JPH1056725A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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Publication number
JPH1056725A
JPH1056725A JP21066896A JP21066896A JPH1056725A JP H1056725 A JPH1056725 A JP H1056725A JP 21066896 A JP21066896 A JP 21066896A JP 21066896 A JP21066896 A JP 21066896A JP H1056725 A JPH1056725 A JP H1056725A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor
shield
connection conductor
insulated switchgear
connection
Prior art date
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Pending
Application number
JP21066896A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Sakaki
正幸 榊
Masanori Iwabe
雅則 岩部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP21066896A priority Critical patent/JPH1056725A/ja
Publication of JPH1056725A publication Critical patent/JPH1056725A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G5/00Installations of bus-bars
    • H02G5/06Totally-enclosed installations, e.g. in metal casings
    • H02G5/066Devices for maintaining distance between conductor and enclosure
    • H02G5/068Devices for maintaining distance between conductor and enclosure being part of the junction between two enclosures

Landscapes

  • Installation Of Bus-Bars (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 事故電流により大きな電磁力が接続導体に生
じても接続導体が偏心しないように支持する。 【解決手段】 固定された一対の導体(13),14
と、一対の導体(13),14どうしを接続する接続導
体2とを設け、一対の導体(13),14と接続導体2
とを接続コンタクト8を介して接続し、一対の導体(1
3),14に一端が固定されたシールド9の他端と接続
導体2との間に絶縁リング23を介在させることで接続
導体2を導体(13),14間に機械的に支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス絶縁開閉装置
に関し、一対の導体間を接続する接続導体の支持構造を
改良したものである。
【0002】
【従来の技術】変電所や開閉所には、絶縁ガスを絶縁媒
体とするガス絶縁開閉装置が用いられる。ガス絶縁開閉
装置には通電用の導体が接続されている。
【0003】ガス絶縁開閉装置における導体の接続部分
を図5に示す。図のように、管路1a,1b,1cがエ
ポキシ樹脂からなるスペーサ5,6を介して接続され、
スペーサ5,6には金属性のパイプ11,12を介して
導体13,14が支持されている。そして、導体13,
14の間に接続導体2が接続部3,4を介して設けられ
ている。
【0004】接続部3の構造は以下のようになってい
る。導体13と接続導体2との外周面を橋渡しするよう
にして複数の接続コンタクト8が設けられるとともに、
リング状の圧接バネ7を介して接続コンタクト8の両端
が導体13,接続導体2の外周面に圧接保持されてい
る。導体13の端部近傍には大径部10が形成され、耐
電圧確保のための金属性の筒状のシールド9の一端が大
径部10に固着されている。なお、接続部4も同様に構
成されている。
【0005】導体14側を電源側としたときに、図6に
示すようにA点で地絡事故が発生すると、電源からA点
へ向かって矢印の方向へ大電流が流れる。この大電流が
流れると、導体2には上方への電磁力Fが加わり、図8
に示すようにB点で接続コンタクト8と接続導体2との
間にアーク15が発生し、アークの生じた部分が損傷す
る。
【0006】アークの発生を抑制するため、図7に示す
ように接続導体2と管路1bとの間に一対の支持碍子1
6,17を設けて接続導体2を支持したガス絶縁開閉装
置が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、支持碍子1
6,17の取り付けのための接続導体2への加工や場合
によっては管路1bにマンホール18,19を設けねば
ならず、ガス絶縁開閉装置の組立時間が長く必要になる
とともにコスト高になる。また、支持碍子を収容するた
めに管路の内径寸法を大きくしなければならない。
【0008】一方、支持碍子を設けることなく図9のよ
うにシールド9の他端の内径寸法を小さくしてシールド
9の他端で直接に接続導体2を支持すると、シールド9
と接続導体2との間でアーク20が生じ、シールド9に
大きな損傷が生じて耐電圧低下の原因になる。
【0009】そこで本発明は、斯かる課題を解決したガ
ス絶縁開閉装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
めの請求項1に係る発明の構成は、絶縁ガスが充填され
た管路の中に、管路に対して固定された一対の導体と、
一対の導体どうしを接続する接続導体とを設け、夫々の
導体と接続導体との接続部は、導体と接続導体との外周
面どうしを橋渡しするように設けられて圧接バネにより
両端が外周面へ向かって付勢される接続コンタクトと、
接続コンタクトを囲繞するようにして設けられるととも
に、一端が導体の端部に結合され他端が接続導体の外周
面に臨む略筒状のシールドとで構成されるガス絶縁開閉
装置において、シールドの他端と接続導体との間に絶縁
材料を介在させたことを特徴とし、請求項2〜5は絶縁
材料を具体化したものであり、請求項2に係る発明の構
成は、シールドの他端の内周面に円周溝を形成し、当該
円周溝に絶縁リングの外周部を埋設する一方、絶縁リン
グの中に接続導体を嵌合したことを特徴とし、請求項3
に係る発明の構成は、筒部とフランジ部とからなる絶縁
筒を設けるとともに絶縁筒の筒部をシールドの他端の内
周面に螺合する一方、絶縁筒の内部に接続導体を嵌合し
たことを特徴とし、請求項4に係る発明の構成は、接続
導体とシールドの他端とが対向する部分における接続導
体及びシールドの双方にテフロン等をコーティングした
ことを特徴とし、請求項5に係る発明の構成は、接続導
体の外周面に円周溝を形成し、当該円周溝に絶縁スリー
ブを埋設する一方、絶縁スリーブの外周部をシールドの
他端の内周面に嵌合したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施例
に基づいて詳細に説明する。なお、本実施例は従来のガ
ス絶縁開閉装置の一部を改良したものなので、従来と同
一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分
のみを説明する。
【0012】(a)実施例1 本発明によるガス絶縁開閉装置の実施例1の要部を、図
1に示す。図のように、シールド9の他端が接続導体2
の近傍まで半径方向の内側へ延長されてその内周面には
円周溝22が形成されている。そして、絶縁リング23
の外周部が円周溝22内に嵌合されている。この絶縁リ
ング23の内部に接続導体2が嵌め込まれている。接続
部3についても同様に構成されている。
【0013】次に、斯かるガス絶縁開閉装置の作用を説
明する。接続導体2は接続コンタクト8を介して導体1
3,14に電気的に接続されている。また、接続導体2
の両端は絶縁リング23,シールド9を介して導体1
3,14に機械的に支持されている。このように、接続
導体2の両端は絶縁リング23を介して機械的に支持さ
れるので、接続導体2に電磁力Fが作用して偏心しよう
としても、シールド9により絶縁支持されることにな
る。
【0014】(b)実施例2 次に、本発明によるガス絶縁開閉装置の実施例2を図2
に示す。この実施例は、筒部24とフランジ部25とか
らなる絶縁筒26における筒部24の外周面におねじ部
27を形成する一方、シールド9の他端の内周面にめね
じ部28を形成して絶縁筒26をシールド9に螺合し、
絶縁筒26の中に接続導体2を嵌め込んだものである。
【0015】接続部3の構成は前記の接続部4の構成と
同様であり、実施例2の作用は実施例1と同じなので、
これらの説明は省略する。
【0016】(c)実施例3 次に、本発明によるガス絶縁開閉装置の実施例3を図3
に示す。この実施例は、接続導体2の外周面とシールド
9の他端の内周面とであって相互に対向する位置にテフ
ロンコーティング29,30を施したものである。
【0017】接続部3の構成は前記の接続部4の構成と
同様であり、実施例3の作用は実施例1と略同じなの
で、これらの説明は省略する。
【0018】なお、テフロンに限らず、他の絶縁物をコ
ーティングしてもよい。
【0019】(d)実施例4 最後に、本発明によるガス絶縁開閉装置の実施例4を図
4に示す。この実施例は、接続導体2におけるシールド
9の他端と対向する部分に円周溝31を形成し、絶縁ス
リーブ32を円周溝31内に埋設して絶縁スリーブ32
をシールド9の他端に嵌め込んだものである。
【0020】接続部3の構成は前記の接続部4の構成と
同様であり、実施例4の作用は実施例1と略同じなの
で、これらの説明は省略する。
【0021】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、請求項1
〜5によるガス絶縁開閉装置によればシールドの他端と
接続導体との間に絶縁部材を介在させたので、絶縁部材
とシールドとを介して接続導体が導体に機械的に支持さ
れ、従来設けていた支持碍子が不要になり組立項数の削
減となる。また、短時間耐電流に対する性能が向上する
ので、ガス絶縁開閉装置の大容量化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガス絶縁開閉装置の実施例1を示
す要部の構成図。
【図2】本発明によるガス絶縁開閉装置の実施例2を示
す要部の構成図。
【図3】本発明によるガス絶縁開閉装置の実施例3を示
す要部の構成図。
【図4】本発明によるガス絶縁開閉装置の実施例4を示
す要部の構成図。
【図5】従来のガス絶縁開閉装置の構成図。
【図6】従来のガス絶縁開閉装置の作用説明図。
【図7】従来のガス絶縁開閉装置の改良案を示す構成
図。
【図8】従来のガス絶縁開閉装置の問題点を示す作用説
明図。
【図9】従来のガス絶縁開閉装置の問題点を示す作用説
明図。
【符号の説明】
1a〜1c…管路 2…接続導体 3,4…接続部 7…圧接バネ 8…接続コンタクト 9…シールド 13,14…導体 22,31…円周溝 23…絶縁リング 24…筒部 25…フランジ部 26…絶縁筒 27…おねじ部 28…めねじ部 29.30…テフロンコーティング 32…絶縁スリーブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁ガスが充填された管路の中に、管路
    に対して固定された一対の導体と、一対の導体どうしを
    接続する接続導体とを設け、夫々の導体と接続導体との
    接続部は、導体と接続導体との外周面どうしを橋渡しす
    るように設けられて圧接バネにより両端が外周面へ向か
    って付勢される接続コンタクトと、接続コンタクトを囲
    繞するようにして設けられるとともに、一端が導体の端
    部に結合され他端が接続導体の外周面に臨む略筒状のシ
    ールドとで構成されるガス絶縁開閉装置において、 シールドの他端と接続導体との間に絶縁材料を介在させ
    たことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  2. 【請求項2】 シールドの他端の内周面に円周溝を形成
    し、当該円周溝に絶縁リングの外周部を埋設する一方、
    絶縁リングの中に接続導体を嵌合した請求項1に記載の
    ガス絶縁開閉装置。
  3. 【請求項3】 筒部とフランジ部とからなる絶縁筒を設
    けるとともに絶縁筒の筒部をシールドの他端の内周面に
    螺合する一方、絶縁筒の内部に接続導体を嵌合した請求
    項1に記載のガス絶縁開閉装置。
  4. 【請求項4】 接続導体とシールドの他端とが対向する
    部分における接続導体及びシールドの双方にテフロン
    (登録商標)等をコーティングした請求項1に記載のガ
    ス絶縁開閉装置。
  5. 【請求項5】 接続導体の外周面に円周溝を形成し、当
    該円周溝に絶縁スリーブを埋設する一方、絶縁スリーブ
    の外周部をシールドの他端の内周面に嵌合した請求項1
    に記載のガス絶縁開閉装置。
JP21066896A 1996-08-09 1996-08-09 ガス絶縁開閉装置 Pending JPH1056725A (ja)

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JP21066896A JPH1056725A (ja) 1996-08-09 1996-08-09 ガス絶縁開閉装置

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JP21066896A Pending JPH1056725A (ja) 1996-08-09 1996-08-09 ガス絶縁開閉装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3032656A1 (fr) * 2014-12-12 2016-06-15 Siemens Aktiengesellschaft Arrangement de connexion électrique adapté à des éléments de poste sous enveloppe métallique électrique

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Effective date: 20041102

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