JPH1053143A - エアバッグ装置付きステアリングホイール - Google Patents

エアバッグ装置付きステアリングホイール

Info

Publication number
JPH1053143A
JPH1053143A JP8211350A JP21135096A JPH1053143A JP H1053143 A JPH1053143 A JP H1053143A JP 8211350 A JP8211350 A JP 8211350A JP 21135096 A JP21135096 A JP 21135096A JP H1053143 A JPH1053143 A JP H1053143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
spoke
ring
airbag device
bending
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8211350A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3041475B2 (ja
Inventor
Norio Umemura
紀夫 梅村
Atsushi Nagata
篤 永田
Susumu Koyama
享 小山
Tsuneki Wakamatsu
恒樹 若松
Takashi Usukinu
隆 薄衣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP8211350A priority Critical patent/JP3041475B2/ja
Priority to US08/905,970 priority patent/US5871234A/en
Publication of JPH1053143A publication Critical patent/JPH1053143A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3041475B2 publication Critical patent/JP3041475B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/203Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in steering wheels or steering columns
    • B60R21/2035Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in steering wheels or steering columns using modules containing inflator, bag and cover attachable to the steering wheel as a complete sub-unit
    • B60R21/2037Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in steering wheels or steering columns using modules containing inflator, bag and cover attachable to the steering wheel as a complete sub-unit the module or a major component thereof being yieldably mounted, e.g. for actuating the horn switch or for protecting the driver in a non-deployment situation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q5/00Arrangement or adaptation of acoustic signal devices
    • B60Q5/001Switches therefor
    • B60Q5/003Switches therefor mounted on the steering wheel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/04Hand wheels
    • B62D1/11Hand wheels incorporating energy-absorbing arrangements, e.g. by being yieldable or collapsible
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20576Elements
    • Y10T74/20732Handles
    • Y10T74/20834Hand wheels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Steering Controls (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リング部の後部側に前方へ衝撃力が作用して
も、後スポーク部の芯金の変形ストロークを大きくし
て、その衝撃力のエネルギーを十分吸収することができ
るエアバッグ装置付きステアリングホイールを提供する
こと。 【解決手段】 エアバッグ装置28は、各スポーク部芯
金5・8に取付固定されて配置される。各前スポーク部
芯金5におけるエアバッグ装置の取付部6よりリング部
芯金3側の位置に、ねじり変形可能なねじり変形部位7
が形成される。後スポーク部芯金8におけるエアバッグ
装置の取付部9よりボス部芯金4側に、曲げ変形可能な
第1曲げ変形部位11が形成される。後スポーク部芯金
8におけるコラムカバー及びエアバッグ装置の取付部9
よりリング部芯金3側に、曲げ変形可能な第2曲げ変形
部位12が形成され、第2曲げ変形部位12より第1曲
げ変形部位11が曲げ剛性を低くしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に装着され
て、エアバッグ装置を取り付けて構成されるステアリン
グホイールに関し、詳しくは、リング部の後部側に前方
側へ衝撃力が作用した際、吸収量を多くしてその衝撃エ
ネルギーを吸収することができるエアバッグ装置付きス
テアリングホイールに関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来、エアバッグ装置付きス
テアリングホイールにおいて、リング部の後部側に衝撃
力が作用した際、その衝撃力のエネルギーを吸収するも
のとして、特開平4−278861号公報に記載された
ものが知られている。
【0003】上記公報記載のステアリングホイールで
は、後部側のスポーク部の芯金にノッチ等を入れて、後
部側のスポーク部を衝撃力の作用時に塑性変形させるも
のであった。
【0004】しかし、上記公報のステアリングホイール
では、スポーク部に設けられる変形部位が、後部側のス
ポーク部の1箇所にしか形成されていなかった。
【0005】そのため、ノッチ等を設けたスポーク部の
芯金が変形し、そのスポーク部の部位がステアリングホ
イールの下方に配置されるコラムカバーと干渉すれば、
そのスポーク部芯金の変形が規制され、衝撃エネルギー
を十分吸収できない場合を生じさせていた。
【0006】本発明は、上述の課題を解決するものであ
り、リング部の後部側に前方へ衝撃力が作用しても、後
スポーク部の芯金の変形ストロークを大きくして、その
衝撃力のエネルギーを十分吸収することができるエアバ
ッグ装置付きステアリングホイールを提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るステアリン
グホイールは、円環状のリング部と、該リング部の中央
に配置されるボス部と、該ボス部と前記リング部とを連
結するスポーク部と、を備えて、前記ボス部の上部にエ
アバッグ装置が配置されるとともに、前記スポーク部
が、前部側の左右に配置される2本の前スポーク部と、
後部側に配置される後スポーク部と、を備えて、前記リ
ング部・ボス部・スポーク部に相互を連結した芯金が配
置され、前記ボス部の芯金にステアリングシャフトが接
続されて、コラムカバーの上方に配設されるエアバッグ
装置付きステアリングホイールであって、前記エアバッ
グ装置が、前記各スポーク部の芯金に取付固定されて配
置され、前記各前スポーク部の芯金における前記エアバ
ッグ装置の取付部位よりリング部の芯金側の位置に、ね
じり変形可能なねじり変形部位が形成され、前記後スポ
ーク部の芯金における前記エアバッグ装置の取付部位よ
り前記ボス部芯金側に、曲げ変形可能な第1曲げ変形部
位が形成され、前記後スポーク部の芯金における前記コ
ラムカバー及び前記エアバッグ装置の取付部位より前記
リング部の芯金側に、曲げ変形可能な第2曲げ変形部位
が形成され、前記第2曲げ変形部位より前記第1曲げ変
形部位が曲げ剛性を低くしていることを特徴とする。
【0008】
【発明の効果】本発明に係るステアリングホイールで
は、リング部の後部側に前方へ衝撃力が作用すると、各
前スポーク部の芯金のねじり変形部位がねじり変形しつ
つ、後スポーク部の芯金の第1曲げ変形部位が曲げ塑性
変形して、リング部の面が移動する。
【0009】この時の変形は、第1曲げ変形部位がエア
バッグ装置の取付部位よりボス部の芯金側に形成されて
いるため、各前スポーク部のねじり変形部位の変形に伴
って、リング部の面が移動する際、後スポーク部の芯金
におけるエアバッグ装置の取付部位も移動することか
ら、エアバッグ装置の上面側をリング部の面に追従する
ように移動させることができて、エアバッグ装置が不必
要にリング部の面から突出することを防止することがで
きる。
【0010】その後、後スポーク部がコラムカバーに干
渉しても、後スポーク部の芯金には、コラムカバーより
リング部の芯金側に、第2曲げ変形部位が配置されてお
り、この第2曲げ変形部位が曲げ塑性変形して、さら
に、リング部の面を移動させることができる。
【0011】したがって、本発明に係るステアリングホ
イールでは、リング部の後部側に前方へ衝撃力が作用し
ても、前スポーク部の芯金のねじり変形部位をねじり変
形させつつ、後スポーク部の芯金が、第1曲げ変形部位
と第2曲げ変形部位とを塑性変形させるように、二段階
で変形されることとなり、第2曲げ変形部位は、コラム
カバーと干渉せずに変形可能であるため、後スポーク部
の芯金の変形ストロークを大きくすることができ、リン
グ部後部側に作用する衝撃力のエネルギーを十分吸収す
ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0013】実施形態のステアリングホイール1は、図
1に示すように、円環状のリング部Rと、リング部Rの
中央に配置されるボス部Bと、ボス部Bとリング部Rと
を連結するスポーク部Sと、を備えて構成されている。
そして、ボス部Bの上部にエアバッグ装置28が配置さ
れるとともに、スポーク部Sが、前部側の左右に配置さ
れる2本の前スポーク部Sfと、後部側に配置される2
本の後スポーク部Sbと、を備えて、リング部R・ボス
部B・スポーク部Sに相互を連結した芯金2が配置され
て構成されている。
【0014】芯金2は、リング部Rの部位に配置される
鋼管からなるリング部芯金3と、ボス部Bの部位に配置
されるボス部芯金4と、前スポーク部Sfの部位に配置
される前スポーク部芯金5と、後スポーク部Sbの部位
に配置される後スポーク部芯金8と、から構成されてい
る。ボス部芯金4は、図5に示すように、図示しないス
テアリングシャフトと接続される鋼製のボス4aを備
え、ボス4aをくるんだ被覆部4bと各スポーク部芯金
5・8とがアルミニウム合金等からダイカスト鋳造され
て形成されており、各スポーク部芯金5・8のリング部
芯金3側の端部は、リング部芯金3をくるんで鋳造され
ている。
【0015】そして、実施形態のステアリングホイール
1では、図1・3〜5に示すように、各スポーク部芯金
5・8におけるボス部Bとリング部Rとの間の略中間地
点に、ボス4の軸方向と直交するように上面を平坦とし
た取付部6・9が形成され、各取付部6・9には、後述
する鍔付ボルト23を螺合させる取付孔6a・9aが形
成されている。なお、各取付部6・9は、ホーンスイッ
チ機構17を介在させて、エアバッグ装置28を取付固
定する部位となる。
【0016】前方側の各スポーク部芯金5における取付
部6よりリング部芯金3側の部位には、ねじり変形が可
能なように、ねじり変形部位7が形成されている。実施
形態の場合、ねじり変形部位7は、上面側をボス4aの
軸方向O−Oと略直交させるような平板状として、幅方
向の両縁下面にリブ5aを配置しないようにして、形成
されている。なお、リブ5aは、図1・3・4に示すよ
うに、芯金5の剛性を高めるために、ねじり変形部位7
を除いて配置されている。
【0017】後方側の各スポーク部芯金8には、ボス部
芯金4側に、曲げ変形可能な第1曲げ変形部位11が形
成され、リング部芯金3側に、曲げ変形可能な第2曲げ
変形部位12が形成されている。
【0018】第1曲げ変形部位11は、エアバッグ装置
28の取付部9よりボス部芯金4側に配置され、実施形
態の場合、ボス4aの周囲の被覆部4bから上方へ延び
てボス4aの軸方向O−Oと直交するように曲がる屈曲
部位に配置されている。
【0019】第2曲げ変形部位12は、図示しないステ
アリングシャフトの周囲を覆うコラムカバーC及びエア
バッグ装置28の取付部9よりリング部芯金3側に配置
されて、取付部9の外側で斜め上方に屈曲する部位に配
置されている。
【0020】各曲げ変形部位11・12は、後スポーク
部芯金8の両縁で下方へ延びるリブ8aを形成しないよ
うにして、曲げ変形が可能となるように構成されてい
る。そして、第1曲げ変形部位11が、第2曲げ変形部
位12より曲げ剛性を低くするように、幅方向の寸法を
狭め、かつ、応力集中が生じ易いように、急激に曲げら
れている。
【0021】そして、実施形態のステアリングホイール
1では、芯金2のリング部芯金3とリング部芯金3側の
スポーク部芯金5・8に、合成樹脂製の被覆層14が被
覆されている。なお、15は、ステアリングホイール1
のボス部B付近の下方を覆うロアカバーである。
【0022】エアバッグ装置28は、図2・3に示すよ
うに、折り畳んで収納される袋状のエアバッグ29と、
エアバッグ29に膨張用のガスを供給するインフレータ
ー31と、折り畳まれたエアバッグ29を覆うパッド3
2と、エアバッグ29・インフレーター31・パッド3
2を保持するバッグホルダ33と、を備えて構成されて
いる。バッグホルダ33によるエアバッグ29やインフ
レーター31の保持は、エアバッグ29内に配置させた
円環状のリテーナ30に下方へ突出する図示しない複数
のボルトが配設されており、これらのボルトをエアバッ
グ29・バッグホルダ33・インフレーター31のフラ
ンジ部31aを挿通させてナット止めすることにより、
行なっている。また、バッグホルダ33によるパッド3
2の保持は、パッド32の下方へ延びる側壁32aをバ
ッグホルダ33にリベット(図符号省略)止めして行な
っている。
【0023】そして、エアバッグ装置28は、ホーンス
イッチ機構17を介在させて、各スポーク部芯金5・8
に取り付けられるように構成され、実施形態の場合、バ
ッグホルダ33の左右にはホーンスイッチ機構17と接
続させるためのナット34が固着されている。
【0024】ホーンスイッチ機構17は、パッド32の
左右両側の下方にそれぞれ配置されて、前後方向に配置
される板金製の固定プレート18と、固定プレート18
の上方で固定プレート18と対向して配置される板金製
の可動プレート24と、プレート18・24間に配置さ
れる2つのコイルばね19と、可動プレート24の固定
プレート18からの離隔距離を規制する2本の鍔付ボル
ト23と、を備えて構成されている。
【0025】そして、各可動プレート24の外側に、斜
め上方に延びる取付片部24bが配設され、取付片部2
4bを経て、バッグホルダ33のナット34にボルト2
6を螺合させることにより、エアバッグ装置28が、各
スポーク部芯金5・8に取付固定されている。
【0026】なお、18a・24aは、各プレート18
・24に設けられた接点であり、可動プレート24側が
ホーンスイッチ回路の正極側に導通され、固定プレート
18側が芯金5・8を経てホーンスイッチ回路の負極側
に導通することとなる。また、20・21は、鍔付ボル
ト23と可動プレート24とを絶縁する円環状の絶縁ス
ペーサであり、22は、可動プレート24と鍔付ボルト
23との干渉音を防止する円環状のクッションである。
【0027】実施形態のステアリングホイール1の組み
立てを簡単に説明すると、エアバッグ装置28を予め組
み立てておくとともに、被覆層14を形成した芯金2に
対して、ロアカバー15を取り付けておき、各スポーク
部芯金5・8の取付部6・9にホーンスイッチ機構17
をボルト23止めしておく。
【0028】そして、芯金2のボス4aを車両の図示し
ないステアリングシャフトに接続し、エアバッグ装置2
8における左右のナット34の周縁部位を各ホーンスイ
ッチ機構17の取付片部24bに当てて、取付片部24
bを介在させて各ナット34にボルト26を螺合させれ
ば、ステアリングホイール1を組み立てることができる
とともに、ステアリングホイール1を車両に装着するこ
とができる。
【0029】なお、ステアリングホイール1が車両に装
着された際には、ボス4aの軸方向O−Oは、水平方向
からの角度θ(図5参照)を約30°とするように、配
置されることとなる。
【0030】実施形態のステアリングホイール1では、
車両への装着後、リング部後部Rb(図1・5参照)側
に前方へ衝撃力Fが作用すると、まず、各前スポーク部
芯金5のねじり変形部位7がねじり変形しつつ、図6に
示すように、後スポーク部芯金8の第1曲げ変形部位1
1が角度αを狭めるように曲げ塑性変形し、ねじり変形
部位7付近を移動の中心として、リング部面Pが移動す
る。
【0031】この時の変形は、第1曲げ変形部位11が
エアバッグ装置28の取付部6よりボス部芯金4側に形
成されているため、各前スポーク部芯金5のねじり変形
部位7の変形に伴って、リング部面Pが移動する際、後
スポーク部芯金8におけるエアバッグ装置28の取付部
9も移動することから、エアバッグ装置28のパッド3
2の上面側をリング部面Pに追従するように移動させる
ことができて、エアバッグ装置28を不必要にリング部
面Pから突出させることを防止できる。
【0032】その後、後スポーク部Sb(後スポーク部
芯金8)がコラムカバーCに干渉しても、図7に示すよ
うに、後スポーク部芯金8には、コラムカバーCよりリ
ング部芯金3側に、第2曲げ変形部位12が配置されて
おり、この第2曲げ変形部位12が角度βを狭めるよう
に曲げ塑性変形して、さらに、ねじり変形部位7付近を
移動の中心として、リング部面Pが移動する。
【0033】したがって、実施形態のステアリングホイ
ール1では、リング部後部Rb側に前方へ衝撃力Fが作
用しても、前スポーク部芯金5のねじり変形部位7をね
じり変形させつつ、後スポーク部芯金8が、第1曲げ変
形部位11と第2曲げ変形部位12とを塑性変形させる
ように、二段階で変形されることとなり、第2曲げ変形
部位12は、コラムカバーCと干渉せずに変形可能であ
るため、後スポーク部芯金8の変形ストロークを大きく
することができ、リング部後部Rb側に作用する衝撃力
Fのエネルギーを十分吸収することができる。
【0034】なお、実施形態では、後部のスポーク部S
bを2本配置させた場合を示したが、後部のスポーク部
Sbが1本となる3本スポークのステアリングホイール
に本願発明を応用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のステアリングホイールの
概略平面図である。
【図2】同実施形態の断面図であり、図1のII−II部位
を示す。
【図3】同実施形態の断面図であり、図1のIII −III
部位を示す。
【図4】同実施形態の芯金の断面図であり、図1のIV−
IV部位を示す。
【図5】同実施形態の芯金の断面図であり、図1のV−
V部位を示す。
【図6】同実施形態の芯金の変形態様を示す断面図であ
る。
【図7】同実施形態の芯金の変形態様を示す断面図であ
り、図6に示した後の状態を示す。
【符号の説明】
1…ステアリングホイール、 2…芯金、 3…リング部芯金、 4…ボス部芯金、 5・8…スポーク部芯金、 6・9…取付部、 7…ねじり変形部位、 11…第1曲げ変形部位、 12…第2曲げ変形部位、 28…エアバッグ装置、 R…リング部、 Rb…リング部後部、 B…ボス部、 Sf…前スポーク部、 Sb…後スポーク部、 F…衝撃力。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永田 篤 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 小山 享 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 若松 恒樹 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 薄衣 隆 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円環状のリング部と、該リング部の中央
    に配置されるボス部と、該ボス部と前記リング部とを連
    結するスポーク部と、を備えて、前記ボス部の上部にエ
    アバッグ装置が配置されるとともに、前記スポーク部
    が、前部側の左右に配置される2本の前スポーク部と、
    後部側に配置される後スポーク部と、を備えて、前記リ
    ング部・ボス部・スポーク部に相互を連結した芯金が配
    置され、 前記ボス部の芯金にステアリングシャフトが接続され
    て、コラムカバーの上方に配設されるエアバッグ装置付
    きステアリングホイールであって、 前記エアバッグ装置が、前記各スポーク部の芯金に取付
    固定されて配置され、 前記各前スポーク部の芯金における前記エアバッグ装置
    の取付部位よりリング部の芯金側の位置に、ねじり変形
    可能なねじり変形部位が形成され、 前記後スポーク部の芯金における前記エアバッグ装置の
    取付部位より前記ボス部芯金側に、曲げ変形可能な第1
    曲げ変形部位が形成され、 前記後スポーク部の芯金における前記コラムカバー及び
    前記エアバッグ装置の取付部位より前記リング部の芯金
    側に、曲げ変形可能な第2曲げ変形部位が形成され、 前記第2曲げ変形部位より前記第1曲げ変形部位が曲げ
    剛性を低くしていることを特徴とするエアバッグ装置付
    きステアリングホイール。
JP8211350A 1996-08-09 1996-08-09 エアバッグ装置付きステアリングホイール Expired - Fee Related JP3041475B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8211350A JP3041475B2 (ja) 1996-08-09 1996-08-09 エアバッグ装置付きステアリングホイール
US08/905,970 US5871234A (en) 1996-08-09 1997-08-05 Steering wheel with air bag unit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8211350A JP3041475B2 (ja) 1996-08-09 1996-08-09 エアバッグ装置付きステアリングホイール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1053143A true JPH1053143A (ja) 1998-02-24
JP3041475B2 JP3041475B2 (ja) 2000-05-15

Family

ID=16604521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8211350A Expired - Fee Related JP3041475B2 (ja) 1996-08-09 1996-08-09 エアバッグ装置付きステアリングホイール

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5871234A (ja)
JP (1) JP3041475B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000118418A (ja) * 1998-10-12 2000-04-25 Mazda Motor Corp 自動車のステアリング支持構造
EP0965490A3 (de) * 1998-06-19 2003-08-27 TRW Automotive Safety Systems GmbH & Co. KG Vorrichtung zur Betätigung einer Kontakteinrichtung
JP2010095161A (ja) * 2008-10-17 2010-04-30 Onkyo Corp 車両用スピーカーシステム
JP2013209008A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Toyoda Gosei Co Ltd エアバッグ装置を備えたステアリングホイール
JP2014065432A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Nippon Plast Co Ltd ハンドル

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6079737A (en) * 1997-01-16 2000-06-27 Toyoda Gosei Co., Ltd. Steering wheel and horn switch assembly for the steering wheel
DE19747665C2 (de) * 1997-10-29 2000-05-18 Mannesmann Vdo Ag Lenkrad mit einem Lenkradtopf
JP3994830B2 (ja) * 2002-09-04 2007-10-24 豊田合成株式会社 ステアリングホイール
US7353588B2 (en) * 2003-06-20 2008-04-08 General Electric Company Installation tool for assembling a rotor blade of a gas turbine engine fan assembly
DE102004022635B4 (de) * 2004-05-07 2006-03-30 Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag Lenkrad für ein Kraftfahrzeug
ES2301339B1 (es) * 2006-03-13 2009-05-01 Dalphi Metal España S.A. Volante de automovil con claxon flotante.
JP5836685B2 (ja) * 2011-07-27 2015-12-24 タカタ株式会社 ステアリングホイール
DE102013002557A1 (de) * 2013-02-15 2014-08-21 Autoliv Development Ab Vorrichtung zur Dämpfung von Schwingungen eines Airbags oder einer Airbageinrichtung
US11718257B2 (en) 2016-12-15 2023-08-08 Zf Passive Safety Systems Us Inc Coupling device for mounting an airbag module to be oscillating on a vehicle steering wheel
DE102016124530A1 (de) 2016-12-15 2018-06-21 Trw Automotive Safety Systems Gmbh Kopplungsvorrichtung zur schwingfähigen Befestigung eines Gassackmoduls an einem Fahrzeuglenkrad
KR20200057270A (ko) * 2018-11-16 2020-05-26 현대자동차주식회사 차량용 스티어링휠

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2558911Y2 (ja) * 1991-02-14 1998-01-14 株式会社東海理化電機製作所 ステアリングホイール
US5356178A (en) * 1992-04-20 1994-10-18 Ryusaku Numata Energy absorbing steering wheel
JP3326848B2 (ja) * 1993-03-02 2002-09-24 豊田合成株式会社 ステアリングホイールの芯金構造
US5490435A (en) * 1994-08-25 1996-02-13 Chrysler Corporation Energy absorbing steering wheel

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0965490A3 (de) * 1998-06-19 2003-08-27 TRW Automotive Safety Systems GmbH & Co. KG Vorrichtung zur Betätigung einer Kontakteinrichtung
JP2000118418A (ja) * 1998-10-12 2000-04-25 Mazda Motor Corp 自動車のステアリング支持構造
JP2010095161A (ja) * 2008-10-17 2010-04-30 Onkyo Corp 車両用スピーカーシステム
JP2013209008A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Toyoda Gosei Co Ltd エアバッグ装置を備えたステアリングホイール
JP2014065432A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Nippon Plast Co Ltd ハンドル

Also Published As

Publication number Publication date
US5871234A (en) 1999-02-16
JP3041475B2 (ja) 2000-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3041475B2 (ja) エアバッグ装置付きステアリングホイール
US6079737A (en) Steering wheel and horn switch assembly for the steering wheel
JPH061196A (ja) エアバッグ装置を備えたステアリングホイール
JPH09226602A (ja) ステアリングホイール
US6073514A (en) Steering wheel
JP3572697B2 (ja) エアバッグ装置を備えたステアリングホイール
JP3209128B2 (ja) エアバッグ装置付きステアリングホイール
JP3291547B2 (ja) 自動車のステヤリングカラム
JPH0434136Y2 (ja)
US6126193A (en) Steering wheel
JP2004243984A (ja) フロント・アンダーラン・プロテクタ
JPH0698916B2 (ja) バツクアツププレ−トの取付構造
JP4023177B2 (ja) ホーンスイッチ機構付きステアリングホイール
JP2760201B2 (ja) ステアリングホイール
JPS6030129Y2 (ja) 衝撃エネルギ−吸収ステアリングホイ−ル
JP2001106091A (ja) ステアリングホィール
JP4305305B2 (ja) ステアリングホイール
JP3188829B2 (ja) ステアリングホイール
KR100491907B1 (ko) 조향핸들의 코어
JP2897061B2 (ja) 車両用ステアリングホイール
JP2023109042A (ja) ハンドルの芯金
JPH05116581A (ja) エアバツグ装置を備えたステアリングホイール
JP2015000677A (ja) ステアリングホイール
JP2021046011A (ja) ハンドル及びその芯金
JPH11198818A (ja) ステアリングホイール

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000201

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080310

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090310

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100310

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100310

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110310

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120310

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120310

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130310

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140310

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees