JPH1053253A - 容器用ブランクおよび開閉システムを有する容器 - Google Patents

容器用ブランクおよび開閉システムを有する容器

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JPH1053253A
JPH1053253A JP9126679A JP12667997A JPH1053253A JP H1053253 A JPH1053253 A JP H1053253A JP 9126679 A JP9126679 A JP 9126679A JP 12667997 A JP12667997 A JP 12667997A JP H1053253 A JPH1053253 A JP H1053253A
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JP
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flap
adhesive
panel
container
tabs
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JP9126679A
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English (en)
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Glenn R Fletcher
アール． フレッチャー グレン
N Donna L Schnuck
エル． シュナック ドナ
Roland A Foubert
エー． フォバート ローランド
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Linear Products Inc
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Linear Products Inc
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D27/00—Envelopes or like essentially-rectangular containers for postal or other purposes having no structural provision for thickness of contents
    • B65D27/32—Opening devices incorporated during envelope manufacture
    • B65D27/34—Lines of weakness

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cartons (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 密封後に封筒を容易に開くことができるブラ
ンクを提供する。 【解決手段】 閉じた容器を密封するために単一の接着
剤細片を開閉フラップに設けて、該封筒の接着閉止体が
引き裂き細片をも形成する構造とした封筒形成用ブラン
ク。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本願発明は、容器や封筒を作
るための半加工品（blank、以下ブランクという）の改
良に関し、一面においては、封筒のような容器の改良形
開閉システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】郵便用や深夜配達小包用の市販の封筒
は、接着封印システムであり、開封を容易にする為の引
き裂き細片を有する。このような開封システムの一例
が、米国特許第４７８１２９６号に開示され、これは丈
夫な不織布熱可塑性繊維の封筒用である。米国特許第４
７７８０５９号には、簡単な開封細片の他の例が示さ
れ、これはコルゲート形出荷カートンに使用される引き
裂き細片である。同様に、米国特許第５０９８７５７号
（本願出願と同一出願人）には、コルゲート形出荷カー
トンまたはパッケージ用の引き裂き細片の他の構造が示
されている。この特許では、ホットメルト被覆の引き裂
きテープが、所望の開封線に沿って内側ライナの外側面
に接着され、該引き裂きテープの幅以上のホットメルト
被覆の引き裂き案内テープが、外側ライナの内側面に接
着されている。この二つの接着剤は分離されていて、合
わさることはないが、所望のなめらかな引き裂き線を形
成するように作用する。
【０００３】米国特許第４８７７１３９号に開示された
容器には開閉フラップがあり、該開閉フラップに接着剤
細片が設けられ、該接着剤細片は、容器を密封するため
に該開閉フラップの内側面に直線に沿って設けられてい
る。さらに、非引き裂き形の案内片が外側面に沿って配
置され、そして非引き裂き形の細長い真っ直ぐな引き裂
きバンドが前記フラップの内側面に有孔パンチラインに
沿って取り付けられていて、前記案内片の一端に該引き
裂きバンドの一端を整合させて、開封できる。従って、
該フラップを接着剤でシールして、引き裂きバンドを開
放にして該容器から引っ張って離すと、該容器は、その
フラップに沿って真っ直ぐ伸びる引き裂き線に沿って開
かれる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、封筒のよ
うな容器の開閉システムの改良に関する。
【０００５】本願発明は、夜間カートン郵送、コルゲー
ト箱郵送、ＣＤ郵送、コンピュータデスク郵送、写真郵
送、書籍郵送、あるいは、内容物を折らないで書類を郵
送するのに使用するために準備された封筒のような、物
品配達用封筒などの改良形容器を提供する。また、本願
発明は、ベーコン、昼飯用肉、チーズのような食品、あ
るいは文房具や紙、ラベル、その他の通常のパッケージ
物品ような物品のための小さいパッケージを提供する。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本願発明に係る物品用容
器形成ブランクは、各々内側面と外側面を有する前側パ
ネル（１４）と後側パネル（１３）を形成すると共に複
数のスコアラインを有するシート材と、スコアライン
（１８）により後側パネル（１３）の第２縁に接続さ
れ、容器を開閉する開閉フラップ（２０）；とを有し、
前記シート材のパネルの一方には、スコアライン（１
７）で分離されたタブ（１６）が結合していると共に、
該タブ（１６）が他方のパネルに対し折れて係合して第
一の閉止縁を有する容器の側部を形成するようにし；
前記前側パネル（１４、３４、６５）は、少なくとも一
方の側に、第２縁に隣接して形成された切り込みを有し
て、引っ張りタブ（２８、３６）を形成し、前記開閉フ
ラップ（２０、４０、６０）は、引っ張りタブ（２１、
２２、４１、４２）を形成するように切り込み付き端を
有し； 補強された接着剤細片（２５、４５、６１）が
引っ張りタブ（２１、２２、４１、４２）の間でフラッ
プ（２０、４０、６０）に沿って伸び且つ接着され、前
側パネル（１４、３４、６５）と第２縁に近い所で係合
し； 第２縁に近い所で前側パネル（１４、３４、６
５）にフラップ（２０、４０、６０）をシールし、フラ
ップを引き裂いて前側パネル（１４、３４、６５）に拘
束されないようにする。
【０００７】フラップ（６０）が、パネルを離隔させる
ために前側パネル（６５）の第２縁に形成された第２フ
ラップ（６６）に結合している。
【０００８】接着剤細片（２５、４５、６１）がフラッ
プと前側パネルに対し充分な接着力を有し、フラップ
（２０、４０、６０）の端と接着剤（２５、４５、６
１）を後側へ引っぱったとき、フラップが容易に開いて
パネルの内側面に近づくことができる。
【０００９】接着剤（２５、４５）を覆ってその端を越
えて伸びる取り外し可能なライナ（２７、４７）を接着
剤（２５、４５）が有する。
【００１０】シート部材が単一の繊維ボードであること
が好ましい。
【００１１】接着剤（２５、４５、６１）が、フラップ
の連続的引き裂きを容易に行えるようにするために、連
続的細片によって補強されている。
【００１２】本願発明に係る容器は、前述のブランクで
形成され、タブ（１６、３６）がスコアラインによって
後側パネル（１３、３３）に結合され、前側パネル（１
４、３４）の側部に折り込まれて、容器の側部を形成す
ることを特徴とする容器。
【００１３】さらに、フラップ（２０、４０）に固着し
た接着剤の細片がフラップ（２０、４０）上に位置決め
され、該容器のシールのために、前側パネル（１４、３
４）に切り込みで形成されたタブ（２８、２９、４８、
４９）の間の第２縁に近い所で前側パネル（１４、３
４）の外側面に係合し、タブと接着剤を接着剤のところ
で引っ張ったときにパネルとフラップを引き裂けるよう
に、タブ（２１、２２、４１、４２）と対応のタブ（２
８、２９、４１、４２）を掴んで容易に開けられるよう
になっている。
【００１４】繊維ボードが粘度被覆の白ライナボードで
あり、接着剤が感圧ホットメルト接着剤であることが好
ましい。
【００１５】
【発明の実施の形態】本願発明は、箱や封筒のような容
器を作るためのブランクに関し、また該ブランクから作
られた箱や封筒のような容易開閉形の容器に関する。
【００１６】本願発明では、閉じた容器を密封するため
に単一の接着剤細片を開閉フラップに設けて、そして密
封後、該フラップと容器を開くなめらかな引き裂片を設
ける。
【００１７】さらに、本願発明では、容器や封筒の製造
者が一種のみのテープやリボンを貯蔵しておけばよいと
いう利点が得られる。封筒の製造に際し、一種のみのテ
ープを案内適用すればよく、また製造ラインに一つのテ
ープ適用装置を設ければよい。
【００１８】開閉システムは、閉止フラップ上の接着剤
の単一細片を使用する。該接着剤は、リボンまたは細片
の形、例えばテープで、良い引っ張り強さを有し、該接
着剤細片の長手方向あるいは縦方向に伸びるフィラメン
トで補強しても良い。または、該接着剤は、必要な強度
特性を有する高分子バッキングを有し、該バッキングの
両面に接着剤で被覆したものである。
【００１９】容器を形成するブランクは、折り物、封
筒、コルゲート形パッキングなどを製作するための各種
シートストックとして一般的なライナボードのようなシ
ート材料からなり、該シートには、前面および背面パネ
ルを形成する複数のスコアライン、複数の接続フラッ
プ、一以上の閉止フラップが形成されている。該パネル
は、大体等しい寸法で、スコアラインで互いに接続さ
れ、あるいは複数のスコアラインで接続フラップに接続
されている。パネルには、他方の自由縁から伸びる一以
上のタブを設けて、該パネルはスコアラインで分けら
れ、折り込みで他のフラップやパネルと係合して容器を
形成するようにしても良い。一方のパネルは、自由縁に
沿って切り込みを設けて引っ張りタブを形成すると共
に、他のパネルは、容器の開閉フラップを形成するため
に他のスコアラインで接続されたフラップを有する。該
フラップの端には、引っ張りタブを形成する切り込みを
設け、接着剤のリボンや細片を該フラップに沿って引っ
張りタブ間に伸ばし、該フラップを他のパネルにシール
すると共に、パネルで拘束されないフラップを引き裂く
のに使用する。
【００２０】ブランクから形成された容器は、該容器の
二つの対向部分を形成する複数のパネル手段と、該容器
の両側を閉じるか、または片側と底縁を閉じる複数のタ
ブを有し、パネルの一つは、その上縁に沿って開閉フラ
ップ（シールフラップ）を有し、これは他方のパネルの
外側面上に、あるいは他方のパネルのフラップ上に折り
込まれ、該容器を閉じてシールする。シールフラップ
は、パネル手段の側面に隣接した複数の端および内外面
を有する。そして、接着剤のリボンまたは細片が、シー
ルフラップの内面に沿って、パネル手段の第２縁に大体
平行に配置され、該シールフラップをパネル手段の他方
のパネルにシールし、他の側のパネルと共に閉止体を形
成する。接着剤は、シールフラップや他方のパネルに対
し十分な接着強さを有して、フラップと他方のパネルの
少なくとも一部の引き裂きを可能にし、フラップの開放
を容易にし、該細片の一端を後へ引っ張れば、容器の内
側面に近づくことができる。
【００２１】本願発明の特徴を、以下に詳細に記載す
る。
【００２２】図１に示すブランク１０は、封筒を形成す
るブランクである。ブランク１０は、ライナーボード、
繊維ボード粘土被覆白のようなシートであり、スコアラ
イン１１により該シートを一対のパネル１３、１４に第
１縁に沿って区分し、該パネルの内面は、露出し、大体
同じ寸法になっている。該パネル１３、１４は、例え、
一方のパネル１３が、パネル１４の第２縁を越えて伸び
るライザあるいは狭い細片１２（図４参照）を有してい
ても、大体同じ寸法になっている。細片１２により、物
品の挿入、例えば材料を封筒内に機械的に挿入するため
に該封筒を開くことが容易になる。図示のようにパネル
１３の側縁にタブ１６がスコアライン１７により結合し
ている。タブ１６が、パネル１４の両側に折り曲げら
れ、スコアライン１７に沿って折り込まれたとき、該封
筒の両側を形成する（図４参照）。
【００２３】細片１２を越えて、パネル１３は、シール
フラップ２０を該パネル１３の頂部あるいは第２縁に結
合するスコアライン１８を有する。シールフラップ２０
の端は、該パネル１３の側縁に隣接して終端する。該フ
ラップ２０の端は裁断され、すなわち該端からフラップ
２０内へ伸びる切断線が形成される。そして、これらの
端は、タブ２１、２２が矢の形の端あるいは丸い端を有
するように、タブ２１、２２を画成する切断線で取付け
られ、タブを特徴づける。シールフラップ２０の自由縁
に沿って、そしてタブ２１、２２の間に、方向づけられ
た接着剤２５のリボンまたは細片、好ましくは感圧接着
剤の細片が配置され、接着されている。該接着剤は、補
強により良い引っ張り強さを有する。
【００２４】以下に、接着剤について述べる。
【００２５】図示の実施例では、接着剤２５が、連続的
で、シールフラップ２０の全長に大体わたって且つシー
ルフラップ２０の縁に平行に伸びている。接着剤２５の
細片の上に取り外し可能なライナ２７が配置され、パネ
ル１４の外側面にシールフラップ２０をシールすること
が望まれるまで、接着剤細片２５の露出側面を保護す
る。
【００２６】ついで、ライナ２７が除かれ、シールフラ
ップ２０がパネル１４の縁に沿って接着剤２５を位置決
めするように、折り込まれる。パネル１４の頂部あるい
は第２縁に、切断線が設けてあり、両側にタブ形の端２
８、２９を形成していることが注目される。タブ２８、
２９は、それぞれタブ２１、２２と揃えられていて、パ
ネル１４の頂部にシールフラップ２０を折り込んだと
き、接着剤２５が、パネル１４の第２縁に沿って固定さ
れる（図７、８参照）。
【００２７】ブランクの製造においては、接着剤が、ラ
イナーボードまたは裁断ずみブランクに適用される。従
って、産業基準の圧力車またはカッタを使って、または
真空適用装置を使って、接着剤が、シートに連続的にあ
るいはブランクに間欠的に適用される。
【００２８】封筒を容易に開ける為には、タブ２１、２
２（図７）がそれぞれタブ２８、２９と共に、剥ぎ取ら
れ、フラップ２０とパネル１４の第２縁を引き裂いて封
筒から離し、シールを壊し、フラップ２０の残り部分を
動かして、封筒の内容物に近づくことができる。
【００２９】接着剤２５は、好ましくは感圧式接着剤で
ある。感圧式接着剤として、ホットメルトの水系または
溶剤系の接着剤がある。図示の接着剤２５は、強い材
料、すなわちポリエステル、ナイロン、ガラス繊維、レ
ーヨン、他の連続フィラメントなどの複数の繊維２６を
接着剤の層内に埋め込んである。該繊維は接着剤の細片
の長さに沿って伸びる。代替的に、接着剤２５は、二重
被膜テープで、強いバッキング材料、例えば延伸ポリエ
ステルの各側に接着剤の層を被覆し接着したものでもよ
い。接着剤の内部結合力、およびライナーボードの表面
に対する接着剤の結合は、ライナーボードを形成する繊
維の強さを超える。これにより、接着剤２５がフラップ
を閉じる堅固な接着部となり、例えば封筒のタブ２２、
２９が引っ張られて引き裂かれたとき、タブ２２のとこ
ろでフラップ２０に対する接着剤結合は十分な強さとな
り、封筒を開くためにパネル１４の縁とタブ２９を引き
裂くことになる。長手方向繊維を有する接着剤は、剪断
力が低いため、該接着剤はシールフラップ２０に沿って
長手方向に引き裂いていける。従って、接着剤は長手方
向に引き裂かれ、フラップと接着剤の中央部分を引き裂
いていくことができる。この閉止システムは、本願発明
の次の実施例の主題である。
【００３０】図２で、ブランク３０が図示され、タブを
剥離し、シールフラップ４０の一部を該フラップ４０の
中央で長さ方向に引き裂いていくことで、封筒が開く。
しかし、シールフラップ４０の一部、接着剤４５、他方
のパネルの一部はシールされたままである。
【００３１】ブランク３０はライナーボードのシートか
らなり、そのスコアライン３１は該シートを一対のパネ
ル３３、３４に、第１縁にそって、大体等しい寸法で区
分する。該パネルの一方には、窓（図示せず）があり、
透明な膜で被覆されあるいは被覆なしで、内部にある内
容物あるいはその表示部分を示す。パネル３３、３４
は、一方のパネル３３が他方のパネル３４の第２縁を越
えて伸びるライザや細い細片を有していても、大体等し
い寸法である。細い細片３２により、物品の挿入のため
に封筒を容易に開くことができる。図示のように、パネ
ル３３の側縁には、スコアライン３１によってタブ３６
が結合している。タブ３６は、各々スコアライン３７に
沿って折られると、パネル３４の側部に折り込まれるよ
うになっていて、封筒を形成するために、通常の方法で
パネル３４の前面又は外側面に接着される。
【００３２】細片３２を越えて、パネル３３は、スコア
ライン３８を有し、該スコアライン３８はシールフラッ
プ４０をパネル３３の頂部に結合する。シールフラップ
４０の両端は、各々パネル３３の縁の近くに終端する。
該端は、裁断されて、その切断線は該端からフラップ４
０内に伸び、また該端は、タブ４１、４２が矢のような
形の端となり、あるいは丸い端となるように切断線で形
成されて、引っ張りタブを特徴づける。タブ４１、４２
の間でフラップ４０の自由端に沿って、接着剤４５のリ
ボンまたは細片が配置されかつ接着されている。接着剤
４５は、前述のように感圧接着剤がよい。接着剤４５の
上には、取り外し可能なレリースライナ４７が配置さ
れ、接着剤４５の露出側面を、フラップ４０をパネル３
４の外側面にシールしたいときまで、保護する。レリー
スライナ４７は容易に剥がれ、パネル３４の縁の沿って
接着剤２５を位置決めするようにフラップ４０が折り込
まれる。パネル３４の頂部あるいは自由縁も、切断線で
形付けられ、両側にタブ形の端４８、４９を形成する。
フラップをパネル３４の頂部に折り込んだとき、タブ４
８、４９は、それぞれタブ４１、４２と揃えられ、パネ
ル３４の縁にそって接着剤４５が固着する。
【００３３】この封筒を開くには、タブ４１、４２およ
び対応のタブ４８、４９を掴み、切断線５０、５１に沿
ってタブを引き裂き、フラップ４０の中央部と接着剤の
対応部分を該封筒から引き離せばよい。図６の封筒を断
面で見ると、繊維と接着剤がパネル３４の縁からフラッ
プ４０を分離しているが、剥がされたときには、接着剤
が長手方向に引き裂かれ、フラップ４０の一部が除か
れ、フラップ４０の縁がパネル３４をシールしたままで
ある。
【００３４】図３、４は、図１のブランクから形成さ
れ、完成された封筒を示す。図５、６は、図２のブラン
クから形成され、完了された封筒を示す。図７は、図４
の封筒を示し、書類用の容器を成すように閉じられ、ラ
イナ２７が除かれ、接着剤２５がフラップ２０をパネル
１４の接着している。このように接着剤がしっかりした
閉止体を形成する。封筒を開くには、、タブ２２、２
９、またはタブ２１、２８を掴み、フラップ２０の部分
とパネル１４を引き裂いて該容器を開く。
【００３５】図８は、シールされた閉止体の断面図で、
接着剤２５、フラップ２０、パネル１３、１４の位置関
係を示す。
【００３６】図９は、接着剤６１を付けたシールフラッ
プ６０が、パネル６４、６５を相隔てたまま、容器用の
同様な閉止体を形成したところを示す。各パネルが接着
剤で結合可能なフラップ（パネル６５のフラップ６６参
照）を有する。フラップ６０、６６には、フラップ２
０、４０の端およびパネル１４、３４の側部に似た端が
有り、タブを形成し、フラップ６０、６６における、該
容器の開封を容易にする。このような容器は、前述のよ
うに、食料品や紙製品などの物品の包装に使用できる。
【００３７】本願発明を実施例に基づいて説明したが、
請求項の本願発明はこれらに制限されないことは当業者
には明らかであろう。
【００３８】
【発明の効果】本願発明は、以上のように構成されてい
るので、封筒のような容器を密封した後、容易に開くこ
とができ、該容器の接着防止体を形成する接着剤細片を
一種のみ貯蔵しておけばよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本願発明による容器形成用ブランクの第１実
施例の平面図である。
【図２】 本願発明による容器形成用ブランクの第２実
施例の平面図である。
【図３】 図１の３−３に沿う詳細断面図である。
【図４】 本願発明により図１のブランクから形成した
封筒の側面図である。
【図５】 図２の５−５に沿う詳細断面図である。
【図６】 本願発明により図２のブランクから形成した
封筒の側面図である。
【図７】 図１のブランクから形成した封筒の側面図
で、フラップを閉じた状態を示す。
【図８】 図７の８−８に沿う詳細断面図である。
【図９】 箱形の容器を形成するためにシールフラップ
を対向パネルの第２縁の他方のフラップに閉じることで
形成された本願発明による容器の他の実施例の部分断面
図である。
【符号の説明】
１０ ブランク １２ 細片 １３、１４ パネル １６ タブ １７ スコアライン ２０ シールフラップ ２１、２２ タブ ２５ 接着剤 ２７ ライナ ２８、２９ タブ ３０ ブランク ３２ 細片 ３３、３４ パネル ４０ シールフラップ ３８ スコアライン ４５ 接着剤 ４１、４２ タブ ４７ レリースライナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドナ エル． シュナック アメリカ合衆国、98682、ワシントン州、 バンクーバー、エヌ．イー．112ティーエ イチ アベニュー 4619番地、ユニット ケー106 (72)発明者 ローランド エー． フォバート アメリカ合衆国、98686、ワシントン州、 バンクーバー、エヌ．イー．43アールディ ー コート 13706番地

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 各々内側面と外側面を有する前側パネル
    （１４）と後側パネル（１３）を形成すると共に複数の
    スコアラインを有するシート材と、スコアライン（１
    ８）により後側パネル（１３）の第２縁に接続され、容
    器を開閉する開閉フラップ（２０）；とを有し、前記シ
    ート材のパネルの一方には、スコアライン（１７）で分
    離されたタブ（１６）が結合していると共に、該タブ
    （１６）が他方のパネルに対し折れて係合して第一の閉
    止縁を有する容器の側部を形成するようにした物品用容
    器形成ブランクにおいて、 前記前側パネル（１４、３４、６５）は、少なくとも一
    方の側に、第２縁に隣接して形成された切り込みを有し
    て、引っ張りタブ（２８、３６）を形成し、前記開閉フ
    ラップ（２０、４０、６０）は、引っ張りタブ（２１、
    ２２、４１、４２）を形成するように切り込み付き端を
    有し、 補強された接着剤細片（２５、４５、６１）が引っ張り
    タブ（２１、２２、４１、４２）の間でフラップ（２
    ０、４０、６０）に沿って伸び且つ接着され、前側パネ
    ル（１４、３４、６５）と第２縁に近い所で係合し、 第２縁に近い所で前側パネル（１４、３４、６５）にフ
    ラップ（２０、４０、６０）をシールし、フラップを引
    き裂いて前側パネル（１４、３４、６５）に拘束されな
    いようにすることを特徴とする物品用容器形成ブラン
    ク。
  2. 【請求項２】 フラップ（６０）が、パネルを離隔させ
    るために前側パネル（６５）の第２縁に形成された第２
    フラップ（６６）に結合していることを特徴とする請求
    項１記載のブランク。
  3. 【請求項３】 接着剤細片（２５、４５、６１）がフラ
    ップと前側パネルに対し充分な接着力を有し、フラップ
    （２０、４０、６０）の端と接着剤（２５、４５、６
    １）を後側へ引っぱったとき、フラップが容易に開いて
    パネルの内側面に近づくことができることを特徴とする
    請求項１または２に記載のブランク。
  4. 【請求項４】 接着剤（２５、４５）を覆ってその端を
    越えて伸びる取り外し可能なライナ（２７、４７）を接
    着剤（２５、４５）が有することを特徴とする請求項１
    または２に記載の物品用容器形成ブランク。
  5. 【請求項５】 シート部材が単一の繊維ボードであるこ
    とを特徴とする請求項１〜３のいずれかに記載のブラン
    ク。
  6. 【請求項６】 接着剤（２５、４５、６１）が、フラッ
    プの連続的引き裂きを容易に行えるようにするために、
    連続的細片によって補強されていることを特徴とする請
    求項１、３または４に記載のブランク。
  7. 【請求項７】 請求項１〜３のいずれかに記載のブラン
    クで形成され、タブ（１６、３６）がスコアラインによ
    って後側パネル（１３、３３）に結合され、前側パネル
    （１４、３４）の側部に折り込まれて、容器の側部を形
    成することを特徴とする容器。
  8. 【請求項８】 請求項１または７に記載のブランクで形
    成され、フラップ（２０、４０）に固着した接着剤の細
    片がフラップ（２０、４０）上に位置決めされ、該容器
    のシールのために、前側パネル（１４、３４）に切り込
    みで形成されたタブ（２８、２９、４８、４９）の間の
    第２縁に近い所で前側パネル（１４、３４）の外側面に
    係合し、タブと接着剤を接着剤のところで引っ張ったと
    きにパネルとフラップを引き裂けるように、タブ（２
    １、２２、４１、４２）と対応のタブ（２８、２９、４
    １、４２）を掴んで容易に開けられるようにした容器。
  9. 【請求項９】 繊維ボードが粘度被覆の白ライナボード
    であることを特徴とする請求項５に記載のブランク。
  10. 【請求項１０】 接着剤が感圧ホットメルト接着剤であ
    る請求項３、４または６に記載のブランク。
JP9126679A 1996-05-17 1997-05-16 容器用ブランクおよび開閉システムを有する容器 Pending JPH1053253A (ja)

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