JPH1072008A - 三方シール包装機への包装フイルム誘導装置 - Google Patents
三方シール包装機への包装フイルム誘導装置Info
- Publication number
- JPH1072008A JPH1072008A JP22706196A JP22706196A JPH1072008A JP H1072008 A JPH1072008 A JP H1072008A JP 22706196 A JP22706196 A JP 22706196A JP 22706196 A JP22706196 A JP 22706196A JP H1072008 A JPH1072008 A JP H1072008A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- packaging
- product
- shape
- side seal
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Basic Packing Technique (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 半生麺のような所定の長さに切断された多数
本の束を製品としてフイルム包装するのに最適な装置を
提供する。 【解決手段】 ロール巻包装フイルム1を筒状に寄せそ
の両縁部をセンターシールし必要長にカットする三方シ
ール包装機において、ロール巻包装フイルムを包装され
る製品に合わせて筒状に形成するべく、センターシール
部に至る手前に扁平なフイルム形状から縁部を少し曲げ
た状態、更には製品形状に近似する円弧形状へと変化さ
せて包装フイルムを案内するフイルムガイド6,7を設
けた。包装される製品が半生麺のような形状安定性が悪
い物品の場合に、包装フイルムを案内するガイドの手前
へ製品揃えシャッタ11を設けて製品の整列包装を可能に
した三方シール包装機である。
本の束を製品としてフイルム包装するのに最適な装置を
提供する。 【解決手段】 ロール巻包装フイルム1を筒状に寄せそ
の両縁部をセンターシールし必要長にカットする三方シ
ール包装機において、ロール巻包装フイルムを包装され
る製品に合わせて筒状に形成するべく、センターシール
部に至る手前に扁平なフイルム形状から縁部を少し曲げ
た状態、更には製品形状に近似する円弧形状へと変化さ
せて包装フイルムを案内するフイルムガイド6,7を設
けた。包装される製品が半生麺のような形状安定性が悪
い物品の場合に、包装フイルムを案内するガイドの手前
へ製品揃えシャッタ11を設けて製品の整列包装を可能に
した三方シール包装機である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、三方シール包装機
への包装フイルムの誘導装置に関するものであって、特
に、半生麺のような所定の長さに切断された多数本の束
を製品としてフイルム包装するのに最適な装置に関す
る。
への包装フイルムの誘導装置に関するものであって、特
に、半生麺のような所定の長さに切断された多数本の束
を製品としてフイルム包装するのに最適な装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】三方シール包装機において、包装フイル
ムの誘導は図5に例示したように、下方でロール巻きさ
れている(図示を省略)包装フイルム1を上部2aが樋形で
下部2bにガイド片を有するホーマー2で、方向転換させ
ながら上部で溝状に包装フイルムを形成して製品を収容
し、両側縁部を合わせながら三方シール包装するように
なっていた。
ムの誘導は図5に例示したように、下方でロール巻きさ
れている(図示を省略)包装フイルム1を上部2aが樋形で
下部2bにガイド片を有するホーマー2で、方向転換させ
ながら上部で溝状に包装フイルムを形成して製品を収容
し、両側縁部を合わせながら三方シール包装するように
なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のこのようなホー
マーによる包装フイルムの誘導は包装フイルムに傷が付
く場合があったり、蛇行防止のための配慮が必要であっ
た。また、包装対象の製品が半生麺の束のように形体安
定性がよくないものの包装の場合に、理想とされる両側
が円みを有する筒状の包装形状にすることが困難であっ
たし、包装品の表面に皺が発生するケースもみられた。
更に、麺類では前工程で掛け棒から外したものを包装す
るので、そのまま包装すると不揃いのまま包装され、良
好な包装製品とならない難点がある
マーによる包装フイルムの誘導は包装フイルムに傷が付
く場合があったり、蛇行防止のための配慮が必要であっ
た。また、包装対象の製品が半生麺の束のように形体安
定性がよくないものの包装の場合に、理想とされる両側
が円みを有する筒状の包装形状にすることが困難であっ
たし、包装品の表面に皺が発生するケースもみられた。
更に、麺類では前工程で掛け棒から外したものを包装す
るので、そのまま包装すると不揃いのまま包装され、良
好な包装製品とならない難点がある
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は従来のホーマー
では困難であった前記難点の解消を目的として検討の結
果、包装形体等に優れた装置の提供を可能にしたもので
あって、ロール巻包装フイルムを筒状に寄せ、その両縁
部をセンターシールし、必要長にカットする三方シール
包装機において、ロール巻包装フイルムを包装される製
品に合わせて筒状に形成するべく、センターシール部に
至る手前に扁平なフイルム形状から縁部を少し曲げた状
態、更には製品形状に近似する円弧形状へと変化させて
包装フイルムを案内するフイルムガイドを設けたことを
特徴とする三方シール包装機の包装フイルム誘導装置を
開発した。
では困難であった前記難点の解消を目的として検討の結
果、包装形体等に優れた装置の提供を可能にしたもので
あって、ロール巻包装フイルムを筒状に寄せ、その両縁
部をセンターシールし、必要長にカットする三方シール
包装機において、ロール巻包装フイルムを包装される製
品に合わせて筒状に形成するべく、センターシール部に
至る手前に扁平なフイルム形状から縁部を少し曲げた状
態、更には製品形状に近似する円弧形状へと変化させて
包装フイルムを案内するフイルムガイドを設けたことを
特徴とする三方シール包装機の包装フイルム誘導装置を
開発した。
【0005】この三方シール包装機の包装フイルム誘導
装置は、包装される製品が半生麺のような形状安定性が
悪い物品の場合に、包装フイルムを案内するガイドの手
前へ製品揃えシャッタを設けることによって、製品の整
列包装を可能にすることができる。
装置は、包装される製品が半生麺のような形状安定性が
悪い物品の場合に、包装フイルムを案内するガイドの手
前へ製品揃えシャッタを設けることによって、製品の整
列包装を可能にすることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は半生麺の製造工程末端の包
装部分で本発明の包装フイルム誘導装置を備えた三方シ
ール包装機の平面図、図2は側面図である。図3は同包
装フイルム誘導装置による包装フイルムの筒状包装に至
る過程を示す断面図である。
装部分で本発明の包装フイルム誘導装置を備えた三方シ
ール包装機の平面図、図2は側面図である。図3は同包
装フイルム誘導装置による包装フイルムの筒状包装に至
る過程を示す断面図である。
【0007】これらの図にみられるように、ロール巻包
装フイルム1を筒状に寄せ、その両縁部1a,1aを一対の
回転熱ローラからなるセンターシール装置9でシールす
るために、長尺プレートの製品ガイド18上へ複数対のフ
イルムガイド6,7を設けている。フイルムガイド6,7
はロール巻包装フイルムが包装される製品に合わせて筒
状となるように、センターシール部前方へ徐々に所定の
製品包装形状へと包装フイルムを案内するように設けら
れている。なお、フイルムガイド6,7はこの例では別
体であるが、フイルムガイド6の扁平な形状からフイル
ムガイド7の円弧形状へと変化する一体物で形成しても
よい。
装フイルム1を筒状に寄せ、その両縁部1a,1aを一対の
回転熱ローラからなるセンターシール装置9でシールす
るために、長尺プレートの製品ガイド18上へ複数対のフ
イルムガイド6,7を設けている。フイルムガイド6,7
はロール巻包装フイルムが包装される製品に合わせて筒
状となるように、センターシール部前方へ徐々に所定の
製品包装形状へと包装フイルムを案内するように設けら
れている。なお、フイルムガイド6,7はこの例では別
体であるが、フイルムガイド6の扁平な形状からフイル
ムガイド7の円弧形状へと変化する一体物で形成しても
よい。
【0008】包装フイルムを包装される製品に合わせて
筒状にする様子を図3(a)〜(f)に示す。これらの図と図
1及び図2によって説明すると、(a)は図2にみられる
円柱状のフイルムガイド8によって下部から上部で折り
返してセンターシール装置9方向へ向きを変えた際の平
坦な包装フイルム1の様子を示す。この状態で包装され
る製品10を受け取ることとなる。(b)には平坦な包装フ
イルム1の両縁部1a,1aを少し曲げる一対のフイルムガ
イド6,6を設けている。このフイルムガイド6はフイ
ルムの両縁を斜めに持ち上げて曲げる傾斜部分6aと製品
ガイド18上へ固定する平坦部分6bとが一体になった板状
片である。
筒状にする様子を図3(a)〜(f)に示す。これらの図と図
1及び図2によって説明すると、(a)は図2にみられる
円柱状のフイルムガイド8によって下部から上部で折り
返してセンターシール装置9方向へ向きを変えた際の平
坦な包装フイルム1の様子を示す。この状態で包装され
る製品10を受け取ることとなる。(b)には平坦な包装フ
イルム1の両縁部1a,1aを少し曲げる一対のフイルムガ
イド6,6を設けている。このフイルムガイド6はフイ
ルムの両縁を斜めに持ち上げて曲げる傾斜部分6aと製品
ガイド18上へ固定する平坦部分6bとが一体になった板状
片である。
【0009】フイルムガイド6,6とセンターシール装
置9との間の(d)部分には包装フイルム1の両縁部1a,1a
を丸く曲げるほぼ半円の湾曲部7aを有したフイルムガイ
ド7,7を設けている。これにより包装フイルム1は両
縁部1a,1aが高くかつ丸く形成される。前に設置された
フイルムガイド6と後に設置されたフイルムガイド7と
の間(c)は図3(c)のように両縁部1a,1aが(b)と(d)の中
間形状となる。また、センターシール装置9とフイルム
ガイド7の間(e)では両側部が丸くかなり高くしかも側
部間が狭く形成され、包装形状にかなり近くなってい
る。そこで、センターシール装置9の部分(f)では包装
フイルム1は両縁部が強制的にヒートシールされるので
理想的な包装形状となるのである。これらを可能にする
ために製品を支持して移動を可能にしているプレート状
の製品ガイド18は、製品を受け入れるフイルムガイド8
側が高く、センターシール装置9寄りのフイルムガイド
7側を低くして、センターシール装置9の下方を製品が
通過しながら包装フイルム両縁部の加熱シールがなされ
るようになっている。
置9との間の(d)部分には包装フイルム1の両縁部1a,1a
を丸く曲げるほぼ半円の湾曲部7aを有したフイルムガイ
ド7,7を設けている。これにより包装フイルム1は両
縁部1a,1aが高くかつ丸く形成される。前に設置された
フイルムガイド6と後に設置されたフイルムガイド7と
の間(c)は図3(c)のように両縁部1a,1aが(b)と(d)の中
間形状となる。また、センターシール装置9とフイルム
ガイド7の間(e)では両側部が丸くかなり高くしかも側
部間が狭く形成され、包装形状にかなり近くなってい
る。そこで、センターシール装置9の部分(f)では包装
フイルム1は両縁部が強制的にヒートシールされるので
理想的な包装形状となるのである。これらを可能にする
ために製品を支持して移動を可能にしているプレート状
の製品ガイド18は、製品を受け入れるフイルムガイド8
側が高く、センターシール装置9寄りのフイルムガイド
7側を低くして、センターシール装置9の下方を製品が
通過しながら包装フイルム両縁部の加熱シールがなされ
るようになっている。
【0010】製品はセンターシール装置9と熱カッター
(図示を省略)による端部の切断溶着によって三方シール
されることとなるが、半生麺のように、掛け棒を外しな
がら包装するもののでは、包装された製品が不揃いにな
り勝ちであった。そこで本発明では図4に示すように製
品の進行方向先頭が揃うようにフイルムガイド8の手前
へ製品揃えシャッタ11を設けたのである。この板状の製
品揃えシャッタ11はピニオン12と同軸であって、ピニオ
ン12はラック13と噛み合っており、連結ロッド14、カム
レバー15を介してカム16によりシャッタ11が開閉する。
製品送りコンベア17上の製品が揃うとカム16が回転して
シャッタを開ける。あるいは、製品送りコンベア17と同
期化したカム16の回転によって製品が揃ったところでシ
ャッタ11を開けて、先頭が揃った包装用製品10をフイル
ムガイド8により供給されるフイルム1上へ受け渡すの
である。
(図示を省略)による端部の切断溶着によって三方シール
されることとなるが、半生麺のように、掛け棒を外しな
がら包装するもののでは、包装された製品が不揃いにな
り勝ちであった。そこで本発明では図4に示すように製
品の進行方向先頭が揃うようにフイルムガイド8の手前
へ製品揃えシャッタ11を設けたのである。この板状の製
品揃えシャッタ11はピニオン12と同軸であって、ピニオ
ン12はラック13と噛み合っており、連結ロッド14、カム
レバー15を介してカム16によりシャッタ11が開閉する。
製品送りコンベア17上の製品が揃うとカム16が回転して
シャッタを開ける。あるいは、製品送りコンベア17と同
期化したカム16の回転によって製品が揃ったところでシ
ャッタ11を開けて、先頭が揃った包装用製品10をフイル
ムガイド8により供給されるフイルム1上へ受け渡すの
である。
【0011】
【発明の効果】本発明の三方シール包装機への包装フイ
ルム誘導装置によって、従来のようなホーマーによる包
装フイルムの誘導によって生ずる包装フイルムに傷が付
くこともなくなり、フイルムの蛇行もなく、また包装対
象の製品が半生麺の束のように形状安定性がよくないも
のの包装を筒状の包装形状にすることが可能となった。
更に、包装品の表面に皺が発生することもなくなり、麺
類では前工程で掛け棒から外した場合でも揃いの良好な
包装製品を提供できることとなった。
ルム誘導装置によって、従来のようなホーマーによる包
装フイルムの誘導によって生ずる包装フイルムに傷が付
くこともなくなり、フイルムの蛇行もなく、また包装対
象の製品が半生麺の束のように形状安定性がよくないも
のの包装を筒状の包装形状にすることが可能となった。
更に、包装品の表面に皺が発生することもなくなり、麺
類では前工程で掛け棒から外した場合でも揃いの良好な
包装製品を提供できることとなった。
【図1】半生麺の製造工程末端の包装部分で本発明の包
装フイルム誘導装置を備えた三方シール包装機の平面図
である。
装フイルム誘導装置を備えた三方シール包装機の平面図
である。
【図2】同側面図である。
【図3】同包装フイルム誘導装置による包装フイルムの
筒状包装に至る過程を示す断面図である。
筒状包装に至る過程を示す断面図である。
【図4】製品揃えシャッタを備えた部分の側面図であ
る。
る。
【図5】従来のホーマーの斜視図である。
1 ロール巻包装フイルム 6 フイルムガイド 7 フイルムガイド 8 フイルムガイド 9 センターシール装置 10 製品 11 製品揃えシャッタ 17 製品送りコンベア 18 製品ガイド
Claims (2)
- 【請求項1】 ロール巻包装フイルムを筒状に寄せ、そ
の両縁部をセンターシールし、必要長にカットする三方
シール包装機において、ロール巻包装フイルムを包装さ
れる製品に合わせて筒状に形成するべく、センターシー
ル部に至る手前に扁平なフイルム形状から縁部を少し曲
げた状態、更には製品形状に近似する円弧形状へと変化
させて包装フイルムを案内するフイルムガイドを設けた
ことを特徴とする三方シール包装機への包装フイルム誘
導装置。 - 【請求項2】 包装される製品が半生麺のような形状安
定性が悪い物品であって、包装フイルムを案内するガイ
ドの手前へ製品揃えシャッタを設けて製品の整列包装を
可能にしてなる請求項1記載の三方シール包装機への包
装フイルム誘導装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22706196A JPH1072008A (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 三方シール包装機への包装フイルム誘導装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22706196A JPH1072008A (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 三方シール包装機への包装フイルム誘導装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1072008A true JPH1072008A (ja) | 1998-03-17 |
Family
ID=16854923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22706196A Pending JPH1072008A (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 三方シール包装機への包装フイルム誘導装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1072008A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012106855A (ja) * | 2010-11-19 | 2012-06-07 | Ezaki Glico Co Ltd | 搬送装置 |
-
1996
- 1996-08-28 JP JP22706196A patent/JPH1072008A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012106855A (ja) * | 2010-11-19 | 2012-06-07 | Ezaki Glico Co Ltd | 搬送装置 |
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