JPH1055496A - 自動車の遠隔制御システム - Google Patents

自動車の遠隔制御システム

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JPH1055496A
JPH1055496A JP21127696A JP21127696A JPH1055496A JP H1055496 A JPH1055496 A JP H1055496A JP 21127696 A JP21127696 A JP 21127696A JP 21127696 A JP21127696 A JP 21127696A JP H1055496 A JPH1055496 A JP H1055496A
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JP21127696A
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Koichi Hibi
浩一 日比
Hiroshi Shimizu
宏 清水
Michihiro Mese
道弘 目瀬
Teiji Kuwabara
禎司 桑原
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ドライバーが自動車から離れている間、自動車
の内外の状態を監視し、異常を検知した場合にドライバ
ーに異常の発生を通知するとともに、適切な対処を自動
的に、あるいはドライバーからの遠隔操作で行なう。 【解決手段】駐車中の自動車の内外の状態を検出するセ
ンサ群8と、センサ群からのデータを収集・記録する手
段3と、データを分析し異常の発生がないかを判断する
手段4と、異常への対処を行なうため自動車内の装置類
を制御する手段5、および自動車から離れているドライ
バーとの通信手段を自動車に持ち、ドライバーに通信手
段および携帯通信端末を持たせた構成とし、異常の発生
時にドライバーの持つ携帯通信端末に通知し、自動的
に、またはドライバーの遠隔操作により車内の機器群9
を制御し異常への対処を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型情報通信端
末の応用システムに係わり、特に、自動車のオーナー、
ドライバー等の自動車の利用者(以下、単にドライバー
という)が持つ携帯型情報通信端末と自動車に搭載した
情報処理装置との間の双方向通信による、駐車中の自動
車の遠隔管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、自動車に対する遠隔操作の実例と
しては、赤外線や電波を利用してドアロックの開閉やエ
ンジンスタートを行なう装置が存在し、すでに多くの自
動車に装備されている。
【0003】また、自動車に関する情報通信端末の利用
方法としては、GPS(Global Positio
ning System)のような位置測定装置やAT
IS(Advanced Traffic Infor
mation Service)のような道路情報サー
ビスと組み合わせて、ルート設定や道案内を行なうほ
か、道路の混雑状況等の最新の道路情報を取得するため
のシステムが実用化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記に示したように、
従来、走行中の自動車に対するサービスを提供する手段
として各種の通信端末や情報処理装置を利用するサービ
スが存在するが、駐車中等、ドライバーが自動車から離
れている状態におけるサービスを提供するものは知られ
ていない。
【0005】駐車中の自動車については、例えば、いた
ずらされたり、車内の品物や自動車そのものが盗難に遭
う可能性があるが、これらを未然に防ぐ手段、またはそ
の発生を速やかにドライバーに通知する手段が必要であ
る。
【0006】また、ドライバーが車内に子供やペットの
動物を残して車から離れている間に車内で何らかの事故
が発生する可能性もある。特に、閉め切った車内では脱
水症状や酸欠などによる事故が起きやすいが、子供や動
物では適切な対処ができないことが多い。このような場
合に、ドライバーが自動車から離れている間も車内の様
子を確認できる手段または危険な状態になった場合にド
ライバに連絡したり、自動的に危険を回避できる手段が
あればこのような事故を未然に防ぐことができる。
【0007】したがって、本発明の目的は、駐車中でド
ライバーが不在の自動車について、ドライバーが自動車
の内外で発生した異常を速やかに知ることを可能にする
とともに、自動的に、あるいは、ドライバーからの遠隔
操作により、対策を実施して重大な事件や事故の発生を
防ぐための手段を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、自動車に、ドライバーが自動車を離れ
ているときに車内外の状態を検出するための各種のセン
サと、センサからのデータをチェックして異常が発生し
ていないかを判断するための情報処理装置と、自動車か
ら離れたところにいるドライバーに異常を通知したり指
示を受信するための通信手段とを設け、ドライバーのた
めに、自動車に搭載された上記通信手段と通信を行な
い、自動車からのデータを表示したり自動車に対して操
作指示を入力することのできる携帯通信端末を準備し、
さらに、上記自動車に、上記自動車内の情報処理装置か
らの指示あるいはドライバーからの遠隔操作指示を受け
て必要な処置、動作を実行する操作手段とを設けたこと
を基本的な特徴としている。
【0009】本発明の特徴を列記すれば以下の通りであ
る。
【0010】本発明の一つの特徴は、自動車と、当該自
動車のドライバーが携行可能な携帯通信端末と、上記自
動車と携帯端末間の通信媒体とからなり、上記自動車に
は、自動車のドライバーが上記自動車から離れた場所に
いるときに上記自動車の周囲の状態を検出するための複
数の検出手段と、それらの検出手段からデータを収集す
る手段と、収集したデータを記録する手段と、収集した
データを分析し自動車の車内または車体の周囲に異常が
発生していないかを判断する手段と、ドライバーへの通
知先を登録する手段と、判断手段が異常を検出した場合
に自動車から離れた場所にいるドライバーに異常の発生
を通知する手段およびドライバーからの現在の状態の問
い合わせを受信し前記の記録手段に記録された自動車の
現在の状態をドライバーに送信する手段からなる第1の
双方向通信可能な通信手段とを搭載し、上記ドライバー
が携行可能な携帯通信端末は、上記自動車の上記第1の
通信手段と双方向通信可能な第2の通信手段を有し、上
記自動車の上記第1の通信手段と、上記ドライバーが携
行可能な携帯通信端末の第2の通信手段とは、上記通信
媒体を介して双方向通信可能になっていることである。
これにより、ドライバーと、ドライバーが離れている自
動車との間で双方向のデータ通信を行ない、自動車から
離れた位置から自動車の車内および周囲の状態を監視す
ることができる。
【0011】本発明の他の特徴は、自動車と、当該自動
車のドライバーが携行可能な携帯通信端末と、上記自動
車と携帯端末間の通信媒体とからなり、上記自動車に
は、自動車のドライバーが上記自動車から離れた場所に
いるときに上記自動車の周囲の状態を検出するための複
数の検出手段と、それらの検出手段からデータを収集す
る手段と、収集したデータを記録する手段と、収集した
データを分析し自動車の車内または車体の周囲に異常が
発生していないかを判断する手段と、ドライバーへの通
知先を登録する手段と、自動車に搭載される各種の装置
類を操作する手段と、前記判断手段により検出した異常
に対して前記の装置類を使用して対処する方法を決定す
る手段と、判断手段が異常を検出した場合に自動車から
離れた場所にいるドライバーに異常の発生を通知する手
段およびドライバーからの現在の状態の問い合わせを受
信し前記の記録手段に記録された自動車の現在の状態を
ドライバーに送信する手段からなる第1の双方向通信可
能な通信手段とを搭載し、上記ドライバーが携行可能な
携帯通信端末は、上記自動車の上記第1の通信手段と双
方向通信可能な第2の通信手段を有し、上記自動車の上
記第1の通信手段と、上記ドライバーが携行可能な携帯
通信端末の第2の通信手段とは、上記通信媒体を介して
双方向通信可能になっていることである。これにより、
ドライバーと、ドライバーが離れている自動車との間で
双方向のデータ通信を行ない、自動車から離れた位置か
ら自動車の車内および周囲の状態を監視し、ドライバー
が離れている自動車に搭載されている各種装置を操作す
ることができる。
【0012】本発明の更なる特徴によれば、上記特徴に
おいて、前記の複数のデータ収集手段は、自動車の車内
の音声を入力する手段および車内の映像を入力する手段
の少なくとも一方の手段を持ち、音声、画像データを前
記の第1の通信手段により送信し、ドライバーの持つ第
2の通信手段により前記音声、画像データを受信し、携
帯通信端末に備えた音声、画像データの再生手段によ
り、自動車内の音声・画像を再生するようにしたことで
ある。これにより、ドライバーは、離れている自動車の
車内の状況を音声、画像により知ることができる。
【0013】本発明の更なる特徴によれば、上記特徴に
おいて、自動車の車内に音声再生手段および画像再生手
段の少なくとも一方の手段を持ち、ドライバーが持つ携
帯通信端末に、音声入力手段および画像入力手段の少な
くとも一方の手段を接続することにより、前記の第2の
通信手段によりドライバーが送信してきた音声、画像デ
ータを前記の第1の通信手段で受信し、自動車の車内で
再生することである。これにより、ドライバーは、離れ
ている自動車の車内に音声、画像により適切な指示を送
ることができる。
【0014】本発明の更なる特徴によれば、上記特徴に
おいて、ドライバーが携行する携帯通信端末に、自動車
に搭載される各種の装置類に対する操作指示を入力する
手段を持ち、自動車に、ドライバーからの操作指示を解
析して自動車に搭載されている各種装置を制御する手段
を持ち、前記の第1の通信手段、第2の通信手段により
ドライバーが入力した操作指示を自動車に送信すること
である。これにより、ドライバーは、離れている自動車
に搭載されている各種の装置類を遠隔操作することがで
きる。
【0015】本発明の更なる特徴によれば、上記特徴に
おいて、自動車に設けられた第1の通信手段とドライバ
ーが携行する携帯通信端末に設けられた第2の通信手段
との間の通信媒体が、種類の異なる複数の双方向通信媒
体からなることである。これにより、ドライバーと、ド
ライバーが離れている自動車との間で多種類の双方向の
データ通信を行ない、多彩な制御ができる。
【0016】本発明の更なる特徴によれば、上記特徴に
おいて、システムの起動・停止・設定値の入力等の操作
を、ドライバーの持つ携帯通信端末を使用して行なうた
めの通信手段を自動車とドライバーの携帯通信端末とに
持つことである。これにより、ドライバーは、真に遠隔
監視、操作が必要になときのみ本システムを活かすこと
ができる。
【0017】本発明の更なる特徴によれば、上記特徴に
おいて、自動車に、ドライバー以外の少なくとも一つの
他の通知先を登録する手段を持ち、前記の判断手段が異
常の発生を検出した場合に、発生した異常の内容をもと
にドライバー以外の他の通知先に通知する必要があるか
を判断する機能を持ち、前記第1の通信手段を使用して
異常の発生を上記他の通知先に通知することである。こ
れによりドライバーは、ドライバーが離れている自動車
に起きている不測の事態に対して他の通知先の支援を受
けて対処することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の代表的な実施の
形態のシステム構成例を示す。本実施の形態における自
動車の遠隔制御システム1は、自動車12に搭載された
情報処理装置2と、これに接続され、自動車12内外の
状態を検出するためのセンサ群8と、情報処理装置2か
ら制御可能な、自動車12に搭載されている各種の操作
機器からなる操作機器群9と、自動車12から離れてい
るドライバー13との通信手段としての携帯電話6と、
別の通信手段としての赤外線インターフェース7と、ド
ライバー13が持つ携帯通信端末10と、携帯電話11
とから構成される。ドライバー13は携帯電話を使用す
ることにより一般の回線網を使用して携帯通信端末10
と自動車12に搭載された情報処理装置2との間で通信
を行なうことができる。またドライバー13の携帯通信
端末10が持つ赤外線インタフェースにより、自動車1
2の中からまたは赤外線通信が使用できる範囲内から自
動車12の遠隔制御システム1との通信が可能である。
【0019】情報処理装置2とドライバー13の携帯通
信端末10との間の通信は携帯電話または赤外線による
シリアルデータ通信で行なう。自動車12の携帯電話6
およびドライバーの携帯電話11として、本例ではデー
タ通信に有利なデジタルセルラ電話を使用するが、アナ
ログセルラ電話、またはPHS等を使用してもよい。ま
た、本例では赤外線インタフェース7の通信プロトコル
として一般の携帯通信端末に利用されているIrDA
(Infrared Data Associate
s)規格を使用する。
【0020】情報処理装置2は、実際的には、センサ群
8、機器群9とのインタフェース、マイクロコンピュー
タ、およびメモリからなるが、図1では、機能ブロック
に分けた構成を示している。すなわち、情報処理装置2
は、センサ群8を制御し、データの収集・記録を行なう
データ収集・記録部3と、データを分析し異常の発生が
ないかを判断し異常発生時には必要な対策の実行を指示
する分析・処理判断部4と、分析処理判断部4からの指
示により自動車12に搭載される各種の機器類の制御を
行なう制御部5とから構成される。
【0021】データ収集・記録部3には、センサ群8と
のインターフェース部と、収集したデータを保存するた
めの記憶装置とが含まれる。
【0022】分析・処理判断部4には、ドライバーへの
通知先や名前、住所等のドライバー13の個人データ、
自動車12の車種、登録番号等の自動車の固有データお
よび警察・消防等の公共機関への連絡先データ等を保存
するための記憶装置と、通信手段とのインタフェース部
を含む。通信手段とのインタフェース部としては、車載
携帯電話6と赤外線インタフェース部7との二つのイン
タフェース部があり、いずれも、分析・処理判断部4か
ら制御される。
【0023】データ収集・記録部3と分析・処理判断部
4の記憶装置としては、自動車に搭載することから振動
や衝撃の影響を受けにくい半導体メモリを使用する。た
だし、十分な対策が可能であれば磁気ディスク装置また
は光ディスク装置を使用してもよい。
【0024】センサ群8に含まれる機器の例としては、
車内温度計81、ドアロック開閉センサ82、バッテリ
ー電圧計83、GPSレシーバ84、車内の様子を見る
ためのカメラ85およびマイク86、車体の運動や重量
変化を検出するためのサスペンション変位センサ87等
があり、さらに自動車12の計器である速度計88、エ
ンジン回転計89等を接続する。本例では、カメラ85
は動画を撮影可能なビデオカメラとするが、デジタルス
チルカメラの様な静止画を撮影するカメラとしてもよ
い。また、上記の他に、図示しないがドア、トランク、
ボンネット、ウィンドウ等の開閉を検出するセンサ、車
体外部の音を捕らえるためのマイク、車体の加速度セン
サも備えることができる。
【0025】これらのセンサ群8の一部またはすべては
走行中に稼動する他のシステムと共用するようにしても
よい。例えば、GPSレシーバ84はカーナビゲーショ
ンシステムと共用にすることができ、サスペンション変
位センサ87はアクティブサスペンションシステムのセ
ンサとして使用することができる。
【0026】制御部5から制御する自動車12に搭載さ
れる機器群9を構成する機器の例としては、エアコンデ
ィショナー91、ドアロック開閉装置92、クラクショ
ン93、表示装置94、スピーカ95、エンジンスター
タ96等がある。本例では制御部5は自動車12から独
立した、情報処理装置2の構成要素の一つとしている
が、自動車12が通常の状態で各種の機器群9を制御す
る手段と同一のものとする構成にすることもできる。
【0027】前記のように、自動車12に搭載された情
報処理装置2とドライバー13の携帯端末10との間の
通信はシリアルデータ通信で行なうが、携帯電話を使用
する場合はドライバーに対して音声により異常を通知す
るようにしてもよい。この場合、情報処理装置2には、
図1に示した構成に加えて音声合成を行なう装置か、あ
るいは磁気テープなどにあらかじめ録音された異常を通
知するメッセージを再生する装置が付加される。
【0028】図2は、図1に示す本発明の実施の形態の
自動車の遠隔制御システム1の状態遷移を示す。
【0029】自動車が走行中は、本システムは休止状態
20となっている。この状態20では、例えば、ナビゲ
ーションシステムのような全く別のシステムを情報処理
装置2の上で稼動させていてもよい。あるいは、別の実
施の形態として、システムの動作モードの一つとして走
行中はナビゲーションや道路情報の収集を行なうような
システムを構成することもできる。
【0030】自動車が停車し、ドライバーがシステムを
起動すると、システム設定モード21に移行する。この
状態でドライバーはシステムに対してさまざまな設定を
行なうことができる。
【0031】例えば、異常事態が発生した場合のドライ
バーへの連絡先の指定、自動車内の室温等の環境の設定
等を行なうことができる。本例ではドライバーの携帯通
信端末10から赤外線通信によって設定値の入力ができ
るものとする。システムの設定が終了しドライバーが自
動車から降りてドアをロックするか、ドライバーが降車
しない場合は監視開始を指示すると、初期化モード22
に移行する、このモードではセンサ群8からデータを収
集して現在の状態を初期状態として記録する。ドライバ
ーが自動車から降りない場合でも、仮眠を取る場合のよ
うにドライバーが直接自動車を制御できない場合は本シ
ステムによる自動車の監視・制御を行なうことができ
る。初期化が完了すると監視モード23に移行し、自動
車内外の状態の監視を開始する。
【0032】監視モード23において、携帯電話6にド
ライバーからの通信を受信した場合はリモート監視モー
ド24に移行する。リモート監視モード24ではドライ
バーに自動車の現在の状態を送信することによりドライ
バーは離れた所から自動車の状態を確認することができ
る。また、ドライバーは自動車内の装置類を遠隔操作す
ることもできる。リモート監視モード24はドライバー
が通信を切断することにより解除され、監視モード23
に移行する。
【0033】本システムでは、携帯電話6による通信手
段のほかに赤外線インタフェース7による通信手段を持
つ。通常、赤外線インタフェース7は、システム設定モ
ード21において、ドライバーが携帯通信端末10を利
用して設定値を入力するために使用することができる
が、監視モード23の状態で自動車内または自動車の近
傍から赤外線インタフェース7に入力があった場合は外
部入力モード28に移行する。このモードでは外部との
データ通信を行なうことができ、ドライバーはキーを使
ってドアを開ける代わりに、携帯通信端末10から赤外
線による入力で、従来のリモートコントロールと同様に
ドアロックを解除することができる。この時はシステム
は始動前チェックモード29に移行する。赤外線インタ
フェース7への入力コマンドにはドライバーの識別コー
ドを持たせて不正な入力を行なえないようにする。ただ
し本例では、緊急事態に備えて警察官や消防士等が持つ
携帯端末からそれぞれ警察・消防の識別コード入力を入
力して外部入力モード28に移行できるようにしてお
く。ドライバー以外からの入力により外部入力モード2
8に移行した場合は、その機能を限定したり、別の機能
が付加されるようにしてもよい。
【0034】監視モード23およびリモート監視モード
24において、自動車の内外に異常の発生を検出した場
合は、車内異常処理モード25または車外異常処理モー
ド26に移行する。これらのモードでは、検出した異常
に対する対策を自動的に実行し、異常の発生をドライバ
ーに通知する。異常事態から回復した時点で異常発生前
のモードに復帰する。
【0035】また、車外異常処理モード26において、
自動車が盗難にあったと判断すると、盗難処理モード2
7へ移行する。このモードでは盗難の発生をドライバー
に通知するだけでなく、警察に通報することもできる。
また、一定時間毎に現在位置をドライバーおよび警察に
通報する機能を持つ。このモードはドライバーまたは警
察により自動車が確保されて携帯通信端末から赤外線イ
ンタフェースによる入力で外部入力モード28に移行す
るまで維持される。
【0036】ドライバーが自動車に戻り、監視モード解
除を指示することによりシステムは始動前チェックモー
ド29に移行する、このモードでは初期化モード22に
おいて記録された自動車の状態と現在の状態とを比較し
て自動車に異常がないことを確認した後、システム休止
状態20に移行する。
【0037】図3は、監視モード23における処理フロ
ーを示す。このモードでは、データ収集(ステップ3
0)、データ保存、データ分析を行ない、車外の異常発
生有無判断(ステップ31)の結果、自動車の外部に異
常を検出した場合は、車外異常処理モード26へ移行
し、次いで、車内の異常発生有無判断(ステップ32)
の結果、自動車の内部に異常を検出した場合は車内異常
処理モード25へ移行し、以下、ステップ33の判断の
結果、赤外線インタフェース7への通信を検出したら外
部入力モード28へ移行し、ステップ34の判断の結
果、携帯電話6によりドライバーからの通信を検出した
場合はリモート監視モード24へ移行し、ステップ35
の判断の結果、ドライバーが自動車に戻ったことを確認
したら始動前チェックモード29へ移行する。上記のい
ずれにも該当がない場合は再びデータ収集ステップ30
に戻る。
【0038】図11は、リモート監視モード24におけ
るドライバー13の携帯通信端末10のデータ表示画面
1100の構成例を示す。画面の左側には車内の温度、
湿度、ドアロックの状態等、自動車12に設置されたセ
ンサ群8からのデータをもとにした自動車の状態が表示
される。画面右には自動車に搭載された各種の機器群9
の操作画面がある。本例ではドライバー13の携帯通信
端末10は画面へのペンタッチによる入力が可能なもの
とし、車内の温度、湿度の設定値をアップダウンボタン
1101をタッチすることで変更でき、エアコンディシ
ョナー91やドアロック開閉装置92の操作を、ラジオ
ボタン1102によって操作することができる。バッテ
リーの容量が不足してきた場合は自動的にエンジンをか
けて充電を行なうことができるが、ドライバー13が充
電開始ボタン1103をタッチして充電させることもで
きる。自動車12に設置されたカメラ85の映像を見る
場合は車内カメラボタン1104をタッチすることによ
り車内の映像を見ることができる。
【0039】リモート監視モード24から、車内異常処
理モード25または車外異常処理モード26に移行した
場合は、データ表示画面1100に表示された車内異常
処理モードボタン1105または車外異常処理モードボ
タン1106が反転してドライバー13に異常処理の開
始を通知する。また、データ表示画面1100のデータ
をチェックしたドライバー13がこれらのボタンをタッ
チして強制的にそれぞれの異常処理モードに移行させる
こともできる。
【0040】図12は、ドライバー13の携帯通信端末
10を使って、自動車12のカメラ85の映像を見る画
面1200の構成例を示す。カメラ85は携帯通信端末
からの遠隔操作が可能で、画面に表示される移動ボタン
1201やズームボタン1202をタッチして操作を行
なう。データ表示画面1100に戻るときはデータ表示
ボタン1203をタッチする。
【0041】図4aに車内異常処理モード25の処理フ
ロー、図4bに車外異常処理モード26の処理フローを
示す。どちらのモードにおいても、まず異常データを検
出したセンサのデータだけでなく他のセンサのデータも
参照して何が起きたのかを判断し(ステップ401,4
11)、他のモードで処理すべきと判断した場合や、異
常から回復したと判断した場合は他のモードに移行する
(ステップ402,403,412,413,41
4)。特に、車外異常処理モード26では、エンジンス
タートと自動車の移動を検出して自動車の盗難と判断し
た場合には盗難モード27に移行する。他のモードに移
行する必要がない場合は実行する対策を決定し(ステッ
プ404,415)、必要があればドライバーに通知し
(ステップ405,416)、対策を実行する(ステッ
プ406,417)。対策実行後、センサ群8からデー
タの収集を行ない(ステップ407,418)、リモー
ト監視モード24からの移行であった場合には現状のデ
ータをドライバーに通知し(ステップ408,40
9)、異常事態から回復したかを確認するためステップ
401またはステップ411に戻る。
【0042】図5aは、車内異常処理モード25におい
て処理可能な異常事態の種類と実行する対策の例を示
す。
【0043】例えば、自動車内の温度や湿度の変化に対
しては、システム設定モード21で温度調節の実行を指
示し、温度と湿度を設定しておくことにより、監視モー
ド23で温度と湿度の監視を行ない、車内異常処理モー
ド25で車内の温度と湿度の調整を実行する。ヒーター
をいれる場合や長時間冷房を行なってバッテリーの容量
が減少してきた場合は、ギアがニュートラルであること
を確認後、エンジンスタータ96でエンジンをスタート
させ、暖房やバッテリーの充電を行なう。
【0044】さらに、車内に煙センサのような火災を検
知する手段を備えている場合、分析・処理判断部4は温
度計81のデータと合わせて火災の発生を容易に検出す
ることができる。火災の発生を検出した場合はドライバ
ー13への通知だけでなく、消防署への通報を自動的に
行なうように設定することもできる。
【0045】図5bは、車外異常処理モード26におい
て処理可能な異常事態の種類と実行する対策の例を示
す。例えば、駐車中の自動車12に他の自動車が衝突す
るなどして車体が損傷した場合、衝突時の衝撃や車体の
揺れ等が加速度計やサスペンション変位センサに検出さ
れる、さらに車体外部の音を捉えるマイクに衝撃音が検
出されるので、分析・処理判断部4は車体に損傷がおき
た可能性があると判断することができ、ドライバー13
にその旨を通知することができる。
【0046】本例では、車内および車外で発生した異常
事態を、それぞれ、車内異常処理モード25および車外
異常処理モード26で別個に対応するようなシステムの
構成としたが、これら二つのモードを統合して自動車の
内外で発生した異常事態を一括して処理するような動作
モードを持つシステムの構成にしてもよい。
【0047】図6は、本発明の自動車の遠隔制御システ
ムの使用例として、ドライバーが車内に子供61やペッ
トの動物62を残して自動車から離れた場合のシステム
の動作を示す。ドライバーが自動車から離れている間、
システムは監視モード23で動作中であり、図5aに例
を示したような車内の異常を検知した場合には車内異常
処理モード25に移行して異常に対する処理を行なう。
例えば車内の温度が上昇してきた場合はエアコンディシ
ョナ91を動作させ車内の冷房を行なう必要があるが、
子供61やペットの動物62では操作ができない場合が
多い。このような場合には情報処理装置2が自動的にエ
アコンディショナ91を制御して冷房を行なうようにす
ることができる。
【0048】ドライバーが車内の様子を確認したい場合
は、ドライバーが持つ携帯通信端末10と携帯電話11
を使用して通信を行ない、システムをリモート監視モー
ド24に切り替えることにより、車内の状態をモニタで
きる。またリモート監視モード24では車内のカメラ8
5、マイク86により画像と音声で車内の様子を確認す
ることができる。さらにドライバーの持つ携帯通信端末
10にカメラ63およびマイクを接続し、自動車に送信
して表示装置94およびスピーカ95から再生すること
により、画像・音声による双方向の通信を行なうことが
でき、車内に残された子供61に安心感を与えることが
できる。
【0049】図7は、本発明の自動車の遠隔制御システ
ムの別の使用例として、ドライバーが自動車から離れて
いる間に、自動車にいたずらされたり、車内の荷物72
が盗まれそうになった場合のシステムの動作を示す。通
常、システムは図6の場合と同様に監視モード23で動
作している。自動車に不審な人物71がいたずらをしよ
うとして車体を蹴ったり傷をつけた場合、車体外部の音
を収集するマイク73に異常な音が入力され、情報処理
装置2は、例えば、その音の周波数成分を分析すること
により車体にいたずらされていることを検知し、システ
ムは車外異常処理モード26に移行する。同様に、何者
かが車体を揺すったり、車体に乗ったりした場合はサス
ペンション変位センサ87が異常を検出する。また、ド
アやトランクをこじ開けられた場合にはそれぞれの開閉
センサが検出する。システムが車外異常処理モード26
に移行すると、上記の異常事態に対する最初の対策とし
てクラクション93を鳴らし不審人物71に警告し、携
帯電話6を使用してドライバーへ異常事態の発生を通知
する。通知を受けたドライバーは自動車内のカメラ85
の画像から自動車内外の状態を見ることができ、車内の
荷物72が盗難されていないかを確認できる。
【0050】図8は、本発明の自動車の遠隔制御システ
ムにおける、盗難モード27の処理フローの例を示す。
【0051】監視モード23でドアがこじ開けられるな
どの異常を検知すると車外異常処理モード26に移行し
てクラクション93を鳴らす等の対処を行なうが、さら
にGPSレシーバ84、速度計88および回転計89等
により、エンジンスタートと自動車の移動を検出すると
盗難モード27に移行する。盗難モード27では、まず
第一に盗難されたことをドライバーに通知する。通知は
携帯電話6を使用して行われる(ステップ801)。
【0052】次に、警察への通報を自動車側から行なう
ように設定されていた場合、携帯電話6を使用して警察
に通報する(ステップ802)。その後は一定時間間隔
でドライバーおよび警察に現在位置を通報することをド
ライバーまたは警察官が外部入力で解除するまで繰り返
す。警察官が持つ携帯端末から赤外線インタフェース7
に入力が合った場合は(ステップ804)、ドライバー
に自動車が警察に確保されたことを通知することができ
る(ステップ805)。このような処理を行なうことに
より、自動車の盗難をいち早く知ることができ、また現
在位置を自動的に発信できるため盗難された自動車の早
期発見が可能となる。
【0053】図9は、本発明の自動車の遠隔制御システ
ムの応用例の一つとして、自動車が盗難された場合の本
システムとドライバー・警察との連携による実施の形態
を示す。駐車中の自動車900が盗難された場合、自動
車の遠隔制御システムは、図8の処理フローに示したよ
うに、ドライバーおよび警察に、それぞれ、盗難の通報
を行なう(ステップ901およびステップ902)。
【0054】通常、警察への通報は一般の場合と同様に
音声により行なうが、本例では別の方法として、警察側
に自動車からの盗難通報を受けるためのデータ通信専用
回線を設けることにより、盗難車からの通報を受信後、
続けて車種・ナンバー・車体の色・ドライバーへの連絡
先等の捜査の手配に必要な情報を受信し、自動的に被害
届の発行等の事務手続きや巡回中のパトカー・警察官に
手配を行なうようにすること(ステップ903)も可能
である。
【0055】盗難された自動車が発見された場合には
(ステップ904)、警察官の持つ携帯端末907から
自動車の遠隔制御システムを外部入力モード28に切り
替え、手配された車両であるかを照会することができる
(ステップ905)。この時点で自動車の遠隔制御シス
テムは携帯電話6でドライバーに警察に発見されたこと
を通知することができ、警察からも手配車両であること
が確認された後、ドライバーに通知することができる
(ステップ906)。このようなシステムにより盗難車
の捜索やそれに関連する諸手続を効率よく行なうことが
できる。
【0056】警察官の携帯端末による外部入力モード2
8の利用方法のもう一つ別の例としては、駐車違反取り
締まり時の利用がある。本発明の自動車の遠隔制御シス
テムを搭載する車両が駐車禁止区域に駐車している場
合、取り締まりを行なう警察官は携帯端末を使用して外
部入力モード28に移行したシステムからドライバーの
連絡先を取り出して自動車を移動するようドライバーに
直接勧告することができる。その結果、長時間の違法駐
車を行なう車両が少なくなり道路の混雑解消に寄与する
だけでなく、ドライバーと直接連絡できるため駐車中の
自動車がいつ移動できるかが明確になり、レッカー移動
等の作業も減少させることができる。
【0057】図10は、本発明の自動車の遠隔制御シス
テムのもう一つ別の実施の形態として、駐車場等の監視
システムと連携する場合を示す。ここでは、特に厳重な
監視が必要な車両として、重要人物(VIP)の移動に
使われる自動車1000を例に挙げる。このような自動
車はVIPの移動のために走行中は常時厳重な監視下に
あるが、駐車中でVIPが乗車していなくても監視を行
なう必要がある。
【0058】本実施の形態における自動車の遠隔制御シ
ステムは、図1に示した構成と同様の構成であるが、そ
れに加えて、自動車1000の情報処理装置2が持つ通
信手段として携帯電話6、赤外線インタフェース7の他
に、有線による通信手段を持ち、車体に外部との有線通
信を行なうためのコネクタ1001を持つ。有線による
通信は、他の通信手段と同様にシリアル通信であるが、
有線であることからパラレル通信を使用するようにして
もよい。
【0059】また、本例ではコネクタ1001を使用し
て有線によるシリアルデータ通信だけでなく、自動車の
遠隔制御システムを稼動させるための電源の供給を行な
う。自動車1000は駐車場に駐車した後、駐車場の信
号・動力線1003をコネクタ1001に接続する。駐
車場の信号・動力線1003は駐車場の管理棟1010
内の管理用情報処理装置1011に接続されており、こ
こからの入力で自動車の遠隔制御システムはリモート監
視モードに移行し、駐車場内の他の自動車と一括して管
理用情報処理装置1011により監視を受けることがで
きる。外部から電源を供給できることにより自動車10
00のバッテリー容量による制約がなくなるので、長期
間の監視を行なうことができ、かつ、車内に搭載された
比較的消費電力の大きい装置を継続的に使用することも
可能となる。例えば、カメラ85や、走行中や車庫入れ
時に障害物を検知するため車体の周囲に備えた超音波や
電波を利用した障害物センサ1002を使用して長時間
にわたり自動車1000の周囲の監視を行なうことがで
きる。同様の構成により、駐車場だけでなく、運送会社
やタクシー会社の車庫においても待機中の車両の監視を
一括して行なうことができる。
【0060】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の自動車
の遠隔制御システムにより、ドライバーが自動車から離
れている間も自動車の内外の状況を把握することがで
き、事故等が起きていないかを確認することができる。
【0061】また、自動車内の機器を自動制御あるいは
ドライバーが遠隔制御することにより、車内に残した子
供、動物等のために車内を快適な状態に維持したり、車
内の様子を画像によりドライバーに送信することがで
き、酸欠や脱水症状などによる事故の発生を防ぐことが
できる。
【0062】さらに、自動車がいたずらされたり衝突さ
れたりした場合には車体に設置された各種のセンサから
それらを検出し、クラクションを鳴らしていたずらして
いる人を追い払って車体が損傷を受けることを防ぐこと
ができ、車体が損傷を受けた場合にはいち早くドライバ
ーに通知することができる。。
【0063】万一、自動車が盗難に遭った場合は、自動
的にドライバーと警察に通報し、現在位置を定期的に通
知することができるので、容易に自動車を発見すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車の遠隔制御システムの実施
の形態を示すシステム構成図。
【図2】図1に示すシステムの状態遷移図。
【図3】図1に示すシステムの監視モードにおける処理
を示すフロー図。
【図4】図1に示すシステムの本発明の自動車の遠隔制
御システムの車内異常処理モードおよび車外異常処理モ
ードにおける処理フローを示す図。
【図5】図1に示すシステムの車内異常処理モードおよ
び車外異常処理モードにおける異常の種類と実行する対
策例を示す図表。
【図6】図1に示すシステムの車内の子供や動物の様子
を確認する場合を示す説明図。
【図7】図1に示すシステムの自動車に対するいたずら
・荷物の盗難を監視する場合を示す説明図。
【図8】図1に示すシステムの盗難モードにおける処理
を示すフロー図。
【図9】本発明の自動車の遠隔制御システムと警察のシ
ステムとの連携による実施の形態を示すシステム構成
図。
【図10】本発明の自動車の遠隔制御システムと駐車場
の監視のシステムとの連携による実施の形態を示すシス
テム構成図。
【図11】ドライバーの携帯通信端末のデータ表示画面
の構成図。
【図12】ドライバーの携帯通信端末の車内映像表示画
面の構成図。
【符号の説明】
1…自動車の遠隔制御システム、2…自動車の情報処理
装置、6…携帯電話、7…赤外線I/F、10…ドライ
バーの携帯通信端末、11…ドライバーの携帯電話、1
2…自動車、13…ドライバー、81…温度計、84…
GPSレシーバ、85…カメラ、91…エアコンディシ
ョナー、93…クラクション。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 目瀬 道弘 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マルチメディアシステム開 発本部内 (72)発明者 桑原 禎司 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マルチメディアシステム開 発本部内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車と、当該自動車の利用者が携行可能
    な携帯通信端末と、上記自動車と携帯端末間の通信媒体
    とからなり、上記自動車には、自動車の利用者が上記自
    動車から離れた場所にいるときに上記自動車の状態を検
    出するための複数の検出手段と、それらの検出手段から
    データを収集する手段と、収集したデータを記録する手
    段と、収集したデータを分析し自動車の車内または車体
    の周囲に異常が発生していないかを判断する手段と、利
    用者への通知先を登録する手段と、判断手段が異常を検
    出した場合に自動車から離れた場所にいる利用者に異常
    の発生を通知する手段および利用者からの現在の状態の
    問い合わせを受信し前記の記録手段に記録された自動車
    の現在の状態を利用者に送信する手段からなる第1の双
    方向通信可能な通信手段とを搭載し、上記利用者が携行
    可能な携帯通信端末は、上記自動車の上記第1の通信手
    段と双方向通信可能な第2の通信手段を有し、上記自動
    車の上記第1の通信手段と、上記利用者が携行可能な携
    帯通信端末の第2の通信手段とは、上記通信媒体を介し
    て双方向通信可能になっていることを特徴とする自動車
    の遠隔制御システム。
  2. 【請求項2】自動車と、当該自動車の利用者が携行可能
    な携帯通信端末と、上記自動車と携帯端末間の通信媒体
    とからなり、上記自動車には、自動車の利用者が上記自
    動車から離れた場所にいるときに上記自動車の状態を検
    出するための複数の検出手段と、それらの検出手段から
    データを収集する手段と、収集したデータを記録する手
    段と、収集したデータを分析し自動車の車内または車体
    の周囲に異常が発生していないかを判断する手段と、利
    用者への通知先を登録する手段と、自動車に搭載される
    各種の装置類を操作する手段と、前記判断手段により検
    出した異常に対して前記の装置類を使用して対処する方
    法を決定する手段と、判断手段が異常を検出した場合に
    自動車から離れた場所にいる利用者に異常の発生を通知
    する手段および利用者からの現在の状態の問い合わせを
    受信し前記の記録手段に記録された自動車の現在の状態
    を利用者に送信する手段からなる第1の双方向通信可能
    な通信手段とを搭載し、上記利用者が携行可能な携帯通
    信端末は、上記自動車の上記第1の通信手段と双方向通
    信可能な第2の通信手段を有し、上記自動車の上記第1
    の通信手段と、上記利用者が携行可能な携帯通信端末の
    第2の通信手段とは、上記通信媒体を介して双方向通信
    可能になっていることを特徴とする自動車の遠隔制御シ
    ステム。
  3. 【請求項3】前記の複数のデータ収集手段は、自動車の
    車内の音声を入力する手段および車内の映像を入力する
    手段の少なくとも一方の手段を持ち、音声、画像データ
    を前記の第1の通信手段により送信し、利用者の持つ第
    2の通信手段により前記音声、画像データを受信し、携
    帯通信端末に備えた音声、画像データの再生手段によ
    り、自動車内の音声、画像を再生することを特徴とする
    請求項1または請求項2記載の自動車の遠隔制御システ
    ム。
  4. 【請求項4】自動車の車内に音声再生手段および画像再
    生手段の少なくとも一方の手段を持ち、利用者が持つ携
    帯通信端末に、音声入力手段および画像入力手段の少な
    くとも一方の手段を接続することにより、前記の第2の
    通信手段により利用者が送信してきた音声、画像データ
    を前記の第1の通信手段で受信し、自動車の車内で再生
    することを特徴とする請求項1または請求項2記載の自
    動車の遠隔制御システム。
  5. 【請求項5】利用者が携行する携帯通信端末に、自動車
    に搭載される各種の装置類に対する操作指示を入力する
    手段を持ち、自動車に、利用者からの操作指示を解析し
    て自動車に搭載されている各種装置を制御する手段を持
    ち、前記の第1の通信手段、第2の通信手段により利用
    者が入力した操作指示を自動車に送信することで、自動
    車に搭載されている各種の装置類を遠隔操作することを
    特徴とする請求項2記載の自動車の遠隔制御システム。
  6. 【請求項6】自動車に設けられた第1の通信手段と利用
    者が携行する携帯通信端末に設けられた第2の通信手段
    との間の通信媒体が、種類の異なる複数の双方向通信媒
    体からなることを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の自動車の遠隔制御システム。
  7. 【請求項7】システムの起動・停止・設定値の入力等の
    操作を、利用者の持つ携帯通信端末を使用して行なうた
    めの通信手段を自動車と利用者の携帯通信端末とに持つ
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の自動車
    の遠隔制御システム。
  8. 【請求項8】自動車に、利用者以外の少なくとも一つの
    他の通知先を登録する手段を持ち、前記の判断手段が異
    常の発生を検出した場合に、発生した異常の内容をもと
    に利用者以外の他の通知先に通知する必要があるかを判
    断する機能を持ち、前記第1の通信手段を使用して異常
    の発生を上記他の通知先に通知することを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の自動車の遠隔制御システ
    ム。
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