JPH1068363A - リザーバタンクから内燃機関に燃料を供給するための装置 - Google Patents
リザーバタンクから内燃機関に燃料を供給するための装置Info
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- JPH1068363A JPH1068363A JP9116804A JP11680497A JPH1068363A JP H1068363 A JPH1068363 A JP H1068363A JP 9116804 A JP9116804 A JP 9116804A JP 11680497 A JP11680497 A JP 11680497A JP H1068363 A JPH1068363 A JP H1068363A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M69/00—Low-pressure fuel-injection apparatus ; Apparatus with both continuous and intermittent injection; Apparatus injecting different types of fuel
- F02M69/46—Details, component parts or accessories not provided for in, or of interest apart from, the apparatus covered by groups F02M69/02 - F02M69/44
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M37/00—Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M37/04—Feeding by means of driven pumps
- F02M37/08—Feeding by means of driven pumps electrically driven
- F02M37/10—Feeding by means of driven pumps electrically driven submerged in fuel, e.g. in reservoir
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- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/7722—Line condition change responsive valves
- Y10T137/7781—With separate connected fluid reactor surface
- Y10T137/7793—With opening bias [e.g., pressure regulator]
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- Y10T137/783—Reactor operatively connected to valve by mechanical movement
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 保持部材の組付け時に生じるばねの座屈を回
避して、プレッシャレギュレータの正確な調節を保証す
る。 【解決手段】 リザーバタンク１２の開口部２０を閉鎖
するための閉鎖部分２２に、保持部材６２が取付け可能
であり、この保持部材６２が、ダイヤフラムユニット４
８を負荷するばね５３に作用しかつ当該保持部材６２に
対して軸方向に運動可能な挿入部分５８を収容してい
る。
避して、プレッシャレギュレータの正確な調節を保証す
る。 【解決手段】 リザーバタンク１２の開口部２０を閉鎖
するための閉鎖部分２２に、保持部材６２が取付け可能
であり、この保持部材６２が、ダイヤフラムユニット４
８を負荷するばね５３に作用しかつ当該保持部材６２に
対して軸方向に運動可能な挿入部分５８を収容してい
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、リザーバタンクか
ら内燃機関に燃料を供給するための装置であって、開口
部を通じてリザーバタンクに導入可能な、リザーバタン
クに配置されたフィードポンプと、開口部を閉鎖するた
めの閉鎖部分とが設けられており、この閉鎖部分にプレ
ッシャレギュレータが配置されており、このプレッシャ
レギュレータが、フィードポンプの吐出側と、内燃機関
と、放圧室とに対する接続部を備えた圧力室を有してお
り、前記閉鎖部分が、プラスチックから成る、開口部を
閉鎖するフランジ状の基体を有しており、この基体に、
凹部が形成されており、この凹部に、圧力室と、放圧室
との接続部を形成する、基体に一体に形成された管片が
突入しており、圧力室としての凹部は、圧力室を形成す
るために、弾性変形可能なダイヤフラムユニットによっ
てカバーされており、このダイヤフラムユニットが、少
なくとも間接的に、前記管片に設けられた座部と協慟す
るようになっていて、しかも前記ダイヤフラムユニット
が、ばねによって前記管片の方向へ負荷されており、圧
力室内の規定の圧力が超過されると前記ダイヤフラムユ
ニットが、圧力室を放圧室に接続するために前記管片を
開放するようになっており、さらに前記ダイヤフラムユ
ニットが、基体に対して固定可能である形式のものに関
する。
ら内燃機関に燃料を供給するための装置であって、開口
部を通じてリザーバタンクに導入可能な、リザーバタン
クに配置されたフィードポンプと、開口部を閉鎖するた
めの閉鎖部分とが設けられており、この閉鎖部分にプレ
ッシャレギュレータが配置されており、このプレッシャ
レギュレータが、フィードポンプの吐出側と、内燃機関
と、放圧室とに対する接続部を備えた圧力室を有してお
り、前記閉鎖部分が、プラスチックから成る、開口部を
閉鎖するフランジ状の基体を有しており、この基体に、
凹部が形成されており、この凹部に、圧力室と、放圧室
との接続部を形成する、基体に一体に形成された管片が
突入しており、圧力室としての凹部は、圧力室を形成す
るために、弾性変形可能なダイヤフラムユニットによっ
てカバーされており、このダイヤフラムユニットが、少
なくとも間接的に、前記管片に設けられた座部と協慟す
るようになっていて、しかも前記ダイヤフラムユニット
が、ばねによって前記管片の方向へ負荷されており、圧
力室内の規定の圧力が超過されると前記ダイヤフラムユ
ニットが、圧力室を放圧室に接続するために前記管片を
開放するようになっており、さらに前記ダイヤフラムユ
ニットが、基体に対して固定可能である形式のものに関
する。
【０００２】
【従来の技術】このような形式の装置は、ドイツ連邦共
和国特許出願公開第４４０２２２４号明細書により公知
である。この公知の装置は、リザーバタンク内に配置さ
れたフィードポンプを有している。このフィードポンプ
はリザーバタンクに設けられた開口部を通じて導入可能
である。リザーバタンクに設けられた開口部は閉鎖部分
によって閉鎖可能であり、この閉鎖部分には、プレッシ
ャレギュレータが配置されている。このプレッシャレギ
ュレータは圧力室を有している。この圧力室は、フィー
ドポンプの吐出側と、内燃機関と、放圧管路とに対する
接続部を有している。前記閉鎖部分は、プラスチックか
ら成る、前記開口部を閉鎖するフランジ状の基体を有し
ている。この基体には凹部が形成されており、この凹部
には圧力室と放圧室との接続部を形成する、基体と一体
に形成された管片が突入している。基体の凹部は、圧力
室を形成するために、弾性変形可能なダイヤフラムによ
ってカバーされている。このダイヤフラムは、座部とし
て形成された前記管片の端部と直接に協慟する。このダ
イヤフラムは、ばねによって管片の方向へ負荷されてお
り、圧力室内の規定の圧力が超過されると、このダイヤ
フラムは、圧力室を放圧室に接続するために、前記管片
を開放する。このダイヤフラムは、基体に対して固定さ
れている。このような公知の構成では、保持部材を基体
に対して組み付ける際に、ばねの座屈が生じる恐れがあ
り、これにより、ダイヤフラムが、放圧室に突入した管
片に対する所定の整然とした位置から押しずらされるこ
とが判った。これよって、プレッシャレギュレータは不
密となり、ひいては正確な調節がもはや保証されなくな
る。
和国特許出願公開第４４０２２２４号明細書により公知
である。この公知の装置は、リザーバタンク内に配置さ
れたフィードポンプを有している。このフィードポンプ
はリザーバタンクに設けられた開口部を通じて導入可能
である。リザーバタンクに設けられた開口部は閉鎖部分
によって閉鎖可能であり、この閉鎖部分には、プレッシ
ャレギュレータが配置されている。このプレッシャレギ
ュレータは圧力室を有している。この圧力室は、フィー
ドポンプの吐出側と、内燃機関と、放圧管路とに対する
接続部を有している。前記閉鎖部分は、プラスチックか
ら成る、前記開口部を閉鎖するフランジ状の基体を有し
ている。この基体には凹部が形成されており、この凹部
には圧力室と放圧室との接続部を形成する、基体と一体
に形成された管片が突入している。基体の凹部は、圧力
室を形成するために、弾性変形可能なダイヤフラムによ
ってカバーされている。このダイヤフラムは、座部とし
て形成された前記管片の端部と直接に協慟する。このダ
イヤフラムは、ばねによって管片の方向へ負荷されてお
り、圧力室内の規定の圧力が超過されると、このダイヤ
フラムは、圧力室を放圧室に接続するために、前記管片
を開放する。このダイヤフラムは、基体に対して固定さ
れている。このような公知の構成では、保持部材を基体
に対して組み付ける際に、ばねの座屈が生じる恐れがあ
り、これにより、ダイヤフラムが、放圧室に突入した管
片に対する所定の整然とした位置から押しずらされるこ
とが判った。これよって、プレッシャレギュレータは不
密となり、ひいては正確な調節がもはや保証されなくな
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の装置を改良して、保持部材の組付け時に
生じるばねの座屈が回避され、ひいては、プレッシャレ
ギュレータの正確な調節が保証されているような装置を
提供することである。
で述べた形式の装置を改良して、保持部材の組付け時に
生じるばねの座屈が回避され、ひいては、プレッシャレ
ギュレータの正確な調節が保証されているような装置を
提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の構成では、閉鎖部分に、保持部材が取付け可
能であり、この保持部材が、前記ばねに作用しかつ当該
保持部材に対して軸方向に運動可能な挿入部分を収容し
ているようにした。
に本発明の構成では、閉鎖部分に、保持部材が取付け可
能であり、この保持部材が、前記ばねに作用しかつ当該
保持部材に対して軸方向に運動可能な挿入部分を収容し
ているようにした。
【０００５】
【発明の効果】リザーバタンクから内燃機関に燃料を供
給するための本発明による装置は、従来のものに比べて
次のような利点を持っている。すなわち、閉鎖部分に対
する保持部材の組付けを、ダイヤフラムに力が伝達され
ないように行うことができる。保持部材に対して軸方向
に運動可能である挿入部分に基づき、保持部材の組付け
時には、挿入部分が保持部材の組付け時に生じる力の影
響を受けずに配置可能となるように保持部材を配置する
ことができる。
給するための本発明による装置は、従来のものに比べて
次のような利点を持っている。すなわち、閉鎖部分に対
する保持部材の組付けを、ダイヤフラムに力が伝達され
ないように行うことができる。保持部材に対して軸方向
に運動可能である挿入部分に基づき、保持部材の組付け
時には、挿入部分が保持部材の組付け時に生じる力の影
響を受けずに配置可能となるように保持部材を配置する
ことができる。
【０００６】請求項２以下には、本発明の有利な構成が
記載されている。
記載されている。
【０００７】閉鎖部分に対して保持部材を固定するため
の螺合部の形成により、保持部材の正確な調節を行うこ
とができる。これによって、ダイヤフラムユニットに作
用するばね力が調節可能となる。これにより、開放圧の
精密な調節を行うことができる。この場合、開放圧の調
節過程において、挿入部分は、保持部材に対して抑えら
れるので、保持部材の固定時に、ねじりモーメントがば
ねを介してダイヤフラムユニットに伝達されることはな
い。
の螺合部の形成により、保持部材の正確な調節を行うこ
とができる。これによって、ダイヤフラムユニットに作
用するばね力が調節可能となる。これにより、開放圧の
精密な調節を行うことができる。この場合、開放圧の調
節過程において、挿入部分は、保持部材に対して抑えら
れるので、保持部材の固定時に、ねじりモーメントがば
ねを介してダイヤフラムユニットに伝達されることはな
い。
【０００８】請求項３に記載の構成により、保持部材が
閉鎖部分から自動的に緩むことを防止することができ
る。
閉鎖部分から自動的に緩むことを防止することができ
る。
【０００９】請求項６に記載の有利な構成、つまり、ダ
イヤフラムユニットを固定するための別個のリング部材
を設けることにより、保持部材を閉鎖部分に対して組み
付ける前に、ダイヤフラムユニットが閉鎖部材に対して
固定可能となることを達成することができる。これによ
って、ダイヤフラムユニットは、放圧室に通じた管片に
対して、規定された位置に位置決め可能となり、かつ閉
鎖部分に対して固定可能となるので、放圧室に通じた管
片に対して、ダイヤフラムユニットの、密に閉じた配置
が与えられている。
イヤフラムユニットを固定するための別個のリング部材
を設けることにより、保持部材を閉鎖部分に対して組み
付ける前に、ダイヤフラムユニットが閉鎖部材に対して
固定可能となることを達成することができる。これによ
って、ダイヤフラムユニットは、放圧室に通じた管片に
対して、規定された位置に位置決め可能となり、かつ閉
鎖部分に対して固定可能となるので、放圧室に通じた管
片に対して、ダイヤフラムユニットの、密に閉じた配置
が与えられている。
【００１０】請求項８に記載の構成により、閉鎖部分に
対する保持部材の全調節過程にわたって、挿入部分に設
けられた案内区分が、保持部材の開口部、つまり当該案
内区分が導入される開口部に対して、間隔を置いて配置
可能となるので、保持部材は、挿入部分へ、ひいてはダ
イヤフラムユニットへ力を伝達することなしに閉鎖部分
に対して固定可能となる。
対する保持部材の全調節過程にわたって、挿入部分に設
けられた案内区分が、保持部材の開口部、つまり当該案
内区分が導入される開口部に対して、間隔を置いて配置
可能となるので、保持部材は、挿入部分へ、ひいてはダ
イヤフラムユニットへ力を伝達することなしに閉鎖部分
に対して固定可能となる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
面につき詳しく説明する。
【００１２】図１は、リザーバタンク１２から内燃機関
１０に燃料を供給するための装置を簡略に図示してい
る。この装置はフィードポンプ１４を有しており、この
フィードポンプ１４はリザーバタンク１２内に配置され
ており、このリザーバタンク１２内に保持されている
（図示しない）。フィードポンプ１４は任意に形成され
ていてよい。このフィードポンプ１４は吸込み側で、リ
ザーバタンク１２内の燃料溜め１６から燃料を吸入す
る。リザーバタンク１２は、壁１８に開口部２０を有し
ている。この開口部２０を通じてフィードポンプ１４を
導入することができる。開口部２０は、フィードポンプ
１４の導入後に、閉鎖部分２２によって閉鎖可能であ
り、この閉鎖部分２２を通って、フィードポンプ１４の
吐出側と内燃機関１０とを接続するための管路が案内さ
れている。フィードポンプ１４の吐出側と閉鎖部分２２
との接続路内に燃料フィルタ２４を配置することができ
る。
１０に燃料を供給するための装置を簡略に図示してい
る。この装置はフィードポンプ１４を有しており、この
フィードポンプ１４はリザーバタンク１２内に配置され
ており、このリザーバタンク１２内に保持されている
（図示しない）。フィードポンプ１４は任意に形成され
ていてよい。このフィードポンプ１４は吸込み側で、リ
ザーバタンク１２内の燃料溜め１６から燃料を吸入す
る。リザーバタンク１２は、壁１８に開口部２０を有し
ている。この開口部２０を通じてフィードポンプ１４を
導入することができる。開口部２０は、フィードポンプ
１４の導入後に、閉鎖部分２２によって閉鎖可能であ
り、この閉鎖部分２２を通って、フィードポンプ１４の
吐出側と内燃機関１０とを接続するための管路が案内さ
れている。フィードポンプ１４の吐出側と閉鎖部分２２
との接続路内に燃料フィルタ２４を配置することができ
る。
【００１３】図２は、閉鎖部分２２の本発明による構成
を図示している。この閉鎖部分２２は、射出成形により
プラスチックから形成されたフランジ状の基体３０を有
しており、この基体３０は、リザーバタンク１２に設け
られた開口部２０を遮蔽している。閉鎖部分２２の外縁
部と、リザーバタンク１２の壁１８との間にはシール部
材を配置することができる。閉鎖部分２２はリザーバタ
ンク１２に固定されている（固定形式は図示しない）。
を図示している。この閉鎖部分２２は、射出成形により
プラスチックから形成されたフランジ状の基体３０を有
しており、この基体３０は、リザーバタンク１２に設け
られた開口部２０を遮蔽している。閉鎖部分２２の外縁
部と、リザーバタンク１２の壁１８との間にはシール部
材を配置することができる。閉鎖部分２２はリザーバタ
ンク１２に固定されている（固定形式は図示しない）。
【００１４】以下の説明において、閉鎖部分２２では次
のような位置規定が適用される。すなわち、「内方」と
はリザーバタンク１２の内部へ向かう方向を意味し、
「外方」とはリザーバタンク１２の外部へ向かう方向を
意味する。
のような位置規定が適用される。すなわち、「内方」と
はリザーバタンク１２の内部へ向かう方向を意味し、
「外方」とはリザーバタンク１２の外部へ向かう方向を
意味する。
【００１５】基体３０には、内方へ向けられた接続管片
３３が一体成形されており、この接続管片３３には、フ
ィードポンプ１４の吐出側との接続のための管路３４が
接続可能である。基体３０には、さらに外方に向かって
別の接続管片３７が突設されており、この接続管片３７
には、内燃機関１０との接続のための管路３９が接続可
能である。両接続管片３３,３７は、基体３０に形成さ
れた通路３５,３６を通じて互いに接続されている。接
続管片３３の通路３５は、開口部２０が配置されている
平面２１に対してほぼ直角に延びている。接続管片３７
の通路３６は、この平面２１から外方に向かって離れる
方向で傾けられて延びている。この通路３６は、２つの
孔４１,４２を介して凹部４３に開口している。凹部４
３は、開口部２０が配置されている平面２１に平行な横
断面で見て円形または角形に形成されていてよい。凹部
４３の中央では、基体３０に管片４５が配置されてい
る。この管片４５は接続管片４６を一体に有しており、
この接続管片４６には管路を接続することができる。管
片４５は、外方に向かって座部４７を有しており、この
座部４７は、ダイヤフラムユニット４８によって閉鎖さ
れている。このダイヤフラムユニット４８はダイヤフラ
ム４９を有しており、このダイヤフラム４９の、内方へ
向いた側には皿形板５１が配置されている。この皿形板
５１は、閉鎖位置で座部４７に載着して管片４５を密に
閉鎖する。皿形板５１とは反対の側には、外方に向かっ
て別の皿形板５２が配置されており、この皿形板５２は
ばね５３を受け止めている。
３３が一体成形されており、この接続管片３３には、フ
ィードポンプ１４の吐出側との接続のための管路３４が
接続可能である。基体３０には、さらに外方に向かって
別の接続管片３７が突設されており、この接続管片３７
には、内燃機関１０との接続のための管路３９が接続可
能である。両接続管片３３,３７は、基体３０に形成さ
れた通路３５,３６を通じて互いに接続されている。接
続管片３３の通路３５は、開口部２０が配置されている
平面２１に対してほぼ直角に延びている。接続管片３７
の通路３６は、この平面２１から外方に向かって離れる
方向で傾けられて延びている。この通路３６は、２つの
孔４１,４２を介して凹部４３に開口している。凹部４
３は、開口部２０が配置されている平面２１に平行な横
断面で見て円形または角形に形成されていてよい。凹部
４３の中央では、基体３０に管片４５が配置されてい
る。この管片４５は接続管片４６を一体に有しており、
この接続管片４６には管路を接続することができる。管
片４５は、外方に向かって座部４７を有しており、この
座部４７は、ダイヤフラムユニット４８によって閉鎖さ
れている。このダイヤフラムユニット４８はダイヤフラ
ム４９を有しており、このダイヤフラム４９の、内方へ
向いた側には皿形板５１が配置されている。この皿形板
５１は、閉鎖位置で座部４７に載着して管片４５を密に
閉鎖する。皿形板５１とは反対の側には、外方に向かっ
て別の皿形板５２が配置されており、この皿形板５２は
ばね５３を受け止めている。
【００１６】ダイヤフラム４９は、縁部領域においてリ
ング部材５４を介して基体３０に対して固定されてい
る。リング部材５４はプラスチックから形成されている
と有利である。ダイヤフラム４９の縁部領域が基体３０
の肩部５６に位置決めされた後に、リング部材５４が肩
部５６に対して位置決めされている。リング部材５４は
超音波または摩擦溶着によって基体３０に固定されてい
る。また基体３０において、接着または別形式の位置固
定を行うこともできる。
ング部材５４を介して基体３０に対して固定されてい
る。リング部材５４はプラスチックから形成されている
と有利である。ダイヤフラム４９の縁部領域が基体３０
の肩部５６に位置決めされた後に、リング部材５４が肩
部５６に対して位置決めされている。リング部材５４は
超音波または摩擦溶着によって基体３０に固定されてい
る。また基体３０において、接着または別形式の位置固
定を行うこともできる。
【００１７】ダイヤフラムユニット４８が基体３０に対
して固定された後に、皿形板５２にばね５３が載設され
る。ばね５３の、外方に向いた端部には挿入部分５８が
配置されている。この挿入部分５８は、ばね５３をセン
タリングして取り付けるためのばね受け５９を有してい
る。ばね受け５９には外方に向いた案内区分６１が配置
されており、この案内区分６１は円筒状に形成されてい
ると有利である。
して固定された後に、皿形板５２にばね５３が載設され
る。ばね５３の、外方に向いた端部には挿入部分５８が
配置されている。この挿入部分５８は、ばね５３をセン
タリングして取り付けるためのばね受け５９を有してい
る。ばね受け５９には外方に向いた案内区分６１が配置
されており、この案内区分６１は円筒状に形成されてい
ると有利である。
【００１８】ダイヤフラムユニット４８、ばね５３およ
びばね５３に対して配置可能な挿入部分５８は、保持部
材６２によって取り囲まれていて、基体３０に対して位
置固定されている。保持部材６２はキャップとして形成
されている。この保持部材６２は、長手方向軸線に開口
部６３を有しており、この開口部６３には挿入部分５８
の案内区分６１が、軸方向に運動可能に配置されてい
る。保持部材６２の、内方に向いた端部にはねじ山が設
けられており、このねじ山は、基体３０に肩部５６に対
して同軸的に配置されたねじ山区分に螺合して、螺合部
６４を形成する。保持部材６２は金属から形成されてい
る。保持部材６２はプラスチックからも形成可能であ
る。螺合部６４は、戻り止め式のねじ山として形成され
ているので、保持部材６２の自動的な緩みは防止されて
いる。
びばね５３に対して配置可能な挿入部分５８は、保持部
材６２によって取り囲まれていて、基体３０に対して位
置固定されている。保持部材６２はキャップとして形成
されている。この保持部材６２は、長手方向軸線に開口
部６３を有しており、この開口部６３には挿入部分５８
の案内区分６１が、軸方向に運動可能に配置されてい
る。保持部材６２の、内方に向いた端部にはねじ山が設
けられており、このねじ山は、基体３０に肩部５６に対
して同軸的に配置されたねじ山区分に螺合して、螺合部
６４を形成する。保持部材６２は金属から形成されてい
る。保持部材６２はプラスチックからも形成可能であ
る。螺合部６４は、戻り止め式のねじ山として形成され
ているので、保持部材６２の自動的な緩みは防止されて
いる。
【００１９】前記の構造は、ダイヤフラムユニット４８
の開放圧が基体３０に対する保持部材６２の位置に関連
して調節可能となるプレッシャレギュレータである。保
持部材６２の組付け時には、挿入部分５８が力Ｆで負荷
されるので、案内区分６１の、外側に位置する部分は保
持部材６２の開口部６３に対して間隔を置いて配置され
ている。これにより、調節過程時もしくは基体３０に対
する保持部材６２の固定時および位置決め時には、ダイ
ヤフラムユニット４８をねじりモーメントの作用から離
隔することができる。したがって、リング部材５４によ
って既に固定されたダイヤフラムユニット４８はねじり
モーメントの影響を受けずに済むようになるので、外方
に突出している管片４５に対するダイヤフラムユニット
４８の密な配置が維持される。
の開放圧が基体３０に対する保持部材６２の位置に関連
して調節可能となるプレッシャレギュレータである。保
持部材６２の組付け時には、挿入部分５８が力Ｆで負荷
されるので、案内区分６１の、外側に位置する部分は保
持部材６２の開口部６３に対して間隔を置いて配置され
ている。これにより、調節過程時もしくは基体３０に対
する保持部材６２の固定時および位置決め時には、ダイ
ヤフラムユニット４８をねじりモーメントの作用から離
隔することができる。したがって、リング部材５４によ
って既に固定されたダイヤフラムユニット４８はねじり
モーメントの影響を受けずに済むようになるので、外方
に突出している管片４５に対するダイヤフラムユニット
４８の密な配置が維持される。
【００２０】したがって、まずダイヤフラムユニット４
８が基体３０に対して固定可能となり、次いで保持部材
６２の取付けによって完成されるような、プレッシャレ
ギュレータの配置構成に基づき、保持部材６２を基体３
０に対して調節する際に、ばねの座屈を防止することの
できる装置が提供されている。したがってダイヤフラム
４９が一方向に押しずらされる恐れがなくなり、これに
よって、管片４５に対するダイヤフラムユニット４８の
密な配置を保証することができる。
８が基体３０に対して固定可能となり、次いで保持部材
６２の取付けによって完成されるような、プレッシャレ
ギュレータの配置構成に基づき、保持部材６２を基体３
０に対して調節する際に、ばねの座屈を防止することの
できる装置が提供されている。したがってダイヤフラム
４９が一方向に押しずらされる恐れがなくなり、これに
よって、管片４５に対するダイヤフラムユニット４８の
密な配置を保証することができる。
【００２１】挿入部分５８は、保持部材６２の、ねじり
モーメントのない固定のために案内区分６１を有してい
る。この案内区分６１の長さは、案内区分６１が保持部
材６２の開口部６３から所定の量だけ突出するように設
定されており、これにより保持部材６２の取付け時に挿
入部材５８をばね力に抗して負荷する際に、案内区分６
１の、外方へ向いた部分が、保持部材６２の開口部６３
の内縁部から間隔を置いて配置されることが保証されて
いる。
モーメントのない固定のために案内区分６１を有してい
る。この案内区分６１の長さは、案内区分６１が保持部
材６２の開口部６３から所定の量だけ突出するように設
定されており、これにより保持部材６２の取付け時に挿
入部材５８をばね力に抗して負荷する際に、案内区分６
１の、外方へ向いた部分が、保持部材６２の開口部６３
の内縁部から間隔を置いて配置されることが保証されて
いる。
【００２２】基体３０に対する保持部材６２の固定は、
別の固定形式および別の固定技術によっても行うことが
できる。螺合部６４を設けることは構造的に単純な構成
であると同時に、正確な調節をも可能にする構成であ
る。付加的に、ねじ山のピッチの選択により、非常に微
妙な調節手段を提供することもできる。
別の固定形式および別の固定技術によっても行うことが
できる。螺合部６４を設けることは構造的に単純な構成
であると同時に、正確な調節をも可能にする構成であ
る。付加的に、ねじ山のピッチの選択により、非常に微
妙な調節手段を提供することもできる。
【図１】リザーバタンクから内燃機関に燃料を供給する
ための装置の概略図である。
ための装置の概略図である。
【図２】本発明による装置で使用されるプレッシャレギ
ュレータの概略的な横断面図である。
ュレータの概略的な横断面図である。
１０ 内燃機関、 １２ リザーバタンク、 １４ フ
ィードポンプ、 １６燃料溜め、 １８ 壁、 ２０
開口部、 ２１ 平面、 ２２ 閉鎖部分、２４ 燃料
フィルタ、 ３０ 基体、 ３３ 接続管片、 ３４
管路、 ３５ 通路、 ３６ 通路、 ３７ 接続管
片、 ３９ 管路、 ４１ 孔、 ４２ 孔、 ４３
凹部、 ４５ 管片、 ４６ 接続管片、 ４７ 座
部、 ４８ ダイヤフラムユニット、 ４９ ダイヤフ
ラム、 ５１, ５２ 皿形板、５３ ばね、 ５４ リ
ング部材、 ５６ 肩部、 ５８ 挿入部分、 ５９ば
ね受け、 ６１ 案内区分、 ６２ 保持部材、 ６３
開口部、 ６４ 螺合部、 Ｆ 力
ィードポンプ、 １６燃料溜め、 １８ 壁、 ２０
開口部、 ２１ 平面、 ２２ 閉鎖部分、２４ 燃料
フィルタ、 ３０ 基体、 ３３ 接続管片、 ３４
管路、 ３５ 通路、 ３６ 通路、 ３７ 接続管
片、 ３９ 管路、 ４１ 孔、 ４２ 孔、 ４３
凹部、 ４５ 管片、 ４６ 接続管片、 ４７ 座
部、 ４８ ダイヤフラムユニット、 ４９ ダイヤフ
ラム、 ５１, ５２ 皿形板、５３ ばね、 ５４ リ
ング部材、 ５６ 肩部、 ５８ 挿入部分、 ５９ば
ね受け、 ６１ 案内区分、 ６２ 保持部材、 ６３
開口部、 ６４ 螺合部、 Ｆ 力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンスガー ザイツ ドイツ連邦共和国 ノイハウゼン ルーペ ルト−マイヤー−シュトラーセ 10 (72)発明者 アルベルト ゲルハルト ドイツ連邦共和国 タム ウーラッハー ヴェーク １
Claims (8)
- 【請求項１】 リザーバタンク（１２）から内燃機関に
燃料を供給するための装置であって、開口部（２０）を
通じてリザーバタンク（１２）に導入可能な、リザーバ
タンク（１２）に配置されたフィードポンプ（１４）
と、開口部（２０）を閉鎖するための閉鎖部分（２２）
とが設けられており、この閉鎖部分（２２）にプレッシ
ャレギュレータが配置されており、このプレッシャレギ
ュレータが、フィードポンプ（１４）の吐出側と、内燃
機関（１０）と、放圧室（１２）とに対する接続部を備
えた圧力室（４３）を有しており、前記閉鎖部分（２
２）が、プラスチックから成る、開口部（２０）を閉鎖
するフランジ状の基体（３０）を有しており、この基体
（３０）に、凹部（４３）が形成されており、この凹部
（４３）に、圧力室（４３）と、放圧室（１２）との接
続部を形成する、基体（３０）に一体に形成された管片
（４５）が突入しており、前記凹部（４３）が、圧力室
を形成するために、弾性変形可能なダイヤフラムユニッ
ト（４８）によってカバーされており、このダイヤフラ
ムユニット（４８）が、少なくとも間接的に、前記管片
（４５）設けられた座部（４７）と協慟するようになっ
ていて、しかも前記ダイヤフラムユニット（４８）が、
ばね（５３）によって前記管片（４５）の方向へ負荷さ
れており、圧力室内の規定の圧力が超過されると前記ダ
イヤフラムユニット（４８）が、圧力室を放圧室（１
２）に接続するために前記管片（４５）を開放するよう
になっており、さらに前記ダイヤフラムユニット（４
８）が、基体（３０）に対して固定可能である形式のも
のにおいて、閉鎖部分（２２）に、保持部材（６２）が
取付け可能であり、この保持部材（６２）が、前記ばね
（５３）に作用しかつ当該保持部材（６２）に対して軸
方向に運動可能な挿入部分（５８）を収容していること
を特徴とする、内燃機関に燃料を供給するための装置。 - 【請求項２】 保持部材（６２）が、螺合部（６４）を
介して、閉鎖部分（２２）に固定可能である、請求項１
記載の装置。 - 【請求項３】 螺合部（６４）が、戻り止め式のねじ山
として形成されている、請求項２記載の装置。 - 【請求項４】 ダイヤフラムユニット（４８）の開放圧
が、閉鎖部分（２２）に対する保持部材（６２）の位置
に関連して調節可能である、請求項１から３までのいず
れか１項記載の装置。 - 【請求項５】 保持部材（６２）が、プラスチックまた
は金属から形成されている、請求項１から４までのいず
れか１項記載の装置。 - 【請求項６】 保持部材（６２）を固定する前に、ダイ
ヤフラムユニット（４８）が閉鎖部分（２２）に対し
て、別個のリング部材（５４）によって配置可能であ
る、請求項１から５までのいずれか１項記載の装置。 - 【請求項７】 挿入部分（５８）が、ばね（５３）を受
け止めるばね受け（５９）と、保持部材（６２）に設け
られた開口部（６３）に配置可能な案内区分（６１）と
を有している、請求項１記載の装置。 - 【請求項８】 挿入部分（５８）が、保持部材（６２）
の開口部（６３）から突出している案内区分（６１）を
有しており、この案内区分（６１）の長さが、保持部材
（６２）の組付け時に挿入部分（５８）のばね受け（５
９）が保持部材（６２）の開口部（６３）に対して間隔
を置いて配置可能となるように形成されている、請求項
７記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19618647A DE19618647A1 (de) | 1996-05-09 | 1996-05-09 | Vorrichtung zum Versorgen einer Brennkraftmaschine mit Kraftstoff aus einem Vorratsbehälter |
| DE19618647.1 | 1996-05-09 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1068363A true JPH1068363A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=7793813
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9116804A Abandoned JPH1068363A (ja) | 1996-05-09 | 1997-05-07 | リザーバタンクから内燃機関に燃料を供給するための装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5720263A (ja) |
| JP (1) | JPH1068363A (ja) |
| DE (1) | DE19618647A1 (ja) |
| FR (1) | FR2748528B1 (ja) |
| IT (1) | IT1291660B1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014141940A (ja) * | 2013-01-24 | 2014-08-07 | Kyosan Denki Co Ltd | 圧力調整弁装置 |
| JP2017137776A (ja) * | 2016-02-01 | 2017-08-10 | テイケイ気化器株式会社 | 燃料噴射装置 |
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| DE102013223010A1 (de) * | 2013-11-12 | 2015-05-13 | Robert Bosch Gmbh | Ventilanordnung für Kraftstofffördersystem |
Family Cites Families (14)
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-
1996
- 1996-05-09 DE DE19618647A patent/DE19618647A1/de not_active Withdrawn
-
1997
- 1997-03-14 US US08/818,798 patent/US5720263A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-04-24 IT IT97MI000967A patent/IT1291660B1/it active IP Right Grant
- 1997-05-07 FR FR9705649A patent/FR2748528B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1997-05-07 JP JP9116804A patent/JPH1068363A/ja not_active Abandoned
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FR2748528B1 (fr) | 1999-04-16 |
| US5720263A (en) | 1998-02-24 |
| IT1291660B1 (it) | 1999-01-19 |
| ITMI970967A0 (ja) | 1997-04-24 |
| DE19618647A1 (de) | 1997-11-13 |
| FR2748528A1 (fr) | 1997-11-14 |
| ITMI970967A1 (it) | 1998-10-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040507 |
|
| A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20050307 |