JPH106886A - 電装品制御装置及び電装品制御方法 - Google Patents

電装品制御装置及び電装品制御方法

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JPH106886A
JPH106886A JP16486696A JP16486696A JPH106886A JP H106886 A JPH106886 A JP H106886A JP 16486696 A JP16486696 A JP 16486696A JP 16486696 A JP16486696 A JP 16486696A JP H106886 A JPH106886 A JP H106886A
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electrical component
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vehicle
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JP16486696A
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Yoshinori Ikuta
宜範 生田
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転者のスイッチ操作を低減し、車両走行中
に駆動する必要がある電装品の駆動を自動的に行う。 【解決手段】 電装品制御手段3は、外部より入力され
た車両の走行状態を表す走行信号SDRVに基づき、車両
の走行時に予め設定された電装品2-1〜2-3を動作状態
とし、あるいは、非動作状態とするので、運転者のスイ
ッチ操作を低減することができ、操作性を向上させるこ
とができるとともに、運転時の安全性を向上させること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電装品制御装置及び
電装品制御方法に係り、特に一般乗合バス、観光バス等
の大型バスに搭載される複数の電装品の動作状態/非動
作状態を自動制御するための電装品制御装置及び電装品
制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図6にバスにおける従来の電装品制御シ
ステムの概要構成図を示す。バスの電装品制御システム
50は、運転席の右側に配置され、複数のオン/オフス
イッチ51-1〜51-4が設けられたスイッチパネル52
と、それぞれ対応するオン/オフスイッチ51-1〜51
-4に電気的に接続された複数の電装品(例えば、テレビ
用アンテナ、テレビ受像機など)53-1〜53-4と、を
備えて構成されている。
【0003】上記従来のバスの電装品制御システムにお
いては、各電装品の駆動の際には、運転者は対応するオ
ン/オフスイッチをオン状態とする操作を電装品毎にそ
れぞれ別個に行う必要があった。より具体的には、電装
品53-3を駆動状態とするためには、電装品53-3に対
応するオン/オフスイッチ51-3を手動によりオン状態
としていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電装品制御
システムにおいては、ドライバはスイッチパネル中の対
応する電装品を駆動するためのスイッチを操作する必要
があり、運転以外の操作が煩雑になってしまうという問
題点があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、運転者のスイッ
チ操作を低減し、車両走行中に駆動する必要がある電装
品の駆動を自動的に行うことが可能な電装品制御装置及
び電装品制御方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
車両に搭載された複数の電装品を制御する電装品制御装
置において、外部より入力された前記車両の走行状態を
表す走行信号に基づき、前記車両の走行時に予め設定さ
れた前記電装品を動作状態とし、あるいは、非動作状態
とする電装品制御手段を備えて構成する。
【0007】請求項1記載の発明によれば、電装品制御
手段は、外部より入力された車両の走行状態を表す走行
信号に基づき、車両の走行時に予め設定された電装品を
動作状態とし、あるいは、非動作状態とする。請求項2
記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記電装
品制御手段は、前記走行信号が入力され、動作状態とす
べき電装品及び非動作状態とすべき電装品を指示するた
めの指示データを出力する動作状態指示手段と、前記指
示データに基づいて、対応する電装品の動作状態を制御
する動作制御手段と、を備えて構成する。
【0008】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の作用に加えて、電装品制御手段の動作状態指
示手段は、走行信号が入力され、動作状態とすべき電装
品及び非動作状態とすべき電装品を指示するための指示
データを動作制御手段に出力する。
【0009】動作制御手段は、入力された指示データに
基づいて、対応する電装品の動作状態を制御する。請求
項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記
動作状態指示手段は、前記走行信号に基づいて前記車両
が走行状態にあるか否かを判別する走行状態判別手段
と、前記車両が走行状態にある場合に動作状態とすべき
電装品及び非動作状態とすべき電装品を指定するための
動作状態指定手段と、前記判別及び前記指定に基づいて
前記指示データを出力する指示データ出力手段と、を備
えて構成する。
【0010】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の発明の作用に加えて、動作状態指示手段の走行状態
判別手段は、走行信号に基づいて車両が走行状態にある
か否かを判別し、動作状態指定手段は、車両が走行状態
にある場合に動作状態とすべき電装品及び非動作状態と
すべき電装品を指定する。
【0011】指示データ手段は、これらの判別及び指定
に基づいて指示データを動作制御手段に出力する。請求
項4記載の発明は、請求項2又は請求項3記載の発明に
おいて、前記動作状態指示手段と前記動作制御手段と
は、通信回線を介して接続されているように構成する。
【0012】請求項4記載の発明によれば、請求項2又
は請求項3記載の発明の作用に加えて、動作状態指示手
段と動作制御手段とは、通信回線を介して接続され、通
信回線を介して動作状態指示手段から動作制御手段に対
して指示データが出力される。
【0013】請求項5記載の発明は、車両に搭載された
複数の電装品を制御する電装品制御方法において、外部
より入力された前記車両の走行状態に基づき、前記車両
の走行時に予め設定された前記電装品を動作状態とし、
あるいは、非動作状態とする電装品制御工程を備えて構
成する。
【0014】請求項5記載の発明によれば、電装品制御
工程は、外部より入力された車両の走行状態に基づき、
車両の走行時に予め設定された電装品を動作状態とし、
あるいは、非動作状態とする。請求項6記載の発明は、
請求項5記載の発明において、前記電装品制御工程は、
前記車両の走行状態に基づき、動作状態とすべき電装品
及び非動作状態とすべき電装品を指示する動作状態指示
工程と、前記指示に基づいて、対応する電装品の動作状
態を制御する動作制御工程と、を備えて構成する。
【0015】請求項6記載の発明によれば、請求項5記
載の発明の作用に加えて、電装品制御工程の動作状態指
示工程は、車両の走行状態に基づき、動作状態とすべき
電装品及び非動作状態とすべき電装品を指示する。これ
により動作状態制御工程は、与えられた指示に基づい
て、対応する電装品の動作状態を制御する。
【0016】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明において、前記動作状態指示工程は、前記車両が走行
状態にあるか否かを判別する走行状態判別工程と、前記
判別に基づいて前記車両が走行状態にある場合に動作状
態とすべき電装品及び非動作状態とすべき電装品を指定
する動作状態指定工程と、前記判別及び前記指定に基づ
いて前記指示を行う指示出力工程と、を備えて構成す
る。
【0017】請求項7記載の発明によれば、請求項6記
載の発明の作用に加えて、動作状態指示工程の走行状態
判別工程は、車両が走行状態にあるか否かを判別し、動
作状態指定工程は、得られた判別に基づいて車両が走行
状態にある場合に動作状態とすべき電装品及び非動作状
態とすべき電装品を指定する。
【0018】この結果、指示出力工程は、判別及び指定
に基づいて指示を行う。
【0019】
【発明の実施の形態】次に図面を参照して本発明の好適
な実施形態を説明する。第1実施形態 図1に本発明の第1実施形態の大型バス用の電装品制御
装置の概要構成ブロック図を示す。以下の説明において
は、説明の簡略化のため、制御対象の電装品が3個の場
合について説明する。
【0020】電装品制御装置1は、バスの走行時に
“H”レベルとなる走行信号SDRVが入力され、接続さ
れている3個の電装品2-1、2-2、2-3のうち、予め設
定された電装品を動作状態とすべく駆動用電源を供給す
る制御ユニット3を備えて構成されている。
【0021】制御ユニット3は、電装品2-1、2-2、2
-3のうちバスの走行時に動作状態とする電装品及び非動
作状態とする電装品を指定するための動作状態指定信号
SCC動作状態指定部4と、走行信号SDRV及び動作状態
指定信号SCCが入力され、各々対応する電装品が接続さ
れた電源供給スイッチSW1 〜SW3 のオン/オフを制
御するための制御信号C1 〜C3 を出力するとともに、
当該制御ユニット3全体を制御するコントローラ5と、
を備えて構成されている。
【0022】この場合において、動作状態指定部4とし
ては、ディップスイッチなどの機械式設定装置、あるい
は、不揮発性メモリ、書換可能型ROM等の電子式設定
装置を用いるように構成することも可能である。次に動
作を説明する。
【0023】コントローラ5は、走行信号SDRVが
“H”レベルとなると、当該電装品制御装置1が搭載さ
れているバスが走行状態にあることを認識し、走行状態
において動作状態とすべき電装品を動作状態指定信号S
CCに基づいて判別する。そして走行状態において動作状
態とすべき電装品に対応する電源供給スイッチをオン状
態とするための制御信号C1 〜C3 を出力する。
【0024】この結果、オンとすべき制御信号CX(X=1
〜3 )が入力された電源供給スイッチSWXはオン状態
となり、対応する電装品2-Xは動作状態となる。同様に
オフとすべき制御信号CX(X=1 〜3 )が入力された電
源供給スイッチSWXはオフ状態となり、対応する電装
品2-Xは非動作状態となる。
【0025】より具体的な場合として、動作状態指定信
号SCCが電装品2-1、2-3をバスが走行状態にある場合
に動作状態とし、電装品2-2をバスが走行状態にある場
合に非動作状態とする場合を想定して説明する。コント
ローラ5は、走行信号SDRVが“H”レベルとなると、
バスが走行状態にあることを認識し、走行状態において
動作状態とすべき電装品が電装品2-1、2-3であること
を動作状態指定信号SCCに基づいて判別する。
【0026】これによりコントローラ5は、電装品2-1
及び電装品2-3に対応する電源供給スイッチSW1 及び
SW3 をオン状態とするための制御信号C1 及び制御信
号C3 を出力する。この結果、電源供給スイッチSW1
、SW3 はオン状態となり、対応する電装品2-1及び
電装品2-3は動作状態となる。
【0027】一方、電源供給スイッチSW2 には、当該
電源供給スイッチSW2 をオフとすべき制御信号C2 が
入力されることとなり、電源供給スイッチSW2 はオフ
状態となる。この結果、対応する電装品2-2 はバスの
走行状態において非動作状態となる。
【0028】以上の説明のように、本実施形態によれ
ば、バスなどの車両の電装品を車両が走行状態にあるか
否かに基づいて自動的に動作状態あるいは非動作状態と
することができるため、電装品のスイッチ操作を簡略化
することができ、運転者の安全性を向上させることがで
きる。第2実施形態 図2に本発明の第2実施形態の大型バス用の電装品制御
装置の概要構成ブロック図を示す。以下の説明において
も、説明の簡略化のため、制御対象の電装品が3個の場
合について説明する。図2において、図1と同一の部分
には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
【0029】電装品制御装置11は、バスの走行時に
“H”レベルとなる走行信号SDRVが入力され、かつ、
自動制御と手動制御とを切り換える設定スイッチSWSE
Tを有するとともに、通信ライン12を介して走行信号
SDRVの信号レベル及び設定スイッチSWSETの状態に応
じた状態データDSTを出力する第1制御ユニット13
と、第1制御ユニット13と通信ライン12を介して接
続され、入力された状態データDSTに基づいてバスの走
行状態に応じて接続されている3個の電装品2-1、2-
2、2-3に対し、駆動用電源の供給制御を行う第2制御
ユニット14と、を備えて構成されている。
【0030】第1制御ユニット13は、走行信号SDRV
が“H”レベルになり、かつ、設定スイッチSWSETが
自動制御側に設定されている場合に、第2制御ユニット
14に電装品2-1〜2-3の動作状態を制御させるための
状態データDSTを出力するための状態判別ユニット15
を備えて構成されている。
【0031】第2制御ユニット14は、電装品2-1、2
-2、2-3のうちバスの走行時に動作状態とする電装品及
び非動作状態とする電装品を指定するための動作状態指
定信号SCCを出力する動作状態指定部16と、状態デー
タDST及び動作状態指定信号SCCが入力され、各々対応
する電装品が接続された電源供給スイッチSW1 〜SW
3 のオン/オフを制御するための制御信号C1 〜C3 を
出力するとともに、当該第2制御ユニット14全体を制
御するコントローラ17と、を備えて構成されている。
【0032】次に動作を説明する。第1制御ユニット1
3の状態判別ユニットは、走行信号SDRVが“H”レベ
ルとなるとともに、設定スイッチSWSETが自動制御側
に設定されている場合には、当該電装品制御装置11が
搭載されているバスが走行状態にあることを認識すると
ともに、電装品2-1〜2-3を自動制御すべきであると判
別しし、第2制御ユニット14に電装品2-1〜2-3の動
作状態を自動的に制御させるための状態データDSTを出
力する。
【0033】これにより第2制御ユニット14のコント
ローラは、バスの走行状態において動作状態とすべき電
装品を動作状態指定信号SCCに基づいて判別する。そし
て走行状態において動作状態とすべき電装品に対応する
電源供給スイッチをオン状態とするための制御信号C1
〜C3 を出力する。
【0034】この結果、オンとすべき制御信号CX(X=1
〜3 )が入力された電源供給スイッチSWXはオン状態
となり、対応する電装品2-Xは動作状態となる。同様に
オフとすべき制御信号CX(X=1 〜3 )が入力された電
源供給スイッチSWXはオフ状態となり、対応する電装
品2-Xは非動作状態となる。
【0035】以上の説明のように、本実施形態によれ
ば、バスなどの車両の電装品を車両が走行状態にあるか
否かに基づいて自動的に動作状態あるいは非動作状態と
することができるため、電装品のスイッチ操作を簡略化
することができ、運転者の安全性を向上させることがで
きる。第3実施形態 図3に本発明の第3実施形態の大型バス用の電装品制御
装置の概要構成ブロック図を示す。以下の説明において
も、説明の簡略化のため、制御対象の電装品が3個の場
合について説明する。図3において、図1あるいは図2
と同一の部分には同一の符号を付し、詳細な説明を省略
する。
【0036】電装品制御装置21は、自動制御と手動制
御とを切り換える設定スイッチSWSETを有するととも
に、通信ライン22を介して設定スイッチSWSETの状
態に応じた状態データDST1 を出力する第1制御ユニッ
ト23と、第1制御ユニット23と通信ライン22を介
して接続され、バスの走行時に“H”レベルとなる走行
信号SDRVが入力され、かつ、入力された状態データDS
T1 及び走行信号SDRVに基づいて電装品2-1、2-2、2
-3に対し、駆動用電源の供給制御を行う第2制御ユニッ
ト24と、を備えて構成されている。
【0037】第1制御ユニット23は、設定スイッチS
WSETが自動制御側に設定されている場合に、自動制御
側に設定されている旨を表す状態データDST1 を出力す
るための状態判別ユニット25を備えて構成されてい
る。第2制御ユニット24は、電装品2-1、2-2、2-3
のうちバスの走行時に動作状態とする電装品及び非動作
状態とする電装品を指定するための動作状態指定信号S
CCを出力する動作状態指定部26と、状態データDST1
、動作状態指定信号SCC及びが走行信号SDRVが入力さ
れ、各々対応する電装品が接続された電源供給スイッチ
SW1 〜SW3 のオン/オフを制御するための制御信号
C1 〜C3 を出力するとともに、当該第2制御ユニット
24全体を制御するコントローラ27と、を備えて構成
されている。
【0038】次に動作を説明する。第1制御ユニット2
3の状態判別ユニット25は、設定スイッチSWSETが
自動制御側に設定されている場合には、設定スイッチS
WSETが自動制御側に設定されている旨を表す状態デー
タDST1 を通信ライン22を介して第2制御ユニット2
4に出力する。
【0039】一方、第2制御ユニット14のコントロー
ラ27は、入力された走行信号SDRVが“H”レベルで
あるとバスが走行状態にあることを判別するとともに、
バスが走行状態にある場合に動作状態とすべき電装品を
動作状態指定信号SCCに基づいて判別する。
【0040】そして動作状態とすべき電装品に対応する
電源供給スイッチをオン状態とするための制御信号C1
〜C3 を出力する。この結果、オンとすべき制御信号C
X(X=1 〜3 )が入力された電源供給スイッチSWXはオ
ン状態となり、対応する電装品2-Xは動作状態となる。
【0041】同様にオフとすべき制御信号CX(X=1 〜3
)が入力された電源供給スイッチSWXはオフ状態とな
り、対応する電装品2-Xは非動作状態となる。以上の説
明のように、本実施形態によれば、バスなどの車両の電
装品を車両が走行状態にあるか否かに基づいて自動的に
動作状態あるいは非動作状態とすることができるため、
電装品のスイッチ操作を簡略化することができ、運転者
の安全性を向上させることができる。第4実施形態 図4に本発明の第4実施形態の大型バス用の電装品制御
装置の概要構成ブロック図を示す。以下の説明において
も、説明の簡略化のため、制御対象の電装品が3個の場
合について説明する。図4において、図1、図2あるい
は図3と同一の部分には同一の符号を付し、詳細な説明
を省略する。
【0042】電装品制御装置31は、自動制御と手動制
御とを切り換える設定スイッチSWSETを有するととも
に、第1通信ライン32を介して設定スイッチSWSET
の状態に応じた状態データDST2を出力する第1制御ユ
ニット33と、第1制御ユニット33と第1通信ライン
32を介して接続され、バスの走行時に“H”レベルと
なる走行信号SDRVが入力され、かつ、入力された状態
データDST2及び走行信号SDRVに基づいて電装品2-1、
2-2、2-3についての動作制御を行うための動作制御デ
ータDCを第2通信ライン34を介して出力する第2制
御ユニット35と、第2制御ユニット35と第2通信ラ
イン34を介して接続され入力された動作制御データD
Cに基づいて接続された電装品2-1〜2-3の動作状態を
制御する第3制御ユニット36と、を備えて構成されて
いる。
【0043】第1制御ユニット33は、設定スイッチS
WSETが自動制御側に設定されている場合に、自動制御
側に設定されている旨を表す状態データDST2を出力す
るための状態判別ユニット37を備えて構成されてい
る。第2制御ユニット35は、電装品2-1、2-2、2-3
のうちバスの走行時に動作状態とする電装品及び非動作
状態とする電装品を指定するための動作状態指定信号S
CCを出力する動作状態指定部38と、状態データDST
2、動作状態指定信号SCC及びが走行信号SDRVが入力さ
れ、電源供給スイッチSW1 〜SW3 のオン/オフを制
御するための動作制御データDCを出力するとともに、
当該第2制御ユニット24全体を制御するコントローラ
39と、を備えて構成されている。
【0044】第3制御ユニット36は、各々対応する電
装品が接続された電源供給スイッチSW1 〜SW3 と、
動作制御データDCが入力され、電源供給スイッチSW
1 〜SW3 のオン/オフを制御するための制御信号C1
〜C3 を出力するとともに、当該第3制御ユニット36
全体を制御するコントローラ40と、を備えて構成され
ている。
【0045】次に動作を説明する。第1制御ユニット3
3の状態判別ユニット37は、設定スイッチSWSETが
自動制御側に設定されている場合には、設定スイッチS
WSETが自動制御側に設定されている旨を表す状態デー
タDST2を通信ライン22を介して第2制御ユニット3
5に出力する。
【0046】第2制御ユニット35のコントローラは、
入力された走行信号SDRVが“H”レベルの場合にバス
が走行状態にあることを判別するとともに、バスが走行
状態にある場合に動作状態とすべき電装品を動作状態指
定信号SCCに基づいて判別し、対応する制御データDC
を第2通信ライン34を介して第3制御ユニット36に
出力する。
【0047】これらの結果、第3制御ユニット36のコ
ントローラ40は、入力された動作制御データDCに基
づいて電源供給スイッチSW1 〜SW3 のオン/オフを
制御するための制御信号C1 〜C3 を出力する。この結
果、オンとすべき制御信号CX(X=1 〜3 )が入力され
た電源供給スイッチSWXはオン状態となり、対応する
電装品2-Xは動作状態となる。
【0048】同様にオフとすべき制御信号CX(X=1 〜3
)が入力された電源供給スイッチSWXはオフ状態とな
り、対応する電装品2-Xは非動作状態となる。以上の説
明のように、本実施形態によれば、バスなどの車両の電
装品を車両が走行状態にあるか否かに基づいて自動的に
動作状態あるいは非動作状態とすることができるため、
電装品のスイッチ操作を簡略化することができ、運転者
の安全性を向上させることができる。他の変形例 1)第1変形例 上記第2実施形態乃至第4実施形態においては、状態判
別ユニット15、25、37に接続されているスイッチ
は、設定スイッチSWSETだけであり、マニュアル操作
用スイッチを図示していなかったが、図5(a)に示す
ように、複数のマニュアル操作スイッチを有するマニュ
アル操作スイッチ群SWGを設け、設定スイッチSWSE
Tがオフ状態にある場合には、マニュアル操作スイッチ
群SWGを構成するマニュアル操作スイッチの設定状態
に応じて電装品2-1〜2-3を制御するように構成するこ
とも可能である。
【0049】2)第2変形例 上記第2実施形態乃至第4実施形態においては、状態判
別ユニット15、25、37に接続されている設定スイ
ッチSWSETは、オン/オフ形式のものであったが、図
5(b)に示すように、設定スイッチSWSETを3状態
をとり得るものを使用し、各電装品毎に設けることによ
り、各電装品毎に自動制御/停止/マニュアル操作の3
段階に選択可能として、より自由な設定を行わせるよう
に構成することも可能である。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、電装品制
御手段は、外部より入力された車両の走行状態を表す走
行信号に基づき、車両の走行時に予め設定された電装品
を動作状態とし、あるいは、非動作状態とするので、運
転者のスイッチ操作を低減することができ、操作性を向
上させることができるとともに、運転時の安全性を向上
させることができる。
【0051】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の作用に加えて、電装品制御手段の動作状態指
示手段は、走行信号が入力され、動作状態とすべき電装
品及び非動作状態とすべき電装品を指示するための指示
データを動作制御手段に出力し、動作制御手段は、入力
された指示データに基づいて、対応する電装品の動作状
態を制御するので、確実、かつ、自動的に走行状態ある
いは非走行状態において電装品を制御することが可能と
なる。
【0052】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の発明の作用に加えて、動作状態指示手段の走行状態
判別手段は、走行信号に基づいて車両が走行状態にある
か否かを判別し、動作状態指定手段は、車両が走行状態
にある場合に動作状態とすべき電装品及び非動作状態と
すべき電装品を指定し、指示データ手段は、これらの判
別及び指定に基づいて指示データを動作制御手段に出力
するので、動作制御手段は、車両の走行時に予め指定さ
れたとおりに電装品を制御することが可能となる。
【0053】請求項4記載の発明によれば、請求項2又
は請求項3記載の発明の作用に加えて、動作状態指示手
段と動作制御手段とは、通信回線を介して接続され、通
信回線を介して動作状態指示手段から動作制御手段に対
して指示データが出力されるので、システム構築の自由
度が向上するとともに、ワイヤハーネスの簡素化、省線
化を図ることができる。
【0054】請求項5記載の発明によれば、電装品制御
工程は、外部より入力された車両の走行状態に基づき、
車両の走行時に予め設定された電装品を動作状態とし、
あるいは、非動作状態とするので、運転者のスイッチ操
作を低減することができ、操作性を向上させることがで
きるとともに、運転時の安全性を向上させることができ
る。
【0055】請求項6記載の発明によれば、請求項5記
載の発明の作用に加えて、電装品制御工程の動作状態指
示工程は、車両の走行状態に基づき、動作状態とすべき
電装品及び非動作状態とすべき電装品を指示し、動作状
態制御工程は、与えられた指示に基づいて、対応する電
装品の動作状態を制御するので、確実、かつ、自動的に
走行状態あるいは非走行状態において電装品を制御する
ことが可能となる。
【0056】請求項7記載の発明によれば、請求項6記
載の発明の作用に加えて、動作状態指示工程の走行状態
判別工程は、車両が走行状態にあるか否かを判別し、動
作状態指定工程は、得られた判別に基づいて車両が走行
状態にある場合に動作状態とすべき電装品及び非動作状
態とすべき電装品を指定し、指示出力工程は、判別及び
指定に基づいて指示行うので、動作制御手段は、車両の
走行時に予め指定されたとおりに電装品を制御すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の電装品制御装置の概要構成ブロ
ック図である。
【図2】第2実施形態の電装品制御装置の概要構成ブロ
ック図である。
【図3】第3実施形態の電装品制御装置の概要構成ブロ
ック図である。
【図4】第4実施形態の電装品制御装置の概要構成ブロ
ック図である。
【図5】実施形態の変形例の説明図である。
【図6】従来例の電装品制御装置の概要構成ブロック図
である。
【符号の説明】
1 電装品制御装置 2-1〜2-3 電装品 3 制御ユニット 4 動作状態指定部 5 コントローラ 11 電装品制御装置 12 通信ライン 13 第1制御ユニット 14 第2制御ユニット 15 状態判別ユニット 16 動作状態指定部 17 コントローラ 21 電装品制御装置 22 通信ライン 23 第1制御ユニット 24 第2制御ユニット 25 状態判別ユニット 26 動作状態指定部 27 コントローラ 31 電装品制御装置 32 第1通信ライン 33 第1制御ユニット 34 第2通信ライン 35 第2制御ユニット 36 第3制御ユニット 37 状態判別ユニット 38 動作状態指定部 39 コントローラ 40 コントローラ DC 動作制御データ DST 状態データ DST1 状態データ DST2 状態データ SCC 動作状態指定信号 SDRV 走行信号 SWSET 設定スイッチ SW1 〜SW3 電源供給スイッチ C1 〜C3 制御信号

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載された複数の電装品を制御す
    る電装品制御装置において、 外部より入力された前記車両の走行状態を表す走行信号
    に基づき、前記車両の走行時に予め設定された前記電装
    品を動作状態とし、あるいは、非動作状態とする電装品
    制御手段を備えたことを特徴とする電装品制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電装品制御装置において、 前記電装品制御手段は、前記走行信号が入力され、動作
    状態とすべき電装品及び非動作状態とすべき電装品を指
    示するための指示データを動作状態指示手段と、 前記指示データに基づいて、対応する電装品の動作状態
    を制御する動作制御手段と、 を備えたことを特徴とする電装品制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電装品制御装置におい
    て、 前記動作状態指示手段は、前記走行信号に基づいて前記
    車両が走行状態にあるか否かを判別する走行状態判別手
    段と、 前記車両が走行状態にある場合に動作状態とすべき電装
    品及び非動作状態とすべき電装品を指定するための動作
    状態指定手段と、 前記判別及び前記指定に基づいて前記指示データを出力
    する指示データ出力手段と、 を備えたことを特徴とする電装品制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3記載の電装品制御
    装置において、 前記動作状態指示手段と前記動作制御手段とは、通信回
    線を介して接続されていることを特徴とする電装品制御
    装置。
  5. 【請求項5】 車両に搭載された複数の電装品を制御す
    る電装品制御方法において、 外部より入力された前記車両の走行状態に基づき、前記
    車両の走行時に予め設定された前記電装品を動作状態と
    し、あるいは、非動作状態とする電装品制御工程を備え
    たことを特徴とする電装品制御方法。
  6. 【請求項6】請求項5記載の電装品制御方法において、 前記電装品制御工程は、前記車両の走行状態に基づき、
    動作状態とすべき電装品及び非動作状態とすべき電装品
    を指示する動作状態指示工程と、 前記指示に基づいて、対応する電装品の動作状態を制御
    する動作制御工程と、 を備えたことを特徴とする電装品制御方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の電装品制御方法におい
    て、 前記動作状態指示工程は、前記車両が走行状態にあるか
    否かを判別する走行状態判別工程と、 前記判別に基づいて前記車両が走行状態にある場合に動
    作状態とすべき電装品及び非動作状態とすべき電装品を
    指定する動作状態指定工程と、 前記判別及び前記指定に基づいて前記指示を行う指示出
    力工程と、 を備えたことを特徴とする電装品制御方法。
JP16486696A 1996-06-25 1996-06-25 電装品制御装置及び電装品制御方法 Pending JPH106886A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6510006B1 (en) 1998-12-07 2003-01-21 Olympus Optical Co., Ltd. Image-forming optical system
JP2013116694A (ja) * 2011-12-05 2013-06-13 Denso Corp 車両電源システム

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US6510006B1 (en) 1998-12-07 2003-01-21 Olympus Optical Co., Ltd. Image-forming optical system
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