JPH1066671A - ぞうきん及びその製造方法 - Google Patents

ぞうきん及びその製造方法

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JPH1066671A
JPH1066671A JP27979496A JP27979496A JPH1066671A JP H1066671 A JPH1066671 A JP H1066671A JP 27979496 A JP27979496 A JP 27979496A JP 27979496 A JP27979496 A JP 27979496A JP H1066671 A JPH1066671 A JP H1066671A
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JP
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cover
front cover
cloth
floorcloth
opening
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JP27979496A
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Noi Katou
ノイ 加藤
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  • Body Washing Hand Wipes And Brushes (AREA)
  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 拭き布を複数枚重ねたぞうきんにおいて、そ
の拭き布を裏返し易くし、ぞうきんに挿入する手を汚さ
ず、次々と新しい拭き布が使えるようにする。 【解決手段】 ぞうきんの芯となる基部(5)と表カバ
ー(1)及び複数枚の拭き布(4)が重なり合うぞうき
んにおいて、その表カバー(1)に切れ目を設けて基部
(5)と表カバー(1)との間に手や指等ご差し込める
開口部(2)を形成する。そして、この開口部(2)の
縁より連続する突出カバー(3)を設けたぞうきんにす
る。このぞうきんを製造するときに、表カバー(1)と
突出カバー(3)とを一体物とし、その突出カバー
(3)を開口部(2)の両端より内側に折り畳んだ状態
にしてから外縁部分(6)を結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、袋状のぞうきん
における手や指などを挿入する開口部に、挿入する手や
指、それに挿入して開口部から外に出ている手首などが
汚れた拭き布と接触することを防ぐカバーを設けた、ぞ
うきん及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の拭き布を重ね合せ、その周
囲の一部を除いて縫い合せ等によって一体化し、一体化
されていない箇所を手挿入口とした使いすて空拭き雑き
んの実開平2−8356号があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の複数枚の拭き布
による袋状のぞうきんは、汚れた面を裏返しにした状態
では化学ぞうきんの手挿入口側になる縁が保持布の間に
挿入している手首と接触し、手を汚すことになる。ま
た、汚れた化学ぞうきんの面をめくり上げる様にして裏
返すときに、グローブ状とした親指部分が裏返りにくい
欠点もあった。この発明が解決しようとする課題は、開
口部から外に出ている手首や開口部に挿入しようとする
手が汚れた拭き布やその縁と接触することを防ぐにはど
のようなものにするかという点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、表カバー
(1)の中央部分に設けた開口部(2)の縁より連続す
る突出カバー(3)を設けたものとしている。そして、
拭き布(4)は中央部分で上下に切り別れていて、その
どちらかの拭き布(4)を使い、汚れた拭き布(4′)
を裏返すことでその拭き布(4′)の縁が開口部(2)
に接近する。しかし、開口部(2)の縁から連続する突
出カバー(3)によって汚れた拭き布(4′)の縁は、
手や手首と接触することができない。また、基部(5)
と表カバー(1)との間に手を差し込むときにも、汚れ
た拭き布(4′)が突出カバー(3)の外側となってい
るので、突出カバー(3)の内側へ差し込む手や手首は
汚れない。拭き布(4)の接合していない辺を中央部分
で交互に重ね合せた拭き布(4)の大きいものでは、汚
れて裏返した拭き布(4′)が開口部(2)を覆うこと
になる。しかし、開口部(2)から挿入した手によって
突出カバー(3)を直立状態にし、この突出カバー
(3)が裏返した拭き布(4′)の端を押し縮めること
になる。また、突出カバー(3)の長さによっても、汚
れた拭き布(4′)を手や手首にとどかないものとして
いる。
【0005】開口部(2)から連続する突出カバー
(3)を設ける方法としては、開口部(2)の縁と突出
カバー(3)の下端とをホックや面ファスナー等による
着脱可能は手段を設ける方法や縫着する固着方法などが
ある。しかし、簡単な方法としては、基部(5)と表カ
バー(1)及び複数枚の拭き布(4)を重ね合せた外縁
部分(6)を、ミシンで一周分だけ縫着することで突出
カバー(3)が設けられる方法がある。それは、表カバ
ー(1)と突出カバー(3)とを連続した一体物とし、
その突出カバー(3)を開口部(2)の両端より内側に
折り畳んだ状態として縫着すると、突出カバー(3)が
外縁部分(6)に縫着されることなく直立状態などの動
きが可能となり、外縁部分(6)を縫着する一つの工程
で突出カバー(3)も同時に設けることができる方法で
ある。縫着以外に溶着等による結合方法もある。
【0006】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態につき、本発明
のぞうきんを図1と図2に基づいて説明をする。図1は
斜視図である。図2は縦断面図である。本発明に係るぞ
うきんは、ぞうきんの芯部となる基部(5)の上面にそ
の上面を覆う表カバー(1)を設け、その表カバー
(1)には中央部分で切れ目による基部(5)と表カバ
ー(1)との間に手を差し入れる開口部(2)を設けて
いる。この開口部(2)の上下の縁からは、表カバー
(1)と一体で表カバー(1)を引き延ばした状態の上
下二枚の突出カバー(3)を連続したものとしている。
この基部(5)の下面には、複数枚の拭き布(4)を基
部(5)の長さより短かくし、基部(5)の上端と下端
とからその短かくした拭き布(4)を交互に重ね合せ、
基部(5)の中央部分で上端からと下端からとの拭き布
(4)の一端が重なり合ったものにしている。このよう
にして拭き布(4)と基部(5)及び表カバー(1)と
が重なり合ったものの外縁部分(6)をミシン等によっ
て縫着し、三者を一体としている。縫着する他に熱によ
る溶着等も可能である。
【0007】この三者を一体として外縁部分(6)を縫
着するときに、二つの突出カバー(3)を開口部(2)
の両端から内側に折り畳んだ状態にしてミシン掛けをす
ると、突出カバー(3)を外縁部分(6)に縫着して突
出カバー(3)の直立状態などにする動きを止めてしま
うことがない。このようにして製造したぞうきんは、そ
の外縁部分(6)の端が毛羽立った切りっぱなしの状態
となっている。この端がほぐれ易い切りっぱなしでな
く、内側に折り畳んだ状態のものにするには、基部
(5)を一番下に置き、その上に複数枚で交互に重なり
合っている拭き布(4)を重ねて置く。そして、表カバ
ー(1)に連続している突出カバー(3)を折り返した
状態にし、その上下二枚の表カバー(1)にできた折り
返し辺を中央部分で合わせた状態として複数枚の拭き布
(4)の上に重ねる。このとき、突出カバー(3)の両
先端角部(7)を開口部(2)の縁と接触するように折
り曲げると、突出カバー(3)が開口部(2)の両端よ
り内側に折り畳んだ状態となる。このように、下から基
部(5)、重ね合せた拭き布(4)、突出カバー(3)
を内側に折り畳んだ表カバー(1)と重ねたものの外縁
部分(6)を縫着して一体化する。それから、上下の表
カバー(1)を裏返しにして基部(5)の上に反転させ
ると、拭き布(4)が外側に出て、ぞうきんの端は折り
返しとなり、縫着した糸が見えず、切り端の糸や毛羽立
ったものもなく、角丸となって見た目に優しいものとな
る。裏返したときに、突出カバー(3)は内側に入り込
んだものとなるが、開口部(2)から外に引き出すこと
が簡単にできるものである。この二つの突出カバー
(3)は、その左右となる両側の辺を接合して筒状の突
出カバー(3)とすることができる。ここの接合は、縫
着、接着、ホック等の掛合などが可能である。
【0008】他の実施の形態としては、図3に示すよう
に上下の角を取って丸味のあるひょうたん形にしたもの
である。そして、二つの突出カバー(3)の開口部
(2)寄りや上辺寄りに筒部(8)や複数の孔(9)を
設け、その筒部(8)や孔(9)にゴム紐(10)を通
して輪にし、そのゴム紐で縮み状態の開口部(2)とす
るものである。これは、腕カバーや主婦が使う割ほう着
の袖口に似せたものである。
【0009】拭き布(4)を中央部分で交互に重なり合
う長さとしていることは、中央部分で重なり合わない状
態の拭き布(4)の長さの短いものより拭き仕事をする
面積を大きくするものである。拭き布(4)を大きくし
たり小さくしたりすることは使用目的によって自由であ
る。ぞうきんの形状は、四角、ひょうたん形などと自由
に形成することができる。表カバー(1)と基部(5)
とを、洗浄液やクリーナー剤、それにワックス等の液状
のものがしみ出したり通過したりしない素材のものを使
用することは、考えられる。しかし、拭き布(4)の片
面に洗浄液などの液体が通過しない素材を接着した様々
なものを拭き布(4)として使用してもよい。これがコ
スト高となったり、使用目的によって選ぶことの煩雑さ
に課題がある。この課題を解決するものとして、使用す
る拭き布(4)の裏側に差し入れて挟み込める中敷シー
トを使うことが考えられる。
【0010】この中敷シートは洗浄液やその他の化学液
剤等を通過させない柔軟な素材によって形成し、拭き布
(4)の下に差し込んで使用するものである。この中敷
シートを使用することによって、中敷シートの内側とな
る次の拭き布(4)には使用した拭き布(4)の汚れや
洗浄液などが移って汚れることがない。したがって、裏
返した後に出る拭き布(4)は、新しい拭き布(4)の
ままで使用することができる。また、汚れた拭き布
(4)を裏返しにするとき、中敷シートの内側に手を入
れて中敷シートと一諸に汚れた拭き布(4)を反転させ
れば、反転させる手は汚れることがない。反転して外に
出た中敷シートは、次の拭き布(4)の内側に差し込ん
で使用することができる。
【0011】拭き布(4)は、目的や使用方法等によっ
て様々な素材を、用いることが考えられる。例えば、自
動車のワックス掛けとしてはスポンジやフェルトなどの
拭き布(4)にしたり、食器などのふきんとしては綿や
吸水性を良くした特殊加工繊維による布にしたりするこ
となどが考えられる。また、使用目的としては、医療
用、化粧用、老人介護用、タオル、たわし、モップ、紙
クロス、化学ぞうきん、化学たわし、メガネ拭き、窓ガ
ラス拭きなどと多くのことが考えられる。拭き布(4)
の素材は、超極細繊維、抗菌性、不織布などと次々と開
発されるものを使用することが考えられる。
【0012】
【発明の効果】この発明に係るぞうきんは、開口部
(2)から挿入する手や手首が汚れない。また、汚れた
拭き布(4)を裏返すときにも、その手を汚さないこと
ができる。拭き布(4)が複数枚重ねてあるので、拭き
布(4)が汚れたときに新しい拭き布(4)を表に出す
ことがすぐにでき、複数枚の厚さでクッション性があっ
て使い易い。それに、狭いところへ差し込んで拭いて
も、手や手首がすり傷を作らず安全である。ミント型の
ように拭き布の指先部分は使い易いが手首寄りが使いに
くいということがなく、全面が使い易いものとしてい
る。すべての拭き布(4)が汚れたときに、そのぞうき
ん全体を洗濯して再度使用できるものにすることができ
る。一つの袋状のぞうきんなので、拭き布(4)を裏返
し易い。裏返した拭き布(4)の面も拭き作業に使え、
上下に重なり合う拭き布(4)を交互に使用ができ、最
多四面が使える。左右どちら側の手でも使用することが
でき、挿入した手が必要に応じて向きを自由に変えられ
て作業性を良いものにしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】ぞうきんの斜視図である。
【図2】ぞうきんの縦断面図である。
【図3】ひょうたん形としたぞうきんの斜視図である。
【図4】製造方法における突出カバーの折り畳み状態を
示す正面図である。
【図5】ぞうきんの使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】 1 表カバー 2 開口部 3 突出カバー 4 拭き布 5 基部 6 外縁部分

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ぞうきんの芯となる基部(5)と表カバ
    ー(1)及び複数枚の拭き布(4)が重なり合う周囲と
    なる外縁部分(6)を接合し、その表カバー(1)に切
    れ目を設けて基部(5)と表カバー(1)との間に手や
    指等が差し込める開口部(2)を形成し、その開口部
    (2)の縁より連続する突出カバー(3)を設けて袋状
    のぞうきんとしたものであるぞうきん。
  2. 【請求項2】 表カバー(1)と突出カバー(3)とを
    一体物とし、その突出カバー(3)を開口部(2)の両
    端より内側に折り畳んだ状態にしてから、表カバー
    (1)、基部(5)及び拭き布(4)とが重なり合う外
    縁部分(6)を結合によって三者を接合するぞうきんの
    製造方法。
JP27979496A 1996-08-27 1996-08-27 ぞうきん及びその製造方法 Pending JPH1066671A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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