JPH1064066A - 光ディスク情報記録システム - Google Patents

光ディスク情報記録システム

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JPH1064066A
JPH1064066A JP22135396A JP22135396A JPH1064066A JP H1064066 A JPH1064066 A JP H1064066A JP 22135396 A JP22135396 A JP 22135396A JP 22135396 A JP22135396 A JP 22135396A JP H1064066 A JPH1064066 A JP H1064066A
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JP
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error correction
ecc block
ecc
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JP22135396A
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Inventor
Atsushi Ishihara
淳 石原
Izumi Kawakami
和泉 川上
Masaki Morikawa
正樹 森川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ECCを用いてエラー訂正を行うシステムに
おいて、光ディスク等の記録媒体に既に書かれていたデ
ータを誤って消失することなく新たなデータを書き込
み、書換回数に制限がある媒体の場合、特定ECCブロ
ックだけ劣化が進むことのない光ディスク情報記録シス
テムを提供する。 【解決手段】 光ディスク内で未使用のECCブロック
が判断され(ST1)、前記未使用のECCブロックの
先頭からライトデータが記録される(ST3、ST
4)。光ディスク内に未使用のデータブロックがなくな
った場合、光ディスク内で最初のECCブロックが読出
され(ST6)、ライトデータが記録される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク等に対し
てデータをリード・ライトするシステムに関し、特にE
CCブロック単位でデータを記録するシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】多量の画像情報を扱うマルチメディア用
途などにおいては、需要の複雑化と必要な情報量の増大
に伴い、より大きなサイズの情報を保持でき、かつ情報
アクセスを素早く行える手段が必要となっている。その
ような情報保持手段として代表的なものに、光ディスク
がある。
【0003】このような光ディスクに類するものとして
は、音楽などの記録媒体として発展してきたコンパクト
ディスク(CD)、コンピュータデータなどの記録媒体
として発展してきたCDROM、又映画(動画)などの
記録媒体として発展してきたレーザディスク(LD)が
現在普及している。
【0004】大容量及び高速・柔軟な情報アクセス性に
対応する光ディスクの新たな形態として、デジタルビデ
オディスク(以下DVDディスクと呼ぶ)が開発されて
いる。容量についていえば、DVDディスクの規格の一
例では、0. 6mm厚の透明基板(ポリカーボネート
製)を2枚貼り合わせたディスク容量は、両面合わせて
およそ10Gバイトある。片面あたりおよそ5Gバイト
の容量になるが、MPEG(Moving Picture Expert Gr
oup )規格により動画圧縮すると、片面で約135分の
映画を収録できるようになる。
【0005】このような高密度媒体に対してデータをリ
ード/ライトする場合、データ中のエラーを訂正するた
めにECCが用いられている。データはECCが付加さ
れ、ECCブロックとして処理される。
【0006】ECCブロックは図2に示すように、約2
Kバイトのデータが記録される16個のセクタからな
り、各セクタごとにアドレスデータとしてのセクタID
1〜ID16が付与され、ECCブロックに記録された
データを訂正するためのエラー訂正コードとして、横方
向のECC1と縦方向のECC2が記録されている。こ
のECC1及び2は、光ディスクの欠陥によりデータが
再生できなくなることを防止するために冗長語としてデ
ータに付与されるエラー訂正コードである。
【0007】各セクタは172バイト、12行のデータ
及び各行ごとに10バイト構成の横方向のECC1が付
与されているとともに、縦方向のデータに対して縦方向
のECC2が付与されている。
【0008】このように訂正能力を上げるため特定セク
タ数(ここでは16セクタ)で構成されるECCブロッ
ク毎にエラー訂正コードを生成し、ECCブロック単位
でデータライトするシステムにおいて、ECCブロック
に満たない長さのセクタをライトするには、ライトする
セクタが含まれるECCブロックを読み出し、ライトす
るセクタ部分を入れかえてエラー訂正コードを生成し、
ECCブロック単位でライトする。この様なアルゴリズ
ムでライトを行なっていくと、ECCブロック内に互い
に関係のない複数のデータが存在することになる。
【0009】従来のECCブロック単位でデータライト
するシステムの動作を図3のタイミングチャートを参照
して説明する。図3(a)は光ディスク上の記録トラッ
クに構成されたECCブロック及び各セクタに対応する
信号を示す。
【0010】ECCブロックに満たないセクタ数のデー
タライトする場合、図3(b)に示すように先ずライト
(WRITE)するセクタが含まれるECCブロックの
リード(READ)を行い、ライトするセクタ部分にラ
イトデータを入れ、新たにエラー訂正コードを生成後、
図3(c)に示すようにライトを実行する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のアルゴリズムで
ライトを行なっていくと、1つのECCブロック内に複
数の互いに独立したデータが存在することになり、ホス
トが指定したセクタ以外のセクタも同時に操作されてし
まう。万一、ホストが指定したセクタ以外でライト時に
エラーが発生した場合、ホストからの指定外のセクタで
あるため、そのセクタのデータはホストの知らないうち
に消失することになる。
【0012】即ち、図4(a)に示すように、DATA
1がディスク上に記録されており、次にホストコンピュ
ータがDATA2のライトを指定するような場合、図4
(b)のように、まずDATA1が含まれるECCブロ
ックをリードし、図4(c)のように、そのリードデー
タにDATAを入れて、ECCブロックをライトする。
ここで図4(c)に示すように、もし、DATA1のラ
イト時にエラーが発生した場合、ホストコンピュータが
指定していないセクタのデータがエラーとなり、そのデ
ータは消失することになる。また、ライト中にシステム
の電源がOFFになった場合も上記の問題点が発生す
る。
【0013】また、図5に示すように、ECCブロック
内に複数のデータが既に存在する場合、更なるデータの
書き換えに対し他のデータまで書き換えることになり、
そのECCブロックは頻繁にライトされ、メディアの書
き換え回数に制限がある様なディスクでは部分的に劣化
が進む。
【0014】従って本発明の目的はECCを用いてエラ
ー訂正を行うシステムにおいて、光ディスク等の記録媒
体に既に書かれていたデータを誤って消失することなく
新たなデータを書き込み、書換回数に制限がある媒体の
場合、特定ECCブロックだけ劣化が進むことのない光
ディスク情報記録システムを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明によるデータ記録システムは、所定数のセクタ
から各々構成される複数のデータブロックを有する記録
媒体にデータを記録するシステムであって、前記記録媒
体内で未使用のデータブロックを判断する手段と、外部
装置から入力したライトデータにエラー訂正コードを付
加し、前記未使用のデータブロックの先頭セクタから前
記エラー訂正コードが付加されたライトデータを記録す
る第1エラー訂正手段と、前記記録媒体内に未使用のデ
ータブロックがない場合、前記記録媒体内で最初のデー
タブロックに戻り、そのデータブロック内で未使用の領
域がなければ次のデータブロックへと進み、未使用の領
域を有するデータブロックがあればそのデータブロック
を読出し、読出したデータブロック内のデータに前記ラ
イトデータを追加し、エラー訂正コードを更新し、更新
されたエラー訂正コードを付加したデータブロックを前
記記録媒体の前記読出したデータブロックに書き込む第
2エラー訂正手段とを具備する。
【0016】又、本発明による第2のデータ記録システ
ムは、横及び縦方向の2系列の複数セクタから各々構成
される複数のECCブロックを有する記録媒体にデータ
を記録するシステムであって、前記記録媒体内で未使用
のECCブロックを判断する手段と、外部装置から入力
したライトデータにエラー訂正コードを付加し、前記未
使用のECCブロックの先頭セクタから前記エラー訂正
コードが付加されたライトデータを記録する第1エラー
訂正手段と、前記記録媒体内に未使用のECCブロック
がない場合、前記記録媒体内で最初のデータブロックに
戻り、そのデータブロック内で未使用の領域がなければ
次のECCブロックへと進み、未使用の領域を有するE
CCブロックがあればそのECCブロックを読出し、読
出したECCブロック内のデータに前記ライトデータを
追加し、エラー訂正コードを更新し、更新されたエラー
訂正コードを付加したECCブロックを前記記録媒体の
前記読出したECCブロックに書き込む第2エラー訂正
手段とを具備する、更に、本発明による第3のデータ記
録システムは、横及び縦方向の2系列の複数セクタから
各々構成される複数のECCブロックを有する光ディス
クにデータを記録するシステムであって、外部装置から
入力したライトデータのデータ長がECCブロック長に
満たない場合、前記光ディスク内で未使用のECCブロ
ックを判断する手段と、外部装置から入力したライトデ
ータにエラー訂正コードを付加し、前記未使用のECC
ブロックの先頭セクタから前記エラー訂正コードが付加
されたライトデータを記録する第1エラー訂正手手段
と、前記光ディスク内に未使用のECCブロックがない
場合、前記記録媒体内で最初のデータブロックに戻り、
そのデータブロック内で未使用の領域がなければ次のE
CCブロックへと進み、未使用の領域を有するECCブ
ロックがあればそのECCブロックを読出し、読出した
ECCブロック内の最初の未使用セクタからライトデー
タを書き込み、エラー訂正コードを更新し、更新された
エラー訂正コードを付加したECCブロックを前記光デ
ィスクの前記読出したECCブロックに書き込む第2エ
ラー訂正手段とを具備する。
【0017】本発明の光ディスク情報記録システムによ
れば、ECCブロック単位に満たないデータを記録する
場合、光ディスク内で未使用のECCブロックの先頭か
らデータが記録される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明による光ディスク
情報記録システムの実施の形態を図面を参照して説明す
る。図6はDVD等の光ディスク1に対しレーザ光を用
いてデータをリード/ライトし本発明が適用される光デ
ィスクドライブを示す。光ディスク1のトラックには、
データの記録単位としてのECCブロック及びそのセク
タ毎に、予めそれらのアドレスデータが記録されてい
る。
【0019】図6において、光ディスク1は、スピンド
ルモータ3によって例えば一定の線速度(CLV)で回
転される。このモータはスピンドルモータドライバ4に
よって駆動されている。光ディスク1に対するデータの
リード/ライトは、DVDヘッド2によって行われる。
このDVDヘッド2は、リニアモータ7の可動部に固定
されており、このリニアモータ7はDVD LM(リニ
アモータ)ドライバ9により駆動される。リニアモータ
7がDVD リニアモータ(LM)ドライバ9によって
駆動されることにより、DVDヘッド2は光ディスク1
の半径方向に移動される。
【0020】DVDヘッド2には、図示しない対物レン
ズが設けられており、この対物レンズはDVD アクチ
ュエータ(act.)ドライバ8によってフォーカシン
グ方向(レンズの光軸方向)及びトラッキング方向(レ
ンズの光軸と直交する方向)に移動される。
【0021】又、DVDヘッド2には記録・再生用半導
体レーザ発振器(図示されず)が設けられており、この
レーザ発振器はLDコントローラ5により制御され、記
録・再生用レーザビームを発生する。半導体レーザ発振
器により発生されたレーザビームは光ディスク1上に照
射され、この光ディスク1からの反射光はDVDヘッド
2内に設けられた光検出器により光電変換され、DVD
プリアンプ6に導かれ電圧増幅される。
【0022】DVDプリアンプ6の出力信号には、フォ
ーカシング及びトラッキングに関する信号が含まれ、こ
の出力信号はDVDサーボプリプロセッサ11に導かれ
る。DVDサーボプリプロセッサ11はDVDサーボ1
4においてフォーカス及びトラッキングサーボを行うの
に必要となるフォーカスエラー信号サンプルホールド、
トラッキングサーボエラー信号サンプルホールド、RO
M部再生用DPD方式トラッキングエラー信号の生成、
各サーボ回路のヘッダー部分でのホールド用のタイミン
グ生成、及びシーク時のトラックカウントパルス生成を
行っている。
【0023】DVDサーボ14はDVDサーボプリプロ
セッサ11からの出力信号を基に、フォーカシング及び
トラッキングサーボをかけ、DVDアクチュエータドラ
イバ8を制御する。これにより、DVDヘッド2から発
生された光ビームは光ディスク1上で常時ジャストフォ
ーカスとされ、光ビームの中心は光ディスク1上の各ト
ラックの中心に一致する。
【0024】又、フォーカシング、トラッキングを行っ
た状態で、DVDプリアンプ6の出力信号は、光ディス
ク1のトラック上(あるいはランド)に形成されたピッ
ト(記録データ)からの反射率の変化が反映されてい
る。この信号は、DVD−RF処理部10に供給され2
値化される。更にDVD−RF処理部10において、現
在アクセスされているセクタのセクタIDを含むECC
ブロックのデータが復調される。
【0025】このDVD−RF処理部10で復調された
復調データはDRAM12に格納され、DVD−RAM
/ROMプロセッサ13によりECCを用いたエラー訂
正が行われた後、インターフェース回路(ATAPI又
はSCSI)16を介して外部装置としてのホスト30
に出力される。又、DVD−RAM/ROMプロセッサ
13はホスト30からインターフェース回路16を介し
て送信されたデータを一旦DRAM12に格納しECC
を付加し、LDコントローラ5に出力する。
【0026】LDコントローラ5は入力されたデータに
対応する制御信号をDVDヘッド2に出力する。この制
御信号に応じてDVDヘッド内に設けられたレーザ発振
器がレーザビームを発生し、データが光ディス1にライ
トされる。
【0027】又、DVD−RAM/ROMプロセッサ1
3はホストから受信した各データのLBA(logical blo
ck address) に対応する実際のPBA(physical block
address)を求め、このPBAに対応するトラックまでD
VDヘッド2を移動するために、DVDサーボ14に対
してDVDヘッド移動制御信号を出力する。
【0028】DRAM15はホスト30へのデータ又は
ホスト30からのデータを一時的に蓄えるためのメモリ
で、このメモリに蓄えられたデータは、ホスト30又は
DVD−RAM/ROMプロセッサ13の処理速度に応
じて読出される。
【0029】イジェクトスイッチ(E−SW)20は光
ディスク1を装置から取り出すためのスイッチで、DV
D−RAM/ROMプロセッサ13に接続されている。
このスイッチ20が押されると、DVD−RAM/RO
Mプロセッサ13はローディングモータ(LM)7を制
御して光ヘッド1が収納されたトレイ(図示されず)を
装置から突出させる。
【0030】ホームポジションセンサ(HPS)21は
起動時にDVDヘッド2を所定位置(光ディスク1の最
も内周付近)に位置づけるためのセンサである。このホ
ームポジションセンサ21の検知信号を基に、DVDサ
ーボ14はDVDヘッド2を前記所定位置に移動するた
めにDVDリニアモータドライバ9を制御する。
【0031】ディップスイッチ(D−SW)19は、光
ディスク装置のインターフェースの上のID番号や光デ
ィスク装置自体の動作モードを決めるのに用いられる。
CPU17はROM18に格納されたプログラムに基づ
いて、この光ディスクドライブ25を総合的に制御する
プロセッサである。ROM18は例えばフラッシュEE
PROMにより構成されている。
【0032】図7は本発明を実施するホスト装置30を
示す。プロセッサ部31はメモリ部32に格納されたプ
ログラムに基づいてホスト装置30を総合的に制御し、
本発明が適用される光ディスクドライブ25にデータの
リード・ライトを指示する。
【0033】メモリ部32はROM(read only memory)
32a及びRAM(random access memory)32bにより
構成されている。ROMにはホスト装置30全体の制御
を行うためのプログラム等が格納されている。RAMに
は補助記憶装置等から入力されたプログラム、データ及
び実行中のプログラムの中間結果が格納される。本発明
による光ディスク情報記録システムの制御動作はプログ
ラムとしてROM32a又はRAM32bに格納するこ
とができる。
【0034】入出力制御部48はプロセッサ部31から
の指示に基づき、メモリ部32と入出力機器49又は入
出力インターフェース制御部46間のデータ転送を制御
する。ハードディスク制御部34、フレキシブルディス
ク制御部36は各々ハードディスク35、フレキシブル
ディスク37に対するデータのリード・ライトを制御
し、ディスプレイ制御部38はディスプレイ39へ表示
データを転送する。インターフェース制御部46は本発
明が適用される光ディスクドライブ25とのインターフ
ェースを制御する。これらハードディスク制御部34、
フレキシブルディスク制御部36、ディスプレイ制御部
38及びインターフェース制御部46では、高速データ
転送が必要なためDMAコントローラ33によるDMA
方式のデータ転送が採用されている。
【0035】キーボード制御部40及びマウス制御部は
42は、マン・マシンインターフェースの入力装置とし
て機能するキーボード41、マウス43を各々制御す
る。プリンタ制御部44は、活字方式又はドット方式で
構成されるプリンタ45を制御する。これら入出力制御
部48を構成する各制御部は、バス47を介してプロセ
ッサ部31及びメモリ部32とデータをやり取りする。
【0036】図8は上記したようなシステムにおいて実
行される本発明によるデータ記録方式の概念を示す。E
CCブロック未満のデータをライトする際は、図8
(b)及び(c)に示すように、ライトするデータ(D
ATA2)をECCブロックの先頭からライトする。こ
れにより、既に記録されているデータを書き直すことが
無いのでデータ(DATA1)を消失することはない。
【0037】図9は本発明による3回のライト動作によ
り、ECCブロック未満のデータ(DATA1〜3)が
光デスクに書き込まれた場合を示す。このようにライト
するデータ(DATA1〜3)をECCブロックの先頭
から入れてライトすることにより、データの書き換え時
は他のデータを書き直すことが無いので、特定のECC
ブロックの書き換え回数が著しく増えることがない。
【0038】図1は本発明による光ディスク情報記録シ
ステムの動作を詳細に示すフローチャートであり、この
一実施例ではホスト装置30のプロセッサ部31が主要
な制御を行っている。
【0039】先ず、ユーザが例えばRAM32b内に展
開したファイルを光ディスクドライブ25に挿入された
光ディスク1に書き込む指示をキーボード41を介して
入力した場合、プロセッサ部31は光ディスク1の中で
管理している管理領域を読出す(ST1)。この管理領
域は光ディスク1内の所定位置に設けられており、光デ
ィスク1内の各ECCブロック内にどのようなファイル
が格納されているか、或いはどのECCブロックが未記
録(即ち未使用)であるかをホスト装置30が管理する
ための領域である。
【0040】ステップST2では、未記録のECCブロ
ックが光ディスク1上にあるかを上記管理領域を参照し
て調べる。未記録のECCブロックがある場合、そのE
CCブロックの先頭LBA(logical brock address) を
算出し(ST3)、光ディスクドライブ25にライトコ
マンドをインターフェース制御部46を介して発行する
(ST7)。
【0041】ステップST2で未記録のECCブロック
がない場合、即ち各ECCブロックの少なくとも先頭L
BAが全て使用されている場合、先頭LBA以外のセク
タにユーザの空き容量があるか判断する(ST4)。空
き容量がない場合、ユーザに対して空き容量が足りない
ことを示すエラーメッセージを出力する(ST5)。
【0042】ステップST4で空き容量がある場合、E
CCブロック内で未使用セクタの論理ブロックアドレス
LBAを算出し(ST6)、光ディスクドライブ25に
ライトコマンドをインターフェース制御部46を介して
発行する(ST7)。このライトコマンドにはライトセ
クタのLBA及びデータ長LENが含まれる。
【0043】ステップST8で1つのECCブロックに
対するライトが終了したことが確認された場合、ライト
データが全て書き込まれたかを確認し(ST9)、ライ
トデータがまだある場合(”No”の場合)はステップ
ST1に進み、ない場合(”Yes”の場合)、メイン
プログラムにリターンする。
【0044】ステップST7の後、光ディスクドライブ
25のDVD−RAM/ROMプロセッサ13は、ホス
ト装置30から受信したLBAからPBAを算出し、そ
のPBAに対応するECCブロックを光ディスク1から
読出す。読出されたECCブロックはRAM12に一時
的に格納され、ホスト装置30から受信したライトデー
タを、算出したPBAを先頭番地として記録する。更に
DVD−RAM/ROMプロセッサ13は変更されたデ
ータから縦方向及び横方向のECCを計算し、そのEC
Cブロックを更新する。更新されたECCブロックはL
Dコントローラ5及びDVDヘッド2を介して、光ディ
スク1の元の記録場所に記録される。以上のように各E
CCブロックの先頭から使用していき、ECCブロック
の先頭の空きが無くなった場合は、最初のECCブロッ
クへ戻り以下同様に進む。
【0045】
【発明の効果】ECCブロックの先頭セクタに空がある
うちは、ECCブロック内には1種類のデータ(例えば
1つファイル)しか記録されないため、ライト時にDV
D−RAM/ROMプロセッサ13が他のデータを読出
して操作することがない。従って、ホストコンピュータ
が知らない間に今まで書かれていたデータを消失するこ
とはない。またライト中に誤って電源をOFFした場
合、指定したデータは失なうが、他のデータにまで影響
を及ぼすことはない。書き換え回数に制限があるメディ
ア等に関しても、ホストから指定されたデータのみ書き
換えるので特定ECCブロックだけ劣化が進むようなこ
とはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ディスク情報記録システムの動
作を詳細に示すフローチャート。
【図2】ECCブロックの構成を示す図。
【図3】従来のECCブロック単位でデータライトする
システムの動作を示すタイミングチャート。
【図4】従来システムでデータ消失エラーが発生する様
子を示す図。
【図5】従来システムで特定ECCブロックが劣化する
様子を示す図。
【図6】光ディスクに対しデータをリード・ライトする
光ディスクドライブの構成を示すブロック図。
【図7】本発明を実施するホスト装置の構成を示すブロ
ック図。
【図8】本発明によるデータ記録方式の概念を示す図。
【図9】本発明による3回のライト動作により、ECC
ブロック未満のデータ(DATA1〜3)が光デスクに
書き込まれた場合を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定数のセクタから各々構成される複数の
    データブロックを有する記録媒体にデータを記録するシ
    ステムであって、 前記記録媒体内で未使用のデータブロックを判断する手
    段と、 外部装置から入力したライトデータにエラー訂正コード
    を付加し、前記未使用のデータブロックの先頭セクタか
    ら前記エラー訂正コードが付加されたライトデータを記
    録する第1エラー訂正手段と、 前記記録媒体内に未使用のデータブロックがない場合、
    前記記録媒体内でデータブロックを読出し、読出したデ
    ータブロック内のデータに前記ライトデータを追加し、
    エラー訂正コードを更新し、更新されたエラー訂正コー
    ドを付加したデータブロックを前記記録媒体に書き込む
    第2エラー訂正手段と、を具備することを特徴とするデ
    ータ記録システム。
  2. 【請求項2】横及び縦方向の2系列の複数セクタから各
    々構成される複数のECCブロックを有する記録媒体に
    データを記録するシステムであって、 前記記録媒体内で未使用のECCブロックを判断する手
    段と、 外部装置から入力したライトデータにエラー訂正コード
    を付加し、前記未使用のECCブロックの先頭セクタか
    ら前記エラー訂正コードが付加されたライトデータを記
    録する第1エラー訂正手段と、 前記記録媒体内に未使用のECCブロックがない場合、
    前記記録媒体内でECCブロックを読出し、読出したE
    CCブロック内のデータに前記ライトデータを追加し、
    エラー訂正コードを更新し、更新されたエラー訂正コー
    ドを付加したECCブロックを前記記録媒体に書き込む
    第2エラー訂正手段と、を具備することを特徴とするデ
    ータ記録システム。
  3. 【請求項3】横及び縦方向の2系列の複数セクタから各
    々構成される複数のECCブロックを有する光ディスク
    にデータを記録するシステムであって、 外部装置から入力したライトデータのデータ長がECC
    ブロック長に満たない場合、前記光ディスク内で未使用
    のECCブロックを判断する手段と、 外部装置から入力したライトデータにエラー訂正コード
    を付加し、前記未使用のECCブロックの先頭セクタか
    ら前記エラー訂正コードが付加されたライトデータを記
    録する第1エラー訂正手手段と、 前記光ディスク内に未使用のECCブロックがない場
    合、前記光ディスク内でECCブロックを読出し、読出
    したECCブロック内の最初の未使用セクタからライト
    データを書き込み、エラー訂正コードを更新し、更新さ
    れたエラー訂正コードを付加したECCブロックを前記
    光ディスクに書き込む第2エラー訂正手段と、を具備す
    ることを特徴とする光ディスク情報記録システム。
JP22135396A 1996-08-22 1996-08-22 光ディスク情報記録システム Pending JPH1064066A (ja)

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JP22135396A JPH1064066A (ja) 1996-08-22 1996-08-22 光ディスク情報記録システム

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JP22135396A JPH1064066A (ja) 1996-08-22 1996-08-22 光ディスク情報記録システム

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6125468A (en) * 1997-01-29 2000-09-26 Samsung Electronics Co., Ltd. High-speed data recording method for digital versatile disk-random access memory
KR100609164B1 (ko) * 1999-12-22 2006-08-02 엘지전자 주식회사 광기록재생기의 데이터 기록 방법

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