JPH1057437A - エアーマッサージ機 - Google Patents

エアーマッサージ機

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JPH1057437A
JPH1057437A JP22264296A JP22264296A JPH1057437A JP H1057437 A JPH1057437 A JP H1057437A JP 22264296 A JP22264296 A JP 22264296A JP 22264296 A JP22264296 A JP 22264296A JP H1057437 A JPH1057437 A JP H1057437A
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悟 大下
Katsumi Inaba
勝美 稲葉
Shoji Hoshino
彰司 星野
Susumu Hoshino
享 星野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、マッサージ機本体がクッションを備
えるにも拘らず、マッサージ力を大きくできるエアーマ
ッサージ機を得ることにある。 【解決手段】使用者を支持するマット部(マッサージ機
本体)11と、この本体に配設された複数のマッサージ用
袋体31〜37と、これら袋体にエアーを供給するエアー供
給部(エアー供給手段)と、袋体へのエアーの給排気を
制御する制御部(制御手段)とを備え、制御部により各
袋体を膨脹・収縮させて使用者をマッサージするエアー
マッサージ機を前提とする。マット部は各袋体を覆うシ
ート状クッション19を有する。各袋体が膨脹する際のク
ッションの抵抗を減らす(スリット(クッション抵抗削
減手段)41〜46を、クッション19の前記袋体に重なり合
う袋体重なり部分に対応して設ける。それにより、膨張
する袋体に対するクッションの抵抗を少なくして、袋体
を高く膨張させることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マッサージ機本体
に支持された使用者の被施療部を、前記本体に内蔵され
てエアーの給排気にしたがい膨脹・収縮する袋体によっ
てマッサージするマット式または椅子式等のエアーマッ
サージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のマット式エアーマッサージ
機全体の構成を示す斜視図、図8はそのマット部を一部
切欠して示す斜視図である。これらの図中1は使用者を
支持するマット部(マッサージ機本体)で、これは、硬
質発泡ウレタンフォーム製の台板1aと、この台板1a
の各辺上に重ねて夫々配置された軟質発泡ウレタンフォ
ーム製の第1〜第4の枠板1b〜1e(なお、枠板1d
は図示しない。)と、台板1aと同形状であって各枠板
1b〜1e上に重ねられた軟質発泡ウレタンフォーム製
のシート状クッション1fと、これら各部材1a〜1f
を収容した布製の通気性中袋1gと、この袋1gに着脱
可能に被包された布製の通気性外カバー1hとを有して
いる。このマット部1は柔軟性を有しており、任意に折
り畳んだり曲げることができる。クッション1fはその
弾性によりマット部1への寝心地等の使用者の当たりの
感触をよくするために使用されている。
【0003】このマット部1内には膨脹・収縮が可能に
形成された複数の袋体2a〜2hが収容されている。夫
々同じ長さの各袋体2a〜2hは、マット部1の幅方向
に延びているとともに互いに平行に配設されていて、前
記シート状のクッション1fで覆われている。これらの
袋体2a〜2hの夫々に個別に連通する複数本のエアー
ホース3がマット部1に内蔵されていて、これらのホー
ス3はマット部1の周縁部に設けたジョイント部4に接
続されている。なお、図7中5はマット部1上に支持さ
れた使用者の脚部の血行を促進させる電床体である。
【0004】図7中6はエアー給排気装置であり、これ
とマット部1とは複数の接続ホース7群および給電線8
を介して接続されている。接続ホース7群の先端部はジ
ョイント部4に取外し可能に接続され、給電線8はマッ
ト部1の図示しない受電ジョイント部に取外し可能に接
続されるようになっている。そして、エアー給排気装置
6には、図示しないがエアーコンプレッサー、ロータリ
ー弁、急排気弁、回路基板などが収容され、この装置6
での制御動作により接続ホース7群を介してマット部1
内の袋体2a〜2hにエアーが給排気されるようになっ
ている。
【0005】それにより、エアー給排気装置6の操作パ
ネル6aやリモートコントローラ9等において選択した
所望のマッサージモードにしたがって各袋体2a〜2h
を単独または同時に膨脹・収縮させて、マット部1上に
横たわった使用者の背中等の被施療部をマッサージする
ことができる。この場合、袋体2a〜2hは、それにエ
アーが供給されることにより棒状に膨脹して被施療部を
押圧し、また、収縮により被施療部を弛緩させるもので
ある。
【0006】また、以上はマット式のエアーマッサージ
機であるが、これと同様に椅子式のエアーマッサージ機
においても、その椅子本体(マッサージ機本体)の背凭
れ部に、そのシート状クッションで覆われる複数の袋体
を内蔵して、これらの袋体を膨脹・収縮させることによ
り、使用者の背中などの被施療部をマッサージするよう
に構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】マッサージ機本体はそ
れへの使用者の感触を良くするためのシート状のクッシ
ョン1fを有しており、このクッション1fを弾性変形
させながら各袋体2a〜2hが膨脹されるようになって
いる。そのため、クッション1fの抵抗によって袋体2
a〜2hの膨脹が少なからず制限され易く、マッサージ
力を大きくできないという問題がある。
【0008】したがって、本発明が解決しようとする第
1の課題は、マッサージ機本体がクッションを備えるに
も拘らず、マッサージ力を大きくできるエアーマッサー
ジ機を得ることにある。
【0009】また、マット式エアーマッサージ機におい
て、そのマット部1の第4の枠板1eとクッション1f
はメンテナンスのために接着されないが、それ以外の第
1〜第3の枠板1b〜1cとクッション1fとは接着さ
れる構成であるために、クッション1fは膨脹した袋体
2a〜2h側に引っ張られる力を受け、それにより、マ
ット部1の周縁が反り上がる可能性が高いという問題も
ある。
【0010】本発明が解決しようとする第2の課題は、
前記第1の課題を解決するにあたり、その効果をより大
きくできるとともに、マット式での実施した場合にその
マット部の反り上がりを防止できるエアーマッサージ機
を得ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、使用者を支持
するマッサージ機本体と、この本体内に配設された複数
のマッサージ用袋体と、これら袋体にエアーを供給する
エアー供給手段と、前記各袋体へのエアーの給排気を制
御する制御手段とを備え、前記制御手段により前記各袋
体を膨脹・収縮させて前記使用者をマッサージするエア
ーマッサージ機を前提とする。
【0012】そして、前記第1の課題を解決するため
に、請求項1の発明は、前記マッサージ機本体が前記各
袋体を覆うシート状クッションを有し、前記各袋体が膨
脹する際の前記クッションの抵抗を減らすクッション抵
抗削減手段を、前記クッションの前記袋体に重なり合う
袋体重なり部分に対応して設けたことを特徴としてい
る。クッション抵抗削減手段は、クッションに切り込ん
だスリット、ミシン目状に列をなして設けられる小孔、
クッションの表面側からその厚みの略半分程度の深さに
切り込んだハーフカット、または薄肉部、或いはこれら
の組合わせ等からなる。
【0013】この請求項1の発明において、クッション
抵抗削減手段は、それに対応して位置されたクッション
の袋体重なり部分で覆われた袋体がエアーの供給を受け
て膨脹する際に、この膨脹する袋体に対するクッション
の抵抗を少なくする。それにより、袋体が膨脹し易くな
り、その膨脹高さを高く確保して、マッサージ機本体に
支持された使用者の被施療部を強く押圧できる。
【0014】また、前記第2の課題を解決するために、
請求項2の発明は、前記クッション抵抗削減手段がスリ
ットであって、前記袋体のマッサージ機本体への固定部
を除く3辺に沿うようにコの字状をなして設けられ、こ
のスリットによって前記袋体重なり部分を区画したこと
を特徴としている。
【0015】この請求項2の発明において、コの字状の
スリットからなるクッション抵抗削減手段は、袋体の膨
脹の際に、開いて膨脹する袋体に対するクッションの抵
抗を極めて小さくする。しかも、以上のようにスリット
が開くことにより、クッションの袋体重なり部分が袋体
で押し出される際の影響が、前記袋体重なり部分の周囲
に及ぶことをなくし、袋体の膨脹に伴ってクッションが
前記袋体重なり部分に向けて引っ張られることを防止す
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5を参照して本発
明の第1の実施の形態を説明する。図1に示されるよう
に第1の実施の形態に係るマット式エアーマッサージ機
は、マッサージ機本体をなすマット部11と、エアー給
排気装置12とを備え、これらは複数本のエアーホース
を束ねてなる接続ホース13を介して接続される。
【0017】マット部11は、硬質の発泡ウレタンフォ
ーム製であって長方形の平板状をなす台板14と、この
台板14の各辺上に重ねて夫々配置された軟質発泡ウレ
タンフォーム製の第1〜第4の枠板15〜18と、台板
14と同形状であって各枠板15〜18上に重ねられた
軟質発泡ウレタンフォーム製のシート状クッション19
と、これら各部材14〜19を収容した布製の通気性中
袋20と、この袋20に着脱可能に被包された布製の通
気性外カバー21とを有している。このマット部11は
柔軟性を有しており、任意に折り畳んだり曲げることが
できる。
【0018】台板14に対して各枠板15〜18は夫々
接着されているとともに、マット部11の長手方向両端
部に位置された第1、第2の枠板15、16(なお、第
2の枠板16は図2参照)、およびマット部11の幅方
向両側に位置された第3、第4の枠板17、18の内の
一方(例えば第3の枠板17)と、クッション19とは
夫々接着されている。しかし、第4枠板18とクッショ
ン19とは接着されることなく単に積層されているだけ
である。そのため、第4枠板18とクッション19との
間は開くことができ、それにより、後述する各種袋体の
メンテナンスを可能にしている。また、マット部11に
支持される使用者に対する感触を良くするために用いら
れるクッション19の表面(上面)には多数の***状突
起が形成されている。
【0019】マット部11の各部材14〜19間に形成
された空間には、気密性の各種のマッサージ用袋体が図
2に示されるように配置されている。各種袋体として
は、例えば肩用袋体31、背中用袋体32、尻用袋体3
3、左脚膝部用袋体34、右脚膝部用袋体35、左脚脛
用袋体35、および右脚脛用袋体37などが使用され
る。
【0020】詳しくは、図1〜図3に示されるように肩
用袋体31はマット部11上に横たわった人体Aの両肩
部に対応して配置されている。この肩用袋体31は、第
1の実施の形態においては、長方形状をなす一枚の分割
形袋、つまり、長手方向中央部の取付けベース部BBに
よって仕切られた左側袋部BLおよび右側袋部BRを有
したものが使用されている。この袋体31は取付けべー
ス部BB(固定部)を、マット部11上に横たわった人
体Aの体軸に対応させ、したがって、マット部11の幅
方向中心部に位置させて、このベース部BBを通る図示
しないリベット状の取付け具によって台板14に固定さ
れている。
【0021】こうして取付けられた肩用袋体31はマッ
ト部11の幅方向に延びて設けられて、左側袋部BLは
左肩部に対応して位置され、右側袋部BRは右肩部に対
応して位置されている。この肩用袋体31は、左側袋部
BLと右側袋部BRとを同期させて或いは同期させるこ
となく交互に膨脹・収縮させることにより、肩部を押圧
・弛緩させてマッサージを施すものである。
【0022】背中用袋体32はマット部11上に横たわ
った人体Aの背中から腰部に対応して配置されている。
この袋体32は、一枚の分割形袋で形成されており、こ
の袋は肩用袋体31をなすものと同様の構成であるか
ら、その分割形袋の構成および台板14への取付け構造
についての説明は省略する。この背中用袋体32は肩用
袋体31と同じ長さであるとともに、その左側袋部BL
および右側袋部BRは同期して或いは同期することなく
交互に膨脹・収縮されるようになっている。
【0023】尻用袋体33はマット部11上に横たわっ
た人体Aの尻部に対応して配置されている。この袋体3
3は、一枚の分割形袋で形成されており、この袋は肩用
袋体31をなすものと同様の構成であるから、その分割
形袋の構成および台板14への取付け構造についての説
明は省略する。この尻用袋体33は肩用袋体31と略同
じ長さであるとともに、その左側袋部BLおよび右側袋
部BRは同期して或いは同期することなく交互に膨脹・
収縮されるようになっている。
【0024】なお、上半身用の前記袋体31〜33は、
互いに平行をなしてマット部11の幅方向に延びて設け
られ、その取付けベースBBがマット部11上に横たわ
った人体Aの背骨に対応して位置されるようにマット部
11に固定されているから、これら袋体31〜33の膨
脹動作に伴って人体Aの背骨に負担を与えることがない
点で優れている。
【0025】左脚用膝部袋体34および左脚用脛部袋体
36は、マット部11上に横たわった人体Aの左脚の膝
部および脹ら脛部に夫々対応して、マット部11の幅方
向に延びた配置で台板14に固定されている。同様に、
右脚用膝部袋体35および右脚用脛部袋体37は、マッ
ト部11上に横たわった人体Aの右脚の膝部および脹ら
脛部に夫々対応して、マット部11の幅方向に延びた配
置で台板14に固定されている。
【0026】これら袋体34〜37は、いずれも一枚の
分割形袋で形成されており、各袋は肩用袋体31となす
ものと同様の構成であるから、その分割形袋の構成およ
び台板14への取付け構造についての説明は省略する。
これら袋体34〜37の左側袋部BLおよび右側袋部B
Rは、同期して膨脹・収縮されて、膝部または脹ら脛部
をその両側から掴んで揉むようなマッサージを施すもの
である。
【0027】そして、前記各袋体31〜37をその上面
側から覆ったシート状のクッション19には、図2等に
示されるようにクッション抵抗削減手段としてのスリッ
トが、クッション19の各袋体31〜37に重なり合う
袋体重なり部分に対応して設けられている。スリットと
して、左上半身に対するスリット41および右上半身に
対するスリット42と、下半身の左脚に対するスリット
43および44と、下半身の右脚に対するスリット45
および46とが夫々設けられている。
【0028】詳しくは、スリット41は、肩用袋体31
の左側袋部BLの上側の側縁に沿ってマット部11の幅
方向に延びる第1スリット部41aと、尻用袋体33の
左側袋部BLの下側の側縁にマット部11の幅方向に延
びる第2スリット部41bと、袋体31〜33の左側袋
部BLの左縁に沿ってマット部11の長手方向に沿って
延びて第1、第2のスリット部41a、41bに連続す
る第3スリット部41cとから形成されていて、袋体3
1〜33の左側袋部BLをその固定部(取付けベースB
B)を除いて取り囲むようなコの字状をなして形成され
ている。
【0029】しかも、この第1の実施の形態において
は、スリット41は、その内側に位置される袋体重なり
部分を小分けするための第4、第5のスリット部41
d、41eを有している。これらのスリット部41d、
41eは第1、第2のスリット部41a、41bと平行
に設けられる。第4スリット部41dは肩用袋体31と
背中用袋体32との間に設けられて、その一端は第3ス
リット部41cに連続されている。同様に、第5スリッ
ト部41eは背中用袋体32と尻用袋体33との間に設
けられて、その一端は第3スリット部41cに連続され
ている。
【0030】したがって、第1スリット部41aと、第
4スリット部41dと、第3スリット部41cの上部ス
リット部分(第1、第4スリット部を連続させている部
分)とは、コの字状をなして肩用袋体31の左側袋部B
Lの固定部BBを除く3辺に沿うように連続して、それ
らの内側に肩用袋体31の左側袋部BLに重なり合う肩
用袋体重なり部分19aを仕切っている。同様に、第
4、第5のスリット部41d、41eと、第3スリット
部41cの中央スリット部分(第4、第5スリット部を
連続させている部分)とは、コの字状をなして背中用袋
体32の左側袋部BLの固定部BBを除く3辺に沿うよ
うに連続して、それらの内側に背中用袋体31の左側袋
部BLに重なり合う背中用袋体重なり部分19bを仕切
っている。同様に、第5スリット部41eと、第2スリ
ット部41bと、第3スリット部41cの下部スリット
部分(第2、第5スリット部を連続させている部分)と
は,コの字状をなして尻用袋体33の左側袋部BLの固
定部BBを除く3辺に沿うように連続して、それらの内
側に尻用袋体33の左側袋部BLに重なり合う尻用袋体
重なり部分19cを仕切っている。
【0031】前記左上半身用スリット41に対してマッ
ト部11の幅方向中心を境に左右対称に設けられた右上
半身用スリット42は、肩用袋体31の右側袋部BRの
上側の側縁に沿ってマット部11の幅方向に延びる第1
スリット部42aと、尻用袋体33の右側袋部BRの下
側の側縁にマット部11の幅方向に延びる第2スリット
部42bと、袋体31〜33の右側袋部BRの右縁に沿
ってマット部11の長手方向に沿って延びて第1、第2
のスリット部42a、42bに連続する第3スリット部
42cとから形成されていて、袋体31〜33の右側袋
部BRをその固定部(取付けベースBB)を除いて取り
囲むようなコの字状をなして形成されている。
【0032】その上、このスリット42は、その内側に
位置される袋体重なり部分を小分けするための第4、第
5のスリット部42d、42eを有している。これらの
スリット部42d、42eは第1、第2のスリット部4
2a、42bと平行に設けられている。第4スリット部
42dは肩用袋体31と背中用袋体32との間に設けら
れて、その一端は第3スリット部42cに連続されてい
る。同様に、第5スリット部42eは背中用袋体32と
尻用袋体33との間に設けられて、その一端は第3スリ
ット部42cに連続されている。
【0033】したがって、第1スリット部42aと、第
4スリット部42dと、第3スリット部42cの上部ス
リット部分(第1、第4スリット部を連続させている部
分)とは、コの字状をなして肩用袋体31の右側袋部B
Rの固定部BBを除く3辺に沿うように連続して、それ
らの内側に肩用袋体31の右側袋部BRに重なり合う肩
用袋体重なり部分19dを仕切っている。同様に、第
4、第5のスリット部42d、42eと、第3スリット
部42cの中央スリット部分(第4、第5スリット部を
連続させている部分)とは、コの字状をなして背中用袋
体32の右側袋部BRの固定部BBを除く3辺に沿うよ
うに連続して、それらの内側に背中用袋体31の右側袋
部BRに重なり合う背中用袋体重なり部分19eを仕切
っている。同様に、第5スリット部42eと、第2スリ
ット部42bと、第3スリット部42cの下部スリット
部分(第2、第5スリット部を連続させている部分)と
は、コの字状をなして尻用袋体33の右側袋部BRの固
定部BBを除く3辺に沿うように連続して、それらの内
側に尻用袋体33の右側袋部BRに重なり合う尻用袋体
重なり部分19fを仕切っている。
【0034】前記左脚用のスリット43は、左脚膝用袋
体34の左側袋部BLの上側の側縁に沿ってマット部1
1の幅方向に延びる第1スリット部43aと、左脚脛用
袋体36の左側袋部BLの下側の側縁にマット部11の
幅方向に延びる第2スリット部43bと、両袋体34、
36の左側袋部BLの左縁に沿ってマット部11の長手
方向に沿って延びて第1、第2のスリット部43a、4
3bに連続する第3スリット部43cとから形成されて
いて、袋体34、36の左側袋部BLをその固定部(取
付けベースBB)を除いて取り囲むようなコの字状をな
して形成されている。しかも、この第1の実施の形態に
おいては、スリット43は、その内側に位置される袋体
重なり部分を小分けするための第4スリット部43dを
有している。このスリット部43dは、第1、第2のス
リット部43a、43bと平行であり、両袋体34、3
6間に設けられて、その一端は第3スリット部43cに
連続されている。
【0035】それにより、第1スリット部43aと、第
4スリット部43dと、第3スリット部43cの上部ス
リット部分(第1、第4スリット部を連続させている部
分)とは、コの字状をなして左脚膝用袋体34の左側袋
部BLの固定部BBを除く3辺に沿うように連続して、
それらの内側に左脚膝用袋体31の左側袋部BLに重な
り合う膝用袋体重なり部分19gを仕切っている。同様
に、第2、第4のスリット部43b、43dと、第3ス
リット部43cの下部スリット部分(第2、第4スリッ
ト部を連続させている部分)とは、コの字状をなして左
脚脛用袋体36の左側袋部BLの固定部BBを除く3辺
に沿うように連続して、それらの内側に左脚脛用袋体3
6の左側袋部BLに重なり合う脛用袋体重なり部分19
hを仕切っている。
【0036】スリット43と左右対称をなして設けられ
る左脚用のスリット44は、左脚膝用袋体34の右側袋
部BRの上側の側縁に沿ってマット部11の幅方向に延
びる第1スリット部44aと、左脚脛用袋体36の右側
袋部BRの下側の側縁にマット部11の幅方向に延びる
第2スリット部44bと、両袋体34、36の右側袋部
BRの左縁に沿ってマット部11の長手方向に沿って延
びて第1、第2のスリット部44a、44bに連続する
第3スリット部44cとから形成されていて、袋体3
4、36の右側袋部BRをその固定部(取付けベースB
B)を除いて取り囲むようなコの字状をなして形成され
ている。しかも、この第1の実施の形態においては、ス
リット44は、その内側に位置される袋体重なり部分を
小分けするための第4スリット部44dを有している。
このスリット部44dは、第1、第2のスリット部44
a、44bと平行であって、両袋体34、36間に設け
られて、その一端は第3スリット部44cに連続されて
いる。
【0037】それにより、第1スリット部44aと、第
4スリット部44dと、第3スリット部44cの上部ス
リット部分(第1、第4スリット部を連続させている部
分)とは、コの字状をなして左脚膝用袋体34の右側袋
部BRの固定部BBを除く3辺に沿うように連続して、
それらの内側に左脚膝用袋体34の右側袋部BRに重な
り合う膝用袋体重なり部分19iを仕切っている。同様
に、第2、第4のスリット部44b、44dと、第3ス
リット部44cの下部スリット部分(第2、第4スリッ
ト部を連続させている部分)とは、コの字状をなして左
脚脛用袋体36の右側袋部BRの固定部BBを除く3辺
に沿うように連続して、それらの内側に左脚脛用袋体3
6の右側袋部BRに重なり合う脛用袋体重なり部分19
jを仕切っている。
【0038】前記第3スリット部44cを共用してこの
スリット部44cを境に左脚用スリット44と左右対称
に設けられる右脚用のスリット45は、右脚膝用袋体3
5の左側袋部BLの上側の側縁に沿ってマット部11の
幅方向に延びる第1スリット部45aと、右脚脛用袋体
37の左側袋部BLの下側の側縁にマット部11の幅方
向に延びる第2スリット部45bと、両袋体35、37
の左側袋部BLの左縁に沿ってマット部11の長手方向
に沿って延びて第1、第2のスリット部45a、45b
に連続する前記第3スリット部44cとから形成されて
いて、袋体35、37の左側袋部BLをその固定部(取
付けベースBB)を除いて取り囲むようなコの字状をな
して形成されている。しかも、この第1の実施の形態に
おいては、スリット45は、その内側に位置される袋体
重なり部分を小分けするための第4スリット部45dを
有している。このスリット部45dは、第1、第2のス
リット部45a、45bと平行であって、両袋体35、
37間に設けられて、その一端は第3スリット部44c
に連続されている。
【0039】それにより、第1スリット部45aと、第
4スリット部45dと、第3スリット部45cの上部ス
リット部分(第1、第4スリット部を連続させている部
分)とは、コの字状をなして右脚膝用袋体35の左側袋
部BLの固定部BBを除く3辺に沿うように連続して、
それらの内側に右脚膝用袋体35の左側袋部BLに重な
り合う膝用袋体重なり部分19kを仕切っている。同様
に、第2、第4のスリット部45b、45dと、第3ス
リット部44cの下部スリット部分(第2、第4スリッ
ト部を連続させている部分)とは、コの字状をなして右
脚脛用袋体37の左側袋部BLの固定部BBを除く3辺
に沿うように連続して、それらの内側に右脚脛用袋体3
7の左側袋部BLに重なり合う脛用袋体重なり部分19
lを仕切っている。
【0040】このスリット45と左右対称をなして設け
られる右脚用のスリット46は、右脚膝用袋体35の右
側袋部BRの上側の側縁に沿ってマット部11の幅方向
に延びる第1スリット部46aと、右脚脛用袋体37の
右側袋部BRの下側の側縁にマット部11の幅方向に延
びる第2スリット部46bと、両袋体35、37の右側
袋部BRの右縁に沿ってマット部11の長手方向に沿っ
て延びて第1、第2のスリット部46a、46bに連続
する第3スリット部46cとから形成されていて、袋体
35、37の右側袋部BRをその固定部(取付けベース
BB)を除いて取り囲むようなコの字状をなして形成さ
れている。しかも、この第1の実施の形態においては、
スリット46は、その内側に位置される袋体重なり部分
を小分けするための第4スリット部46dを有してい
る。このスリット部46dは、第1、第2のスリット部
46a、46bと平行であって、両袋体35、37間に
設けられて、その一端は第3スリット部46cに連続さ
れている。
【0041】それにより、第1スリット部46aと、第
4スリット部46dと、第3スリット部46cの上部ス
リット部分(第1、第4スリット部を連続させている部
分)とは、コの字状をなして右脚膝用袋体35の右側袋
部BRの固定部BBを除く3辺に沿うように連続して、
それらの内側に右脚膝用袋体35の右側袋部BRに重な
り合う膝用袋体重なり部分19mを仕切っている。同様
に、第2、第4のスリット部46b、46dと、第3ス
リット部46cの下部スリット部分(第2、第4スリッ
ト部を連続させている部分)とは、コの字状をなして右
脚脛用袋体37の右側袋部BRの固定部BBを除く3辺
に沿うように連続して、それらの内側に右脚脛用袋体3
7の右側袋部BRに重なり合う脛用袋体重なり部分19
nを仕切っている。
【0042】また、図1に示されるようにマット部11
の台板14と第4の枠板18との間には、夫々折り曲げ
可能な複数本のエアーホース47が設けられている。こ
れらホース47の一端は各袋体31〜37の各袋部に夫
々個別に接続され、他端はマット部11の縁部に設けた
接続部48に接続されている。
【0043】前記構成のマット部11の外部には前記エ
アー給排気装置12が設けられている。図5に示される
ようにエアー給排気装置12には、空気を圧縮して供給
するエアー供給器としてのエアーコンプレッサおよびこ
れから供給される空気の脈動を平滑にするためのフィル
タータンクを有するエアー供給部51と、この供給部5
1に送気管52を介して接続されるとともにステッピン
グモータにより動作されるロータリーバルブ製の分配器
53とが内蔵されている。これらエアー供給部51と分
配器53とはエアー供給手段をなしている。分配器53
は、前記各袋体31〜37に対する圧縮空気の給排気を
選択的に行わせるために設けられている。
【0044】さらに、エアー給排気装置12にはエアー
供給部51および分配器53の動作を制御する制御手段
としての制御部54が設けられている。各種のマッサー
ジモードが設定された制御部54は、それへの入力信号
に基づいて、エアーコンプレッサの起動・停止と、指定
されたマッサージモードにしたがって分配器53の動作
を制御して、選択された袋体31〜37を同期して或い
は非同期に膨脹・収縮させるために設けられている。制
御部54には、前記内蔵部品51〜54等を有したエア
ー給排気装置12の筐体12a(図1参照)の前面に設
けられた操作パネル55、またはこの筐体12aに着脱
自在に取付けられるリモートコントローラ56の操作に
よって、種々のマッサージモードの中から選択されたモ
ードが与えられる。予め制御部54のマイクロコンピュ
ータ等に設定された各種のマッサージモードにおいて
は、複数の袋体31〜37を夫々単独にも、同時にも膨
脹・収縮させるようになっている。
【0045】図1に示されるように前記筐体12aの側
壁には、圧縮空気配管用コネクタ57が設けられてい
る。このコネクタ57には可撓性を有する前記接続ホー
ス13の一端の接続口13aが着脱可能に差し込み接続
され、このホース13の他端の接続口13bは前記接続
部47に着脱可能に差し込み接続されるようになってい
る。この接続により、エアー給排気装置12は、その内
部で生成した圧縮空気を、接続ホース13を介して前記
エアーホース47を経て各袋体31〜37に給排気する
ことができる。
【0046】前記構成のエアーマッサージ機の動作につ
いて説明する。まず、マット部11とエアー給排気装置
12とを接続ホース13によって接続してから、エアー
給排気装置12の電源スイッチを閉じた後に、操作パネ
ル55またはリモートコントローラ56のいずれかを操
作して所望のマッサージモードを設定する。それによ
り、選択されたマッサージモードにしたがって、袋体3
1〜37のうち前記モードを実行するのに必要な袋体の
膨脹・収縮を繰り返させて、マット部11上に横たわっ
た使用者の身体に対する押圧と弛緩とを繰り返してマッ
サージを施す。
【0047】このマッサージにおける各袋体31〜37
の膨脹・収縮の状態は図3の肩用袋体31で代表して示
されている。すなわち、図3(A)は肩用袋体31の左
右袋部BL、BRが収縮して偏平状となった状態を示し
ており、この状態ではクッション19の肩用袋体重なり
部分19a、19dはいずれもその周囲クッション部分
と面一的に連なるように伏せられている。図3(B)は
肩用袋体31の左右袋部BL、BRが同期して膨脹した
状態を示し、両袋部BL、BRの膨脹によって、それら
を個別に覆った肩用袋体重なり部分19a、19dはそ
の周囲部分の制約を受けることなく、下方より持ち上げ
られている。なお、この状態は図4の斜視図においても
示されている。
【0048】こうして肩用袋体重なり部分19a、19
dがクッション19の他の部分から独立的に左右袋部B
L、BRの膨脹にしたがって持ち上げられることは、肩
用袋体重なり部分19aを仕切るコの字状のスリット部
41a、41c、41dが開かれることにより実現さ
れ、同様に、肩用袋体重なり部分19dを仕切るコの字
状のスリット部42a、42c、42dが開かれること
により実現される。
【0049】このように肩用袋体31の左右袋部BL、
BRがエアーの供給を受けて膨張する際には、それらを
覆ったクッション19の肩用袋体重なり部分19a、1
9dがその周囲のクッション部分を引っ張ることがない
ので、前記膨張に対するクッション19の抵抗を少なく
できる。この場合、既述のようにスリット41、42が
開くので、前記膨脹に対するクッション19の抵抗を極
めて小さくできる。
【0050】したがって、クッション19に邪魔される
ことなく肩用袋体31が膨脹し易くなり、その膨脹高さ
を高く確保できる。それにより、マット部11上に横た
わった人体Aの肩部を強く押圧して大きな力でマッサー
ジすることができる。
【0051】しかも、以上のように肩用袋体31の膨張
に伴って肩用袋体重なり部分19a、19dはその周囲
のクッション部分を引っ張ることがないので、マット部
11の周縁が反り上がることも防止できる。
【0052】なお、こうした膨脹時の挙動はその他の袋
体32〜37の各袋部BL、BRが膨張する場合にも同
様であり、しかも、この第1の実施の形態では、各袋体
31〜37の袋部BL、BRごとに対応してコの字状の
スリットを設けてあるから、膨張する袋部BL、BRを
覆った袋体重なり部分のみを、前記膨張する袋体が膨ら
む動作を妨げないように弾性変形させることができる。
【0053】また、この第1の実施の形態においては、
スリット41、42の第4、第5のスリット部41d、
42d、41e、42e、およびスリット43〜46の
第4スリット部43d〜46dは、その両側に位置され
た袋体重なり部分を仕切るスリットとして共用されてい
るから、シート状クッション19に対してスリットを設
ける箇所を少なくする上で有効である。同様に、スリッ
ト44、45の第3スリット部44cは共用されている
から、シート状クッション19に対してスリットを設け
る箇所を少なくする上で有効である。
【0054】図6は本発明の第2の実施の形態の要部を
示している。この第2の実施の形態は、マッサージ用袋
体に対するクッション抵抗削減手段としてのスリットの
構成が前記第1の実施の形態とは異なり、それ以外の構
成は図6に図示されない部分を含めて図1〜図5に示さ
れた前記第1の実施の形態のマット式マッサージ機と同
一ないしは同様な構成である。そのため、図示されない
構成については図1〜図5をもって代用するとともに、
図示される同一ないしは同様な構成部分には第1の実施
の形態と同一の符号を付して、それらの構成の説明およ
びそれに基づく作用効果の説明については省略するが、
これら同一ないしは同様な構成部分についても第2の実
施の形態に係るマッサージ機の構成の一部をなすもので
ある。
【0055】この第2の実施の形態では、図6(A)に
示されるようにマッサージ用袋体30の袋部の例えば長
手方向中央部に対応する位置に、この袋体30の幅方向
に延びる直線状のスリット40が、クッション19に刻
み込まれている。このスリット40は袋体30の幅寸法
よりも長く、この袋体30を幅方向に横断するように設
けられている。言い換えれば、袋体30に重なり合った
クッション19の袋体重なり部分19oに対応して、こ
の部分19oを2分してクッション19に設けられてい
る。なお、こうした直線状のスリット40を設ける場合
には、袋体30の袋部を平面的にみたときの略中心を通
って袋体30のどの方向を横切るように設けてもよい。
そして、以上の点以外の構成は前記第1の実施の形態と
同じである。
【0056】この第2の実施の形態において、袋体30
が膨張すると第6図(B)に示されるように、スリット
40が左右に開くので、クッション19の抵抗が少なく
なり、袋体30を容易かつ高く膨張させることができ、
したがって、この第2の実施の形態においても本発明の
課題を解決できる。
【0057】なお、前記各実施の形態は夫々以上のよう
に構成したが、これらの実施の形態に本発明は制約され
るものではなく、例えば第1の実施の形態において第
4、第5のスリット部41d、42d、41e、42
e、およびスリット43〜46の第4スリット部43d
〜46dは、省略してもよい。
【0058】また、クッション抵抗削減手段としては、
スリットに代えて、クッションにミシン目状に列をなし
て設けた小孔、クッションの表面側からその厚みの略半
分程度の深さに切り込んだハーフカット、または薄肉
部、或いはこれらを組合わせてなる構成でもよい。
【0059】しかも、本発明は椅子式その他の形式のエ
アーマッサージ機にも適用できる。
【0060】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0061】請求項1の発明によれば、感触を良くする
ためのシート状のクッションにクッション抵抗削減手段
を設けて、膨脹するマッサージ用袋体に対するクッショ
ンの抵抗を少なくしたので、袋体を容易かつ高く膨張さ
せて、マッサージ力を大きくできる。
【0062】請求項2の発明によれば、クッション抵抗
削減手段を、袋体の膨脹の際に、開くコの字状のスリッ
トとしたので、マッサージ用袋体の膨脹に対するクッシ
ョン抵抗を極めて少なくできて効果的に袋体を膨張させ
得るとともに、クッションが膨脹した袋体側に引っ張ら
れることがないので、マット式での実施の場合にそのマ
ット部の反り上がりを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るマット式エア
ーマッサージ機全体の構成を一部切り欠いて示す分解斜
視図。
【図2】第1の実施の形態に係るエアーマッサージ機の
マット部に設けられたスリットと各種袋体の配置との関
係を示す平面図。
【図3】(A)は肩用袋体が収縮した状態を図2中Z−
Z線に沿って示す断面図。(B)は肩用袋体が膨張した
状態を図2中Z−Z線に沿って示す断面図。
【図4】第1の実施の形態において肩用袋体の左側袋部
が膨張した状態を示す斜視図。
【図5】第1の実施の形態に係るエアーマッサージ機の
各種袋体を膨脹・収縮させるエアー給排気装置の構成を
示すブロック図。
【図6】(A)は本発明の第2の実施の形態に係るエア
ーマッサージ機の袋体が収縮した状態を示す断面図。
(B)は第2の実施の形態に係るエアーマッサージ機の
袋体が膨張した状態を示す断面図。
【図7】従来例に係るマット式エアーマッサージ機全体
の構成を示す分解斜視図。
【図8】従来例に係るエアーマッサージ機のマットの構
成を一部切欠して示す斜視図。
【符号の説明】
11…マット部(マッサージ機本体)、 12…エアー給排気装置、 19…クッション、 19a〜19o…各種の袋体重なり部分、 30…マッサージ用袋体、 31…肩用袋体(マッサージ用袋体)、 32…背中用袋体(マッサージ用袋体)、 33…尻用袋体(マッサージ用袋体)、 34…左脚膝部用袋体(マッサージ用袋体)、 35…右脚膝部用袋体(マッサージ用袋体)、 36…左脚脛部用袋体(マッサージ用袋体)、 37…右脚脛部用袋体(マッサージ用袋体)、 40…スリット(クッション抵抗削減手段)、 41〜46…スリット(クッション抵抗削減手段)、 41a〜46a…第1スリット部、 41b〜46b…第2スリット部、 41c〜46c…第3スリット部、 41d〜46d…第4スリット部、 41e、42e…第5スリット部、 51…エアー供給部(エアー供給手段)、 53…分配器(エアー供給手段)、 54…制御部(制御手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星野 享 神奈川県秦野市堀山下43番地 株式会社テ ック秦野工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】使用者を支持するマッサージ機本体と、こ
    の本体内に配設された複数のマッサージ用袋体と、これ
    ら袋体にエアーを供給するエアー供給手段と、前記各袋
    体へのエアーの給排気を制御する制御手段とを備え、前
    記制御手段により前記各袋体を膨脹・収縮させて前記使
    用者をマッサージするエアーマッサージ機において、 前記マッサージ機本体が前記各袋体を覆うシート状クッ
    ションを有し、前記各袋体が膨脹する際の前記クッショ
    ンの抵抗を減らすクッション抵抗削減手段を、前記クッ
    ションの前記袋体に重なり合う袋体重なり部分に対応し
    て設けたことを特徴とするエアーマッサージ機。
  2. 【請求項2】前記クッション抵抗削減手段がスリットで
    あって、前記袋体のマッサージ機本体への固定部を除く
    3辺に沿うようにコの字状をなして設けられ、このスリ
    ットによって前記袋体重なり部分を区画したことを特徴
    とする請求項1に記載のエアーマッサージ機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103646599A (zh) * 2013-12-04 2014-03-19 上海理工大学 实验用捻揉模拟***

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