JPH1071227A - サーフィンを行うための滑走用ボード上に靴を保持する装置 - Google Patents

サーフィンを行うための滑走用ボード上に靴を保持する装置

Info

Publication number
JPH1071227A
JPH1071227A JP9110655A JP11065597A JPH1071227A JP H1071227 A JPH1071227 A JP H1071227A JP 9110655 A JP9110655 A JP 9110655A JP 11065597 A JP11065597 A JP 11065597A JP H1071227 A JPH1071227 A JP H1071227A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shoe
holding device
bearing element
bottom plate
shoe holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9110655A
Other languages
English (en)
Inventor
Benoit Saillet
サイェ ベノア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Salomon SAS
Original Assignee
Salomon SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Salomon SAS filed Critical Salomon SAS
Publication of JPH1071227A publication Critical patent/JPH1071227A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C10/00Snowboard bindings
    • A63C10/24Calf or heel supports, e.g. adjustable high back or heel loops
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C10/00Snowboard bindings
    • A63C10/26Shock or vibration dampers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C10/00Snowboard bindings
    • A63C10/02Snowboard bindings characterised by details of the shoe holders
    • A63C10/04Shoe holders for passing over the shoe

Landscapes

  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 滑走用ボード上に靴3を保持するための装置
に関する。 【解決手段】 背面支承要素5と底板4とを含み、該背
面支承要素5は、該靴保持装置2のほぼ横断方向軸Y−
Y’に沿って該底板4上にヒンジ連結される。この靴保
持装置は、少なくとも1の制動手段が少なくとも1の関
節運動方向において、該横断方向軸Y−Y’に沿って、
該底板4に対する背面支承要素5の関節運動に対抗する
ことを特徴とする。また、この靴保持装置は、戻し手段
10が、ほぼ脚下部に接触して、背面支承要素5を維持
することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、雪上サーフィンを実施するため
の滑走用ボード上に靴を保持する装置の領域に関する。
更に詳しく述べると、本発明は、使用者(サーファー)
の足部に対する脚部の屈曲(または傾斜)運動を許容す
る保持手段に関する。
【0002】雪上サーフィンを実施する際、使用者は自
分のボードをほぼ直線状または曲線状の軌道で操縦す
る。いずれの場合にも、操縦は、雪面に対するボードの
支承が使用者によって制御される場合にのみ正確に行う
ことができる。
【0003】軌道が比較的直線状であるとき支承の制御
をうまく行うことができるが、軌道が曲線状であると、
この制御は難しかったり、あるいは不可能でさえあるこ
とは経験が示す通りである。
【0004】実際、使用者は、ボードを操縦すると同時
にバランスを取るために、胴体と四肢を常に動かさなけ
ればならない。曲線状の軌道において、または旋回の
際、あるいは斜面のでこぼこ上でバランスを取ることと
ボードを操縦することとを完璧に調整するのは極めて難
しいことが明白である。
【0005】実際、バランスを保つために行う動作は、
正確な操縦に必要な支承の制御を妨げる。特に、使用者
がバランスを保つために脚部を屈曲させたり、傾斜させ
たりするとき、それと同時に地面に対するボードの、時
として急激な、傾斜度の変化が生ずるのを回避すること
ができない。
【0006】この傾斜の変化は、通常、地面に対するボ
ードの接触面積を急激に変化させることになる。その結
果、操縦は混乱し、軌道の制御は不確実となる。その理
由はボードに対する地面の反作用が大変まちまちとなる
からである。
【0007】この現象は、使用者がバランスを保ち、自
分の背中側にあるボードの側面で地面に支承される必要
があるとき特に明らかとなる。
【0008】先行技術では、各足部とボードとの間の位
置決めに或る程度の柔軟性を与える装置が提案された。
【0009】例えば、フランス国特許第2650752
号の場合、その目的とするところは、足部とボードとの
間に配設される柔軟なヒンジ連結部により、使用者が方
向転換運動をしている間、最も快適でかつ最もバランス
の取れた姿勢になれるようにすることにある。しかしな
がら、このフランス国特許第2650752号による装
置は、使用者が支承の変化を制御することを可能にしな
い。実際、ヒンジ連結部の柔軟性は正確な操縦を助長す
ることにはならず、また使用者が受ける感覚情報を正し
く確認することをも可能にしない。その結果、この装置
は現実に満足すべきものではなく、曲線状の軌道の制御
は困難であり、さらには不可能である。
【0010】ドイツ国特許第8902125号は、横断
方向軸に沿って底板にヒンジ連結されるシェルを含むボ
ード上に靴を保持するための装置を提案している。この
ヒンジ連結部は、運搬のために、該装置の折り畳みを可
能にする。取外し可能な弾性手段はシェルを底板に対し
て使用位置に保持することができる。この弾性手段は、
足部へ向かう脚下部の屈曲運動を制限するために作用す
る。その結果、使用者は足前部で容易に支承される。
【0011】それに反して、該装置の柔軟性の故に、使
用者は曲線状の軌道を容易に制御することができない。
特に、バランスを取ると同時に使用者の背中側にあるボ
ードの側面と共に地面への支承を制御しなければならな
い場合に選択される軌道を保ち続けることは実際上不可
能である。
【0012】本発明は上に列挙した諸々の欠点を取り除
くことを目的とする。このために、本発明は滑走用ボー
ド上に靴を保持するための装置を提案するものであり、
該装置は、とりわけ、脚下部の後方支承を保証するため
の背面支承要素と靴底を受け入れるための底板とを含
み、この背面支承要素は該装置のほぼ横断方向軸Y−
Y’に沿って底板上にヒンジ連結される。
【0013】本発明は、少なくとも1の制動手段が少な
くとも1のヒンジ連結方向において、横断方向軸Y−
Y’に沿って、底板に対する背面支承要素のヒンジ(関
節)運動に抗することを特徴とする。
【0014】この構造は、制動手段が作用する各方向に
沿うヒンジ運動を緩和できるようにする。この方向に沿
った運動においては、操縦に役立つ感覚情報だけが該装
置を横切って通過し、不必要な振動が吸収される。した
がって、使用者はより良い制御でもってボードを操縦で
きるので有利である。
【0015】本発明による靴保持装置はまた、戻し手段
が背面支承要素をほぼ脚下部に接触して保持することを
特徴とする。その結果、この背面支承要素は脚下部と常
時接触することになる。したがって、制動手段は、脚下
部が移動すると直ちに、可能な各方向に作用する。この
利点は操縦のコントロールが瞬時に行われることであ
る。
【0016】本発明による靴保持装置は、好ましくは、
制動手段が前方向から後方向に、底板に対して該背面支
承要素の軸Y−Y’に沿うヒンジ運動に抗することを特
徴とする。
【0017】したがって、使用者が脚部の屈曲後に該脚
部を伸ばすと、該背面支承要素の位置への復帰が徐々に
行われる。使用者は、良好な漸進性をもって後方支承を
確保することができる。
【0018】一実施態様によれば、本発明は背面支承要
素が単一ブロックであることを特徴とする。この構造
は、旋回時の操縦に適する、足部に対する側方剛性を該
装置に付与する。
【0019】別の一実施態様によれば、本発明は、背面
支承要素が該装置のほぼ長手方向面に位置する軸X−
X’に沿って互にヒンジ連結されるシェルと弧状部材を
含むことを特徴とする。この構造は、正しいフォームの
フィギュアを実施するのに適する、足部に対する脚下部
の側方自由度を該装置に付与する。
【0020】本発明はまた、停止手段が足部に対する脚
下部の伸長方向(すなわち、前方から後方に向かう方
向)に、軸Y−Y’に沿って底板に対する背面支承要素
のヒンジ(関節)運動を制限することを特徴とする。
【0021】したがって、使用者は、バランスを急激に
変えてはならないとき、地面に対して剛直な後方支承を
取ることができる。
【0022】一変形実施態様によれば、本発明は、少な
くとも1の弾性手段が制動手段と共働することを特徴と
する。この弾性手段は、後方向から前方向において、横
断方向軸Y−Y’に沿うヒンジ運動に従い、底板に対し
て背面支承要素を常時付勢するのが好ましい。
【0023】この構造は、使用者の脚部の屈曲運動を助
長し、使用者は敏捷に前方へ体を傾斜させることができ
る。
【0024】一実施態様によれば、本発明による靴保持
装置は弾性手段がコイルばねで、その一端が背面支承要
素を付勢し、またその他端が引き離し方向に底板を付勢
すること、および制動手段がスリーブ(さや)に内蔵さ
れる液体であることを特徴とする。この構造は、該装置
を湿度に影響されないものにする。
【0025】本発明による該装置の一変形実施態様は、
弾性手段が圧縮ばねであり、該ばねの一端が背面支承要
素を付勢し、またその他端が引き離し方向に底板を付勢
すること、および制動手段が棒(バー)部材と一体で、
さやの内部で擦動する摩擦パッキンであることを特徴と
する。
【0026】本発明の利点は、ばねが雪詰まりを除去す
ること、および緩衝装置の製作が簡単なことである。
【0027】一変形実施態様によれば、更に、弾性手段
はその一端が背面支承要素に連結され、またその他端が
底板に連結されるコイルばねであること、および制動手
段が2の歯車に連設される少なくとも1の粘弾性材料層
を含むことを特徴とする。
【0028】この構造の利点は、粘弾性材料が該靴保持
装置を湿度に影響されないものにすることである。
【0029】本発明の別の一変形実施態様によれば、該
弾性手段はその一端が背面支承要素に連結され、またそ
の他端が底板に連結されるコイルばねであること、およ
び制動手段が2の歯車に連設される摩擦円盤であること
を特徴とする。この変形実施態様は嵩張らないという利
点を有する。
【0030】本発明の特徴と利点は、非限定的な例とし
て、本発明をどのようにして実施できるかを示す添付の
図面に関連して以下に記述する説明を読むことにより、
より良く理解されよう。
【0031】図1aと図1bは滑走用ボード1を示し、
このボード上に使用者(サーファー)の靴3を保持する
一対の装置2が固定される。各保持装置2は、足部保持
のための底板4と、使用者が後方エッジにもたれかか
り、かつ斜面を背にする旋回において特に支承を受ける
ための背面支承要素5とを含む。保持装置2は、各々、
足部の先端部が、ボード1の正面長手方向側面6に近接
するように、また踵部が背面長手方向側面7に近接する
ように、該ボード1をほぼ横断する方向に向けられる。
【0032】各保持装置2は、足部の箇所で靴3を底板
4上に保持する帯状部材8、9の形で表わされる、該保
持装置2上に靴3を保持する手段を含むとともに、脚下
部の箇所で靴3を背面支承要素5に保持する帯状部材1
0の形で表わされる、該背面支承要素を脚下部に戻す手
段をも含む。。
【0033】各保持装置2には、背面支承要素5が保持
装置2のほぼ横断方向軸Y−Y’を中心として底板4に
対して枢動できるよう、ここではリベット11の形で表
わされるヒンジ連結手段によって底板4に対しヒンジ連
結される。軸Y−Y’はほぼ足の指から踵へ向けて延在
する保持装置2の長手方向に対して横断方向にある。
【0034】本発明の精神によれば、弾性手段は、足部
へ向かう脚下部の屈曲方向において、軸Y−Y’に対す
る回転運動に従い、底板4に対して背面支承要素5を常
時付勢する。この弾性手段は、図1a、図1b、図2、
図3、図4に示される圧縮ばね12でよい。
【0035】図4に示すように、ばね12は円筒形断面
の棒部材13によって案内される。ばね12は、その一
端が適宜ななんらかの手段(例えば溶接)15により棒
部材13に一体連結される小皿状部材14に支承され
る。ばね12はその他端を介して栓16に支承され、こ
の栓自体は、例えばねじ切り部18によってスリーブ
(さや)17に固定される。栓16は、棒(ロッド)部
材13をばね12の圧縮方向または伸長方向に案内する
役目をする中ぐり部19をその中央に穿設される。スリ
ーブ17は、栓16と向かい合わせの端部において、軸
22の孔21が穿設してある厚板状平坦部20を介して
伸び出ている。棒部材13は、中ぐり孔19から出てい
る端部において、軸25の孔24が穿設される厚板状平
坦部23を介して伸び出ている。
【0036】したがって、棒部材13は、栓16の中ぐ
り孔19によりスリーブ17内に案内されるとともに、
ばね12の作用に抗してスリーブ17内に進入すること
ができる。
【0037】図1aと図1bに示すように、スリーブ1
7は、実際上、背面支承要素5上で、止めピン26と厚
板状平坦部20の孔21と台座27の2の孔(オリフィ
ス)とに共通の軸22によってヒンジ連結される。
【0038】棒部材13の方は、底板4上で、止めピン
28と厚板状平坦部23の孔24と台座29の2の孔と
に共通の軸22によってヒンジ連結される。
【0039】ばね12が、常時、小皿状部材14と栓1
6とを引き離す方向に付勢するので、背面支承要素5と
底板4は靴3の撓曲方向に常時付勢される。
【0040】図4に示すように、制動手段はスリーブ
(さや)17内へ棒部材13を復帰させる運動を常時緩
和する。該制動手段は、ここでは、円形唇状パッキン3
0の形で表わされ、この唇部は、棒部材13の進入に抗
するが、退出を抑制しないよう方向付けられている。
【0041】パッキン30は、なんらかの適宜な手段
(例えば、2の止めピン33、34により棒部材13に
不動固定される2の環状部材31、32)により棒部材
13に保持される。
【0042】図4に示すように、足の伸長方向における
底板4に対する背面支承要素5の移動停止手段が、例え
ばスリーブの底部35と棒13の端部36の連携により
実現する。底部35と端部36が接触すると、ばね12
は最大圧縮状態になる。
【0043】このようにして製作される保持装置2は、
ばね12の連続的な作用により、背面長手方向側面7を
地面へ向けて付勢するとともに、使用者が脚部を迅速か
つ容易に屈曲できるようにする。その結果、使用者が土
地の斜面に背を向ける方向転換時あるいは斜面のでこぼ
こ箇所での旋回において、背側面7と地面との間に恒久
的な接触が実現する。したがって、バランスを保つため
に行う胴体と脚部の動作がボード1の操縦を妨げること
はない。
【0044】もちろん、公知のいかなる技術と材料も、
本発明を実施するために利用することができる。
【0045】特に、スリーブ(さや)を例えばアルミニ
ウムのような金属、またはプラスチックや複合材料で製
作することを考えてもよい。栓16を青銅製、棒部材1
3を鋼鉄製、ばね12を鋼合金製としてもよい。唇状の
パッキン30はゴムまたは鋳造成形したポリウレタンで
作るのが好ましい。
【0046】上述した実施態様の2の変形例を、図2と
図3に側面図で表わす。
【0047】図2において、背面支承要素5は、例えば
射出成形したプラスチック材料で得られる、単一ブロッ
クをなすシェル37と弧(アーチ)状部材38を含む。
【0048】図3において、背面支承要素5は、靴のほ
ぼ長手方向軸X−X’に沿って弧状部材40にヒンジ連
結されるシェル39を含む。このヒンジ連結はリベット
またはそれ以外のなんらかの手段で行うことができ、か
つ軸X−X’に沿って脚下部の側方傾斜を容易にする。
【0049】これら2の変形実施態様について、本発明
の精神は不変である。実際、ばね12は、弧状部材38
または40と底板4との間をそれぞれ引き離す方向に常
時作用することによって、矢印Fの方向に足部に対し脚
下部を常に屈曲させるよう付勢する。
【0050】本発明の別の実施態様が図5と図6に提示
される。便宜上、同一部材は同一参照番号で指し示す。
【0051】背面支承要素5は、ほぼ横断方向の軸Y−
Y’に沿って底板4にヒンジ連結されるシェル37と弧
状部材38を含むことが分かる。
【0052】図6に断面図で示すように、コイルばね4
1が底板4と弧状部材38との間で常時作用して該弧状
部材38を付勢するとともに、靴3とシェル37との接
触を保つ。実際、ばね41の両端42と43は、底板4
の孔と弧状部材38の孔を通って、該底板4と該弧状部
材38にそれぞれ一体連結される。ばね41は、軸Y−
Y’のリベット46の肩部45と底板4との間に挿入さ
れる弾性ワッシャー44で常時付勢されることにより、
所定位置に留まる。
【0053】リベット46は、底板4と弧状部材38を
互に保持する役目をするとともに、該リベット46を通
過させるためにそれらの中央部に孔を穿孔し、かつ底板
4と弧状部材38との間に位置する歯車47と歯車48
と円盤49を回転に導く役目をする。
【0054】歯車47は、なんらかの手段(例えば、接
着)で底板4に一体連結される平坦な側面50と、該平
坦な側面50に相対する有歯側面51とを含む。
【0055】歯車48は、歯車47の有歯側面51を補
完する輪郭の有歯側面52と、なんらかの手段(例え
ば、接着)で円盤49に一体連結される平坦な側面53
とを含む。
【0056】円盤49は、歯車48と一体の側面54
と、弧状部材38上を擦動するのに適した側面55とを
含む。
【0057】歯車47と48は、横断方向軸Y−Y’に
対して単一方向のみの回転を可能にする自由な爪車とし
て機能する。円盤49は、摩擦によりエネルギーを散逸
させるブレーキとして機能する。
【0058】機能面では、図5の矢印Fの方向における
底板4に対する弧状部材38の移動は迅速かつ容易であ
るのに対し、その逆の移動は円盤49と弧状部材38に
共通の面間に加わる摩擦により制御される。
【0059】実際、座金44の弾性が、歯の作用の結果
として、弧状部材38を構成する壁部と底板4を構成す
る壁部とを引き離す方向に僅かな相対的移動を可能にす
るので、足部が屈曲できるように弧状部材38が移動す
ると、歯車47と48の歯は互に移動できる。もちろ
ん、歯の傾斜は単一方向のみに作用する。脚部が足部に
対して伸長運動をすると、弧状部材38はばね41を引
っ張り、該歯車47と48の歯は噛合したままになる。
この場合、歯車47と48ならびに円盤49は一緒に回
転し、円盤49はその側面55で弧状部材38を摩擦す
る。
【0060】矢印Fとは逆方向の弧状部材38とシェル
37の運動は、底板4の面57に支承される止め具56
により制限される。本発明のこの実施態様の技術的効果
は第一実施態様の技術的効果と同一である。
【0061】ばね41と歯車47、48と弾性ワッシャ
ー44を金属または合金で製作することを考えてもよ
い。リベット46と底板4と弧状部材38は、射出成形
または機械加工のような、なんらか公知の方法で形成さ
れる合成材料または金属材料で製作してもよいだろう。
【0062】もちろん、本発明は、上述の諸実施態様に
限定されるものではなく、冒頭の特許請求の範囲に入り
得る同等の技術をもすべて含むものとする。
【0063】特に、帯状部材8、9、10を取り止め
て、靴3と底板4との間に挿入できるか、または靴3の
1または複数の側面に位置することができ、かつ背面支
承要素5の戻し手段を含む、なんらかの自動靴装着シス
テムに置き替えることを考えてもよい。
【0064】また、靴3と底板4との間に中間部材を設
けて、靴3を帯状部材8、9、10により中間部材上に
保持し、この中間部材を自動つめ車装置式保持手段によ
って底板4上に保持することを考えてもよい。このよう
にして、使用者(サーファー)は、滑走用ボード1の利
用条件と実施条件に応じて、帯状部材8、9、10また
は自動つめ車装置式保持手段を任意に取り外すことがで
きる。
【0065】なお、背面支承要素5の両側に配置する複
数(例えば2)のばねを利用することを考えてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1a】本発明の一実施態様による2の靴保持装置を
備えた滑走用ボードを示す斜視図である。
【図1b】図1aに示す靴保持装置の拡大斜視図であ
る。
【図2】図1aに示す靴保持装置の側面図である。
【図3】図2に類似の側面図であるが、一変形実施態様
に相当する靴保持装置の側面図である。
【図4】図2または図3のIV−IV線に沿って見た断
面図である。
【図5】別の実施態様による靴保持装置の側面図であ
る。
【図6】図5のVI−VI線に沿って見た断面図であ
る。
【符号の説明】
1 滑走用ボード 2 保持装置 3 靴 4 底板 5 背面支承要素 10 保持手段(帯状部材) 12、41 ばね 13 棒部材(バー) 17 スリーブ(さや) 30 円形の唇状パッキン 35 底部 36 先端部 39 シェル 40 弧状部材 42、43 端部 47、48 車(歯付き) 49 円盤(ディスク) 56 止め具

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 滑走用ボード(1)上に靴(3)を保持
    するための装置(2)であって、前記保持装置は、脚下
    部の後方支承を確実にするための背面支承要素(5)
    と、靴(3)の底部を受け入れるための底板(4)とを
    含み、前記背面支承要素(5)は該保持装置(2)のほ
    ぼ横断方向の軸Y−Y’に沿って前記底板(4)上にヒ
    ンジ連結されるものにおいて、 少なくとも1の制動手段(30、49)が、少なくとも
    1の関節運動方向において、前記横断方向軸Y−Y’に
    沿って、前記底板(4)に対する前記背面支承要素
    (5)の関節運動に抗することを特徴とする靴保持装
    置。
  2. 【請求項2】 戻し手段(10)が、ほぼ脚下部に接触
    して、前記背面支承要素(5)を保持することを特徴と
    する請求項1による靴保持装置。
  3. 【請求項3】 前記制動手段(30、49)が、前−後
    方向において、前記底板(4)に対する該背面支承要素
    (5)の横断方向軸Y−Y’に沿う関節運動に抗するこ
    とを特徴とする請求項1または2による靴保持装置。
  4. 【請求項4】 前記背面支承要素(5)が単一ブロック
    であることを特徴とする請求項1、2または3による靴
    保持装置。
  5. 【請求項5】 前記背面支承要素(5)が、該靴保持装
    置(2)のほぼ長手方向の面に位置する軸X−X’に沿
    って互いにヒンジ連結されるシェル(39)と弧状部材
    (40)を含むことを特徴とする請求項1、2または3
    による靴保持装置。
  6. 【請求項6】 停止手段(35、36、56)が、前−
    後方向において、横断方向軸Y−Y’に沿って、前記底
    板(4)に対する背面支承要素(5)の関節運動を制限
    することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1に
    よる靴保持装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも1の弾性手段(12、41)
    が前記制動手段(30、49)と共働することを特徴と
    する請求項1ないし6のいずれか1による靴保持装置。
  8. 【請求項8】 前記弾性手段(12、41)が、後−前
    方向において、横断方向軸Y−Y’に沿う関節運動に従
    い、前記底板(4)に対して前記背面支承要素(5)を
    常時付勢することを特徴とする請求項7による靴保持装
    置。
  9. 【請求項9】 前記弾性手段(12)が圧縮ばねで、そ
    の一端が前記背面支承要素(5)を付勢し、またその他
    端が引き離し方向に前記底板(4)を付勢すること、お
    よび前記制動手段がさや(17)に内蔵される液体であ
    ることを特徴とする請求項7または8による靴保持装
    置。
  10. 【請求項10】 前記弾性手段(12)が圧縮ばねで、
    その一端が前記背面支承要素(5)を付勢し、またその
    他端が引き離し方向に前記底板(4)を付勢すること、
    および前記制動手段が棒部材(13)と一体で、かつさ
    や(17)の内部で擦動する摩擦パッキン(30)であ
    ることを特徴とする請求項7または8による靴保持装
    置。
  11. 【請求項11】 前記弾性手段(41)がコイルばね
    で、その一端(43)が前記背面支承要素(5)に連結
    され、またその他端(42)が前記底板(4)に連結さ
    れること、および前記制動手段が2の歯車(47、4
    8)に連設される少なくとも1の粘弾性材料の層を含む
    ことを特徴とする請求項7または8による靴保持装置。
  12. 【請求項12】 前記弾性手段(41)がコイルばね
    で、その一端(43)が前記背面支承要素(5)に連結
    され、またその他端(42)が前記底板(4)に連結さ
    れること、および前記制動手段が2の歯車(47、4
    8)に連設される摩擦円盤(49)であることを特徴と
    する請求項7または8による靴保持装置。
JP9110655A 1996-05-02 1997-04-28 サーフィンを行うための滑走用ボード上に靴を保持する装置 Pending JPH1071227A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9605671A FR2748214B1 (fr) 1996-05-02 1996-05-02 Dispositif de retenue d'une chaussure sur une planche de glisse destinee a la pratique du surf
FR9605671 1996-05-02

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1071227A true JPH1071227A (ja) 1998-03-17

Family

ID=9491890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9110655A Pending JPH1071227A (ja) 1996-05-02 1997-04-28 サーフィンを行うための滑走用ボード上に靴を保持する装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6032974A (ja)
EP (1) EP0804949A1 (ja)
JP (1) JPH1071227A (ja)
FR (1) FR2748214B1 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6283492B1 (en) * 1996-12-27 2001-09-04 Noah W. Hale Snowboard binding system and a snowboard step-in boot system with gradually increasing resistance
FR2802108B1 (fr) * 1999-12-13 2002-03-01 Salomon Sa Dispositif de retenue d'une chaussure sur une planche de glisse
US6631919B1 (en) 2000-01-06 2003-10-14 The Burton Corporation Wing-shaped leg support for a highback
US6554296B1 (en) 2000-04-28 2003-04-29 The Burton Corporation Highback with independent forward lean adjustment
ATE256486T1 (de) * 2001-01-31 2004-01-15 Tyrolia Freizeitgeraete Snowboard-bindung
AT409937B (de) * 2001-02-02 2002-12-27 Innovationdesigncompany Produk Snowboardbindung
AU2002320555A1 (en) * 2001-07-17 2003-03-03 Raymond D. Fougere Snowboard binding with tensioning member for determining neutral position
DE10305764B4 (de) * 2003-02-11 2007-04-12 Goodwell International Ltd., Tortola Snowboardbindung
DE10335150A1 (de) * 2003-07-31 2005-02-17 Head Sport Ag Snowboard-Bindung
CA2537954A1 (en) * 2003-09-08 2005-03-17 Fsu Manufacturing Pty Ltd Snowboard brake
US7614638B2 (en) * 2004-08-02 2009-11-10 The Burton Corporation Convertible toe strap
US20060237920A1 (en) * 2005-04-25 2006-10-26 K-2 Corporation Virtual forward lean snowboard binding
US7686321B2 (en) * 2006-12-01 2010-03-30 The Burton Corporation Highback with textile-like material for support
CZ2007652A3 (cs) * 2007-09-18 2009-04-08 Krampla@Milan Lyžarské vázání
US7992888B2 (en) * 2007-12-07 2011-08-09 K-2 Corporation Blockless highback binding
US8777235B2 (en) * 2012-04-24 2014-07-15 Koncept Technologies Inc. Braking mechanism for roller skates
FR3022797B1 (fr) * 2014-06-27 2017-10-20 Salomon Sas Dispositif d'accueil d'une chaussure sur un engin de glisse

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US249964A (en) * 1881-11-22 Island
US983721A (en) * 1909-12-23 1911-02-07 Charles H Irish Ankle-brace.
US2424198A (en) * 1944-09-21 1947-07-15 Vernon A Tauscher Cable tension regulator
FR54219E (fr) * 1945-10-13 1948-06-25 Patin faisant usage de cycle
FR928116A (fr) * 1949-05-03 1947-11-19 Fixation de skis
FR2063622A5 (ja) * 1969-10-24 1971-07-09 Starpool
US3870325A (en) * 1973-01-29 1975-03-11 Edgar H Davis Combined ski boot and binding
US3945134A (en) * 1974-09-13 1976-03-23 Alpine Research, Inc. Ski boot
EP0053339B1 (en) * 1980-12-02 1986-04-30 NORDICA S.p.A Device for controlling the flex of ski boots
US4473235A (en) * 1982-01-19 1984-09-25 Burt Lionel J Apparatus for improved control of skis
DE3622746A1 (de) * 1986-07-07 1988-01-21 Markus Laemmert Bindung fuer monoski
DE3825004A1 (de) * 1988-07-22 1990-01-25 Geze Sport Bindungsgekoppelte skistiefelschaftentriegelung
DE8902125U1 (de) * 1989-02-22 1989-05-11 Carpenter, Jake Burton, Manchester Center, Vt. Snowboardbindung
FR2650752A1 (fr) * 1989-08-11 1991-02-15 Boineau Christian Dispositif pour pratiquer un sport de glisse sur la neige
ES2057589T3 (es) * 1989-09-11 1994-10-16 Stabilus Gmbh Resorte de gas autobloqueante con valvula de derivacion termosensible.
GB2303193B (en) * 1995-07-13 1998-10-14 Draftex Ind Ltd Gas spring
US5865445A (en) * 1996-07-12 1999-02-02 K-2 Corporation In-line skate brake

Also Published As

Publication number Publication date
EP0804949A1 (fr) 1997-11-05
US6032974A (en) 2000-03-07
FR2748214A1 (fr) 1997-11-07
FR2748214B1 (fr) 1998-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1071227A (ja) サーフィンを行うための滑走用ボード上に靴を保持する装置
US5344176A (en) Ski binding block
US5909885A (en) Energized in-line roller skate
US5397138A (en) Braking mechanism for in-line skate
US6499761B1 (en) Device for fixing a shoe to a sports article
US20060290106A1 (en) Recreational binding with adjustable suspension interface
JP2000288151A (ja) スノーボードブーツ用アクティブハイバックシステム及びスノーボードブーツ
US6142503A (en) Device for holding a boot on a snowboard
EP0913102B1 (fr) Semelle de chaussure de sport
US7029023B2 (en) Snowboard binding with tensioning member for determining neutral position
US6082768A (en) Roller ski
JPS60501442A (ja) 着脱可能な固定プレ−トを備える特殊形状の短丈幅広型スキ−
CA1160042A (en) Skiing boot
EP0827700A1 (fr) Chaussure de sport munie d'un dispositif d'immobilisation en pivotement de la tige
US5558353A (en) Device for modifying the force distribution of a ski over its gliding surface and a ski equipped with such a device
FR2497109A1 (fr) Fixation de ski a declenchement
JPH1071226A (ja) サーフィンを実施するための滑走用ボード上に靴を保持する装置
US6076427A (en) Securing system between bicycle pedal and shoe of the user
US5324062A (en) Safety binding for alpine skis
US5891072A (en) Snowboarding boot support piece and performance enhancement device
JP3050922U (ja) スノーサーフィン用の滑走板上に靴を保持する装置
US9498699B2 (en) Device for receiving a boot on a gliding apparatus
US6594919B1 (en) Snowboard boots
JP2965928B2 (ja) スキー補助具
US20060001238A1 (en) Device for retaining a foot or a boot