JPH1054662A - ベニヤ単板の加熱装置 - Google Patents

ベニヤ単板の加熱装置

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JPH1054662A
JPH1054662A JP9080714A JP8071497A JPH1054662A JP H1054662 A JPH1054662 A JP H1054662A JP 9080714 A JP9080714 A JP 9080714A JP 8071497 A JP8071497 A JP 8071497A JP H1054662 A JPH1054662 A JP H1054662A
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veneer
endless belt
hot plate
roll
small holes
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Noriyuki Honda
憲行 本田
Yukio Abe
由起夫 阿部
Makoto Isobe
誠 磯部
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 簡単な構成でベルトを安定的に走行させるこ
とができると共に、摩擦力によるベルトの駆動ではない
のでベルトの厚さを薄くでき、結果的に装置の小型化、
簡素化、熱の伝達効率の向上、ベルトの交換作業の簡便
化等を図ることができる。 【解決手段】 加熱手段と接続した一対の熱板3,4に
おける相対向する加熱面に、蒸気が出る排出溝5,6を
形成し、その一対の熱板3,4の間にベニヤ単板Pを搬
入・搬出する間欠駆動自在の無端ベルト16を下方の熱
板4の上面を走行するよう備える。無端ベルト16には
多数の小孔を全面に且つ走行方向に対し規則的に設ける
と共に、下方の熱板4の搬入・搬出側に配置され無端ベ
ルト16を巻き掛けるロ−ル15の周面には多数の小孔
と嵌まり合う多数の突起部15aを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱板をベニヤ単板
(以下、単に単板と称す)に接触させて加熱し、単板の
含有水分を除去する単板の加熱装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、熱板を単板に接触させて加熱し、
単板を乾燥することは、例えばホットプレスや特公昭4
8−654号公報に記載された単板乾燥装置等で行われ
ておりいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに前記特公昭4
8−654号公報に記載された単板乾燥装置は、上下動
自在で且つ積重可能な熱板の搬入側及び搬出側にアイド
ルロ−ルまたは駆動ロールを熱板と一体的に設け、両ロ
−ルの間にはエンドレス状の金網帯を懸架してなるもの
で、この金網帯によって単板を熱板の間に搬送し、前記
熱板によって挟圧乾燥するのであるが、次のような問題
点があった。即ち、駆動ロ−ルからの摩擦力により金網
帯を走行させるため、金網帯の張力が小さ過ぎると、駆
動ロールと金網帯とがスリップしてしまい良好に走行さ
せることができない。またスリップさせないためには、
前記金網帯に大きな張力を与えれば足りるが、この金網
帯はエンドレス状であるため、張力を大きくするには、
その接合端の接合力を増大しなくてはならず、そのため
に金網帯の接合面積を広くすることが一般的に行われて
いる。しかし金網帯の幅を大きくして接合面積を広くし
ようとしても、金網帯の幅は加熱される単板の幅により
自ずと制限されるため、必然的に金網帯の厚さを厚くせ
ざるを得ない。そして金網帯の厚さを厚くすれば、熱の
伝導率が低下し、結局単板の加熱効率を悪くしてしまう
のである。また摩擦力により確実に金網帯を走行させる
ためには駆動ロールの直径を大きくしなくてはならず、
装置を小型化することができなかった。更に、摩擦力を
確実に発生させるためは、金網帯を駆動ロールに常時圧
接させる張力付与装置を備えることも必要であり、装置
の複雑化は避けられなかった。加えて、金網帯の走行を
円滑にするには蛇行防止装置も必要であり、装置の複雑
化は一層増すことにもなっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、これら課題を
解決するためになされたものであり、加熱手段と接続し
た又は加熱手段を含む一対の熱板と、その一対の熱板の
間に単板を搬入・搬出する間欠駆動自在の無端ベルトを
下方の熱板の上面を走行するよう備え、熱板の上下に配
置した加圧手段によって熱板の間に搬入された単板を上
下から狭圧して単板を加熱し、狭圧を解除した後にその
単板を搬出する自動制御付き搬送手段を具備した単板の
乾燥装置において、前記一対の熱板における相対向する
加熱面の少なくとも下方の面に、熱板の外部と連通する
蒸気の排出溝又は排出孔を形成し、更に、前記無端ベル
トには多数の小孔を全面に且つ走行方向に対し規則的に
設けると共に、前記下方の熱板の搬入・搬出側に配置さ
れ前記無端ベルトを巻き掛けるロ−ルの周面には前記多
数の小孔の少なくとも一部と嵌まり合う多数の突起部を
設け、前記多数の小孔の規則的配置が当該ロ−ルの外周
の長さを1単位としてなる構成を基本とする。
【0005】
【発明の実施の形態】次に本発明の第1の実施例を説明
する。図1は、単板Pを乾燥するための乾燥装置Aの要
部の側面説明図、図2は図1の一点鎖線X−Xにおける
矢印方向の正面説明図である。乾燥装置Aは、基台2と
その基台2の上に前後(後述する無端ベルト16の走行
方向)、左右(同無端ベルト16の走行方向と直交する
方向)に立設した4本の支柱2a、更にそれら4本の支
柱2aによって支持された上部当板2bを備えており、
内部には、図1に示す様に、接続されたフレキシブルホ
ース1によって蒸気が供給され150℃前後に加熱され
ている長さ(図1の左右方向)約1500mm、幅(図2
の左右方向)約2500mm、厚さ80mmの熱板3、4を
上下に配置し、上方の熱板3の下面(加熱面)と下方の
熱板4の上面(加熱面)を相対向する加圧面とする。
尚、熱板3、4でフレキシブルホース1を接続した側面
と反対側の側面には、図示はしないが、各々ドレーン排
出用のフレキシブルホースを接続する。
【0006】前記上方の熱板3の下面と下方の熱板4の
上面には、前記左右方向で一側端から他側端へ連通す
る、幅が3mmで深さが2mmの蒸気の排出溝5、6を、長
さ方向にピッチ12mmで、しかも相対する下面と上面と
の関係においては、前記前後方向へ1/2ピッチ即ち6
mmずれた状態に形成する。熱板3の四隅には幅方向に水
平にのびる第1の腕部7をそれぞれ突設し、これら4本
の第1腕部7を、支柱2aの前後外側面2fで内側に向
けて設けた係止段部8で支承することにより、熱板3は
所定位置で保持される。同様に熱板4の四隅にも第1の
腕部9を突設し、該第1腕部9も前記同様支柱2aの前
後外側面2fで内側に向けて設けた係止段部10で支承
することにより、熱板4は所定位置で保持される。これ
らの段部8、10は前記支柱2aの内側に向って下降階
段状に形成されており、各腕部7、9は支柱2aの前後
外側面2fを摺動することにより、熱板3、4が上下動
自在且つ積み重ね可能となっている。又各腕部7、9
は、前後に位置する一対の腕部によって片側に位置する
2本の支柱を前後から挟持した状態となっており、これ
によって前後方向の移動を規制している。
【0007】又熱板4には図1に示すように、各々の第
1の腕部9と直交する方向で同じく水平方向にのびる第
2の腕部11を固定する。前側(図1で右側)に位置す
る第2の腕部11には、軸受4aを介して回動軸12を
回動自在に取付け、この回動軸12には、幅250mmの
ロール13を10個、各ロ−ルの端面を互いに近接させ
た状態で、キーをキー溝に挿入する公知の方法でもって
並べて固定する。各ロール13の周面には、ロール13
の回動軸線方向にピッチ50mmで設けた高さ6mmの裁頭
円錐台の突起部13aの列を、ロール13の回動方向に
はピッチ25mmで且つ回動軸線方向に1/2ピッチずれ
たジグザグ状に設ける。またロール13は、回動軸12
とサ−ボモ−タ12aとをチェ−ン等の動力伝達部材で
連結することにより、矢印方向に回動及び停止自在とす
る。
【0008】又後側(図1で左側)に位置する第2の腕
部11には、固定軸14を取付け、この固定軸14に
は、各々軸受14aを介して前記前側と同様に幅250
mmのロ−ル15を10個、各ロ−ルの端面を互いに近接
させた状態で、遊転自在に並べて取付ける。各ロ−ル1
5の周面には、前記突起部13aと同形の突起部15a
を同様の位置関係を以って突設する。2本の回動軸1
2、14の間隔は1800mmで、それぞれの軸の互いに
対応する位置に取付けられた各ロ−ル13、15間に
は、多数の小孔16aを全面に設けた10本の無端ベル
ト16がそれぞれ巻き掛けられている。この無端ベルト
16は、厚さ0.5mm、幅250mmのステンレス製で、
直径12mmの小孔16aが前記ロ−ル13、15の周面
に突設された突起部13a、15aと嵌り合うよう幅方
向に等ピッチで且つ走行方向には1/2ピッチずらした
ジグザグ状に設けられている。この無端ベルト16を両
ロ−ルに掛け渡す方法としては、まず帯状のベルトを両
ロ−ルに巻き掛け、リング状となったベルトの両端部を
耐熱性の粘着テ−プで接合する方法が望ましい。そして
その際、ベルトの小孔16aが前記下方の熱板4に形成
された蒸気の排出溝5、6のほぼ中央に位置するよう調
整するとよい。この状態でサ−ボモ−タ12aにより回
動軸12を回動させると、ロール13が回動し、ロ−ル
の突起部13aと無端ベルト16の小孔16aとは互い
に嵌まり合っているので、この突起部13aが無端ベル
ト16を引っ張って走行を開始させる。一方ロ−ル15
は遊転ロ−ルであるため、前記無端ベルトの回転につれ
て回転する。このようにサ−ボモ−タ12aによる間欠
駆動によって、両ロ−ル13、15及び無端ベルトが回
動・停止し、ロ−ルの突起部13a、15aと無端ベル
トの小孔16aとは係合、離脱を繰り返す。
【0009】一方、下方の熱板4の下方には、当該熱板
4と大きさが同じで剛性が大である支持板17を配置
し、この支持板17を昇降動させる圧力調整自在の油圧
シリンダ18を備え、前記上部当板2bの加圧面と協同
して前記一対の熱板3、4を上下から狭圧する。この油
圧シリンダ18は、加圧時の圧力を単板Pの1平方cm当
たり2Kgの圧力となるように予め設定しておく。又下方
の熱板4の前後即ち搬入・搬出側には、無端ベルト16
上に単板Pを送り込むための搬入コンベア19と、乾燥
後の単板を搬出するための搬出コンベア20を設け、こ
れらにもサーボモータ19a、20aを連結し、前記サ
−ボモ−タ12aと同期して矢印方向に回動及び停止自
在とする。(図1参照)
【0010】互いの間隔が無端ベルト16の全長の半分
の距離となる位置に設けた2個の切欠き部を検知する近
接スイッチ16b及び支持板17が図1で示す下死点の
位置にあることを検知するリミットスイッチ4bを設
け、これらのスイッチの検知信号により前記各部材の作
動を図4のフロ−チャ−トに示すように制御する制御機
構Cを設ける。即ち、図1に示す状態で無端ベルト16
及び搬入・搬出ベルト19、20が各々矢印方向に走行
を開始し、無端ベルト16がそのベルトの全長の半分の
距離だけ走行したことが近接スイッチ16bで検知され
ると、その検知信号で無端ベルト16及び搬入・搬出ベ
ルト19、20が停止し、続いて油圧シリンダ−18が
上昇し熱板3、4を加圧する。次に前記近接スイッチ1
6bによる検知時から所定時間経過すると制御機構Cか
ら作動信号が出され、その信号によって油圧シリンダ1
8が下降作動する。熱板4が図1で示す元の位置に復帰
するとリミットスイッチ4bから検知信号が出され、そ
の信号によって油圧シリンダ18が下降作動を停止し、
続いて無端ベルト16及び搬入・搬出ベルト19、20
が走行を再開する。そして以下同様の作動が行われる。
【0011】本発明の第1の実施例は以上のように構成
するもので、次のように作動する。先ず搬入コンベア1
9上に、厚さ3mm、繊維方向の長さ1800mm、繊維と
直交する方向の長さ900mmの単板Pを、その繊維方向
を走行方向と直交する方向に向けて載置する。その載置
位置は、図1に示す被加圧位置から、ベルト16の全長
の半分の距離だけ搬送方向上手側に離れた搬入コンベア
19上で、載置した状態で搬入コンベア19、無端ベル
ト16、搬出コンベア20を同時に走行させる。すると
単板Pは搬入コンベア19から無端ベルト16上へと運
ばれ、無端ベルト16の全長の半分の距離だけ移動して
図1に示す位置に到達すると、近接スイッチ16bがそ
の状態を検知し制御機構Cへ検知信号を出す。制御機構
Cはその検知信号に同調して、これら搬入コンベア1
9、無端ベルト16、搬出コンベア20を駆動するサ−
ボモ−タ19a、12a、20aへ作動停止信号を出
し、これら各搬送部材は停止する。この時、無端ベルト
16の小孔16aと下方の熱板4の上面に形成された排
出溝6とは前記のような位置関係、即ち小孔16aが排
出溝6のほぼ中央に位置した状態にある。
【0012】次に、制御機構Cからの作動信号により油
圧シリンダ18を上昇作動させて支持板17を上昇させ
続けると、下方の熱板4は下方から押し上げられ、係止
段部10に支承されていた第1の腕部9が段部10から
離れ、熱板4は、単板Pを乗せた状態で両ロール13、
14及び無端ベルト16共々上昇させられる。更に油圧
シリンダ18を上昇作動させ支持板17を上昇し続ける
と、下方の熱板4は単板Pを介して上方の熱板3に当接
し、今度は上方の熱板3が下方から押し上げられる。そ
して係止段部8に支承されていた第1の腕部7が段部8
から離れ、熱板3は、熱板4との間に単板Pを挟んだ状
態で一体的に上昇させられる。更に油圧シリンダ18を
上昇作動させて支持板17を上昇し続けると、単板Pを
間に挟んだ状態の熱板3、4は上部当板2bの加圧面に
当接し、当接後は油圧シリンダ18の圧力が増加し、前
記設定した圧力となるとその増加が中止され、以後その
設定した圧力で加圧し続ける。
【0013】このことにより単板Pの上面は熱板3によ
り加熱され又下面は熱板4により無端ベルト16を介し
て加熱される。加熱されると単板P内部の水分は蒸気と
なり、もし単板Pの両面が熱板3、4によって隙間なく
圧接されているとすると、この水蒸気は逃げ場を失い爆
発するが、本実施例においては、前述の通り熱板3、4
の排出溝5、6が、無端ベルトには多数の小孔16aが
形成されているので、前記蒸気は、単板Pの上面側では
排出溝5から大気中へ排気され、一方単板Pの下面側で
は無端ベルトの小孔16aを通って排出溝6から大気中
へ排気される。
【0014】単板Pを熱板3、4により加熱し続ける時
間は、未乾燥単板の含水率や厚さ及び希望する乾燥後の
含水率等により予め設定されるが、後工程において接着
剤で接着するためには通常含水率が10%程度となる様
に乾燥させるとよい。尚前記単板Pの乾燥中に、次に乾
燥すべき未乾燥単板を搬入コンベア19上の前記と同位
置に載置しておけば、作業効率を高めることができる。
設定時間が経過すると制御機構Cからの作動信号によ
り、油圧シリンダ18を下降作動させ支持板17を下降
させる。すると熱板3、4は単板Pを間に挟んだ状態で
下降し、先ず熱板3の第1の腕部7が係止段部8に係止
されて図1、2に示す元位置に復帰し、続いて熱板4が
単板Pを乗せた状態で前記同様第1の腕部9が係止段部
10に係止されて元の位置に復帰する。更に支持板17
を下降させると、リミットスイッチ4bが支持板17の
下死点到達を検知し、この検知信号によって油圧シリン
ダ18が下降作動を停止する。
【0015】次に制御機構Cからの作動信号により、再
び搬入コンベア19、無端ベルト16、搬出コンベア2
0を矢印方向に作動させると、単板Pは無端ベルト16
から搬出コンベアへ20へ送られ、一方次に乾燥すべき
未乾燥単板Pが熱板3、4の間へと搬送され、無端ベル
ト16が全長の半分の距離だけ走行したところで停止
し、以下同様の作動で単板の乾燥が行われる。
【0016】以上の本発明の第1の実施例では、次の様
な効果がある。無端ベルト16に形成した小孔16aと
サ−ボモ−タ12aにより回転駆動されるロ−ル13の
突起部13aとが互いに嵌まり合い、この突起部13a
が無端ベルト16を引っ張って走行させるので、ベルト
走行用としての特別の孔を別個に設ける必要とせず、装
置が簡素化される。又両者は互いに嵌まり合っているの
で、スリップすることがなく、無端ベルト16を確実に
走行させることができる。更には無端べルト16が摩擦
力によって走行させられるものではないので、無端ベル
ト16に作用する張力を極力小さくすることができ、ベ
ルトを無端状にする際にベルトの両端部を粘着テープで
接合することも可能である。又ベルトの両端部の接合を
溶接で行う場合には、ベルトの接合面積即ちベルトの厚
さを可能な限り薄くすることができ、熱板4の熱を効率
よく単板Pに伝えることができる。更にベルトの厚さが
厚いと小さい半径で曲げることが困難であるためロール
の直径を大としなければならないが、前記の様に無端ベ
ルト16の厚さを薄くすることができるためロール13
の直径を小さくでき、装置として垂直方向の高さを小と
し、小型化することができる。又前記のように粘着テ−
プでベルトを接合すれば、ベルトを無端状にするに際し
特別な接合装置を必要とせず、ベルト交換時の作業性も
良い。又前述の従来装置では、金網帯を常時ロールに圧
接させるために張力付与装置が、金網帯の蛇行防止のた
めにも特別の装置が必要となるが、本実施例においては
それらの装置は不要であり装置として簡素化できる。更
に無端ベルト16は複数本備えられ、その各々を駆動ロ
ール13で個別に走行させるので、各無端ベルト16に
ほぼ均一に張力が作用し、ベルト自体が破損しにくい。
又たとえ破損した場合でも、破損した無端ベルト16だ
けを交換すれば良く、維持管理のコストが低くなり、又
交換する際も、全体が1本の広幅のベルトを交換する場
合に比べて作業性が良い。又本実施例においては、排出
溝5、6を無端ベルト16の走行方向と直交する方向へ
形成してあるので、単板Pから出る蒸気は単板Pの移動
方向と直交する方向、即ち左右両側へ排出され、前後に
配置される搬入・搬出コンベア19、20に蒸気が直接
当り、冷えてできた水滴によって鋼製の部品が錆たり、
ゴム製の部品が劣化したりすることはない。又その水滴
が無端ベルト16に付着して、ベルトの温度を低下させ
たり、後続の単板Pに付着して乾燥効率を悪くさせるこ
ともない。
【0017】次に本発明の第2の実施例を説明する。図
5は、単板Pを乾燥するためのプレス型乾燥装置A1の
要部の側面説明図、図6は図5の一点鎖線Y−Yにおけ
る矢印方向の正面説明図である。乾燥装置A1は、基台
21とその基台21の上に前後(後述する無端ベルト5
3、54、55、56の走行方向)、左右(無端ベルト
53、54、55、56の走行方向と直交する方向)に
立設した4本の支柱22、更にそれら4本の支柱22に
よって支持された上部当板23を備えており、内部に
は、図5及び図6に示す様に、フレキシブルホ−ス24
によって蒸気が供給され150℃前後に加熱されている
長さ約1500mm、幅約2500mm、厚さ80mmの熱板
25、26、27、28を上下方向に多段に配置し、上
方の熱板の下面と下方の熱板の上面を相対向する加圧面
とする。
【0018】前記熱板25の上面、熱板26、27の上
下面、熱板28の下面には、前記左右方向で一側端から
他側端へ連通する、幅が3mmで深さが2mmの蒸気の排出
溝57を、長さ方向にピッチ12mmで、しかも相対向す
る加圧面の関係においては、幅方向へ1/2ピッチ即ち
6mmずれた状態に形成する。
【0019】熱板25、26、27、28の四隅には前
記左右方向に水平にのびる第1の腕部29、30、3
1、32をそれぞれ突設し、これら4本の第1腕部2
9、30、31、32を、支柱22の前後外側面22f
で内側に向けて設けた係止段部22a、22b、22
c、22dで支承することにより、熱板25、26、2
7、28は所定位置で保持される。これらの段部22
a、22b、22c、22dは前記支柱22の内側に向
って下降階段状に形成されており、各腕部29、30、
31、32は支柱22の前後外側面22fを摺動するこ
とにより、熱板25、26、27、28が上下動且つ積
み重ね可能となっている。又各腕部29、30、31、
32は、前後に位置する一対の腕部によって片側に位置
する2本の支柱を前後から挟持した状態となっており、
これによって前後方向の移動を規制している。又熱板2
5、26、27、28には図5に示すように、各々の第
1の腕部29、30、31、32と直交する方向で同じ
く水平方向にのびる第2の腕部33、34、35、36
を固定する。前側(図5で右側)に位置する第2の腕部
33、34、35、36には、軸受25a、26a、2
7a、28aを介して回動軸37、38、39、40を
回動自在に取付け、この回動軸37、38、39、40
には、幅250mmのロール41、42、43、44を複
数個、各ロ−ルの端面を互いに近接させた状態で、キ−
をキ−溝に挿入する公知の方法でもって並べて固定す
る。各ロール41、42、43、44の周面には、前記
第1の実施例と同じ配列で同じ形状の突起部41a、4
2a、43a、44aの列を設ける。又ロ−ル41、4
2、43、44は、第1の実施例と同様に回動軸37、
38、39、40とサ−ボモ−タ(図示せず)とをチェ
ーン等の動力伝達部材で連結することによりに、矢印方
向(ロール44のみ他のロールと逆方向)に回動及び停
止自在とする。
【0020】又後側(図5で左側)に位置する第2の腕
部33、34、35、36には、第1の実施例と同様に
固定軸45、46、47、48を取付け、この固定軸4
5、46、47、48には、各々軸受45a、46a、
47a、48aを介して前記前側と同様に幅250mmの
ロ−ル49、50、51、52を複数個、各ロ−ルの端
面を互いに近接させた状態で、遊転自在に並べて取付け
る。各ロ−ル49、50、51、52の周面には、前記
突起部41a、42a、43a、44aと同形の突起部
49a、50a、51a、52aを同様の位置関係を以
って突設する。前後の回動軸37、38、39、40と
固定軸45、46、47、48との間隔は、1800mm
で、それぞれの軸の互いに対応する位置に取付けられた
各ロ−ル間には、多数の小孔53a、54a、55a、
56aを全面に設けた複数本の無端ベルト53、54、
55、56がそれぞれ巻き掛けられている。この無端ベ
ルト53、54、55、56の厚さ、幅、材質は第1の
実施例と同様で、又小孔53a、54a、55a、56
aの大きさ、配列に関しても第1の実施例と同様であ
る。又無端ベルト53、54、55、56の巻き掛け方
についても、ベルトの小孔53a、54a、55a、5
6aが前記下方の熱板に形成された蒸気の排出溝57の
ほぼ中央に位置するよう前記同様調整する。この状態で
サ−ボモ−タ(図示せず)により回動軸37、38、3
9、40を回動させると、ロ−ル41、42、43、4
4が回動し、ロ−ルの突起部41a、42a、43a、
44aと小孔53a、54a、55a、56aとは互い
に嵌まり合っているので、この突起部41a、42a、
43a、44aが無端ベルトを引っ張って走行を開始さ
せ、それにつれて遊転ロ−ル49、50、51、52も
回転する。以下間欠駆動機構については前記第1の実施
例と同様であるためその説明を省略する。
【0021】一方、最下段の熱板25の下方には、当該
熱板25と大きさが同じで剛性が大である支持板58を
配置し、この支持板58を昇降動させるための圧力調整
自在の油圧シリンダー59を備え、前記上部当板23の
加圧面と協同して前記多段の熱板25、26、27、2
8を上下から狭圧する。この油圧シリンダ59は、加圧
時の圧力を単板Pの1平方cm当たり2Kgの圧力となるよ
うに予め設定しておく。又下方の熱板25、26、27
の前後即ち搬入・搬出側には、無端ベルト53、54、
55上に単板Pを送り込むための搬入コンベア60、6
1、62と、乾燥後の単板を搬出するための搬出コンベ
ア63、64、65をそれぞれ上下3段に設け、これら
にもサーボモータ(図示せず)を連結し、前記回動軸の
サ−ボモ−タと同期して矢印方向に走行及び停止自在と
する。(図5参照)
【0022】又各無端ベルトがそのベルトの全長の半分
の距離だけ走行したことを検知する近接スイッチ及び支
持板58の下死点の位置を検知するリミットスイッチ、
それらのスイッチによって前記サ−ボモ−タを含む各部
材の作動を制御する制御機構については、前記第1の実
施例と同様であるので、それらの図示については省略
し、以下作動についてのみ説明する。
【0023】先ず各搬入コンベア60、61、62上
に、厚さ3mm、繊維方向の長さ1800mm、繊維と直交
する方向の長さ900mmの単板Pを、その繊維方向を走
行方向と直交する方向に向けて載置する。その載置位置
は、図5に示す被加圧位置から、ベルトの全長の半分の
距離だけ搬送方向上手側に離れた各搬入コンベア60、
61、62上で、載置した状態において各搬入コンベ
ア、各無端ベルト、各搬出コンベアを同時に走行させ
る。すると単板Pは搬入コンベア60、61、62から
無端ベルト53、54、55上へと運ばれ、第1の実施
例と同様に各ベルトの全長の半分の距離だけ移動して図
5に示す位置に到達すると、近接スイッチがその状態を
検知し制御機構へ検知信号を出す。制御機構はその検知
信号に同調して、これら搬送機構を駆動する各サ−ボモ
−タへ作動信号を出し、全ての搬送機構は停止する。こ
の時、各無端ベルトの小孔53a、54a、55a、5
6aと下方の熱板25、26、27の上面及び上方の熱
板28の下面に形成された排出溝57とは前記のような
位置関係、即ち小孔が排出溝のほぼ中央に位置する状態
にある。尚、搬入コンベア62で搬入される単板Pは、
その上下の無端ベルト55、56が共に搬出側に走行し
ているため、単板の搬入および乾燥後の搬出が良好に行
なわれる。
【0024】次に、制御機構からの作動信号により油圧
シリンダ59を上昇作動させて支持板58を上昇し続け
ると、最下段の熱板25は下方から押し上げられ、係止
段部22aに支承されていた第1の腕部29が段部22
aから離れ、熱板25は、上面に無端ベルト53を介し
て単板Pを乗せた状態で両ロ−ル41、49及び無端ベ
ルト53共々上昇し、上方の熱板26の下面に当接させ
られる。更に油圧シリンダ59を上昇作動させて支持板
58を上昇し続けると、熱板26は下方から押し上げら
れ、係止段部22bに支承されていた第1の腕部30が
段部22bから離れ、単板Pを間に挟んだ状態の熱板2
5、26は、今度は熱板26の上面に無端ベルト54を
介して単板Pを乗せた状態で両ロ−ル42、50及び無
端ベルト54共々上昇し、更に上方の熱板27の下面に
当接させられる。以下同様の作用で図7に示す様に、各
加圧面の間に単板Pを挟んだ状態の熱板25、26、2
7、28は上部当板23に当接させられる。当接後は油
圧シリンダ59の圧力が増加し、前記設定した圧力とな
るとその増加が中止され、以後その設定した圧力で加圧
し続ける。このことにより各々の単板Pの両面は、無端
ベルト53、54、55、56を介して熱板25、2
6、27、28により加圧と加熱をされる。加熱される
と単板P内部の水分は蒸気となり、第1の実施例と同様
に各々の単板Pの両面に接触する無端ベルト53、5
4、55、56の小孔53a、54a、55a、56a
を通って排出溝57から大気中へ排気される。単板Pを
熱板により加熱し続ける時間は、未乾燥単板の含水率や
厚さ等により予め設定されるが、通常乾燥後の含水率が
10%程度となる様に乾燥させる。尚前記単板Pの乾燥
中に、次に乾燥すべき未乾燥単板を搬入コンベア60、
61、62上の前記と同位置に載置しておく。設定時間
が経過すると制御機構からの作動信号により、油圧シリ
ンダ59を下降作動させ支持板58を下降させると、熱
板25、26、27、28は、各々係止段部22a、2
2b、22c、22dに第1の腕部29、30、31、
32が支承される位置、即ち図6に示す元の位置に復帰
する。更に支持板58を下降させると、リミットスイッ
チが支持板58の下死点到達を検知し、この検知信号に
よって油圧シリンダ59が下降作動を停止する。
【0025】次に制御機構からの作動信号により、再び
搬入コンベア59、60、61、無端ベルト53、5
4、55、56及び搬出コンベア63、64、65を矢
印方向に作動させると、各単板Pは搬出コンベア63、
64、65へ送られ、一方次に乾燥すべき未乾燥単板P
が熱板25、26、27、28の間へと搬送され、無端
ベルト53、54、55、56が全長の半分の距離だけ
走行したところで停止し、以下同様の作動で単板の乾燥
が行われる。
【0026】以上の本発明の第2の実施例では、第1の
実施例と同様の効果に加え、次の様な効果もある。第1
の実施例の場合、上方の熱板の回りに無端ベルトを設け
なかったので、単板Pの上面は、加圧面に排出溝を形成
した上方の熱板に直接当たっており、そのために、処理
後の単板Pの上面に溝の跡が残り、製品化する上におい
て問題となることがある。しかし第2の実施例では、各
単板Pの両面は、必らず無端ベルト53、54、55、
56を介して熱板が当ることになり、排出溝の溝跡が付
くことはない。勿論、第1の実施例において上方の熱板
3の回りに無端ベルトを設けることも、逆に、第2の実
施例における最上部の熱板28の回りに設けた無端ベル
ト56を省くことはできるが、これら最上部の無端ベル
トを設けるとするなら、この最上部の無端ベルトには単
板を載せないので、その走行方向は他の無端ベルトの走
行方向と逆にするとよい。つまり逆方向に走行させるこ
とにより、下方の熱板とで狭圧する単板の搬送に関して
は、上下の無端ベルトの走行方向が同一になり、円滑な
搬送が期待できるのである。又熱板を上下方向に複数段
備え、各々の間に単板を挟んで加圧、加熱するため、最
上部と最下部以外の熱板は全て上下両面を単板の加熱に
利用でき、効率がよい。
【0027】以上本発明の実施例を説明したが、熱板に
対する排出溝の占める割合や無端ベルトに対する小孔の
占める割合は、15%〜50%程度であれば良い。又前
記本発明の2つの実施例は、以下のように変更してもよ
い。 (1) 熱板の加圧面に一端から他端に連続する排出溝を
形成する場合を示したが、図8に示す様に熱板80の中
央付近に一端があり他端が熱板の相対する端部に交互に
至る溝81を形成したものでも良い。又単板から出た蒸
気を熱板の外部に排気するための案内通路として排出溝
を用いたが、この溝形状では、溝の部分における無端ベ
ルトとの接触はなく、熱板から無端ベルトへの熱の伝達
が行われない。よって熱の伝達といった観点からすると
若干効率が悪い。これに対し、図9及び図10に示すよ
うに、排出溝に代えて排出孔とすれば、熱の伝達効率は
向上する。即ち、熱板82に、幅方向で一側端から他側
端へ連通する直径8mmの貫通孔83を、長さ方向にピッ
チ25mmで設けると共に、加圧面には、この貫通孔83
に到達する直径8mmの小孔84を、各貫通孔83の上で
且つ幅方向(貫通孔の長手方向)には50mmのピッチ
で、長さ方向(貫通孔の長手方向と直交する方向)には
一直線上に並ぶように設ける。このように貫通孔83と
小孔84とによって排出孔を構成する。一方無端ベルト
85には、直径12mmの小孔86を無端ベルトの停止時
つまり単板の加圧、加熱時に、前記熱板82に形成した
小孔84と重なるように、図9の二点鎖線で示す如く小
孔86を、無端ベルト85の走行方向に25mmのピッチ
で且つ走行方向と直交する方向には50mmのピッチで形
成すると共に、前記無端ベルト85に形成された小孔8
6が熱板の小孔84と重なる位置で停止するように、無
端ベルト85の走行、停止を第1、第2実施例と同様に
近接スイッチ等で制御する。このように構成すれば、熱
板の小孔84以外の箇所は全て無端ベルトと接触するこ
とになり、前記第1、第2の実施例に比べると、単板に
熱を伝達する効率がよくなる。尚、図9における孔84
の面積は、第1、第2の実施例の場合とほぼ等しくなっ
ているいため、蒸気の排出は同様に行われる。又排出
溝、排出孔の形態を問わず、その形成ピッチ、形成方
向、形成本数等の形成パタ−ンは勿論、溝や孔の形状も
自由に設計変更できる。
【0028】(2) 第1、第2の実施例では、熱板に形
成した排出溝の長さ方向のピッチと無端ベルトに形成し
た小孔の走行方向のピッチとを同じにし、両者が丁度一
致する位置で無端ベルトが停止するよう無端ベルトの走
行、停止を制御したが、排出溝の長さ方向のピッチをも
っと小さくすれば、無端ベルトがどの位置で停止しても
小孔と溝とが対応することとなり、無端ベルトの停止位
置を特別に制御する必要がない。 (3) 無端ベルトに形成する小孔の形状は、図示は省略
するが、長孔・角孔・ダイヤ孔・亀甲孔等いかなる形状
であってもよく、又その配列状態についても、無端ベル
トを走行させるロールの周面に形成した突起部の、ロ−
ルの外周の長さを1単位とした配列状態に対応して規則
的に配置されていればよい。又1単位としての小孔の配
列状態をみても、前記突起部の数と同じである必要はな
く、突起部の数より多くても構わない。要は蒸気の効果
的な排気と、無端ベルトを引っ張る力を均等にすること
との兼ねあいで決定される。
【0029】(4) 無端ベルトを走行させるための駆動
機構としてのサーボモータは、熱板の側方に直接取付け
ても、別体としても構わない。別体とする場合、たとえ
ば図11に示すように、回動軸12の一側端に傘歯車8
5を取付け、この傘歯車85とサ−ボモ−タ(図示せ
ず)の駆動軸86に取付けた傘歯車87と噛合させるこ
とにより実施できる。この構成によると、通常の状態に
おいては両傘歯車85、87は噛合しているので、サ−
ボモ−タの駆動力は伝達されて無端ベルトが走行する
が、支持板の上昇に伴なって熱板も上昇し、両傘歯車の
噛合状態が解除されると、たとえサ−ボモ−タが駆動し
ていてもその駆動力は伝達されない。従って、熱板上昇
時の無端ベルトの誤作動を防ぐ利点がる。
【0030】(5)第1、第2の実施例においては、小
孔を形成した無端ベルトを複数本設け、その各々を駆動
ロールによって走行させたが、このように無端ベルトを
分割せず全体を幅広の1本ベルトとし、それを第1、第
2の実施例と同様に突起部を形成した駆動ロールによっ
て走行させてもよい。一方駆動ロールも、突起部を回転
軸線方向にほぼ均等に設けることによって無端ベルトに
対する負荷を均一とすることができるが、無端ベルトの
厚さを比較的大きくし、剛性を持たせれば、ベルトの両
端部付近のみを引っ張ることも可能となり、その場合は
両端部付近の小孔にのみ突起部が嵌まり合うようロ−ル
の突起部の突設位置を変更すればよい。即ち図12の部
分平面説明図に示すように、無端ベルト90を矢印方向
に走行させる駆動ロール91において、ベルト90の全
面に形成された小孔92のうち両端部付近の各々2列の
小孔92にのみ嵌まり合うよう突起部93を設けるので
ある。このようにロ−ルに突設する突起部の数を少なく
することにより、ロ−ルの製作コストを低くすることが
できると共に、搬送する単板に突起部の先端が当って思
わぬトラブルを生じることを未然に防止する利点があ
る。勿論かかる構成は駆動ロ−ルに適用されるばかりで
なく、前記実施例における遊転ロ−ルにも適用可能であ
るし、更に言及すれば無端ベルトを巻き掛けるロ−ルの
数、駆動ロ−ルの数も設計事項であり自由である。
【0031】(6)第2の実施例においては余り実用的
ではないが、たとえば第1実施例における搬入コンベア
19に代えて作業員による手差しによって単板Pを乾燥
装置Aに搬入してもよい。同様に、搬出コンベア20に
代えて作業員による単板Pの搬出でも差し支えなく、こ
れらは本発明を実施する上において何ら障害となるもの
ではない。 (7)対象となる単板の中には樹脂分を多く含んだ単板
もあり、主にそれら樹脂分を多く含んだ単板を乾燥する
ために、前記第2実施例を図13の如く変更することが
できる。即ち、図5に示す第2実施例の熱板25、2
6、27に関し、各上面の排出溝57を無くして平坦面
に形成し、対向する加圧面つまり各熱板25、26、2
7の上方に位置する熱板26、27、28の下面にのみ
排出溝57を形成するのである。このように相対向する
上下の熱板によって単板Pを狭圧すると、加熱によって
単板P内の樹脂分は液状となるも、同様に加熱によって
単板P内の水分も蒸気となり、前記樹脂分はこの蒸気よ
りも比重が大きいため、単板Pの上板面から外部に流れ
出ることが少ない。一方、下方の熱板の上面には排出溝
が形成されていないため、単板Pの下板面と下方の熱板
の上面とは密着していて単板Pの下板面から蒸気が流出
することは少なく、従って大部分の樹脂分は単板P内に
残ったままの状態となる。更に詳述すると、前記第2実
施例においては、単板Pの上下両面に位置する各熱板の
加圧面に排出溝57が形成されているため、前記液状の
樹脂分は蒸気と共に、圧力が低い上下両側の排出溝57
に向って移動しようとするが、樹脂分の比重が蒸気の比
重よりも大きいため殆どの樹脂分は単板Pの下板面から
外部へ流出し、その結果、下方の熱板の上面に樹脂分が
付着したり、下方の熱板とベルトの間に樹脂分が侵入し
たりして、単板Pの破損やベルトを走行させることが困
難となる等のトラブルが生じることが予想される。しか
し乍ら、この実施例においては、前記の通り液状の樹脂
分を単板P内に残留させることができ、前記諸問題を解
消できる。
【0032】(8)本発明を前記実施例では単板を乾燥
する装置として説明したが、それに限らず、更に、含水
率が高い単板を接着剤を介して複数枚重ね合わせ、加熱
により接着する装置いわゆるホットプレスとして使用す
ることもできる。この場合、例えば図5、6に示した装
置において、油圧シリンダの圧力を、1平方cm当たり8
Kg前後の圧力となるように設定すればよく、このように
変更すれば、単板の乾燥と接着剤の硬化が有効に行われ
る。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、簡単な構
成でベルトを安定的に走行させることができると共に、
摩擦力によるベルトの駆動ではないのでベルトの厚さを
薄くでき、結果的に装置の小型化、簡素化、熱の伝達効
率の向上、ベルトの交換作業の簡便化等を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の側面説明図である。
【図2】図1の一点鎖線X−Xにおける矢印方向の正面
説明図である。
【図3】下方熱板の斜視図である。
【図4】作動を説明するためのフロ−チャ−ト図であ
る。
【図5】第2の実施例の側面説明図である。
【図6】図2の一点鎖線Y−Yにおける矢印方向の正面
説明図である。
【図7】第2の実施例の作動状態の側面説明図である。
【図8】排出溝の形成変更例を示した平面図である。
【図9】排出孔の形成状態を示した平面図である。
【図10】図9の一点鎖線Z−Zにおける矢印方向の断
面図である。
【図11】駆動ロ−ルの回転軸の動力伝達機構を示した
説明図である。
【図12】駆動ロ−ルにおける突起部の突設変更例を示
した平面図である。
【図13】第2の実施例の変更例の側面説明図である。
【符号の説明】
P・・単板 A・・乾燥装置 C・・制御機構 1・・フレキシブルホ−ス 2・・基台 2a・・支柱 2b・・上部当
板 3、4・・熱板 4a・・軸受 4b・・リミッ
トスイッチ 5、6・・排出溝 7、9・・第1の腕部 8、10・・係止段部 11・・第2の腕部 12・・回動軸 12a・・サ−ボモ−タ 13・・ロ−ル 13a・・突起部 14・・軸 14a・・軸受 15・・ロ−ル 15a・・突起部 16・・無端ベルト 16a・・小孔 16b・・
近接スイッチ 17・・支持板 18・・油圧シリンダ 19・・搬入コンベア 19a・・サ−ボモ−タ 20・・搬出コンベア 20a・・サ−ボモ−タ A1・・プレス型乾燥装置 21・・基台 22・・支柱 22a〜22d・・係止段部 23・・上部当板 24・・フレキシブルホ−ス 25〜28・・熱板 25a〜28a・・軸受 29〜32・・第1の腕部 33〜36・・第2の腕部 37〜40・・回動軸 41〜44・・ロ−ル 41a〜44a・・突起部 45〜48・・軸 49〜52・・ロ−ル 49a〜52a・・突起部 53〜56・・無端ベルト 53a〜56a・・小孔 57・・排出溝 58・・支持板 59・・油圧シリンダ 60〜62・・搬入コンベア 63〜65・・搬出コンベア

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱手段と接続した又は加熱手段を含む
    一対の熱板と、その一対の熱板の間にベニヤ単板を搬入
    ・搬出する間欠駆動自在の無端ベルトを下方の熱板の上
    面を走行するよう備え、熱板の上下に配置した加圧手段
    によって熱板の間に搬入されたベニヤ単板を上下から狭
    圧してベニヤ単板を加熱し、狭圧を解除した後にそのベ
    ニヤ単板を搬出する自動制御付き搬送手段を具備したベ
    ニヤ単板の乾燥装置において、前記一対の熱板における
    相対向する加熱面の少なくとも下方の面に、熱板の外部
    と連通する蒸気の排出溝又は排出孔を形成し、更に、前
    記無端ベルトには多数の小孔を全面に且つ走行方向に対
    し規則的に設けると共に、前記下方の熱板の搬入・搬出
    側に配置され前記無端ベルトを巻き掛けるロ−ルの周面
    には前記多数の小孔の少なくとも一部と嵌まり合う多数
    の突起部を設け、前記多数の小孔の規則的配置が当該ロ
    −ルの外周の長さを1単位としてなるベニヤ単板の乾燥
    装置。
  2. 【請求項2】 前記突起部を、ロ−ルの周面の全面に設
    けた請求項1記載のベニヤ単板の乾燥装置。
  3. 【請求項3】 前記突起部を、ロ−ルの周面の両側端部
    のみに設けた請求項1記載のベニヤ単板の乾燥装置。
  4. 【請求項4】 前記無端ベルトを、走行方向と直交する
    幅方向へ分割した請求項1記載のベニヤ単板の乾燥装
    置。
  5. 【請求項5】 前記無端ベルトにおける多数の小孔の規
    則的配置が、走行方向と直交する方向において等間隔で
    且つ走行方向に1/2ピッチずつずれた、走行方向にジ
    グザグ状である請求項1記載のベニヤ単板の乾燥装置。
  6. 【請求項6】 前記蒸気の排出溝又は排出孔と連通する
    熱板外部の開口部を、前記無端ベルトの走行方向と平行
    な熱板の側面に形成した請求項1乃至請求項5記載のベ
    ニヤ単板の乾燥装置。
  7. 【請求項7】 加熱手段と接続した又は加熱手段を含む
    熱板の搬入・搬出側に無端ベルトを巻き掛けるロ−ルを
    配置し、そのロ−ル間にベニヤ単板を搬入・搬出する間
    欠駆動自在の無端ベルトを当該熱板の上面を走行するよ
    う備え、この搬送手段を具備した熱板を上下動自在に且
    つ積み重ね可能に複数段設け、熱板の上下に配置した加
    圧手段によって各熱板の間に搬入されたベニヤ単板を上
    下から狭圧してベニヤ単板を加熱し、狭圧を解除した後
    にそのベニヤ単板を搬出する自動制御付き搬送手段を具
    備した多段ベニヤ単板の乾燥装置において、対をなす熱
    板における相対向する加熱面の少なくとも一方の面に、
    熱板の外部と連通する蒸気の排出溝又は排出孔を形成
    し、更に、前記無端ベルトには多数の小孔を全面に且つ
    走行方向に対し規則的に設けると共に、前記熱板の搬入
    ・搬出側に配置され前記無端ベルトを巻き掛けるロ−ル
    の周面には前記多数の小孔の少なくとも一部と嵌まり合
    う多数の突起部を設け、前記多数の小孔の規則的配置が
    当該ロ−ルの外周の長さを1単位としてなる多段ベニヤ
    単板の乾燥装置。
  8. 【請求項8】 前記蒸気の排出溝又は排出孔を、前記対
    をなす熱板における相対向する加熱面の上方の面にのみ
    形成した請求項7記載の多段ベニヤ単板の乾燥装置。
  9. 【請求項9】 前記搬送手段を具備した熱板の最上部に
    搬送手段を具備しない熱板を積み重ね、最上部の搬送手
    段を具備した熱板とによって対をなすようにした請求項
    7記載の多段ベニヤ単板の乾燥装置。
  10. 【請求項10】 前記突起部を、ロ−ルの周面の全面に
    設けた請求項7記載の多段ベニヤ単板の乾燥装置。
  11. 【請求項11】 前記突起部を、ロ−ルの周面の両側端
    部のみに設けた請求項7記載の多段ベニヤ単板の乾燥装
    置。
  12. 【請求項12】 前記無端ベルトを、走行方向と直交す
    る幅方向へ分割した請求項7記載の多段ベニヤ単板の乾
    燥装置。
  13. 【請求項13】 前記無端ベルトにおける多数の小孔の
    規則的配置が、走行方向と直交する方向において等間隔
    で且つ走行方向に1/2ピッチずつずれた、走行方向に
    ジグザグ状である請求項7記載のベニヤ単板の乾燥装
    置。
  14. 【請求項14】 前記蒸気の排出溝又は排出孔と連通す
    る熱板外部の開口部を、前記無端ベルトの走行方向と平
    行な熱板の側面に形成した請求項7乃至13記載の多段
    ベニヤ単板の乾燥装置。
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