JPH1072202A - 改質ガス中の一酸化炭素除去方法及び装置 - Google Patents

改質ガス中の一酸化炭素除去方法及び装置

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JPH1072202A
JPH1072202A JP8247154A JP24715496A JPH1072202A JP H1072202 A JPH1072202 A JP H1072202A JP 8247154 A JP8247154 A JP 8247154A JP 24715496 A JP24715496 A JP 24715496A JP H1072202 A JPH1072202 A JP H1072202A
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俊治 岡田
Yoshiaki Takatani
芳明 高谷
Ikuo Nagashima
郁男 永島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 改質ガスに含まれる一酸化炭素を選択的に効
率よく除去し、一酸化炭素による燃料電池の電極の被毒
を防止する。 【解決手段】 一酸化炭素選択的酸化触媒の触媒層12
a、12b、12c…12nを備えた反応器10a、1
0b、10c…10nを一酸化炭素を含む改質ガスが流
れる改質ガス導管14に多段に設け、各触媒層の出口の
改質ガスを冷却して反応に適する温度に調節するための
改質ガス温度調整手段16を改質ガス導管14に設け、
これらの改質ガス温度調整手段16と各触媒層との間の
改質ガス導管14に酸化用ガス分配供給手段18を設け
る。触媒として、ルテニウム系触媒を用いることが好ま
しい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、改質ガスに含まれ
る一酸化炭素(以下、適宜、COと記す)を選択的に効
率よく除去する方法及びこの方法を実施する装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、メタノールの改質反応(CH
3 OH+H2 O→CO2 +3H2 )により、水素を製造
して燃料電池の燃料とする方法が知られている。しか
し、固体高分子型燃料電池(PEFC)、りん酸型燃料
電池(PAFC)等のようにCOによって燃料電池の電
極が被毒して、性能低下をきたすものに対しては、改質
反応の副反応であるCO2 の逆シフト反応(CO2 +H
2 →CO+H2 O)で生成するCOを選択的に除去して
おく必要がある。既知の方法として、セレクトオキソ、
メタネーション、膜分離、吸着分離、電極酸化等の方法
が存在する。
【0003】特開平3−276577号公報には、改質
ガス中に含まれるCOを優先して燃焼させる白金等の貴
金属の燃焼触媒からなる触媒燃焼器により、改質ガス中
のCOを、酸化剤(空気又は酸素)により燃焼させて、
COを殆ど含まない改質ガスを燃料電池に供給するよう
にした燃料電池発電装置が記載されている。
【0004】また、特開平5−201702号公報に
は、アルミナ基材担体上にロジウム(Rh)又はルテニ
ウム(Ru)を担持させた触媒層に、約120℃以下、
好ましくは約100℃以下で、水素と一酸化炭素を含む
ガス流と酸素を含むガス流を好ましくはO2 :COの容
量比が1:1より小さくなるように混合して流し、水素
と酸素とを実質的に反応させずに、一酸化炭素を酸素と
反応させてガス流中の一酸化炭素濃度を低減するように
した一酸化炭素の選択的除去方法及びその装置が記載さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のCO選択的除去
方法のうち、セレクトオキソ法では、CO+1/2O2
→CO2 の反応が発熱反応であるので、例えば、触媒を
図13に示すように触媒層長さL0 に充填すると、図1
5において破線で示すように、触媒層温度が反応上限温
度である210℃(触媒としてルテニウム系触媒、具体
的にはRu/Al2 3 を用いる場合)を超えてしま
い、COを効率よく除去することができない。
【0006】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
その目的は、セレクトオキソ反応用の触媒層を2段以上
の多段に分割し、各段の出口ガス温度を冷却調整して、
最適温度条件になるようにする手段を設け、かつ、酸化
剤(空気又は酸素等)をこれら分解した触媒層に分配供
給して、一段当たりの温度分布範囲を最適条件に維持す
ることにより、反応到達率と選択率(CO除去率)を向
上させるようにした改質ガス中のCO除去方法及び装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の改質ガス中のCO除去方法は、一酸化炭
素を含む改質ガスを、ガス流れ方向に2段以上の多段に
設けられた一酸化炭素選択的酸化触媒層に順次供給する
方法であって、各触媒層の出口の改質ガスを反応に適す
る温度に冷却するとともに、各触媒層に酸化剤(空気又
は酸素)を分配供給するように構成されている(図1参
照)。この方法において、一酸化炭素選択的酸化触媒と
してルテニウム系触媒を用い、各触媒層の温度を60〜
210℃、望ましくは130〜180℃の範囲に維持す
ることが好ましい。触媒層温度が上記の範囲未満であれ
ば、改質ガス中のCOを効率よく除去することができな
い。また、上記の範囲を超えると、改質ガス中の水素ガ
スの反応量が増加し、燃料電池に供給できる燃料の水素
ガスが減少する。ルテニウム系触媒としては、Ru/A
2 3 、Ru/SiO2 、Ru/SiO2 −Ti
2 、Ru/ZrO2 、Ru/ゼオライト、Ru/コー
ジェライト等を挙げることができる。また、一酸化炭素
選択的酸化触媒としてロジウム系触媒を用い、各触媒層
の温度を130〜210℃、望ましくは120〜150
℃の範囲に維持することが好ましい。触媒温度が上記の
範囲未満であれば、改質ガス中のCOを効率よく除去す
ることができない。また、上記の範囲を超えると、改質
ガス中の水素ガスの反応量が増加し、燃料電池に供給で
きる燃料の水素ガスが減少する。ロジウム系触媒として
は、Rh/Al2 3 、Rh/SiO2 、Rh/SiO
2 −TiO2 、Rh/ZrO2 、Rh/ゼオライト、R
h/コージェライト等を挙げることができる。
【0008】また、各段の触媒層をルテニウム系触媒層
とロジウム系触媒層とに2分割し、ルテニウム系触媒層
で改質ガスを処理した後、昇温した改質ガスを隣接する
ロジウム系触媒層で処理する場合もある(図12参
照)。この場合、ルテニウム系触媒層に導入する改質ガ
スの温度を60〜100℃の範囲とし、隣接するロジウ
ム系触媒層に導入する改質ガスの温度を120〜150
℃の範囲とすることが好ましい。ルテニウム系触媒とし
ては、Ru/Al2 3 、Ru/SiO2 、Ru/Si
2 −TiO2 、Ru/ZrO2 、Ru/ゼオライト、
Ru/コージェライト等を挙げることができる。また、
ロジウム系触媒としては、Rh/Al2 3 、Rh/S
iO2 、Rh/SiO2 −TiO2 、Rh/ZrO2
Rh/ゼオライト、Rh/コージェライト等を挙げるこ
とができる。ルテニウム系触媒層の温度が60〜100
℃を外れる場合、ロジウム系触媒層の温度が120〜1
50℃の範囲を外れる場合は、いずれも改質ガス中のC
Oを効率よく除去することができない。
【0009】これらの方法において、各触媒層入口にお
けるO2 /COモル比が0.5〜1.5(酸素量論比
1.0〜3.0)、望ましくは0.8〜1.0(酸素量
論比1.6〜2.0)の範囲になるように酸化剤を分配
供給することが好ましい。O2 /COモル比が上記の範
囲未満の場合は、COと反応する量のO2 量が足りな
く、未反応COが残ってしまうという不都合があり、一
方、O2 /COモル比が上記の範囲を超える場合は、C
Oと反応したO2 以外のO2 量が多くなり、発熱でガス
温度が上がっているため、改質ガス中のH2 とO2 が反
応してH2 ガスを減少させるという不都合がある。触媒
層としては、通常の粒子充填層(図4参照)やハニカム
充填層等でもよいが、触媒として触媒粒子を用い、ガラ
スビーズ、セラミックス粒子及び金属製粒子の少なくと
もいずれかを触媒粒子と混合して用いることが好ましい
(図5参照)。
【0010】本発明の改質ガス中のCO除去装置は、一
酸化炭素選択的酸化触媒の触媒層を備えた反応器を一酸
化炭素を含む改質ガスが流れる改質ガス導管に多段に設
け、各触媒層の出口の改質ガスを冷却して反応に適する
温度に調節するための改質ガス温度調整手段を改質ガス
導管に設け、これらの改質ガス温度調整手段と各触媒層
との間の改質ガス導管に酸化剤分配供給手段を設けたこ
とを特徴としている(図1参照)。上記の装置におい
て、各段の触媒層を上流側のルテニウム系触媒層と下流
側のロジウム系触媒層とに2分割するように構成するこ
ともできる(図12参照)。
【0011】これらの装置において、反応器として、円
筒状本体内に触媒を充填した管型のものを用いたり(図
6、7参照)、2枚のプレート間に触媒を充填したプレ
ート型のものを用いたり(図10、11参照)、円筒状
本体内に触媒を充填した複数本の小管を挿入したものを
用いたりすることができる(図8、9参照)。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の第1形態
による改質ガス中のCO除去装置を示している。10
a、10b、10c…10nは反応器で、これらの反応
器はCO選択的酸化触媒、例えばRu/Al2 3 (A
2 3 を担体とするルテニウム系触媒)の触媒層12
a、12b、12c…12nを備えている。これらの反
応器10a、10b、10c…10nをCOを含む改質
ガスが流れる改質ガス導管14に直列に、かつ多段に設
け、各触媒層の出口の改質ガスを冷却して反応に適する
温度に調節するための改質ガス温度調整手段16を改質
ガス導管14に設け、これらの改質ガス温度調整手段1
6と各触媒層12a、12b、12c…12nとの間の
改質ガス導管14に酸化剤分配供給手段18を設けてい
る。酸化剤としては、空気、酸素、酸素富化空気等のい
ずれか又はこれらの混合気体が用いられる。20は混合
器である。これらの混合器は必ずしも必要なものではな
く、改質ガス導管14に直接、酸化剤を供給して、改質
ガス導管14内で混合するようにしてもよい。22はメ
タノールリフォーマー、24はPEFC(固体高分子型
燃料電池)、PAFC(りん酸型燃料電池)等のCO被
毒型の燃料電池、26は空気又は水等の冷却媒体を制御
する冷媒流量調節弁、28は酸化剤流量調節弁である。
なお、第1触媒層12aの入口の改質ガス温度調整手段
は必ずしも必要なものではない。
【0013】図2は、改質ガス温度調整手段16の一例
を示している。本例では、改質ガス温度調整手段16
は、冷却器30と、改質ガス導管内の改質ガスの温度を
検出し冷媒流量調節弁26を制御するための温度指示調
節器(TIC)32とからなっている。上記のように構
成された装置において、メタノールリフォーマー22か
らのCOを含む改質ガスは、温度が最適反応温度より高
い場合は、改質ガス温度調整手段16でCO選択的酸化
反応に適する温度に冷却されるとともに、酸化剤分配供
給手段18により酸化剤が供給されて第1触媒層12a
に導入される。なお、メタノールリフォーマー22から
のCOを含む改質ガスの温度が最適反応温度である場合
は、冷却することなく第1触媒層12aに導入される。
この第1触媒層12aで改質ガス中のCOの一部が除去
された後、上記と同様の操作が行われてCOを含む改質
ガスが第2触媒層12bに導入されて改質ガス中のCO
の一部又は残部が除去され、その後、上記と同様の操作
が行われて、第3触媒層12c、…第n触媒層12nに
導入されて、改質ガス中のCOがほぼ完全に除去され
る。
【0014】図3は、本発明の改質ガス中の一酸化炭素
除去装置における制御機構の一例を示している。反応器
10aの入口の改質ガス温度を冷却媒体の流量により制
御する。すなわち、冷媒流量指示調節計60で冷却媒体
流量を検出し、改質ガス温度指示調節計62で改質ガス
温度を検出し、改質ガス温度が設定値になるように冷却
媒体の流量を冷媒流量調節弁26により制御する。ま
た、酸化剤流量指示調節計64で酸化剤流量を検出し、
改質ガス流量指示調節計66で改質ガス流量を検出する
とともに、CO濃度分析計68で改質ガス中のCO濃度
を検出し、これらの検出値から、必要な酸化剤を供給で
きるように、酸化剤(空気又は酸素)の流量を酸化剤流
量調節弁28により制御する。また、反応器の触媒層の
反応温度を、冷却媒体の流量制御により調整する。すな
わち、反応器10aに冷媒通路70を設け、この冷媒通
路70に導入するための冷媒流量を冷媒流量指示調節計
72により検出するとともに、触媒層12aの温度を触
媒温度指示調節計74で検出し、これらの検出値によ
り、反応器10aの触媒層12aの反応温度が設定値に
なるように、冷媒流量調節弁76を制御する。
【0015】反応器10の触媒層12は、図4に示すよ
うな従来から知られている触媒粒子34の充填層として
もよく、また、ハニカム形状としてもよい。しかし、図
4に示す構成では、触媒層10の冷却・放熱が十分行な
われないので、図5に示すように、触媒粒子34と伝熱
粒子36とを混合して充填する希釈充填方式とすること
が好ましい。伝熱粒子としては、ガラスビーズ、セラミ
ックス等の触媒活性を持たない粒子、アルミニウムやス
テンレススチール等の触媒活性を持たず熱伝導度の高い
金属の粒子等が用いられる。
【0016】図14は、図4に示す触媒層12に分割す
る前の触媒層40を示し、触媒層長さL0 の場合を示し
ている。本発明における触媒層12は、図14に示す触
媒層40を分割したものであり、触媒層長さL0 よりも
短くなっている。図14に示す触媒粒子34のみを充填
した触媒層40では、図16において破線で示すよう
に、発熱反応により触媒層温度が上昇し、反応上限温度
を超えるので好ましくない。なお、触媒としてRu/A
2 3 粒子を用い、触媒層長さL0 =36mmに充填し
た場合を示している。そこで、図15に示すように伝熱
粒子36を混合した触媒粒子34を充填することが考え
られる。この場合の触媒層長さLN はL0 ×Nとなる。
ただし、Nは触媒の希釈倍率である。触媒として、Ru
/Al2 3 粒子を用い、伝熱粒子としてガラスビーズ
を希釈倍率N=6.3となるように用いると、触媒層長
さLN =L0 ×N=36×6.3=230mmとなった。
この場合の温度分布は、図16において実線で示すよう
に、発熱反応により触媒層温度が上昇するが、反応上限
温度以下に納まっていることがわかる。
【0017】図14に示す通常の触媒充填方式と図15
に示す触媒希釈充填方式とにおける反応率を測定した結
果、図14に示す通常の触媒充填方式では、CO除去率
99.0%、出口CO濃度100ppm であったが(SV
=50000hr-1、LV=0.496Nm/sec )、図1
5に示す触媒希釈充填方式では、CO除去率99.84
%、出口CO濃度16ppm であった(SV=50000
hr-1、LV=0.496Nm/sec )。流量を半分にする
と、CO除去率99.93%、出口CO濃度7ppm であ
った(SV=25000hr-1、LV=0.248Nm/se
c )。なお、入口における改質ガス中のCO濃度はいず
れも、10000ppm であった。しかし、希釈充填方式
において、触媒層温度が反応上限温度以下になっている
と言っても、反応上限温度に近いので、より確実に、か
つ、さらに反応率を向上させるために、触媒層を多段に
分割する必要がある。
【0018】反応器10の形状としては、図6及び図7
に示すように、円筒状本体42内に触媒粒子34を充填
した管型とすることができる。44はジャケットで、冷
却媒体を流して触媒層を冷却するためのものである。ま
た、図8及び図9に示すように、反応器10として、円
筒状本体42内に触媒粒子34を充填した複数本の小管
46を挿入した構造とすることもできる。この場合は、
小管と小管の間を冷却媒体が流れるように構成される。
さらに、図10及び図11に示すように、反応器10と
して、2枚のプレート48、48間に触媒粒子34を充
填したプレート型とすることもできる。50は冷却媒体
通路、52は断熱層である。CO除去用反応器としてプ
レート型を採用する場合は、改質器(リフォーマー)及
びCOコンバーターと一体に組み込むことができるの
で、燃料電池発電装置のコンパクト化を図ることができ
る。
【0019】図12は、本発明の実施の第2形態による
改質ガス中のCO除去装置を示している。本実施形態
は、各段の触媒層を上流側のルテニウム系触媒層54と
下流側のロジウム系触媒層56とに2分割し、ルテニウ
ム系触媒層54で改質ガス中のCOの一部を除去した
後、反応熱により昇温した改質ガスを隣接するロジウム
系触媒層56に導入して改質ガス中のCOを除去するよ
うに構成したものである。本実施形態では、反応熱を効
率よく利用することができるという利点がある。他の構
成は実施の第1形態の場合と同様である。
【0020】図13は、CO・H2 酸化反応率に及ぼす
温度と触媒の影響を示すグラフである。○印はRh系触
媒(具体的にはRh/Al2 3 を用いた)の温度−η
CO曲線、●印はRu系触媒(具体的にはRu/Al2
3 を用いた)の温度−ηCO曲線、□印はRh系触媒
(Rh/Al2 3 )の温度−ηH2 曲線、■印はRu
系触媒(Ru/Al2 3 )の温度−ηH2 曲線を示し
ている。なお、触媒層(触媒粒子充填層)の入口のガス
組成は、いずれの場合も水素8500ppm 、一酸化炭素
900ppm 、酸素800ppm であり、SVはいずれの場
合も、20000hr-1、LVはいずれの場合も、0.2
15Nm/sec であった。
【0021】図13から、Ru系触媒を用いる場合は、
60〜100℃でCO酸化反応率が高く、水素酸化反応
率が低いことがわかる。また、最適温度範囲が狭いRh
系触媒を用いる場合は、120〜150℃でCO酸化反
応率が高く、水素酸化反応率が低いことがわかる。した
がって、図12に示す実施の第2形態の場合は、60〜
100℃のCOを含む改質ガス(より高温度の改質ガス
を60〜100℃にすることで得られる改質ガスを含
む)に対しては、Ru系触媒でCOを除去する反応を進
めることによって、Rh系触媒の最適温度条件である1
20〜150℃まで昇温させ、Rh系触媒でCOをさら
に除去し、副反応による水素、メタンの反応量を減らす
ことができる。
【0022】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、つぎのような効果を奏する。 (1) セレクトオキソ反応用の触媒層を多段に分割
し、各段の出口に改質ガス温度調整手段を設けているの
で、一段当たりの温度分布範囲を最適条件に維持するこ
とができ、このため、反応到達率及び選択率(CO除去
率)の向上を図ることができる。 (2) 触媒粒子に伝熱粒子を混合して充填する場合
は、発熱反応による触媒層の昇温と熱除去を効率よく行
うことができる。 (3) 各段の触媒層を上流側のルテニウム系触媒と下
流側のロジウム系触媒とに2分割する場合は、発熱に対
して熱除去が追いつかないという問題を解決できるとと
もに、改質ガス温度を制御することにより、水素の減少
量、メタンの発生量を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態による改質ガス中のC
O除去装置を示すフローシートである。
【図2】図1における第1触媒層及び第2触媒層まわり
の詳細を示すフローシートである。
【図3】本発明の装置における制御機構の一例を示すフ
ローシートである。
【図4】図1における触媒層の一例を示す断面説明図で
ある。
【図5】図1における触媒層の他の例を示す断面説明図
である。
【図6】図1における触媒反応器の一例を示す縦断面説
明図である。
【図7】同横断面説明図である。
【図8】図1における触媒反応器の他の例を示す縦断面
説明図である。
【図9】同横断面説明図である。
【図10】図1における触媒反応器のさらに他の例を示
す縦断面説明図である。
【図11】同横断面説明図である。
【図12】本発明の実施の第2形態による改質ガス中の
CO除去装置を示すフローシートである。
【図13】Ru系触媒及びRh系触媒を用いた場合の温
度とCO酸化反応率、H2 酸化反応率との関係を示すグ
ラフである。
【図14】触媒粒子のみを均一に充填する通常の充填方
式の触媒層を示す断面説明図である。
【図15】触媒粒子と伝熱粒子とを混合した触媒の希釈
充填方式の触媒層を示す断面説明図である。
【図16】図14に示す通常充填方式の触媒層及び図1
5に示す希釈充填方式の触媒層における触媒層長さと触
媒層反応温度との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
10、10a、10b、10c…10n 反応器 12、12a、12b、12c…12n 触媒層 14 改質ガス導管 16 改質ガス温度調整手段 18 酸化剤分配供給手段 20 混合器 22 メタノールリフォーマー 24 燃料電池 26、76 冷媒流量調節弁 28 酸化剤流量調節弁 30 冷却器 32 温度指示調節器 34 触媒粒子 36 伝熱粒子 40 触媒層 42 円筒状本体 44 ジャケット 46 小管 48 プレート 50 冷却媒体通路 52 断熱層 54 ルテニウム系触媒層 56 ロジウム系触媒層 60、72 冷媒流量指示調節計 62 改質ガス温度指示調節計 64 酸化剤流量指示調節計 66 改質ガス流量指示調節計 68 CO濃度分析計 70 冷媒通路 74 触媒温度指示調節計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01M 8/04 C01B 31/18 B // C01B 31/18 B01D 53/36 Z (72)発明者 永島 郁男 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内 (72)発明者 寺田 誠二 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一酸化炭素を含む改質ガスを、ガス流れ
    方向に多段に設けられた一酸化炭素選択的酸化触媒層に
    順次供給する方法であって、各触媒層の出口の改質ガス
    を反応に適する温度に冷却するとともに、各触媒層に酸
    化剤を分配供給することを特徴とする改質ガス中の一酸
    化炭素除去方法。
  2. 【請求項2】 一酸化炭素選択的酸化触媒としてルテニ
    ウム系触媒を用い、各触媒層の温度を60〜210℃の
    範囲に維持する請求項1記載の改質ガス中の一酸化炭素
    除去方法。
  3. 【請求項3】 一酸化炭素選択的酸化触媒としてロジウ
    ム系触媒を用い、各触媒層の温度を130〜210℃の
    範囲に維持する請求項1記載の改質ガス中の一酸化炭素
    除去方法。
  4. 【請求項4】 各段の触媒層をルテニウム系触媒層とロ
    ジウム系触媒層とに2分割し、ルテニウム系触媒層で改
    質ガスを処理した後、昇温した改質ガスを隣接するロジ
    ウム系触媒層で処理する請求項1記載の改質ガス中の一
    酸化炭素除去方法。
  5. 【請求項5】 ルテニウム系触媒層に導入する改質ガス
    の温度を60〜100℃の範囲とし、隣接するロジウム
    系触媒層に導入する改質ガスの温度を120〜150℃
    の範囲とする請求項4記載の改質ガス中の一酸化炭素除
    去方法。
  6. 【請求項6】 各触媒層入口におけるO2 /COモル比
    が0.5〜1.5の範囲になるように酸化剤を分配供給
    する請求項1〜5のいずれかに記載の改質ガス中の一酸
    化炭素除去方法。
  7. 【請求項7】 触媒として触媒粒子を用い、ガラスビー
    ズ、セラミックス粒子及び金属製粒子の少なくともいず
    れかを触媒粒子と混合して用いる請求項1〜6のいずれ
    かに記載の改質ガス中の一酸化炭素除去方法。
  8. 【請求項8】 一酸化炭素選択的酸化触媒の触媒層を備
    えた反応器を一酸化炭素を含む改質ガスが流れる改質ガ
    ス導管に多段に設け、各触媒層の出口の改質ガスを冷却
    して反応に適する温度に調節するための改質ガス温度調
    整手段を改質ガス導管に設け、これらの改質ガス温度調
    整手段と各触媒層との間の改質ガス導管に酸化剤分配供
    給手段を設けたことを特徴とする改質ガス中の一酸化炭
    素除去装置。
  9. 【請求項9】 各段の触媒層を上流側のルテニウム系触
    媒層と下流側のロジウム系触媒層とに2分割した請求項
    8記載の改質ガス中の一酸化炭素除去装置。
  10. 【請求項10】 反応器が、円筒状本体内に触媒を充填
    した管型である請求項8又は9記載の改質ガス中の一酸
    化炭素除去装置。
  11. 【請求項11】 反応器が、2枚のプレート間に触媒を
    充填したプレート型である請求項8又は9記載の改質ガ
    ス中の一酸化炭素除去装置。
  12. 【請求項12】 反応器が、円筒状本体内に触媒を充填
    した複数本の小管を挿入したものである請求項8又は9
    記載の改質ガス中の一酸化炭素除去装置。
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