移動操作装置を、ガス又は液
    体の温度が動作中に400℃以上の温度となる内燃機関
    (46)のガス又は液体導管(45)におけるバルブを
    動作させるのに使用することを特徴とする制御部材の直
    線移動操作装置の使用方法。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至10のうちのいずれか一
    項に記載の制御部材の直線移動操作装置を、内燃機関
    (46)の排気ガス再循環導管(45)の排気ガス再循
    環バルブ(44)を動作させるのに使用する制御部材の
    直線移動操作装置の使用方法。
  13. 【請求項13】 排気ガス再循環導管(45)に排気ガ
    ス再循環バルブ(44)を配置し、この排気ガス再循環
    バルブ(44)を請求項1乃至10のうちのいずれか一
    項に記載の制御部材の直線移動操作装置によって動作さ
    せることを特徴とする内燃機関(46)。
  14. 【請求項14】 排気ガス再循環導管(45)に排気ガ
    ス再循環バルブ(44)を配置し、この排気ガス再循環
    バルブ(44)を請求項1乃至10のうちのいずれか一
    項に記載の制御部材の直線移動操作装置によって動作さ
    せる内燃機関(46)を有することを特徴とする自動
    車。
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