JPH1053258A - 再密封性包装袋 - Google Patents

再密封性包装袋

Info

Publication number
JPH1053258A
JPH1053258A JP22322896A JP22322896A JPH1053258A JP H1053258 A JPH1053258 A JP H1053258A JP 22322896 A JP22322896 A JP 22322896A JP 22322896 A JP22322896 A JP 22322896A JP H1053258 A JPH1053258 A JP H1053258A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packaging bag
opening
article
closing
plastic film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22322896A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Iketani
嘉裕 池谷
Yoshiharu Morita
義治 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP22322896A priority Critical patent/JPH1053258A/ja
Publication of JPH1053258A publication Critical patent/JPH1053258A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bag Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 開封および再封緘が極めて簡単で、しかも物
品の密封性が良い再密封性包装袋を、簡単な構成で安価
に提供する。 【解決手段】 ほぼ合同な2枚の熱可塑性プラスチック
フィルム21,21を重ね合わせ、その左右両側および
下部をヒートシールすることにより包装袋11を構成す
る。この場合、予め上記プラスチックフィルムのそれぞ
れの所定位置に帯状の磁石シートを接着することによ
り、一対の開閉部13,13を対向して設け、これらの
開閉部により物品出し入れ口を形成する。開閉部同士を
その磁力によって直接密着させることで物品出し入れ口
を封緘し、引き離すことによりこれを開放する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、袋内の物品を少量
ずつ繰り返し取り出し、取り出した後には再度封緘する
ようにした包装袋に関し、詳しくは、開封および再封緘
が容易で、しかも内容物の密封性に優れた再密封性包装
袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、湿気を嫌う物品を包装するための
再密封性包装袋として、水蒸気透過性の低い防湿性のプ
ラスチックフィルム、ラミネートフィルムなどによる包
装袋が知られており、これらの包装袋には物品出し入れ
口(開閉部)を、(1)両面接着テープで封緘するも
の、(2)袋の端部を折り返して、テープで封緘するも
の、(3)パッチで開封・再封緘するものなどがある。
【0003】一方、例えば特開平5−221454号公
報には、自己接着性のある樹脂層を設けることにより物
品出し入れ口を形成した、再密封性に優れた包装袋が開
示されている。また、特開平6−32359号公報に
は、物品出し入れ口にテープ状の層間剥離材料を設け、
この剥離材料の粘着性を利用して再密封するようにした
包装袋が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記(1)〜
(3)の再密封性包装袋では、物品出し入れ口の開封は
容易であるものの、再封緘するときの操作が面倒で、ワ
ンタッチで再封緘するのが容易でないうえ、再封緘後の
密封性に欠けるという問題があった。このため、せっか
く防湿性の高い材料により袋を構成しても、袋本体内に
周囲の湿気、汚れた空気、塵埃等が入りやすくなるとい
う欠点があった。また、上記公報記載の再密封性包装袋
は、構造が複雑であるため安価に提供するのが難しいと
いう問題があった。
【0005】したがって本発明の目的は、開封および再
封緘が極めて簡単で、しかも物品(内容物)の密封性が
良い再密封性包装袋を、簡単な構成で安価に提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の再密封
性包装袋は、互いに対向するフィルム状の開閉部により
物品出し入れ口を形成し、これら開閉部の対向面同士を
密着させ、または離反させることにより物品出し入れ口
を封緘し、または開放する包装袋であって、前記開閉部
同士を磁力によって密着させることを特徴とする。な
お、本発明において「フィルム」は、狭義のフィルムお
よびシートを含むものである。
【0007】請求項2に記載の再密封性包装袋は、請求
項1において、互いに対向する開閉部の双方が、磁石粉
末を混合した熱可塑性プラスチックフィルムからなるこ
とを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の再密封性包装袋は、請求
項1において、互いに対向する開閉部の双方および物品
収納部が、磁石粉末を混合した熱可塑性プラスチックフ
ィルムからなることを特徴とする。
【0009】請求項4に記載の再密封性包装袋は、請求
項1において、互いに対向する開閉部の双方が、熱可塑
性プラスチックフィルムに磁石シートを接着積層してな
り、磁石シート同士が直接密着するものであることを特
徴とする。
【0010】請求項5に記載の再密封性包装袋は、請求
項1において、互いに対向する開閉部の双方および物品
収納部が、熱可塑性プラスチックフィルムに磁石シート
を接着積層して構成され、これら開閉部および物品収納
部では、磁石シート同士が直接密着することを特徴とす
る。
【0011】請求項1〜5に記載の再密封性包装袋で
は、開閉部同士が磁力により密着するから、物品出し入
れ口の開封および再封緘を、簡単にワンタッチで行うこ
とができるうえ、再封緘後の密封性も充分なものとな
る。
【0012】また、請求項3,5の再密封性包装袋で
は、物品収納部を形成するフィルム同士を磁力によって
密着させるようにしたため、収納された物品の近傍にお
いても上記フィルム同士が密着するので、物品収納部内
での物品の動きを拘束することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照しなが
ら説明する。 実施例1 図1は包装袋の正面図であって、物品出し入れ口を封緘
した状態を示すものである。図2は図1のA−A線断面
図、図3は図1のB−B線断面図である。図4は図2の
C部(開閉部)の拡大図である。図5は図1の包装袋を
作製するための包装袋用材料の展開図である。図6は図
1の包装袋の物品出し入れ口を開放した状態を示す縦断
面図である。
【0014】包装袋11は、全体を熱可塑性プラスチッ
クフィルム21(好ましくは防湿性に優れたもの)で構
成し、物品出し入れ口12(図6を参照)を形成する開
閉部13にのみ磁力を付与し、この磁力によって開閉部
13同士を密着させ、または引き離すことで、物品出し
入れ口12を封緘し、または開放するようにしたもので
ある。プラスチックフィルム21は、公知の包装用フィ
ルムから適宜に選択することができる。
【0015】この包装袋11では図1〜3に示すよう
に、互いに対向するプラスチックフィルム21,21
を、その左右両側および下部(図1を参照)においてヒ
ートシール(熱融着)することにより物品収納部14を
形成してある。15はヒートシール部である。
【0016】開閉部13は図4に示すように、包装袋1
1の全体を構成するプラスチックフィルム21の片面の
所定位置(物品出し入れ口形成位置)にのみ、磁石シー
ト22を接着剤23により接着したものであり、磁石シ
ート22を包装袋11の内面に接着積層して、互いに真
正面に対向させことにより、磁石シート22と22が直
接密着するようになっている。
【0017】包装袋11は、図5に示す原反31から作
製される。この原反31は、長尺のプラスチックフィル
ム21の上側部分に、かつ、その長手方向に沿って帯状
の磁石シート22を接着剤23により接着したものであ
る。すなわち、原反31を所定の長さ(図5において実
線で示す部分)に裁断し、この裁断片32を、中心線l
を折り線として折り曲げた後、散点模様部分をヒートシ
ールすることにより図1の包装袋11を作製する。
【0018】この包装袋11では、開閉部材13と13
を磁力に抗して引き離すことにより、図6に示すように
物品出し入れ口12を開放(形成)することができる。
また、この包装袋11では図1に示すように、上端部
(開閉部13の直上部)がヒートシールされていなの
で、この部分の対向フィルム21と21を摘んで引き離
すことにより、簡単に開封することができる。
【0019】包装袋11を用いて包装品を作製するに
は、物品出し入れ口12を開放し、物品を収納した後、
図1の上端部(開閉部13の直上部)をヒートシールす
ればよい。物品の一部を取り出す場合には、このヒート
シール部を除去した後、物品出し入れ口12を開放す
る。
【0020】物品出し入れ口12を封緘するには、対向
する開閉部13,13を押さえつければよく、これらは
磁力により密着する。なお、磁石シート22の寸法・形
状や、プラスチックフィルム21への接着位置を変える
ことで容易に、磁力を持つ部分の大きさ等を変えること
ができる。
【0021】実施例2 図7は包装袋の正面図であって、物品出し入れ口を封緘
した状態を示すものである。図8は図7のD−D線断面
図、図9は図7のE−E線断面図である。図10は図7
の包装袋を用いて作製した包装品を示す縦断面図であ
る。
【0022】包装袋51は全体を、磁石粉末(磁化した
磁性体粉末、例えばハードフェライトの粉末を磁化した
もの)を混合・分散させた熱可塑性プラスチックフィル
ムの原反からの裁断片(図示せず)で構成して、包装袋
51全体に磁力を付与し、その上端部を物品出し入れ口
52としたものである。すなわち包装袋51は、上記裁
断片をその中心線を折り線として折り畳んだ後、散点模
様部分(図7を参照)をヒートシールすることにより作
製する。
【0023】図7において54は物品収納部、55はヒ
ートシール部、56は上記プラスチックフィルム61の
折り目である。上記原反は、熱可塑性プラスチック材料
と上記磁石粉末とを混合してTダイ法、押出法、インフ
レーション法などにより成形して得られる。
【0024】この包装袋51では、殆ど全体が磁力によ
り封緘状態となり、上端部を磁力に抗して引き離すこと
により、物品出し入れ口52を開放することができる。
包装袋51を用いて図10に示す包装品81を作製する
には、物品出し入れ口52を開放し、物品71を収納し
た後、包装袋51の上端部をヒートシールすればよい。
この物品71の一部を取り出す場合には、ヒートシール
部を除去した後、物品出し入れ口52を開放する。物品
出し入れ口52を封緘すれば図10の形態に戻る。
【0025】本発明では別の実施例として、熱可塑性プ
ラスチックフィルムの全面に磁石シート22を接着して
原反を作製し、この原反からの裁断片によりを包装袋全
体を構成することもできる。この場合、図1のヒートシ
ール部15に代えて、接着剤による接着部とする。この
包装袋では、図7の包装袋51と同様に、殆ど全体が磁
力により封緘状態となる。
【0026】また、磁石粉末を混合・分散させたペイン
トを熱可塑性プラスチックフィルムの片面または両面に
塗布した後、乾燥して原反とし、この原反からの裁断片
により包装袋全体を構成してもよい。さらに、上記原反
から帯状の裁断片を採取し、これを包装袋本体の所定位
置にヒートシールすることにより、または接着剤で接着
することにより開閉部を設けることもできる。
【0027】さらに、上記実施例では、包装袋の全体を
単層の熱可塑性プラスチックフィルムで構成したが、こ
れに代えて防湿性、かつ耐熱性のラミネートフィルムを
採用することができるし、所望により、紙製の包装袋と
することもできる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
〜5に記載の再密封性包装袋は、開閉部同士を磁力によ
り密着させるものであるから、物品を取り出した後、開
閉部を軽く押さえることによりワンタッチで物品出し入
れ口の再封緘を行うことができる。また開閉部同士を引
き離すことにより、簡単に開封することができるうえ、
再封緘後の密封性も充分なものとなる。このように、本
発明の再密封性包装袋は、開封時において、物品収納部
への湿気等の侵入量を低下させることができるから、湿
気を嫌う物品や、少しずつ取り出して使用すする物品の
包装に好適なものである。とくに、物品収納部を防湿性
フィルムで形成すれば長期間、物品を乾燥、かつ清潔な
状態に維持することができる。
【0029】請求項3,5に記載の再密封性包装袋によ
れば、物品収納部を形成するフィルム同士をも、磁力に
よって密着させるようにしたため、収納された物品の近
傍においてもフィルム同士が密着するので、物品収納部
内での物品の動きを拘束することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る包装袋の正面図であっ
て、物品出し入れ口を封緘した状態を示すものである。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】図2のC部(開閉部)の拡大図である。
【図5】図1の包装袋を作製するための包装袋用材料の
展開図である。
【図6】図1の包装袋の物品出し入れ口を開放した状態
を示す縦断面図である。
【図7】本発明の実施例2に係る包装袋の正面図であっ
て、物品出し入れ口を封緘した状態を示すものである。
【図8】図7のD−D線断面図である。
【図9】図7のE−E線断面図である。
【図10】図7の包装袋を用いて作製した包装品を示す
縦断面図である。
【符号の説明】
11 包装袋 12 物品出し入れ口 13 開閉部 14 物品収納部 15 ヒートシール部 21 プラスチックフィルム 22 磁石シート 23 接着剤 31 原反 32 裁断片 51 包装袋 52 物品出し入れ口 54 物品収納部 55 ヒートシール部 56 折り目 61 プラスチックフィルム 71 物品 81 包装品 l 中心線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向するフィルム状の開閉部によ
    り物品出し入れ口を形成し、これら開閉部の対向面同士
    を密着させ、または離反させることにより物品出し入れ
    口を封緘し、または開放する包装袋であって、前記開閉
    部同士を磁力によって密着させることを特徴とする再密
    封性包装袋。
  2. 【請求項2】 前記開閉部の双方が、磁石粉末を混合し
    た熱可塑性プラスチックフィルムからなることを特徴と
    する請求項1に記載の再密封性包装袋。
  3. 【請求項3】 物品収納部を、磁石粉末を混合した熱可
    塑性プラスチックフィルムで形成し、この物品収納部に
    おいて前記熱可塑性プラスチックフィルム同士が密着す
    るようにしたことを特徴とする請求項2に記載の再密封
    性包装袋。
  4. 【請求項4】 前記開閉部の双方が、磁石シートを熱可
    塑性プラスチックフィルムに接着積層してなり、磁石シ
    ート同士が直接密着するものであることを特徴とする請
    求項1に記載の再密封性包装袋。
  5. 【請求項5】 物品収納部を、磁石シートを熱可塑性プ
    ラスチックフィルムに接着積層したもので形成し、この
    物品収納部において磁石シート同士が直接密着するよう
    にしたことを特徴とする請求項4に記載の再密封性包装
    袋。
JP22322896A 1996-08-05 1996-08-05 再密封性包装袋 Pending JPH1053258A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22322896A JPH1053258A (ja) 1996-08-05 1996-08-05 再密封性包装袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22322896A JPH1053258A (ja) 1996-08-05 1996-08-05 再密封性包装袋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1053258A true JPH1053258A (ja) 1998-02-24

Family

ID=16794808

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22322896A Pending JPH1053258A (ja) 1996-08-05 1996-08-05 再密封性包装袋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1053258A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170001382U (ko) * 2017-03-28 2017-04-17 김명관 자석 지퍼백
JP2021109675A (ja) * 2020-01-09 2021-08-02 昭和電工パッケージング株式会社 蓋材及び包装体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170001382U (ko) * 2017-03-28 2017-04-17 김명관 자석 지퍼백
JP2021109675A (ja) * 2020-01-09 2021-08-02 昭和電工パッケージング株式会社 蓋材及び包装体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5964532A (en) Reclosable fastener strip with tamper evident feature
US5238306A (en) Method of producing a sealing system for a reclosable webbed-wall package, and system made
US5609420A (en) Reclosable bag closure with tear containing strips
US20080050055A1 (en) Resealable Package with Tamper-Evident Structure and Method for Making Same
US20080056622A1 (en) Resealable package with tamper-evident structure and method for making same
US20130089280A1 (en) Sealable Bag
CA2204713A1 (en) Peel seal zipper tape
JP2002104440A (ja) ファスナーバッグ
JP4028206B2 (ja) チャックテープ付き袋
EP1017593B1 (en) Resealable pouch for tobacco
US6723408B2 (en) Resealable envelope
ATE325753T1 (de) Wiederverschliessbare verpackung für käse
JPS6080405A (ja) 化粧料封入袋
JPH1053258A (ja) 再密封性包装袋
JPH0834450A (ja) 合成樹脂製チャック付の袋体
JPS601102Y2 (ja) 易開封性包装体
EP3166861B1 (en) Peelable tamper evident diaphragm and package made thereof
JP3019871U (ja) 収納袋
CN218230099U (zh) 一种内撕拉链式磁吸防水环保包装袋
JP6139290B2 (ja) ジッパー付ピロー包装袋
JP3058837U (ja) 簡易手提げ袋
JP3026053U (ja) 開封後再シール可能なプラスチック製袋
JP3563380B2 (ja) 合成樹脂製チャック付の袋体
JP3181252B2 (ja) プラスチックフイルム袋及びロ−ル状プラスチックフイルム袋
CN205150620U (zh) 易撕铝箔复合膜