JP2771619B2 - 打抜き加工装置用模擬打抜き負荷発生装置 - Google Patents

打抜き加工装置用模擬打抜き負荷発生装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、パンチプレス等の打抜き加工装置に於て、
打抜き耐久試験等のために用いられる模擬打抜き負荷発
生装置に係る。
(従来の技術) パンチプレス等の打抜き加工装置の打抜き耐久試験に
於ては、打抜き加工装置に実際に打抜き負荷を繰返し与
える必要がある。
このことに鑑みて、ばねを用い、打抜き加工装置のム
ラ或いはストライカによりばねが圧縮されることによっ
て模擬打抜き負荷を発生するよう構成された模擬打抜き
負荷発生装置、或いは油圧シリンダ装置を有し、これの
ピストン部材がシリンダ室の油圧に抗してムラ或いはス
トライカにより押圧されることにより模擬打抜き負荷を
発生するよう構成された模擬打運き負荷発生装置が考え
られている。
上述の如き模擬打抜き負荷発生装置が打抜き加工装置
の耐久試験に用いられれば、実際に板材を繰返し打抜く
ことなく耐久試験が行われ、能率良く、しかも試験用板
材を消費することなく、その耐久試験が行われるように
なる。
(発明が解決しようとうる課題) パンチプレス等の打抜き加工装置により板材の打抜き
時に生じる打抜き負荷は、ラム、ストライカ等の下死点
にて最大になるのではなくて、これより少し手前、例え
ば6トンのパンチプレスに於ては下死点より5〜6mm程
度、手前位置にて最大になり、その後に減少するという
変化特性を示す。
これに対し、ばね式の模擬打抜き負荷発生装置に於て
は、ばねは、一般的に圧縮変形に従ってばね荷重を比例
的に増大するだけであるので、上述の如き負荷変化特性
をもって模擬打抜き負荷を打抜き加工装置に与えること
ができず、また打抜き加工装置の要求能力トン数が大き
い場合には、ばねによっては限られたスペース内にて大
きい模擬打抜き負荷を発生することが不可能である。
油圧式の模擬打抜き負荷発生装置に於ては、上述の如
き不具合は生じないが、油圧源よりの油圧の流れを切換
える等の油圧制御装置が必要であり、また上述の如き負
荷変化特性をもって模擬打抜き負荷を発生するために
は、その油圧制御は容易には行われ得ず、複雑な制御装
置が必要になり、実際には相当大掛りな装置となる。
このようなことから、実際には、打抜き加工装置の耐
久試験等に於ては、上述の如き模擬打抜き負荷発生装置
は用いられず、実際に板材を打抜くことにより行われて
いるのが現状であり、この耐久試験に多大な消耗費用を
費している。
本発明は、上述の如き問題に鑑み、構造簡単にして適
切な模擬打抜き負荷を発生し、耐久試験等に簡便に用い
られる実用的な打抜き加工装置用模擬打抜き負荷発生装
置を提供することを目的としている。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上述の如き目的は、本発明によれば、打抜き加工装置
より打抜き荷重が与えられるピストン部材と、前記ピス
トン部材を往復動可能に受入れ流体圧が与えられること
により前記打抜き荷重と対向する方向へ前記ピストン部
材を付勢するシリンダ室を構成するシリンダ部材とを有
し、前記ピストン部材と前記シリンダ部材とには前記ピ
ストン部材が初期位置より所定量移動した時に互いに整
合して前記シリンダ室をドレン開放する弁ポートが設け
られていることを特徴とする打抜き加工装置用模擬打抜
き負荷発生装置によって達成される。
(作用) 上述の如き構成によれば、ピストン部材が初期位置よ
り所定量移動すれば、弁ポートによってシリンダ室がド
レン開放されるから、油圧源よりの油圧の流れを切換え
る等の特別な油圧制御装置を必要とすることなく、所定
のストローク位置にて最大負荷となる模擬打抜き負荷が
得られるようになる。
(実施例) 以下に添付の図を参照して本発明の実施例について詳
細に説明する。
第1図は本発明による打抜き加工装置用模擬打抜き負
荷発生装置の一つの実施例を示している。第1図に於
て、符号1はシリンダ部材を示しており、シリンダ部材
1はシリンダボア3内にピストン部材5を軸線方向、即
ち図にて上下方向に往復動可能に受入れている。
ピストン部材5は、ピストンフランジ部7と、ピスト
ンフランジ部7より図にて上方に延出した上部ピストン
ロッド9と、ピストンフランジ部7より図にて下方に延
出した下部ピストンロッド11とを有している。上部ピス
トンロッド9はシリンダ部材1を貫通してこれの上方に
突出し、突出端部にパンチプレス等の打抜き加工装置の
ラム或いはストライカの如き打撃子Rより打抜き荷重を
与えられる打抜き荷重授与部13を有しており、下部ピス
トンロッド11はセンタガイド部材としてシリンダ部材1
のガイド孔15に摺動可能に嵌合している。
シリンダ部材1はピストン部材5の下部ピストンロッ
ド11の側にピストンフランジ部7と共働してシリンダ室
17を構成している。シリンダ室17には戻しばねとしての
圧縮コイルばね19が設けられており、圧縮コイルばね19
は、ピストン部材5を図にて上方へ向けて、即ち図示さ
れている如き初期位置へ向けて付勢している。
シリンダ部材1にはシリンダ室17に油圧を供給する油
圧供給ポート21が設けられており、油圧供給ポート21に
は油圧ポンプ等により構成された油圧源23より所定の油
圧が供給されるようになっている。
またシリンダ部材1にはピストンフランジ部7の摺動
面部17aに対し開口した弁ポート25が設けられており、
ピストンフランジ部7にはシリンダ室17を前記摺動面部
17aに対し連通せしめる弁ポート27が設けられている。
弁ポート27は、ピストン部材5が図示されている如き初
期位置より所定量、例えば図にて荷重Lにて示されてい
るストローク距離だけ移動すれば、シリンダ部材1の弁
ポート25と整合するようになっている。
尚、シリンダ部材1には漏れ油圧の排出のためのドレ
ンポート31、33及びシリンダ室17の油抜きポート35とが
設けられており、ドレンポート31及び33は各々油タンク
29に接続され、また油抜きポート35はドレン弁37を介し
て油タンク29に接続されている。
上述の如き構成よりなる模擬打抜き負荷発生装置を打
抜き加工装置の耐久試験に用いる場合は、油圧源23より
所定の圧力の油圧を油圧供給ポート21に常時供給するこ
とが行われる。これによってシリンダ室17に所定圧力の
油圧が供給され、この油圧による押圧力が図にて上向き
の力としてピストン部材5のピストンフランジ部7に作
用するようになる。打抜き加工装置の打撃子Rによって
ピストン部材5の打抜き荷重授与面13に打抜き荷重が与
えられると、ピストン部材5はこの打抜き荷重によりシ
リンダ室17の油圧による押圧力に抗して初期位置より図
にて下方へ移動するようになり、これに伴い打撃子Rに
模擬打抜き負荷が作用するようになる。
ピストン部材5がシリンダ室17の油圧に抗して降下す
るに従い打撃子Rに作用する模擬打抜き負荷は増大する
ようになる。ピストン部材5が前記初期位置より所定ス
トロークLだけ降下すると、ピストンフランジ部3の弁
ポート27がシリンダ部材1の弁ポート25と整合するよう
になり、これによってシリンダ室17がドレン開放される
ようになる。このドレン開放によりシリンダ室17の油圧
は一気に消滅するようになり、これによって打撃子Rに
作用する模擬打抜き負荷は一気に消滅し、そして打撃子
Rが下死点まで降下してその後に上昇を開始すると、ピ
ストン部材5は圧縮コイルばね19のばね力により戻り移
動し、前記初期位置に戻り、次の作動に備えるようにな
る。
前記所定ストロークLは打抜き負荷が最大になるスト
ロークに応じて定められていればよく、これにより、第
2図に示されている如く、実際の板材の打抜き時に生じ
る打抜き負荷変化特性と同等の変化特性をもって打抜き
負荷が打撃子Rに繰返し与えられることになる。そして
この打抜き負荷は油圧源23よりシリンダ室17に与える油
圧を変化させることにより自由に調整され、実際に板材
を打抜くことなく剪断状態を打抜き加工装置に与えてそ
の耐久試験を効率良く行うことが可能になる。
以上に於ては、本発明を特定の実施例について詳細に
説明したが、本発明は、これに限定されるものではな
く、本発明の範囲内にて種々の実施例が可能であること
は当業者にとって明らかであろう。
[発明の効果] 上述の如き実施例の説明より理解されるように、本発
明による模擬打抜き負荷発生装置に於ては、ピストン部
材が初期位置より所定量移動すれば、弁ポートによって
シリンダ室がドレン開放されるから、油圧源よりの油圧
の流れを切換える等の特別な油圧制御装置を必要とする
ことなく、所定のストローク位置にて最大負荷となる模
擬打抜き負荷が得られるようになり、実際に板材の打抜
き時に生じる打抜き負荷変化特性と同等の打抜き負荷変
化が板材の打抜きを行うことなく得られるようになる。
これにより実際に板材を打抜くことなく打抜き加工装置
の耐久試験等が行われるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による打抜き加工装置用模擬打抜き負荷
発生装置の一つの実施例を示す縦断面図、第2図は第1
図に示された本発明による打抜き加工装置用模擬打抜き
負荷発生装置により得られる打抜き負荷の変化特性を示
すグラフである。 1……シリンダ部材、5……ピストン部材 13……打抜き荷重授与部 17……シリンダ室、21……油圧供給ポート 23……油圧源、25、27……弁ポート

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】打抜き加工装置より打抜き荷重が与えられ
    るピストン部材と、前記ピストン部材を往復動可能に受
    入れ流体圧が与えられることにより前記打抜き荷重と対
    向する方向へ前記ピストン部材を付勢するシリンダ室を
    構成するシリンダ部材とを有し、前記ピストン部材と前
    記シリンダ部材とには前記ピストン部材が初期位置より
    所定量移動した時に互いに整合して前記シリンダ室をド
    レン開放する弁ポートが設けられていることを特徴とす
    る打抜き加工装置用模擬打抜き負荷発生装置。
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