JPH1058351A - 振動発生装置 - Google Patents

振動発生装置

Info

Publication number
JPH1058351A
JPH1058351A JP22353296A JP22353296A JPH1058351A JP H1058351 A JPH1058351 A JP H1058351A JP 22353296 A JP22353296 A JP 22353296A JP 22353296 A JP22353296 A JP 22353296A JP H1058351 A JPH1058351 A JP H1058351A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
piston
port
spool
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22353296A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Shinohara
茂 篠原
Mitsuru Arai
満 新井
Takayuki Muto
隆之 武藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP22353296A priority Critical patent/JPH1058351A/ja
Publication of JPH1058351A publication Critical patent/JPH1058351A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Machines (AREA)
  • Percussive Tools And Related Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピストンを一方向に移動する室の受圧面積を
切換弁のスプールを移動することで大きくしたり、小さ
くできるし、そのスプールがピストンの往復動による大
きな衝撃力で移動しないようにする。 【解決手段】 ピストン3を第2室11と第3室12の
圧油で一方向に移動するようにし、その第3室12を油
圧源とタンクに連通する切換弁31を振動部本体1に取
付け、この切換弁31のスプール41をピストン3の往
復動方向と直交方向に移動自在としてピストン3の往復
動による大きな衝撃力でピストン41が移動しないよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、破砕作業を行なう
ブレーカや転圧作業を行なう転圧機等に用いられる振動
発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】振動発生装置としては、本体のシリンダ
孔にピストンを嵌挿して第1室と第2室を形成し、その
第1室の受圧面積を小さくして常時油圧源に接続し、第
2室の受圧面積を大きくし油圧源とタンクにピストンの
往復動に基づいて交互に連通してピストンを作業方向と
戻り方向に往復動させるものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の振動発生装置に
おけるピストンの往復動速度は第2室の受圧面積と流量
によって決定され、流量が一定であれば受圧面積が小さ
い程往復動速度が速くなる。
【0004】また、前述の振動発生装置におけるピスト
ンを移動する力は第2室の受圧面積と圧力によって決定
され、圧力が一定あれば受圧面積が大きい程移動する力
が大きくなる。
【0005】一方、ブレーカとして用いる場合にはピス
トンによりチゼルを打撃するので、そのピストンの往復
動速度が速い方が良く、転圧機として用いる場合にはピ
ストンで転圧板を押しつけるので、そのピストンを移動
する力が大きい方が良い。
【0006】このために、第2室の受圧面積をブレーカ
として用いるのに好適なように小さくすると転圧機とし
て用いる場合にピストンを移動する力が小さくなってし
まい、第2室の受圧面積を転圧機として用いるのに好適
なように大きくするとブレーカとして用いる場合にピス
トンの往復動速度が遅くなってしまう。
【0007】したがって、従来の振動発生装置はブレー
カ用と転圧機用の両方に好適なるものにできない。
【0008】このことを解消する振動発生装置として本
出願人は先に、切換弁を切換えることで第2室の受圧面
積を大きくしたり、小さくしたりしてブレーカ用と転圧
機用の両方に好適なるものを提案した。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】振動発生装置は振動部
本体に対してピストンの上下振動方向に大きな衝撃力が
作用するので、その振動部本体に切換弁を取付けると大
きな衝撃力で切換弁が切換えて誤作動する恐れがある。
【0010】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした振動発生装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】本発明
は、振動部本体1のシリンダ孔2にピストン3を嵌挿し
て受圧面積の小さな第1室10と受圧面積の大きな第2
室11と第3室12を形成し、前記第1室10に常時を
圧油を供給すると共に、ピストン3のストロークに応じ
て第2室11、第3室12に圧油を供給することでピス
トン3を往復作動させるように構成し、前記振動部本体
1に、第3室12を油圧源に連通する第1位置とタンク
に連通する第2位置に切換えられる切換弁31を設け、
この切換弁31のスプール41をピストン3の往復動方
向と直交する方向に第1位置と第2位置に亘って移動自
在とし、そのスプール41を第1位置、第2位置に保持
する保持機構46を設けたことを特徴とする振動発生装
置である。
【0012】本発明によれば、スプール41を第1位置
とすれば第2室11と第3室12に圧油が供給されるか
ら、ピストン3を一方向に移動する受圧面積が大きくな
って転圧機として用いる振動発生装置として好適とな
る。
【0013】スプール41を第2位置とすれば第2室1
1にのみ圧油が供給されて第3室12がタンクが連通す
るから、ピストン3を一方向に移動する受圧面積が小さ
くなってブレーカとして用いる振動発生装置として好適
となる。
【0014】また、スプール41はピストン3の往復動
方向と直交方向に移動するから、ピストン3の往復動に
よる大きな衝撃力でスプール41が移動することがな
い。
【0015】したがって、スプール41を第1位置、第
2位置に保持する保持機構46の保持力を小さくでき、
その保持機構46をコンパクトにできる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1に示すように、振動部本体1
のピストン孔2にピストン3を嵌挿し、振動部本体1の
ガイド孔4に転圧具5の杆体6が嵌挿されて転圧機を構
成している。ブレーカを構成する場合には転圧具5の杆
体6を外してチゼル7をガイド孔4に挿入すれば良い。
【0017】図2に示すように、ピストン孔2とピスト
ン3との間にはピストン3を上方に移動する第1室1
0、ピストン3を下方に移動する第2室11、ピストン
3を下方に移動する第3室12が形成してある。第2室
11の受圧面積は第1室10の受圧面積よりも大きい。
【0018】次に具体構造を図2に基づいて説明する。
ピストン3にキリ穴20を形成し、ピストン孔2に第
1、第2、第3環状溝21,22,23を形成し、ピス
トン3に第1スリット24と第2スリット25と第3ス
リット26が形成してある。前記振動部本体1には主切
換弁30と切換弁31が設けてある。
【0019】前記主切換弁30はスプール孔32にスプ
ール33を嵌挿してあり、そのスプール孔32にはポン
プポート34、タンクポート35、第1のポート36、
第2のポート37が形成され、スプール33は受圧面積
の大きな第1受圧部38の圧力で第1の位置となり、受
圧面積の小さな第2受圧部39の圧力で第2の位置とな
る。
【0020】前記切換弁31はスプール孔40にスプー
ル41を嵌挿したもので、そのスプール孔40にはポン
プポート42、タンクポート43、第1ポート44、第
2ポート45が形成され、スプール41を押すことで第
1位置、第2位置となり、保持機構46で保持される。
【0021】前記保持機構46はロッド47をスプリン
グ48で付勢してスプール41の第1凹部49と第2凹
部50に係合付勢するものである。
【0022】次に作動とともに各部の具体構造を説明す
る。図2に示すように、切換弁31のスプール41を第
1位置として第1ポート44と第2ポート45を連通す
る。油圧ポンプ50の吐出圧油は第1室10に直接供給
されると共に、ポンプポート42、ポンプポート34、
第2のポート37、第1ポート44、第2ポート45と
流れるので、油圧ポンプ50の吐出圧油は第2室11と
第3室12に供給される。
【0023】これにより、ピストン3が下方に移動す
る。
【0024】ピストン3が下方に所定ストローク移動す
ると第1室10がキリ穴20に連通し、第1室10内の
圧油が第1環状溝21より第1受圧部38に作用してス
プール33を右方に押して第2の位置とする。
【0025】これにより、第2のポート37がタンクポ
ート35に連通するので、第2室11、第3室12内の
圧油はタンクに流出し、ピストン3は第1室10内の圧
力で上方に移動する。
【0026】以上の動作を繰り返しすることでピストン
3は往復作動する。
【0027】切換弁31のスプール41を押して図3に
示すように第2位置とすると、第1ポート44と第2ポ
ート45が遮断し、第2ポート45がタンクポート43
に連通するので、第3室12はタンクに連通し、第2室
11のみに圧油が供給される。
【0028】これにより、ピストン3の往復動速度が速
くなるので、ブレーカとして用いる場合に好適な振動発
生装置となる。
【0029】前述のようにしてブレーカ作業している時
に空打ち状態となると、ピストン3は前述の所定ストロ
ークよりも下降し、第1環状溝21と第2環状溝22が
第1スリット24で連通し、その第2環状溝22は主切
換弁30の第1のポート36からタンクポート35に連
通する。キリ穴20と第1室10の開口面積が小さくな
って絞りとなる。
【0030】これにより、主切換弁30の第2受圧部3
9にはポンプ圧が作用し、第1受圧部38はタンク圧と
なるから、主切換弁30は第2の位置に保持されるの
で、ピストン3は往復作動を停止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】振動発生装置の全体断面図である。
【図2】ピストン作動部分と切換弁の拡大断面図であ
る。
【図3】切換弁のスプールを切換えた状態の断面図であ
る。
【符号の説明】
1…振動部本体 2…シリンダ孔 3…ピストン 10…第1室 11…第2室 12…第3室 31…切換弁 41…スプール 46…保持機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動部本体1のシリンダ孔2にピストン
    3を嵌挿して受圧面積の小さな第1室10と受圧面積の
    大きな第2室11と第3室12を形成し、前記第1室1
    0に常時を圧油を供給すると共に、ピストン3のストロ
    ークに応じて第2室11、第3室12に圧油を供給する
    ことでピストン3を往復作動させるように構成し、 前記振動部本体1に、第3室12を油圧源に連通する第
    1位置とタンクに連通する第2位置に切換えられる切換
    弁31を設け、この切換弁31のスプール41をピスト
    ン3の往復動方向と直交する方向に第1位置と第2位置
    に亘って移動自在とし、そのスプール41を第1位置、
    第2位置に保持する保持機構46を設けたことを特徴と
    する振動発生装置。
JP22353296A 1996-08-26 1996-08-26 振動発生装置 Pending JPH1058351A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22353296A JPH1058351A (ja) 1996-08-26 1996-08-26 振動発生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22353296A JPH1058351A (ja) 1996-08-26 1996-08-26 振動発生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1058351A true JPH1058351A (ja) 1998-03-03

Family

ID=16799636

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22353296A Pending JPH1058351A (ja) 1996-08-26 1996-08-26 振動発生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1058351A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109764152A (zh) * 2018-12-19 2019-05-17 河南平高电气股份有限公司 一种液压操动机构及其液压控制阀

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109764152A (zh) * 2018-12-19 2019-05-17 河南平高电气股份有限公司 一种液压操动机构及其液压控制阀

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4899836A (en) Hydraulic percussion instrument and method of operating same
JP4663624B2 (ja) 打撃装置における制御弁、打撃装置の作動サイクル制御方法、および削岩用打撃装置
US3887019A (en) Hydraulic percussive implement
JPH11513455A (ja) ダイヤフラムポンプ
JPH08281571A (ja) 振動発生装置
JP5097783B2 (ja) 打撃装置
JP2008510910A (ja) 油圧衝撃装置
JP2008517192A (ja) パーカッション装置
ATE301025T1 (de) Schlagvorrichtung
US4142447A (en) Hydraulic actuator
JPH1058351A (ja) 振動発生装置
JP3615183B2 (ja) 複動式油圧シリンダ
EP0119726B2 (en) Valve for an hydraulic ram
US4244274A (en) Cylinder control device of hydraulic cylinder apparatus
DE102011088958A1 (de) Werkzeugvorrichtung
JP2008516783A (ja) 衝撃装置
JP2004504168A (ja) 衝突式液圧装置
US4192219A (en) Hydraulic actuator
JP2801463B2 (ja) 液圧式打撃装置
KR101809267B1 (ko) 유압식 타격 장치
JP2676110B2 (ja) 流体圧駆動連続作動型往復動アクチュエータ
KR980009761A (ko) 진동발생장치
JPS5823584Y2 (ja) 油圧打撃装置
JPS5823586Y2 (ja) 液圧式衝撃モ−タ
JP2771619B2 (ja) 打抜き加工装置用模擬打抜き負荷発生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050216

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20050330

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051005