JPH1064115A - 光ピックアップ装置及び記録及び/又は再生装置 - Google Patents

光ピックアップ装置及び記録及び/又は再生装置

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JPH1064115A
JPH1064115A JP8218536A JP21853696A JPH1064115A JP H1064115 A JPH1064115 A JP H1064115A JP 8218536 A JP8218536 A JP 8218536A JP 21853696 A JP21853696 A JP 21853696A JP H1064115 A JPH1064115 A JP H1064115A
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light
aberration
objective lens
aperture
light source
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JP8218536A
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English (en)
Inventor
Hideyoshi Horigome
秀嘉 堀米
Tsuguhiro Abe
嗣弘 阿部
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ピックアップ装置において、各種光学記録
媒体について記録及び再生ができるように、対物レンズ
の開口数を記録及び再生の対象となる光学記録媒体に最
適な開口数とし、さらに必要であれば収差の補正を行
う。 【解決手段】 半導体レーザ2よりこの半導体レーザ2
から射出されたレーザ光を第1の光ディスク1a、ある
いは第1の光ディスク1aとは厚さの異なる第2の光デ
ィスク1bの信号記録面に収束させる対物レンズ10ま
での光路中に、光ディスクの厚さに対応して開口数を変
化させ、また、収差を補正する開口・収差可変素子3を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクの如き
光学記録媒体に対して情報信号の書き込み及び読み出し
を行う光ピックアップ装置に関する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報信号の記録媒体として光ディ
スクや光カードの如き光学記録媒体が提案され、また、
このような光学記録媒体に対して情報信号の書き込み及
び読み出しを行う光ピックアップ装置が考案されてい
る。
【0003】上記光ピックアップ装置は、図14に示す
ように、光源となる半導体レーザ60と、この半導体レ
ーザ60より出射されるレーザ光が入射されるビームス
プリッタ61、このビームスプリッタ61を経た光が入
射される対物レンズ62と、光検出器63とを有してい
る。上記ビームスプリッタ61は、その反射面を上記半
導体レーザ60から出射されるレーザ光の光軸に対して
45°の傾きとなるように配置されている。上記レーザ
光は、この反射面において反射され、対物レンズ62に
入射する。
【0004】上記対物レンズ62は、ビームスプリッタ
61で反射されたレーザ光を光ディスク64の信号記録
面上の所望の記録トラック上に収束させる。さらに、対
物レンズ62は、図示しない2軸アクチュエータによっ
て、光軸方向であるフォーカシング方向、及び該光軸に
直交し且つ上記光ディスクの記録トラックに直交するト
ラッキング方向に移動可能に支持されている。
【0005】上記信号記録面で反射された戻り光は、対
物レンズ62を経て、ビームスプリッタ61に至る。こ
のビームスプリッタ61において、一部の戻り光は、光
検出器63に向かい、その他戻り光は、半導体レーザ6
0に向かう。
【0006】上記光検出器63は、フォトダイオードの
如き受光素子であって、ビームスプリッタ61を経た光
を受光し、電気信号に変換する。この光検出器63から
の検出出力に基づいて、光ディスク64に記録された情
報信号の再生が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な光ディスクは、コンピュータの補助記憶媒体として情
報信号の記録密度の高密度化が進められている。
【0008】上記光ディスクについては、光透過性を有
する合成樹脂、例えばポリカーボネート樹脂により厚さ
1.2mmの円盤状に形成した透明基板上に情報信号が
記録される信号記録層を有する光ディスクやポリカーボ
ネート樹脂により厚さ0.6mmの円盤状に形成した透
明基板上に信号記録層を有し、該信号記録層同士を貼り
合わせた光ディスク等が提案されている。
【0009】このように記録密度が高密度化された光デ
ィスクに対して情報信号の記録及び再生を行うには、上
記対物レンズをより開口数(NA)の大きなものとし、
この光ディスク上のビームスポット径を小さくする必要
がある。
【0010】しかし、上記対物レンズの開口数が大きく
なると、上記光ディスクの傾き、厚みムラ及び信号記録
面上におけるビームスポットのデフォーカスに対する許
容量が減少するため、この光ディスクに対する情報信号
の記録及び再生が不安定な状態になってしまう。
【0011】例えば、上記光ディスクの上記対物レンズ
の光軸に対する傾き角(スキュー角)が大きくなると、
上記信号記録面上において収束される光に波面収差が生
じ、上記光検出器からの検出出力特性が劣化する。
【0012】この波面収差は、上記対物レンズの開口数
の3乗と上記スキュー角とに比例して発生する3次のコ
マ収差に支配される。このため、上記傾き角に対する許
容値は、上記対物レンズの開口数の3乗に反比例するこ
ととなり、これにより開口数が大きくなる程小さくな
る。
【0013】さらに、基板厚さ1.2mmの光ディスク
は大量生産されるため、該光ディスクの再生或いは記録
時において上記スキュー角が例えば±0.5°乃至1°
の傾きを生ずることがある。
【0014】このような光ディスクにおいては、3次の
コマ収差によって、ビームスポットが非対称となり、符
号間干渉が著しく増加するため、信号記録面に記録され
る情報信号の正確な再生が困難となる。
【0015】一方、上記の3次のコマ収差の量について
は、光ディスクの基板厚さに比例するため、基板厚さが
薄くなる0.6mmの光ディスクでは、3次のコマ収差
を減少させることができる。
【0016】これらを考慮しながら、上記のように形状
の異なる光ディスクを、同一のシステムで再生する技術
を開発する必要がある。
【0017】ところで、上記対物レンズによって収束さ
れる光束の光路中に厚さtの平行平板、例えばディスク
基板が挿入されると、この厚さtと開口数NAに関連し
てt×(NA)4 に比例する球面収差が発生する。
【0018】上述対物レンズは、この球面収差を補正さ
れるように設計される。すなわち、上記基板の厚さが異
なると発生する球面収差の量も異なるので、上記対物レ
ンズは、所定の基板厚さに適合させ設計される。
【0019】そして、例えば0.6mmの基板厚さの光
ディスクに適合させ設計された対物レンズを用いて、
1.2mmの基板厚さの光ディスクを再生しようとする
と基板厚さの違い0.6mmが光ピックアップ装置が対
応し得る基板厚さの誤差の許容範囲を大幅に超えること
になり、信号記録面上でビームスポットが十分に集光さ
れず、良好な再生ができないという問題点が生じる。
【0020】ところで、上記光ディスクの如き光学記録
媒体の基板の厚さに応じて上記対物レンズの開口数を変
化させる機械的な絞り手段が提案されている。しかしな
がら、機械的な絞りを設けることは、光ピックアップ装
置の構成が複雑化、大型化につながってしまう。また、
上記対物レンズが上記光学記録媒体に追従して上記2軸
アクチュエータにより移動操作されるので、この対物レ
ンズと上記絞りとの位置関係が変動し、この対物レンズ
による球面収差の補正を良好な状態に維持することが困
難となる。
【0021】さらに、収差補正手段については殆どが機
械的な駆動機構を持ったものであり、希望する任意の補
正収差を行うことはできず、あまり実用的とは言い難か
った。
【0022】そこで本発明は、上述の実情に鑑みて提案
されるものであって、基板の厚さの異なる光学記録媒体
に対し、適切な開口数を選択するのみならずスキューや
半導体レーザの非点隔差までも任意に収差補正できる光
ピックアップ装置及び記録及び/又は再生装置を提供し
ようとするものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明に係る光ピックアップ装置は、光源と、上
記光源より出射された光束を光学記録媒体の信号記録面
上に収束させる対物レンズと、上記信号記録面からの上
記光束の反射光を検出する光検出手段と、上記光源と上
記対物レンズとの間の光路中に配設され封入体と該封入
体の内部に形成され不透明な析出物を析出させる透明電
極と該封入体に収容され該透明電極上に不透明な析出物
を析出させるための電解液とからなり該透明電極を介し
て電解液に通電することによって該電解液中より該透明
電極上に不透明な析出物を析出させ該光源より該対物レ
ンズに入射する光束の径を変化させる開口可変手段とを
備える。
【0024】また、本発明において、上記開口可変手段
は、収差を補正する収差補正素子を備える。
【0025】一方、本発明に係る光ピックアップ装置
は、光源と、該光源より出射された光束を光学記録媒体
の信号記録面上に集光させる対物レンズと、上記信号記
録面からの上記光束の反射光を検出する光検出手段と、
上記光源と上記対物レンズとの間の光路中に配設され互
いに平行に配設された一対の平行平板とこの一対の平板
の少なくとも一方の平板を変位させる圧電素子とからな
り該光源より該対物レンズに入射する光束の収差を補正
する収差補正手段とを備える。
【0026】また、本発明において、上記収差補正手段
は、入射する光束の径を変化させる開口可変素子を備え
る。
【0027】一方、本発明に係る記録及び/又は再生装
置は、光源と、該光源より出射された光束を光学記録媒
体の信号記録面上に集光させる対物レンズと、上記信号
記録面からの上記光束の反射光を検出する光検出手段
と、上記信号記録面からの上記反射光をもとに上記光学
記録媒体の厚さを検出する厚さ検出手段と、上記光源と
上記対物レンズとの間の光路中に配設され封入体と該封
入体の内部に形成され不透明な析出物を析出させる透明
電極と該封入体に収容され該透明電極上に不透明な析出
物を析出させるための電解液とからなり該透明電極を介
して電解液に通電することによって該電解液中より該透
明電極上に不透明な析出物を析出させ該光源より該対物
レンズに入射する光束の径を変化させる開口可変手段と
を備える。
【0028】また、本発明において、開口可変手段は、
収差を補正する収差補正素子を備える。
【0029】さらに、本発明に係る記録及び/又は再生
装置は、光源と、該光源より出射された光束を光学記録
媒体の信号記録面上に集光させる対物レンズと、上記信
号記録面からの上記光束の反射光を検出する光検出手段
と、上記信号記録面からの上記反射光をもとに上記光学
記録媒体の厚さを検出する厚さ検出手段と、上記光源と
上記対物レンズとの間の光路中に配設され該光源より該
対物レンズに入射する光束の径を変化させる開口可変素
子を具備し且つ互いに平行に配設された一対の平行平板
とこの一対の平板の少なくとも一方の平板を変位させる
圧電素子とからなり入射する光束の収差を補正する収差
補正手段とを備える。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。
【0031】この実施の形態における本発明に係る光ピ
ックアップ装置は、図1に示すように、厚さが0.6m
mの透明基板を用いた光学記録媒体である第1の光ディ
スク1a及び厚さが1.2mmの透明基板を用いた光学
記録媒体である第2の光ディスク1bとの双方に対し
て、情報信号の記録及び再生が行える、光ピックアップ
装置である。
【0032】上記第1の光ディスク1aは、光透過性を
有する合成樹脂、例えばポリカーボネイトにより厚さ
0.6mm(D2)、直径120mmの円盤状に形成さ
れた基板の一主面部上に信号記録層を有している。この
第1の光ディスク1aは、2枚の光ディスクが上記信号
記録層側同士を貼り合わされて、厚さ1.2mmの両面
ディスクになる。
【0033】この第1の光ディスク1aに対する情報信
号の記録及び再生は、波長が635又は650nmのレ
ーザ光を開口数(NA)が0.6になるように適合設計
された対物レンズを介して該第1の光ディスク1aの信
号記録面に照射することで可能となる。
【0034】また、上記第2の光ディスク1bは、第1
の光ディスク1aと同様にポリカーボネイト樹脂を成形
して形成される。具体的には、厚さ1.2mm
(D1)、直径80mmまたは直径120mmの円盤状
に形成された基板の一主面部上に信号記録層を有してい
る。
【0035】この第2の光ディスク1bに対する情報信
号の記録及び再生は、波長が780nmのレーザ光を開
口数が0.45になるよう適合設計された対物レンズを
介して該第2の光ディスク1bの信号記録面に照射する
ことで可能となる。
【0036】上記光ピックアップ装置は、図1に示すよ
うに、光源となる半導体レーザ2を有している。この半
導体レーザ2は、波長が635nmの直線偏光のレーザ
光を発する。
【0037】上記レーザ光は、先ず開口可変手段及び収
差補正手段である開口及び収差を変化させることができ
る開口・収差可変素子3を介し、装着された光ディスク
の記録及び再生用に適合するように調整され、ビームス
プリッタ9に入射する。
【0038】上記開口・収差可変素子3は、後述するよ
うに、入射するレーザ光の径を変化させること、さらに
収差を変化させることとを同時、又は別々にできる構造
をなしている。
【0039】そして、上記開口・収差可変素子3を通過
したレーザ光が入射するビームスプリッタ9は、その主
面を上記レーザ光の光軸に対して45°の傾斜して配設
される。このビームスプリッタ9は、上記レーザ光を上
記主面により反射して、90°偏向させる。このビーム
スプリッタ9を経た上記レーザ光は、対物レンズ10に
入射する。
【0040】上記対物レンズ10は、開口数が0.6で
あり、該対物レンズ10によって集光される収束光束の
光路中に厚さtが0.6mmの平行平面板が挿入された
ときに、t×(NA)4 に比例して発生する球面収差が
補正されるように設計されている。すなわち、上記対物
レンズ10は、基板の厚さが0.6mmの第1の光ディ
スク1a用に適合するように設計されている。
【0041】上記対物レンズ10は、該対物レンズ10
によって第1の光ディスク1a又は第2の光ディスク1
bの記録トラックにレーザ光を合照するように制御され
るフォーカスサーボと記録トラックに追従するように制
御されるトラッキングサーボとで構成される2軸アクチ
ュエータによって支持される。これにより対物レンズ1
0は上記2軸アクチュエータによって光軸方向(フォー
カス方向)及び該光軸に直交して且つ記録トラックに直
交する方向(トラッキング方向)に移動操作される。
【0042】これにより第1の光ディスク1a又は第2
の光ディスク1bの記録及び再生が可能となり、対物レ
ンズ10を経たレーザ光が照射、収束された箇所の情報
信号の書き込み及び読み出しが行われる。
【0043】このように、第1の光ディスク1a又は第
2の光ディスク1bの信号記録面上に照射されたレーザ
光は、上記信号記録面の情報信号に応じて、光量、また
は、偏光方向を変調されて、対物レンズ10に反射す
る。
【0044】すなわち、上記信号記録面からの戻り光
は、対物レンズ10を経て、ビームスプリッタ9に至
る。このビームスプリッタ9において、一部の戻り光
は、上記半導体レーザ2に向かい、その他戻り光は、ビ
ームスプリッタ9を透過し光検出器11に向かう。
【0045】上記光検出器11は、フォトダイオードの
如き受光素子であって、ビームスプリッタ10を経た戻
り光を受光し、電気信号に変換する。上記電気信号に基
づいて、光ディスクに記録された情報信号の再生が行わ
れる。
【0046】以上、半導体レーザ2から照射され、その
光路中に配設した開口・収差可変素子3を通過したレー
ザ光による再生又は記録動作について説明した。
【0047】次に、上記開口・収差可変素子3の構成及
びその動作について詳しく説明する。
【0048】上記開口・収差可変素子3は、図2及び図
3に示すように、透明板4と弾性変形性に富む薄ガラス
板5とを有し、これら透明板4と薄ガラス板5との間に
挟み込む形で、圧電素子である4個のピエゾ素子6a,
6b,6c,6dと、環状の弾性支持体7とを有してい
る。また、透明板4上には、円環状透明電極8が配設さ
れている。
【0049】なお、開口・収差補正素子3の備える弾性
支持体7の中心軸と円環状透明電極8の中心軸とは、該
開口・収差可変素子3を透過するレーザ光の光軸とで一
致する。また、4個のピエゾ素子6a,6b,6c,6
dは、上記光軸を中心とする同心円上に配置され、それ
ぞれが等間隔となるように配置される。
【0050】さらに、透明体4と薄ガラス板5に挟ま
れ、且つ弾性支持体7で囲まれた収容部7aは、AgB
r(臭化銀)を溶融した電解液で満たされている。
【0051】なお、上記弾性支持体7は、該弾性支持体
7に接続される端子により接地され、また、該円環状透
明電極8は、切り換えスイッチを介して電流源と接続さ
れる。
【0052】上記円環状透明電極8は、上記電源より電
流が供給されると該円環状透明電極8の上面にAgを析
出させる。このとき、析出する領域が不透明な状態にな
るため、該領域が光を遮光し、電気化学的に開口数を変
化させることが可能となる。
【0053】この場合には、半導体レーザ2より発せら
れるレーザ光が、図5に示すように、該光の径を制限さ
れるため、上記対物レンズ10の開口数は、0.37と
なる。一方、円環状透明電極8に電流を供給しない状態
では、円環状透明電極8上においてAgの析出がなくな
るために不透明化でなくなり、図4に示すように上記対
物レンズ10の開口数は0.6となる。
【0054】また、上記開口・収差可変手段3は、図6
及び図7に示すように、透明板4上に円環状透明電極8
の内周面に内接する中央透明電極12を配設して構成し
てもよい。
【0055】この場合には、上記円環状透明電極8部分
を不透明化させることで、上記と同様に開口数を変化さ
せることができる。一方、中央透明電極12部分のみ不
透明化させることで、いわゆる超解像効果によって第1
の光ディスク1a又は第2の光ディスク1bの信号記録
面上におけるビームスポット径を小さくし、超高密度の
記録及び再生が可能になる。
【0056】なお、開口を制限する手段は、上記のよう
に透明電極により行うほかに、例えば、液晶パネルで行
ってもよく、この場合には、結晶により不透明化する位
置を制御して光軸偏心に対しても追従できる開口可変素
子を作り出すことができる。
【0057】一方、上記開口・収差可変素子3におい
て、ピエゾ素子6a,6b,6c,6dの伸縮を該各ピ
エゾ素子の個々に独立して接続された駆動部により制御
することで、薄ガラス板5の形状を任意に変化させ、非
球面形状を作ることができる。
【0058】上記駆動部は、上記ピエゾ素子6a,6
b,6c,6dに+電圧、または、−電圧を選択的に印
加し、各ピエゾ素子を伸縮させることができる。この駆
動部によりピエゾ素子の長さは、印加電圧が零のとき変
化はないものの、+電圧で伸び、−電圧で縮むことにな
る。
【0059】例えば、上記ピエゾ素子6a,6b,6
c,6dの長さを駆動部によりそれぞれ3段階(+電
圧、無印加、−電圧)に変化させるだけでも81通りの
非球面状に薄ガラス板5を変形させることが可能とな
る。
【0060】その具体例として、上記ピエゾ素子6a,
6b,6c,6dの長さを変化さたときの、図2のA−
A断面で得られる薄ガラス板5の形状を図8から図10
に示す。
【0061】すなわち、ピエゾ素子6a,6b,6c,
6dの全てが縮むと、図8に示すように、薄ガラス板5
は、中央部が透明板4より離れる変形、すなわち全体と
して凸レンズの非球面形状になる。また、ピエゾ素子6
a,6b,6c,6dの全てが伸びると、図9に示すよ
うに、薄ガラス板5は、中央部が透明板4に接近する変
形、すなわち全体として凹レンズの非球面形状になる。
これら薄ガラス板5が変形した形状により収差補正を行
うことが可能となる。
【0062】さらに、一方側のピエゾ素子6aが伸び、
他方側のピエゾ素子6cが縮むと、図10に示すよう
に、透明板4に対し薄ガラス板5は全体的に傾いた姿勢
となる。
【0063】この場合には、第1の光ディスク1a又は
第2の光ディスク1bの姿勢変化を検出する傾きセン
サ、例えば光ディスクに光を発射する発光素子とその反
射光を検出するフォトダイオードの如き光検出器とを備
えるスキュー検出センサから、光ディスクが傾いている
と検知されたとき、図10のような薄ガラス板5の形状
により、上記光ディスクの傾きに対応した収差補正が可
能になる。
【0064】また、上記薄ガラス板5の変形により収差
補正が可能になるが、フォーカシングサーボ及びトラッ
キングサーボを行うことも可能である。すなわち、フォ
ーカシングサーボ時には、薄ガラス板5の同心円状の変
位により球面収差を発生させ、微小の焦点距離変化を発
生させる。また、トラッキングサーボ時には、薄ガラス
板5の形状を透明板4に対し傾いた状態にすることで、
トラッキングを行う。よって、4個の各ピエゾ素子の制
御により、各サーボ動作を2軸アクチュエータの動作に
対し補助的に、特に高周波成分について行うことができ
る。
【0065】なお、上記の薄ガラス板5の厚さ、材質等
は、第1の光ディスク1aの記録及び再生に適するよう
に設計し、すなわち、第1の光ディスク1aの記録及び
再生時には収差補正を不要であることとしておく。これ
により、第1の光ディスク1aの再生時には、薄ガラス
板5の形状をピエゾ素子6a,6b,6c,6dにより
制御する必要がなくなり、消費電力が少なくてすむ。
【0066】また、上記ピエゾ素子如き圧電素子の配置
は、上記のように決まった箇所に配置されなくてもよ
く、さらに配置する個数も4個に限定されない。これに
より、圧電素子を任意の長さに変化させることで、希望
する薄ガラス板5の形状を創り出すことが可能となる。
さらに、上記圧電素子による伸縮の動作を、例えばモー
タやプランジャの駆動によってメカニカルに伸縮する素
子により代行させてもよい。
【0067】以上のことから、第1の光ディスク1aに
対して情報信号の記録及び再生を行うときは、図4に示
すように、開口・収差可変素子の円環状透明電極8部分
を不透明化させないで、レーザ光を通過させる。これに
より、対物レンズ10の開口数は、0.6となる。この
とき、対物レンズ10は第1の光ディスク1a用に適合
設計されているため、収差補正の必要もなく、ピエゾ素
子の伸縮制御による薄ガラス板5を変形させる必要もな
い。
【0068】これにより、第1の光ディスク1aに対す
る情報信号の記録及び再生の本来の条件、すなわち、対
物レンズ10の開口数が0.6でレーザ光の波長が63
5nmという条件が満足され、第1の光ディスク1aに
記録されている全ての信号について、十分な空間周波数
特性(Modulation transfer function;MTF)が得ら
れ、良好な記録及び再生が可能となる。
【0069】一方、第2の光ディスク1bに対して情報
信号の記録及び再生を行うときは、図5に示すように、
開口・収差可変素子3の円環状透明電極8部分を不透明
化させ、対物レンズ10の実質的な開口数を0.37に
する。このとき、開口・収差可変素子3において、各ピ
エゾ素子を伸縮制御により、薄ガラス板5の形状に変化
を与え、適正な収差補正を行う。
【0070】なお、対物レンズ10の開口数は、第2の
光ディスク1bに対する情報信号の記録及び再生の本来
の条件、すなわち、対物レンズ10の開口数が0.45
でレーザ光の波長が780nmという条件における該レ
ーザ光の上記信号記録面上のビームスポット径と略々同
一の径のビームスポットが形成されるように、0.45
×(635/780)という関係により、0.37程度
に変化させている。
【0071】これにより、上記基板の厚さ1.2mm
(t)と上記対物レンズ10の開口数(NA)とに関連
して、すなわち、t×(NA)4に比例して発生する球
面収差が、該開口数の減少により抑えられ、第2の光デ
ィスク1bに対する良好な記録及び再生が実現される。
【0072】よって、第2の光ディスク1bに記録され
ている全ての信号について、十分なMTFが得られ、良
好な記録及び再生が可能となる。
【0073】なお、本発明に係る光ピックアップ装置
は、図11に示すように、例えばレーザカプラの如き集
積素子20を用いて構成してもよい。上記集積素子20
は、シリコン基板21上に、光源となる半導体レーザ2
2及び複数の光検出部25,26を形成している。そし
て、光検出器25,26上には、ビームスプリッタプリ
ズム23が配設されている。
【0074】この集積素子20において、上記半導体レ
ーザ22が発したレーザ光は、ビームスプリッタプリズ
ム23の一端部である45°の傾斜を有する斜面24に
より反射されて、シリコン基板21に対して垂直方向に
出射される。このレーザ光は、上述した光ピックアップ
装置におけると同様に、開口・収差可変素子3を透過し
て対物レンズ27に入射する。
【0075】上記対物レンズ27により光ディスク1
a,あるいは光ディスク1bの信号記録面上に収束され
たレーザ光は、この信号記録面により反射され、対物レ
ンズ27及び開口・収差可変素子3を経て、斜面部24
に戻る。この斜面24に戻った光は、斜面24において
屈折されつつ、ビームスプリッタプリズム23内に入射
する。このビームスプリッタプリズム23内に入射した
光は、各光検出器25,26に照射される。上記各光検
出器25,26は、照射された光に応じた電気信号を出
力する。
【0076】さらに、本発明に係る光ピックアップ装置
において、図12に示すように、開口・収差可変素子3
に発射するレーザ光は平行光束でもよい。すなわち、光
源となる半導体レーザ2が発したレーザ光をコリメート
レンズ31を透過させ平行光束にする。
【0077】上記のように平行光束となったレーザ光
は、開口・収差可変素子3を通過して、ビームスプリッ
タ32に至り、このビームスプリッタ32の主面により
90°偏向され、対物レンズ33に入射する。
【0078】上記対物レンズ33により光ディスク1
a,あるいは光ディスク1bの信号記録面上に収束され
たレーザ光は、この信号記録面において反射し戻り光と
なる。この戻り光は、対物レンズ33及びビームスプリ
ッタ32を通過し、集光レンズ34を介し光検知部35
に照射される。上記光検出部35は、照射された光に応
じた電気信号を出力する。
【0079】次に、本発明に係る記録及び/又は再生装
置の実施の形態について説明する。上記記録及び/又は
再生装置は、図13に示すように、光ディスク如き光学
記録媒体の信号を記録及び及再生するために光ピックア
ップ装置40を備えた、いわゆる光ディスク記録再生装
置である。
【0080】上記光ピックアップ装置40は、図1に示
すように、光ディスクに合わせ開口数が変化し、収差補
正を行うことができる開口・収差可変素子3を備え、例
えば、0.6mmの厚さの基板上に信号記録層を有する
第1の光学ディスク1a又は1.2mmの厚さの基板上
に信号記録層を有する第2の光学ディスク1bの信号記
録面に対して情報信号の記録及び再生を行う。
【0081】すなわち、光ディスクの再生時の開口数の
選択を、装着された光ディスクの種類に応じて円環状透
明電極8のスイッチの切換え操作により行うことで、該
装着された光ディスクに合う条件下で情報信号の記録及
び再生を行うことができる。
【0082】なお、第1の光ディスク1a又は第2の光
ディスク1bのいずれが装着された場合においても、開
口数を0.6としておき、この状態で装着された光ディ
スクの信号を読み取り、この信号の内容から、該装着さ
れた光ディスクが第1の光ディスク1a又は第2の光デ
ィスク1bのいずれであるのかを判別することができ
る。すなわち、第1の光ディスク1aの信号が読み取り
可能な開口数、すなわち、開口数を0.6としておいて
も、第2の光ディスク1bに記録された信号のうちの一
部は読み取ることができるので、読み取った信号に基づ
いて、装着された光ディスクが第2の光ディスク1aで
あることを判別することができる。このように開口数、
収差補正が適切な状態であるかを判別した上で、該光デ
ィスクの信号記録面に対して情報信号の記録及び再生を
行うことができる。
【0083】例えば、図13の光ディスク記録再生装置
において、上記光ピックアップ装置40により電気信号
に変換された上記情報信号は、アナログ波形整形回路に
送出される。このアナログ波形整形装回路41では、上
記電気信号を整形、ディジタル信号化する。上記ディジ
タル信号は、フェーズロックド回路(Phase Locked Loo
p、PLL)42を有する同期検出回路43により同期
処理される。上記同期処理されたディジタル信号は、回
転サーボ50に接続される水晶発信器46の基準信号に
よりディジタル信号処理回路44で、検出、訂正され
る。その後、ディジタル信号処理回路44から送出され
たディジタル信号は、D/Aコンバータ45へ供給され
ると共にサブコーティング検出回路47にも供給され
る。ここで、D/Aコンバータ45に供給されたディジ
タル信号は、アナログ信号化されて図示しない出力機器
へ出力され、一方でサブコーティング検出回路47へ供
給されたディジタル信号、いわゆる制御信号としてアク
チュエータ51に接続されるトラッキングサーボ49を
アクセス制御する。
【0084】一方、水晶発信器46からの基準信号をP
LL42でロックし、回転サーボ50を制御する。ま
た、光ピックアップ装置40からの信号をもとになされ
るフォーカス誤差信号検出によりフォーカスサーボ48
を制御する。
【0085】以上のように光ピックアップ装置40にお
いて再生された電気信号は、情報信号としてD/Aコン
バータを介し外部へ出力され、その一方で、アクチュエ
ータ51に接続したフォーカスサーボ48、トラッキン
グサーボ49、さらにスピンドルモータ52に接続した
回転サーボ50をそれぞれ制御する。
【0086】なお、本発明に係る記録及び/又は再生装
置は、図11に示すように、集積素子20(いわゆるレ
ーザカプラ)を有する光ピックアップ装置を用いて構成
してもよい。
【0087】さらに、本発明に係る記録及び/又は再生
装置は、図12に示すように、開口・収差可変素子に入
射するレーザ光を平行光束にするコリメートレンズ31
を有する光ピックアップ装置を用いて構成してもよい。
【0088】
【発明の効果】本発明に係る光ピックアップ装置におい
ては、開口可変手段及び収差補正手段によって、対物レ
ンズの開口数の変化と収差の補正を同時に行うことがで
きる。さらに、上記収差の補正は、連続的に行うことが
できるできるため、記録及び再生の精度が向上する。
【0089】また、上記収差補正手段は、2軸アクチュ
エータの動作に対し補助的に、特に高周波成分につい
て、フォーカスサーボ及びトラッキングサーボを行うこ
とができる。
【0090】さらに、開口可変手段、収差補正手段およ
びレンズ系が一つの構成体として組み込めれるため、こ
の光ピックアップ装置は、コンパクトに構成することが
できる。
【0091】そして、本発明に係る記録及び/又は再生
装置は、情報信号の書き込み及び読み込み対象となる記
録媒体に合わせ、対物レンズの開口数の切り換え、収差
補正を自動的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態となる光ピックアップ装置
の正面図である。
【図2】開口・収差可変素子の正面図である。
【図3】上記開口・収差可変素子の断面図である。
【図4】上記開口・収差可変素子において、開口を変化
させる作動例を示す図である。
【図5】上記開口・収差可変素子において、図4と異な
る他の作動例を示す図である。
【図6】他の開口・収差可変素子の正面図である。
【図7】上記他の開口・収差可変素子の断面図である。
【図8】上記開口・収差可変素子において、収差補正を
行う作動例を示す図である。
【図9】上記開口・収差可変素子において、図8と異な
る他の作動例を示す図である。
【図10】上記開口・収差可変素子において、図8及び
図9と異なる他の作動例を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態となる図1とは異なる他
の光ピックアップ装置の正面図である。
【図12】本発明の実施の形態となる図1及び図11と
は異なる他の光ピックアップ装置の正面図である。
【図13】本発明の実施の形態となる記録及び/又は再
生装置の構成図である。
【図14】従来の光ピックアップ装置の正面図である。
【符号の説明】
1a 光ディスク、1b 光ディスク、2 半導体レー
ザ、3 開口・収差可変素子、4 透明板、5 薄ガラ
ス板、6a,6b,6c,6d ピエゾ素子、7 弾性
支持体、8 円環状透明電極、9 ビームスプリッタ、
10 対物レンズ、11 光検出器

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、 上記光源より出射された光束を光学記録媒体の信号記録
    面上に収束させる対物レンズと、 上記信号記録面からの上記光束の反射光を検出する光検
    出手段と、 上記光源と上記対物レンズとの間の光路中に配設され、
    該光源より該対物レンズに入射する光束の径を変化させ
    る開口可変手段とを備え、 上記開口可変手段は、封入体と、該封入体の内部に形成
    され、不透明な析出物を析出させる透明電極と、該封入
    体に収容され、該透明電極上に不透明な析出物を析出さ
    せるための電解液とからなることを特徴とする光ピック
    アップ装置。
  2. 【請求項2】 光源と、 上記光源より出射された光束を光学記録媒体の信号記録
    面上に収束させる対物レンズと、 上記信号記録面からの上記光束の反射光を検出する光検
    出手段と、 上記光源と上記対物レンズとの間の光路中に配設され、
    該光源より該対物レンズに入射する光束の収差を補正す
    る収差補正手段とを備え、 上記収差補正手段は、互いに平行に配設された一対の平
    行平板と、この一対の平板の少なくとも一方の平板を変
    位させる圧電素子とからなることを特徴とする光ピック
    アップ装置。
  3. 【請求項3】 開口可変手段は、収差を補正する収差補
    正素子を備えることを特徴とする請求項1記載の光ピッ
    クアップ装置。
  4. 【請求項4】 収差補正素子は、互いに平行に配設され
    た一対の平行平板と、この一対の平板の少なくとも一方
    の平板を変位させる圧電素子とからなることを特徴とす
    る請求項3記載の光ピックアップ装置。
  5. 【請求項5】 収差補正手段は、入射する光束の径を変
    化させる開口可変素子を備えることを特徴とする請求項
    2記載の光ピックアップ装置。
  6. 【請求項6】 収差補正手段は、フォーカシングサーボ
    又はトラッキングサーボを行うことを特徴とする請求項
    2記載の光ピックアップ装置。
  7. 【請求項7】 光源と、 上記光源より出射された光束を光学記録媒体の信号記録
    面上に集光させる対物レンズと、 上記信号記録面からの上記光束の反射光を検出する光検
    出手段と、 上記信号記録面からの上記反射光をもとに上記光学記録
    媒体の厚さを検出する厚さ検出手段と、 上記光源と上記対物レンズとの間の光路中に配設され、
    該光源より該対物レンズに入射する光束の径を変化させ
    る開口可変手段とを備え、 上記開口可変手段は、封入体と、該封入体の内部に形成
    され、不透明な析出物を析出させる透明電極と、該封入
    体に収容され、該透明電極上に不透明な析出物を析出さ
    せるための電解液とからなることを特徴とする記録及び
    /又は再生装置。
  8. 【請求項8】 開口可変手段は、収差を補正する収差補
    正素子を備えることを特徴とする請求項7記載の記録及
    び/又は再生装置。
  9. 【請求項9】 収差補正素子は、互いに平行に配設され
    た一対の平行平板と、この一対の平板の少なくとも一方
    の平板を変位させる圧電素子とからなることを特徴とす
    る請求項8記載の記録及び/又は再生装置。
  10. 【請求項10】 光源と、 上記光源より出射された光束を光学記録媒体の信号記録
    面上に集光させる対物レンズと、 上記信号記録面からの上記光束の反射光を検出する光検
    出手段と、 上記信号記録面からの上記反射光をもとに上記光学記録
    媒体の厚さを検出する厚さ検出手段と、 上記光源と上記対物レンズとの間の光路中に配設され、
    該光源より該対物レンズに入射する光束の径を変化させ
    る開口可変素子を具備し、且つ入射する光束の収差を補
    正する収差補正手段とを備え、 上記収差補正手段は、互いに平行に配設された一対の平
    行平板と、この一対の平板の少なくとも一方の平板を変
    位させる圧電素子とからなることを特徴とする記録及び
    /又は再生装置。
JP8218536A 1996-08-20 1996-08-20 光ピックアップ装置及び記録及び/又は再生装置 Withdrawn JPH1064115A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006252615A (ja) * 2005-03-08 2006-09-21 Ricoh Co Ltd 光ピックアップ装置およびこれを用いた光ディスクドライブ装置
JP2006252616A (ja) * 2005-03-08 2006-09-21 Ricoh Co Ltd 光ピックアップ装置およびこれを用いた光ディスクドライブ装置

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JP4530884B2 (ja) * 2005-03-08 2010-08-25 株式会社リコー 光ピックアップ装置およびこれを用いた光ディスクドライブ装置

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