JPH106611A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

Info

Publication number
JPH106611A
JPH106611A JP15787396A JP15787396A JPH106611A JP H106611 A JPH106611 A JP H106611A JP 15787396 A JP15787396 A JP 15787396A JP 15787396 A JP15787396 A JP 15787396A JP H106611 A JPH106611 A JP H106611A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
harness
side connector
head
recording head
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15787396A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Nakamura
稔 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Graphic Communication Systems Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Graphic Communication Systems Inc filed Critical Matsushita Graphic Communication Systems Inc
Priority to JP15787396A priority Critical patent/JPH106611A/ja
Publication of JPH106611A publication Critical patent/JPH106611A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録ヘッド1を走査移動させる際に記録ヘッ
ド1とハーネス3との接続部分に生じ勝ちなハーネスの
断線やコネクタ抜け等のトラブルを防止する。 【解決手段】 記録ヘッド1の背面に設けているヘッド
側コネクタに、ハーネス3の先端のハーネス側コネクタ
6を差し込んで接続した後、固定金具22を記録ヘッド
1の側面に固定すると共にその固定金具22にハーネス
側コネクタ6を固定し、更に、その固定金具22に補助
金具23と結束バンド25によってハーネス3を固定、
保持させる。これにより、記録ヘッドの移動によってハ
ーネス3に作用する力及びハーネス側コネクタ6に作用
する力を固定金具22で受けることができ、ハーネスの
断線やコネクタ抜け等のトラブルを回避できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体の記録面
に対向配置された記録ヘッドを、その記録面に平行に走
査移動させて記録を行う方式の記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の装置は、図6に示すよう
に、回転ドラム(図示せず)の外周面に保持された記録
媒体の記録面に対向配置された記録ヘッド1と、その記
録ヘッド1を記録面に沿って矢印A−A方向に移動させ
るキャリッジ2と、記録ヘッド1に接続されたバラ線ハ
ーネスなどのハーネス3を備えており、記録時には記録
ヘッド1が所定のストローク長Lだけ走査移動して画像
記録を行っている。通常、ハーネス3は記録ヘッド1の
移動ストロークの中間の背後に位置する点Bで固定され
ており、その点Bと記録ヘッド1との間のハーネス3が
記録ヘッド1の移動にともなって変形する。また、記録
ヘッド1とハーネス3の接続構造としては、図7、図8
に示すように、記録ヘッド1の背面には基盤に取り付け
られたヘッド側コネクタ5が設けられ、一方、ハーネス
3の先端には、ヘッド側コネクタ5に嵌合可能なカード
エッジコネクタなどのハーネス側コネクタ6がハンダ付
けによって取り付けられており、両コネクタ5、6の嵌
合によって接続されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
成では、記録ヘッド1が移動する際にハーネス3が記録
ヘッド1で引っ張られ、図7に二点鎖線3A、3Bで示
すように変形するため、ヘッド側コネクタ5とハーネス
側コネクタ6の嵌合部や、ハーネス側コネクタ6とハー
ネス3の接続部に直接、引張力や曲げ力が加わり、ハー
ネス側コネクタ6がヘッド側コネクタ5から抜けたり、
コネクタ端子が破損したり、ハーネス側コネクタ6とハ
ーネス3の接続部で断線が生じたりすると言った問題が
あった。また、ハーネス3が二点鎖線3Bで示すように
湾曲した際にハーネス3が記録ヘッド1にぶつかって傷
が生じるといった問題もあった。
【0004】本発明は、上述の問題点に鑑みて為された
もので、記録ヘッドに対するハーネスの接続を確実と
し、コネクタが抜けたり、断線を生じたりするという問
題を回避した記録装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、記録ヘッドとハーネスとをコネクタの嵌合
によって接続した際に、更にハーネス側コネクタ及び/
又はそのハーネス側コネクタ近傍のハーネスを固定手段
を用いて記録ヘッドに固定する構成としたものである。
この構成とすると、記録ヘッドの移動の際にハーネスに
加わる力或いはハーネスからハーネス側コネクタに加わ
る力を固定手段で受けることができ、ヘッド側コネクタ
とハーネス側コネクタとの接続部分を保護して、コネク
タが抜けたり、断線したりすることを防止できる。
【0006】
【発明の実施の形態】本願の請求項1の発明は、記録面
に対して平行に移動するように設けられ、背面にヘッド
側コネクタを備えた記録ヘッドと、先端に前記ヘッド側
コネクタに接続されるハーネス側コネクタを備えたハー
ネスとを備えた記録装置において、前記ハーネス側コネ
クタを前記ヘッド側コネクタに接続した状態で、前記ハ
ーネス側コネクタを前記記録ヘッドに固定するコネクタ
固定手段を設けるという構成としたものである。この構
成により、ハーネスによってハーネス側コネクタが引っ
張られても、ハーネス側コネクタに作用する力はコネク
タ固定手段で支持され、このため、ハーネス側コネクタ
がヘッド側コネクタから引き抜かれることが防止され
る。
【0007】請求項2の発明は、記録面に対して平行に
移動するように設けられ、背面にヘッド側コネクタを備
えた記録ヘッドと、先端に前記ヘッド側コネクタに接続
されるハーネス側コネクタを備えたハーネスとを備えた
記録装置において、前記ハーネス側コネクタを前記ヘッ
ド側コネクタに接続した状態で、前記ハーネス側コネク
タの近傍のハーネスを前記記録ヘッドに固定するハーネ
ス固定手段を設けるという構成としたものである。この
構成により、ハーネスに力が作用してもその力はハーネ
ス固定手段で支持され、このため、ハーネス側コネクタ
とハーネスとの接続部及びハーネス側コネクタとヘッド
側コネクタとの嵌合部に力が作用せず、ハーネスの断線
が生じるとか、ハーネス側コネクタがヘッド側コネクタ
から抜けるとか、コネクタ端子が破損すると言ったトラ
ブルを防止できる。
【0008】請求項3の発明は、そのハーネス固定手段
が、ハーネスの、記録ヘッド移動方向の前後側の側面を
はさみ付けて保持する金具と、その金具とハーネスとの
間に配置された可撓性の板材とを有する構成としたもの
である。この構成とすると、記録ヘッドの移動によって
ハーネスがたわむ際、そのたわみの生じる側を可撓性の
板材で受けることができ、ハーネスのたわみを妨げるこ
となく、ハーネスを弾性的に支持して緩やかに湾曲する
ように拘束することができ、ハーネスの損傷を防止でき
る。
【0009】請求項4の発明は、記録面に対して平行に
移動するように設けられ、背面にヘッド側コネクタを備
えた記録ヘッドと、先端に前記ヘッド側コネクタに接続
されるハーネス側コネクタを備えたハーネスとを備えた
記録装置において、前記ハーネス側コネクタを前記ヘッ
ド側コネクタに接続した状態で、前記ハーネス側コネク
タ及びそのハーネス側コネクタ近傍のハーネスを前記記
録ヘッドに固定する固定手段を設け、且つその固定手段
を、前記ハーネス側コネクタとそのハーネス側コネクタ
近傍のハーネスを保持すると共に前記記録ヘッドに固定
される共通の固定金具を備えた構成としたものである。
本発明はこの構成により、ハーネス側コネクタのみなら
ず、そのハーネス側コネクタ近傍のハーネスをも記録ヘ
ッドに対して固定することができ、記録ヘッドとハーネ
スとの接続部を一層確実に保護でき、ハーネスの断線が
生じるとか、コネクタ端子が破損するとか、ハーネス側
コネクタがヘッド側コネクタから抜けると言ったトラブ
ルを一層確実に防止できる。
【0010】
【実施例】以下、図面に示す本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の一実施例による記録装置を示す概略
平面図であり、図6〜図8に示す従来例と同一部品には
同一符号を付している。図1において、11は記録媒体
を保持して回転する回転ドラムであり、その回転ドラム
11に保持した記録媒体の記録面に対向するように4個
の記録ヘッド1が配置されている。各記録ヘッド1はキ
ャリッジ2に保持されており、そのキャリッジ2は回転
ドラム11の軸線に平行に設けられたリニアモータ12
に保持されている。かくして、4個の記録ヘッド1のそ
れぞれが、回転ドラム11に保持された記録媒体の所定
領域を走査移動することにより、記録媒体に対して画像
記録することができる。なお、本実施例の記録ヘッド1
はレーザ光照射により画像記録を行う形式のものであ
る。
【0011】3は各記録ヘッド1に接続されたハーネ
ス、14は4個の記録ヘッド1の背後に配置され、記録
ヘッド1からのハーネス3を保持して移動する配線移動
台であり、リニアモータ12に平行に配置されているガ
イド15に移動可能に保持されている。この配線移動台
14は、記録動作中は図示した位置に停止しているが、
記録ヘッド1がパワーチェック等のために回転ドラム1
1を外れた位置に移動する時には一つの記録ヘッド1の
キャリッジ2に連結され、そのキャリッジ2と共に移動
可能となっている。そして、配線移動台14は各記録ヘ
ッド1に接続されたハーネス3をそれぞれ保持する取付
具16を備えており、且つその取付具16の位置は、そ
れぞれ対応する記録ヘッド1が画像記録のために走査移
動する移動ストロークのほぼ中央に位置するように定め
られている。
【0012】次に、ハーネス3を記録ヘッド1に接続す
る機構を説明する。図2は記録ヘッド1とハーネス3と
を示す概略斜視図、図3はその記録ヘッド1とハーネス
3との接続部分を示す概略平面図、図4はその接続部分
を示す分解斜視図、図5は記録ヘッドの概略斜視図であ
る。記録ヘッド1はその背面に基盤に取り付けられたヘ
ッド側コネクタ5を備えており、一方、ハーネス3(な
お、図4では図面を簡略化するためハーネス3を構成す
るバラ線の1本のみを図示している)の先端には、ヘッ
ド側コネクタ5に嵌合可能なカードエッジコネクタから
なるハーネス側コネクタ6がハンダ付けによって取り付
けられている。従って、ヘッド側コネクタ5にハーネス
側コネクタ6を嵌合させることにより、両コネクタ5、
6を接続できる。
【0013】20は、ハーネス側コネクタ6をヘッド側
コネクタ5に接続した状態で、ハーネス側コネクタ6を
記録ヘッド1に固定するコネクタ固定手段と、そのハー
ネス側コネクタ6の近傍のハーネスを記録ヘッド1に固
定するヘッド固定手段とを兼ね備えた固定手段である。
この固定手段20は、記録ヘッド1の側面にねじ21に
よって固定される固定金具22と、その固定金具22と
共同してハーネス10をはさみ付けて保持する補助金具
23と、樹脂板等からなる可撓性の2枚の板材24と、
結束バンド25等を備えている。固定金具22は、記録
ヘッド1の側面にねじ21によって固定されるための取
付部22aと、その取付部22aに対してほぼ直角に折
り曲げられ、ハーネス側コネクタ6の両端をねじ27、
ナット28等によって固定、保持するコネクタ保持部2
2bと、そのコネクタ保持部22bの中央にほぼ直角に
延びるように設けられたハーネス保持部22cを備えて
おり、そのハーネス保持部22cの先端は保持するハー
ネス3から離れる方向に湾曲し、ハーネス3が容易に湾
曲し得るようになっている。また、そのハーネス保持部
22cには結束バンド25を通すための穴29が形成さ
れている。補助金具23は固定金具22のハーネス保持
部22cの先端部分と対称な形状のものであり、その先
端をハーネス3から離れる方向に屈曲させ、また、結束
バンド25を通すための穴30を備えている。板材24
も結束バンド25を通すための穴31を備えている。更
に、板材24は、図3から良く分かるようにハーネス3
をはさんで固定しているハーネス保持部22c及び補助
金具23の先端よりも延び出すような寸法に定められて
いる。ここで、ハーネス3を固定保持するハーネス保持
部22c及び補助金具23並びに2枚の板材24は、図
3から良く分かるように、ハーネス3の、矢印A−Aで
示す記録ヘッド移動方向に対する前後側の側面をはさみ
付けて固定、保持するように配置されている。
【0014】以上のように構成された記録装置のハーネ
ス接続構造について、その使用方法を説明する。ハーネ
ス接続に際しては、まず、ハーネス3の先端に取り付け
られているハーネス側コネクタ6を記録ヘッド1の背面
のヘッド側コネクタ5に差し込み、接続を行う。次い
で、固定金具22をねじ21によって記録ヘッド1の側
面に固定し、且つその固定金具22のコネクタ保持部2
2bをねじ27、ナット28等によってハーネス側コネ
クタ6に固定する。これにより、ハーネス側コネクタ6
は固定金具22を介して記録ヘッド1の側面に固定され
たこととなる。次に、ハーネス側コネクタ6の近傍のハ
ーネス3の両側に板材24を配置し、更に、ハーネス保
持部22bとは反対側に配置した板材24の外側に補助
金具23を配置し、結束バンド25を、図4に一点鎖線
33で示すように通して全体を固定する。これにより、
ハーネス3がハーネス保持部22bと補助金具23によ
って固定、保持され、且つ固定金具22を介して記録ヘ
ッド1に固定されたこととなる。ここで、ハーネス保持
部22bや補助金具23の固定に結束バンド25を用い
たことにより、この固定作業をきわめて容易に実施でき
る。
【0015】この状態で、記録ヘッド1が回転ドラム1
1(図1参照)に対して走査移動し、回転ドラム11の
外周面に取り付けている記録媒体に対して画像記録を行
う。この時の記録ヘッド1の走査移動によって、記録ヘ
ッド1に接続されているハーネス3は図3に、二点鎖線
3Aで示す状態から二点鎖線3Bで示す状態まで変形
し、その変形によってハーネス3には引張力や曲げ力が
作用し、ハーネス側コネクタ6を引っ張ったり、左右に
曲げようとする力が作用する。しかしながら、ハーネス
3はハーネス保持部22bと補助金具23によって固
定、保持され、そのハーネス保持部22bを備えた固定
金具22は記録ヘッド1の側面に固定されているため、
結局、固定金具22がハーネス3に作用する力を受ける
こととなり、その力はハーネス側コネクタ6にはあまり
伝達されない。このため、ハーネス側コネクタ6からハ
ーネス3が引っ張られるということが少なく、このた
め、ハーネス側コネクタ6とハーネス3との接続部に断
線を生じるとか、ハーネス側コネクタ6がヘッド側コネ
クタ5から抜けるというトラブルが回避される。また、
ハーネス側コネクタ6が左右に曲げられることもほとん
どなくなるため、コネクタ端子の破損もほとんど生じな
い。更に、ハーネス3を固定、保持する部分に可撓性の
板材25を配置したことにより、この板材25がハーネ
ス3を弾性的に保持し、ハーネス3をゆるやかな曲率で
湾曲するように制限しており、このため、ハーネスにき
ずや断線が生じることを防止できる。また、固定金具2
2及び補助金具23の先端を外側に湾曲させていること
により、ハーネス3及び板材25が左右にたわむことを
妨げることがなく、記録ヘッド1の移動にハーネス3が
あまり干渉しない。
【0016】更に、ハーネス側コネクタ6が固定金具2
2を介して記録ヘッド1の側面に固定されているため、
ハーネス3からの力がハーネス側コネクタ6に作用した
としても、その力は固定金具22が受けることとなり、
ハーネス側コネクタ6とヘッド側コネクタ5との嵌合部
にほとんど作用せず、このため、ハーネス側コネクタ6
が抜けるとか、コネクタ端子が破損するといったトラブ
ルを防止できる。
【0017】なお、上記実施例では、固定金具22が、
ハーネス側コネクタを記録ヘッドに固定するコネクタ固
定手段を構成すると共に、ハーネス側コネクタ近傍のハ
ーネスを記録ヘッドに固定するハーネス固定手段をも兼
ねているが、本発明はこの構成に限らず、コネクタ固定
手段とハーネス固定手段をそれぞれ別個の部材で構成し
てもよい。しかし、図示実施例のように共通の固定金具
22を使用すると、部品点数を削減でき、好ましい。
【0018】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明は、記録
ヘッドに設けているヘッド側コネクタに、ハーネス先端
に設けているハーネス側コネクタを接続した状態で、そ
のハーネス側コネクタを記録ヘッドに固定するコネクタ
固定手段を設けたことにより、ハーネスによってハーネ
ス側コネクタに引張力や曲げ力が加わっても、そのハー
ネス側コネクタに作用する力をコネクタ固定手段で受け
ることができ、このため、ハーネス側コネクタがヘッド
側コネクタから抜けたり、コネクタ端子が破損したりす
ることがないという効果を有している。
【0019】また、本発明は、記録ヘッドに設けている
ヘッド側コネクタに、ハーネス先端に設けているハーネ
ス側コネクタを接続した状態で、そのハーネス側コネク
タの近傍のハーネスを記録ヘッドに固定するハーネス固
定手段を設けたことにより、ハーネスに引張力や曲げ力
が作用しても、その力をハーネス固定手段で受けること
ができ、このため、ハーネス側コネクタとハーネスとの
接続部及びハーネス側コネクタとヘッド側コネクタとの
嵌合部に力が作用せず、ハーネスに断線が生じたり、ハ
ーネス側コネクタがヘッド側コネクタから抜けたり、ま
たコネクタ端子が破損したりするといったトラブルを防
止できるという効果を有している。
【0020】更に、本発明は、上記したハーネス固定手
段を、ハーネスの、記録ヘッド移動方向の前後側の側面
をはさみ付けるように配置した金具と、その金具とハー
ネスとの間に配置された可撓性の板材とを有する構成と
したことにより、記録ヘッドの移動時に板材がハーネス
を弾性的に支持し、ハーネスをゆるやかな曲率で湾曲さ
せることができ、これによってハーネスの損傷を防止で
きるという効果を有している。
【0021】更に、本発明は、記録ヘッドに設けている
ヘッド側コネクタに、ハーネス先端に設けているハーネ
ス側コネクタを接続した状態で、ハーネス側コネクタ及
びハーネス側コネクタの近傍のハーネスを、共通の固定
金具を利用して記録ヘッドに固定する構成の固定手段を
設けたことにより、ハーネスに作用する力やハーネス側
コネクタに作用する力をその固定手段によって受けるこ
とができ、記録ヘッドとハーネスとの接続部を一層確実
に保護でき、ハーネスに断線が生じるとか、ハーネス側
コネクタがヘッド側コネクタから抜けるとか、コネクタ
端子が破損するといったトラブルを一層確実に防止でき
るという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による記録装置を示す概略平
面図
【図2】図1に示す記録装置における記録ヘッドとハー
ネスとを示す概略斜視図
【図3】図2に示す記録ヘッドとハーネスとの接続部分
を示す概略平面図
【図4】図3に示す接続部分を示す分解斜視図
【図5】図1の実施例に用いた記録ヘッドの概略斜視図
【図6】従来の記録装置における記録ヘッドとハーネス
とを示す概略斜視図
【図7】図6に示す記録ヘッドとハーネスとの接続部分
を示す概略平面図
【図8】従来の記録ヘッドの概略斜視図
【符号の説明】
1 記録ヘッド 2 キャリッジ 3 ハーネス 5 ヘッド側コネクタ 6 ハーネス側コネクタ 11 回転ドラム 12 リニアモータ 14 配線移動台 15 ガイド 16 取付具 20 固定手段 21 ねじ 22 固定金具 22a 取付部 22b コネクタ保持部 22c ハーネス保持部 23 補助金具 24 板材 25 結束バンド 27 ねじ 28 ナット 29、30、31 穴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録面に対して平行に移動するように設
    けられ、背面にヘッド側コネクタを備えた記録ヘッド
    と、先端に前記ヘッド側コネクタに接続されるハーネス
    側コネクタを備えたハーネスと、前記ハーネス側コネク
    タを前記ヘッド側コネクタに接続した状態で、前記ハー
    ネス側コネクタを前記記録ヘッドに固定するコネクタ固
    定手段を有する記録装置。
  2. 【請求項2】 記録面に対して平行に移動するように設
    けられ、背面にヘッド側コネクタを備えた記録ヘッド
    と、先端に前記ヘッド側コネクタに接続されるハーネス
    側コネクタを備えたハーネスと、前記ハーネス側コネク
    タを前記ヘッド側コネクタに接続した状態で、前記ハー
    ネス側コネクタの近傍のハーネスを前記記録ヘッドに固
    定するハーネス固定手段を有する記録装置。
  3. 【請求項3】 ハーネス固定手段が、ハーネスの、記録
    ヘッド移動方向の前後側の側面をはさみ付けて保持する
    金具と、その金具とハーネスとの間に配置された可撓性
    の板材とを有することを特徴とする請求項2記載の記録
    装置。
  4. 【請求項4】 記録面に対して平行に移動するように設
    けられ、背面にヘッド側コネクタを備えた記録ヘッド
    と、先端に前記ヘッド側コネクタに接続されるハーネス
    側コネクタを備えたハーネスと、前記ハーネス側コネク
    タを前記ヘッド側コネクタに接続した状態で、前記ハー
    ネス側コネクタ及びそのハーネス側コネクタ近傍のハー
    ネスを前記記録ヘッドに固定する固定手段を備え、その
    固定手段が、前記ハーネス側コネクタとそのハーネス側
    コネクタ近傍のハーネスを保持すると共に前記記録ヘッ
    ドに固定される共通の固定金具を備えていることを特徴
    とする記録装置。
JP15787396A 1996-06-19 1996-06-19 記録装置 Pending JPH106611A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15787396A JPH106611A (ja) 1996-06-19 1996-06-19 記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15787396A JPH106611A (ja) 1996-06-19 1996-06-19 記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH106611A true JPH106611A (ja) 1998-01-13

Family

ID=15659280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15787396A Pending JPH106611A (ja) 1996-06-19 1996-06-19 記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH106611A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7438401B2 (en) 2002-06-17 2008-10-21 Seiko Epson Corporation Inkjet recording apparatus and ink cartridge
US7452063B2 (en) 2002-06-17 2008-11-18 Seiko Epson Corporation Inkjet recording apparatus and ink cartridge
US7806523B2 (en) 2003-08-08 2010-10-05 Seiko Epson Corporation Liquid ejecting apparatus and liquid container holder thereof

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7438401B2 (en) 2002-06-17 2008-10-21 Seiko Epson Corporation Inkjet recording apparatus and ink cartridge
US7452063B2 (en) 2002-06-17 2008-11-18 Seiko Epson Corporation Inkjet recording apparatus and ink cartridge
US7806523B2 (en) 2003-08-08 2010-10-05 Seiko Epson Corporation Liquid ejecting apparatus and liquid container holder thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4006191B2 (ja) 光ファイバーの連結装置
JPH106611A (ja) 記録装置
JP2976746B2 (ja) コネクタハウジングの位置決め装置
JP2897670B2 (ja) 電線端末保持具
JP2600600Y2 (ja) Fpc/ffc用コネクタ装置
JP2528066Y2 (ja) 電気機器の伝送ケーブル支持装置
JP2904484B1 (ja) 通信機器用装置架のケーブル導入構造
JPH0635603Y2 (ja) ケ−ブルヘツド保持装置
JP3673125B2 (ja) 通信機器用収納架
JP2821978B2 (ja) コード整線棚付きサブラック
JP2940864B2 (ja) 光ケーブル固定金具
JPH029588Y2 (ja)
JP2755105B2 (ja) 光通信装置の光ケーブル収容構造及び実装架構造
JP3466074B2 (ja) 内視鏡先端部の信号線取付け構造
JP3082215U (ja) 光ディスク装置
JP3076695B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH06225492A (ja) 小型電動機の配線取り付け具
KR0186139B1 (ko) 키폰시스템의 케이블고정장치
JP2006020420A (ja) ハーネス装置およびこれを備えた画像形成装置
JPH11215759A (ja) ブラシ保持装置
JPH0713181Y2 (ja) ケーブル押え金具
JPH02242529A (ja) 可動体の給電ケーブル
JPH029042A (ja) 固定ドラムのアース装置
JPH05174891A (ja) 端部補強手段を有したケーブル
JPH0338198A (ja) ファクシミリ装置におけるマイクユニット固定構造