JPH105973A - ショットスリーブ装置、ショットスリーブ、ダイカスト装置及びダイカスト方法 - Google Patents

ショットスリーブ装置、ショットスリーブ、ダイカスト装置及びダイカスト方法

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JPH105973A
JPH105973A JP9064841A JP6484197A JPH105973A JP H105973 A JPH105973 A JP H105973A JP 9064841 A JP9064841 A JP 9064841A JP 6484197 A JP6484197 A JP 6484197A JP H105973 A JPH105973 A JP H105973A
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shot sleeve
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hole
overflow hole
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デニス・エス・シメル
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D17/00Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
    • B22D17/20Accessories: Details
    • B22D17/2015Means for forcing the molten metal into the die
    • B22D17/2023Nozzles or shot sleeves

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Devices For Molds (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、射出前にショットスリーブを完
全に充填する必要なく、一定量のショットを与えること
ができる簡単で有効なショットスリーブ装置を提供する
ことを課題とする。 【解決手段】 オーバーフロー孔28は注入孔18より
低いレベル位置でショットスリーブ12を貫いて延び、
所定量を越えた溶融金属がショットスリーブから流出さ
れるようにしている。オーバーフロー孔の開いた状態
で、余分の溶融金属はショットスリーブから流出可能で
ある。オーバーフロー孔が閉じると、溶融金属はオーバ
ーフロー孔から流出することなくショットスリーブから
押し出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はダイカスト装置に関
し、特に溶融金属をダイへ送る金属吐出用ショットスリ
ーブに関する。
【0002】
【従来の技術】ダイカストは、広い範囲の金属物品を製
造するため一般に用いられている技術である。通例、2
つ以上のダイ部品が設けられ、各々が鋳造すべき物品の
一部と対応した形状の空所を画成している。これらのダ
イ部品が一体化されると、それぞれの空所が協働して鋳
造すべき物品の形状に対応したダイキャビティを画成す
る。溶融金属がダイキャビティ内に導入され、通例冷却
によって硬化される。物品が充分に硬化したところで、
ダイ部品が開かれ、鋳造品が取り出される。ダイ部品は
再び閉じることができ、上記の過程が繰り返されて、所
望数の同一物品を鋳造する。
【0003】従来のダイカスト装置が図1に示してあ
り、全体を100で示してある。ダイカスト装置100
は、ショットスリーブアセンブリ110から溶融物質を
受け取るダイアセンブリ108を含む。ダイアセンブリ
108は一対のダイ金型102と104を含み、各金型
に空所が形成されている。これら2つのダイ金型102
と104が一体化されると、それぞれの空所が協働して
鋳造すべき物品の形状に対応したダイキャビティ106
を画成する。
【0004】溶融金属は、内部孔114が形成されたシ
ョットスリーブ112を含むショットスリーブアセンブ
リ110によってダイキャビティ内に導入される。内部
孔114がダイキャビティ106と流体連通するよう
に、ショットスリーブ112はダイアセンブリ108内
へと延びている。ショットスリーブ112は、溶融金属
をショットスリーブ112内へ導入するための注入孔1
16を具備する。プランジャー118がショットスリー
ブ112内で往復移動し、溶融金属を内部孔114から
ダイキャビティ106内へ押し出す。プランジャー11
8は、プランジャーロッド122によって油圧シリンダ
120に接続されている。プランジャー118が伸張す
ると、ショットスリーブ112内の溶融金属がダイキャ
ビティ106内へ射出される。プランジャー118が収
縮して後退すると、次のショットのため注入孔116か
らショットスリーブ112へ溶融金属を再び充填可能と
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ダイカスト技術及び工
程における最近の発達に伴い、正確な量の金属がショッ
トスリーブ内へ導かれダイへ射出されるようにすること
が重要となっている。正確な量の金属の吐出は、システ
ムの設計者が鋳造作業時に金属の正しい位置と特性を設
計し、それを一貫して反復させることを可能とする。こ
れまで長い間受け入れられてきた、金属を単純に注入孔
を介してショットスリーブ内へ送り込む技術では、今日
の多くの用途で要求される正確さを得られない。そこで
本願の発明者は、ショットスリーブの内部容積を材料の
所望量に一致させることによって、正確な量の金属をダ
イカスト用のショットスリーブに充填するいくつかの技
術及び手法を発展させてきた。
【0006】例えば、1993年4月27日付けで S
himmell に発行された米国特許第5,205,
338号は、ショットスリーブを横切ると共に、ショッ
トスリーブを密封する往復スライド弁を含む充填シリン
ダを有したシステムを開示している。ショットスリーブ
が材料で満たされた後でプランジャーが前進する前に、
スライド弁が作動され、ショットスリーブの注入孔を密
封する。この閉じられたショットスリーブが、ショット
スリーブの内部容積に対応した定量のショットを与え
る。
【0007】別の例として、1994年7月25日付け
で Shimmell により提出された米国特許出願
第08/280,159号は、注入孔の周囲に回転動作
するカラーを備えたショットスリーブを開示している。
カラーは第1の位置で、スリーブへの充填を可能とす
る。第2の位置で、カラーは完全に充填されたスリーブ
を閉じ、プランジャーの作動準備を整える。またスリー
ブは、ショットスリーブの内部容積に対応した定量のシ
ョットを与える。
【0008】また別の例として、1995年6月6日付
けで Shimmell により提出された米国特許出
願第08/468,256号は、注入孔から下方に傾斜
したショットスリーブを開示している。溶融金属がショ
ットスリーブ内に注入され、スリーブ内に少量の空気だ
けを残して注入孔に至るまでショットスリーブを満た
す。プランジャーが前進すると、スリーブ内の空気が注
入孔を介して追い出される。注入孔の形状と配置によ
り、注入孔がプランジャーによって密封されるのと同時
に、空気がスリーブから完全に追い出される。傾斜した
ショットスリーブが、注入孔前方のショットスリーブの
内部容積に対応した定量のショットを与える。
【0009】上記した構造はすべて信頼でき且つ効果的
であるが、各ショット毎にショットスリーブを溶融金属
で完全に充填する必要がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の問題は、ショット
スリーブがオーバーフロー孔とショットスリーブ内の溶
融材料の量を制御するオーバーフロー弁とを含む本発明
によって解消される。オーバーフロー孔はショットスリ
ーブの壁を貫いて延び、溶融材料が所定の量に対応する
所定のレベルに達すると、それ以上の溶融材料はショッ
トスリーブから流出せしめる。オーバーフロー弁はオー
バーフロー孔内で往復移動し、オーバーフロー孔を選択
的に開閉する。
【0011】動作時には、溶融材料がショットスリーブ
内へ導入される前に、オーバーフロー弁が閉じられオー
バーフロー孔を密封する。溶融材料は注入孔を介して、
溶融材料のレベルがオーバーフロー孔より上にくるよう
にショットスリーブ内に注入される。次いでオーバーフ
ロー弁が開かれ、余分の溶融材料がオーバーフロー孔を
介してショットスリーブから流出可能になるようにす
る。その後オーバーフロー弁を閉じてオーバーフロー孔
を密封してから、プランジャーを前進させ溶融材料をダ
イキャビティ内に射出する。
【0012】本発明は、射出前にショットスリーブを完
全に充填する必要なく、一定量のショットを与えること
ができる簡単で有効なショットスリーブ装置を提供す
る。また本発明は、オーバーフロー弁を閉位置にだけ維
持しておけば、通常のショットスリーブとして動作可能
である。
【0013】本発明の上記及びその他の目的、利点並び
に特徴は、以下の好ましい実施の形態と図面の詳細な説
明を参照することによってより容易に理解及び認識され
るであろう。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態に基
づくショットスリーブ装置10が図2に示されている。
ショットスリーブ装置10は従来のダイカスト装置に適
用して用いられる。図1は、従来のダイアセンブリ10
8と従来のショットスリーブ装置110を有する従来技
術によるダイカスト装置100を示す。ダイアセンブリ
108は、鋳造すべき物品の形状に対応したダイキャビ
ティ106を画成する。ショットスリーブ装置110が
溶融材料をダイキャビティ106内に射出し、鋳造品を
生成する。本発明のショットスリーブ装置10は、図1
に示した従来のショットスリーブ装置110に置き換え
られるものである。本発明のショットスリーブ装置10
は、図1に示した従来の方法でショットスリーブ装置1
0とダイアセンブリ108を相互に接続することによっ
てダイカスト装置100に組み込まれる。溶融金属がシ
ョットスリーブ装置10内に送り込まれ、従来のプラン
ジャー機構によってダイ内に押し込まれて鋳造品を生成
する。以下従来の金属ダイカスト装置に関連して説明す
るが、本発明はポリマー射出成形システムを含むその他
の種類の射出成形システムにも充分適用し得る。
【0015】ショットスリーブ装置10は、ほぼ円筒状
で、同心円状の内部孔20を画成する周壁22を備えた
ショットスリーブ12を含む。ショットスリーブ12
は、図1に示した従来のショットスリーブ112と同様
にダイアセンブリ内へ延び、内部孔20とダイキャビテ
ィとの間で流体連通を可能とするダイ端部(図示せず)
を含む。またショットスリーブ12は、図2に示すごと
くプランジャー14を受け入れるように開放したプラン
ジャー端26も含む。ショットスリーブ12のプランジ
ャー端26近くに、ほぼ円形の注入孔18が形成されて
いる。注入孔18は内部孔20と流体連通し、溶融金属
を内部孔20へ送り込み可能としている。またショット
スリーブ12にはオーバーフロー孔28も形成され、所
定量を越えた溶融金属が内部孔20からあふれ出し可能
となっている。オーバーフロー孔28はほぼ円形で、実
質上水平軸に沿って周壁22を完全に貫いて延びてい
る。オーバーフロー孔28はショットスリーブ12のプ
ランジャー端26近くに位置し、プランジャー14が前
進するときショットスリーブ12内で発生する高い内圧
を受けないようになっている。オーバーフロー孔28の
位置と直径は用途に応じて変更され、ショットスリーブ
12の容積を制御する。
【0016】ショットスリーブ装置10は、オーバーフ
ロー孔28内に位置したオーバーフロー弁30も含んで
いる。オーバーフロー弁30は往復移動し、オーバーフ
ロー孔28を選択的に開閉する。オーバーフロー弁30
は、油圧または空圧シリンダなど通常の作動機構(図示
せず)に接続されている。オーバーフロー弁30はほぼ
円筒状で、内外端34と36を具備する。オーバーフロ
ー弁30の外径は、オーバーフロー孔28の内径よりわ
ずかに小さい。孔28と弁30間の精度を高めること
で、鋳造金属が閉じた弁のまわりからスリーブ12の外
へ漏れるのが防止される。オーバーフロー弁30の底中
心に沿って、凹部32が形成されている。凹部32は、
頂壁40及び対向側壁42と44によって画成されてい
る。凹部32は、弁30が開位置にあるとき(図3参
照)、溶融金属がスリーブ12から流出するための流路
38を与える。対向側壁42と44は頂壁40に対して
鈍角をなし、流路38の両端での断面積を大きくしてい
る。さらに弁30の内端36は、弁が閉位置にあるとき
(図4参照)、周壁22の内面の輪郭と合致するように
凹状になっている。現時点で好ましいオーバーフロー孔
28とオーバーフロー弁30は円形断面であるが、断面
形状は所望に応じ変更可能である。
【0017】上述したようにショットスリーブ装置10
は、溶融金属をショットスリーブ12からダイキャビテ
ィ(図示せず)内へ押し出すため通常のプランジャー機
構50を具備している。プランジャー機構50は、内部
孔20内に装着されたプランジャー14と、プランジャ
ー14に接続されたプランジャーロッド16と、プラン
ジャーロッド16ひいてはプランジャー14を内部孔2
0内で往復移動させる油圧シリンダ(図示せず)とを含
む。プランジャーロッド16は油圧シリンダ(図示せ
ず)からプランジャー14へ、ショットスリーブ12の
プランジャー端26を通って延びている。油圧シリンダ
が伸張すると、プランジャーロッド16がプランジャー
14をショットスリーブ12の内部孔20へと前方に押
し、溶融材料をショットスリーブ12からダイキャビテ
ィ内へと押し出す。油圧シリンダが収縮し後退すると、
プランジャーロッド16がプランジャー14を引き、シ
ョットスリーブ12のプランジャー端26に向かって戻
す。
【0018】動作:まず、ダイアセンブリが通常の方法
での鋳造と同様に用意される。一般に、各ダイ金型が閉
じられて、所望の鋳造品の形状に応じたキャビティを画
成する。そして、プランジャー14が油圧シリンダ(図
示せず)の駆動によってフルに後退され、オーバーフロ
ー弁30が通常の作動機構(図示せず)の駆動によって
閉じられる。オーバーフロー弁30は、オーバーフロー
孔28を埋めて流路38をなくすように弁をオーバーフ
ロー孔28内に位置させることによって閉じられる。こ
の時点で、ショットスリーブ12は溶融金属を受け入れ
る準備が整う。
【0019】溶融金属Mが注入孔18を介して、内部孔
20がオーバーフロー孔28の高さ以上に満たされるま
でショットスリーブ12内に送り込まれる。ショットス
リーブ12が充分に満たされると、短い静止期間を置い
て、溶融金属Mが平らになるようにする。次いで、凹部
32が周壁22をまたぐ状態となり流路38を形成する
まで(図3参照)オーバーフロー弁30をショットスリ
ーブ12内へ移動し、オーバーフロー弁30が開かれ
る。すると、溶融金属がスリーブ12から流路38を通
って流出し、スリーブ12内の溶融金属のレベルがオー
バーフロー孔28の底に達するまで流出される。オーバ
ーフロー孔28から流出する溶融金属を受け取って再利
用するように、容器(図示せず)を配置可能である。余
分の金属がショットスリーブ12から流出した後、作動
機構を駆動してオーバーフロー弁30が閉じられる。図
4に示すようにオーバーフロー弁30は、オーバーフロ
ー孔28が密封され弁30の内端36が周壁22の内面
と一致するまで、外側へ移動することによって閉じられ
る。この時点で、溶融金属Mはオーバーフロー孔28の
底まで内部孔20を満たしている。
【0020】次に、油圧シリンダの駆動によりプランジ
ャー14が前進される。プランジャー14の前進につ
れ、溶融金属が内部孔20からダイキャビティ(図示せ
ず)内に押し出される。プランジャー14がフルに伸張
したところで、溶融金属Mが硬化される。場合によって
は、高圧を溶融金属にかけ圧搾鋳造を行ってもよい。
【0021】物品が充分に硬化した後、油圧シリンダの
駆動によりプランジャー14が後退され、ダイアセンブ
リを開いて鋳造品が取り出される。次いで、空のダイア
センブリを閉じ、次のショットの準備を整える。
【0022】他の実施の形態:本発明の別の実施の形態
が図5に示してある。この実施の形態では、オーバーフ
ロー孔28’がショットスリーブ12’の周壁22’を
貫き、水平方向から約40度傾いた軸に沿って延びてい
る。同様にオーバーフロー弁30’は、オーバーフロー
孔28’の軸と平行に往復移動自在に取り付けられてい
る。この傾いたオーバーフロー弁30は開かれたとき、
弁30の内端36によって邪魔されない上記の実施の形
態と比べより開放された流路38’を与える。
【0023】以上の説明は、本発明の好ましい実施の形
態に係わるものである。均等の原則を含む特許法の原則
に基づいて解釈される特許請求の範囲に記載された発明
の精神及び広義の観点を逸脱することなく、各種の代替
及び変更が可能である。
【0024】独占的な所有権あるいは特権を請求する発
明の各種態様は、特許請求の範囲に記載された通りであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術によるダイカスト装置の側断面図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態に係るショットスリーブ装
置の一部を示す斜視図である。
【図3】ショットスリーブの断面図で、開位置にあるオ
ーバーフロー孔を示す。
【図4】ショットスリーブの断面図で、閉位置にあるオ
ーバーフロー孔を示す。
【図5】他の実施の形態におけるショットスリーブの断
面図で、開位置にあるオーバーフロー孔を示す。
【符号の説明】 10 ショットスリーブ装置 12、12’ ショットスリーブ 14 プランジャー 16 プランジャーロッド 18 注入孔 20 内部孔 22、22’ 周壁 26 プランジャー端 28、28’ オーバーフロー孔 30、30’ オーバーフロー弁 32 凹部 38、38’ 流路

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイカスト装置用のショットスリーブ装
    置において、 内部孔とオーバーフロー孔とが形成された周壁を有する
    ショットスリーブと、 前記内部孔内に往復移動自在に取り付けられ且つ前記シ
    ョットスリーブから溶融材料を吐出するプランジャー手
    段と、 前記内部孔が前記オーバーフロー孔を介して外部と連通
    する開位置と前記オーバーフロー孔を閉じる閉位置との
    間で移動可能なオーバーフロー弁と、 前記オーバーフロー弁を前記開位置と前記閉位置との間
    で移動させる作動手段とを備えたことを特徴とするショ
    ットスリーブ装置。
  2. 【請求項2】 前記オーバーフロー弁が、断面において
    前記オーバーフロー孔に対応する第1の部分と、前記オ
    ーバーフロー孔の断面積より小さい断面積を有する第2
    の部分とを含み、(a)前記第2の部分が前記周壁をま
    たぐ状態となって流路を形成する開位置と(b)前記第
    1の部分が前記オーバーフロー孔内に位置して前記オー
    バーフロー孔を密封する閉位置との間で、前記オーバー
    フロー弁が直線方向に移動可能である請求項1に記載の
    ショットスリーブ装置。
  3. 【請求項3】 前記周壁がある輪郭を有する内面を具備
    し、前記オーバーフロー弁が前記内面の輪郭と一致する
    形状の内端を含み、前記オーバーフロー弁が前記閉位置
    にあるとき、前記内端が前記内面と合致する請求項2に
    記載のショットスリーブ装置。
  4. 【請求項4】 前記オーバーフロー孔の断面が円形で、
    前記オーバーフロー弁の前記第1の部分の断面が円形で
    ある請求項3に記載のショットスリーブ装置。
  5. 【請求項5】 前記オーバーフロー弁が底部を含み、前
    記第2の部分に前記弁の前記底部に沿って長さ方向に延
    びた凹部が形成されている請求項4に記載のショットス
    リーブ装置。
  6. 【請求項6】 前記凹部が頂壁と一対の対向側壁とによ
    って画成され、前記側壁が前記頂壁に対して鈍角をなし
    ている請求項5に記載のショットスリーブ装置。
  7. 【請求項7】 前記オーバーフロー孔がほぼ水平軸に沿
    って延びている請求項6に記載のショットスリーブ装
    置。
  8. 【請求項8】 前記オーバーフロー孔が前記内部孔に向
    かって上向きに傾いた軸に沿って延びている請求項6に
    記載のショットスリーブ装置。
  9. 【請求項9】 溶融材料をキャビティへ送出するショッ
    トスリーブにおいて、 内部孔と該内部孔に連通する注入孔とが形成された周壁
    で、該周壁を完全に貫いて延び、前記注入孔より下方に
    位置したオーバーフロー孔がさらに形成された周壁と、 前記オーバーフロー孔内に取り付けられ且つ前記オーバ
    ーフロー孔を密封する閉位置とオーバーフロー孔が開い
    て前記内部孔が前記オーバーフロー孔を介して外部と連
    通する開位置との間を選択的に直線移動するオーバーフ
    ロー弁と、 前記オーバーフロー弁を前記開位置と前記閉位置との間
    で選択的に移動させる作動手段とを備えたことを特徴と
    するショットスリーブ。
  10. 【請求項10】 前記オーバーフロー弁が、断面におい
    て前記オーバーフロー孔に対応する第1の部分と、前記
    オーバーフロー孔の断面積より小さい断面積を有する第
    2の部分とを含み、(a)前記第2の部分が前記周壁を
    またぐ状態となって流路を形成する開位置と(b)前記
    第1の部分が前記オーバーフロー孔内に位置して前記オ
    ーバーフロー孔を閉じて密封する閉位置との間で、前記
    オーバーフロー弁が直線方向に移動可能である請求項9
    に記載のショットスリーブ。
  11. 【請求項11】 前記周壁がある輪郭を有する内面を具
    備し、前記オーバーフロー弁が前記内面の輪郭と一致す
    る形状の内端を含み、前記オーバーフロー弁が前記閉位
    置にあるとき、前記内端が前記内面と合致する請求項1
    0に記載のショットスリーブ。
  12. 【請求項12】 前記オーバーフロー孔の断面が円形
    で、前記オーバーフロー弁の前記第1の部分の断面が円
    形である請求項11に記載のショットスリーブ。
  13. 【請求項13】 前記オーバーフロー弁が底部を含み、
    前記第2の部分に前記弁の前記底部に沿って長さ方向に
    延びた凹部が形成されている請求項12に記載のショッ
    トスリーブ。
  14. 【請求項14】 前記凹部が頂壁と一対の対向側壁とに
    よって画成され、前記側壁が前記頂壁に対して鈍角をな
    している請求項13に記載のショットスリーブ。
  15. 【請求項15】 前記周壁がプランジャー端を具備し、
    前記オーバーフロー孔が前記プランジャー端に近接して
    いる請求項14に記載のショットスリーブ。
  16. 【請求項16】 協働してダイキャビティを画成する複
    数のダイ要素を有するダイアセンブリと、 前記ダイアセンブリに取り付けられたショットスリーブ
    で、前記ダイキャビティに連通する内部孔が形成されて
    おり、所望量の溶融材料がショットスリーブ内に収容さ
    れると、それ以上の溶融材料はショットスリーブから流
    出せしめるオーバーフロー手段を含むショットスリーブ
    と、 前記オーバーフロー手段を選択的に開閉し、溶融材料が
    前記ショットスリーブから前記オーバーフロー手段を介
    して流出するのを選択的に防止するオーバーフロー弁手
    段と、 前記ショットスリーブの前記内部孔内に往復移動自在に
    取り付けられると共に前記ショットスリーブから前記ダ
    イキャビティ内へ溶融材料を吐出するためのプランジャ
    ー手段とを備えたことを特徴とするダイカスト装置。
  17. 【請求項17】 プランジャーをショットスリーブから
    後退させる工程と、 溶融材料が前記ショットスリーブ側部のオーバーフロー
    孔より上方に達するまで溶融材料を注入孔を介して前記
    ショットスリーブ内に導入する工程と、 余分の溶融材料を前記ショットスリーブから前記オーバ
    ーフロー孔を通って流出させる工程と、 前記オーバーフロー孔を閉じる工程と、 前記プランジャーを前記ショットスリーブ内で前進させ
    て溶融材料を前記ショットスリーブから吐出する工程と
    を備えたことを特徴とするダイカスト法。
  18. 【請求項18】 溶融材料を導入する前記の工程より前
    に、前記オーバーフロー孔を閉じる工程と、 溶融材料を導入する前記の工程の後に、溶融材料が平ら
    になるまで所定時間の間待つ工程と、 溶融材料が平らになるまで待つ前記の工程と溶融材料を
    流出させる前記の工程との間に前記オーバーフロー孔を
    開く工程とをさらに備えた請求項17に記載のダイカス
    ト法。
  19. 【請求項19】 オーバーフロー弁が、断面において前
    記オーバーフロー孔に対応する第1の部分と、前記オー
    バーフロー孔の断面積より小さい断面積を有する第2の
    部分とを含み、 前記オーバーフロー孔を閉じる前記の工程は、前記第2
    の部分が前記周壁をまたぐ状態となって流路を形成する
    ように、前記オーバーフロー弁を移動させることにより
    行われ、 前記オーバーフロー孔を開く前記の工程は、前記第1の
    部分が前記オーバーフロー孔内に位置して前記オーバー
    フロー孔を密封するように、前記オーバーフロー弁を移
    動させることにより行われる請求項18に記載のダイカ
    スト法。
  20. 【請求項20】 注入孔とオーバーフロー孔とが形成さ
    れており、前記注入孔が前記オーバーフロー孔より高い
    レベルに位置しているショットスリーブと、 前記ショットスリーブ内で往復移動可能なプランジャー
    と、 前記オーバーフロー孔を選択的に開閉する弁手段とを備
    えたことを特徴とするダイカスト装置。
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