JPH1072922A - コンクリート階段の施工方法及び装置 - Google Patents

コンクリート階段の施工方法及び装置

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JPH1072922A
JPH1072922A JP8248690A JP24869096A JPH1072922A JP H1072922 A JPH1072922 A JP H1072922A JP 8248690 A JP8248690 A JP 8248690A JP 24869096 A JP24869096 A JP 24869096A JP H1072922 A JPH1072922 A JP H1072922A
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concrete
riser
kick
constructing
stairs
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JP8248690A
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Yasuyuki Tsuruta
安之 鶴田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】コンクリート階段の施工において、階段全体の
施工が迅速かつ正確にできるようにするとともに、蹴込
部材の高さの調整が簡単かつ無段階にできるようにす
る。 【解決手段】所要の角度に傾斜させて施工したスラブパ
ネル6 に、階段の段部の蹴込面となる蹴込部材1 を支持
装置3 を介して所要の間隔で設置し、蹴込部材1 に長さ
方向の曲りを防止する補強装置2 を設け、蹴込部材1 の
上縁部に型部材4 を載置し、型部材4 とスラブパネル6
の側部間を、突っ張り装置5 を介して突っ張り固定し、
蹴込部材1 間の空隙部7 にコンクリート8 を打設し、前
部側の蹴込部材1 に固定してある型部材4 の上面と実質
的に面一になるように踏面81を仕上げ、コンクリートの
固化後、型部材4 を外し、これにより踏面81先端部に形
成された嵌込凹部に滑り止め部材を固着する、コンクリ
ート階段の施工方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンクリート階段の
施工方法及び装置に関するものである。更に詳しくは、
踏面先端部に滑り止め部材を嵌め込むための嵌込凹部を
容易に形成することができ、階段全体の施工も迅速かつ
正確にできるコンクリート階段の施工方法及び装置に関
するものである。
【0002】
【従来技術】例えばビル建築におけるコンクリート階段
は、上階に各種資材を運ぶための通路として使用するた
めに、早い時期に施工しておく必要がある。この階段の
施工が遅れると工事計画に支障を来し、工期遅れの原因
ともなるので、迅速な施工が要求される。従来の一般的
な階段の施工の手順は次のとおりである。
【0003】(1)スラブパネルをパイプサポート等に
より支持して所要の角度に傾斜させて施工する。 (2)スラブパネルの両側に側壁型枠を施工する。 (3)スラブパネル上に階段状の配筋を施工する。 (4)配筋の各前面側に、木製の蹴込堰板を側壁型枠に
架設するようにして取付ける。 (5)蹴込堰板が打設されるコンクリートの重みで変形
しないように、その中央付近を端太材や当て板を使用し
て補強する。
【0004】(6)側壁型枠の内部および蹴込堰板の奥
側にコンクリートを打設し、蹴込堰板の奥側のコンクリ
ート面の高さを、蹴込堰板の上辺の高さと面一になるよ
うに鏝を使って仕上げる。 (7)一定の養生期間が経過したら、側壁型枠および蹴
込堰板を取り外す。これにより粗仕上げ状態のコンクリ
ート階段が施工される。 (8)コンクリート階段の段部の踏面の先端部に滑り止
め部材を接着し、踏面と蹴込面にコンクリートを塗って
仕上げる。
【0005】上記施工方法では、蹴込堰板が取り外され
た後、蹴込堰板と接触していた蹴込部の表面はやや粗く
なっており、また、踏面も同様に粗仕上げされている。
従って、上記(8)に示したように、踏面と蹴込面をコ
ンクリートを塗って平滑に仕上げる必要があった。そこ
で、本発明者はその対策として、特開平5−20945
2号公報においてコンクリート階段の施工方法を提案し
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記公報記載のコンク
リート階段の施工方法では、あらかじめ仕上げてある蹴
込板装置の表面をそのまま仕上げ面とするので、蹴込面
の仕上げをしなくてよい分だけ施工が容易にできる。し
かし、次のような課題もあった。 (a)コンクリート階段の踏面の先端部には滑り止め部
材が設けられる。この施工の際、踏面は滑り止め部材の
上面とほぼ面一になるように、粗打ちされたコンクリー
ト階段の表面にモルタルを塗って仕上げなければならな
いが、これは相当な熟練を要する作業であり、一般の作
業者では作業が困難である。また、モルタルは品質によ
ってはコンクリートと馴染まずに、施工後に剥離やひび
割れを生じることがあった。
【0007】(b)幅の広い階段を施工する場合には蹴
込板装置の長いものを使用することになるが、この場
合、蹴込板装置の後部側にコンクリートを打設する際、
その圧力で蹴込板装置が前方側へ膨らんで変形してしま
うことがあった。
【0008】(c)蹴込板装置は、設置後も上下の階を
行き来するための足場として使用される。すなわち、多
数の作業者が蹴込板装置に乗るため、最初に蹴込板装置
の高さを調整していても、コンクリートを打設する頃に
は、高さがずれてしまう。しかし、上記公報記載のもの
は中央で折曲して高さを調整する支持具で支持するの
で、高さを再度調整するには蹴込板装置をその都度持ち
上げる必要があり、作業が煩雑であった。また、支持具
はその構造上、高さを段階的にしか調整できないので、
必要な高さに調整できないこともあった。
【0009】本発明は、上記課題を解消するもので、コ
ンクリート階段の施工において、踏面先端部に滑り止め
部材を設ける作業が容易にでき、階段表面の剥離やひび
割れが生じないようにし、更にコンクリート打設の際に
も蹴込部材が前方に膨らんで変形することがなく、その
結果、階段全体の施工が迅速かつ正確にできるようにす
ることを目的とする。また、蹴込部材の高さの調整が簡
単かつ無段階にできるようにし、設置後に高さの再調整
をする際にも、作業が容易にできるようにすることを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の発明
にあっては、階段の段部の蹴込面となる蹴込部材を所要
の間隔で配置し、上記蹴込部材間の空隙部にコンクリー
トを打設してコンクリート階段を施工する方法であっ
て、上記蹴込部材を、ネジ部を含む高さ調整手段を備え
た支持手段により下方から支持することを特徴とする、
コンクリート階段の施工方法である。
【0011】第2の発明にあっては、階段の段部の蹴込
面となる蹴込部材を所要の間隔で配置し、上記蹴込部材
間の空隙部にコンクリートを打設してコンクリート階段
を施工する方法であって、上記蹴込部材を、ネジ部を含
む高さ調整手段を備えた支持手段により下方から支持
し、上記蹴込部材に、コンクリートの固化後に取り外す
ことによって階段の踏面先端部に滑り止め部材を固着す
るための嵌込凹部を形成する、型部材を設けることを特
徴とする、コンクリート階段の施工方法である。
【0012】第3の発明にあっては、上記蹴込部材を前
後方向において固定する引っ張り手段または/及び突っ
張り手段を設けることを特徴とする、第1または第2の
発明に係るコンクリート階段の施工方法である。
【0013】第4の発明にあっては、コンクリート階段
の施工方法であって、所要の角度に傾斜させて施工した
スラブパネルに、階段の段部の蹴込面となる蹴込部材を
支持装置を介して所要の間隔で設置するステップ、上記
蹴込部材の上縁部に型部材を載置し、当該型部材と上記
スラブパネルの側部との間を、突っ張り装置を介して突
っ張り固定するステップ、上記蹴込部材間の空隙部にコ
ンクリートを打設し、前部側の上記蹴込部材に固定して
ある上記型部材の上面と実質的に面一になるように踏面
を仕上げるステップ、コンクリートの固化後、型部材を
外し、これにより踏面先端部に形成された嵌込凹部に滑
り止め部材を固着するステップ、を含むことを特徴とす
る、コンクリート階段の施工方法である。
【0014】第5の発明にあっては、コンクリート階段
の施工方法であって、所要の角度に傾斜させて施工した
スラブパネルに、階段の段部の蹴込面となる蹴込部材を
支持装置を介して所要の間隔で設置するステップ、上記
蹴込部材に、長さ方向の曲りを防止する補強装置を設け
るステップ、上記蹴込部材の上縁部に型部材を載置し、
当該型部材と上記スラブパネルの側部との間を、突っ張
り装置を介して突っ張り固定するステップ、上記蹴込部
材間の空隙部にコンクリートを打設し、前部側の上記蹴
込部材に固定してある上記型部材の上面と実質的に面一
になるように踏面を仕上げるステップ、コンクリートの
固化後、型部材を外し、これにより踏面先端部に形成さ
れた嵌込凹部に滑り止め部材を固着するステップ、を含
むことを特徴とする、コンクリート階段の施工方法であ
る。
【0015】第6の発明にあっては、コンクリート階段
を施工する装置であって、階段の段部の蹴込面となる蹴
込部材と、ネジ部を含む高さ調整手段を備え、上記蹴込
部材を下方から支持してスラブパネル上に設置する支持
装置と、を含むことを特徴とする、コンクリート階段を
施工する装置である。
【0016】第7の発明にあっては、コンクリート階段
を施工する装置であって、階段の段部の蹴込面となる蹴
込部材と、ネジ部を含む高さ調整手段を備え、上記蹴込
部材を下方から支持してスラブパネル上に設置する支持
装置と、コンクリートの固化後に取り外すことによって
階段の踏面先端部に滑り止め部材を固着するための嵌込
凹部を形成する型部材と、を含むことを特徴とする、コ
ンクリート階段を施工する装置である。
【0017】第8の発明にあっては、上記蹴込部材を前
後方向において固定する引っ張り手段または/及び突っ
張り手段を含むことを特徴とする、第6または第7の発
明に係るコンクリート階段を施工する装置である。
【0018】第9の発明にあっては、コンクリート階段
を施工する装置であって、階段の段部の蹴込面となる蹴
込部材と、当該蹴込部材をスラブパネル上に所要の高さ
及び角度で設置する支持装置と、上記蹴込部材の前面に
当接する当接部材と上記蹴込部材の上端面に載置される
載置部材を備え、当該載置部材の厚さは滑り止め部材の
厚さと実質的に同じに設定してある型部材と、当該型部
材に一端部が取着され、上記蹴込部材を前方から突っ張
って固定する突っ張り装置と、を含むことを特徴とす
る、コンクリート階段を施工する装置である。
【0019】第10の発明にあっては、コンクリート階
段を施工する装置であって、階段の段部の蹴込面となる
蹴込部材と、当該蹴込部材に固定され、長さ方向の曲り
を防止する補強装置と、上記蹴込部材をスラブパネル上
に所要の高さ及び角度で設置する支持装置と、上記蹴込
部材の前面に当接する当接部材と上記蹴込部材の上端面
に載置される載置部材を備え、当該載置部材の厚さは滑
り止め部材の厚さと実質的に同じに設定してある型部材
と、当該型部材に一端部が取着され、上記蹴込部材を前
方から突っ張って固定する突っ張り装置と、を含むこと
を特徴とする、コンクリート階段を施工する装置であ
る。
【0020】第11の発明にあっては、コンクリート階
段の施工において使用する蹴込部材に装着される型部材
であって、上記蹴込部材の前面に当接する当接部材と、
上記蹴込部材の上端面に載置される載置部材を備え、当
該載置部材の厚さは滑り止め部材の厚さと実質的に同じ
に設定してあることを特徴とする、型部材である。
【0021】第12の発明にあっては、コンクリート階
段の施工において使用する蹴込部材に装着される型部材
であって、上記蹴込部材の前面に当接する当接部材と上
記蹴込部材の上端面に載置される載置部材を備え、当該
載置部材の厚さは滑り止め部材の厚さと実質的に同じに
設定してあり、上記載置部材の内面側には上記蹴込部材
の後面側に嵌め込まれて長さ方向の通り直しをする係合
部材が設けてあることを特徴とする、型部材である。
【0022】第13の発明にあっては、コンクリート階
段の施工において使用する蹴込部材(1) を支持するため
の突っ張り装置であって、一端部には取着手段を有する
突っ張り部材と、当該突っ張り部材に設けられ、位置調
整手段と取着手段を有する移動部材と、固着手段と、上
記移動部材の取着手段と協働して上記移動部材を固定す
る取着手段を有する固着台具と、を備えていることを特
徴とする、突っ張り装置である。
【0023】第14の発明にあっては、コンクリート階
段の施工において使用する蹴込部材を支持するための支
持具であって、固着手段を備えた台具と、当該台具に立
設してある基柱と、当該基柱に高さ調整ができるように
螺合してある調整ボルトと、当該調整ボルトに設けてあ
り、上記蹴込部材を下方から受ける受具と、を備えてい
ることを特徴とする、支持具である。
【0024】(作 用)本発明によれば、蹴込部材を、
ネジ部を含む高さ調整手段を備えた支持手段により下方
から支持するので支持が安定し、蹴込部材を載せたまま
でも高さの微調整が容易にできる。また、蹴込部材を上
下の階を行き来のための足場として使用する際にも、変
形しにくく、安全性が向上する。
【0025】階段の踏面先端部に滑り止め部材を固着す
るための嵌込凹部を形成する型部材を設けたものにあっ
ては、滑り止め部材は嵌込凹部に嵌め込んで接着するだ
けで簡単に設けることができ、蹴込部材をそのまま階段
の蹴込面とすることとも相まって、コンクリート階段の
施工が容易かつ迅速にできる。
【0026】蹴込部材を前後方向において固定する引っ
張り手段または/及び突っ張り手段を設けたものにあっ
ては、蹴込部材をより強固に固定できる。
【0027】コンクリート階段の施工において、所要の
角度に傾斜させて施工したスラブパネルに、階段の段部
の蹴込面となる蹴込部材を、支持装置を介して所要の間
隔で設置する。蹴込部材側に、長さ方向の曲りを防止す
る補強装置を設ける。蹴込部材の前面に当接部材を当接
させ、蹴込部材の上端面に載置部材を載置して、型部材
を被せて載置する。型部材とスラブパネルの側部との間
を突っ張り装置を介し突っ張り固定する。
【0028】これにより、蹴込部材は補強装置と型部材
によって支持補強され、コンクリートの圧力によって前
方に膨らんで変形することを防止できる。蹴込部材は作
業者が上下の階を行き来するときの足場になるが、型部
材によって足場が安定し、移動しやすく安全性が向上す
る。
【0029】そして、蹴込部材間の空隙部にコンクリー
トを打設し、前部側の蹴込部材に固定してある型部材の
上面と実質的に面一になるように踏面を仕上げる。コン
クリートの固化後、型部材を外し、これにより形成され
た嵌込凹部に滑り止め部材を嵌め入れて固着する。この
ように、従来の施工と相違して、仕上げにモルタルを塗
らないので、踏面等の剥離、ひび割れが生じない。
【0030】型部材は、仕上げられる踏面に滑り止め部
材を嵌め込むための嵌込凹部を形成する機能を有してい
る。これにより、滑り止め部材は嵌込凹部に嵌め込んで
接着するだけで簡単に設けることができ、蹴込部材をそ
のまま階段の蹴込面とすることとも相まって、コンクリ
ート階段の施工が容易かつ迅速にできる。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
き更に詳細に説明する。図1は本発明に係るコンクリー
ト階段の施工方法を示す説明図、図2は本発明に係るコ
ンクリート階段の施工方法を示す側方から見た説明図、
図3は型部材の構造を示す前面側から見た斜視図、図4
は型部材の構造を示す後面側から見た要部斜視図、図5
は支持具の構造を示す斜視図、図6は突張り部材の構造
を示す斜視図である。図7は蹴込部材の後部からの補強
構造を示す説明図、図8は蹴込部材の構造を示す斜視
図、図9は踏面先端部の嵌込凹部に滑り止め部材を接着
している状態を示す説明図である。
【0032】コンクリート階段を施工する施工装置は、
蹴込部材1、補強装置2、支持装置3、型部材4、突っ
張り装置5を備えている。蹴込部材1は、コンクリート
製で長方形状の板体である(図8参照)。蹴込部材1
は、施工される階段の幅に合わせてあらかじめ作られた
ものが使用される。蹴込部材1の前面11側は、そのま
ま施工後の階段の蹴込面とすることができるように、平
滑に仕上げてある。また、蹴込部材1の後面12側の上
部には、等間隔で三箇所(蹴込部材1のサイズによって
適宜設定される)に取着受具13が埋め込んである。取
着受具13は直方体のボックス状で、後面側にT状の装
着ガイド130が開口されている。
【0033】補強装置2は、二本の鉄筋21と押え具2
2及び固着ボルト・ナット23を備えている(図7参
照)。押え具22には、長さ方向における両端側に同側
へ半円形に膨らんで形成された嵌合部220が設けてあ
る。両嵌合部220の間には固着ボルト・ナット23を
装着する通孔(図示省略)が設けてある。なお、固着ボ
ルト・ナット23はボルトヘッドを装着ガイド130に
上部から挿入して取着受具13に装着され、押え具22
を介し鉄筋21を蹴込部材1の後面に固着する。
【0034】支持装置3は、支持具31とステー32、
33から構成される(図2参照)。支持具31は、釘孔
が形成してある台具310と、長ナットで形成された基
柱311と、上部にL板状の受具312を有し基柱31
1に螺合される調整ボルト313と、調整ボルト313
に螺合されたナット314を備えている。蹴込部材1は
下縁部を受具312に載置して設置され、その高さは調
整ボルト313を回して調整することができる。
【0035】型部材4は、二枚の細長い長方形の当接板
41と載置板42を幅方向の端縁部で鋭角(蹴込部材1
の設置時の傾斜角度に合せた角度で、例えば80°に設
定される)になるように接合し、いわゆる山形鋼状に形
成されている(図3参照)。型部材4は、鉄またはその
他の金属、あるいは強化プラスチック等で形成されてい
る。
【0036】そして、一方の当接板41の外面の両端寄
りには取着部43が設けてある。取着部43は間隔をお
いて設けられた軸受430間に、中間部に取着ピン43
2を設けた軸431を軸周方向へ回動可能に挿通した構
造である。なお、取着ピン432はボルトで形成しても
よく、この場合は後述するように取着管521を嵌め込
んだときにナットを締め込んで固定することができる。
また、使用時、蹴込部材1の上縁部に載置される載置板
42の厚さは、後に嵌込凹部82に固着される滑り止め
部材9と同じ厚さに設定されている。
【0037】載置板42の内面側には係合部材44が等
間隔で三箇所に設けてある。係合部材44と当接板41
の内面との間は各々等距離になるように設けてあり、そ
の幅は上記蹴込部材1の厚さより若干大きく(例えば
0.5mm程度広く)設定されている。これによると、
蹴込部材1が多少湾曲しているような場合でも、係合部
材44を後面12側との間で挟むようにして嵌め込み、
型部材4を蹴込部材1の上縁部に装着することにより、
蹴込部材1の長さ方向の通り直しをすることができる。
また、符号45は把手であり、載置板42の両端部寄り
の二箇所に設けてある。
【0038】突っ張り装置5は、固着台具51(図5参
照)と突っ張り具52(図6参照)を備えている。固着
台具51は、固着手段である釘孔が形成してある台板5
10を備え、台板510にはアングルで形成された支持
具511が設けてある。支持具511には通孔(図示省
略)が設けてあり、通孔には取着部53が取り付けてあ
る。取着部53は、ボルト530、ナット531及びボ
ルトヘッドに固着してある取着ピン532を備えてい
る。
【0039】突っ張り具52は、所要長さの長ボルトで
形成された突っ張り部材520を備えている。突っ張り
部材520の一端部には、上記型部材4の取着部43の
取着ピン432に嵌め入れる取着管521が直角になる
ように固着されている。突っ張り部材520の他端側に
は、突っ張り部材520の軸線方向に移動する移動部材
であるスライド具522が緩く嵌装してある。スライド
具522には、上記固着台具51の取着ピン532に嵌
め入れる取着管523が直角になるように固着されてい
る。そして、突っ張り部材520にはスライド具522
の前後に位置調整用のナット524がそれぞれ螺合され
ている。
【0040】(作 用)図1ないし図9を参照して、上
記角装置を使用した本発明に係るコンクリート階段の施
工方法及び作用を説明する。コンクリート階段の施工は
次のように行う。 (1)蹴込部材1の後面側には、二本の鉄筋21を押え
具22、固着ボルト・ナット23をによって固着してお
く。 (2)所要の角度に傾斜させて施工したスラブパネル6
に、階段の段部の蹴込面となる蹴込部材1を、まず下方
から支持具31で所定の高さに調整し、更にステー32
を角支持具31とスラブパネル6間にそれぞれ設けて所
要の間隔で必要な数だけ設置する。また、上記押え具2
2とスラブパネル6間にもステー33を設け、更に補強
する。
【0041】(3)蹴込部材1の上縁部に型部材4を一
方の当接板41の内面が蹴込部材1の前面に当接するよ
うに被せて載置する(図1参照)。 (4)スラブパネル6の側部60の適宜箇所に固着台具
51を釘で固着する。この固着台具51の取着ピン53
2にスライド具522側の取着管523を嵌め入れ、型
部材4の取着ピン432に突っ張り部材520側の取着
管521を嵌め入れて、固着台具51と型部材4すなわ
ち蹴込部材1を突っ張り固定する。この際、各ナット5
24を回してスライド具522の位置を調整し、突っ張
り部材520の有効長さ(取着管521、523間の距
離)を、突っ張るのに最も好適な長さに調整する。
【0042】(5)蹴込部材1間の空隙部7にコンクリ
ート8を打設し、前部側の蹴込部材1に固定してある型
部材4の載置板42上面と実質的に面一になるように踏
面81を仕上げる(図9参照)。このとき、コンクリー
ト8は鉄筋21の前部に回り込むので、いわゆるコンク
リートの食付きがよくなり、蹴込部材1の剥離が防止で
きる。また、モルタルを塗らないので、表面の剥離、ひ
び割れも生じない。 (6)コンクリート8の固化後、型部材4を外し、これ
により形成された嵌込凹部82(ぬすみ部:図9参照)
に滑り止め部材9を嵌め入れて接着等により固着する。
【0043】このようにすることで、蹴込部材1は後面
側の補強装置2と上部前面側の型部材4によって、いわ
ゆる通り直しが行われると共に支持補強され、空隙部7
にコンクリート8を打設したときに前方に膨らんで変形
することを防止できる。また、型部材4は上記したよう
に蹴込部材1を補強すると共に、仕上げられる踏面81
に滑り止め部材9を嵌め込むための嵌込凹部82を形成
する機能を有している。これにより、コンクリート階段
の施工が容易かつ迅速にできる。
【0044】なお、本明細書で使用している用語と表現
はあくまで説明上のものであって、限定的なものではな
く、上記用語、表現と等価の用語、表現を除外するもの
ではない。また、本発明は図示の実施の形態に限定され
るものではなく、技術思想の範囲内において種々の変形
が可能である。
【0045】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (a)本発明によれば、蹴込部材を、ネジ部を含む高さ
調整手段を備えた支持手段により下方から支持するので
支持が安定し、蹴込部材を載せたままでも高さの微調整
が容易にできる。また、蹴込部材を上下の階を行き来の
ための足場として使用する際にも、変形しにくく、安全
性が向上する。
【0046】(b)階段の踏面先端部に滑り止め部材を
固着するための嵌込凹部を形成する型部材を設けたもの
にあっては、滑り止め部材は嵌込凹部に嵌め込んで接着
するだけで簡単に設けることができ、蹴込部材をそのま
ま階段の蹴込面とすることとも相まって、コンクリート
階段の施工が容易かつ迅速にできる。
【0047】(c)蹴込部材を前後方向において固定す
る引っ張り手段または/及び突っ張り手段を設けたもの
にあっては、蹴込部材をより強固に固定できる。
【0048】(d)蹴込部材は補強装置と型部材によっ
て支持補強され、コンクリートを打設したときの圧力に
よって前方に膨らんで変形することを防止できる。
【0049】(e)蹴込部材は作業者が上下の階を行き
来するときの足場になるが、型部材によって足場が安定
し、移動しやすく安全性が向上する。
【0050】(f)蹴込部材間の空隙部にコンクリート
を打設し、前部側の蹴込部材に固定してある型部材の上
面と実質的に面一になるように踏面を仕上げるので、従
来と相違して、仕上げにモルタルを使用しない。従っ
て、施工後において、階段の踏面表面の剥離、ひび割れ
が生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンクリート階段の施工方法を示
す斜視説明図。
【図2】本発明に係るコンクリート階段の施工方法を示
す側方から見た説明図。
【図3】型部材の構造を示す前面側から見た斜視図。
【図4】型部材の構造を示す後面側から見た要部斜視
図。
【図5】支持具の構造を示す斜視図。
【図6】突張り部材の構造を示す斜視図。
【図7】蹴込部材の後部からの補強構造を示す斜視説明
図。
【図8】蹴込部材の構造を示す斜視図。
【図9】踏面先端部の嵌込凹部に滑り止め部材を接着し
ている状態を示す斜視説明図。
【符号の説明】
1 蹴込部材 11 前面 12 後面 13 取着受具 130 装着ガイド 2 補強装置 21 鉄筋 22 押え具 220 嵌合部 23 固着ボルト・ナット 3 支持装置 31 支持具 310 台具 311 基柱 312 受具 313 調整ボルト 314 ナット 32、33 ステー 4 型部材 41 当接板 42 載置板 43 取着部 430 軸受 431 軸 432 取着ピン 44 係合部材 45 把手 5 突っ張り装置 51 固着台具 510 台板 511 支持具 53 取着部 530 ボルト 531 ナット 532 取着ピン 52 突っ張り具 520 突っ張り部材 521 取着管 522 スライド具 523 取着管 524 ナット 6 スラブパネル 7 空隙部 8 コンクリート 81 踏面 82 嵌込凹部 9 滑り止め部材

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階段の段部の蹴込面となる蹴込部材(1)
    を所要の間隔で配置し、上記蹴込部材(1) 間の空隙部
    (7) にコンクリート(8) を打設してコンクリート階段を
    施工する方法であって、 上記蹴込部材(1) を、ネジ部を含む高さ調整手段を備え
    た支持手段により下方から支持することを特徴とする、 コンクリート階段の施工方法。
  2. 【請求項2】 階段の段部の蹴込面となる蹴込部材(1)
    を所要の間隔で配置し、上記蹴込部材(1) 間の空隙部
    (7) にコンクリート(8) を打設してコンクリート階段を
    施工する方法であって、 上記蹴込部材(1) を、ネジ部を含む高さ調整手段を備え
    た支持手段により下方から支持し、 上記蹴込部材(1) に、コンクリートの固化後に取り外す
    ことによって階段の踏面(81)先端部に滑り止め部材(9)
    を固着するための嵌込凹部(82)を形成する、型部材(4)
    を設けることを特徴とする、 コンクリート階段の施工方法。
  3. 【請求項3】 上記蹴込部材(1) を前後方向において固
    定する引っ張り手段または/及び突っ張り手段を設ける
    ことを特徴とする、 請求項1または2記載のコンクリート階段の施工方法。
  4. 【請求項4】 コンクリート階段の施工方法であって、 所要の角度に傾斜させて施工したスラブパネル(6) に、
    階段の段部の蹴込面となる蹴込部材(1) を支持装置(3)
    を介して所要の間隔で設置するステップ、 上記蹴込部材(1) の上縁部に型部材(4) を載置し、当該
    型部材(4) と上記スラブパネル(6) の側部(60)との間
    を、突っ張り装置(5) を介して突っ張り固定するステッ
    プ、 上記蹴込部材(1) 間の空隙部(7) にコンクリート(8) を
    打設し、前部側の上記蹴込部材(1) に固定してある上記
    型部材(4) の上面と実質的に面一になるように踏面(81)
    を仕上げるステップ、 コンクリート(8) の固化後、型部材(4) を外し、これに
    より踏面(81)先端部に形成された嵌込凹部(82)に滑り止
    め部材(9) を固着するステップ、を含むことを特徴とす
    る、コンクリート階段の施工方法。
  5. 【請求項5】 コンクリート階段の施工方法であって、 所要の角度に傾斜させて施工したスラブパネル(6) に、
    階段の段部の蹴込面となる蹴込部材(1) を支持装置(3)
    を介して所要の間隔で設置するステップ、 上記蹴込部材(1) に、長さ方向の曲りを防止する補強装
    置(2) を設けるステップ、 上記蹴込部材(1) の上縁部に型部材(4) を載置し、当該
    型部材(4) と上記スラブパネル(6) の側部(60)との間
    を、突っ張り装置(5) を介して突っ張り固定するステッ
    プ、 上記蹴込部材(1) 間の空隙部(7) にコンクリート(8) を
    打設し、前部側の上記蹴込部材(1) に固定してある上記
    型部材(4) の上面と実質的に面一になるように踏面(81)
    を仕上げるステップ、 コンクリート(8) の固化後、型部材(4) を外し、これに
    より踏面(81)先端部に形成された嵌込凹部(82)に滑り止
    め部材(9) を固着するステップ、を含むことを特徴とす
    る、 コンクリート階段の施工方法。
  6. 【請求項6】 コンクリート階段を施工する装置であっ
    て、 階段の段部の蹴込面となる蹴込部材(1) と、 ネジ部を含む高さ調整手段を備え、上記蹴込部材(1) を
    下方から支持してスラブパネル(6) 上に設置する支持装
    置(3) と、を含むことを特徴とする、 コンクリート階段を施工する装置。
  7. 【請求項7】 コンクリート階段を施工する装置であっ
    て、 階段の段部の蹴込面となる蹴込部材(1) と、 ネジ部を含む高さ調整手段を備え、上記蹴込部材(1) を
    下方から支持してスラブパネル(6) 上に設置する支持装
    置(3) と、 コンクリート(8) の固化後に取り外すことによって階段
    の踏面(81)先端部に滑り止め部材(9) を固着するための
    嵌込凹部(82)を形成する型部材(4) と、を含むことを特
    徴とする、 コンクリート階段を施工する装置。
  8. 【請求項8】 上記蹴込部材を前後方向において固定す
    る引っ張り手段または/及び突っ張り手段を含むことを
    特徴とする、 請求項6または7記載のコンクリート階段を施工する装
    置。
  9. 【請求項9】 コンクリート階段を施工する装置であっ
    て、 階段の段部の蹴込面となる蹴込部材(1) と、 当該蹴込部材(1) をスラブパネル(6) 上に所要の高さ及
    び角度で設置する支持装置(3) と、 上記蹴込部材(1) の前面(11)に当接する当接部材と上記
    蹴込部材(1) の上端面に載置される載置部材を備え、当
    該載置部材の厚さは滑り止め部材(9) の厚さと実質的に
    同じに設定してある型部材(4) と、 当該型部材(4) に一端部が取着され、上記蹴込部材(1)
    を前方から突っ張って固定する突っ張り装置(5) と、を
    含むことを特徴とする、 コンクリート階段を施工する装置。
  10. 【請求項10】 コンクリート階段を施工する装置であ
    って、 階段の段部の蹴込面となる蹴込部材(1) と、 当該蹴込部材(1) に固定され、長さ方向の曲りを防止す
    る補強装置(2) と、 上記蹴込部材(1) をスラブパネル(6) 上に所要の高さ及
    び角度で設置する支持装置(3) と、 上記蹴込部材(1) の前面(11)に当接する当接部材と上記
    蹴込部材(1) の上端面に載置される載置部材を備え、当
    該載置部材の厚さは滑り止め部材(9) の厚さと実質的に
    同じに設定してある型部材(4) と、 当該型部材(4) に一端部が取着され、上記蹴込部材(1)
    を前方から突っ張って固定する突っ張り装置(5) と、を
    含むことを特徴とする、 コンクリート階段を施工する装置。
  11. 【請求項11】 コンクリート階段の施工において使用
    する蹴込部材(1) に装着される型部材(4) であって、 上記蹴込部材(1) の前面(11)に当接する当接部材と、上
    記蹴込部材(1) の上端面に載置される載置部材を備え、
    当該載置部材の厚さは滑り止め部材(9) の厚さと実質的
    に同じに設定してあることを特徴とする、 型部材。
  12. 【請求項12】 コンクリート階段の施工において使用
    する蹴込部材(1) に装着される型部材(4) であって、 上記蹴込部材(1) の前面(11)に当接する当接部材と上記
    蹴込部材(1) の上端面に載置される載置部材を備え、当
    該載置部材の厚さは滑り止め部材(9) の厚さと実質的に
    同じに設定してあり、 上記載置部材の内面側には上記蹴込部材(1) の後面(12)
    側に嵌め込まれて長さ方向の通り直しをする係合部材(4
    4)が設けてあることを特徴とする、 型部材。
  13. 【請求項13】 コンクリート階段の施工において使用
    する蹴込部材(1) を支持するための突っ張り装置であっ
    て、 一端部には取着手段を有する突っ張り部材(520) と、 当該突っ張り部材(520) に設けられ、位置調整手段と取
    着手段を有する移動部材と、 固着手段と、上記移動部材の取着手段と協働して上記移
    動部材を固定する取着手段を有する固着台具(53)と、を
    備えていることを特徴とする、 突っ張り装置。
  14. 【請求項14】 コンクリート階段の施工において使用
    する蹴込部材(1) を支持するための支持具であって、 固着手段を備えた台具(310) と、 当該台具(310) に立設してある基柱(311) と、 当該基柱(311) に高さ調整ができるように螺合してある
    調整ボルト(313) と、 当該調整ボルト(313) に設けてあり、上記蹴込部材(1)
    を下方から受ける受具(312) と、を備えていることを特
    徴とする、 支持具。
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Cited By (5)

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