JPH1057724A - ストレーナの清掃装置 - Google Patents

ストレーナの清掃装置

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Publication number
JPH1057724A
JPH1057724A JP8224039A JP22403996A JPH1057724A JP H1057724 A JPH1057724 A JP H1057724A JP 8224039 A JP8224039 A JP 8224039A JP 22403996 A JP22403996 A JP 22403996A JP H1057724 A JPH1057724 A JP H1057724A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
strainer
opening
ball valve
foreign matter
Prior art date
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Pending
Application number
JP8224039A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuma Aida
勝馬 相田
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I TEC KK
Original Assignee
I TEC KK
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH1057724A publication Critical patent/JPH1057724A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストレーナの清掃を容易にする。 【解決手段】 Yフランジ形継手に類似した外形を有す
る本体1内部には、流体流通方向に対して略45°の傾
きを有する管部1aに流体中の異物を捕集するスクリー
ン14が収納されるスクリーン収納部3が形成されてい
る。管部1a先端開口部に形成されたフランジ1bに
は、ボルト4及びナット5によって、この先端開口部を
閉塞すべくパッキン6を介在させて蓋10が固定されて
おり、さらに、蓋10の略中央部には、ソケット11及
びニップル12を介して、一般的な手動式のボールバル
ブ13が接続されている。即ち、ボールバルブ13を開
くことによって、スクリーン14の内周面を臨みつつ、
スクリーン14内周面と外部とが連通される構成となっ
ている。また、スクリーン14には、截頭円錐形状のホ
ッパ14aが付設されており、スクリーン14内に溜ま
った捕集異物等の排出を容易にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストレーナの清掃
装置に関し、特に、捕集異物の排出及び捕集部材として
のスクリーンの清掃を容易にする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】配管途中に介装され、配管内を流通する
流体中の異物を捕集する従来型ストレーナの一例を図2
に基づいて説明すると、いわゆる45°Yフランジ形継
手に類似した外形を有する本体1内部には、流体の流通
方向に対して略45°の傾きを有する管部1aに後述す
るスクリーン2が収納されるスクリーン収納部3が形成
されている。このスクリーン収納部3に収納されるスク
リーン2は、例えば、防錆能力に優れるステンレスの円
筒部材に多数の小孔2aが開設され、流体中の異物を捕
集する作用がある。本体1の管部1a先端開口部に形成
されたフランジ1bには、締結部材としてのボルト4及
びナット5によって、この先端開口部を閉塞すべくパッ
キン6を介在させて蓋7が固定されており、さらに、蓋
7には、スクリーン収納部3に溜まった残留水等を排出
すべくドレンプラグ8が取り付けられている。
【0003】ところで、かかる構成のストレーナを清掃
する際には、配管系に介装されているバルブを閉鎖した
後、次の手順で行う必要があった。 (1) ドレンプラグ8を取り外し、スクリーン収納部3内
に溜まった残留水を除去する。 (2) 蓋7を固定しているナット5を取り外す。
【0004】(3) 蓋7を取り外す。 (4) スクリーン2を引出し、ここに捕集された異物を取
り除く。 (5) スクリーン2の内周面に付着した付着物をワイヤブ
ラシ等で取り除く。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ストレーナの清掃方法では、蓋7を固定しているナッ
ト5が錆や塗装等により固着し、取り外しが困難な場合
があること、蓋7を取り外した際にはパッキン6の交
換が不可欠となるが、古いパッキン6がフランジ1bの
接合面に固着している場合には、スクレーパ等で削り取
ったり、また、ワイヤブラシやサンドペーパ等でフラン
ジ1bの接合面を平滑にする必要があり、この作業にか
なり時間を要していたこと、蓋7の表面やナット5に
はかなりのキズが着くため、清掃後に塗装の補修を行わ
なければならないこと、等の理由によりストレーナの清
掃作業を大がかりなものとしていた。
【0006】そこで、本発明は以上のような従来の問題
点に鑑み、ストレーナの清掃を行う際に蓋等の取り外し
作業を行わなくとも、捕集異物の排出及び捕集部材とし
てのスクリーンの清掃を容易に行うことができるストレ
ーナの清掃装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の発明は、流体中の異物を捕集するスクリーンを、流体
が流通する配管途中に設けられたスクリーン収納部に収
納して構成したストレーナにおいて、前記スクリーンの
収納及び取り出しを行うべくスクリーン収納部に取り外
し自由に固定される蓋に、スクリーンの捕集面を臨みつ
つスクリーン収納部の内部と外部とを連通する開口部を
開設すると共に、該開口部を開閉する開閉弁を取り付け
た。
【0008】請求項2記載の発明は、前記スクリーンの
捕集面に、捕集された異物を前記開口部に導くホッパを
付設した。請求項3記載の発明は、前記開閉弁は、ボー
ルバルブである構成とした。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付された図面を参照して
本発明を詳述する。図1は、本発明に係るストレーナの
清掃装置の一実施形態を示している。なお、以下の説明
においては、図2に示す従来型ストレーナと同一構成部
品には、同一符号を付すことで、重複する説明を省略す
ることとする。
【0010】本体1のフランジ1bの開口部を閉塞する
蓋10の略中央部には、円筒形状のソケット11が嵌合
する開口部10aが開設されており、開口部10aにソ
ケット11を嵌合した後、蓋10とソケット11とは溶
接等により強固に固着される。ソケット11の内周面に
は雌ねじ部が形成されており、ここに両端部に雄ねじ部
が形成された管継手部材としてのニップル12の一端部
が嵌合されている。そして、ニップル12の他端部に
は、一般的な手動式の青銅製ボールバルブ13(開閉
弁)の一端部が嵌合されている。即ち、ボールバルブ1
3を開くことによって、スクリーン収納部3に収納され
るスクリーン14の内周面(捕集面)を臨みつつ、スク
リーン14内周面と外部とが連通される構成となってい
る。
【0011】なお、ボールバルブ13の寸法選定にあた
っては、全開時にワイヤブラシ等の清掃具がその開口部
から容易に挿入でき、かつ、この清掃具を使った清掃作
業が容易で、捕集異物の排出が容易となるものを選定す
るのが好ましく、例えば、配管の呼び径が65A〜25
0Aの場合にはボールバルブの呼び径が50A、配管の
呼び径が300A以上の場合にはボールバルブの呼び径
が125A程度のものを選択するようにする。
【0012】また、スクリーン14には、截頭円錐形状
のホッパ14aが付設されており、スクリーン14内に
溜まった残留水及び異物を蓋10に開設した開口部10
aに導くようにしている。次に、かかる構成からなるス
トレーナ清掃装置の作用について説明する。配管系を流
通する流体(例えば、水等の液体或いは空気等の気体)
は、スクリーン14に形成された小孔14aを通ってス
クリーン14の内周面(上流側)から外周面(下流側)
へと流通していく。このとき、流体中に含まれている異
物は、小孔14aによって捕集され、ストレーナから流
出される流体は異物を含まないものとなる。
【0013】しかし、流体中の異物の捕集を長期に亘っ
て行っていると、スクリーン14に形成された小孔14
aに目詰まりが生じたり、捕集異物等で流通抵抗が増大
することとなる。そこで、定期的にスクリーン14の清
掃を行う必要が生じる。このスクリーン14の清掃は、
例えば、半年毎に行うことによって、ストレーナの性能
を基準以上に維持することができる。
【0014】スクリーン14の清掃を行う際には、配管
系に介装されているバルブを閉鎖した後、次の手順で行
えばよい。 (1) ボールバルブ13を全開として、スクリーン収納部
3内に溜まった残留水を除去し、同時に捕集異物を排出
する。 (2) ボールバルブ13の開口部からスクリーン14内部
へ長めのワイヤーブラシ等の清掃具を挿入し、このワイ
ヤーブラシ等によってスクリーン14の内周面に付着し
た付着物を除去する。その後、再度配管中のバルブを開
放して、配管中に水等の流体を流すことにより、スクリ
ーン14の清浄を行う。
【0015】(3) ボールバルブ13を全閉とする。即
ち、本実施形態におけるストレーナの清掃装置によれ
ば、従来のようにストレーナの蓋を取り外さなくとも、
スクリーンの清掃を容易に行うことができ、スクリーン
の清掃等にかかる手間を大幅に軽減することができ、も
って、保守費用の削減を図ることができる。
【0016】さらに、本実施形態における効果は、蓋に
取り付けられたボールバルブ及びホッパが付設されたス
クリーンによって奏されるものであるので、現在設置さ
れているストレーナの蓋及びスクリーンを交換するだけ
で、既設のストレーナも本発明と同様の効果を享受する
ことができ、きわめて有益なものといえる。なお、本実
施形態では、略円筒形状のスクリーンが収納される45
°Yフランジ形管継手に類似した外形を有するストレー
ナに、ストレーナの清掃装置を付加したが、ストレーナ
の清掃装置はこの形式に限らず、流体が流通する配管途
中に介装された如何なる形状のスクリーンであってもよ
く、また、如何なる外形を有するストレーナであっても
よい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、ストレーナの清掃を行う場合には、開閉弁
を開けてスクリーン収納部の内部と外部とを連通させた
後、この連通部から捕集異物を排出させ、次にワイヤー
ブラシ等の清掃具を挿入してスクリーンの捕集面に付着
した付着物を除去すればよい。即ち、蓋の取り外しが不
必要であるので、スクリーンの清掃を簡単かつ迅速に行
うことができ、保守費用の低減を図ることができる。
【0018】請求項2記載の発明によれば、スクリーン
の捕集面に、捕集された異物を蓋に開設した開口部に導
くホッパを付設したので、スクリーンの清掃を行う際
に、スクリーンの捕集面から除去した付着物が配管外に
排出し易くなり、清掃時間をより短縮することができ
る。請求項3記載の発明によれば、開閉弁をボールバル
ブである構成としたので、一般に流通している安価な規
格品を使用することができ、ストレーナの清掃装置の製
造の手間及び費用の低減を図ることができる。さらに、
ボールバルブはその構造からして全開時にその開口部が
大きく開くので、異物の排出をスムーズに行えると共
に、ワイヤブラシ等の清掃具を容易に挿入することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るストレーナの清掃装置の一実施
形態を示す図
【図2】 従来のストレーナの一例を示す図
【符号の説明】
1 本体 2 スクリーン 2a ホッパ 10 蓋 13 ボールバルブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体中の異物を捕集するスクリーンを、流
    体が流通する配管途中に設けられたスクリーン収納部に
    収納して構成したストレーナにおいて、 前記スクリーンの収納及び取り出しを行うべくスクリー
    ン収納部に取り外し自由に固定される蓋に、スクリーン
    の捕集面を臨みつつスクリーン収納部の内部と外部とを
    連通する開口部を開設すると共に、該開口部を開閉する
    開閉弁を取り付けたことを特徴とするストレーナの清掃
    装置。
  2. 【請求項2】前記スクリーンの捕集面に、捕集された異
    物を前記開口部に導くホッパを付設したことを特徴とす
    る請求項1記載のストレーナの清掃装置。
  3. 【請求項3】前記開閉弁は、ボールバルブであることを
    特徴とする請求項1又は2に記載のストレーナの清掃装
    置。
JP8224039A 1996-08-26 1996-08-26 ストレーナの清掃装置 Pending JPH1057724A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105381646A (zh) * 2015-12-09 2016-03-09 安徽恩大阀门机械有限公司 一种轻便的y型过滤器
JP2016139520A (ja) * 2015-01-27 2016-08-04 アイシン精機株式会社 燃料電池システムの継ぎ手
CN112503646A (zh) * 2020-12-15 2021-03-16 马鞍山市博浪热能科技有限公司 一种空调外机过滤器用防护扣及其制备方法与应用
KR20210078935A (ko) * 2019-12-19 2021-06-29 주식회사 한종이엔지 부유 금속산화물 제거장치

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